2017年11月〜12月


2017-12-02.

・ここんとこずっとアニメやスマホゲーの話ばっかりなのでたまには本の話題も書いてみるかな、と思い立った焼津です、こんばんは。

 最近はアニメの影響で再開した『キノの旅』とか、ライトノベルが多め。キノは8巻までほぼリアルタイムで読んでいましたが、「続き物じゃないし、読みたくなったら読めばいいや」と放置し続けてたらグルッと干支が回ってしまった。1編1編が短くて細切れに読んでもそこそこ楽しめるのが『キノの旅』の良いところ。しかし1つ読んでも微妙に食い足りないので「次ももうちょっとだけ」と読んでるうちに気付いたら1冊終わっている罠。「アニメが面白いから」という理由で崩し始めたのに、原作読んだ後だと「アニメはモブキャラに至るまで声が付いているせいでどうしても個性が出来てしまって、原作特有の淡々としたムードが希薄になってしまうな……」と不満を覚えてしまう皮肉。同じ話でもアニメだと「オチが弱い」と感じることがあります。

 他は『落第騎士の英雄譚』、七星剣舞祭編が終わって今はヒロイン・ステラの故郷であるヴァーミリオン皇国編をやっているところ。12巻で久々に登場した「比翼」のエーデルワイスさん、私服姿が心臓捩じ切られそうな領域で可愛い。正直ビジュアル的には落第騎士〜のヒロインの中で一番グッと来る。新登場の饕餮ちゃんは最初見たとき「兎丸恋々……こんな変わり果てた姿に……」と勘違いしそうになりました。13巻からいよいよ代表戦も開始。そんなこんなで新展開も盛り上がってきているわけですが、アニメはヴァーミリオン皇国編どころか七星剣舞祭編も映像化無理そうでションボリ。

 あと『剣と炎のディアスフェルド』、今もっとも打ち切られて欲しくない騎士道物語風ファンタジー大作。「ちょっとだけ……」のつもりで読み出すと止まらなくなり、熱中した結果として他の予定を忘れそうになる危険物です。戦記要素もありますが比較的「個人の武勇」に重きを置いたヒロイック寄りのストーリーなので、単純明快にアツくなれます。1巻はレオームとルスタット、ふたりの兄弟のエピソードを詰め合わせていましたが、2巻はレオームに視点を絞って「大国へ対抗するため一つにまとまらないといけないにも関わらず各国バラバラで好き勝手やってる西方世界(ディアスフェルド)を統一するために戦う」とストーリーの目的を明瞭にしているため、没入度がますます高まる。最終話までの第一稿は1巻発売時点で既に上がっているそうだから、あとは売上が付いていくだけ……頼む、どうか完結まで走り抜けてくれ!

・FGOの「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」、3つに分けられた時限式解放シナリオの最後が明日0時にやっと公開されますね。今日は早めに寝て、朝起きたら一気に最後までやるつもりです。

 それにしてもセイレム、メッチャおもろいです。『腐り姫』『Forest』のいいとこ取りをしたようなシナリオで、「これ絶対めておだろ」ってノリがたまらない。紛い物めいた不自然な環境のセイレム、募る疑惑と忍び寄る狂気。肝心の魔神柱は影さえ見せず、「何が敵なのかもよくわからない」混迷に満ちた状況がひたすらワクワク感を煽ります。セイラム魔女裁判、と見せかけてクトゥルー神話、と見せかけて……? 「本当に収拾つくのかよ、めてお!」「回収しなきゃいけない要素が多すぎるぞ、めてお!」「七橋みたいなことにはならんだろうな、めてお!」と、まるで連載漫画をリアルタイムで読み進めているようなライブ感が楽しい。現時点でも二転三転捻転してますからね。最初は「魔女じゃなくてこの判事を吊るせ!」と罵られていたホプさん、気づけば妙な味わいが出てきて、サンソンとの絡みから「ホプサン」というアクの塊みたいなCPが誕生する様に「さすが『最も異端で狂気に彩られたストーリー』……」と納得せざるをえなかった。

