2018年1月〜2月


2018-02-28.

『りゅうおうのおしごと!』、崩し始めたときは「7冊も積んでるし、たっぷり楽しめるぜ!」と思っていたのにあっという間に4冊読み切って「もう残り半分も過ぎた……だと……?」って愕然とした焼津です、こんばんは。

 どんなに時間を掛けて溜めた積読であっても、面白ければ面白いほど崩すときは一瞬のまたたきに感じられる……いつ味わってもこの残酷な衝撃には慣れない。と、そんな戯言はともかく素晴らしい出来ですね。今更だけどこれ、白鳥士郎の最高傑作になるのでは? 評判が良いということでバッチリ身構えていた3巻もガードを弾き飛ばすような熱さでブッ込んでくれた。あの2行で号泣してしまった読者もいるのではないだろうか。将棋繋がりで『風果つる街』読み返したくなった。アニメの方はまだ観ていませんが、「○○や××が削られている」という話を小耳に挟んで「そりゃ原作ファンには不評だろうな」と早くも納得していたり。「アニメはダイジェスト」と割り切って楽しむべきかしら? ちなみに私の好きなキャラは供御飯万智。あの口調が癖になってたまらんでおざるなぁ。

なろう原作ラノベ「私、能力は平均値でって言ったよね!」のアニメ化が決定!(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 あっ、亜方逸樹のイラストに釣られて買ったけど全巻積んだままのシリーズだ! 例によって異世界転生モノですが冒頭しか読んでないので内容の解説はしません。版元は「アース・スター エンターテイメント」、漫画だと『てーきゅう』『ヤマノススメ』で知られる……というか知られていないというか……ぶっちゃけマイナーな出版社です。2014年12月から「小説家になろう」の人気作を書籍化するソフトカバーの文芸書レーベル「アーススター・ノベル」を立ち上げましたが、開始から3年以上が経過した今、果たしてどの程度存在を認知されているのやら。アニメ化が決まったのも平均値が初めてだしな。『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』は個人的に好きなシリーズだけど、積極的にオススメしたい作品かと言われると「う〜ん」だし、「アニメ化する可能性ある?」って訊かれたら「皆無ですわ」と答えます。即死チートがアニメ化するんなら『ウォルテニア戦記』『呼び出された殺戮者』だってアニメ化しますよ。同じクールで放送されたら高遠夜霧と御子柴亮真と遠野一二三の話題がツイッターとかで入り乱れるんだろうな……控え目に申しても末世だ。話をアーススター・ノベルに戻すと『人狼への転生、魔王の副官』あたりは癖がなくて比較的オススメです。異世界転生モノに抵抗がなくて、主人公がほどほどに活躍するファンタジーを読みたい、って人にはうってつけ。

【開催中】「1200万DL突破キャンペーン」開催!

 えぇ……マジでキアラさんが1200万DL突破に対するお祝いのメッセージを……言ってねえ! この人、ただバナーにいるだけでお祝いの言葉とか全然口にしていない! リリース○00日突破キャンペーンのときみたいにマシュが代理でお祝いを述べてやがるぞ。「ホンマにこれでええんか」って思うような光景だな。

 というわけでまさかの殺生院キアラ復刻ピックアップ&強化クエスト実装です。宝具強化ではなく敵単体のArts耐性ダウン。特筆すべきはCT(チャージタイム)の減少ですね。強化前は9ターンだったスキル「千里眼(獣)」のCTが8ターンに短縮されています。スキルマすると6ターンでNPチャージ50%を回すことができる。術玉藻と組み合わせたら複数サーヴァント戦で大暴れしそうな性能になりました。私も詳しく知らないんですが、強化クエストでCTが短縮されたのは今回が初めてらしい。ということは、「効果は有能だけどCT長すぎ」な他のスキルたちも今後は見直される見込みが出てきた……? 強化クエストは明日以降、騎→術→槍→殺→騎→☆5(クラス不明)の順で予定されています。☆5の?はピックアップと関係ないサプライズ強化の模様。しかし、アルターエゴ枠はキアラだったか……メルトの強化が来なくて残念だったような、「うむうむ、今でも充分強いしな」と納得できるような。

 「キアラ? 興味ねーよ」とお知らせを読み飛ばしそうになった人もちょっと待ってほしい。今回はキアラと一緒にいくつかの☆4サーヴァントのピックアップも予定されています。スト限でなかなか手に入りにくいエミヤ・オルタや☆4全体剣としては上位に食い込む強さの鈴鹿御前、そして何より期間限定の☆4アルターエゴ「パッションリップ」……! ようやくの復刻です。去年はメルトの召喚で力尽きてリップを引けなかった私も気合を入れて臨んだ……はいいんですが、高レア礼装が次々と来る代わりに高レアサーヴァントが全然出ない苦しい流れに。遂に迎えたラスト10連の場面、このまま行くか撤退するかしばし悩んだ末、撤退を選択。「やっぱりニトちゃん欲しいから、最後の10連はファオラピックアップ回そう!」と河岸を変えたところ、金術からのオケキャスであんぐりと開いた口にキュケオーンを突っ込まれました。確かに実装以降ずっと欲しかった☆4キャスターですが、よりによってこのタイミングですり抜け……! 嬉しいのに素直に喜べない複雑な心境に陥った直後、ピックアップが正常に作動してファラオはちゃんと微笑んでくれましたよ。こっちの方ですが。なんでこう、ガチャ日記をやめた途端に面白い挙動し始めるんだ、このゲーム……リップの方はマナプリ交換の呼符とログボの呼符を使って引き続き狙うことにします。

 特別ログボは金種火やフォウくん、林檎、呼符などを各10枚ずつ。ありがたいけど「いつもの」って感じで特にコメントが思い浮かばない。ログボと言えば3月の交換素材は「禁断の頁」「英雄の証」「世界樹の種」の3択だそうな。カエサル育てたいし、証を取っておこうかしら。霊衣専用ボイスはまだ確認していないので冬木周回の傍ら聞いてみることにします。未所持のうちメイヴはサポで貸してくれるフレの心当たりがいくつかありますけど、パールヴァティーは誰かいたっけかな……そもそも最後にパールヴァティー借りたのがいつなのか思い出せないくらいなので、ボイスが変更になっていても違いがわからない可能性ありますね。メインクエスト消費AP半減は私にゃもう関係ないことだけど、これをやるってことは第2部の開始が近いって予兆? 来週の7日あたりにCBC2018開催だろうから、早くとも3月下旬からかな。何にせよ向こう2、3週間は大きなイベントもなさそうなのでのんびりやって行きます。強化クエストで強化される奴、手持ちの鯖がいるといいなぁ。

・拍手レス。

 >Gハンター・フォルクス あ、それです、それです。雑に言っちゃうと、流派の後継者の座めぐって果たし合いするんですが、お互いゴブリンじゃ無いんで対ゴブリン用の技打ち合っても、相手にダメージ入らないという泥仕合を描いた作品です。まあ言ってしまえば屠竜の技なんですがゴブリンスレイヤーの世界なら活躍出来るんだろうか。
 果たし合いじゃなくてゴブリンの討伐数で勝負しろよ……と言いたくなる展開ですね。あと最近は『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』が人気らしく、ひょっとしたらゴブスレに対抗して「スライムスレイヤー」の流れが来るかもしれません。


2018-02-25.

『嘘喰い』の最終巻を読了した焼津です、こんばんは。

 アア、オワッタ・・・・・・・・! ギャンブル漫画でありバトル漫画でもある『嘘喰い』、連載開始から12年の時を掛けて遂に完結です。単行本は全部で49巻、改めて振り返ると「えっ? そんなに?」という量である。私はもちろん単行本派で、読み始めたのは「廃坑のテロリスト編」あたりからだった。確か5巻が最新刊の頃だったような……記録をチェックすると、2007年9月に1巻から5巻までまとめ買いしている。たぶん帯に書かれていた荒木飛呂彦の推薦文がキッカケで手に取ったんだと思う。それから10年半、ずーっと追い続けてきたワケダ。

 『嘘喰い』はどんどんストーリーやゲーム内容が複雑化していくせいでまとめて一気に読まないと何が何だかわからなくなってしまう難点があったし、ファラリス以降はゲームそのものにあまり魅力を感じず低調なムードが否めなかったが、「エア・ポーカー」であっという間に息を吹き返してくれた。エア・ポーカー、最初は「何だかよくわからないな……?」と首を傾げていましたが、仕組みがわかってくると「あ、そういうことか……そこまでやるのっ!?」って衝撃を受けた。バトルパートはキョンホジョンリョと伽羅の一戦が気に入っています。超人的な連中が数多いる中でも、あそこは特に「別格」という雰囲気を醸し出せていた。

 キャラとして好きなのは迷宮(ラビリンス)編の箕輪勢一。マジ恋(『真剣で私に恋しなさい!』)に釈迦堂刑部という明らかに箕輪をモデルにしたキャラが出てくるせいで読み返した際に箕輪の声まで例のボイスで再生されてしまう状態に陥ってしまったが、別段支障はない。未読の方は「全49巻」というボリュームに怯んでしまうかもしれないが、いざ読み出すと「もう10巻か20巻は欲しいな」って気分になること請け合いです。いい終わり方をしているが、正直言ってこれでオシマイなんて寂しい。寂しさを埋めるためにも迫稔雄の新作早めに来てくれ、と祈るばかりだ。

【予告】「1200万DL突破キャンペーン」開催!

 時期的にはそろそろだろうな、と予想していました。らっきょイベが28日の昼に終わるので、それと入れ替わる形で同日夕方に開始かな。で、たぶん一週間後の3月7日くらいにCBC2018開催、と。

 1200万DL突破記念に合わせたピックアップサーヴァントは大きな「?」で隠されており、現時点では不明。「〜万DL突破キャンペーン」はFGOの場合だと300万DLのときから始まっている。最初の頃はギルガメッシュ金時ブリュンヒルデと新規の限定☆5サーヴァントを次々実装していましたが、600万以降はスカサハジャンヌ・オルタダ・ヴィンチイシュタルマーリン“山の翁”と「限定の復刻」が続いています。単に初期は限定の☆5がほとんどいなかったから新規追加せざるを得なかっただけかもしれません。この流れに沿って1200万DLの目玉も「限定の復刻」だろう、というのが大方の見解でした。候補としては既に1年以上ピックアップされていない「エドモン・ダンテス」、あるいは第2部でメインキャラになることがほぼ確実な「シャーロック・ホームズ」、この2騎が有力視されていた。しかし、「バナーの色もヒント」という情報でホームズの線はほぼ消えた。同時に第三の候補として「殺生院キアラ」が浮上することに……え? あの人がお祝いのメッセージ送ってくるの? マジで? あるいはまったく新規のサーヴァントとして「ヴァイオレット」や「キングプロテア」、「カズラドロップ」といったサクラファイブの残りメンバーが来る可能性や、「紫色の霊衣『モンテ・クリスト伯爵』を携えたエドモン」説も囁かれています。

 そして「強化クエスト第8弾」の到来も発表。アルターエゴ1騎、ライダー2騎、キャスター1騎、ランサー1騎、アサシン1騎、?1騎の計7騎。すべて金枠です。「?」はクラスこそ明かされていないものの、レアリティは☆5だと開示されている。ということは、ひょっとしてこれが目玉のピックアップか? なら新規の可能性は潰えるな。実装と同時に強化クエスト開始なんてあまりにもバカバカしい。ピックアップと無関係に「とある☆5サーヴァントをサプライズ強化したい」という思惑で伏せているパターンも考慮すると、完全に選択肢が消えたわけじゃありませんが……それはそれとして強化対象のサーヴァント、アルターエゴは誰なんでしょうね。メルトかな? 基本性能に不満はないけど「メルトウイルス」の使いにくさだけはどうにかしてほしい。あと欲を言うならクイックアップと強化解除は宝具のダメージ判定前に入るようにしてくれ。

 ライダーの2騎、片方はずっと強化を望む声が絶えなかったマリー? 強化よりモーション改修を望む声の方が大きい気もするけど。マルタ姐さんともども光弾組から卒業してほしい。もう片方の強化対象はメイドオルタだったら個人的に嬉しいな。うまくハマると宝具2連射も可能だったりするけど、癖のあるスキル構成だから慎重にカードを切らねばならず、騎ん時とかに比べて取り回しがちょっと難しい。キャスターは「不夜城のキャスター」かしら。ランサーは槍王? スキルに問題はないし、宝具強化程度かも。アサシンはステンノや「新宿のアサシン」、刑部姫あたりが望まれている印象。酒呑強化説も出ていますが、あの鬼は現状で充分強いような。あとはマスターミッションで貰える聖晶石が2個から3個に増えることと、霊衣専用ボイスの追加が予告されています。マスターミッション報酬、かつては2個どころか1個の時代があったんじゃよ……と古参ぶりたくなるが、真の古豪は「フレポが端数」(礼装「旅の始まり」によるフレンドポイントの加算は当初+1だった)という時代を知っている。及ぶべくもない。

 霊衣でボイスが変わるサーヴァントは「マシュ」「メイヴ」「ネロ(☆4)」「パールヴァティー」「アストルフォ」「ジャンヌ・オルタ」の6騎。うちに関係あるのはマシュとネロとアストルフォと邪ンヌか。アストルフォは「通常霊衣が恋しくなってきたな」と先日戻したばっかりだったが、また私服に着替えてもらおう。しかし、このタイミングで霊衣開放にテコ入れとなると、やはり目玉のピックアップは新霊衣開放クエストを伴ったエドモンの可能性が濃厚か……? だとしたらエドモン大好きなフレたちが荒ぶること間違いナシだな。レベル100フォウ2000エドモンはハッキリ言って暴力ですよね。

・拍手レス。

 私はゴブリンスレイヤーって見た時真っ先にスレイヤーズ思い出しました。短編の方に出てたんですよね対ゴブリンの剣術流派。まあ伝え聞く限りだとスレイヤーズのと違ってシリアスな内容みたいですが。
 ぐぐってみた感じだと『Gハンター・フォルクス』でしょうか。スレイヤーズ、短編シリーズはどこまで読んだかもう覚えていない……表紙に見覚えがあるのは『ミッション・ポシブル』までだから、このへんで脱落したのかも。

 やる夫スレについての造詣はあまりないようなので、紹介まとめとか置いておくのでよかったらどうぞ。
 「初心者にオススメの作品」https://yaruoguide.com/questionnaire/beginner.php
 「2017年のオススメ作品」https://yaruoguide.com/questionnaire/reco2017.php
 個人的な最近のイチオシ「レベルを上げるスレ」http://yaruonichijou.blog.fc2.com/blog-entry-21006.html
 個人的イチオシのDies2次「やる夫は歪秤世界に落ちるようです」http://articuno773.blog.fc2.com/blog-entry-5117.html
 聖杯戦争ものその1。「Fate/Bad Liar 〜やる夫と大嘘憑きの夜〜」http://yarupon.blog134.fc2.com/blog-entry-14503.html
 その2。「できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです」http://yarupon.blog134.fc2.com/blog-entry-6900.html
 その3。「男爵氏の小聖杯&中聖杯シリーズ」http://yaruplus.blog.fc2.com/blog-entry-1915.html
 その4&5。「◆gKNcHiCsig氏と◆R2EPbWDdJg氏の聖杯戦争シリーズ」http://yaruout.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

 やる夫スレ、一時期はちょこちょこ見てましたけど長らく未チェック状態ですね。たくさんご紹介いただきありがとうございます。


2018-02-22.

