2017年11月〜12月


2017-12-28.

アニメDiesの感想、更新しました。

 TV放送はこれにて終了。あとは配信待ちですね。ひと区切り付いた現在の気持ちを簡単にまとめると「最高のDiesアニメ? あるさ、俺たちの心の中にな……」って感じです。10年に渡ってDies関連の妄想を重ね続けてきた身ですよ、たかがアニメの出来がヘッポコだからといってへこたれ……正直ちょっと、いやかなり凹んだけど、それぐらいで妄想は挫けない。これからもずっと「理想のDiesアニメ」のイメージを脳髄の中で温め続けます。いつか孵化すると信じて。

 それにしても、パンテオンの続報が全然来ないな……蓮ではなくオリジナルキャラが主人公で、真我(第一天)を総司令のポジションに据え、波旬さえも味方に回る話だとは聞き及んでいますが、配信時期とかについては依然不明……さすがにもうちょい公式サイトは更新してほしい。

・年末が近づいてきたので今年一年を振り返ってみます。

 言うまでもなく、どっぷりFGOこと『Fate/Grand Order』漬けの一年でした。昨年末のFate特番がキッカケとなって軽い気持ちで始めたこのスマホゲー、まさか毎日欠かさずログインしてAP消費に励むほどハマってしまうことになろうとは。同時期に「名前だけ知っていたスマホゲー」も何本かインストールしましたが、ほとんどは一回やったきりで削除、二回以上続いたものでもだんだんログボ勢になってしまい、やがてログボを貰いに行くことすら面倒になってアンインストール……という有様です。FGO以外でちゃんと遊んでいるのはグラブルとオッパチ(『OO-FORMATION 王と八人の仲間達』)くらい。グラブルはここのところガチャの結果が奮わず気力低下していたけど、こないだ無料80連当たってクリスマス版アルルメイヤとヨルダラーハの到来により水戦力が向上、不足気味だった闇属性も今回のピックアップで闇ジャンヌとSRヴァンピィちゃんが当たって、ちょっとだけやる気甦ってきた感じです。オッパチはゲーム部分やらなくても先に進める仕様だからシナリオを読むだけであり、割いている時間は結局FGOが一番多い。来年はパンテオンの状況次第でグラブルが放置気味になるかもしれませんが、そもそも来年にパンテオンが始まるのかどうか、始まったとして続くのかどうか、いろいろと疑わしいので確たることは書けないですね。

 モバマスはやってないが同人誌の『モバマス実録』は愛読していた時期があったため、「ソシャゲなんてやり始めたら重課金勢になってしまうのでは」という不安もあったし実際課金の誘惑は熾烈だったが、フレンドやTLのガチ勢(毎回ガチャ産☆5イベント礼装を完凸してサポートに付ける、期間限定の☆5サーヴァントを宝具レベル5・スキルマにする)がスゴすぎて「とても張り合えない」と慄き、且つガチ勢のサポートに頼り切れば私自身はそこまで頑張らなくても余裕を持ってイベント完走できることにも気づいて踏みとどまった。結果的に端末購入費以外は夏の福袋代だけで済みました。課金額に関してはオッパチの方が多いくらい。オッパチはファン垂涎の「原作者書き下ろしアナザーストーリー」を配信してくれる素晴らしいアプリで、サービス終了されたら困るから定期的に納金しています。FGOは日本有数の売上を誇るスマホゲーと聞くし、私が課金しなくてもしばらく安泰でしょうからね……それでも☆5確定の福袋は今後も買うつもりでいます。正月も近いから、そろそろコンビニに寄らないと。

 FGOの思い出を辿ると、もっとも印象に残っているのはやっぱり本編(第一部)か。特番のアニメを観るまでは「たくさんサーヴァントが出てくる」「オルガマリー所長という可愛い子が何かにつけて弄られている」「マシュという後輩の体つきがエロい」「リヨの漫画がやべぇ」ことしか知らなくて「いったいどんな話なんだ?」とイメージが掴めず敬遠していたが、アニメのおかげで大まかな内容がわかり、1.5部のPVも面白そうだったから興味が湧いてプレーする気になりました。チュートリアル10連で来てくれた☆4サーヴァントは「シュヴァリエ・デオン」、同じタイミングで引いた☆3ライダー「牛若丸」はレア勢最推しで「もし源義経が高レアで実装されたら課金も辞さない」と義経用の予算、通称「Y資金」を積み立てた時期がありましたが、各所で「まず挨拶代わりに○万円突っ込みましたがダメでした」なFGOガチャの凄まじい沼っぷりを見聞きしてビビったこともあり『プリンセス・プリンシパル』BD購入費に転換しました。プリプリは今年観たオリジナルアニメの中で一番面白い作品だったので、まだ観てない人にはオススメします。

 って、話が逸れた。チュートリアルに相当する序章の特異点F「炎上汚染都市 冬木」はアニメでやった範囲だったし、オルガマリーのキャラも立っていたおかげでシナリオは良かったが、話の途中で頻繁にスケルトンが襲い掛かってきて何度も中断を余儀なくされること、「チュートリアルめいたステージ」の割に必要な情報をろくに説明していない(クラス相性を理解したのはオルレアン以降だった)ことなどがあって、ゲーム的にちょっとどうかと思う出来。敵のHPが低いから相性無視してバスターで殴ればだいたい切り抜けられるし、「バトルが単調すぎる……」とすぐに飽きてしまった。正直、シナリオ目当てでなければここで投げていたかもしれません。次の第一章「邪竜百年戦争 オルレアン」は「処刑されたはずのジャンヌ・ダルクが竜を束ねる魔女として復活、祖国フランスへの復讐を開始する!」というあらすじにワクワクしたし、「竜」や「フランス」に関係した英霊を配置する試みも面白かったけど、敵勢たる「バーサーク・○○」が言うほど狂化していなくて盛り上がりに欠けるきらいはあった。でも「後輩のマシュとともに違う時代、違う国を旅する」感覚は味わえたので楽しかったです。続く第二章「永続狂気帝国 セプテム」はゲストのネロが可愛かったこと、後半に登場する師弟コンビにニヤリとしたこと、「歴代ローマ皇帝が敵として立ちはだかる」コンセプトそのものは面白かったこと、このへんについちゃ評価したいが、ストーリー展開が散漫でかなり退屈しました。初の☆5サーヴァントである“山の翁”を召喚したのがこの頃で、「いったいどういうキャラなんだろう?」と気になって本編を攻略する意欲が湧いてきたものの、もし翁が来ていなければここらで攻略ペースを緩めていたかもしれません。ラスボスのアルテラは設定だけ知っていて「やばい人来た!」ってなったが、まさかその後のイベントの活躍でどんどんお茶目キャラに変貌していくとはな……。

 第三章「封鎖終局四海 オケアノス」はFGOで最初に追加配信された章(FGOはいろいろ延期を重ねた挙句2015年7月末にサービス開始、冬木からセプテムまではローンチ時点で実装されていた)であり、当時深夜アニメのCMで「配信開始!」だか「配信中!」みたいな告知を観た記憶があります。11月5日、時期的にはおそ松さん1期とかごちうさ2期とかファフナーEXODUS2期、落第騎士やワンパンマンが放送されていた頃ですね。松来未祐さんの訃報が流れた頃でもある。あれからもう2年か……時が経つのは早い。オケアノスの舞台は大航海時代、「四方を海に閉ざされた円環海域」で海賊たちが大暴れする、もう頭の中でパイレーツ・オブ・カリビアンの曲が鳴り響くような痛快活劇に仕上がっています。ゲストヒロインのドレイク船長が放つ陽気さも良い方向に作用して、これまでのシナリオの中でもっとも面白いと素直に喜びました。モチベもぐんぐん上がって「APが足りないって? 石を砕いてでも進めてやるぜ!」と決心した矢先にメインクエストAP消費半額キャンペーンが始まり、「APがなくなる頃にレベルが上がって回復する」という好循環に突入。ここから一気に攻略が捗りました。第四章「死界魔霧都市 ロンドン」はセプテム同様ストーリー展開が散漫で、ジャックちゃんの登場とか「とりまロンドンだから」以上の意義が窺えず、何のために出てきたのかよくわからない……それでもクライマックスに第一部ラスボス登場など、なんだかんだで盛り上がる章ではあった。

 第五章「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」、タイトルが覚えにくいことで有名。CMで種田梨沙が「イプル・リバス・ウナム」みたいな発音をしていたから、私もときどき区切るポイントを間違える。配信は2016年3月30日、第三章や第四章は納期の関係でプレーヤーの意見を反映させることができなかったが、第五章からようやく意見を取り入れる態勢が整ったらしく、シナリオの読み応えがグッと増してきます。この章に登場するランサー「カルナ」はかなり前の段階から設定が作られていたサーヴァントで、アポクリファやCCCに着手する前だった当時の私も「あっ、噂の『インド神話のやべー奴』!」とテンションが上がりました。前年12月に先行実装されていたランサー「スカサハ」も登場しますが、設定的に強すぎるせいで扱いに困ったような雰囲気がプンプンと漂っている。スカサハ、比古清十郎ポジションと申しますか、シナリオへ組み込もうとするとバランスブレイカーになっちゃうのがネックですね。この章からエネミーも徐々に強くなってきて、サーヴァントではなく「高レアの概念礼装」目当てにガチャを回すようになる。最近はあまり使ってないけど「月霊髄液」がだいぶ役立ちました。第六章「神聖円卓領域 キャメロット」はエネミーの強さが段違いになるため、多くの新規プレーヤーが悲鳴を上げる難関です。ここで第一部の攻略に挫ける人も少なくない。私もかなり苦しみましたが、「必死になって頭を振り絞らないと突破できない」ため、ゲームとしてはもっとも充実していた時期だった。この章で初めて「FGOの戦闘が楽しい!」って思いましたもんね。シナリオの盛り上がりも最高潮で、いちいち書いていたら夜が明けてしまうので割愛。とりあえず、“山の翁”がどういうキャラかはこの章で判明したため感慨深かった。「キャメロットのシナリオを読めただけでもFGOを始めた甲斐があった」と感動することしきり。

 第七章「絶対魔獣戦線 バビロニア」は神代、stay nightやZero、FakeやCCCなどにアーチャーとして登場する「ギルガメッシュ」が英霊となる前に生きた時代を舞台にした物語とあって、Fateファンの期待が膨らまないはずがない。「バトルがなく、ただシナリオを読み進めるだけのクエスト」を用意するなど、「スマホゲーっぽいイメージ」を投げ捨てた思い切りのいい構成も相俟って没入しました。カルデアにいるサーヴァントと別人とはいえ、私の好きな牛若丸も登場して毎日がヘヴン状態。キャメロットが非常に特殊なストーリーでありstay nightをプレーしたファンほどそのifっぷりに衝撃を受けることに対し、バビロニアは「これがFateだ! これぞ奈須きのこだ!」と力強く訴えるストーリーで芯まで骨抜きにされた。責任感が強く健気でポンコツ可愛いエレシュキガルの魅力も浴びせられてすっかりメロメロ。バビロニア以降長らく放置されていましたが、今年のクリスマスイベントでようやく再来して「よかったね、よかったね」とお祝いしたり。最終章「冠位時間神殿 ソロモン」はこれまでのシナリオの総決算とエピローグを兼ねたストーリーで、周りのファンが肝心な部分をネタバレしないでくれたおかげで驚きつつジーンとしたが、「これにもっとも感動を覚えたのは配信当初からやっている古参の人々だろうな」と先輩方が羨ましくなったり。私は一ヶ月で一気に駆け抜けたため、どうしても「長い旅が終わった」という実感が湧かなかった。1.5部が始まることも最初から知っていたわけですし。「ああ、なぜ2015年のサービス開始時に始めなかったのだ」と悔やんだものの、配信当初は長期メンテとかでいろいろバタバタしていましたもんね……根気のない私じゃキャメロットまで付き合い切れなかったかもしれず、言ってもしょうがないことではある。何であれ、1.5部の配信には間に合ったし、CCCコラボや今年のクリスマス(このふたつは第一部の攻略を進めていないと参加できない)も準備万端で臨めたことに満足せねば。でもやっぱり配布のクロエとアイリと殺式は欲しかった……どうか来年は諸々のコラボイベントも復刻してください、お願いします。