 一方、キーサーヴァントなのにまだ実装されていない未知の少女「アピー」ちゃんは、可愛いんだけど未知すぎて現状ちょっと地味ですね……なんというか「ロリキャラ」とかじゃなくて「映画の子役」って雰囲気なんです、今のところ。まだ全然本性出していない。とはいえ友達のラヴィちゃんとの関係は「実質『プリンセス・プリンシパル』」といった趣で琴線を掻き鳴らす。ラヴィちゃんは幸薄そうで思わず抱きしめたくなる可愛さであり、彼女がこれからどうなってしまうのか想像しただけで不安と興奮を隠し切れない。

 

 

 

 

 ラヴィちゃん、この調子だと信勝並みかそれ以上の人気サブキャラになりそう。私の予想だとセイレム最終章は本来の記憶を取り戻したアピーちゃんが液状化した名状しがたいラヴィちゃんと「この世でもっともかたい抱擁」を交わして合体変神、「私達が地獄だ!」とマジンカイザーSKLする展開です。セイレムは小ネタも大ネタも多すぎて一個一個語っていると夜が明けそうな勢いですから、最後に一個だけ。「オケアノスのキャスター」がスキル発動時に言う「キュケオーンをお食べ」ってセリフ、「キュケオーン? 食べ物? どんなのだろ」と興味を持って検索してみたら、麦を混ぜた粥とか酒のことみたいですね。オケキャスさん特製のキュケオーンには蜂蜜も入っているらしい。……蜂蜜? まさかオケキャスさんの振る舞っているキュケオーン、黄金のミード的な何か……? またキュケオーンに使われた麦が麦角菌に感染していると「麦角アルカロイド」という成分の作用によりLSDみたいな幻覚症状が生じる……かもしれない、という話があります。セイラム魔女裁判も麦角による集団幻覚が原因ではないか、という説もあったり。このへん興味のある方には『辺獄のシュヴェスタ』もオススメしたい。感染するとツノのように硬くて黒い部位を形成することから「麦角」の名が来ているけど、ラヴィちゃんの頭に生えたツノ(髪飾り?)はそれを暗示している? そして麦角菌(Ergot)は生物学の分類上だと「Claviceps」という属に入ると云う。ク「ラヴィ」セプス、だと……? 繋がった、ラヴィちゃんの正体は麦角菌なんだよ! と、こんな調子で無限にアホな深読みができるので楽しくて仕方ない。

・拍手レス。

 Fateってそもそもそういうものなんでしょうけど、今回は特に「元ネタに関する知識があれば全然違うんだろうなー…!」と感じます… クトゥルーっぽい知識がデモベと沙耶とダイン・フリークスしか無い身では太刀打ちできません…(白目)
 私もクトゥルーはデモベ経由で齧った程度の知識しかなく、いろんな人の解説の助けを借りてどうにか付いていけてる状況。「クトゥルー神話のガワを被った○○○○なのでは?」なんて話も出てきていて面白い。考察タイムを挟めるのも時限式のおかげですね。

 異端なるセイレムで、まさかクトゥルフ神話関係の人物であるあの人やあの人が登場するとは思ってもいませんでした。こりゃあセイレム魔女裁判をモチーフとした、スーパークトゥルフ大戦になるんじゃないかと感じています。
 配信直前にウエルベックの『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』を買ったところなのでちょうどよかったかも。クライマックスはとんでもないエネミーが出てきそうでドキドキ止まらない。


2017-11-30.

アニメDiesの感想、更新しました。

 冒頭のダンスはアレだったが、そこを除けば割と観れる回だった。ただ玲愛先輩との遣り取りはごっそり削られていて、「これじゃ後半の彼女の見せ場が活きてこないのでは……?」と不安になったり。それはそれとして「諏訪部ボイスは耳に心地良い」ということを再確認する回でもあった。

「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」開幕!