『ゴブリンスレイヤー』の2018年TVアニメ化が決定 シリーズ累計150万部も突破(ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン)

 キービジュをチラッと見て「強化外骨格ヒーローの新作アニメでもやるのかな?」と思ったらゴブスレだった。積んでるから内容は全然知らないけど累計150万部も売れていたのか、あのシリーズ……2014年頃2chのやる夫スレに投下されたAA作品が元になっていて云々といった来歴はぐぐれば出てくるだろうから割愛します。結構エグい内容だとも聞くけど、映像化は大丈夫なんだろうか? 原作発行のレーベルはGA文庫、今期のアニメだと『りゅうおうのおしごと!』も同じところですね。少し前に『異世界テニス無双』を巡る騒動があったりもしましたけど、なんだかんだでライトノベル系の文庫レーベルとしてはかなりの存在感を誇るところになってきました。「電撃に次ぐ業界2位」の座をMF文庫Jと争う段階に入りつつある印象。

 余談だが私は「ゴブリンスレイヤー」の語を見るたびに『天空の扉』という漫画を連想する。見た目は魔法少女アニメに出てくるマスコットみたいな可愛さのゴブリンたちが、「ネズミどころではない繁殖力と暴食力を持ったヤバい害獣」と認識されていて、やたらと惨殺されるシーンが入る。本筋とあまり関係のない場面でもコマの端で無惨な死を遂げていたり。ゴブスレのゴブリンは普通に醜悪な見た目のようだけど、パロディ系のスピンオフとかでゆるキャラみたいな容姿にされたら……と想像して『天空の扉』へと行き着く。「スレイヤー」繋がりで忍殺とのコラボもありえるかもしれない。ともあれアニメ放送までに最低1巻は崩しておきたいものだ。

バカテス作者原作の漫画「ぐらんぶる」に重大発表あり! アニメ化されそう(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 『ぐらんぶる』はアニメよりも実写向きな気がする……けど、「TVアニメ化→実写映画化」ってパターンかな、と勝手に想像していたり。一応ダイビングをテーマにした漫画ですが、ダイビング描写がそんなに多くないので「ダイビング漫画」と分類することは躊躇われる。基本的に「バカな大学生たちがひたすらバカな真似をやりまくる」、ちょっと懐かしいノリの作品です。野郎の裸が頻出することに辟易されるかもしれませんが、可愛い女の子もたくさんいるよ! 「ダイビングの楽しさ」を伝えてイイ話っぽくまとめている回もあるが、入学したばかりの主人公たちが飲酒・泥酔する描写も山ほど盛り込まれているので感動要素は概ね台無しとなっている。この「未成年飲酒」が映像化するうえでもっとも懸念されている要素の一つです。飲酒シーンをカットすると、ほとんどアニメオリジナルのストーリーにしなきゃいけなくなるし……「※未成年の飲酒は法律で禁じられています」というテロップを流しながら放送するのか? いっそ主人公たちを浪人生にして「登場キャラクターはすべて20歳以上です」と言い張る、なんていう抜け道もなくはないが。あとは『あまんちゅ!』とのコラボがあるかどうかも気になるところだ。

・らっきょイベで危惧された不意打ちのピックアップ第2弾が来なくてホッとしたのも束の間、「ファラオピックアップ回したい……」という欲望に取りつかれて往生するの巻。

 やっぱり欲しいですよ、ニトちゃん。可愛いし便利だし。1カルデアに1騎は常備したい子。夏の復刻水着ピックアップが来たら殺ニトちゃん目当てでリベンジするつもりだから、それまでに術ニトちゃんの方も加入させておきたい。来月あたり1200万DL記念ピックアップとホワイトデーのCBC2018(およびCBC2017復刻)が来ると思うけど、このへんは回す予定ないし……今後はイベ礼装が排出されるピックアップを重点的に回していく方針です。「ならファラオピックアップもスルーすべきでは?」って話なんですが、やっぱり欲しいですよ、ニトちゃん(話題ループ現象)。ふじのんで石の大半を費消したから節約しといた方がいい、と理性ではわかっています。だがしかし、うーむ……しばらく悩むことになりそう。

 ふじのんと言えば、彼女の戦闘ボイスがなかなか好戦的で笑える。敵の数をカウントして「すこし、少なすぎるかもしれませんね」って言い出したりとか。「はい、捻り切ってしまいますね」という応答も戦いへの躊躇いを感じさせない。絆レベルが上がるとマイルームで保護者気取りな態度を取り始めるのも新鮮だ。ぐだ子はふじのんのことを「浅上さん」と呼んでいるみたいだけど、さん付けしたくなる気持ちも少しわかる。実装直後は「何の因果でサーヴァントと成り果てたのやら」って複雑な心境を抱いていましたが、思った以上にカルデアライフをエンジョイ&エキサイティングしてるみたいで和みました。

 聖杯転臨でレベル90になったふじのんは今夜開放された屋上のクエストでも大活躍してくれた。B2枚でバスター宝具だから当然のようにフレマーリンとの相性も良い。防御スキル「痛覚残留」は全体攻撃エネミー対策としてすこぶる有効であり、ダメージをほぼ0に抑えつつゆっくりNP溜められます。デメリットとして最大HPが減少するものの、英雄作成であっさりチャラにできる。巨大ゴースト戦と、CMのシチュエーションを再現した「月下美人」戦は危なげなくクリア。チャレンジクエストの専用NPCはふじのんだったので欠片孔明を添えたダブル歪曲の魔眼パーティにて攻略。いったい何本の橋が折れたことか。今回のチャレクエは「浅上藤乃体験クエストの続き」といった趣で、高難易度というよりはプレゼンみたいな内容でしたね。ふじのんは、こう使う!

 イベントの終わりにはエドモン(正体隠しているけど、バレバレなのでわざわざ伏せる意味もないかな、と)も登場。なるほど、この流れがあったからこそリアルタイム勢は監獄塔の到来に「おおっ!」となったんですね。私はらっきょコラボ抜きでいきなり監獄塔でしたから、なぜエドモンがそんなに待望されていたのかいまひとつピンと来なかった。監獄塔、是非また復刻してほしい。去年は戦力不足でチャレクエ突破できなかったけど、今ならイケる気がします。

・拍手レス。

 大暮維人は火魅子伝で知って漫画版も読んで嵌まって他の作品はあんまり肌に合わなかった感じです。絵柄は好きなんですけどね。漫画版火魅子伝は久谷が軍師じゃなくてヒーローやってる辺り小説と大分違うのが面白かったですね。日魅子が過去に来てたりその父親が蛇蝎だったりするのも驚いた。
 大暮維人は長編を手掛けると「やりたいことブチ込み過ぎ」で読者を置き去りにしてしまいがちですね。まだ大暮かどうかは判明していませんが、もしそうなら『火魅子伝』以来ということでほぼ20年ぶりのコミカライズ作品。久々に漫画版『火魅子伝』読み返したくなったけど、もう処分したのかしてないのかも思い出せない……古本屋で買い直すか。

 ふじのんおめでとうございます。そうか・・・飛べたのか・・・。昏睡幹也状態も心配していただけに何よりです。しかし燈子さんはエルメロイイベントが有ればまだワンチャン有りそうだけど鮮花はもう無理そうだなあ・・・。
 ありがとうございます。☆4フォウくんも投じたのでこのままレベル100を目指します。鮮花はもし実装されたら裁マルタと並べて一緒にエミネーをシバキ倒したいなー、と思うもののサーヴァント化はさすがに無理でしょうね。

 美遊どころか「あの」士郎が参戦しようもんなら財布の紐が決壊してまう…
 村正の実装も控えているのに美遊兄まで参戦しようものなら士郎ファンたちは海岸に打ち上げられた魚と化してしまう……。

 化物語の漫画化は驚きましたね。まさか今ごろになって漫画になるとは思ってませんでした。 しかし、化物語=シャフトのアニメというイメージが固まってますので、もし漫画の出来が良くなかったら「こんなの自分が好きな化物語じゃないよ!」と批判されるかもしれませんね。果たしてどうなるのか心配です。
 コミカライズとしては今更すぎるので、「原作読んでないしアニメも観ていない人」が新たなファン層として生まれる……棲み分けが進むような予感がします。原作ファンの中にもシャフトのアニメ版にまったく興味がない(否定するしない以前にどんなアニメになっているのかすら知らない)人とかいるわけですし。


2018-02-17.

西尾維新「化物語」のコミカライズをするのは誰だ?マンガ家当てキャンペーン(コミックナタリー)

 若干タッチを変えてる(渡辺明夫に寄せてる?)感じだけど大暮維人っぽいな……撫子のキャラデザが圓円にちょっと似ている、というごく一部にのみ通じるネタが遂に公式化してしまうのか? ちなみに私は『天上天下』の主人公を未だに雅孝って思い込んだままなので、メインヒロインは亜夜でも真夜でもなく圓円という認識です。

 現在も『バイオーグ・トリニティ』という連載作がありますけど、今の世代は「大暮維人」の名前を見てもピンと来ないかもしれませんね。てなわけで例によって解説。ペンネームは「おおぐれ・いと」と読みます。「Oh! Great」の当て字です。もともとは成年コミック作家、要するにエロ漫画家として出発したわけですが、90年代後半に“ウルトラジャンプ”で『天上天下』の連載を開始してヒット、一躍有名になった。『天上天下』はKOF(ザ・キング・オブ・ファイターズ)などの対戦格闘ゲームを彷彿とさせる、『リアルバウトハイスクール』系のバトル・アクションとしてスタートしたものの、進むにつれて伝奇色がどんどん強まっていき、「過去編がようやく終わったかと思ったらもっと過去のエピソードが始まった」みたいな現象が頻繁に起こる、ハッキリ言ってグチャグチャなストーリー構成で脱落者も多かった。未遂も含めると陵辱シーンが豊富なシリーズであるため、エログロ目当てで読み出したものの途中から話がよくわからなくなって投げ出した、というパターンが想定される。サブキャラの存在感強すぎてメインキャラを喰ってしまうことがしばしばある、ってのも難点と言えば難点だが、そこが魅力でもあるので瑕疵とは断じ切れない。2004年にアニメ化もされましたが、過去編が一旦終わったあたりでENDとなっており、私の好きな圓円も結局登場しないままだった――ってことから当時の反響をお察しいただきたい。アクション物なのに止め絵が多く、アレに満足した原作ファンはほとんどいなかったはずだ。「ボンバヘッ」も嫌いじゃなかったけど、合ってはいなかった。余談だがアニメ版『天上天下』は茅原実里のデビュー作でもある。

 作品としては『エア・ギア』の方が有名かもしれない。少年誌を意識したせいか(大暮維人にしては)かなりマイルドな作風になっており、旧来のファンからの評価は連載開始当初より押しなべて低かったものの、講談社漫画賞を受賞し結果的に30巻以上も続く大長編となった。他にメディアミックス作品『火魅子伝』ではキャラ原案、ノベライズの挿絵コミカライズ版なども手掛けていたが、多忙だったためかノベライズの続編『火魅子炎戦記』からは降板している。『天上天下』にしろ『エア・ギア』にしろ『バイオーグ・トリニティ』にしろ、大暮維人をまったく知らない人に薦めるのはやや躊躇われるが、ファンの多くが自信を持って推せる作品が一つあります。それが『魔人〜DEVIL〜』、『エア・ギア』の前にやっていた奴です。全2巻とかなり短く、率直に言って物足りない部分もありますが、反面で変に迷走することもなくちょうどいいところへ話が収まっていく。『魔人〜DEVIL〜』を足掛かりにして『エア・ギア』なり『天上天下』なり『バイオーグ・トリニティ』なり、興味の方向に合わせて進むルートがオススメです。

 90年代の終わりに本屋で『天上天下』を見かけたとき、ちょうど格ゲーにハマっていた時期でもあるので「こんな漫画があったらいいな〜」と夢想していた漫画が不意に目前へ現れたような衝撃を味わったものでした。御多分に漏れず途中で挫折しかかって、圓円の可愛さに引っ張られながら何とか最後まで付き合った記憶があります。単行本1巻発売から今年で20年、完結から数えても7年以上、久々に頭から読み返してみようかな……って気分になっています。ハードカバー版『空の境界』を読み直している影響で、あの時期の作品が無性に懐かしくて仕方ない。日に焼けた単行本はとっくに処分してしまったが、コンビニコミック版はまだ残っていたはず。

コラボレーションイベントリバイバル「復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-」開催!

 始まったはいいけど、ホントにふじのん来てんじゃねーか! 予想通りアーチャーです。☆5じゃなくて☆4だから微妙に予想は外したけど、限定鯖であることに間違いはない。「剣式引いてるしイベ礼装も残ってるし、今回はガチャ回さなくていいぞ!」と安堵していたらっきょファンたちがニュースに接するや否や一斉にサッと顔色を変える様子は壮観であった。いや他人事じゃないです。「☆4イベント礼装『歪曲の魔眼』は絶対に欲しい」って考えていたような人間がですよ、突如ふじのん実装されて耐えられるわけないでしょ!? こちとら『月姫PLUS-DISC』にオマケで収録されていた『空の境界』テキストファイル読んだ頃から浅上藤乃が好きなんですよ。「凶れ」にどれほど厨二心をくすぐられたことか。たちまちのうちに理性は熔融しました。限定☆4は一度逃すと限定☆5よりも入手し辛くなるし、重ねる機会はごく限られている。欲するならばただ無心で石尽きるまで回すしかない。

 ガチャはもううんざりだと言ったな、あれは嘘だ。

 くどい説明を省いて結論だけ申し上げますと、無事宝具レベル5を達成しました。回した数は蝉様ピックアップのときより少ないくらいなのに、イベント礼装全種および剣式も一緒にゲットすることができて満足。拍子抜けするほどうまく行って余力も残ったけど、次やったら沼る可能性高いし、たとえ☆4であっても配布以外の高レアサーヴァントを凸目的で回すのはやめた方がいい――そんな気はしています。たんに、今回は飛べただけだろう。

 ユニットとしてのふじのん、宝具の威力自体はそれほどでもないが、レベル80でのATKが10299、聖杯入れてレベル90にしたときのATKが11380と、☆4にしてはかなり高めのステータスですね。通常攻撃が強い。宝具ブッパ型ではなく、CTの短いスキル(スキルマするとすべてCT5になる)をぶん回しながら戦うタイプでしょうか。「痛覚残留」でダメージカットできるから看板娘運用も有効だと思われる。悪属性ゆえ新茶のバフが二重に掛かるし、即時スター獲得スキルがあるため「蜘蛛糸の果て」への星供給も可能。しばらくはフレの新茶と組ませてみるかな。ちょっと工夫が要る感じですけど、戦力として用いるには充分な性能を有していると判断します。魔眼で戦う藤乃の姿に複雑な心境が湧かないでもないが、「これもまた一つの可能性」と受け容れ楽しんでいる。ただ、巷の「(橋が)ぶっ壊れ」という評価はさすがに笑った。

 イベントはミッションが半分くらい終わったところです。CCCの面影を残した「目がイッてるエリちゃん」は印象的だったけど、思ったよりあっさりしたシナリオだった。メインストーリーはあれでオシマイなんだろうか? 半信半疑の状態でチマチマと進めている。イベント報酬礼装はドロップなしでも凸れる仕様なのがありがたいですね。ミッション形式はやっぱりちょっと面倒臭いけど、素材がザクザク手に入るので文句は言うまい。金林檎いっぱい貰えたし、土日にスパートかけて一気に走り抜ける予定。現時点で気になるのは22日に開放予定のチャレンジクエストか。「専用のNPCサーヴァントがゲストとして登場します」という素っ気ない一文に胸がざわめく。専用のNPCサーヴァント……いったい何子さんなんだ……? 冗談抜きで不意打ちのピックアップ2が始まって橙子さんや鮮花など実装されてもおかしくない雰囲気。

 この調子だとZeroコラボやイリヤコラボの復刻でも新鯖突っ込んできそうですな。Zeroはケイネス先生かヤング綺礼、イリヤは美遊の可能性が濃厚? CCCはサクラファイブやユリウスあたりですかねぇ。予想を裏切ってセイヴァーという可能性もなくはないか。これがアームストロングだったら度肝を抜かれるけど、マジレスすると近代すぎて無理だと思う。

・拍手レス。

 お世話になってます、フレンドのアヴです! 剣式は経戦能力が高いサーヴァントですが宝具には太刀打ちできないので、火力面での強化よりも無敵とか貰えたら嬉しいな、などと考えています。性能の強化よりもモーション改修の可能性に胸をときめかせているいるというのが正直なところですが…w
 お世話になっています! HP回復スキルありますからギリギリでも残ればそこから立て直せますけど、最近は宝具威力アップとかで確実に落としに来るエネミー多いので回避や無敵が付けばより粘り強くなりますね。付加するとしたら雲耀あたり? とりあえずモーション改修は来ましたが、時間差で強化も来てほしいですね。

 >下手するとCCCアニメ化に合わせて それも有りそうでは有るんですけど6月のエクステラリンクの前後ワンチャン有りそうでも有るんですよね。エクステラは基本エクストラが有っての作品なので。
 エクステラリンク合わせだとローラン来そうな気がするんですよね……再臨したら全裸になるキャラとして。

 星4アーチャーの藤乃が来ちゃいましたね。超欲しい。…超欲しい!
 我慢など出来るはずもなかった。これから毎日橋を曲げようぜ?

 ただの復刻かと思いきやまさかのふじのん参戦。これは財布軽くなる人多そうですね。そしてプリヤ復刻時に美遊参戦ワンチャン有るか。
 美遊は確実に来ると思いますね。心配なのは「果たして美遊だけで済むのか?」という点ですが……。


2018-02-12.

『Fate/EXTRA Last Encore』、多くの人が視聴を継続するか打ち切るか判断する節目の3話へ到達したわけですが……「ほとんどEXTRAとは別の話じゃないか! よく通ったな、こんな企画」と驚嘆している焼津です、こんにちは。

 第一階層がアリーナじゃなくて都市になっている時点で既に驚きだったが、「サーヴァントを売り払うことで安全を確保したマスターたち」という存在で絶句した。咄嗟に「霊基変還」の単語が脳裏をよぎったことは言うまでもない。「死」の光景がいくつもよぎるハクノ、彼はゲームオーバーとリトライを繰り返しているのか? それとも過去に死んでいったマスターたちの記憶が混ざっている? とにかく「何だこれ!?」の連続でうまく感想がまとまらない。EXTRAをそのままアニメにしてもダンジョン探索パートが明らかにダレるだろうし、かと言ってサーヴァント戦だけに絞っても起伏に欠けるだろうし、シナリオに大掛かりな魔改造を施したのは英断と言えますが……いや、ここまで来ると別作品なのでは???

 と、そんなふうに戸惑わせておきながら「ゲームチャンプ」の呼び名に火が点く様子のシンジを見せたりなど、EXTRAファンの心に響くような演出もあるのだから「やはりこれもEXTRAの一部か……」と思い直してしまう。原作EXTRAにおけるシンジの散り際はなかなか衝撃的だったが、アニメ版はその対比になっており、「クソ! 悔しいが引き込まれる!」って唇を噛んでしまう。「チャクラ・ヴァルティン」に関しては公式サイトの用語集で「天輪聖王」「セイヴァーと呼ばれるサーヴァントが持つ宝具」と明言されており、これが成立したことで「デッドフェイス」なる強化現象が稀に発露するようになったとか何とか。うむ、わからん! セイヴァー絡みはもともと不明点が多いので巷の議論も錯綜しています。私もあまり付いていけてないけど、FGOしかやったことない視聴者とかは最後まで残るんかな、これ。「あえてシンプルなストーリーにしなかった」ことが良い方向に作用するのかどうか今の段階じゃ判断し切れないが、「先の読めなさ」にワクワクすることは確か。残り6つの階層、果たしてどんなことになってるんでしょうね。

【予告】コラボレーションイベントリバイバル「復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-」開催!