 今年から始まった1.5部「Epic of Remnant」。最初の「新宿幻霊事件」は初の「現代が舞台のストーリー」とあって、それまでとは違う雰囲気に浸ることができた。アルトリア・オルタとジャンヌ・オルタが織り成すオルタコンビの魅力も天元突破していて善哉善哉。まだ戦力が整い切ってなかった時期で新讐戦は辛かった(おのれ、ブレイクゲージめ!)が、新茶戦含めクー・フーリン・コンビが大活躍してくれた。特に報告していなかったがピックアップにはそこそこの枚数の呼符を注ぎ込んでいたり。でも召喚に応えてくれる新宿勢はいなかった……それはそれとして新宿霊衣まだー? 二番目「アガルタの女」は地底世界を舞台に三国志、なストーリーだけど話がとっ散らかっているうえキーサーヴァントの役割が「う〜ん」な感じ。アストルフォとデオンのコンビがイイ味出していたけど、このふたりがいなかったら際どい評価になっていたかも。戦力が整ってきたためバトルはそこまで苦労せず、すべて令呪を使わずに突破できた。配信時のピックアップは回さなかったが、ドリカムおじさん(レジスタンスのライダー)欲しさに2周年記念の特異点ピックアップを回し、一枚もゲットできず。「ピックアップ☆3でも出ないときは出ない」というガチャの闇の深淵……は言い過ぎか、ガチャの闇の浅瀬を覗いた気がした。

 三番目、「英霊剣豪七番勝負」は1.5部の中でもっとも気に入っているシナリオ。わざわざネタバレ感想も書きました。武蔵ちゃんの「頼れる相棒」感が最高で超楽しかった。バトルでの「サポートが武蔵ちゃん固定(フレンドのサポートを選べない)」という仕様が足枷になっているのはどうかと思いましたが、畳み掛けるようなクライマックスの盛り上がりには痺れた。ピックアップ1は鉄の理性で我慢したものの、ピックアップ2は段蔵ちゃんの魅力に理性が溶融してたまらず吶喊し「呼符散らす」な結果となった。ピックアップ無視して銀殺から立て続けに荊軻ちゃんが出てきた光景は未だに忘れがたい。それはそうとマテリアルでバベッジが「これこそオートマタ」と絶賛していた●●●●って段蔵ちゃんのことだったの? ラスト、クトゥルーネタまみれの「異端なるセイレム」は導入が丁寧で前半だけに限定すれば英霊剣豪に匹敵する面白さだったが、後半があっさりしすぎていて物足りなかった。バトルもレベル半減のせいで感覚が掴みにくく苦労しました。でもラヴィニアちゃんが可愛かったので許す。ピックアップ1は「オケアノスのキャスター」が欲しかったけど「恒常だし、クリスマスイベントも近いから」と我慢、ピックアップ2は「ミドラーシュのキャスター」が欲しくて「クリスマスイベントも近いけど、スト限だから」と呼符を突っ込み、呆気なく袖にされた。あれ? こうして振り返ってみると、ひょっとして1.5部のピックアップは全敗……?

 長くなってきたのでイベントの感想は巻きで行こう。1月開催の「復刻:月の女神はお団子の夢を見るか? ライト版」は初めて参加したイベント、短いながらも愉快なシナリオがあって楽しめた。オリオン戦はフレの水着玉藻に世話になったな、懐かしい。まだレベルが低かったせいでAPも少なく、素材を取り切れなかったことが心残り。同じ1月開催の「復刻:監獄塔に復讐鬼は哭く」、高難度イベントということもあって苦労したが、令呪や聖晶石に頼って突破した。天草の恐ろしさを思い知ったイベントでもある。チャレンジクエストは石の犠牲が多くなりそうだから、と諦めて撤退。エドモンのピックアップに結構注ぎ込んだけど、アヴェンジャーは背を向けたままで振り向いてくれなかった。2月開催の「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」はミニシナリオ集といった趣でクスクスニコニコできて楽しかった。イベント報酬礼装の「スイート・クリスタル」が新讐戦で役に立った記憶。3月開催の「復刻:ぐだぐだ本能寺 ライト版」は待望の配布サーヴァントでテンション上がりましたね。ノッブはずっと欲しかったサーヴァントなのですごく嬉しかったです。ピックアップでなぜかすり抜けてきた孔明先生もメチャ役に立った。4月開催の「ぐだぐだ明治維新」は今年初の新規イベント。土方さんが大暴れしていて楽しかった記憶がある。配布の「茶々」は全体バーサーカーで、宝具演出が長いことを除けば周回向きの性能をしています。5月開催のCCCコラボイベント、「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」改め「深海電脳楽土 SE.RA.PH」は今年やったイベントの中では一番シナリオが面白かった。個人的にキャメロットやバビロニアと並ぶ出来。予想以上に本格的なストーリーが堪能できた反面、ミッション形式も相俟って攻略手順が煩雑で苦労した。終わってしまえばその苦労も懐かしい。このときのピックアップで「呼符一発で虹演出、からのすり抜けオリオン」を喰らい、衝撃が大きかったせいで未だに虹回転を見るたびすり抜けを警戒してしまう。虹回転そのものがレアなこともあり、今のところ「二度目の虹すり抜け」は味わっていないが……。

 5月開催の「復刻:鬼哭酔夢魔京 羅生門 ショート版」はイベント礼装揃うまでがキツかった。が、揃って来れば「アタッカーにフレマーリンの英雄作成かけてクリ殴り」で安定して突破できるようになり、「やっぱマーリンはすごい」とフレが羨ましくなったり。シナリオはオマケ程度であまり記憶に残っていない。6月開催の「復刻:天魔御伽草子 鬼ヶ島 ライト版」は超絶待望配布サーヴァント「坂田金時(ライダー)」および汎用性が高いイベント礼装「ゴールデン相撲〜岩場所〜」ゲットで大歓喜。もっと早く手に入っていれば第一部や新宿の攻略は楽になっていただろうな……シナリオは酔っ払った牛若丸が愛らしかったです。7月開催の「復刻:夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー 〜癒やしのホワイトビーチ〜 ライト版」は水着サーヴァントの誘惑に耐えながらのプレーとなり、攻略とは違う意味で辛かった。第二部に当たる「復刻:夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアヒートオデッセイ 〜進化のシヴィライゼーション〜 ライト版」は本当にシナリオがオマケ程度で特に感想はない。7月末に開催されたキャンペーン「Fate/Grand Order Fes. 2017 〜2nd Anniversary〜福袋召喚」では遂に「課金の門」を潜りました。FGOやるためだけにタブレットを買ったんで「端末購入費も課金のうち」と考えれば今更ではあったが、やはり「最高レアリティのカードを得るためにそこらのハードカバー本よりも高い金を突っ込む」のは心理的抵抗が強い。そのおかげで今年頭に販売されていた正月福袋は買い逃してしまったわけですし。夏福袋の結果はこちらで報告済です。8月開催の「オール・ザ・ステイツメン! 〜マンガで分かる合衆国開拓史〜」はリヨバーサーカーこと「ポール・バニヤン」ちゃん配布で沸き立った。「最低レアリティ(コモン)配布で大喜びするプレーヤーたち」という珍しい光景が繰り広げられましたね。シナリオではジェロニモが目立っていましたっけ。クリア報酬礼装に映っている「空戦型アルトリア」はいつ実装されるんだろうなぁ、楽しみだ。

 8月開催の新イベント第一部「デッドヒート・サマーレース! 〜夢と希望のイシュタルカップ2017〜」と第二部「デスジェイル・サマーエスケイプ 〜罪と絶望のメイヴ大監獄2017〜」、「周回したクエストに応じて各プレーヤーのエンディングが変わる」という試みは面白かった(ちなみに私はデザート・ビューティでした)が、第一部の配信直後に何度も更新が入ったり、第二部のメンテが明けなくて開催日がズレたりなど、トラブル続きでバタバタしていた印象がある。エルキドゥが新規の立ち絵を伴って登場したのは嬉しいサプライズだった。9月開催の「ネロ祭再び 〜2017 Autumn〜」はイベントというより腕試しクエスト。エキシビションクエストはコンティニュー不可なのでいろいろ工夫して勝ち抜いた(土方さんが獅子奮迅の大活躍だった)けど、“山の翁”戦は二度とやりとうない……ボックスガチャが美味しくて夢中で回した結果、普段の曜日クエストに満足できない体となってしまったのが辛いところ。同じく9月開催の「復刻:ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 〜そして冒険へ……〜 ライト版」はブレエリちゃんのチップキャラが愛くるしくて悶えた。1000万DL突破キャンペーンの特別ログボ(呼符10枚)を全部突っ込んだのに1枚もイベ礼装が出なかったのは苦い思い出。デンジャラス・ビースト、欲しかったなー。あ、1000万DL突破キャンペーンと言えば☆4サーヴァント配布はアストルフォを選びました。キャラが好きだからチョイスしたんだけど、チャージスキルやスター獲得効果のおかげで普通に周回で役に立っています。

 10月開催の「ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦」は「チェイテピラミッド姫路城」というセイレムを上回る狂気のワードが飛び交う「ハロウィンとはいったい……うごごご……」なイベント。カオスながらエリちゃんもメカエリチャンもカーミラも刑部姫もみんな可愛くて「わーい、たのしー!」とはしゃげましたわ(なお元ネタの『けものフレンズ』は……)。イベント報酬礼装の「エアリアル・ドライブ」はドロップしなかったが、ミッション報酬と交換だけで限凸できる仕様だったから難民化せずに済んでホッとした。配布は2号機を選択。アルターエゴなせいでオール種火以外は効率が悪く、最終再臨させるまで時間が掛かった。11月開催の「復刻:二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜 ライト版」は配布がジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィと早口言葉みたいなサーヴァント。「術ジルの願望が生み出した架空の英霊である『ジャンヌ・ダルク・オルタ』の、存在しないはずの幼少期」という捻じれた設定はFGOやってない人に説明することが難しい。何ならジャンヌ・オルタの説明を呑み込ませることすら難しいまである。ともあれ、「きた!槍きた!」「全体槍きた!」「これで勝つる!」と大歓迎しました。待望の高レア全体槍、しかも宝具レベル5! 喜びのあまり聖杯まで捧げてレベル90にしました。ナーサリー・ライムも聖杯転臨させてるので、うちのカルデアはジャック、ナーサリー、ジャルタリリィのトリオが全員同じレベルで揃っています。この3人はシナリオでも仲良しで読んでてホロリと来たり。12月開催の「冥界のメリークリスマス」はリアタイ勢が1年も待ったエレちゃんこと「エレシュキガル」の出番再び、ってことで大騒ぎになりました。私もこの日のために石を使わず呼符の消費だけで我慢してきましたからね……「いや呼符も我慢しろよ」とツッコまれそうだけど、さすがにそれくらいは許してほしい。エレちゃんは無事召喚できたけど、スキル上げ素材として要求される鉄杭の量が半端なくて「イヤじゃ! もうグールは狩りとうない!」というお気持ちに……次のボックスガチャには鉄杭入れといてください、お願いします。イベント対象サーヴァントの告知で面子はだいたい判明していたが、第二門で思わぬ奴が出てきたりと、嬉しいサプライズに満ちたイベントでした。「パラケルススの出番あれだけかよ」みたいなところもあるけど……あと、きのこ直々の執筆ということでCCC規模のシナリオを密かに期待してしまったが、開催期間が短い(CCCコラボは延長込みで24日間、対する「冥界のメリークリスマス」は11日間で半分以下)ことを考えると妥当なボリュームではあった。ボックスガチャのおかげで種火とQPと秘石が溜まり、聖杯2個あげたBBちゃんをレベルマ&スキルマできたのが大きな収穫。配布のアルテラ・ザ・サン〔タ〕は貴重な高レア単体弓でありがたい。モーションも凝っていて可愛い。

 と、そんなこんなでメインクエストやイベントクエストを経るうちに我がカルデアも剣・弓・槍・騎・術・殺・狂・EX、満遍なくユニットが揃ってきました。今後は「戦力増強のため」ではなく趣味のため、あとイベント周回を楽にするため礼装目的でガチャを回すのが主になるかと。差し当たって、来年あたり開催されると勝手に予想しているアポクリファコラボイベントでセミラミスが実装されたら手持ちの石全部溶かす勢いで突撃します。100連以上を覚悟していたエレシュキガルが呼符だけで終わって、それ自体はメ……ッチャ嬉しいんですが、一方で「年の瀬を盛大なガチャ記事で締め括りたかった」と残念がる気持ちも僅かにある。せっかく必死に貯め込んだ石なんだし、一度くらい「ガチャァアア!! 10連ガチャア!! いっぱいいっぱい回すのぉぉ!! 溶けるぅう!! 溶けちゃうう!!」と心置きなくリヨぐだってみたい。もし新年早々に蝉様のピックアップ来たら200連以上ぶっ込んでやりますとも。