 いよいよ1.5部の最終章が始まった! 今回はメインクエスト初となる時限式シナリオ開放システムが採用されており、第1節から第3節までは配信当日の29日(水)に読めるが、第4節から第6節は12月1日(金)の0時から、第7節以降は12月3日(日)の0時からと、2日おきにシナリオが公開される手筈になっています。週末まであまりやり込む時間がなさそうだったので、正直言ってこのやり方はありがたかった。とりあえずやってみたけど、さすが「過去最大級のボリューム」と謳うだけあって1節1節が長い。というかテキストがめっちゃ丁寧。亜種特異点であるセイレムにレイシフトするまでの過程がじっくり描かれていて、「レイシフトするまでの準備段階をもっとねちっこく描写してほしいな〜」と希望していた私にはうってつけの濃度だった。このライター、たぶん星空めておだと思いますけど、配慮はしても遠慮はしないというか「別にじっくり書いてしまっても構わんのだろう?」と言わんばかりに厚塗りしてくる。読んでいるだけで幸せであり、ワクワクが止まらない。

 今回の目玉となる☆5のキーサーヴァント、真名はおろかクラスすら明かされないという徹底した秘匿ぶりに驚かされるが、呼び名自体はレイシフトしてすぐに判明します。ただし、それはあくまで役名のようなものであって、真名ではないようだ。今回舞台となるセイレムは「歴史上のセイレム」ではなく「何者かが17世紀のセイレムを模して作った世界」であり、言わば演劇の舞台みたいなもの。キーサーヴァントの少女は○○○と呼ばれていますが、あくまで「○○○」という役を演じているだけで、正体は別にあるのでは……? と考えているものの、まだこのへんハッキリしません。一方「いや、お前は明らかに○○○○じゃないだろ」ってキャラも出てくる。立ち絵が表示されたときは思わず二度見しましたね。既存のサーヴァントではサンソンが活躍しており、後半で彼の扱いがどうなるか、楽しみのような不安なような。

 ピックアップサーヴァントは☆4ランサーの「ナタ」と☆4キャスターの「オケアノスのキャスター」……だけ! 両方新規実装とはいえ、目玉の☆5がピックアップされていない☆4ピックアップオンリーのガチャを最初に持ってくるとは、さすがに予想外だった。ナタもオケキャスも恒常で、ピックアップ期間が過ぎたら普通に排出されるようになりますが、恐らくピックアップ召喚2で来るだろうキーサーヴァントの○○○や○○○○はどうなるかわかりませんね……スト限の可能性も否定しきれない。とりあえず様子見で行きたいが、サポートサーヴァントとして出てきたオケアノスのキャスター、使ってみるとなかなか好みのタイプでうっかりガチャ回しそうになってしまった。危ない危ない。

 そして今回も「髭のおじさん」枠に該当するキャラは出てきましたが、サーヴァントなのかどうかはまだよくわかりません。ピエール・コーションやアーノルド・ベックマンみたいにただ立ち絵があるだけかな? ちなみにあのおじさん、私は『ダンス・マカブル〜西洋暗黒小史〜』という漫画で知りました。相当ひどい野郎なんだけど、これも「その役を演じている別の誰か」である可能性を排除できない……と、今回かなり疑心暗鬼になってしまうややこしいシナリオです。

 案の定クトゥルー関連のネタも随所に盛り込まれているし、もうこれどうなっちゃうんだかわかんないですわ。ああ早く続きやりたい!

・拍手レス。

 焼津さんのコメントで「セイレムの魔女たち」が挙がっていてニヤリとしてしまいました。未だに大好きなんですよね、このゲーム。OPの「Dum Spiro,Spero」を再生しながら、異端なるセイレムをやりたいところ。どんなエグいシナリオが来るのか、震えて待ちます。
 これが10年前なら『奴隷市場』とセットでの復刻や追加シナリオのフルボイス化とかも望めたかもしれませんけど、rufもなくなった今となってはさすがに無理でしょうね……北都南も最近は随分と出演本数が減ってしまったし、時の流れを感じてしまう。それはそれとして「異端なるセイレム」はギリギリまで攻めてほしいです。


2017-11-23.

