FGOガチャ日記 その9「復刻 ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊ピックアップ召喚 ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕狙い(最大で)100連チャレンジ」(2018年1月12日の記事)


 我慢するつもりだった年始の日替りピックアップ、結局師匠とキャス狐で回してしまったな……キャス狐はフレから借りて確認した新モーションが素晴らしすぎて、ついつい「今ならキャス狐が来る気がする→来ない」の定番コンボを決めてしまった。いかんいかん、気が緩んどる。石も呼符も、すべてセミラミス実装の日に備えて貯めておかねばならん。

「よし、誓うぞ、今日からガチャ禁だ! 邪ンヌ復刻でも来ないかぎり、セミラミスピックアップが到来するまでもう回さない!」

 そう決意したのが1月9日の朝。「ニューイヤー2018ピックアップ召喚(日替り)」では武蔵ちゃんがピックアップされていました。晩に帰宅して「あー、まだしばらく虚無期間が続くのかな、何か適当な復刻イベントでもやってくれたらいいのに」と溜息をつきつつ「お知らせ」を開いてみたら、そこにはデカデカと映ったダ・ヴィンチちゃんの御尊顔が。

 ちょうど「復刻:ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊 ライト版」開催のニュースが流れたところでした。

 し、知ってる、このイベントに関してはオリジナル版のお知らせを何度も読んだから知っています。いつ開催されて、誰がピックアップされたのか。開催されたのは一昨年の4月。ピックアップされたサーヴァントは他でもない、☆5アヴェンジャーの邪ンヌこと「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」! 現時点でFGO最大のATKを誇る「星、吸う。敵、とける」なスターダスト作戦執行者にして、数多のマスターを篭絡し狂わせ膨大な石を焼き尽くしてきた名高き破滅の魔女(ファム・ファタール)だッ!!

 うおおおおおお! 召喚(ガチャ)の時間だ! コラァ!!

 我ながら「あたし最大の弱点である『両乳首後ろから同時こねくり』でもされない限りはね!」と叫んだ次のコマで「らめぇぇぇぇぇ」ってなってるエロマンガのような即堕ちっぷりを見せてしまった。ちなみに祭丘ヒデユキはレ研とかエロ方面のインパクトが強烈だけど一般向けの『シャングラッド神紀』も紛うことなき傑作なので機会があったら読んでみてください。

 前置きはもういいかな? そんなわけで今回はジャンヌ・オルタを狙って呼符10枚と聖晶石270個分、最大で100連回します。邪ンヌ出たらその時点で即終了。本気を出せば倍くらい回せるほど貯まってるんですが、全ツッパはしません。復刻贋作英霊が終わった直後に新規イベントが始まって「皆さんお待ちかね! セミラミス実装!」ってなったとき回す石がないんじゃ泣くに泣けませんからね。100連なら区切りがついてちょうどいいし、それ以上回すとムキになってしまって暴走鉄雄みたく制御不能と化し、気づけば空っ穴に……という悲惨な事態に陥りかねない。退き際が肝心です。

 ところで今回、ピックアップ☆5礼装がないから普段のガチャよりも僅かにカレスコが出やすくなってることに遅まきながら思い至りました。副産物がおいしくなさそうと判断していたけど、たとえ邪ンヌ引けなくてもカレスコが出てくれたら御の字だな。そろそろ1本くらいは欲しい。もちろん最高なのは邪ンヌがカレスコ背負ってきてくれることだ。

 おお、邪ンヌよ。1年以上の長きを耐え、遂に待望の日、復刻の時来たれり。

 今度こそ我が欲望の前に砕け散れ、絶えず誘惑し悩ませる憎くて愛しい聖晶石どもよ。

 では戦るか。

 ジャンジャンジャジャン、ジャン・ジャボウジャンヌ・ダルク! ヴィンヴィンヴィヴィン、ヴィンヴィ、ダ・ヴィンチ!

 さあ全身の毛穴で受け止めろ!