 で、恐らくセミラミスPUが最初で最後の「200連を超える大チャレンジ」になるだろうから、ガチャ日記はそれを最終回にしようかな――と考えています。「ガチャ結果画像をトップページにベタベタと張られるのをイヤがる閲覧者もいるだろう」と思って隔離目的で始めたわけですが、セミチャレ以降は初心に戻って画像をベタベタ張らず「○○来ました」程度の簡単な報告に留めようかと思案中。こないだのクリスマスPUで一枚一枚スクショ撮るタイミングを計っているときに「これじゃなんだかスクショ撮るためにガチャ回してるみたいだな……」と本末転倒なムードをうっすら感じてしまったこともある。もう「スクショ撮るタイミング」など気にせず、純粋にガチャとゲームを楽しみたい。ガチャと言えば福袋召喚2018の情報も出ていますね。今年は「三騎士+ルーラー+アヴェンジャー」と「四騎士+アルターエゴ+フォーリナー」の2種類に分かれる模様です。タイプとしては1周年記念福袋に近いが、限定入りなのでより豪華なイメージ。クラス別だったら騎を買おうとプランニングしていたけど、この形式だと迷うな。「三ルア」は計27騎、「四アフ」は計30騎が対象なので、「狙っているサーヴァントが1騎ずつ両方に散らばっている」場合は三ルアを購入した方が僅かに(ほんの0.4%程度の差だけど)的中する確率は高い。手持ち的に「被って宝具レベルが上がるだけ」で終わる確率も三ルアの方が低め。けど四アフの方にはマーリンもいるし、うーん……せめて「所持済のサーヴァントは除外」とか「宝具レベル上げたいから除外しなくてOK」とかプレーヤー側で選ばせてほしかった。直前まで悩んでみることにします。

 そして1.5部が終わり、いよいよ幕を開けたFGOの第二部。クリスマスイベント終了と同時に「序」の配信が来て大騒ぎになりました。まだプレーしていない方もおられるやもしれませんので詳しい内容には触れませんが、「この人ってもしかして……?」なキャラが出てきたり、「お、お前ーっ!」って叫びたくなる奴が出てきたり、「ずっと前にCMでやっていたアレは伏線だったのかもしれない……?」な考察が上がってきたリと、リアルタイムならではの大賑わい。「先がわからない」ゆえの盛り上がりを満喫中です。第一部で喩えると、まだ「冬木市にレイシフトする直前のところ」までしか進んでないのに、このワクワク感なんだからたまらないですよね。続きは12月31日、大晦日。いったい何がどうなってしまうのか? 「過去の人類史」をテーマにしていた第一部に対し、第二部は「未来」がテーマとなっているような気配をPVや各種イベントの端々で仄めかしていた。TYPE-MOONで未来と言ったらやっぱりアレです、『鋼の大地』。ひょっとして第二部は実質的な『鋼の大地』コラボになるのでは? と期待しています。

・FGOに時間を吸われまくったせいもあって積読の消化はあまり捗らず。

 ライトノベル以外で面白かった小説はロバート・クレイスの『モンキーズ・レインコート』と月村了衛の『槐』。『モンキーズ・レインコート』は私立探偵「エルヴィス・コール」を主人公に据えたシリーズの第一弾で、タイトルは芭蕉の句「初しぐれ猿も小蓑をほしげなり」から来ている。平凡な失踪人捜しだと思って引き受けた依頼は、ハリウッドの裏側に巣食う邪悪な陰謀と繋がっていた……と、大筋そのものは「よくあるハードボイルド」だが、「お前はまともに会話もできないのか」と呆れるくらい終始減らず口を叩き続ける主人公、ハードボイルドというより冒険小説に近い規模で繰り広げられるドンパチなど、「作品として整っていること」よりも「作者の趣味」を前面に押し出している雰囲気で、「レイモンド・チャンドラーの亜流だと思ったら平松伸二に近いノリだった」という感触がある。途中で翻訳が止まっているシリーズだからオススメしにくかったけれど、ロバート・クレイスの最新刊『約束』が高い評価を受けている(このミス海外編14位)みたいで、ひょっとすると復刻&翻訳再開の可能性もあるかも……? 私が持っているのは高校生の頃に古本で買った奴だから、もし新装版が出たら買い直すつもりです。

 『槐』『機龍警察』シリーズで人気を博している月村了衛のサスペンス長編。合宿のために訪れたキャンプ場、そこに怪しい風体の男どもが集まってきて……と、「日常」がいきなり「非日常」に切り換わり、そのままラストまで爆速ノンストップで駆け抜けていきます。「月村了衛? 『機龍警察』シリーズ? 何それ、知らない」って人にこそオススメしたい一冊です。最高傑作ではないにしろ、取っ掛かりとして選ぶには最適な本。月村作品は孤高の剣士が怯まず巨悪に立ち向かっていく『神子上典膳』も好きですね。

 ライトノベルは『我が驍勇にふるえよ天地〜アレクシス帝国興隆記〜』がイチ押し。「魔法じみた能力」とかは出てくるけれど「敵陣に火球がドッカンと炸裂」みたいなド直球の魔法は出てこない、地道で泥臭い、けれど読者にちゃんと爽快感を与えることも忘れない痛快無比の英雄譚です。父親は王様だけど母親が庶民だったことから武勇無双であるにも関わらず「雑種」と罵られ冷遇されている皇子が世界を統べて「アレクシス大帝」と呼ばれるに至るまでの過程を描く。1巻目の密度が濃過ぎたせいで「相対的に2巻目以降の内容がやや薄く感じられる」という難点はあるにせよ、最終巻まで一気読みしたい! と願うくらいの熱量が篭もっています。キチンと完結まで漕ぎ着けられるかどうか今の時点ではわからないが、数年後に大団円で幕を引くと仮定するならば、全巻まとめて通読できる未来の読者に嫉妬の念を禁じ得ないですよ。他、アニメとFGOの影響で崩し始めた『Fate/Apocrypha』、どんどん即死芸に磨きが掛かっていく『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』も満足の行く出来でした。

<訃報>葉室麟さん66歳=直木賞作家「蜩ノ記」

 この方はデビューが遅かったこともあって「作家として残されている時間は少ない、立ち止まっている暇はない」と猛烈な勢いで次々と新刊を出しておられました。今年だけでも7冊の小説を出しています。年に1、2冊しか出版しない作家だと「文庫化がまだの本」はせいぜい3〜5冊程度なんですが、葉室さんは未文庫化作品が現時点で20冊くらいあり、文庫版で集めていた私は「最新刊が遠すぎる、これじゃいつまで経っても追いつけないな」といっそ楽しささえ覚えていました。なのに、これじゃあと数年で追いついてしまう……「いつか追いつく日が来る」こと自体、なるべく考えないでいたのに。66歳だなんて早過ぎる。俄かには信じられない。『天地人』の原作者として知られる火坂雅志さんが亡くなったときのショックだって未だに抜けていませんもの……。

 代表作はやはり『蜩ノ記』ということになるでしょうね。直木賞を獲って、映画化もされました。豊後(大分県)の「羽根藩」という架空の藩を舞台にしたストーリーで、話そのものは一冊で完結していますが、同じ羽根藩を舞台とする物語は『潮鳴り』『春雷』『秋霜』『草笛物語』と書き続けられています。タイトルだけだと判別しにくいが、全部出版社が一緒(祥伝社)だから書店に行けば「これとこれとこれとこれとこれだな」ってパッとわかる。「人情モノ」に寄った作品が多いイメージだけど、「源実朝暗殺」を題材に採った初期作『実朝の首』などもあり、実際は一言で括れる作風じゃない。まだ文庫化していないから買っていませんが、るろ剣の「人斬り抜刀斎」のモデルになった河上彦斎が主人公の『神剣 人斬り彦斎』は今から読むのを楽しみにしている一冊です。確か来月にも新刊の予定があったな。受け止められるようになるまで、まだまだ時間が掛かりそうだ……。

・拍手レス。

 遅ればせながらエレシュキガルおめでとうございます。
 ありがとうございます。第六の門周回(羽根おいしかった)で活躍してくれました。


2017-12-21.

アニメDiesの感想、更新しました。

 エレ姐がいっぱい喋っていて良かったと思いました、という小学生レベルの感想で済ませたくなるのを必死で堪えた。あと1話、あと1話で終わりだ……。

あかべぇそふとつぅ最新作「母性カノジョ 子宮 帰還 編」きたあああああああああああああ!!原画『おりょう』氏、癒し系『バブみ』作品☆(ニュー速VIPブログ(`・ω・´))

 『奈緒と私の楽園』だ……「子宮 帰還編」というサブタイトルに狂気を感じる低価格帯エロゲー(税抜で2800円)です。あらすじを読んでも「エロい」という期待感よりサイコスリラー的なドキドキワクワクムードを覚えてしまう。主人公がゼパルくんみたいな末路を迎えるバッドエンドも用意されているのだろうか? 「おりょう」の絵は好みだし、プリティケ(PRETTY×CATION)で一番好きなキャラが薬王寺小町だから、正直惹かれるものはある。しかし「帰還編」ということはひょっとして続きがあるんですかね。「魔界転生編」とか。

・FGOのクリスマスイベント、「冥界は今、空前のクリスマスブーム」だの「冷蔵庫に仕舞われるパラケルスス」だの、いつもの与太話みたいなノリの中に予想外なキャラクターをねじ込んでくるのズルいというか素晴らしいというか……ここまでやれるのは奈須きのこ本人だからこそ。それにしても今回メイドインアビスネタ多くない? ☆5ダイバー「ボンドルド」とか出したいのか、きのこ?

 以下、イベントやりながら書いたものなので取り留めのない内容になっています。回想シーンの中にちょくちょく出てくるフード被ったエレシュキガルは可愛かったですね。「サーヴァントではないエレシュキガル」を表現するためにわざわざ新規立ち絵を用意したのかしら? 立ち絵と言えば、最初は「何これ」と思ったサンタ髭アルテラもだんだん癖になってきて「あ、おヒゲ外さないで、アルテラさん」という気持ちになってくる。あと悪しきガルラ霊の汎用立ち絵を見るとナズグルって呼びたくなる。

 四日目の牛若丸と弁慶の主従コンビに和ませておきながら、「みんなのトラウマ」をバトルに出してくる構成は鬼ですね。思わず「ウッ」となった。「現在の冥界は2017年ではない」と判明するなど、徐々に重要な情報が明らかになってきます。概念礼装をストーリーに絡めてくる手法は巧いというより卑怯だ……こんなんリアルタイム勢じゃない私でもホロリと来てしまう。五日目、遂に「悪しきガルラ霊」の正体が判明。しかしバトルは既存キャラのシャドウサーヴァントでごまかすという幕間によくあるアレだった。というかホントにこのへんはエレシュキガルの幕間の物語を読んでる気分になりましたね。この次の六日目がシナリオ配信のラストとなるわけですが、果たして順当に「よかったね、よかったね」なイベントで終わるのか、それとも何かどんでん返しでも来るのか……あれこれ妄想を逞しくしながら待ち構えました。ちなみに私の妄想は「サンタアッシリア仮面、見参!」と叫んで天草の代理に蝉様が出てくるとか、そういうレベルのしょうもないアレです。

 六日目、特に捻りを加えることもなく、ごくごくストレートに読後感の良いクリスマスストーリーとして結んでくれた。一見すると「迎えに行く」話ですが、実態としては「見送る」話でもある。冥界の女主人はかつて憧れを抱きながら天を仰ぎ、神代の世を超えた聖なる夜に希望を胸にしながら天へ昇る虹を見上げる。アルテラ・サンタの衒いがない振る舞いも相俟って「冥界のメリークリスマス」というイベント名に相応しい物語となっています。きのこのことだから途中でもっと変なネタぶっ込んで混沌とするかと思ったけど、そういう奇襲みたいなのは(あまり)なかった。後日談というか「カルデアに来たエレシュキガル」みたいな日常シーンも観たいんだけど、クリスマスイブか当日に期待していいのかな? それとは関係ないけどエレシュキガルのピックアップって25日で終わりなんですね。最近はイベントが終了した後もピックアップ続いてることあるし、てっきり大晦日までやるのかと。一昨年を確認するとクリスマスピックアップが25日までで、28日に「第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン」が開幕している……今年も同じ調子で第二部の序章を突っ込んでくるか? 去年の今ぐらいの時期にマーリンのピックアップが始まったことも考えると、「年末はまだ終わりじゃない」と警戒しておいた方が良さそうですね。