アニメDiesの感想、更新しました。

 第6話はバトル回。「発想は面白いけど表現が追いついていない」ってのが感想。テレビでやるのはあと5話、もうひと踏ん張りだ……。

され竜のアンソロジー短編集「されど罪人は竜と踊る オルケストラ」が発売決定! リゼロ作者、ストブラ作者、大川ぶくぶさん、篠月しのぶさんなどが参加(まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト)

 まさかのベニ松参戦。『され竜』が小説版WIZの影響を受けていることは作者自ら言及済で、短編集にはダンジョンを舞台にしたエピソードもあったりするわけですが、超絶寡作家として知られるベニー松山が短編とはいえ新作を書き下ろすというのは控え目に言っても驚愕ですね。馳星周や古川日出男もウィザードリィの小説を書いていた時期があるくらいで、WIZ小説はたとえ原作ゲームを知らなくても読む価値のある作品が多いんですけれど、その中でもベニー松山の『風よ。龍に届いているか』が放つ面白さは弩級であり、飛び抜ています。古川の『砂の王』も凄かったが、あっちは未完だしな……FF13のノベライズは「著者病気のため発売中止」だったが、最近はこういうのも書いてるし、体調良くなってきたのだろうか?

 単に五十音順とはいえイラストレーターの先頭に「大川ぶくぶ」の名前が載っているのも味わい深い。もし2冊目が出るならふぁっ熊も連れてきてほしい。

「1100万DL突破キャンペーン」開催!

 そろそろ邪ンヌ復刻の時期か、と怯えていたが“山の翁”復刻だった。邪ンヌは贋作英霊復刻までお預けかな? 翁は既にいるから心安らかにピックアップをスルーすることができます。うちのカルデアに初めて来てくれた☆5サーヴァントなので、宝具レベルを上げたい気持ちとてなくはないが……まず確実に呼符が虚空に消えるだろうし、もし運良く2枚目が引けたとしてもそれがキッカケで「もう宝具レベル1じゃ満足できねえ」って思うようになったらヤバいので抑えます。メルトや土方さんは特殊な事例だと肝に銘じないと。順調に溜まってきた呼符は次のクリスマスイベントに突っ込んで礼装ゲットしてフレにも貢献したい。

 「フレに貢献」と言えば、遂に「カルデア・ランチタイム」が復刻されました。「モナ・リザ」と並んでサポート需要の高い礼装です。効果は「クエストクリア時の獲得絆ポイントを2パーセント(最大解放なら10パーセント)増やす」というもの。攻略に直接役立つ礼装ではないので初心者の頃はスルーしていましたが、自前の戦力が整ってくると「とりあえず凸ランチ孔明か凸ランチオルタニキ借りるか」ってくらいハードリピートするようになりました。私はまだフレサポを普通に戦力として使ってますが、「フレンドのサポートはもう礼装欄しか見ない」というプレーヤーは多いらしいし、ここは一つゲットしておきたいところですが……モナリザにしろランチにしろ、獲得権を掴むためにレア・プリズムが必要なんですよね。あのオレンジゼリー、ガチャ産の高レアサーヴァントを売却したときのみ入手可能な超レアアイテムゆえ、まだ1個も手元にないです。仮に手に入ったとしてもモナリザの方を優先するつもりですし、凸ランチの到来はいつになることやら。でも、「交換可能になった」というだけでもマナプリ集めのモチベが上がる。またせっせと銀種を売却せねば。