 やったー! 遂にらっきょコラボ復刻だ! これは三重に嬉しい。

 「三重」と書いたのは、まず単純に「らっきょコラボのシナリオが読める」ことが一つ。小川マンション(FGOでは「オガワハイム」になってるらしいが)を舞台に繰り広げられるストーリーはFGOだとギャグキャラ扱されているエリザベートにもシリアスな見せ場が用意されているとかで、ずっと気になっていました。確かエドモンも最後にチラッと出てくるんですっけ? 監獄塔イベントの前フリみたいなエピソードだとも聞いたことありますし(オリジナルのらっきょコラボイベントは2016年2月開催で、監獄塔は翌3月に来た)……ということはらっきょイベが終わった直後に監獄塔も復刻される? 何度も書いていますが、監獄塔はもうカルデアゲートに常設でいい気がします。

 で、二つ目の理由は「やっと殺式が手に入る」こと。殺式こと「両儀式〔アサシン〕」はアーツ単体殺の中でも最強クラスの性能を誇るユニットであり、戦力が欠けがちなアサシンの枠を埋めてくれる貴重な存在として初期のマスターたちを支えてくれた、という言い伝えがある。配布なので宝具レベル5にしやすく、アマデウスやフレ玉藻などでうまくアーツアップ掛ければ相当な火力を発揮してくれるはずだ。HPを犠牲にしてNPを増やすチャージスキル「陰陽魚」も便利。うちの殺陣営、戦力そのものは充足している(☆5が4騎もいる)けど、☆4が殺師匠しかいないからコスト面の兼ね合いで手頃なユニットが欲しいと願っていたところでした。殺式が来てくれればエリドゥ周回もより楽になる。聖杯も2個あげてレベル90にしますとも。今まで聖杯を捧げた☆4サーヴァントはジャルタリィ(槍)、アストルフォ(騎)、ナーサリー(術)、茨木(狂)、BB(EX)で、これに式(殺)が加われば「サポ欄を聖杯鯖だけで埋める」という野望の達成に近づく。剣は誰にしようかまだ迷っていますが……候補はデオン、赤王、剣スロ、黒王の4騎。性能を考えれば総合力の高い剣スロなんだろうけど、宝具が強い黒王、殿に置くと心強い赤王、モーションが華麗なデオンも捨てがたい。たくさん考えるとしよう。

 最後の三つ目、これはかなり大きい。即ち、「これまで絶望的だと思われていたコラボ系イベントの復刻が今後も望める」ということ……! FGOで過去に行われたコラボ系イベントは「空の境界コラボ」「Fate/Zeroコラボ」「プリズマ☆イリヤコラボ」「CCCコラボ」の4つ。「ぐだぐだ本能寺」や「ぐだぐだ明治維新」もコラボと言えばコラボだが、権利関係ややこしくないおかげもあって復刻が容易いことは既にわかっているから除外。ちょっと時間は掛かるかもしれないが、Zeroコラボやイリヤコラボも今年中に復刻される見込みが出てきました。正月のピックアップに剣式、イスカンダル、イリヤがいない時点で「コラボイベントの復刻が来るのでは?」と期待していたけど、どうやら願いが叶いそうでハッピー。CCC復刻は来年かもしれないですね、正月ピックアップにメルトいたし。ふふふ、殺式、アイリ、クロエが手に入るならやる気だって湧きますとも。あとはハロエリとサンタオルタのイベントもどこかで復刻してくれれば配布コンプリートの道筋が見えてくる。SW復刻は特に要望しなくてもそのうち来るはずですし。SW復刻がなかなか来ないのはセイバーリリィのモーション改修に時間が掛かっているからだと予想しています。

 今年は『空の境界』20周年ということもあって、絶望を跳ね返しての復刻もありえるのでは? という乏しい可能性に縋っていましたけど、よかったよかった。正直これを逃したらもう二度と復刻は来ないだろうってタイミングでしたからね。感謝の意を込めて課金……する代わりに買おうかどうか迷っていたハードカバー版『空の境界』全3冊を一括購入しました。1万円近くの出費は決して安くないが、後悔はしていない。開催時期は「2月中旬」だからバレンタインイベント終了直後にスタート? それともイベント中の14日にスタートして式からもチョコが貰える段取りになっているのだろうか。もうそうじゃなかったら「へへ、来年が楽しみになったぜ」と思うことにしよう。テレビCMも観たけど、懐かしいっスねぇ……リアルタイムの時は動くおっぱいタイツ師匠に興奮したものでした。イベ礼装欲しいからピックアップは呼符全部と、10連も2、3回ガチャる予定。鮮花と藤乃の☆4礼装は絶対に欲しい。「リピート・マジック」はコスト調節に便利な実用性の高い礼装だからイベント終了後に凸れるよう5枚は揃えたい。というかアルバ普通に好きだし、フレポ使い果たすつもりで臨みます。

 ピックアップの目玉、☆5セイバー「両儀式」。通称「剣式」は全体アーツ剣(防御無視・確率で即死付与)ながら、なにげに「味方全体の弱体解除」効果を有していて支援タイプも兼ねている――というやや特殊なユニット。フレにすっごい式好きで剣と殺両方レベル100にしている人がいて、粛清騎士狩りのときによく借りました。剣の方はNPチャージスキルがない(逆にNPを犠牲にしてHPを回復するスキルがある)から便利さで言ったら殺に一歩譲るものの、「全体に確率で即死付与する宝具」は戦力が揃っていない初心者にゃすっごくありがたいはず。私も翁の即死付与には世話になりまくった。「らっきょが好きでFGOにも興味あるし、この機会に始めてみようかな……」って人がもし運良く剣式をガチャで当てることができたら、世間からの評価があまり高くないことにめげたりしないで頑張って育成してほしいです。HP666万ゴーストだってきっとイチコロのはず。そういえば今回のイベントに合わせて式の強化が来るかもって話だけど、剣式使いの人にとって強化は来てほしいのかどうか、来たとしてどんな内容が望ましいのか、意見を窺いたいところだ。

 性能とは関係ないが、剣式は再臨段階で見た目(服装や髪形)が大きく変わるサーヴァントなので「気分に合わせて随時バトルグラを変更できる」のも所持済マスターの強みです。らっきょコラボはミッション形式なので始めたばかりだと踏破するのがキツいイベントだと思いますが、次の復刻がいつ来るかわからないから新規勢は可能なかぎり奮闘してほしい。そして私と同じく今回初めて殺式を入手するマスターの方々に改めて「ミッション形式の注意点」を伝えておきますが、交換で手に入る金種火はすぐ使わないでプレゼントボックスにプールしておきましょう。恐らく今回も「両儀式〔アサシン〕を霊基再臨させよ」みたいなミッションがあるはずです。忘れるとイベントそっちのけで種火周回するハメになる。

 あと、20周年記念でまさかの続編コラボイベント到来のパターンもありえる……? 「配布は☆4キャスター鮮花! ガチャは☆5アーチャー藤乃!」とかだったら戦争になるぞ。

・拍手レス。

 エクストラのアニメ見てたらなんからっきょコラボ復刻のCMやってましたね。まだしばらくやらないと思ってたから驚きました。というか先にCCCコラボ復刻しないんかい(順番的にはらっきょ先で合ってるけどエクストラのCMで見たので)
 録画勢なので朝起きてFGO立ち上げたらいきなり式が大写しになってビックリしました。順番的にZeroやイリヤが先だろうし、CCCコラボは来年以降かもしれませんね。下手するとCCCアニメ化に合わせて、とかになるかも。


2018-02-11.

・「話題になっているから」と軽い気持ちで観始めた『ゆるキャン△』にガッシリ心掴まれて原作漫画を全巻買いに走った焼津です、こんばんは。

 原作1巻が出た頃に「このどことなくきゆづきさとこっぽい絵柄、惹かれるぜ」ってな感じで買おうかどうか迷って結局買わなかったが、ある意味正解だったかも。「あのシリーズ、確か1巻だけ買ってたな……」ってパターンだと積読の山から発掘する過程が必要になるので、むしろ1冊も所持していない方が本屋でまとめ買いしてすぐ読み出せる。このことに気づいたおかげで「後で読みたくなるかもしれないから」という予備的な購入はだいぶ減りました。ずっとどこに置いたかわからなくなっていた『りゅうおうのおしごと!』もやっと見つかったし、今月はゆるキャンとりゅうおうをチマチマ読み進めていくとしよう。発掘と言えば『TYPE-MOON学園ちびちゅき!』の1巻も3年半ぶりくらいに積読の山の下から出てきました。なんでもアリなノリがいまいち肌に合わなくて投げ出していたけど、FGOを経由した今なら割合すんなり馴染めるな……というか、1巻が出た頃ってまだFGOが配信開始する前か。たまにFGOって10年くらい前からやってたような錯覚が起こるんですよね……。

 話を戻して『ゆるキャン△』。とりあえず観てみようか、って気分になった直接のキッカケは「犬山あおい」というキャラです。見た目が可愛いうえにおっぱい大きい。そしてCVは豊崎愛生。およそ最強の布陣では……? ある日を境にしてこの子の絵がツイッターでいっぱい流れてくるようになったから、純粋な下心で視聴を開始したけど「おっぱ、いや、あおいを抜きにしても面白い」とあっさり浄化された。私は完全にインドア派の人間ですけど、こういうフィクションでアウトドアライフを疑似体験するのは好きです。どことなく『キノの旅』を彷彿とするよね、って時雨沢恵一のツイッター覗いたらがっつりハマっていて笑った。『スロウスタート』も安定して面白いし、一時期批判の多かった「日常系アニメ」もなんだかんだで「生活の一部」ってくらいすっかり定着してきましたな。それはそれとして犬山さんが「あかん、あかんて〜」と言いながらアレされてる薄い本が大量生産されるであろう今年の夏が楽しみです。

・FGO、バレンタインイベントは素材交換もチョコ集めも終わって後はただドロップ目当てでフリクエ周回するのみ。牙も羽根もいくらあっても足りない素材だから最終日までずっと空中庭園がビーム撃ち続けることになりそう。

 蝉様のスキルは「二重召喚」以外イベント中に何とかレベル10へ持って行くつもりです。☆4フォウくんによる“山の翁”パーフェクト強化も完遂してそろそろ2騎目のレベル100サーヴァント作成に取り掛かろうかと検討しており、ついつい発作的に蝉様へ聖杯を献上したくなったけど実際に転臨させるかどうかはスキルマしてから考えます。蝉様以外のレベル100候補はスカサハ、邪ンヌ、BBちゃんあたり。仮に邪ンヌを聖杯転臨させた場合、☆4フォウくんはATKの方だけあげて、HPの方はいずれ来るかもしれないジャンヌ(ルーラー)のために残しておこうかな……などという案も練っていたリ。でも現時点でオンリーワンなクラスであるBBちゃんをMAXまで強化したい、という想いも強く、悩む。スカサハはFGOを始める前から気になっていたキャラなので他に候補がなければレベル100にしていたであろう。復刻を期待している殺式とクロエのために最低4つはキープしたいところだし、まだ見ぬ義経さん(何卒、何卒配布でお願いします)という選択肢もある……しばらく保留の方針。

【FGO】エレちゃん待ちセミ様待ちが終わったこの時期、今は誰待ちが多いのかな(でもにっしょん)

 千子村正、アキレウス、ケイローンあたりの男鯖を待望している人が多い印象。「今年のホワイトデーは村正」説が囁かれていた時期もあったけど、バレンタインにセミラミスが来たことを考えるとアキレウスかケイローンの可能性が高いか? 両方来るとしたらアキレウスが限定☆5ライダーで、ケイローンは恒常☆4アーチャーって扱いになりそうな予感。あとホワイトデーの前に1200万DL記念ピックアップが来るかもしれず、そこでエドモンかホームズのどっちかが復刻されるだろうと巷じゃ予想されていますね。エドモンはフレサポでちょいちょいお世話になっている(周回向きではないが使っていて楽しく、フリクエ周回の虚無感に押し潰されそうになったら借りる)から欲しいことは欲しいが、「☆5狙い」の怖さは蝉様で体感したばかりなので復刻されても回すつもりはない……。

 きのこは『月姫』コラボやる気満々なのでアルクェイド実装待機のファンも多いでしょうな。☆5姫アルクとか来たら確実に血の海だぞ……『月姫』コラボが来たとして、私が狙うのはアルクよりもシエル。たぶんパッションリップみたいに限定☆4の扱いになるでしょう。限定☆4サーヴァントは福袋から出てこないし、リップみたいに復刻する機会がなかなか得られない可能性も高いので、下手すると限定☆5よりもレアだったりすることは皆さまご存知の通り。ほか、アグラヴェイン、剣ディル、プロトアーチャー、イアソン、シータあたりが待ち望まれている? ペルセウス待ちの人はあまり見かけないけど探せばいる気がします。私が現状待望しているのは「源義経」ですが、これは本当に来るかどうかいまひとつ自信が持てない。エレシュキガルやセミラミスは「いずれ必ず実装される」という確信があったから待てたけど、来るかどうかもわからない義経さんに備えて石と呼符を貯め続けるのは無理そう。きっきも書いた通り、配布にしてくれるのが一番ありがたい。☆4ぽんぽこアヴェンジャー、お待ちしておりまする。

・拍手レス。

 ハード版は「君、少し黙って」でした。黒桐はどんな時でもフラットって感じの改訂なんでしょうかねアレは。「シキ」すらちょっと引く普遍的な感じを出すには感情を表すのは少しでも抑えたかったのかなあ
 あそこは黒桐のイメージがちょっとズレるところですけど、そのズレが印象的で焼き付いているぶん変えないでほしかったという気持ちが強いです。ただ、そういうちょっとのズレに対してどんどん敏感になってきている奈須の変化自体は好ましいと感じているのでジレンマ。

 アニメ絶賛放映中のBEATLESSが念願の文庫化。単行本で何度も読んだが、やはり嬉しい。後は、天冥の標だ!
 今月24日頃に上下巻で発売予定、ですね。BEATLESSアニメ、録画はしてるけど終了後にまとめ観するつもり。そういえば天冥、最終10巻の進捗はどうなってるんだろう……と久々に小川一水のツイッター覗いたらいつの間にかFGOを始めていて驚くなど。

 オススメされてたディアスフェルド読みました。こんな良作があったとは
 おお……ディアスフェルドを広めることに成功した! ホント面白いですよね。「時間的な余裕があるときに読み出さないと他の予定を蹴ってまで読み耽りたくなる」のが難点ですけど、是非とも最後まで刊行してほしいシリーズです(1巻発売時点で最終話までの第一稿は出来上がっているので、売上面などの問題がなければ出る……はず)。ちなみに私、「ストーリーが好き」なのはレオーム編で、「番外エピソードをいっぱい読みたい」のはルスタット編です。


2018-02-05.

・「主人公がいじめられっこで、全裸になって校舎を散歩(四つん這い)させられるシーンがある」など、明らかに胸糞悪そうな内容で敬遠したかった『ヒメノスピア』、「でも原作は村田真哉(『アラクニド』『キリングバイツ』を手掛けている人)だし……」と気が進まないながらも手を伸ばし、「なるほど、こう来るか。2巻はよ!」と掌を返した焼津です、こんばんは。

 「女王蜂」の権能、つまり「周囲の人間を配下として操る」能力を手に入れた元いじめられっこの女子高生・園藤姫乃が、理想の楽園を作り上げようとする話です。「配下にできる人間は女性だけ」など能力に制限はある。「配下」はマスター個体である「女王」が死ぬと目的を見失って暴走し、反社会的なテロ行為に走る(浅間山荘やオウム真理教も暴走した「配下」の仕業だった!)とか、昭和臭漂う伝奇設定に微笑ましくなった。というか雛見沢症候群を思い出す人も少なくないだろう。直前までは虫の死骸を食わせる(これが権能を手に入れた原因)などヒドい行為を繰り返してきたいじめっこたちが急に態度を豹変させて従順な「配下」になるなど、序盤の展開は催眠・洗脳系のエロゲーみたいです。いじめられっこだった姫乃は「元の境遇に戻りたくない」と願うあまり、次第に反社会的な存在となっていく。少女の願いはささやかであっても、人類社会にとっては見過ごせない脅威。公安の特殊部隊が動き出し、1巻目から早くもフルスロットルな展開で駆け抜けます。「なぜ2巻と同時発売じゃないんだ……!」とムチャな要望をしたくなる面白さであった。

・FGOのバレンタインイベント、礼装が揃っているおかげで素材交換のための周回は割合すぐに終わったし、回りたいところを回れてかなり楽。ファラチョコ凸ってるフレも多くて助かった。

 今回のイベント、設備がある程度整って来ればフリクエ周回しているだけで「サプライズチョコ」がどんどん溜まっていくので、周回に疲れたらこれを消費する、という「周回と休憩」の仕組みが噛み合っていて素晴らしい。サプチョコはランダムだから「誰が来るかな、誰が来るかな」的な楽しみもある。初期実装組は割とシンプルなシナリオが多いんですけども、比較的最近実装された子の場合だと凝ったシナリオも用意されていて結構読み応えがある。特にBBちゃんのアレは笑った。CCCコラボイベが懐かしくなる。男性サーヴァント側のシナリオは乙女ゲーみたいなノリが多く、不覚にもキュンキュン来てしまう事案が発生。土方さんとプロトセイバーは特にヤバかった。

 シナリオと言えばバレンタインイベント本編にイリヤが出てきたのはなかなか意外で驚きましたね。セミラミスとマジカルルビーが同じ画面に収まっている光景は想像の埒外すぎて興奮した。是非ともプリズマ☆セミラミス、プリズマ☆カーミラ、プリズマ☆ライコーは実現してほしい。あとプリズマ☆スカサハ、プリズマ☆メディア(リリィじゃない方)、プリズマ☆アイリもお願いします。え? プリズマ☆キアラは勘弁してください……ラストバトルは蝉様、シェイクスピア、フレ天草の赤陣営パでクリアしましたが、イベント特攻乗ってる蝉様がバーサーカー並みに強く、ほぼ一人でエミネーを薙ぎ払ったりボスを殴り殺したりしていました。てか赤陣営パ、趣味パのつもりだったけどこれ結構強いのでは?