 今回実装されたアルテラ・サンタとエレシュキガル、イベント周回や冬木周回で使っていますけど、ふたりともモーション凝っていてスゴい。倍速だと目が追い切れないので等速で眺めています。縦横無尽に駆け回るアルテラとか「本当にこれが配布SRなのか……」って溜息をつきたくなった。FGOの配布サーヴァントって日を増すごとにどんどんモーションが豪華になっていきますね。富野節溢れる「羊はこう使うっ!」などセリフもいちいち愉快。フレンドのサンタオルタとジャルタリリィ、アルタさんでサンタパーティを組んでみたりしたが、三人並んだビジュアルの胡乱さは異次元級です。

 エレシュキガルは最高レアリティだけに、輪をかけて手の込んだモーションになっておりぶったまげる。体の向きが正面寄りなのも斬新だし、スキル発動時に確率で出てくる「ダメだってば〜!」とか、やたら細かい。攻撃はチリンチリーンとベル(?)を鳴らすモーションが特に好きです。B1枚目とB2枚目でモーションが異なり、2枚目のポーズがいっそうグッと来る。2枚目以降のAで発生するブランコみたいな攻撃も、効果音含めて気持ちいい。あとシンプルだけど壮麗な宝具演出、見入っていたら画面端に「あ、メジェド様!」と発見して噴き出しました。発動直後の武器をぐるぐる回す動作は何度見ても飽きないし、「反省するのだわ!」も繰り返し聞きたくなる。スカートの裾の動きがポイントだ。火力はそれほどでもないけど、NPすっごく溜めやすくて礼装に頼らずサクサクと宝具ブッパできるあたりが魅力的ですね。スキル構成といいどちらかと言えばサポート寄りの全体槍なんですが、状況次第ではアタッカーにもなれる。ウルク繋がりであり、同じイベント対象サーヴァントでもあり、名前もほんのちょっと似ているうちの単体槍エース・エルキドゥと組ませると、ただでさえしぶといドゥがよりタフになって手の付けられない強さになります。槍は長いこと戦力の不足していたクラスでしたが、ドゥ、ジャルタリリィ、そしてエレちゃんと今や高レアが3人も揃って弓エネミーの処理がだいぶ楽チンになりました。戦力が揃ってきた今、いい加減に欲しいのがカレスコ……蝉様ピックアップでも来ないかぎり今年はもう回すつもりないし、結局カレスコないデアのまま年を越すことになりそう。

 礼装と言えば今回は「メリー・シープ」が全然ドロップしません……復刻まで待てば凸れるとはいえ、やっぱり年内に凸っておきたいなぁ。

・拍手レス。

 エレちゃんおめでとうございます。豪運ですねー。物欲センサーが仕事しなかったのか。エレちゃんは性格マイルドだし金髪なので依り代になってるのS/N凜じゃなくてEXTRA凜じゃないかと勝手に妄想してたり。S/N凜は士郎の事前から知ってた上での面倒見の良さ発揮ですけどEXTRA凜は完全初対面のザビに世話焼きまくってるんですよね。
 ありがとうございます。今回は物欲センサーがザルだったおかげで助かりました。FGOからEXTRAに入ったのでEDの凛を見たときは「エレシュキガル!?」ってなりましたね……エレちゃんは凜のあまり表に出てこない部分がベースになっているらしいし、S/NにしろEXTRAにしろ凜ちゃんは根っこが人恋しがりで世話焼き気質なのかも。

 クソッ羨ましい!(おめでとうございます!)
 ありがとうございます。来年訪れるかもしれない反動が怖いけど、今は素直に喜んでおきます。

 エレシュキガルおめでとうございます! ウチは70連の果てに何とか降臨だったのですが、キャラを求める一念の強さが焼津さんに比べて弱かったなあ、と。(笑)
 ありがとうございます。早く来たぶん、礼装目当てに追加で回したくなる誘惑と戦うハメになりました。70連の果てともなると、エレちゃんが降臨したときはさぞかしホッと安堵されたでしょうね……おめでとうございます。


2017-12-16.

・今回はFGOの2017クリスマスピックアップのガチャ報告だけ。もう眠いからイベントの感想はまたこの次に書きます。

・拍手レス。

 アルテラ最初はそんな興味なかったのにエクステラでのヒロインっぷりにすっかりやられてしまったなあ。主ルートになるネロはともかくタマモが割り食ってましたが
 今回のクリスマスイベント、エクステラのネタも混ざってそうだからそろそろ崩そうかな……と思うものの、他の積読を消化したい気持ちが強くてつい後回しに。クリスマスの連休中にちょっとだけプレーしてみようかしら。


2017-12-13.

アニメDiesの感想、更新しました。

 解説するまでもないと思って蓮と螢のバトルには触れなかったが、本当に戦闘シーンは観ていてつまらない、このアニメ……原作ファン的に暗澹とするしかない出来だが、それでも各所の感想に目を通すと意外に興味を持ったり深く読み込もうとする人もいて、「まだまだ捨てたものではないな」と思ったり。放送は残り2話。あとひと踏ん張りですね。

【予告】期間限定イベント「冥界のメリークリスマス」開催!

 「一昨年のクリスマスイベント去年のクリスマスイベントも当日含めて10日間の開催だった。去年は第一部完結のため前倒しになったが、今回はそういう事情もないので恐らく一昨年と同じ16日開始……あるいは土曜休みのプレーヤーに配慮して15日の金曜開始になるかもしれない」という識者の見解通りになった。開催期間は15日(金)の夜(メンテ明け)から25日の月曜、クリスマス当日いっぱいまで。今回も例年通りボックスガチャ方式、林檎齧って回しまくるしかない。ボックス素材はホムベビ、ランタン、髄液、種の4つ。この中だとランタンが欠乏気味っつーか“山の翁”のスキル上げに使って完全に枯渇しました。在庫0です。ドレイクのスキル上げにあと50個近く要るから、ちょうど良かった……と言いたいところですが、ピックアップの目玉である「エレシュキガル」は冥界の女王。考えるまでもなく再臨素材とスキル上げ素材にゴーストランタンを山ほど要求してくるでしょう。引けるかどうかわからない今から心配してもしょうがないのは先刻承知ですが……戦慄を禁じ得ない。

 それはそれとして配布も明らかになりました。☆4アーチャー「アルテラ・ザ・サン〔タ〕」、まさかの神の鞭さんです。冬木のボスだったアルトリア・オルタが初代、オルレアンの章ボスだったジャンヌ・オルタが(リリィとはいえ)二代目、セプテムの章ボスだったアルテラが三代目……ということは、四代目はメディアさん? ともあれ宝具ムービー観ましたが能登ボイスちょう可愛い。殺師匠に続く配布能登……ありがたい、ありがたい。配布は良い文明。FGO始めるちょっと前にアルテラの存在を知ってPixivとかを漁った時期がある人間としては「遂にアルテラさんが我がカルデアに!」とウキウキ小躍りするしかない。今までフレのアルテラ(セイバー)が羨ましくて仕方なかったが、これでようやくキャラ所持欲が満たされる。宝具は単体みたいで火力もなかなか良さそう。クロエが復刻される見込みもない現状、単体弓の主力として頑張ってくれるに違いない。なにげに☆4の単体弓ってレアですからね……クロエ以外にもトリスタン、エミヤ・オルタ、水着アンメア、アーチャー・インフェルノがいるものの、トリスタンとエミヤ・オルタはスト限、水着アンメアは期間限定で入手機会が限られる。恒常はアチャフェルノだけ。「もしアチャフェルノさんが来てくれたら彼女に聖杯を捧げようかしら」と検討していましたが、アルタさんにあげるって選択肢も増えました。ううむ、でもまだクロエ復刻の希望が完全に潰えたわけじゃなし、もうちょっと保留にしとこう。

 イベント報酬礼装の「メリー・シープ」、イラストは最高だけど効果は「チア・フォー・マスター」系で正直地味だな……今年もたぶん交換だけじゃ限凸できないんだろうけども、来年復刻されるだろうからそこまでムキになってドロップ狙わなくてもいいか。そういう意味では気楽。☆5イベント礼装の「スターリー・ナイツ」は黒髪が見えた瞬間「牛若丸!?」と色めきかけたが、よく見ると凜だった(と思ったら瞳の色が修正されてイシュタルになった)。NP40%チャージって限凸前提みたいな量だな。「蒼玉の魔法少女」も40パーだったっけ? 「パーティー・タイム」はダビデ、アタランテ、エミヤ、オリオンとアーチャーだらけなイラストに和むが効果は地味。イベント終わったら保管庫行きになるかも。「スノー・パイレーツ」はバニヤンの笑顔と本気で嫌がっているふーやーちゃん、そして後ろのメアリーがイイ味出してる。効果は私がコスト調節目的で愛用している「葦の海」系、是非とも凸分を1個は作りたい。凸が2個出来たら葦の海はもう処分していいかな……今回は交換素材に「凶骨」も「竜の牙」も「鳳凰の羽根」もなくていまいちテンションが上がらないけど、このへんがドロップアイテムとしてドカドカ落ちることを期待しています。

 決戦は15日……一気に回すのはもったいないから、時間を置きながらちょっとずつガチャを回すことにしよう。あんまりにも流れが悪かったら日を改めることも視野に入れて。

・拍手レス。

 エレちゃん実装、楽しみですね。配布はあると思いますよ。Zeroコラボでは当初、配布鯖のアイリは隠されていました。そのパターンでイベントの後半でサプライズ配布鯖、あると思います。
 あ、確かにZeroコラボのページにアイリの情報は載ってないですね。ストーリーの核心に関係しているサーヴァントだから伏せられているのかもしれない、と……ますます期待が高まった結果がアレですから仰け反りましたよ。

 あらためて見ると本当に何度も何度も空振りしましたよねぇ…w 我々が深読みし過ぎたのか、運営の掌の上で転がされていたのか……。 ガチャ結果、期待してます!!
 奈須きのこ以外のライターがエレシュキガルのシナリオ書いたら荒れるのは目に見えているし、奈須の手が空くまで実装はない――と予想していた慧眼の人もいましたけど、ついつい逸ってしまうのが人情というもの。ガチャ結果はなるべくシンプルにまとめたいと思います。

 あ、エレシュキガルでしたね。誤字失礼。エレちゃんすまん。
 エレシュ(女主人)・キ(地)・ガル(偉大)で「大いなる地(冥界)の女主人」って意味ですよね、確か。


2017-12-10.

期間限定イベント「冥界のメリークリスマス」開催!

 開戦だ!

 てなわけで「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」配信から1年、遂に☆5ランサー「エレシュキガル」実装です! うおおっ! このときを待っていた! 私はリアルタイム勢ではないから1年ずっと待っていたわけじゃないが、今年の正月開始勢ゆえほんの1ヶ月違い、ほとんど誤差みたいなものです。いやー、始めた頃からずっと「次はエレシュキガルが実装される」って噂されていたから気になっていた子なんですよ。1月20日の日記(セプテム攻略中だった時期)にも「近々実装されると噂の「エレシュキガル」も、まだどんなキャラか知らないせいもあって全力で回すつもりはない。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておこう」なんて書いている。2月に第一部をクリアして、「バレンタインイベントにエレちゃんが来る」と囁かれて身構えていたら不発。5月のCCCコラボで「アルターエゴは女神の因子を掛け合わせたハイサーヴァント、女神であるエレシュキガルが来る」に「ええー? ほんとにござるかぁ?」と半信半疑するも来ず。900万DL突破キャンペーンでイシュタルが復刻され新ボイスが追加されたことで「エレちゃんの声優はイシュタルと同じ植田佳奈、エレちゃんのボイス収録に合わせて録ったに違いない」と予想していたら、夏イベントの配布サーヴァント「イシュタル(ライダー)」ボイス収録のついでだったというオチ。その夏イベントも「イシュタルが仕組んだレースは冥界からエレシュキガルを引き上げるためのもの」とか何とか言われていたけどこれもハズレ。アガルタは地底に存在する国ということで「地底=冥界、『アガルタの女』にエレシュキガルが来るわ」みたいなことを言われていたが、結果は述べるまでもなく。他に2周年記念ピックアップや1000万DL突破キャンペーン、ハロウィンイベントやセイレムでも出現を予想する声がありましたが、全部ハズレ。空振りに続く空振りの末、やっと出た本塁打であり発表当時は大騒ぎでしたよ。無論私も荒ぶりました。

 プレゼントボックスに貯めていた石を全部受け取り、覚悟は完了。セミラミスに備えて全ツッパは避けますが、それでも150連以上は回せます。100連以上のかつてない大チャレンジ、これは記事(ネタ)にするっきゃない! あ、もし10連一発とかであっさり来たら即手仕舞いです。宝具レベル上げは目指しません。クレオパトラみたいに「ピックアップ☆5サーヴァントが出たけどイベント礼装はまったく出ていない」状況だったらさすがに追加で回すかもだが、獲らぬ狸の何とやら、引く前からそんなことを心配していても仕方がない。