・拍手レス。

 復刻クリスマスが終わらんうちにセイレム開催の告知だとう…?
 ニコ生が28日ですから29日か30日には開始でしょうね。

 そういえばもうすぐセイレムが配信されるのでしたね。「異端なる魔女」の他にも「七つの絞首台」というキーワードもありましたね。そこから考えるに、いわれのない罪を着せられた史実の人がサーヴァントとして登場するのではないかと思うんですよね。個人的にはジャンヌの他に腸チフスのメアリーを連想してしまいます。 1.5部最後のシナリオで、かつ、あのセイレムが舞台だけに、最大の鬱展開になるのではといわれていますが、どうなるのか期待と不安が要り混じります。
 昔あった『セイレムの魔女たち』ってエロゲーもこれで再注目されるかな、と思ったり。告知ページも来ましたね。けど「舞台は北米・東海岸にある地方都市」「暗い因習が根付いた町」と書いてるだけで、「セイレム(セイラム)が舞台」と明言していないことが気に掛かる。タイトルには入っているけど、それを言ったら英霊剣豪の「亜種特異点」もアレだったし……まさかこれインスマスが舞台なのでは……?

 あの世界最初の怪獣がまさかのカマキラスとは……>アニメゴジラ 映画館のスクリーンと音響で体感する『ラストのアレ』の迫力は凄まじかったです、本当に倒せるものなのかアレは……
 音響の迫力は凄かったですね。特に咆吼、ビリビリと肌に叩きつけられる振動にそれこそ震えました。ラストのアレに対抗するにはネームレス・ワン並みの奴を出すしかないんじゃないかな……。


2017-11-20.

・アニメゴジラこと『GODZILLA 怪獣惑星』を観てきた焼津です、こんばんは。

観る前「続きは来年かー、まぁのんびり待てばいいかな」
観た後「のんびり待っていられるかッ!」。

 3部作の第1弾ということもあって、これ単品では語りにくいところもあるのですが、面白かった。地球に突然巨大怪獣が次々と湧き出すようになって、その対応だけでも苦慮していたところにトドメの破壊公(ハガル・ヘルツォーク)たるゴジラが現れて「絶望の中の絶望に絶望が混ぜ合わさった絶望」を味わった人類は地球から逃げ出すハメになった……という前史があり、このへんについてはノベライズの『怪獣黙示録』で語られています。順序としてはまず『怪獣黙示録』を映像化すべきだったんだろうけど、登場する怪獣が多いだけに「予算も期間も掛かり過ぎる」みたいな理由で断念されたのだろう。辛うじて地球から脱出できた人間は1万人程度、環境の苛酷さからどんどん人口が減って20年経った本編開始時には5000人くらいにまで減っている。このままではジリ貧だから、イチかバチかで地球に戻ってみよう、ってことでウラシマ効果か何かで数千年から数万年は経過した地球に帰還。するとそこには人類を拒絶する「地獄じみた世界」が広がっていた――状況が若干『境界線上のホライゾン』と被りますね。ゴジラは環境神群だった……?

 幼い頃に両親をゴジラの破壊の余波によって喪い、故郷と「人としての誇り」をすべて奪われた、とゴジラを激しく憎む青年「ハルオ・サカキ」が「ゴジラ殲滅計画」を立案し、決死隊結成。ゴジラとの戦いの果てに人類はホームとプライドを取り戻せるのか? 「復讐」を宗教とする者にとって憎悪の対象こそが神であり、これは要するに死兵たちが「神殺し」に挑む物語です。『熊の場所』みたく「進むためには引き返さないといけない」話でもある。櫻井孝宏ボイスで胡散臭さをスパークさせている大司教「メトフィエス」が「まるでゴジラに会いたがっているようだ」と指摘するように、ハルオのゴジラに対する執着はどこか信仰の影を感じさせます。

 「エクシフ」や「ビルサルド」といった異星人が出てきてポンポンと専門用語を飛ばすので事前情報まったくナシだと混乱の極みに達しますが、元々はテレビアニメとしてやる予定だった企画を『シン・ゴジラ』大ヒットで急遽劇場用に切り換えた影響もあってストーリー展開が足早になっている感じ。エクシフは「X星人」、ビルサルドは「ブラックホール第3惑星人」が元ネタですが、ゴジラ知らない人は「エルフとドワーフ」くらいの認識でOK。小野大輔ボイスのリーダーが出てくることもあって『進撃の巨人』っぽさがすごかったけど、クライマックスの盛り上がりはアツかった。けど、あの終わり方からすると第2部はもっとすごいことになりそうだな……圧縮されたまま本編で解凍されていない情報がゴロゴロ転がっているため、「パッと見でわかるアニメ」を観たい人にとっては不向きかもしれない。私も理解の追いつかなくなる箇所が多々あった。現状でも充分面白いとはいえ、最終的な評価はやはり完結編まで保留だな。次回『決戦機動増殖都市』は来年5月公開予定。このタイトル、あれがああなってああなっちゃうのでは? と早くも妄想が止まりません。