 ところでユニットとしての蝉様、サポート寄りな性能と申しますか素の宝具威力かなり低めでイベント特攻乗らない状態だと運用に少々工夫が必要なサーヴァントといった印象ですけど、試しにエリドゥ周回へ組み込んでみたら想像以上にクレオパトラとの相性が抜群だった。宝具「虚栄の空中庭園」は多段ヒットするから次のターンにはクリティカルスターがそこそこ貯まっていて「驕慢王の美酒」発動条件もほぼ確実に達成できているんですが、仮にスターがまったくない状況であってもクレオパトラのスキル「女神の加護」を使えば即時スター獲得できる。パトラさんがいるだけで「驕慢王の美酒」はいつでも任意で発動可能なスキルと化すわけです。クレオパトラもセミラミスと一緒で宝具威力の低さが難点なんですけども、孔明の攻撃バフ、魔術礼装・カルデアの瞬間強化、驕慢王の美酒、皇帝特権(確率発動だから不安定だけど)とバフやデバフを重ねればさすがに良い火力が出る。何よりパトラと蝉様をコンビで運用するとうっとりするような女帝ボイスが常時耳に流れ続けるから超楽しい。苦痛だったエリドゥ周回にほんのり安らぎが生まれました。

 もちろん毎ターンスター獲得スキルを持っている「見守り給え!」の人とも相性はいいです。「直感」持ってる叛逆の騎士とも噛み合うのは皮肉だが……高難度で出てきたら厄介な性能だと思いましたが、高難度は蝉様じゃなくてホッとするような残念なような。高難度は「蝉様を孔明とフレマーリンで挟んでひたすらハンギングガーデンズ・オブ・アヴァロンしてりゃ勝てるだろ」と安易な発想で臨みましたが、実際そんな感じで終了しました。蝉様ホント頭おかしいくらい宝具が回るし防御バフで味方の耐久力上げるから、エネミーがわらわらと湧いてくるタイプのクエストには強い。ワイバーンが100体出てくるフリクエとか設置してほしいですね。スキル上げでメッチャ牙食うし……。

・拍手レス。

 ガチャはもううんざりだァ・・・?無償石で引いておきながら何言ってやがる!そういうセリフはウン万単位で爆死したときに出てくるセリフなんだよォ!(血涙)
 お、おう。「聖杯に呪いあれ!」って叫びさえ聞こえてきそうな血涙に「福袋以上の課金は修羅の道やな……」という畏怖の念を新たにしました。

 セミラミスおめでとうございます。自分も今回ガチャを引いたんですが、50連でアルテラ、ジャンヌが来て最後の呼符1枚でセミラミスが来ました。引きが良すぎて今後が不安です…
 ありがとうございます&おめでとうございます。50連ちょいで☆5サーヴァント3騎とは凄まじい……豪運でいらっしゃる。アルテラはまだ配布の弓で我慢できますけど、ジャンヌは羨ましいですね。うちにもいつか来てくれることを祈っています。

 セミラミスおめでとうございます。自分もセミラミス10連ガチャの方で引けました。アニメのアポクリファ見てたのでセミラミスの格好良くも妖艶な姿に惹かれ、天草との最期には思わずウルッとした次第です。なので今回引けてとても嬉しいです。早速レベルマックスにしてイベントで活躍してもらっています。とにもかくにもお迎え出来てよかったです。焼津さんも改めておめでとうございます。
 ありがとうございます&おめでとうございます。コマンド選択時の「ふむ」とか「わかった」と頷く声色も妖艶で周回の潤いになっています。シェイクスピアを添えてフレ天草と一緒にエミネーを薙ぎ払う「赤の陣営」プレイも楽しい。FGOはこういう「夢の続き」みたいな光景を見られるのがイイですね……。

 蝉様おめでとうございます。物欲センサー修理されたようにも見えるけどツイッターなんかでウン万円融かして1体も出ないグロ画像を多々見るにまだちょっと故障気味かも? シフトキーの調子悪いけどまだ買い換える必要はないかなってキーボード位?(分かりにくい) もしくはセンサーが礼装の方抑えるのに忙しくて蝉様すり抜けた説。ともあれ重ねておめでとうございます。ありったけを放出してまで欲しい鯖は入手し終わって後は2部まで小休止って感じですかね。唐突にDDDコラボ(万に一つも無い)やらっきょ復刻でも無ければ。あ、らっきょのハード版買いました(唐突)文庫版も同人版も持ってるんですが終末録音は未入手だった為それ目当てで買ったんですがついでに上下もハードで揃えたくなってしまい散財。1万近くしましたが確かな重みがほんのり幸せです。
 ありがとうございます。病院から抜け出してきた満身創痍の物欲センサーが「敗北(なっとく)させてみろ、この俺を――」と孤軍奮闘するも傷口開いて再入院、ってなイメージでしょうか。イベントの陰で活躍していたレジライが欲しいから、いずれ来るであろうクラス別ピックアップのライダー日に少し回す予定ですけど、☆5は当分狙うつもりないですね。DDDコラボはともかく、らっきょイベは剣式よりも殺式が欲しい(聖杯もあげちゃうつもり)ので復刻されてもあまり突っ込む気はない……んですが、あのコラボ、イベ礼装多いのでちょっとは回さないといけないっぽいんですよね。できれば「リピート・マジック」凸りたいし。らっきょのハード版、買おうかどうか迷ってます。ずっしりした本好きだけど、終末録音は公開時に他県遠征してゲット済だし……黒桐の「君、少し黙れ」が「君、少し黙って」に変更された件を今でも引きずっている勢なんですが、ハード版の文章はオリジナル準拠なんでしょうか、それとも文庫版準拠なんでしょうか?

 今回のイベントはクッキークリッカーがモチーフになってますな…
 明らかにクッキークリッカーが元ネタですよね……あれが流行したのって4、5年くらい前か。


2018-02-02.

『ホクトピピック』という同人誌を見かけて思わず笑ってしまうも、アニメの4話に神谷明が出演していたことを思い出して「笑い事じゃねぇ」って顔になった焼津です、こんばんは。

 『ポプテピピック』のアニメ、面白いかどうかで言えば「あまり面白くはない」という感想なのだが、なぜか毎週放送を楽しみにしているし、妙な中毒性があって繰り返し視聴してしまう。何と表現すればいいのか。「ハッキリ言って不味いんだけど、しばらく経つとまた食べたくなる駄菓子」に近い物を感じる。「AC部の無駄遣い」とあまり好意的に受け取っていなかった「ボブネミミッミ」も普通に好きになってきているし……面白がれるならイイことじゃん、と思いつつ、脳を汚染されているような一抹の不安を覚える。いっそこのまま『リスボックリ』『ハニカムチャッカ』もアニメ化して「ぶくぶアワー」で深夜帯を占拠し、トコトンまでブレインウォッシュしてほしい。

・FGOのバレンタインイベント、のっけから清姫登場でテンション上がった。

 

 

 英霊用の特殊なカカオとか無駄な設定を積み上げつつ、なぜか存在しているセミラミスの空中庭園でチョコ生産に励む、大まかな筋はごくシンプルで他愛ないものだがひたすら小ネタを盛り込みまくっているのが楽しいですね。元祖YARIOのイラストが出てくるシーンとか、古参特攻すぎる。パラケル君もグッズ化されそうな可愛さ。もちろん、メインたるセミラミスの出番の多さにも我歓喜。ぶっちゃけ蝉様って広範囲に人気があるキャラというより「狭い範囲で深い人気を誇る」タイプだと思うんですけど、そんな彼女がイベントのメインを張っている様子に心躍るものがあります。蝉様のカラーリング、全体的に黒っぽいから彩りという点ではシック過ぎて明らかにメイン向きじゃないんですよ。そこを「蝉様ってどこかチョコレートっぽくない?」とばかりに力強く押し切ってくる。FGOに実装されてもメインシナリオどころかイベントシナリオにもあまり絡んでこない地味な扱いになるだろう、と予想していたが良い方向に裏切られた。素直に喜びたいし、当然我慢できずイベント初日にガチャを回した。結果はこちら(→)で報告しています。FGOガチャ日記 最終回「バレンタイン2018ピックアップ召喚 セミラミス狙い(最大で)222連チャレンジ」

 去年と違って今年のバレンタインイベントは素材交換用アイテムとサーヴァントからチョコ/プレゼントを貰うためのアイテムが別々になっていて、「素材を集めながらチョコ/プレゼントが受け取れる」仕様になっているのが嬉しいですね。去年はまだ戦力的に整ってなかったこともあり、チョコ/プレゼントの受け取りはそこそこ程度に留めて素材交換の方を重視してしまったもんな。より楽しく遊べる仕組みになっていてグッドです。あと画面上部で鳩が報じてくる短文ニュース、内容が気になってついつい見入ってしまい、周回が遅れちゃう罠。

ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order 第27話 「深まった絆」

 エリちゃんカワイイ。それだけに胸を抉られる内容だ……うちの絆MAXは“山の翁”と清姫とアーラシュとアマデウスの4騎で、孔明はなるべく温存しているけどイベントによっては重周回メンバーに引っ張り出すこともあり、そろそろレベル10が視野に入ってきた。アーラシュはステラする機会が減ったことにホッとしているかもしれないが、☆4フォウくんも捧げて限界までステータスが高まっている“山の翁”を「絆MAXだから」という理由で起用する場面がほとんどなくなってしまった状況には心苦しいものを感じている。むしろ「絆MAXじゃないと参加できないクエスト」を常設してほしかったり。

・拍手レス。

 ついに来てしまいましたねー。生い立ちの部分でアタランテと被る部分が有るものの(赤子の時動物に育てられている)アポでは特に絡む事も無かったですが今後もその辺はスルーされるのかなぁ。赤陣営括りでのコメントぐらいは有りそうですけど。
 FGOは何でもアリだからこういう展開がある可能性も……さておき、アタランテは来月のホワイトデーあたりアキレウス実装に伴う体験クエストでメイン級の出番が用意されているのでは、と予想しています。そこで蝉様との絡みがちょっとはあるかも。

 ハハハ、焼津さんすんなり蝉様引き当てる光景が今からでも思い浮かべられます。前回の贋作で自分は呼び符13枚目で引けた時、今回は焼津さんのガチャ結果より良い引きだと思ったのですが、結果はただただ焼津さんの強運に平服するばかりでした。追伸、蝉様の天草興業ネタはご存知でしょうか。ガテン姿の蝉様がただただ美しい。
 詳しい報告はこっちでしていますが、今回はすんなりじゃなかったです……ガチャはもううんざりだ……天草興業はマテリアルか何かのネタでしたっけ、いい汗かいてる土木系アサシンイラスト。そこはかとなく漂うこのすば感が微笑ましい。


2018-01-30.

・Thunderbolt Fantasyの『生死一劍』を検索しようと「せいしいっけん」って打ち込み変換したら「精子一見」になって少しフフッとなった焼津です、こんばんは。

 Blu-rayは最近ネットで話題になっている『バーフバリ 伝説誕生』を衝動的にポチったくらいで、去年や一昨年に比べて購入量がだいぶ減りました。『プリンセス・プリンシパル』のマラソンも来月で終了するし、大きな買い物はもう再来月のApocrypha BOXUくらいかな。あとはCM観て気になった『DEVILMAN crybaby』のBOXも購入しようかどうか検討中。

『Fate/EXTRA Last Encore』の1話目を観た。

 「EXTRAは好きなんだけど、箱庭の中を行ったり来たりするゲーム特有の彷徨感覚が肝だから、正直アニメはそんなに期待できないな」とあまり構えずに再生して、初っ端からのセイヴァー降臨とザビ子出現にブッ魂消た。解説する必要もないと思いますが、EXTRAはFGO同様プレイヤーが主人公の性別を選べるようになっていて、公式名称は両方とも「岸波白野」となっている。アニメ版は「岸浪ハクノ」なので、若干違う。アニメでやるかどうかはわからないが、途中で主人公が自身の名前を忘れかけてしまう場面があり、「自分の名前は……」って思い出す際にフランシスコ・ザビエルと言いそうになるネタ選択肢が用意されていたことから「ザビ男」とか「ザビ子」、二人まとめて「ザビーズ」といったあだ名が定着することになりました。ザビ男が主人公を務める以上、ザビ子の出番はないだろう……ぐだ子みたいにモブの中に混じっている可能性はあるけど、と考えていたらがっつり本編に絡んでいるのだからそりゃ驚愕しますよ。セイヴァーと戦っているということは月の聖杯戦争を勝ち抜いて「最後の一人」になったということですが、立ちはだかるEXTRA、「『最後』の次に訪れる試練」を乗り越えることができず敗れ去った……ということだろうか。EXTRAもCCCもザビ子でプレーしている身からすると、「不屈の女」「抗う者」「諦めを忘れた存在」である彼女が足を奪われ絶望していく姿は見たくなかったし胸が痛んだ。EXTRAをクリアした直後のテンションだったら冗談抜きで視聴を打ち切っていたと思う。辛さを感じながらも「Last Encoreの意味を確かめるために」と心を奮い立たせて臨んだ。

 『Fate/EXTRA』は「月の聖杯戦争」を描くシリーズの第一弾であり、stay nightやApocryphaの世界とは接続しないパラレルワールドになっています。Fateはどれもだいたいパラレルワールドなので、1作ごとに頭を切り替えないと混乱すること間違いなし。簡単に書くと「1970年代にポールシフトが発生したせいで人口と資源が激減した世界」です。魔術協会も衰退し、2030年代の今はアトラス院しか残っていない。聖杯戦争なので「最後まで勝ち抜いたマスターとサーヴァントの1組が万能願望機たる聖杯を手にする」点は他の話と変わらないが、バトルロイヤル形式ではなくトーナメント形式になっているのが特徴。1回戦、2回戦……と順々にサーヴァント戦を繰り返していって、7回戦が決勝となる。トーナメントで7回戦までやる場合、シード抜きだと参加者は2の7乗で128人になる。でも参加希望者はそれよりも多い……というわけで、マスターを128人に絞るための予選として「偽りの学園生活」が演じられていた。原作では「これが偽りである」と気づいた人間が順次抜けていく方式だったが、アニメはレオくんがチェスの対戦相手を死亡させていた描写から察するに「偽りと気づいたうえで何らかの勝負を仕掛け、相手を死に追いやった者が本戦出場となる」のか?