(呼符)

 8枚目で虹回転が入りました。

 

 

 

 

 ……嘘だろ? とか、もったいぶってもしょうがない。

 福袋ならともかく、今回のピックアップで虹から来る讐なんて1騎だけなのでもう確定だ。

 

 

 

 

 はい、こちら復讐に燃える竜の魔女、スカサハ師匠と並んでこの1年間ずぅぅぅっと憧れていた、太腿が眩しい☆5アヴェンジャー「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」です。

 復讐するは我にあり(ヴェンジェンス・イズ・マイン)! 我が野望、ここに成就せり!

 ――以上。

 えっ。あれだけ鼻息を荒くして「100連チャレンジやります!」と意気込んだのに、もう終わり? 終わり……???

 おい、物欲センサー! 物欲センサーはどうしたんだ! ……物欲センサー? ……し、死んでる……。

 

 

 

 

「FGOのガチャは大変に激渋で、本来は呼符から☆5サーヴァントなんて排出されないように設定されている。
 なのに、たった数枚で召喚成功とは……これは、絶対におかしい……。
 何かが、あったに……違いない……」

 

 

 

 

 強いて言えばここのところずっと風邪による下痢で苦しんでいたので、禍福が糾われたのかもしれません。

 昔は「呼符で☆5サーヴァント? 都市伝説じゃろ?」とサンタを信じない子供の目つきで否定していたし、「呼符で来ました!」と自慢する輩は許されざる圧制者であり断固粉砕せねばならないと憤っていたが、うん、当たるときはサクッと当たるんですよね……虹を見た瞬間にすり抜けも警戒したけど、今回はクラス絵ですぐに判別可能だったからあまり身構えなかった。

 邪ンヌ来るまでの内容はピックアップ対象が「死の芸術」と術ジル、あとは「死霊魔術」と「幻想種」とメドゥーサとパラケルススとロムルス。流れとかそういうのはまったく感じなかったです。「なんか重いし、呼符使い切ったら一旦撤退して、軽くなった頃に10連回そ」と考えていた矢先に突如虹の迸りがオーバードライブした。

 唐突にスッと降臨したものだから驚くを通り越して少し笑ってしまい、直後に「え? これをネタ記事にしないといけないの?」と頭を抱えました。幻術でも喰らったような気分であり、本音を申すと未だに邪ンヌがうちのカルデア(いやカルデアはもう……うん)に舞い降りた実感が湧かない。

 と、とにかく、ねんがんのジャンヌ・オルタをてにいれたぞ! やったー! オルタちゃん可愛いよオルタちゃん! これでメイヴちゃんのときみたいな「霊衣開放権を獲得しても何も起きない……虚しい……」って嘆きを味わわずに済む! フレからエリちゃん借りてバフの掛け合いプレイしたり、ルーラーのジャンヌ借りてジャンヌ姉妹パを組んだりすることもできる幸せ! というか、ルーラーのジャンヌがますます欲しくなりました! それはそれとして頑張ってイベント走ってボックス開けまくります!

 

 

 

 ちなみに今回頼った宗教はマイルーム教とフレポ教の複合。新宿でいいコンビを見せていたアルトリア・オルタを触媒に、フレポで☆3サーヴァント(メッフィーだった)が出るまで回してから臨みました。師匠もマイルームに兄貴置いていたらひょっこり来てくれたし、験を担いでおきたいな、とそんなノリだったんですが。軽い気持ちとは裏腹に効果が絶大すぎる。私、マイルームフレポ教に入信します!

 えー、そんなわけで宝具レベル2を目指したい気持ちやダ・ヴィンチちゃんのピックアップが来たら回したい気持ちと戦いつつ、今回の記事はオシマイです。何も見所がなくてすまない。100連回し切る気満々だったので、もっとこう、ガチャ日記のネタに相応しい波乱が何かしら起こるだろうと考えていましたが……回してみるまでわからないから、この手の記事は難しい。偶然性に左右されるため、即興でネタを組み立てなきゃいけないという縛りが面白くもあるのだが。

 浮いた石は次回(最終回にする予定)のセミラミスピックアップに持ち越し。今度こそ三度目の正直、200連超えの極大チャレンジで挑む――と宣言しておきます。これまでの反動がいっぺんに来そうで怖くて震えている。

 どうやら私の死に場所は冥界でも影の国でも煉獄でもなく虚栄の空中庭園にあるようだ……。


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