おねショタ4コマ「すのはら荘の管理人さん」TVアニメ化!3巻発売記念PVで発表(コミックナタリー)

 1巻を読んだときに「2巻で打ち切られなかったらアニメ化が決まるだろうな」と思った漫画です。巨乳で世話焼きなお姉さん、「春原彩花」をメインに、背が低く見た目も可愛いせいで周りから弄られまくる少年「椎名亜樹」の翻弄翻弄また翻弄な日々を描くゆるエロほっこりコメディだ。「春原」が「はるはら」だけでなく「すのはら」とも読むことは『CLANNAD』で知った人も多いだろう……と書きたいところだが、あれのアニメをやっていたのってもう10年近く前なんですよね。Diesが発売する前で、「Diesもこれくらいのクオリティでアニメ化してくれたら……ハハ、無理か」なんて呑気に笑っていたな。閑話休題、同じ作者の『こはる日和。』もちょくちょくCMに出ていたし、場合によったら「『こはる日和。』もアニメ化決定してほぼ同時期に放送」という展開も……?

 『すのはら荘の管理人さん』は紙書籍だと800円超えで少し高いが、電子書籍なら600円ちょっとで買えるし、「紙媒体にこだわりがある」という人以外は電子で読むのもアリかと。ただアニメ放送開始までにセールをする可能性も高いので、すぐに読みたいのでなければお気に入りとかに放り込んでおいてしばらく待ってみるのも一つの手です。

「亜種特異点W 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」、まもなく配信

 テレビCMの最後にしれっと告知画像が出てきて、リアルタイム視聴者たちは度肝を抜かれたそうな。復刻ハロウィンの終了が10月11日、ニコ生配信が14日、英霊剣豪の開始も14日というスケジュールだったから、今回も24日に復刻クリスマスを終了させて、数日以内にニコ生とセイレム配信開始って形になるでしょうね。早くて今月中、遅くとも来月頭にはスタートかな。

 キービジュアルには黒星紅白デザインとおぼしき子が載っており、これが次の目玉サーヴァントであろうと推測されますが……見た感じだとキャスター? しかしキャスターはアガルタや夏の新イベントで☆5を実装したばかりだし、偏っちゃうかなぁ……と思ったが、今年になって実装されたサーヴァントは37騎(メカエリチャンは2つまとめて1騎と数えた)、内訳を見るとセイバー5、アーチャー4、ランサー3、ライダー3、キャスター2、アサシン7、バーサーカー6、エクストラ7(アルターエゴ4、ルーラー1、アヴェンジャー1、ムーンキャンサー1)、つまり「☆5以外実装されていないので実は数が少ない」んですよね。てなわけで「普通にキャスターの可能性が高い」ってのが結論。というか改めて計算してみると今年アサシン多すぎ。これじゃセミラミスは来年以降になるかもな……他のアポクリファ未実装勢はアーチャーとライダーとキャスターなので、このへんバランス的には年内に来るとちょうどいい。