 「シンジの隣にいるピンク髪誰だよ!」「この桜、既にやべー桜となりつつあるのでは?」「えっ、もうピースマン出てくるの?」「言峰……お前、消えるのか?」と原作プレー済なら面白がれるポイントがいくつもあるが、EXTRA知らない人だと置き去り状態でしょうね。授業で普通にサーヴァントや月の聖杯について話しているのは笑った。シンジの隣にいたピンク髪、名前は「尼里ミサオ」というらしいが、アレはアニメオリジナルのマスターなんだろうか? PVの内容からして1回戦から3回戦、7回戦の相手はほぼ予想が付いているんですが、4回戦から6回戦の間はまだ不明点が多い。変えるとしたら4回戦の可能性が高いし、そこで再登場する……? EXTRAでピンク髪というとキャス狐も連想するけど、中の人が違う。でも「アバターなので本性を表したら声も変わる」というパターンもありえるし、わからない。もしミサオがアニメオリジナルのマスターだとしたら、アニメオリジナルのサーヴァントがお披露目になってもおかしくはないし、「既存のキャラがアバターを被っているだけ」としてもそれはそれで盛り上がる。ワクワクしてきました。

 アニメオリジナルと言えば、ザビ男ことハクノの戦う理由も「死にたくない」から「月への怒りと憎しみ」になっていてビックリした。EXTRAの主人公は記憶喪失に陥っていて、自分の名前しか思い出せない……という状態のまま聖杯戦争へ身を投じていくんですが、ハクノは明らかに復讐目的で参加している。「憤怒と憎悪」を原動力とする彼が、復讐のために他のマスターたちを蹴落としていく……原作とは雰囲気がまったく違うものになりかねないぞ、これは。シンジから滅多突きにされて瀕死のまま焼却炉、「辺獄の薔薇園」に向かったハクノはボロボロに朽ちた黄金劇場(ドムス・アウレア)の中で唯一輝いている炎のような剣、隕鉄の鞴「原初の火(アエストゥス・エストゥス)」を手にする。それは自分の前に戦った誰かが、最後の最期まで諦めなかった象徴。タイミングを合わせるように黄金劇場が輝きを取り戻し、ネ……じゃない、セイバーが降り立ちどこぞのアーチャーもどきをFUN-SAI。そして定番のセリフ、「答えよ、そなたが余の奏者(マスター)か?」を投げかけて〆。既に128名のマスターは選出済であったが、ハクノは129人目、それこそEXTRAのマスターとして本戦へ出場することに……という、なかなかアツい展開だ。「尼里」が「余り」だとしたらミサオの方がEXTRAかもしれない、などの意見もあり、他人の感想を漁るのがなかなか楽しい。「ラスボスはピースマンではなくザビ子」なんていう予想もあった。

 ゲームやってないとわからないポイントが多いと申しますか、ゲームやっててもわからないポイント多いので、今後も毎回「なんだ、これは!?」という悲鳴が渦巻くアニメになりそう。いやー、楽しみです。原作ゲームはダンジョン探索とじゃんけんバトルがダルいものの、「箱庭を右往左往する感覚」や「進むにつれてひと気がなくなってき、寂寥感漂い始める校舎」が乙です。私は『戒厳聖都』というEXTRAどころじゃない操作性最悪のゲームを経験済みだったのでそこまで苦痛を感じなかった。「空気撃ち」によるスタンや「強化スパイク」による加速が可能になったら一気に攻略も捗るし。とはいえ一周するのに20時間くらい掛かるから、時間の余裕がない人にはコミック版シナリオ集をオススメしますが……でもあの雰囲気は一度だけでも味わってみてほしいですね。

ドン・ウィンズロウの "The Force" 、3月下旬に発売予定

 版元が「ハーパーコリンズ・ジャパン」で驚いた。聞いたことのない社名だ、という人も「旧社名はハーレクイン」と言われたらピンと来るかもしれません。新書サイズの「ハーレクイン・ロマンス」を山ほど出しているところです。社名変更に伴い、2015年からスリラー小説を軸とする文庫レーベル「ハーパーBOOKS」を立ち上げたんですが、現状ほとんど話題になっていない。私も「一応チェックはしてる」程度で、あまり重視していないレーベルだった。そこがドン・ウィンズロウの新刊を出すっていうんですからね、ビックリしますよ。ドン・ウィンズロウは以前に創元推理文庫から“ニール・ケアリー”シリーズを出していましたけど、ここ10年くらいはずっと角川文庫が翻訳権を占有していたような状態でした。例外はトレヴェニアンの『シブミ』を原作とする『サトリ』だけ(早川書房刊)。 "The Force" は原書が去年出たばかりの新刊みたいです。いったいなぜ角川ではなくハーパーが? と気になるけど、版元がどこだろうとドン・ウィンズロウの新刊なら無条件でマスト・バイ。逃す手はねえぜ。

期間限定イベント「バレンタイン2018 〜繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン〜」開催!

 最初、てっきりコラ画像の類だと思って「ははは、こやつめ、よく出来ておるではないか」と莞爾たる笑みを浮かべていたが、マジネタと知るやスッと真顔になった次第。大量に貯めた石を保持し続けるのもなかなか心理的に苦しい(発作的に消費したくなる場面が何度もあった)し、「あーバレンタインで蝉様ピックアップ来てくれないかなー、もうドバッと一気に使って楽になりたいなー」と考えていたら本当に来ちゃったよ。5分遅れくらいで手が震え出しました。ああ、待ち望んでいた、恐れていた、来てほしいような来ないでほしいような日が遂に。

 よし、落ち着こう。まずは落ち着いて説明文を読もう。明日実装される見込みの新サーヴァント「セミラミス」は期間限定の☆5アサシンです。「二重召喚(ダブルサモン)」という特殊スキルでアサシンとしての能力とキャスターとしての能力、両方を持ち合わせているって設定だからヴラドみたいにクラスが変更されるパターンも想定していたけど、特にそういう変化球は来なかったか。クラススキルに「陣地作成」を持っている程度かもしれない。アポクリファではランク「EX」だったから、変更がなければArtsの性能はかなり良さそう。ちなみにアサシンで陣地作成スキルを持っているサーヴァントは実装済の面子だと刑部姫だけみたいだ。蝉様は神の血を引いているから「神性」もあるだろうな。「気配遮断」もあるけどランクは低かった気がする。ステータスはHP寄り、というかアサシンはだいたいHP寄りのステータスですね。最大ATK「11309」という数値、刑部姫やクレオパトラよりは大きく、ジャックちゃんよりは低いくらい。たぶん素殴りや星出しはそこまででもないけどNP効率が良くて宝具を回しやすい、みたいなタイプじゃないかしら。宝具は全体バスター攻撃「虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)」、オーバーチャージで宝具威力アップ、付加効果として味方全体の防御力をアップ。キャスギルの「王の号砲(メラム・ディンギル)」に近いタイプか。雑魚掃討と味方のサポートが主な役割といった印象です。うちはクレオパトラがいるから性能的にはそこまで必須ではないかも。ただ、NPチャージ系のスキルがあれば開幕即ブッパも可能でパトラさんとはまた違った運用が可能になる。NPチャージ全体殺って確かまだ実装されていなかったはず。それはそれとして蝉様の空中庭園って実際に素材を集めて組み上げないと起動しない設定だったよな……今回のイベントで「なぜか蝉様が既に空中庭園を持っているワケ」を説明するつもりなのか? カード構成はキャスネロみたいにB2枚、A2枚ってところだろうか。セイバーでよくあるカード構成だが、アサシンでこの構成のサーヴァントはいないみたいですね。B1枚でAとQが2枚ずつとか、A3枚とかだったら取り回しが難しいかも。

 はい、ゲーム的な性能はザッと見ましたが、ユニットとしての有用性は二の次で、とにかく蝉様欲しい! ゆえに回します。回さない理由などない。石ならたっぷりあるぞ、200連以上回せるだけのな……蝉様が恒常鯖だったら100連くらいで撤退という案もあったけど、期間限定なら仕方ない。加減はナシだ。地獄の淵が見えるまで、限度いっぱいまでいくしかあるまい。FGOガチャ日記最終章、セミラミスチャレンジ。「今回もすんなり呼符で来てほしい」という気持ちと「200連回して出なかったらネタとしては美味しいな」って気持ちが鬩ぎ合う。正直「200連分もあれば余裕やろ」と慢心気味なんですが、その倍回して出なかったという体験談もちょくちょく聞きますからね。最近引きが良かったのもここで帳尻合わせする伏線だった、って可能性もある。頼みのマイルーム教にしても、肝心の天草を持っていないとあってはな……セミラミスはイシュタルと同一視されることもあるとかって話だし、ダメ元でイシュタル置いてみるか。

 セミラミスがメインで出張ってくるとおぼしき新イベント「バレンタイン2018 〜繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン〜」(これ最後にアルテラさんが粉砕するオチのイベント名だろ……)、特徴は時間経過に伴ってフリークエストのエネミークラスが変化するってところ。だいたい4日ごとに変化するみたいです。これは周回を飽きさせないための配慮なのか、それとも「初級や中級しか回れない」という初心者に配慮したものなのか? 「チョコの製造数が一定数に到達すると、製造数に応じた達成報酬を獲得できます」というのは本能寺ポイントとか、あのへんと同じ感覚だろう。サーヴァントからチョコを貰ったり、チョコをあげてお返しを貰ったりするために必要なアイテムは「製造数の達成報酬として獲得」とのことだから、今回はクラス別に収集しなくてもいいみたい。去年よりも楽になりそう?

 そして毎年のお楽しみ、概念礼装。今年は「スイート・デイズ」、イラストは去年「キュート・オランジェット」を手掛けたbobかな? バゼットとカレンが映ったホロウ好きにはたまらない一枚、何としても凸らなくては。☆3イベント礼装「ウィッチズ・キッチン」はオケキャスとメディア・リリィの師弟コンビ、かわいい……凸ろう。☆4イベント礼装「はじめてのバレンタイン」は現代風の衣装をまとったアチャフェルノさんと段蔵ちゃん。縦セタ! 黒インナー! 剥き出しの肩にそっと置かれた手! 破壊力ありすぎでは? 最初腕組んでるように見えて「ラブラブじゃん」と思ってしまった重篤な百合脳患者です。これも凸りたい。☆5イベント礼装「ファラオ・チョコラトル」はニトクリスとクレオパトラの女性ファラオコンビを描いたもの。絵柄からすると星野リリィか? 調べてみると過去に「ミートウォーズ」ってのを手掛けてますね。ニトちゃんの表情と乙女衣装なパトラさんが超可愛い。さすがにこれを凸るのは無理か…? 性能的にはパトラや蝉様に合いそうだし、せめて1枚は欲しい。

 交換素材は「竜の牙」と「大騎士勲章」が嬉しい。どっちもメイドオルタが鬼のように貪っていったから在庫が乏しくなっていました。今回の獲得分でいよいよメイドオルタもスキルマが見えてきた。「水着鯖にしてはガッカリな性能」とユニット的に世間からあまり評価されていないメイドオルタだが、味方全体にクイック強化を施せるのでアストルフォや騎ん時との相性が良く、うちではシャンタク狩りで獅子奮迅の大活躍です。シャンタクで思い出したが今回は「鳳凰の羽根」交換なしか。チョコ製造の達成報酬で貰えるみたいだけど、量は微々たるもんでしょうな。今欲しい素材は相変わらず「凶骨」、キャスニキの再臨などで使い果たした「無間の歯車」、そして何よりエレちゃんのスキルマに必要な「宵哭きの鉄杭」です。頼むから鉄杭がぽろぽろドロップするフリクエ来てくれ……もうガローの丘には登りとうない。あと蝉様が再臨やスキル上げでエグい量の鉄杭を要求してくるのではないかと密かに懸念しているが、それは引けてから心配すればいいことなので今は考えない。

 いやー、にしても節分イベントが終わるや否やバレンタインイベント開始とは……一週間ぐらい空くかと思って気が緩んでいました。慌ててガチャ日記の前振り部分を書いているところですけど、アップロードは2月以降になるかもしれません。200連を一気に回すか、何日かに分けて回すのかもまだ決めていないし。というか小賢しい計画なんかどれだけ立てようが、いざ回し始めたらムキになって止まらなくなる予感しかしないんだよなぁ。

・拍手レス。

 ブギーポップは最近は能力バトルばっかになっちゃってる感じがしますねー。上遠野先生JOJOに引きずられ過ぎてやしないだろうか。
 エンブリオ以降、能力バトルの色合いがどんどん濃くなっていきましたね。私自身は能力バトル好きだし、『ビートのディシプリン』も楽しめたけど、笑わないやVSイマジネーター、「パンドラ」など初期のノリが好きだった人たちは『ヴァルプルギスの後悔』完結あたりを潮に抜けていった印象がある。


2018-01-28.

“キマイラ”シリーズの最新刊『堕天使変』、3月に発売予定

 ナンバリングは「13」になっていますが、あくまで新書版における巻数であり文庫版の巻数とは一致しません。新書版の1巻から8巻までは文庫版2冊分をまとめた合本ですので、文庫版のナンバリングに換算すると21巻目に当たります。この解説、新刊が出るたびにやってる気がするな……ともあれ、約1年ぶりの新刊です。再開後の“キマイラ”は『玄象変』から『鬼骨変』までに4年ほど間が空いてしまったけど、それ以降は割と安定したペースで巻を重ねており、「このまま完結まで行けるのでは……?」という望みがうっすら漂ってきた。

 82年開始のシリーズだから今年でもう36年、当時中学生だった人もそろそろ50代になろうかという頃合だ。改めて考えると凄いな。途中で読むのをやめてしまった人も多いだろうけど、36年間ずーっと追い続けている人もいるんでしょうね。私の場合、Diesでも10年ちょい、TYPE-MOONは『月姫』プレーした時から数えても17年行かないくらい。半分にも満たないワケダ。20年以上追ってるシリーズって何かあったかな……ブギーポップとか、買い続けちゃいるけど最近は積んでるし。一つのことに専心するのはなかなか難しいですね。

昔のラノベどんどんアニメ化して欲しいよね(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 「昔のラノベ」について語っているかと思ったらほぼ秋山瑞人ネタで笑った。「最新刊からもう6年経っている」という事実は笑えないが。デストロイの季節は来ないし『おれはミサイル』も出ない……電子書籍のおかげで新規の方も読めることは読めるが、そもそも新規の方が「秋山瑞人」という名前に辿り着くキッカケが現状ほぼ存在しませんね。秋山瑞人の影響を受けた、いわゆる「瑞っ子」の作家は何人かいますけど、その作風まで受け継いでいる人はいないし……デビュー直後の鈴木鈴が割とそれっぽかった記憶はあるけど。

 そういえば鈴木鈴、今は何をしてるんだろう、と思って調べたら『誓約のフロントライン』という漫画の原作やってる模様。『吸血鬼のおしごと』は進むにつれてどんどん暗い方向へストーリーが転がっていっちゃったことを除けば割とアニメ向きの設定およびシチュエーションだったし、1クール物としてうまく構成し直して欲しいな、って気持ちがちょっとあったり。15年くらい前の作品だと『カオス レギオン』も観たいな、劇場版で。『Astral』は冗談抜きで劇場版出そうな気がする。アニメじゃなく実写として。

・FGOの節分イベントは危惧していたよりもずっと楽で、裏面含めて期間内に全部クリアできそうな見込み。

 すべてのクエストがwave1かwave2で終わるうえ、終盤や10階ごとのサーヴァント戦を除いてクラス傾向も概ね固まっているので、有利クラスの全体攻撃アタッカーにNP溜めさせて宝具ドーン! が基本的な攻略法。魔術協会制服のNP20%供給とカードシャッフルが便利です。アタッカーに虚数魔術装備させておけば大概の階層はさっくりクリアできる。ガウェインやスパルタクス、ジャルタリリィなどのNPチャージスキル持ちなら1ターンで突破しちゃうことも。カレスコがあったらもっと楽だろうな、これ。やっぱり1本ぐらい欲しい……カレイドスコープのピックアップ、お待ちしております。

 3騎編成で手持ちを遣り繰りしてもだんだん疲労状態のサーヴァントばっかりになってくるが、イベント礼装の「鬼に衣」が手に入ったことで攻略はすこぶる捗った。未凸だとNP30%チャージ、普段だと孔明マーリンや孔明エレナでも組まないと使いにくい数字なんですが、先述した通り今回は全体宝具ドーン! で終わるクエストが多いため「魔術協会制服+ドレイクやアストルフォ、エレシュキガルやイシュタル、キャスネロ」の組み合わせが猛威を振るいました。NP50%チャージは偉大。優先してスキル上げしておいてよかった。全体宝具持ちが疲労してきたところで単体宝具持ちも引っ張り出してくることになるが、イベ礼装付けておけば通常攻撃でだいぶ削れるし、ターン数は多少掛かるものの攻略そのものに支障は来さない。普段使わないサーヴァントもいろいろと起用してみた結果、「味方にバフを掛けられる奴や敵にデバフを撒ける奴はそれだけで強い」と改めて思い知らされた。こないだ配布されたアルテラサンタ、味方単体にNP供給したり宝具威力アップさせたりで大活躍。とりあえず私は「カエサルをもうちょっと育てよう」と決意しました。

 予想通りシナリオが付いてくるのは表面だけで、裏面はクエストオンリーの構成。メインストーリーは割とシンプルで、与太話に見せかけたほんのりシリアス、というクリスマスイベントみたいなノリ。ほぼ節分大将さんの幕間な内容です。「〜一方そのころ〜」と挿入される温泉イベントが「これでもか!」ってくらいキャラを詰め込んだ内容になっていて楽しかった。「ブラフマーストラが滑った」と真顔で言い出すラーマに魅了されたし、ベディヴィエールとディルムッドのカットイン演出とか変に凝ったところもあって面白い。「ノッブの相棒」というポジションを奪わんとする謎のヒロインXに敵愾心を燃やすおき太の姿にもニヤニヤ。羅生門の頃と比べて、鬼系イベントもだいぶシナリオに力が入った内容になってきたなぁ、と嬉しくなりました。FPSで芋掘りに励んだり、ネタバレかました黒髭を樽に詰めてインフェルノいたしたりする節分大将さんが可愛い。ぶっちゃけ召喚したい。シナリオが楽しければ楽しいほどガチャガチャを回したくなるのがFGOの問題点だ……ただ、今回サポートが使えないからシナリオの方では出ずっぱりの節分大将さんもバトルでは存在感ゼロであり、「回したさ」が閾値を超えることはなかった。もし今回サポありで節分大将さんに特攻効果あったらフレから借りまくっていただろうし、サポなしでむしろ助かったと考えるべきか。フレで思い出したけど、モーション変更入った狂金時借りようとしたらいつの間にかサポ欄から激減していてビックリ。フレンドリストで確認したら2人だけ狂金時を出している人がいたので、何度もリスト更新してやっと借りられました。以前の狂金時は若干ズングリした印象でしたけど、新金時はスマート&マッチョなモデリングでカッコ良くなってますね。スキル発動時のアクションがいい。マサカリもチェーンソーみたいで笑った。

 チャレンジクエストは今回のシナリオで活躍した節分大将さん。難しくはないんだけど、タゲ集中スキルへの対処がめんどい……初戦はゲージ2本割ったところで敗退、令呪使わなくてもいけそうだったので再挑戦して、なんとか突破できました。やはり師匠の「スタンがほぼ確定で入るゲイボルク・オルタナティブ」は強い。師匠だけでゲージ2本割ったが節分大将の宝具による「やけど」と「延焼」のスリップダメージからは回復できず、結局最後はクー・フーリンによる粘り勝ち。SNの方の兄貴は「仕切り直し」でやけどそのものを無効化できるのが強い。高難度のときこそ輝くクー・フーリン。ただ、クリアしてから「コレ、全体槍で一掃した方が楽なんじゃない?」と気づいて、「鬼に衣」を凸った後エレシュキガルに付けて再チャレンジしたら8ターンで終了した……ひたすら「全体宝具を讃えよ」なイベントだったな、今回。


2018-01-24.