 さておき今回の参加条件は「第七特異点クリア」と、CCCコラボほどではないがやや厳しめ。始めたばかりの新規や本編を進めていない人は、ガチャを回すことができてもイベントに参加することはできない。恐らく来年末にまた復刻されるだろうけど、「タイミングが合わなきゃ1年待ち」ってのは辛い。きっと今回のイベントでエレシュキガルは最大の輝きを見せるでしょうからね……初心者が運良く引けたとしても、彼女が活躍するシナリオをすぐ見れないのは生殺しというか。私も頼りになる“山の翁”の本編登場を楽しみにして攻略していた記憶があるし、頑張って進めてくれるといいのだが。

 参加条件の厳しさを鑑みるにストーリーは7章の続きも同然というか、1.5部の締め括りみたいになるんじゃないかと睨んでいます。「クリスマスを前にカルデアには夏が到来していた」「サーヴァントすらも謎の奇病にかかり寝込んでしまう」「カルデア崩壊まであと半日」と、あらすじだけ読めば「いつもの与太話」なんですが……あらすじに出てくる「元気だ!」って強がるサーヴァント、エレシュキガルが来ることを考慮するとイシュタルかギルガメッシュあたりか? 今回のイベント対象サーヴァントにも両名の名前が載っている。イベント対象サーヴァントはサンタオルタ2騎と、魔獣戦線絡みの9騎、みんなの後輩マシュ、そしてなぜかパラケルスス。ツイッター上ではCCCコラボのときのトリスタンみたいに月島さん扱いされていて笑った。目玉のエレちゃんがランサーで、イベント対象サーヴァントもやたらランサーが多い(エレちゃん除いても6騎いる)し、セイバーやアサシンのイベント対象サーヴァントいないから、メタ的に考えると「ランサーエネミーやライダーエミネーはほとんど出てこなくてアーチャーエネミーが多い」クエストになると思います。ラスボスはサンタウルク仮面か? てか、対象サーヴァントに小太郎と天草と茨木とケツ姐とゴルゴーンと真名を言ってはいけないあの人がいないんですがそれは。ばらきーは「対象サーヴァントにバーサーカーがいると周回が楽になってしまう」からはぶられたのか? その割にマーリンがしれっと混ざっているのは何か、こう……うーん、よく考えると小太郎と天草って7章でいなくなった理由が不明なんですよね。魔獣戦線はギルタブリルをはじめとして「意味ありげな描写をされながら回収されていない要素」が多々ある。それらを拾っていくことを目的に、「7章で登場したけど対象サーヴァントになっていない奴」はエミネーサイドで登場する形になるのかも。シナリオは奈須きのこ直々の執筆ということで、内容はどうあれ「待った甲斐があった」と思えるものにしていただきたい。

 7章では巨大ゴーストでお茶を濁していたエレシュキガル、満を持しての☆5ランサーで登場ですが、宝具演出を見るに全体槍の模様。宝具発動前にバスターアップが掛かるところからしてイシュタルと同じバスター宝具か? 全体バスター槍は☆5だとカルナ、アルトリアが既に存在しています。強化によって大英雄に相応しい最強クラスの火力を得たカルナ、火力はあまり高くないがチャージスキルとNP効率の高さで宝具回転率の高いアルトリア、この両名との棲み分けがどうなるか、ですよね。カード構成は無難にB2枚Q2枚? いっそB3枚のバスター偏重槍だったら面白そうだ。私が引けなくてもフレの誰かは絶対に引くだろう(現在ピックアップ中のアビーも10人以上引いている)し、全力で借り倒して使用感を掴みますとも!

 しかし、一番気になるのはアレです。配布サーヴァントに関する告知がないこと。てっきり「三代目は○○」みたいなのが来るかと思いきや、公表されたのはエレシュキガルだけ。いえ、もちろんエレシュキガルは待ちに待った子だから大喜びですが、配布に関してはあるともないとも明言されていない。お月見や監獄塔、ネロ祭などと同じく配布ナシのタイプって気もしますが、最後の最後にサプライズって可能性も……? 「三代目はオルガさん」で、冥界から引き上げられたオルガマリーが「私はもうオルガマリーではないわ、新しく生まれ変わったネオルガマリー・サンタムスフィアよ!」と高らかに告げる展開に期待したい。


2017-12-07.

アニメDiesの感想、更新しました。

 ところどころお色気シーンを盛り込もうとしているものの、視聴者サービスの域にまで達していないのがもどかしい、そんな回でした。というかテレビ放送はあと3回で終わりなわけですが、この調子じゃ脱力必至なエンドしか想像できないな……。

【開催中】【期間限定】「セイレムピックアップ2召喚」!

 やっぱり来たか。予想通り☆5フォーリナーの「アビゲイル・ウィリアムズ」は期間限定。この機会を逃すとしばらくは召喚できません。同じ新章サーヴァントの「新宿のアーチャー」は何度も復刻されているから、来年になったら結構頻繁に機会が巡ってくる気もしますが。というか、エピック・オブ・レムナントで追加された☆5サーヴァント4騎(CCCコラボも勘定するなら6騎)のうち恒常は「不夜城のキャスター」のみで、あとは全部期間限定ですね。むしろなぜ不夜キャスさんは限定じゃなかったんだろう?

 スト限である「ミドラーシュのキャスター」と期間限定アビゲイルのピックアップ……理性は「待て! 呼符はクリスマスイベのために温存しろ!」と叫んでいたが、我慢できるわきゃねぇ! うおおおおっ!(ガチャガチャガチャ) 結果、マナプリが増えました。途中で撤退したから全部使い切ったわけではないが、この枚数だとイベ礼装引けるかどうかも心許ないな……満を持してのエレシュキガル実装、だったら貯めてる石も解放できるからいいんだけど。それはそれとしてアビゲイル、再臨状態によってモーションも宝具演出も全然違うらしい。まだ借りてないから詳しいことは知らない。低APクエストを回すときにフレから借りて確認しようかな。

・拍手レス。

 セイレムは読み返せば読み返すほど色々発見があって「練り込まれてるなぁ」と思いますが、それはそれとしてテキスト量が足りてない感はあります。今までのFGOのシナリオの中でもトップクラスのテキスト量だとは思いますが、詰め込まれた内容に比すれば少ないかなと。アビーは宝具演出が素晴らしいのとバサカに一方的に有利は今のところ唯一無二なので是非引きたいところです
 第1節から第3節まですごく長かったせいか、後半が短く感じられてしまう。さすがに七橋ほどの駆け足ではないけど、もっとじっくりやってほしかった。アビーは幼女パを充実させるためにも欲しいことは欲しいけど、これから来るクリスマスイベントがいろいろとヤバそうですからね……。


2017-12-04.

「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」、一応クリアしたけど「まだ続きがあるのでは……?」と疑いたくなる終わり方でしたね。以下、まだ反芻している最中なのでガッツリネタバレというほどでもないが、キーサーヴァントのクラスに対する言及など若干ネタバレ気味の感想がありますので注意。

 「めておの野郎、また七橋ったのか!」って声もあったが、どちらかと言うと読本見なきゃ全容を掴めなかった『腐り姫』の方に近い。畳むことは畳んだんですが、セイレム、いくつか疑問点が残るんですよ。細かいところだと「劇の台本に食い違いがあった」とか。一番露骨だったのは「レイシフトしてカルデアに帰還する直前、『返し忘れたアイテム』があることに気づく」ところ。直前の選択肢に変なセリフがあったし「どんでん返しが来る!?」と身構えてしまったが、何も来ずにスッと閉幕した。「終わり……? まさか…………お前等これで終わり? 終わり…………???」と賭博覇王伝せずにはいられない。面白かったことは面白かったが、スッキリしません。このへんは第2部序章への布石か? それとも不意打ちで追加シナリオが実装とか。「今度はカルデア全体がセイレム化!」 想像してみたが明らかにギャグイベントだな、それ。縄を片手に「首を出せ」と要求する“山の翁”へ「はい」と頭部を差し出すメカエリチャン。

 今回、バトル面に関してはシステム上ほぼずっと「能力弱体」という足枷が付きまとうのが厄介でした。この能力弱体、簡単に説明しますと「サーヴァントのレベルが半減する」という解除不能なデバフです。たとえばレベル90のサーヴァントを編成すると一時的にレベル45相当のステータスへ戻されてしまう。スキルの効果はそのままだし「第3スキルが使えない」みたいな縛りもないけれど、「攻撃したらどのくらいダメージが入るのか」が見積もり辛くて苦労しました。戦力が弱体化することを考慮してエミネーのHPも低めに設定されているから釣り合いは取れており、難易度自体はそう高くない。ガチ編成で赴けば負けることは滅多にないものの「絆ボーナス美味しいし全員キャスターにしとこ♪」とかやってると事故りかねない。ステータス低い状態だと攻略にターン数掛かるし、普段はあまり気にならない「呪い」とかのスリップダメージが重く、時には命取りとなってしまうことも。控えのアンデルセンに「魔性菩薩」持たせていたおかげでギリギリ凌げた局面もあった。特に他意はなかったが、CCCやった後だとこの組み合わせは非常に味わい深い……やっぱりアンデルセン大先生は偉大。

 なかなか姿を見せなかった魔神柱「ラウム」も後半戦で遂に登場。今回のシナリオはあまりにも邪神の気配が強すぎるせいで「ゼパルみたいな『信じて送り出して魔神柱が……』事案になっているのでは?」と心配だったが、健在でした。クラスはアサシン。サポートのオケキャス使って勝とうと試みたけど、能力弱体のせいか宝具火力がイマイチ伸びず。最終的に欠片孔明単騎で石兵八陣を何度もブチ込みまくって防御力下げ切ってから殴り殺しました。計略もクソもなく拳で解決。フレマーリン借りれば安定する、とわかっちゃいるんですが、オケキャス見るとついつい選んでしまいます。あの気持ちボーイッシュな喋りがたまらなく好きなんだよなぁ。声優が真中らぁらの人(茜屋日海夏)だというのは指摘されるまで気づかなかったけど、言われてみれば「うへぇ〜」のあたりが完全にらぁらのソレだ……道理で聞き覚えがあると思った。

 そしてキーサーヴァント「アビゲイル」のクラスも判明。既に情報が出回っているだろうし、すぐにピックアップも来ると思うからバラしてしまいますが、「降臨者(フォーリナー)」という新クラスです。外なる宇宙からの来訪者。ユニットとしての特徴は「バーサーカーに対して有利(与ダメが2倍、被ダメが1/2)」「アルターエゴに対して不利(与ダメが1/2、被ダメが2倍)」「アルターエゴ以外のエクストラクラスに対しては与ダメ・被ダメともに等倍」といった感じです。フォーリナーには狂気じゃ立ち向かえない、自我(エゴ)をしっかり持て、ってこと? 「バーサーカーはシールダー以外に対して攻撃有利が取れる」というのが特徴でしたけど、ここに来て「もう拳(バーサーカー)だけじゃ解決できねぇ」事態が発生することになりました。

 今回エミネーは四騎士(騎・術・殺・狂)混成が多かったからメルトリリス大活躍。アビー戦もメルトを編成に差したままだったので「アルターエゴが有利」というのはすぐに気付けた。「ブレイクゲージなしで何度も復活する」というネロ祭のヘラクレスみたいな仕様にゴリゴリとSAN値を削られたプレーヤーもいたみたいだが、メルトはNP効率いいため弁財天五弦琵琶(サラスヴァティーメルトアウト)大回転でそこまで苦労しなかったです。プリマの面目躍如といった塩梅。ただ、「あ、そうだ、アビーちゃんの宝具もちゃんと見ておかなきゃ」と攻撃の手を緩め、フレマーリンの幻術で無敵張って余裕綽々眺めていたら、まさかの「強化解除後にダメージ判定」という天草式攻撃法で「セイレム配信前に天草がピックアップされたのはこの暗示だったのか!?」って愕然とするハメに。あっさり落ちてしまい、同じアルターエゴのメカエリチャンはまだレベルを上げてる途中で控えにも入れておらず、あわや戦線崩壊か、と蒼褪めかけたがシャンタクハントのために差したままだった騎ん時がゴールデンドライブ連発してどうにかギリギリ押し込んでくれた。単体攻撃だから天草ほど凶悪ではないです、アビーちゃん。ネロ祭とかの高難易度に出てきてもタゲの取れるサーヴァントを犠牲にすれば対処できるだろう、たぶん。