オーバーロードみたら別番組になってた(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 視点が変わるのは面白いけど、話の盛り上がるポイントに辿り着くまでが長そうだな……と録画分を消化しながら思った。今期のアニメはダリフラとかりゅうおうとかバジリスクとかスロウスタートとか刻刻とか三ツ星とかハクミコとかヴァイオレット・エヴァーガーデンとかBEATLESSとか、録画自体はしているけどオバロ以外で観たのはさくらのクリアカード編くらい。EXTRAもそろそろ始まるし、アニメ消化に本腰を入れねば、と考えながらも気づけば『キノの旅』をダラダラと読んでいる。10冊以上積んでいるから読み切るまで時間が掛かるだろう、と余裕の構えだった『キノの旅』もいつの間にか20巻を読み終えようとしています。アニメでやっていた「羊たちの草原」、この巻の収録だったんだ……てっきり「最初の方の巻に収録されていたけど記憶が完全消滅していた」パターンかと思っていました。そんなことより、次の巻でストックが切れるんですけど? 嘘でしょ? うーん、十数年に渡って積み続けていた未読シリーズも、崩し始めたらあっという間ですね。

期間限定・高難易度イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」開催!

 背景から察するに、時系列としては終局特異点以降で第二部「序」以前か。今後も季節イベントは「そのへんの期間にあったこと」としてブチ込んでいくのかな? 「百階層で構成される」という説明でSAOのアインクラッドを連想したけど、元ネタは『ドルアーガの塔』っぽいですね。百階をクリアした後も「???」が用意されているのは「裏ドルアーガ」の再現ではないかと囁かれています。『ドルアーガの塔』はタイトルしか知らないのでよくわかりませんが、「ギルガメッシュの金ピカ鎧は『ドルアーガの塔』の主人公『ギル(ギルガメス)』に対するオマージュ」という豆知識は聞いたことがある。ぐぐったところ『ドルアーガの塔』は60階までしかないものの、前日譚『カイの冒険』には裏面として100階まで用意されていたそうな。

 百階層ということでステージは100個(裏も含めると200個?)あるみたいだが、消費APはどれも1で、やっぱりネロ祭みたいな腕試しクエストという路線ですね。10階層ごとにボスサーヴァントが登場してメインクエストも進行する、ということは、プロローグやエピローグを別として都合10個のシナリオが配置されている……? 裏の方はシナリオがあるのかどうかわからない。イベントの開催期間が短く、31日の昼までだから、もし24日の午後6時にメンテが明けたとして約163時間。24時間ごとにだいたい15個のクエスト、裏も100あるとしたら30個くらいクエストを消化しないと間に合わない。個々のクエストの難易度に関しては現時点じゃ判然としないが、単純に作業と割り切っても結構タイトだなこれ。

 今回のイベントの特徴は、既に告知されていたが「疲労」システムの導入によって一度出撃したサーヴァントはしばらく編成できなくなる、という縛りがある点。疲労システムが組み込まれるのは節分イベントだけなので、出撃不可能になったサーヴァントを普通の種火集めやフリクエ周回に使うことは可能な模様。例として表示されている鈴鹿の回復に必要な時間が3時間49分58秒で、だいたい4時間くらい? クエストの途中に「温泉」という疲労回復ポイントがあって、最大5騎まで入浴させて再出撃に必要な時間を短縮できる(回復速度が倍になる?)という。うん、これツイッターとかでは絶対に「入渠」って呼ばれる奴だな。バケツに相当する瞬時回復アイテムは実装されない見込みで、結局いろんなサーヴァントをうまく使ってやっていくしかなさそう。フルの6騎編成ではなく最低限の3騎編成で可能なかぎり回していく形になるか? 半端に育成したサーヴァントを3騎並べるよりも育成済サーヴァントで単騎やった方が強いから、「脇の2騎はさっきフレポで引いたテキトーなレベル1サーヴァントを入れる」とかの雑い攻略法が罷り通るのでは、と心配になったり。とりあえず、おき太とノッブは一緒に入浴させてあげたいですね。ぐだぐだ湯治。

 イベント礼装はガチャ排出ナシで、クリア報酬のみ。最大で5枚だから、ドロップしなくても凸れるみたい。というか今回ドロップあるんだろうか? 「周回」ではなく「踏破」ですから、ひょっとして礼装のドロップはないのかも。眼鏡酒呑と眼鏡茨木が蠱惑的な「鬼に衣」のイベント限定効果は攻撃力100%アップ(凸ったらたぶん200%アップ)、通常効果は「自身のクリティカル威力を10%アップ&スター発生率を10%アップ&NPを30%チャージした状態でバトルを開始する」、凸ったら各15%アップとNP50%チャージでしょうね。イベント後に使うとしたら沖田やメルトあたりが良さそうかな。5枚揃ったら未凸で並べるよりもさっさと凸ってアタッカー1騎体制に絞るべき……か? 今回のイベント、まだ具体的なイメージが掴めていないからアレですけども、「月霊髄液」とか「理想の王聖」とか、「昔はよく使っていたけど今はあんまり使っていない概念礼装」が活躍しそうな予感。あと使いどころがあるのかどうか判断に迷っていた「慈悲無き者」が早速輝くことになるかもしれない。

 踏破報酬として貰える素材はそんなに「凄く美味しい」というほどでもないかな。「混沌の爪」と「ゴーストランタン」は在庫が乏しくなってきたところだったし、「枯淡勾玉」はエレシュキガルのスキル上げにまだ使うからありがたいけど、「凶骨」も「虚影の塵」も「竜の牙」も「鳳凰の羽根」も「無間の歯車」も「愚者の鎖」も「宵哭きの鉄杭」もなくて正直ガッカリ感が……監獄塔みたいにすべてのクエストで素材が確定ドロップするんだったら、もうちょっとやる気湧くかも。

 ピックアップは予想通り鬼種絡みの和鯖ですね。なぜか告知画像でハブられていた☆4バーサーカー「茨木童子」もちゃんとピックアップされます。しかし5騎中3騎がバーサーカーか……圧倒的狂率。☆5の面々は日替わりだけど茨木とアチャフェルノは常時ピックアップ対象であり、金時や頼光を欲する人たちから「茨木かよー」ってガッカリ枠扱いな仕打ちを受けるのかと思うと今から憂鬱。私はむしろこの機会に茨木ちゃんの宝具レベルを上げたい気持ちがある。アチャフェルノも欲しいし頼光も欲しいし酒呑も欲しいし金時も欲しい。が、今回はガチャ産イベ礼装もないし、鉄の心でスルー。金時のモーション変更は気になるので種火や宝物庫のときにフレから借りるとしよう。

 シナリオはたぶんオマケ程度だろうが、「アーチャー・インフェルノ」でも「お萌」でもない素のアチャフェルノさんが見れるのは楽しみだったりする。茨木にも見せ場があるといいなぁ。百重塔の一室になぜか引き篭もっている刑部姫と「仕事しろ!」って迫ってくる武蔵ちゃんとの寸劇があったりすればなおベネ。あらかじめ「新規サーヴァントの追加はない」と宣言しているけど、「新キャラを出さない」とは言っていないので意外な誰かが後半に登場するのではないか、と勝手に期待しています。

・拍手レス。

 今更ながら焼津さんはDiesiraeのギロチンプレゼントキャンペーンには応募されましたか? 色々条件が厳しいとかもっと違うことにお金使えばとかで、もやもやします
 そういえばそんなキャンペーンありましたね。直視したくない心理が忘れさせていたのか……これ当たった人はどうするんだろう。刃の部分を変えて大根切るのにでも使うのかな。

 平グモちゃんのフルボイスも出してくれないかなー。パッチ当てないと無音なんだしさ。
 マスクド上海とかと一緒にまとめてフルボイス化してほしいですね。


2018-01-19.

芥川賞に石井さん、若竹さん=直木賞は門井さん

 おお、門井慶喜が直木賞獲ったのか。これはめでたい。門井慶喜(かどい・よしのぶ)は1971年生まれでまだ46歳だから比較的若めの作家ですね。最近は時代物の小説も多くなってきているが、もともとはミステリ方面の出身です。オール讀物推理小説新人賞を受賞したのがキッカケでデビューしていますが、受賞作そのものは書籍化されていないはず。2006年に単行本が発売された『天才たちの値段』で本格デビュー。ということは今年でちょうど干支がぐるりと回った形になるのか。私はその2年後くらいに読んで感想を残している(当時の日記)。いわゆる「薀蓄系」に属するタイプの美術ミステリで、あまり派手な印象はないが手堅くまとまっています。FGOの贋作英霊イベントで「美術の贋作」に軽く興味を持った、という人は読んでみては如何だろう。「ミステリは殺伐とした話が多くて苦手」という方にもちょうどいい。贋作云々といった美術関連のミステリは『文福茶釜』もオススメです。

 3年前に『東京帝大叡古教授』が、一昨年に『家康、江戸を建てる』が直木賞の候補作に選ばれていたので、『銀河鉄道の父』は3回目。まさに三度目の正直だ。「宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く」長編らしいが、まだ読むどころか手元に置いてさえいないので詳しいことは知りません。私も受賞のニュースを聞いて慌てて注文したクチ。入荷は来月以降になるだろうか。だいぶ前に買った『天才までの距離』(『天才たちの値段』の続編)もどこへやったか探し出さないと……あ、『注文の多い美術館』もいつの間にか文庫化してる。買わなきゃ。

ライアーソフトの『屋上の百合霊さん〜フルコーラス〜』、1月26日発売

 百合霊さんのフルボイス版とな。18禁エロゲーにしては珍しく「百合」を題材にしたソフトです。伊藤ハチのコミカライズもあったりする。『処女宮』とか、同じライアーの『サフィズムの舷窓』とか、既存の百合系ソフトはいくつかあるけれど、百合霊さんほど根強い人気を誇って長期間何らかの展開を続けている作品はないように思う。あ、そういえば『FLOWERS』は去年完結したんだっけ。百合霊さんもFLOWERSも興味はあるけど何やかんやでプレーせず終いだし、この機会に着手してみるのも悪くないかな……それにしても「店舗別特典ドラマCD」を全部収録というのは素晴らしいというか羨ましいというか。lightとかNavelのソフトも店舗別特典ドラマCDまとめてほしい。

・FGOはルーヴル全力周回中。同じような人が多いのか、ここのところ夜はサーバーが激重に。あとマスターレベルが遂に140へ到達しました。第二部始まったら上限解放されるかな。

 顕学礼装、最初の1枚目は初級周回ですんなり落ちたけど、2枚目以降がなかなか落ちなくて苦労した。ドロップ自体はするんですが、顕学じゃないのばっかりで……最終日前日にポロポロと落ちたおかげでやっと凸れました。ルーヴルは魔術礼装をアトラス院にして「メジェドの眼」で孔明のチャージを減らしつつ強引に宝具回して周回しています。フレのエドモンがスキルマかつレベル100でめっちゃ強いのがありがたい。ボスが邪ンヌだと少しターン数掛かって事故る危険性も上がるけれど、たとえ事故っても控えのラスボス系後輩がどうにかしてくれるので負けることはない。彼女のおかげでアヴェンジャー戦は圧倒的に楽になりました。

 ボックスガチャのおかげで種火はたんまりと入手することができ、半端な育成で止まっていた連中のレベルもぐんぐん上がっていきますが、再臨に必要な素材がだんだん心許なくなってきた。☆3でも「鳳凰の羽根」を要求するサーヴァントが意外と多く、今やなくなる寸前の状態に。歯車はもう枯渇しました。そろそろ必要素材をリストアップして、そこから「誰の再臨を優先させるか」って考えないとな。しかし、普段あまり使ってないサーヴァントでもこうしてせっせとレベルを上げ、霊基再臨でレベルキャップ外して、またレベルを上げて……ってチマチマやってるとだんだん愛着が湧いてきますね。凶骨の要求数が多いせいで長らく放置していた呂布も今回やっと最終再臨させることができ、「こいつにも活躍の機会を与えてやりたいなぁ」って気持ちが沸々と。そろそろEXTRAアニメ放送始まるし、呂布のモーション改修来ないかしら。軍神五兵(ゴッド・フォース)の演出はいい加減何とかしてほしい。

 そんな美味しいボックスガチャも明日の昼でいよいよ終了。次の節分イベントは24日あたりに開始かな? それまで特に何もなさそうな雰囲気だけど、新たに解放した幕間の物語や強化クエストをこなしながらのんびり待つとしようか。


2018-01-14.

・某映画観に行って、上映前の予告編で『リズと青い鳥』の存在を初めて知り衝撃受けた焼津です、こんばんは。

 要するに『響けユーフォニアム』の番外編。2期目で活躍した鎧塚みぞれと傘木希美のカップル、じゃない、コンビをメインに据えたストーリーらしいです。原作は『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章(前編・後編)』、現時点でのシリーズ最新刊。調べてみると、これとは別に久美子たちをメインにした新作アニメ(タイトル未定)も制作中のようだ。予告編では見覚えバリバリのみぞれちゃんが映っているのに響ユのタイトルが全然出てこなくて「『聲の形』のスタッフが贈る〜」云々とアナウンスしているから戸惑いました。原作まったく知らない新規を引き込む方向で宣伝してるのでしょうか? 他の予告編は『15時17分、パリ行き』、クリント・イーストウッドの新作が面白そうだと思った。

 映画と言えば来月公開予定のジョン・ウー監督作品『マンハント』、原作は西村寿行の『君よ憤怒の河を渉れ』高倉健が主演した映画の中国版タイトルが『追捕』で、『マンハント』も原題は『追捕 MANHUNT』)なんですが、主人公が検事から弁護士になってるので言われないとわかんないな、これ。原作小説かなり前に読んだけど、北海道へ逃げて羆に襲われたり「猿が煙を手繰っていた」シーンが何度も言及されていたことしか覚えてない……というか、途中で行方不明になって最後まで読んでいない気がする。見つかったら再読しよう。

佐藤大輔の『遙かなる星』、3月よりハヤカワ文庫で再刊を開始する模様

 おお、ずっと絶版で古本屋でもプレ値が付いていたシリーズじゃないですか。御大らしく例によって未完ですが。元のタイトルは「遙」かなる星だけど、通販サイトで「遥」かなる星となっているのは誤表記か、それともタイトル変更なのだろうか。ちなみに「遙」を口頭で説明するときに「涼宮遙の『遙』」と言ってしまう年代の人間だが、もう『君が望む永遠』って16年以上前(アニメ化から数えても14年以上前)の作品だから普通に通じないんですよね……「涼宮遙と涼宮ハルヒ、偶然の一致なのか?」というネタも、「涼宮ハルヒ? なんかそういう古いアニメありますよね」って反応だから心臓に悪い。あのクオリティに感激した劇場版でさえ8年前だもんなぁ。私もだんだん「現在の時流に付いていけず『時よ止まれ』状態になっている懐古の人」になりつつあるというかもうなってる。

 話が佐藤御大から逸れた。『征途』の愛蔵版が出たくらいなので、今年か来年くらいにはRSBC(レッドサン ブラッククロス)の完全版(という名の未完)も刊行開始になるんでしょうね。未完原稿の類も出てくるのだろうか。『戦艦播磨の生涯』とか、「部分的にでも仕上がっていたら公開してほしい気持ち」と「不完全な形で世に出てくるくらいならいっそ夢想のままであってほしい気持ち」が鬩ぎ合う。手掛けた小説は傑作だらけであるにも関わらず、『征途』以外のシリーズ作品はすべて未完(別名義である「豪屋大介」も完結したシリーズはない)という極端に凝り性で徹底して飽きっぽい作家だった。本当に多くのファンから愛され、多くのファンから憎まれた愛憎深き人である。未読の方にはあまり薦められないが、うっかり読んでしまって道を誤るのも一興、とだけ書いておきます。読むとしたら『凶鳥〈フッケバイン〉』あたりがいいかな(結局薦めている)。

電撃文庫って一時ほどの勢いないよね(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 他レーベルから出ている、いわゆる「なろう系」の擡頭で以前よりは影が薄くなっているイメージありますね。来月に第24回電撃小説大賞《大賞》受賞作品『タタの魔法使い』が刊行されるけれど、あまり話題になっている雰囲気もないし。ほんの半年くらい前までアニメが放送されていた第20回電撃小説大賞《大賞》受賞作品『ゼロから始める魔法の書』にしても、各所で盛り上がっていたかというと……。