 アビーちゃんの使用スキルは「魔女裁判」「正気喪失」「信仰の祈り」の3つ。「魔女裁判」は敵単体のNP減少と攻撃力ダウン。「正気喪失」は敵全体に恐怖状態と防御力ダウンを付与、次のターンから確率でスタン。「信仰の祈り」はチャージ増加と宝具威力アップ。味方になった場合は「チャージスキルでNPを貯めつつ、チャージ減スキルやスタン付与でエネミーの行動を妨害する」というボス戦・高難易度戦向けのユニットになるのかな。アーツ宝具ならマシュや玉藻や孔明との相性が良さそう。バスター宝具だったらマーリンやシェイクスピアをお供にするのがいいか。クイック宝具……はたぶんないな。

 うーん、バーサーカーにしか有利が取れない、という特性は使いどころが限られますね。うちのカルデアにはもう「七つの冠」というクラス相性の不利を打ち消すスキルを持ったキャスネロがいるし、ルーラーやアヴェンジャー並みの殴り性能があったとしても戦力的に必須というわけじゃなく、「借りれば充分」かな……どちらかと言えば「ミドラーシュのキャスター」が欲しい。スト限らしくてストーリー召喚にはもう追加されていますが、恐らく何日か後にアビーちゃんと併せてセイレムピックアップ2に出てくるだろう。褐色おっぱいな見た目からして好きなんですが、ボイスもモーションもキャラも全部好き。イベントで玉藻と絡むところが見たい。ユニットとしては「単体アーツ宝具の術アタッカー」といったところか。オケキャスも欲しいけど、あっちは恒常だからいずれひょっこり来るかもしれないし、回すとしたらやはりピックアップ2の方。マナプリ交換の呼符もまだ手付かずで残っている。2017クリスマスのガチャに突っ込むのがよりロジカルな選択ですが、ちょっとだけ、ちょっとだけなら……アビーちゃんもこんな特殊クラスでの実装となると十中八九期間限定でしょうし、「あのとき回していれば」と後悔しないようアリバイ作りのために少しは回しておかねば。

 あと、ラヴィニアちゃんについては……うん、多くは語るまい。二次創作で楽しそうにしている姿を見るのが救いです。


2017-12-02.

・ここんとこずっとアニメやスマホゲーの話ばっかりなのでたまには本の話題も書いてみるかな、と思い立った焼津です、こんばんは。

 最近はアニメの影響で再開した『キノの旅』とか、ライトノベルが多め。キノは8巻までほぼリアルタイムで読んでいましたが、「続き物じゃないし、読みたくなったら読めばいいや」と放置し続けてたらグルッと干支が回ってしまった。1編1編が短くて細切れに読んでもそこそこ楽しめるのが『キノの旅』の良いところ。しかし1つ読んでも微妙に食い足りないので「次ももうちょっとだけ」と読んでるうちに気付いたら1冊終わっている罠。「アニメが面白いから」という理由で崩し始めたのに、原作読んだ後だと「アニメはモブキャラに至るまで声が付いているせいでどうしても個性が出来てしまって、原作特有の淡々としたムードが希薄になってしまうな……」と不満を覚えてしまう皮肉。同じ話でもアニメだと「オチが弱い」と感じることがあります。

 他は『落第騎士の英雄譚』、七星剣舞祭編が終わって今はヒロイン・ステラの故郷であるヴァーミリオン皇国編をやっているところ。12巻で久々に登場した「比翼」のエーデルワイスさん、私服姿が心臓捩じ切られそうな領域で可愛い。正直ビジュアル的には落第騎士〜のヒロインの中で一番グッと来る。新登場の饕餮ちゃんは最初見たとき「兎丸恋々……こんな変わり果てた姿に……」と勘違いしそうになりました。13巻からいよいよ代表戦も開始。そんなこんなで新展開も盛り上がってきているわけですが、アニメはヴァーミリオン皇国編どころか七星剣舞祭編も映像化無理そうでションボリ。

 あと『剣と炎のディアスフェルド』、今もっとも打ち切られて欲しくない騎士道物語風ファンタジー大作。「ちょっとだけ……」のつもりで読み出すと止まらなくなり、熱中した結果として他の予定を忘れそうになる危険物です。戦記要素もありますが比較的「個人の武勇」に重きを置いたヒロイック寄りのストーリーなので、単純明快にアツくなれます。1巻はレオームとルスタット、ふたりの兄弟のエピソードを詰め合わせていましたが、2巻はレオームに視点を絞って「大国へ対抗するため一つにまとまらないといけないにも関わらず各国バラバラで好き勝手やってる西方世界(ディアスフェルド)を統一するために戦う」とストーリーの目的を明瞭にしているため、没入度がますます高まる。最終話までの第一稿は1巻発売時点で既に上がっているそうだから、あとは売上が付いていくだけ……頼む、どうか完結まで走り抜けてくれ!

・FGOの「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」、3つに分けられた時限式解放シナリオの最後が明日0時にやっと公開されますね。今日は早めに寝て、朝起きたら一気に最後までやるつもりです。

 それにしてもセイレム、メッチャおもろいです。『腐り姫』『Forest』のいいとこ取りをしたようなシナリオで、「これ絶対めておだろ」ってノリがたまらない。紛い物めいた不自然な環境のセイレム、募る疑惑と忍び寄る狂気。肝心の魔神柱は影さえ見せず、「何が敵なのかもよくわからない」混迷に満ちた状況がひたすらワクワク感を煽ります。セイラム魔女裁判、と見せかけてクトゥルー神話、と見せかけて……? 「本当に収拾つくのかよ、めてお!」「回収しなきゃいけない要素が多すぎるぞ、めてお!」「七橋みたいなことにはならんだろうな、めてお!」と、まるで連載漫画をリアルタイムで読み進めているようなライブ感が楽しい。現時点でも二転三転捻転してますからね。最初は「魔女じゃなくてこの判事を吊るせ!」と罵られていたホプさん、気づけば妙な味わいが出てきて、サンソンとの絡みから「ホプサン」というアクの塊みたいなCPが誕生する様に「さすが『最も異端で狂気に彩られたストーリー』……」と納得せざるをえなかった。

 一方、キーサーヴァントなのにまだ実装されていない未知の少女「アピー」ちゃんは、可愛いんだけど未知すぎて現状ちょっと地味ですね……なんというか「ロリキャラ」とかじゃなくて「映画の子役」って雰囲気なんです、今のところ。まだ全然本性出していない。とはいえ友達のラヴィちゃんとの関係は「実質『プリンセス・プリンシパル』」といった趣で琴線を掻き鳴らす。ラヴィちゃんは幸薄そうで思わず抱きしめたくなる可愛さであり、彼女がこれからどうなってしまうのか想像しただけで不安と興奮を隠し切れない。

 

 

 

 

 ラヴィちゃん、この調子だと信勝並みかそれ以上の人気サブキャラになりそう。私の予想だとセイレム最終章は本来の記憶を取り戻したアピーちゃんが液状化した名状しがたいラヴィちゃんと「この世でもっともかたい抱擁」を交わして合体変神、「私達が地獄だ!」とマジンカイザーSKLする展開です。セイレムは小ネタも大ネタも多すぎて一個一個語っていると夜が明けそうな勢いですから、最後に一個だけ。「オケアノスのキャスター」がスキル発動時に言う「キュケオーンをお食べ」ってセリフ、「キュケオーン? 食べ物? どんなのだろ」と興味を持って検索してみたら、麦を混ぜた粥とか酒のことみたいですね。オケキャスさん特製のキュケオーンには蜂蜜も入っているらしい。……蜂蜜? まさかオケキャスさんの振る舞っているキュケオーン、黄金のミード的な何か……? またキュケオーンに使われた麦が麦角菌に感染していると「麦角アルカロイド」という成分の作用によりLSDみたいな幻覚症状が生じる……かもしれない、という話があります。セイラム魔女裁判も麦角による集団幻覚が原因ではないか、という説もあったり。このへん興味のある方には『辺獄のシュヴェスタ』もオススメしたい。感染するとツノのように硬くて黒い部位を形成することから「麦角」の名が来ているけど、ラヴィちゃんの頭に生えたツノ(髪飾り?)はそれを暗示している? そして麦角菌(Ergot)は生物学の分類上だと「Claviceps」という属に入ると云う。ク「ラヴィ」セプス、だと……? 繋がった、ラヴィちゃんの正体は麦角菌なんだよ! と、こんな調子で無限にアホな深読みができるので楽しくて仕方ない。

・拍手レス。

 Fateってそもそもそういうものなんでしょうけど、今回は特に「元ネタに関する知識があれば全然違うんだろうなー…!」と感じます… クトゥルーっぽい知識がデモベと沙耶とダイン・フリークスしか無い身では太刀打ちできません…(白目)
 私もクトゥルーはデモベ経由で齧った程度の知識しかなく、いろんな人の解説の助けを借りてどうにか付いていけてる状況。「クトゥルー神話のガワを被った○○○○なのでは?」なんて話も出てきていて面白い。考察タイムを挟めるのも時限式のおかげですね。

 異端なるセイレムで、まさかクトゥルフ神話関係の人物であるあの人やあの人が登場するとは思ってもいませんでした。こりゃあセイレム魔女裁判をモチーフとした、スーパークトゥルフ大戦になるんじゃないかと感じています。
 配信直前にウエルベックの『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』を買ったところなのでちょうどよかったかも。クライマックスはとんでもないエネミーが出てきそうでドキドキ止まらない。


2017-11-30.

アニメDiesの感想、更新しました。

 冒頭のダンスはアレだったが、そこを除けば割と観れる回だった。ただ玲愛先輩との遣り取りはごっそり削られていて、「これじゃ後半の彼女の見せ場が活きてこないのでは……?」と不安になったり。それはそれとして「諏訪部ボイスは耳に心地良い」ということを再確認する回でもあった。

「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」開幕!

 いよいよ1.5部の最終章が始まった! 今回はメインクエスト初となる時限式シナリオ開放システムが採用されており、第1節から第3節までは配信当日の29日(水)に読めるが、第4節から第6節は12月1日(金)の0時から、第7節以降は12月3日(日)の0時からと、2日おきにシナリオが公開される手筈になっています。週末まであまりやり込む時間がなさそうだったので、正直言ってこのやり方はありがたかった。とりあえずやってみたけど、さすが「過去最大級のボリューム」と謳うだけあって1節1節が長い。というかテキストがめっちゃ丁寧。亜種特異点であるセイレムにレイシフトするまでの過程がじっくり描かれていて、「レイシフトするまでの準備段階をもっとねちっこく描写してほしいな〜」と希望していた私にはうってつけの濃度だった。このライター、たぶん星空めておだと思いますけど、配慮はしても遠慮はしないというか「別にじっくり書いてしまっても構わんのだろう?」と言わんばかりに厚塗りしてくる。読んでいるだけで幸せであり、ワクワクが止まらない。

 今回の目玉となる☆5のキーサーヴァント、真名はおろかクラスすら明かされないという徹底した秘匿ぶりに驚かされるが、呼び名自体はレイシフトしてすぐに判明します。ただし、それはあくまで役名のようなものであって、真名ではないようだ。今回舞台となるセイレムは「歴史上のセイレム」ではなく「何者かが17世紀のセイレムを模して作った世界」であり、言わば演劇の舞台みたいなもの。キーサーヴァントの少女は○○○と呼ばれていますが、あくまで「○○○」という役を演じているだけで、正体は別にあるのでは……? と考えているものの、まだこのへんハッキリしません。一方「いや、お前は明らかに○○○○じゃないだろ」ってキャラも出てくる。立ち絵が表示されたときは思わず二度見しましたね。既存のサーヴァントではサンソンが活躍しており、後半で彼の扱いがどうなるか、楽しみのような不安なような。

 ピックアップサーヴァントは☆4ランサーの「ナタ」と☆4キャスターの「オケアノスのキャスター」……だけ! 両方新規実装とはいえ、目玉の☆5がピックアップされていない☆4ピックアップオンリーのガチャを最初に持ってくるとは、さすがに予想外だった。ナタもオケキャスも恒常で、ピックアップ期間が過ぎたら普通に排出されるようになりますが、恐らくピックアップ召喚2で来るだろうキーサーヴァントの○○○や○○○○はどうなるかわかりませんね……スト限の可能性も否定しきれない。とりあえず様子見で行きたいが、サポートサーヴァントとして出てきたオケアノスのキャスター、使ってみるとなかなか好みのタイプでうっかりガチャ回しそうになってしまった。危ない危ない。

 そして今回も「髭のおじさん」枠に該当するキャラは出てきましたが、サーヴァントなのかどうかはまだよくわかりません。ピエール・コーションやアーノルド・ベックマンみたいにただ立ち絵があるだけかな? ちなみにあのおじさん、私は『ダンス・マカブル〜西洋暗黒小史〜』という漫画で知りました。相当ひどい野郎なんだけど、これも「その役を演じている別の誰か」である可能性を排除できない……と、今回かなり疑心暗鬼になってしまうややこしいシナリオです。

 案の定クトゥルー関連のネタも随所に盛り込まれているし、もうこれどうなっちゃうんだかわかんないですわ。ああ早く続きやりたい!

・拍手レス。

 焼津さんのコメントで「セイレムの魔女たち」が挙がっていてニヤリとしてしまいました。未だに大好きなんですよね、このゲーム。OPの「Dum Spiro,Spero」を再生しながら、異端なるセイレムをやりたいところ。どんなエグいシナリオが来るのか、震えて待ちます。
 これが10年前なら『奴隷市場』とセットでの復刻や追加シナリオのフルボイス化とかも望めたかもしれませんけど、rufもなくなった今となってはさすがに無理でしょうね……北都南も最近は随分と出演本数が減ってしまったし、時の流れを感じてしまう。それはそれとして「異端なるセイレム」はギリギリまで攻めてほしいです。


2017-11-23.

アニメDiesの感想、更新しました。

 第6話はバトル回。「発想は面白いけど表現が追いついていない」ってのが感想。テレビでやるのはあと5話、もうひと踏ん張りだ……。

され竜のアンソロジー短編集「されど罪人は竜と踊る オルケストラ」が発売決定! リゼロ作者、ストブラ作者、大川ぶくぶさん、篠月しのぶさんなどが参加(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 まさかのベニ松参戦。『され竜』が小説版WIZの影響を受けていることは作者自ら言及済で、短編集にはダンジョンを舞台にしたエピソードもあったりするわけですが、超絶寡作家として知られるベニー松山が短編とはいえ新作を書き下ろすというのは控え目に言っても驚愕ですね。馳星周や古川日出男もウィザードリィの小説を書いていた時期があるくらいで、WIZ小説はたとえ原作ゲームを知らなくても読む価値のある作品が多いんですけれど、その中でもベニー松山の『風よ。龍に届いているか』が放つ面白さは弩級であり、飛び抜ています。古川の『砂の王』も凄かったが、あっちは未完だしな……FF13のノベライズは「著者病気のため発売中止」だったが、最近はこういうのも書いてるし、体調良くなってきたのだろうか?

 単に五十音順とはいえイラストレーターの先頭に「大川ぶくぶ」の名前が載っているのも味わい深い。もし2冊目が出るならふぁっ熊も連れてきてほしい。

「1100万DL突破キャンペーン」開催!

 そろそろ邪ンヌ復刻の時期か、と怯えていたが“山の翁”復刻だった。邪ンヌは贋作英霊復刻までお預けかな? 翁は既にいるから心安らかにピックアップをスルーすることができます。うちのカルデアに初めて来てくれた☆5サーヴァントなので、宝具レベルを上げたい気持ちとてなくはないが……まず確実に呼符が虚空に消えるだろうし、もし運良く2枚目が引けたとしてもそれがキッカケで「もう宝具レベル1じゃ満足できねえ」って思うようになったらヤバいので抑えます。メルトや土方さんは特殊な事例だと肝に銘じないと。順調に溜まってきた呼符は次のクリスマスイベントに突っ込んで礼装ゲットしてフレにも貢献したい。

 「フレに貢献」と言えば、遂に「カルデア・ランチタイム」が復刻されました。「モナ・リザ」と並んでサポート需要の高い礼装です。効果は「クエストクリア時の獲得絆ポイントを2パーセント(最大解放なら10パーセント)増やす」というもの。攻略に直接役立つ礼装ではないので初心者の頃はスルーしていましたが、自前の戦力が整ってくると「とりあえず凸ランチ孔明か凸ランチオルタニキ借りるか」ってくらいハードリピートするようになりました。私はまだフレサポを普通に戦力として使ってますが、「フレンドのサポートはもう礼装欄しか見ない」というプレーヤーは多いらしいし、ここは一つゲットしておきたいところですが……モナリザにしろランチにしろ、獲得権を掴むためにレア・プリズムが必要なんですよね。あのオレンジゼリー、ガチャ産の高レアサーヴァントを売却したときのみ入手可能な超レアアイテムゆえ、まだ1個も手元にないです。仮に手に入ったとしてもモナリザの方を優先するつもりですし、凸ランチの到来はいつになることやら。でも、「交換可能になった」というだけでもマナプリ集めのモチベが上がる。またせっせと銀種を売却せねば。

・拍手レス。

 復刻クリスマスが終わらんうちにセイレム開催の告知だとう…?
 ニコ生が28日ですから29日か30日には開始でしょうね。

 そういえばもうすぐセイレムが配信されるのでしたね。「異端なる魔女」の他にも「七つの絞首台」というキーワードもありましたね。そこから考えるに、いわれのない罪を着せられた史実の人がサーヴァントとして登場するのではないかと思うんですよね。個人的にはジャンヌの他に腸チフスのメアリーを連想してしまいます。 1.5部最後のシナリオで、かつ、あのセイレムが舞台だけに、最大の鬱展開になるのではといわれていますが、どうなるのか期待と不安が要り混じります。
 昔あった『セイレムの魔女たち』ってエロゲーもこれで再注目されるかな、と思ったり。告知ページも来ましたね。けど「舞台は北米・東海岸にある地方都市」「暗い因習が根付いた町」と書いてるだけで、「セイレム(セイラム)が舞台」と明言していないことが気に掛かる。タイトルには入っているけど、それを言ったら英霊剣豪の「亜種特異点」もアレだったし……まさかこれインスマスが舞台なのでは……?

 あの世界最初の怪獣がまさかのカマキラスとは……>アニメゴジラ 映画館のスクリーンと音響で体感する『ラストのアレ』の迫力は凄まじかったです、本当に倒せるものなのかアレは……
 音響の迫力は凄かったですね。特に咆吼、ビリビリと肌に叩きつけられる振動にそれこそ震えました。ラストのアレに対抗するにはネームレス・ワン並みの奴を出すしかないんじゃないかな……。


2017-11-20.

・アニメゴジラこと『GODZILLA 怪獣惑星』を観てきた焼津です、こんばんは。

観る前「続きは来年かー、まぁのんびり待てばいいかな」
観た後「のんびり待っていられるかッ!」。

 3部作の第1弾ということもあって、これ単品では語りにくいところもあるのですが、面白かった。地球に突然巨大怪獣が次々と湧き出すようになって、その対応だけでも苦慮していたところにトドメの破壊公(ハガル・ヘルツォーク)たるゴジラが現れて「絶望の中の絶望に絶望が混ぜ合わさった絶望」を味わった人類は地球から逃げ出すハメになった……という前史があり、このへんについてはノベライズの『怪獣黙示録』で語られています。順序としてはまず『怪獣黙示録』を映像化すべきだったんだろうけど、登場する怪獣が多いだけに「予算も期間も掛かり過ぎる」みたいな理由で断念されたのだろう。辛うじて地球から脱出できた人間は1万人程度、環境の苛酷さからどんどん人口が減って20年経った本編開始時には5000人くらいにまで減っている。このままではジリ貧だから、イチかバチかで地球に戻ってみよう、ってことでウラシマ効果か何かで数千年から数万年は経過した地球に帰還。するとそこには人類を拒絶する「地獄じみた世界」が広がっていた――状況が若干『境界線上のホライゾン』と被りますね。ゴジラは環境神群だった……?

 幼い頃に両親をゴジラの破壊の余波によって喪い、故郷と「人としての誇り」をすべて奪われた、とゴジラを激しく憎む青年「ハルオ・サカキ」が「ゴジラ殲滅計画」を立案し、決死隊結成。ゴジラとの戦いの果てに人類はホームとプライドを取り戻せるのか? 「復讐」を宗教とする者にとって憎悪の対象こそが神であり、これは要するに死兵たちが「神殺し」に挑む物語です。『熊の場所』みたく「進むためには引き返さないといけない」話でもある。櫻井孝宏ボイスで胡散臭さをスパークさせている大司教「メトフィエス」が「まるでゴジラに会いたがっているようだ」と指摘するように、ハルオのゴジラに対する執着はどこか信仰の影を感じさせます。

 「エクシフ」や「ビルサルド」といった異星人が出てきてポンポンと専門用語を飛ばすので事前情報まったくナシだと混乱の極みに達しますが、元々はテレビアニメとしてやる予定だった企画を『シン・ゴジラ』大ヒットで急遽劇場用に切り換えた影響もあってストーリー展開が足早になっている感じ。エクシフは「X星人」、ビルサルドは「ブラックホール第3惑星人」が元ネタですが、ゴジラ知らない人は「エルフとドワーフ」くらいの認識でOK。小野大輔ボイスのリーダーが出てくることもあって『進撃の巨人』っぽさがすごかったけど、クライマックスの盛り上がりはアツかった。けど、あの終わり方からすると第2部はもっとすごいことになりそうだな……圧縮されたまま本編で解凍されていない情報がゴロゴロ転がっているため、「パッと見でわかるアニメ」を観たい人にとっては不向きかもしれない。私も理解の追いつかなくなる箇所が多々あった。現状でも充分面白いとはいえ、最終的な評価はやはり完結編まで保留だな。次回『決戦機動増殖都市』は来年5月公開予定。このタイトル、あれがああなってああなっちゃうのでは? と早くも妄想が止まりません。

おねショタ4コマ「すのはら荘の管理人さん」TVアニメ化!3巻発売記念PVで発表(コミックナタリー)

 1巻を読んだときに「2巻で打ち切られなかったらアニメ化が決まるだろうな」と思った漫画です。巨乳で世話焼きなお姉さん、「春原彩花」をメインに、背が低く見た目も可愛いせいで周りから弄られまくる少年「椎名亜樹」の翻弄翻弄また翻弄な日々を描くゆるエロほっこりコメディだ。「春原」が「はるはら」だけでなく「すのはら」とも読むことは『CLANNAD』で知った人も多いだろう……と書きたいところだが、あれのアニメをやっていたのってもう10年近く前なんですよね。Diesが発売する前で、「Diesもこれくらいのクオリティでアニメ化してくれたら……ハハ、無理か」なんて呑気に笑っていたな。閑話休題、同じ作者の『こはる日和。』もちょくちょくCMに出ていたし、場合によったら「『こはる日和。』もアニメ化決定してほぼ同時期に放送」という展開も……?

 『すのはら荘の管理人さん』は紙書籍だと800円超えで少し高いが、電子書籍なら600円ちょっとで買えるし、「紙媒体にこだわりがある」という人以外は電子で読むのもアリかと。ただアニメ放送開始までにセールをする可能性も高いので、すぐに読みたいのでなければお気に入りとかに放り込んでおいてしばらく待ってみるのも一つの手です。

「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」、まもなく配信

 テレビCMの最後にしれっと告知画像が出てきて、リアルタイム視聴者たちは度肝を抜かれたそうな。復刻ハロウィンの終了が10月11日、ニコ生配信が14日、英霊剣豪の開始も14日というスケジュールだったから、今回も24日に復刻クリスマスを終了させて、数日以内にニコ生とセイレム配信開始って形になるでしょうね。早くて今月中、遅くとも来月頭にはスタートかな。

 キービジュアルには黒星紅白デザインとおぼしき子が載っており、これが次の目玉サーヴァントであろうと推測されますが……見た感じだとキャスター? しかしキャスターはアガルタや夏の新イベントで☆5を実装したばかりだし、偏っちゃうかなぁ……と思ったが、今年になって実装されたサーヴァントは37騎(メカエリチャンは2つまとめて1騎と数えた)、内訳を見るとセイバー5、アーチャー4、ランサー3、ライダー3、キャスター2、アサシン7、バーサーカー6、エクストラ7(アルターエゴ4、ルーラー1、アヴェンジャー1、ムーンキャンサー1)、つまり「☆5以外実装されていないので実は数が少ない」んですよね。てなわけで「普通にキャスターの可能性が高い」ってのが結論。というか改めて計算してみると今年アサシン多すぎ。これじゃセミラミスは来年以降になるかもな……他のアポクリファ未実装勢はアーチャーとライダーとキャスターなので、このへんバランス的には年内に来るとちょうどいい。