 電撃文庫は「角川のお家騒動」に端を発して生まれたライトノベル系文庫レーベルで、当初はゴクドーくんの外伝や『新フォーチュン・クエスト』などスニーカー文庫の人気作品を引っ張って維持しているような状態だった。余談だがフォーチュン・クエストはまだ完結しておらず、先月にも新刊が出ています。もうみんな「そこにあるのが当たり前」って認識だから特に取り上げないだけで、スローペースながらもポツポツと新刊を上梓してるんですよ、フォークエ。あと『ウィザーズ・ブレイン』という3年前に9巻の上巻が刊行されたまま下巻が刊行されていない特異点もあるが、これについて解説すると長くなるので省きます。

 創刊が1993年だから今年で25周年を迎えるわけですが、この25年間をザッと振り返り、ムーブメントとして特に大きかったポイントは1998年刊行の『ブギーポップは笑わない』と2000年刊行の『キノの旅』、2004年刊行の『とある魔術の禁書目録』と2009年刊行の『ソードアート・オンライン』、2011年刊行の『魔法科高校の劣等生』(忘れそうになるがこれも「なろう系」ではある)ですね。魔法科高校以降で評価されている作品、面白い作品もあるにせよ「時代を牽引する」というほどのヒット作には恵まれていない。『天鏡のアルデラミン』とか、個人的には好きだけど、アニメもアレだったしな……。

 私もここ最近FGOばっかりであんまりチェックしていないから訳知り顔で書くのもアレですが、一応新人も育ってきているんですよ。「駱駝」という変わったペンネームの新人が今『俺を好きなのはお前だけかよ』ってラブコメやっていて、結構いいペースで巻を重ねています。第23回電撃小説大賞《大賞》受賞作品『86―エイティシックス―』もラノベ好き界隈での評価がすごく高い。ヒロインが「奴隷の少女」で早期の打ち切りを心配された『賭博師は祈らない』も重版されたりコミカライズ企画が進行中と順調に伸びている。このへんの作品がアニメ化すれば、そこからまた勢いを取り戻す可能性はあります。最後に、「電撃文庫で何か面白い新作ないかなー」って探している人向けに『剣と炎のディアスフェルド』をオススメします。それこそ25年前の電撃文庫が出していた古式ゆかしい王道ファンタジー……に見せかけて疾風怒濤の勢いで読者を引きずり回すパワフルな英雄譚となっています。1冊1冊が分厚いものの、決して冗長ではなく、むしろ「よくぞここまで」というほど凝縮されている。群雄割拠の戦国時代を描いていて、登場キャラも多彩で活き活きしている。2巻のクライマックスで並み居る達人たちを前にして無双っぷりを見せつける「剣の聖」マッキムードのカッコよさといったら。今もっとも打ち切られて欲しくないシリーズなので隙あらばプッシュする焼津なのでした。

・FGOは黙々と贋作英霊のクエストを周回中。コスト調節でアンリマユが大活躍だ。

 ストーリーは「すまないなどと言うつもりはないさん」のインパクトが強すぎて、その後の文系理系イケメンズはあまり印象に残らなかった……「諏訪部と諏訪部が戦っている」光景には謎の感動がよぎった。2人は今回のピックアップ対象でもありますね。ここに「ナチスのランサー」が乱入すればトリプル諏訪部でクラス的にも三つ巴だな。フリクエはチャルトリスキを重点的に回ってるが、とにかく心臓がうまい、うまい。最初にいきなり2個も心臓がドロップしたときは「あたし、ここに住む!」と心の中で叫んでしまった。ドレイクとアストルフォに顕学礼装(当然未凸)付けてオジマン借りてきたら、3T周回は無理だけど『キノの旅』読みながらの「ながらプレー」でもクリア可能な程度には楽々突破できる。ながら読みした『キノの旅』はフォトの話(「残されたもの」)で涙ぐんでしまった。歳を取るとどうしても涙腺が緩みがちになる。洟を啜りながらデーモンどもをヒポグリフで轢き殺している光景は傍目にアレだっただろうが……あとボックスガチャのおかげで種火と素材はウマウマながら、QPの不足が深刻でろくにスキルを上げられず。このイベントが終わったら宝物庫半額をお願いします。

期間限定イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」が開催決定!

 とか言ってたら新イベントの告知来てた。節分イベントということで、鬼種の皆さんがメインになる模様。ふーん、今回は配布サーヴァントも新規サーヴァントのピックアップもないのか。画像から察するに、アチャフェルノさんと金時、頼光と酒呑が日替りでピックアップされるのかな……え? 茨木は?

 参加条件は終局特異点クリア、CCCコラボイベと一緒ですね。特徴は「一度出撃したサーヴァントは一定時間再出撃が不可能」、「サポート選択が不可」「マスターがご自身で召喚したサーヴァント6騎で出撃する」というもの。艦これのお札システムみたいな奴でしょうか、聞きかじっただけでよく知らないんですけども。年末あたりから散々「いろんなサーヴァントを育成しろ」と仄めかされてきていたので編成制限が課せられることは予想していましたが、サポート不可だとフレマーリンに頼れないし、6騎全部自前だとコスト調節もよりタイトになるし、率直に言って面倒臭……否、逆境がハチャメチャに押し寄せてきそうでワクワクしますね。実際にやってみたら「思ったより簡単だった」ってなるかもしれない。スタメン3騎だけで編成可能なら擬似単騎とかもやれるわけですし。各所で攻略記事もいっぱい出るだろうから、参考になりそうなものを参考にしてやっていくとするか。

 というか、ストーリー読むだけならそこまで難しくないはず。あるいは「ストーリーなどあってなきが如し」系のイベントか? ネロ祭みたいにAP消費1のクエストがずらっと並ぶパターンかもしれない。「百重塔」というくらいだから100個あるのだろう。コンプを目指すと辛そうだ。来年くらいに復刻ライト版が来て「オリジナル版はキツかったな……」と遠い目をして思い出に耽ることになったりして。ま、無理しない程度に頑張りましょう。とりあえず中途半端なレベルで止まっていた連中のレベル上げを再開すっか。

・拍手レス。

 物欲センサー故障してるみたいですね。サポートセンターに連絡入れて直してもらいましょう(提案)ともあれ邪ンヌおめでとうございます。今回は霊衣解放も有ったのでセンサー正常に稼働してたら2桁万円くらい行ったかもしれませんねえ。ガチャの闇は深い・・・。蝉様実装までにセンサーは直ってしまうのかどうか。
 直してもらった後でまたブチ壊して「どうしてわざわざ二回も殺すんだっ! なぜあのまま死なせてやれなかった!?」とブラックジャック先生に怒られたいです。霊衣は黒王の方も早く来て欲しい。ツイッター眺めてるとあちこちで凄い金額の呟きが飛び交ってて背筋凍りますね……私も蝉様が実装された暁にはいよいよ「お見せしよう、ガチャの闇を!」な記事を書くことになるかも。


2018-01-12.

・たまには読んだ本の感想を。

 『我が驍勇にふるえよ天地6』、ヒロイック要素の強い戦記ファンタジー最新刊です。刊行直後からチマチマと低速で読み進め、約1ヶ月掛けて読み終わった。北の大国「アドモフ帝国」の侵攻を退けた主人公たちは、ついこないだまで殺し合っていたアドモフの将・レイヴァーンの寝返りによって急遽アドモフへの逆襲を開始する。レイヴァーンが忠誠を誓っていた「元帥皇女」メリジェーヌは帝位転覆計画の露呈によって失脚し、「叛逆者の軍」としてアドモフに居場所を失ったレイヴァーンは敵国である主人公たちの軍に縋り付くしかなかった。すべてはメリジェーヌを救い出すために。「救出できた暁には、この首を貴殿らに差し上げよう」と誓うレイヴァーン。かくして祖国防衛と故郷奪還の悲願を達成した主人公たちは宿敵との共闘関係を得て、反転攻勢に出る。本当に守りたいなら、「ただそれだけを守っていればいい」という狭い考えに囚われていてはならない。守るために、世界のすべてすら呑み込まんとする覇者の軍勢。彼の足が遂に国境を越える――。

 というわけで、これまで自国内の争いや他国からの侵攻を切り抜けてきた主人公たちがようやく「他国への侵攻」に踏み切る、恐らくシリーズ全体で見たときにターニングポイントとなるであろう巻です。最終的に「アレクシス帝国」というのが出来上がって主人公はそこの皇帝になる、というかなった後に「彼が皇帝になるまでの歴史を紐解く」形式で綴っているわけだから、ところどころ「後の歴史家たちは〜」と未来を先取りするような描写も出てくる。「架空の歴史」に触れる、という点では同じGA文庫所収の『戦塵外史』に似た味わいがあります。ここから世界レベルのところまで話が広がっていくんだな、とワクワクする。反面、スケールが大きくなりすぎたせいでこの巻自体の読み応えはやや薄く、「うーん、ここで終わりか」って溜息を漏らしてしまった。アドモフに侵入し、最初に接敵した軍団との戦いが終わったところで幕――となっています。なにぶん緒戦なので主人公たちもあまり苦戦せず、バトル的には物足りない。やがて一角聖(ユニコーン)と呼ばれるようになる槍の名手・クルスと「春風の軍神(イアリロ)」オスカーとの邂逅とか、クルスと「八本剣の軍神(ルギエヴィート)」との戦いとか、部分部分で面白いところはあるが……って、こう書くとまるでクルスが主人公みたいだな。クルスは強いけど今のところ三枚目の雰囲気が抜けない脇役です。最初は「パッとしない奴だな」って印象ですが、じわじわと気に入りつつある。

 最後はアドモフ側の新戦力(傭兵集団)が登場し、次巻への期待を昂らせたところで〆。新ヒロイン(?)ナランちゃんが口を開くたびに巨大なフラグを立てていくのでエロゲー的な期待も高まりますね(※ライトノベルです)。

・FGOの復刻イベントであるところの贋作英霊、ダ・ヴィンチちゃんのアナウンスが「あー、テステスまやこん、テステスまやこん」だったりと与太話ムードが強くて「第二部の序がアレだけにホッとしてしまうな」と和んでいたが、いざ贋作英霊が出てくると微妙にシリアスな空気が漂ったりして反応に困った。真作の影に過ぎなかったものが、自ら光となって輝こうとする足掻き。深刻さを窺わつつも、肝心の贋作英霊どもが「乙女ゲーのキャラみたいな設定になっている」というアンバランスさがまた……葉桜ロマンティックかな?

 バトルはフリクエのボスが真と偽に入れ替わる仕組みが面白い。最初に気づいたときは「えっ!?」ってなった。ただ低APクエストはクラス混成が多くて周回がちょっと面倒。「こんな単調なクエスト、思考停止しなきゃやってらんねぇ」って結局茨木と土方さんとフレバーサーカーで殴っています。まだしっかり確認したわけではないが、素材の交換レートもあまりキツくなさそうで期間内に欲しいのは取り切れそうですね。後半はひたすら手稿集めになるかな、これは。あと、予告していたジャンヌ・オルタチャレンジを記事にしました。他人のガチャ結果に興味がある人はどうぞ。

・拍手レス。

 焼津さん。どうせ無課金で邪ンヌを引き当てるんでしょ ? と僻みはおいといて贋作イベントと第1章の間の時間軸として「ほぼ週間 サンタオルタさん」でも邪ンヌがらみのイベントがありますよ。
 こんな感じでした。ほぼ週って2015年のクリスマスイベントですよね。復刻されないイベントはせめてシナリオだけでも開放してほしい、ネロ祭のときみたいに。監獄塔に関しては復刻というか「もう常設でいいだろ」って感じですが。


2018-01-10.

更新再開するぞ!(ヤマカム)

 「ヤマカム」って2003年開設だったのか……うちと一緒だ。ということは、うちも今年で15周年じゃないか! すっかり念頭から消えていた。15年前、2ちゃんねるの二次創作板に『斬魔大聖デモンベイン』というエロゲーのSSを投稿していたんですが、だんだん掲示板へ投稿するにはボリュームが大きすぎる感じになってきたので個人サイトを開いたんです。その名残であるSSコーナーはまだ消さずに置いてるけど、もう何年もチェックしていないな……当時ハマっていて『うそモテ』というエロゲーを宣伝したい、ってのもサイトを開いた理由の一つだった。「北河トウタ」が原画を担当していたんですけど、驚くほど話題にならなくって、まだ開設したばかりのうちの掲示板に北河トウタさんがわざわざコメントを書き込みに来てくれるほどでした。

 最後に書いた二次創作SSが『あやかしびと』のだったから、だいたい2年くらいはSSサイトとして活動していたことになるのかな。『あやかしびと』のSSは当時物凄くのめり込んで書いたけど、同時に物凄く消耗した。燃え尽きた、というほどではないがやや気力低下して読書感想やエロゲ感想のテキストがメインに切り換わっていった(合間にこっそり「沃野」などのオリジナルSSを書いてたりもした)。エロゲーに関しても2007年12月『Dies irae』と2008年1月『Garden』の未完成騒動、いわゆる「怒りの庭」ショックが尾を引いて徐々に足が遠のいていった。2009年発売の俺翼、村正、ファーブラの3本がそれぞれ違う形で「理想のアダルトゲーム像」を実現してくれたから満足しちゃった、というのもある。エロゲ感想サイトとして活動してたのは2010年頃まで、ってことになるか。ほぼ引退状態ですが『末期、少女病』と『陰と影』と『ドグラQ』と『霊長流離オクルトゥム(仮)』はまだ待っています。

 それ以降はダラダラとアニメや漫画やライトノベルの感想を垂れ流すチラシの裏サイトを続けてきましたな。大学卒業してしばらくはアニメ観る習慣全然なかったけど、コードギアスをキッカケに徐々にアニメへの関心がぶり返してきた。2011年を境にアニメ関係の話題がどっと増えたはず。まどかマギカとかホニメ(ホライゾンのアニメ)とかZeroアニメとか、どれもついこないだのように思えるけど、もう7年前か……時が経つの早過ぎ。2013年にツイッターを始めたものの、やはり字数制限が煩わしくて本格移行は果たせず。2015年あたりで更新のモチベが低下してきて、だいぶ惰性気味に。本は読み続けていたけれど、「感想を書きたい」「感想文を他の人に読んで欲しい」「そしてこの本に手を伸ばしてもらいたい」という気持ちは薄れつつあった。読んで自分が満足すれば、それでもういいじゃない――と。2017年、つまり去年が始まったあたりで「閉鎖」について考えていたところ、突然FGOにハマって現在に至ります。なのでFGOが終わるか、FGOに飽きるかするまではこのサイトも「もうちょっとだけ続くんじゃよ」ってことになるでしょう。以上、簡単に15年間を振り返ってみました。

【予告】期間限定イベント「復刻:ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊 ライト版」開催!

 あっ、こんなに早くボックスガチャが来るなんて。知っていたら金林檎取っておいたのに……いいです、虹林檎齧って走ります。というか師匠育成のためにもう既に何個か砕いている。スキルレベル上げなきゃせっかくの師匠も持ち腐れですからね、石の10個や20個、安い安い(と己に言い聞かせる)。この「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」、どんな話か詳しいことは知りませんが、「オルレアンでは冷血復讐者だった邪ンヌがなぜか新宿ではポンコツ突撃女になっている」という謎を解き明かすミッシングリンク的なエピソードらしくてずっと楽しみにしていました。「七人」ということは他にも6騎は出てくるってことか。噂によると○○○○○○○が重要な役割を果たすらしいが……いや、詳しいことは実際にこの目で確認するとしよう。

 うむ。それはそれとして、目を背けるわけにはいかない現実が厳然と立ちはだかっておりますな。即ち、☆5アヴェンジャー「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」、二度目の復刻……! キャラとして登場したのは第一章オルレアンからなので、古参度に関してはアルトリア・オルタとほぼ一緒ながら「専用イラストを用意する余裕がない」という理由で「ジャンヌ・ダルクの2Pカラー」「宝具モーションは専用だけどクラスがルーラーのまま」になってしまった邪ンヌちゃん。マテリアルによると何かのイベントで☆4サーヴァントとして配布する予定だったのが急遽変更となり、衣装デザイン等も新たに起こすこととなったそうだ。配布だったら再臨しても姿が変わらず一貫してショートのままだっただろうから、ロング好きの私は素直に「変更されてよかった!」と思います。プレイアブルなアヴェンジャーとして実装されたのは2016年4月、オリジナル版の「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」において。その半年後に700万DL突破キャンペーンで復刻されて以降ずっとピックアップされたことがなく、2017年にFGOを始めた人々は闇鍋福袋を除いて入手する機会がなかった。私も当然「欲しい!」と願ってサポ欄に邪ンヌ出してる先輩たちを羨みましたとも。初心者だった頃に憧れた三大サーヴァントの一角です。ちなみに残りの2騎は茨木と師匠。つまり、これで邪ンヌを引くことができれば概ね野望は達成されるワケダ。座視することなど凡そ不可能である。

 かのような経緯をもちまして、予定していた「最大200連のセミラミスチャレンジ」は「最大100連のジャンヌ・オルタチャレンジ」と「最大100連くらいのセミラミスチャレンジ」にスプリット致します。もともと1つのピックアップで200連も回す予定じゃなかったから、然るべく元のプランに戻ったとも言える。やっぱり邪ンヌは好きです。新宿でのアルトリア・オルタとの掛け合いも良かったし、イベントなどでジャンヌたちと繰り広げる姉妹じみた遣り取りも楽しい。アルトリア・オルタの幕間では「ああ、そういえばなにげに言葉遣いは丁寧な子だったな」と思い出して和んだ。自前で持っていればフレのエリちゃん(ランサー)借りてバフの掛け合いもできるし、周回の潤いになりそう。それにこのジャンヌ・オルタチャレンジでガチャ日記の9回目を書けば、次のセミラミスチャレンジはちょうど10回目になる。「10連」とも掛かっており、ガチャ日記の掉尾を飾るには相応しいだろう。ジャンヌ・オルタチャレンジの結果報告は11日か12日を予定しております。