 で、それはそれとして黒星キャラの真名はなんだろう? と各地で予想が飛び交っているわけですが、現在有力視されている一つが「H・P・ラヴクラフト」説。いわゆる「クトゥルー神話」の創始者です。セイレムはアメリカの地名(ただし訳としてはセイラム、セーラムが一般的)で、「アメリカで最後に魔女裁判が行われた場所」として有名。ラヴクラフトの小説に出てくる「アーカム」はこのセイレム(セーラム)がモデルになっており、クトゥルー神話に登場する魔導書「ルルイエ異本」の別名である「螺湮城教本」を宝具とするジル・ド・レェが今年のバレンタインイベントで「いずれセイレムの導きあれ」と発言していたことから「『異端なるセイレム』はクトゥルー絡みのシナリオなのでは?」と推測されています。つまり、黒星キャラはラヴクラフトの女体化か、あるいは「ドレスを着ているだけで性別はそのまんま男の子」のどちらかだと――どっちでもOKですが、私は後者の方がよりワクワクしますね。

 他の予想としては魔女裁判の当事者である「アビゲイル・ウィリアムス」説。当時11歳だったというから、外見的にはちょうど合致するし、マテリアルのジルの項目にも「アビゲイル」という名前があります。私の見た範囲では「ラヴクラフト説」と「アビゲイル説」が拮抗している印象。一方で気になるのはエネミーですね。いったいセイレムのボスは誰が担当するのか? 黒星サーヴァントが味方のフリして実はラスボス、みたいな展開も考えられますが、「最も異端なる魔女」というキーワードから察するに、「魔女」のイメージに相応しい誰かが降臨するのではないでしょうか。キリスト教を弾圧した経緯から「黙示録の獣」と同一視されているネロ・クラウディウスがビーストとして顕現する……という説もありますが、ネロはキリスト教徒じゃないから「異端」じゃなくて「異教」になる。異教も異端の範疇に含まれるっちゃ含まれるんですが、「同じ神を信奉していながら本流とは異なる思想と信仰を持つ」ことが異端の本領であることを考えると、やはりカタリ派とかそっち系になるのではないかと。覚者やアンリマユと同じく個人名を持たないサーヴァント「完徳者(ペルフェクティ)」ちゃんが来る可能性も……? 「異端の連中は魔女とつるんでいる」という考えから魔女裁判は他宗派の人間を処刑する口実として利用されてきた歴史もあり、そっちを掘り下げていくといろいろヤバいことになりそうだ。

 あとはジャンヌ・オルタが「魔女」の側で登場する可能性もあるかな……いや、オルレアンの焼き直しになりかねないからさすがに邪ンヌの再登壇は控えるか。「髭のおじさん」枠があるのかどうかも気になるところだけど、1.5部のラストということで、いよいよ第2部の展望が見えてくるのではないか――とワクワクしています。

 余談。現在やってる復刻クリスマスイベント、開催期間が短く、日程的に集中して走れそうなのは日曜だけだったから林檎齧ってせっせと周回に励み……何とか「聖夜の晩餐」1枚ドロップさせました。つ、疲れた。副産物の靴下でボックス全部開け切っちゃうかと思いました。これでイベントが終わったら最大解放できます。あとは自然回復分で大丈夫だろうし、のんびりやっていこう。イベントのシナリオもなかなか面白い。噂に聞いていた「サンタアイランド仮面」のインパクト(「薔薇の黒鍵」って何だよ! そしてあの専用BGM!)もさることながら、「海が見たい」って願い事するジャックとナーサリーを連れて海へ向かう『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』な展開に早くもホロリと来ている。夏のイベント礼装「サマー・リトル」の意味が徐々に呑み込めてきた。JDASLちゃんはボックスの種火とQPでレベル90まで上げたげねば……。


2017-11-15.

アニメDiesの感想、更新しました。

 第5話は日常回、バトルシーンがあまりないおかげもあって割と観れる内容になっていました。まさかDiesがアニメ化して「アクションの少ないエピソードの方が面白い」と感じる日が来ることになろうとは……薄々予想していたのでそれほど意外でもない。

期間限定イベント「復刻:二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜 ライト版」開催!

 聖夜の祭りはオルタ通せや。というわけで2016クリスマスの復刻が来ました。予想通り2015クリスマスの再復刻はナシであり、つまり私のカルデアにサンタオルタは来ない……セイバーとメイドはいるから、サンタオルタが手に入れば「巨乳じゃない方のアルトリア・オルタ」は全種揃うのに。夢は潰えた。ともあれ、去年のクリスマスイベント報酬サーヴァントであった☆4ランサー「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ」の方はこれで無事にゲット可能となります。やった! 待望の高レア全体槍! JDASLはNPチャージスキル持ってるしキャラ的にも大好きなので、正式加入したら聖杯を2個あげるつもりです。聖杯は満遍なく全クラスの☆4に配る構想を立てており、茨木童子とナーサリー・ライムとアストルフォとBBちゃんにはもう捧げていますが、密かに内定を出していたクロエと殺式がどうも復刻されそうにないと判明してきて既に構想は瓦解気味だったりする。

 復刻ライト版ということで魅惑のボックスガチャは回数制限付き。嘆かわしいですが、2017クリスマスは回し放題になっていると信じよう。イベント限定報酬の「聖夜の晩餐」はずっと欲しかった礼装の一つなので、できれば限凸したいが……最低でも1個はドロップしないといけないんですよね。来年はもう復刻されないだろうから、何としてもここで押さえておきたい。礼装と言えば、今回のイベント対象サーヴァントは攻撃力が上がるタイプじゃなくドロップアイテムが増えるタイプみたいなので、ガチャ産イベ礼装を揃えなくても素材の交換が捗りそうです。ありがたい。ただ、「フルーツケーキ」ドロップUPの対象サーヴァントが天草とイシュタルとJDASLだけって、少なすぎ……「ショートケーキ」の対象サーヴァントはジャンヌと邪ンヌとサンタオルタ以外はいるから何とかなりそう。「チーズケーキ」に至っては全員いるから余裕。とはいえ、まともに育成しているのはマシュと牛若丸だけ。この2騎を除くと最終再臨まで行ってるのはマタハリのみです。交換素材は「鳳凰の羽根」全確保が最優先で、他は取れるだけ取れたらいいや、くらいの気持ち。というか「竜の牙」が相変わらず枯渇しているんで、毎回イベントの交換素材に入れてほしいと願っている。虎の子の在庫もこないだアストルフォの霊衣開放でごっそりなくなっちゃったしなー。

 ピックアップ召喚は特に変更もなく去年通りイシュタルが目玉。去年は「先行実装」という名目があったけど、今回はなんでピックアップされているのか完全に謎な状態となっています。うーん、アーチャーの戦力は充足しているし、ピックアップ☆4の3騎も全部持ってるし、ピックアップ☆3の牛若丸と荊軻に至ってはとっくに宝具レベル5だし。今回イベ礼装なくてもドロップアイテムはそこそこ集められる形式だから、ガチャに関してはスルーしてもいいかな。「静穏なひと時」はちょっと欲しいけど、来年のことも考えると2017クリスマスに呼符突っ込んだ方がロジカルでしょう。いきなりピックアップ2が始まってジャンヌ・オルタが復刻されたら発作的に回してしまう可能性もありますが、なるべく耐える方針でいきたい。差し当たって「JDASLを宝具レベル5にしたうえで聖杯転臨×2する」「聖夜の晩餐を限凸する」「鳳凰の羽根をすべて交換する」「ボックスは上限まで回し切る」「のんびり落ち着いてイベントのシナリオを楽しむ」、5つの目標が叶えられればヨシとします。長らく気になっていた「サンタアイランド仮面」の正体がようやく明らかになるのだ、ワクワクしないはずがない。いったい何草何郎何貞なんだ……? というかアポのアニメもいよいよ大詰めだというのにこんなところではっちゃけてていいのか、お前。

 恐らくこの復刻クリスマスが終わったら続けて2017クリスマスイベント開催、12月中に1.5部のラスト「異端なるセイレム」と第2部の序章を配信するつもりでしょう。ひょっとすると「1100万DL突破キャンペーン」も年内に来るかもしれない。800万が2月、900万が5月、1000万が9月と、だいたい3、4ヶ月ごとにやってる感じですからね。内容を見ないとハッキリしたことは言えないものの、特にこれといった内容がなければ2017クリスマスをイベント礼装目当てで回したらあとは正月の福袋が来るまで待機する形になるかも。

・拍手レス。

 焼津さん、ブレラン2049はご覧になられましたか?ドゥニ監督好きなら必見の一作でしたよ、
 劇場で観たい気持ちもありましたが、上映時間の長さに恐れをなしてBD化待ち。


2017-11-08.

アニメDiesの感想、更新しました。

 待ちに待ったシュピーネ回。まさか地上波で動くシュピーネさんを観られる日が来ようとは……相変わらず細かいところを飛ばし過ぎて構成グダグダだが、バトルの展開が原作とは違ったりと未知の要素が盛り込まれていて興味深かった。面白いか、って訊かれると「うーん、あんまり」ですが。ただ蓮が手足をアレしたのはさすがにビックリしましたね。よくこれ地上波で流せたな。シュピーネと神父の暗闘が観れたことは素直に嬉しかったです。

Fate/Apocryphaアニメ放送記念キャンペーン

 コラボイベントじゃなくてただの記念キャンペーンか……概念礼装獲得クエストはすぐに終わったし、マナプリはイベントでちゃんと交換しているからアストルフォの霊衣もすぐに取れたし、初日でもうすることがなくなった。ピックアップはアポクリファ関連のサーヴァントと礼装。天草以外は全部恒常ですね。天草、ネロ祭で大活躍だったから欲しいことは欲しいけど、宝具レベル5のフレンドがいるから「借りればいいや」って結論に落ち着いてしまう。ジャックとモードレッドは召喚済で、あと戦力的に欲しいのはカルナとジャンヌくらいかな。強い全体槍と全体無敵付与係がいれば高難度含めてだいたいのクエストはこなせるようになる。けど恐らく今月中に去年のクリスマスイベントが復刻されてJDASLゲットできるだろうから、全体槍に関してはもう少し待てばいい。となるとジャンヌ狙いが無難か。アストルフォが常時ピックアップされているので彼の宝具レベルを上げるチャンスでもある。

 ただ、天草はピックアップされるたびに阿鼻叫喚の大炎熱地獄を引き連れてくる、ってジンクスがあるからなぁ。FGOのサーヴァントとして天草が実装されたのは2016年3月、「カルデアボーイズコレクション2016ピックアップ召喚」にてでしたが、この直後にイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」開催、巌窟王エドモン・ダンテスが実装されて阿鼻叫喚。同年11月にクリスマスイベントの先触れとして単独開催の「天草四郎ピックアップ召喚」として復刻、肝心のクリスマスイベント「二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜」では7章配信に先駆けてイシュタルが先行実装され、またしても阿鼻叫喚。今年3月の「復刻カルデアボーイズコレクション2016ピックアップ召喚」のときはまったく事前告知ナシで「カルデアボーイズコレクション2017ピックアップ召喚」が同時開催され、突然のプロトセイバー実装でまたまた阿鼻叫喚。と、これまでに三度の「前科」があり、「また天草がドエラいサーヴァントを連れてきたのでは……」と古参のユーザーたちは怯えています。

 順当に考えると、来週か再来週くらいに「二代目はオルタちゃん」の復刻が来るはず。問題は「今回ピックアップされるサーヴァントがイシュタルとは限らない」ってことなんですよね……イシュタルはあくまで先行実装であってクリスマスイベントそのものには出てこなかったそうだから、復刻のピックアップは内容が変わる可能性もあります。イシュタルの代わり……もしやエレシュキガルが!? って、これもいい加減書き飽きたな。天草絡みでセミラミスが実装される可能性もありえるから、差し当たって呼符も石も温存する方向で行きます。エレシュキガルを☆5、セミラミスを☆4にして同時ピックアップしてくれたら一番手間が省けるんだけどな。

・拍手レス。

 以前クラウドファンディングを導入した別のアニメもパッとしない出来でしたし、せっかく画期的に思える手法なのに勿体ない感じです
 『この世界の片隅に』みたいにCFの成功例もありますけど、「CFやって話題と資金を集めないといけない」レベルの知名度という時点で既に厳しい、という見方もありますね……先に座組みが決まっているならともかく、「お金が集まってからスタッフを探す」方法だと人材の確保も難しいし。

 ニートの正体はゲームだと事前にやる螢ルートでなんとなくわかるんでそれがないアニメではわかりやすくしたんでしょう
 わかりやすく……なっているのだろうか? 視聴している間ずっと「新規の人はこれを面白がってくれているのか?」って不安が付きまとう。


2017-11-02.

Diesアニメの解説記事、更新しました。

 うん……心を強く持って観続けるしかないですね。解説書くために原作もちょこちょこ再プレーしていますが、原作の方はやっぱり面白いんだよな……それがどうしてこんな……いえ、愚痴はやめておきます。


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