 ガチャ予告はこれくらいにして、イベントの内容について。今回もクリスマスに続きボックスガチャ方式です。「どうせ復刻だから10箱で終了でしょ」と諦めムードだったが、説明を読むと「11回目以降」についても言及がある。制限ナシのボックスガチャ、しかも封入素材は八連双晶、竜の牙、虚影の塵、凶骨と欲しいものだらけ。牙と骨は本当に枯渇が著しくて困っていたから渡りに舟。ガンガン回してやります。あと種火AP半額で☆3サーヴァント育ててたらピースがなくなっちゃったクラスいくつかあるので、ピース類が入っているのも地味に嬉しい。

 メインクエストは時限式で、一週間かけて七つの節のストーリーを紡ぐ。形式としてはクリスマスイベントに近いですね。タイトルに「七人の贋作英霊」とあるくらいだから、各節ごとに「贋作英霊」が登場するのか? ドロップUP効果は特定のサーヴァントではなくクラスごとに設定されているので編成の自由度は高そうだし、攻略そのものはあまり難しくない? この贋作英霊、イベントにしては珍しく礼装が期間限定ではなく恒常化しているものばかりで、邪ンヌ狙いでなければそんなに必死にガチャガチャしなくてもいいのが有情である反面、邪ンヌ狙いだと副産物があまり期待できないのが無情ですね。「柔らかな慈愛」や「毒蛇一芸」、絵柄は好きだけど普段使いする礼装かと言われると……「死の芸術」は汎用性高いから凸を1個作りたい。

 そしてみんなが待望していた新宿霊衣もやっっっっと実装されますが、うーん、邪ンヌだけか……アルトリア・オルタもセットで来るかと思ったけど、霊衣の追加ってピックアップに合わせて行うみたいですし、1000DL突破記念のときに来なかったアルトリア・オルタの新宿霊衣はだいぶ先になりそうな予感。今回のピックアップで引けなくても次の福袋で召喚できる可能性はあるし、開放権だけは忘れずに取っておかなきゃ。セーラー服ナイトとメイド服ナイトもなるはやでお願いします。

 邪ンヌばっかりに目が行ってしまったが、今回はダ・ヴィンチちゃんもピックアップされるのか。前回はピックアップされていなかったけど、そりゃそうだな、4月時点では未実装だったんですから。「序」があんな具合だったし、レオナルドパンチ好きだし、中の人はジャンヌsと一緒だし、欲しいかどうかで言ったら……欲しいです。というか、ぶっちゃけ持ってないサーヴァントは全部欲しい! でもそんなこと言ってすべてのピックアップを回していたら石が保つわけないので、泣く泣く諦めるより他ない。運営、頼むから○○ンチちゃんはガチャ産じゃなくて配布でお願いな。あと、今回は☆4や☆3もピックアップ対象がいるんだな。術ジルはなにげにスト限なので☆3にしてはレアな奴。私はちょくちょくストーリー召喚回していた時期あったから1枚持ってますが、あまり使ったことはない。エミヤは現在宝具レベル3なので、排出が偏ったら遂にレアプリゲットの可能性あります。それこそ「モナリザ」を手に入れることになるかも。

 イベント自体は20日の土曜日で終了だが、ピックアップは24日の水曜日まで続く模様。そこで新イベント来るかしら?


2018-01-08.

・実際の配信が来るまであれこれ語るのは控えようと思っていたFGO第二部、なんとなく年末の特番を観返して「ダメだ、やっぱり語りたい!」という気持ちがムラムラ湧き上がってきた焼津です、こんばんは。

 あのPV観てると、どうしても「あれってこうなのでは?」みたいな予想や妄想をブチ撒けたくなる。なので別ファイル作って好きなように書き散らしました→「Fate/Grand Order Cosmos in the Lostbelt」予想雑談 第一部や1.5部、第二部の「序」に関するネタバレも含んでいるので未プレーの方はご注意ください。

・拍手レス。

 あの言峰の正体は、ラスプーチンなのではないかとプレイヤーの間で言われていますね。 一緒に登場したサーヴァントがアナスタシアという名前でしたから、可能性はあると思いますが、そうなると、あの「雷帝」も今後登場するんじゃないか感じます……。
 マテリアルで見せたアイリの反応からすると怪僧の擬似サーヴァント説が濃厚ですね。私の年代だと「服を脱いで固有結界『秘密の花園』に引きずり込みそう」とか考えてしまう。オプリチニキが出てきた時点で雷帝さんの登場はほぼ確定でしょうな……ロシアサーヴァントとしてアーチャー「ヴァシリ・ザイツェフ」を妄想したけど、いくら何でも近代すぎるか。

 スカサハおめでとうございます!相変わらずの豪運ですね(嫉妬)イシュタルはバフ2つ所持の上、大正義NP50チャージがあるので、クリスマスボックスガチャイベでとても活躍してくれた子です。育成に力を入れる価値はあるかと思います。はやくイベント来て欲しいですな...
 ありがとうございます。スカハサは初心者の頃に高嶺の花として羨んでいたサーヴァントなので超嬉しかったです。イシュタルは勾玉集めで下総国に連れて行ったら、ただでさえクリ殴りの強いエミヤが更に強くなっていて「何事!?」と驚きました。調べたらカリスマにクリ威力UPも付いてるんですね、この子……イベントは10日あたりから何かやってほしい。ここのところ育成ばっかりで刺激に飢えています。


2018-01-05.

・遅れましたが、あけましておめでとうございます。今年も今年とてFGO漬けになりそうな焼津です、こんばんは。

 日付が1月1日に変わった直後、メチャクソ重たくなったのでエラーを恐れ、正月の福袋召喚は朝になってから購入。緊急メンテに次ぐ緊急メンテだったけど、ちょうど隙間に潜り込めた。選んだのは三騎士+裁讐側、召喚に応じてくれた☆5サーヴァントは「イシュタル」でした。やったぜ、チャージスキル持ち全体弓だ! 周回での活躍が大いに期待できそう。ことあるごとにトラブルを巻き起こす迷惑屋だけど、バトルモーションが派手で好きなんですよね。密かに憧れていたユニットである。騎シュタルやエレちゃんと一緒に凜ちゃんパが組めるようになって嬉しい。スキル上げの素材も手持ちでだいたい揃っているし、鉄杭が全然足りないエレシュキガルよりも先にスキルマ完了になるかも。今んとこQPが枯渇気味だから、どちらにせよだいぶ先の話になりますが。

・そして大晦日の夜に配信が来た第二部序章の続き。さすがにもうバラしていいと思うから書きますけど、査問団の顧問として「言峰綺礼」が出てきたときはビックリしましたね……「げぇーっ、こいつは本物だろうが偽物だろうがロクなことにならねぇ!」と一気に緊張感が高まりました。そして二重にビックリだったのは、「急に言峰とかいう奴が出てきたんだけど、誰?」「あー、こいつ礼装で見たことあるような」って反応が多かったこと。「言峰の登場に驚愕しない人たちがいる=Fateに対する関心は低くてもちゃんと終局特異点をクリアしている」という事実にFGOプレーヤー層の「広さ」を改めて感じ、私の中に「開位を取得しているFGOプレーヤーなら言峰の顔で警戒心バリバリになるのは当たり前」って思い込みがあったことにも気づかされました。想像以上に多様だったんだな、FGOのプレーヤーは……もうFateというよりFGOが一つのジャンルなんですね。

 そしてこれ以上の詳述は避けるがいろいろ激動の展開を経て第二部に雪崩れ込みます。「お前がムニエルだったのか……!」をはじめとして書きたいことは山盛りだが、不明点が多いせいもあってまとめきれねぇ。「実質的な『鋼の大地』コラボ」と予想していたけど、むしろこれは『ドリフターズ』および『終わりのクロニクル』では? 聖杯戦争ならぬ正稗(史)戦争といった趣がある。気合の入ったOPも流れて新キャラもバンバン出てくるから情報処理が追いつきません。とりあえずナイフ持った女の子は「暗殺の天使」シャルロット・コルデーちゃんと予想してみる。実装するならせめて☆3でお願いします。

 「下手すると日付が1月1日になった途端に新章配信かもしれない! 寝られねえ!」と、録画で済ませるつもりだったFate特番をリアルタイムで視聴することにしましたが、新章の配信は春頃を予定しているとのこと。早くても3月か。第一部は七つの特異点+αを配信するのに約1年半掛かったけど、第一・第二をローンチ時点でまとめて実装していたこと考えると、第二部は七つの●●●+αの配信にザッと2年くらい掛かりそう? 完結は2019年末頃を予定しているのかな……それはそれとして、終局特異点クリア前提の新規イベントを近く開催するみたいですね。「次回予定されている新規イベントでは、特定のサーヴァントに限らず、数多くのサーヴァントを育成しておくとイベントを有利に進めることができます。この機会に、これまで育てていなかったサーヴァントも強化しましょう!」とわざわざ「お知らせ」に表記しているところから察するに、編成制限があるタイプ?

 そして年始の不意打ちピックアップ、目玉の新規☆5は「葛飾北斎」。「クラスはキャスター? それとも蛸の絵で有名だからフォーリナーだったりして、ハハ」と笑っていたらマジにフォーリナーで白目剥いた。というか、まさかこんなに早くフォーリナーが増えるとは予想していなかったよ……しかもイラストはふたたびの黒星紅白。「アビーのピックアップを切り抜けた黒星ファンを待っていたのはまた、地獄だった」状態であり、心中お察しする。立て続けの限定☆5はキツい。ちなみに北斎ちゃんの誘惑を耐え抜いた私もスカサハピックアップには我慢できず「お正月だし、お祝いの意味も込めて」と言い訳しつつ10連一回だけガチャったら本当に師匠が来ました。種火&素材集めで周回しまくって、あれだけ大量に配布された金林檎もすっかりなくなってしまったけど後悔はしていない。次にどんなイベント来るかわからないから残しておいた方が良い、と判断する理性はあったが「おっぱいタイツ師匠を即日レベルマしたい」という欲望には抗えなかった。

 そういえば巷の予想じゃ年始に☆5セイバーの「千子村正」が来るということだったが、村正は去年の“山の翁”みたいに正月キャンペーンが終わってからの実装かしら。となると10日あたりが怪しい……? うーん、でも“山の翁”と同じパターンなら本編内でバトルモーションが先行お披露目されていたはずなので、村正のユニット化はもうちょっと先じゃないかって気もします。“山の翁”もキャラとして登場したのは2016年7月のキャメロットからだが、ユニットとして実装されるまで半年近く掛かってる。村正はたぶん4月くらいじゃないですかね。さておき北斎ちゃんは全体アーツ宝具のフォーリナー、基本としてはアーツパに組み込んで運用するユニット? 同じフォーリナーのアビゲイルとも相性は良いらしい。フォーリナー運用についてはイベントか何かで☆4フォーリナーが配布されたらいろいろ検討してみたいところだ。体験クエストでは「詠鳥庵」(蒔寺楓の実家)ネタがポロッと出てきて「あ、年末のひむてんアニメを意識しているのか」と内輪ノリの徹底ぶりにつくづく感心しました。

・年末Fate特番では2本……と思わせて3本のアニメが放送されました。

 ひむてんこと『氷室の天地』のアニメ化「Fate/Grand Order × 氷室の天地 〜7人の最強偉人篇〜」と、奈須きのこ脚本の新作「Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-」、そして隠し玉『衛宮さんちの今日のごはん』

 ムーンライト/ロストルーム、長いからムンロスと略します。「ロストルーム」で「あの人」を連想していたけど、蓋を開けてみたら前所長「オルガマリー・アニムスフィア」大活躍でぶったまげた。年末特番だし、もっと緩い、しんみりした感じの話になるかと思っていたのに、がっつり第二部の序章と絡んでいて「実質本編の一部」じゃないですかコレ。率いているサーヴァントがオルタニキとかメイヴとかエミヤオルタとかメッフィーとか、悪属性ばっかりで妙に敵っぽい編成なの絶対わざとでしょ……戦ってる相手も第一部の味方ばっかりだったし、オルガマリーが人類悪として復活する展開をどうしても想像してしまう。第二部の重要アイテム「ペーパームーン」をサラッと出してくるし、Aチームの7人を「クリプター」と名付けたのはオルガマリーの父・マリスビリーだったと判明するなど、「マリスビリー、死んでても死んでないのでは?」と勘繰らざるを得ない。藤丸と相対する謎のサーヴァントは宝具で完全に「あいつ」を指し示しているし……爆弾級の情報が次々と投げ込まれ、たまらず脳がショートしそうになった。極めつけはラストの指輪。「終局特異点クリア済プレーヤー特攻」をブチ込んでくるきのこはマジで鬼だな……と恐れながら感動した。新規に理解させる気がサラサラない構成もさることながら、本来であればFGOをプレーしていない視聴者に対して「これはこうで、あれはああで」と解説してあげる役割の既存プレーヤーたちが悉く爆殺されて解説不能になってるのが凄まじいというか。ムンロス、てっきり「年末になったら観返したくなるアニメ」枠かと思っていたが、これは折に触れて何度も観返したくなる奴だわ……到底一度じゃ消化できません。第二部のPVが流れたとき、FGO情報公開当時のワクワク感が甦ってきました。

 ひむてんは5年くらい前に原作の既刊をまとめ買いしたんですが、いまいちノリが合わない(映画や漫画のパロネタが多すぎる、美綴が美綴に見えないetc)せいで1巻の途中で放置。今回のアニメ化に際して掘り起こし、3巻あたりまで読み進めていたが、「7人の最強偉人篇」の元ネタに差し掛かるところまでは行き着かなかった。あれは確か原作の5巻くらいですっけ? 右下で走るフォウくんやら虹回転やらといったネタをぶっ込みつつ、まんまひむてんのノリで鐘さんたちが大暴れ。ムンロスとのテンションの違いに脳がクラクラしました。途中のリアル頭身モードが思った以上に長かったり、聖杯戦争の描写が予想を遥かに超える域でガッツリだったりと「うわあ、FGOで儲けまくってるんだなぁ」と感心することしきり。ショートアニメだし、去年のぐだぐだみたいな箸休めかと思っていたが、型月らしい悪ノリがトンデモない規模で実現していて「あれ? 途中で寝落ちしちゃって夢でも見てるのかな?」と己の目を疑いました。この調子で行くと今年の年末は超作画の『マンガで分かる!Fate/Grand Order』か……今から震えが止まらない。

 『衛宮さんちの今日のごはん』は配信形式でアニメやるみたいで、今回はそれに先駆けての特別放送って位置づけのようですね。2004年にstay nightが発売したとき「伝奇バトル物なのに料理シーンがやたら細かいな、てか細かすぎでは?」「何言ってんだよ、Fateはグルメゲーだろ」と揶揄されていたのが懐かしい。まさか料理物のスピンオフまでアニメ化されるとは……こりゃロード・エルメロイU世の事件簿あたりも今年「アニメ化決定!」の報が流れますかね。セイバーがコタツに入るときの芝居がやけに綿密だったり、調理シーンもところどころ「劇場版かな?」ってくらい丁寧で「うわあ、FGOで儲けまくっ(以下略)。プリズマじゃない方のイリヤの「普通に可愛い姿」が拝めて余は満足じゃ。なぁきのこ、今からイリヤルート作ってもいいんだぞ?

・拍手レス。

 アニメDiesは尺が無いのも作画微妙なのも覚悟してました。でも演出がヘボすぎる…
 「これなら目を瞑ってボイスだけ聞いてる方が面白いのでは?」というくらいアレでした。

 >これじゃなんだかスクショ撮るためにガチャ回してるみたいだな…   ちょっとわかりますw 私もこの頃は章クリア時の定礎復元のスクショ撮るのはもうやめようかなと思ったり…
 タイミング合わないと綺麗に撮れなかったりして、地味にストレス溜まりますよね。

 遅れながら明けましておめでとうございます。フレンドの山津です。(※伏せます)この一ヶ月はFGOガチャ運があらぶってました。76連使い切りでエレちゃんとキャスギル2アナちゃん
 (途切れてしまったorz)2で無償石がなくなるところでエレちゃん来た時は超興奮しました。福袋はキアラとオケアノスキャスターと悪女詰め合わせで相性&戦力バランス取れたりと凄かった。モーション改正に備え玉藻スキルマもしたのでよければどうぞー。今もワイはアッ君とシータとセミ様の配信を待っています。

 あけましておめでとうございます。キアラってことは四騎士の方ですか。オケキャスは冬木周回でたまにフレから借りますが、可愛いし使ってて楽しいしで羨ましいです。スキルマ玉藻はサポで見かけることが少ないから超ありがたい。アーツパで遊びたいときに遠慮なくお借りします。アッくんはセイバーウォーズの続編か、第二部の□□円卓領域あたりで実装ですかねぇ。シータは創世滅亡輪廻が本命? セミ様は私も待望しており、何なら今月中にピックアップ始めてもらいたいくらいです。早く来ないと貯めた石をジャンヌ・オルタ復刻とかでうっかり溶かしてしまいかねない。


>>back