 で、それはそれとして黒星キャラの真名はなんだろう? と各地で予想が飛び交っているわけですが、現在有力視されている一つが「H・P・ラヴクラフト」説。いわゆる「クトゥルー神話」の創始者です。セイレムはアメリカの地名(ただし訳としてはセイラム、セーラムが一般的)で、「アメリカで最後に魔女裁判が行われた場所」として有名。ラヴクラフトの小説に出てくる「アーカム」はこのセイレム(セーラム)がモデルになっており、クトゥルー神話に登場する魔導書「ルルイエ異本」の別名である「螺湮城教本」を宝具とするジル・ド・レェが今年のバレンタインイベントで「いずれセイレムの導きあれ」と発言していたことから「『異端なるセイレム』はクトゥルー絡みのシナリオなのでは?」と推測されています。つまり、黒星キャラはラヴクラフトの女体化か、あるいは「ドレスを着ているだけで性別はそのまんま男の子」のどちらかだと――どっちでもOKですが、私は後者の方がよりワクワクしますね。

 他の予想としては魔女裁判の当事者である「アビゲイル・ウィリアムス」説。当時11歳だったというから、外見的にはちょうど合致するし、マテリアルのジルの項目にも「アビゲイル」という名前があります。私の見た範囲では「ラヴクラフト説」と「アビゲイル説」が拮抗している印象。一方で気になるのはエネミーですね。いったいセイレムのボスは誰が担当するのか? 黒星サーヴァントが味方のフリして実はラスボス、みたいな展開も考えられますが、「最も異端なる魔女」というキーワードから察するに、「魔女」のイメージに相応しい誰かが降臨するのではないでしょうか。キリスト教を弾圧した経緯から「黙示録の獣」と同一視されているネロ・クラウディウスがビーストとして顕現する……という説もありますが、ネロはキリスト教徒じゃないから「異端」じゃなくて「異教」になる。異教も異端の範疇に含まれるっちゃ含まれるんですが、「同じ神を信奉していながら本流とは異なる思想と信仰を持つ」ことが異端の本領であることを考えると、やはりカタリ派とかそっち系になるのではないかと。覚者やアンリマユと同じく個人名を持たないサーヴァント「完徳者(ペルフェクティ)」ちゃんが来る可能性も……? 「異端の連中は魔女とつるんでいる」という考えから魔女裁判は他宗派の人間を処刑する口実として利用されてきた歴史もあり、そっちを掘り下げていくといろいろヤバいことになりそうだ。

 あとはジャンヌ・オルタが「魔女」の側で登場する可能性もあるかな……いや、オルレアンの焼き直しになりかねないからさすがに邪ンヌの再登壇は控えるか。「髭のおじさん」枠があるのかどうかも気になるところだけど、1.5部のラストということで、いよいよ第2部の展望が見えてくるのではないか――とワクワクしています。

 余談。現在やってる復刻クリスマスイベント、開催期間が短く、日程的に集中して走れそうなのは日曜だけだったから林檎齧ってせっせと周回に励み……何とか「聖夜の晩餐」1枚ドロップさせました。つ、疲れた。副産物の靴下でボックス全部開け切っちゃうかと思いました。これでイベントが終わったら最大解放できます。あとは自然回復分で大丈夫だろうし、のんびりやっていこう。イベントのシナリオもなかなか面白い。噂に聞いていた「サンタアイランド仮面」のインパクト(「薔薇の黒鍵」って何だよ! そしてあの専用BGM!)もさることながら、「海が見たい」って願い事するジャックとナーサリーを連れて海へ向かう『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』な展開に早くもホロリと来ている。夏のイベント礼装「サマー・リトル」の意味が徐々に呑み込めてきた。JDASLちゃんはボックスの種火とQPでレベル90まで上げたげねば……。


2017-11-15.

アニメDiesの感想、更新しました。

 第5話は日常回、バトルシーンがあまりないおかげもあって割と観れる内容になっていました。まさかDiesがアニメ化して「アクションの少ないエピソードの方が面白い」と感じる日が来ることになろうとは……薄々予想していたのでそれほど意外でもない。

期間限定イベント「復刻:二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜 ライト版」開催!

 聖夜の祭りはオルタ通せや。というわけで2016クリスマスの復刻が来ました。予想通り2015クリスマスの再復刻はナシであり、つまり私のカルデアにサンタオルタは来ない……セイバーとメイドはいるから、サンタオルタが手に入れば「巨乳じゃない方のアルトリア・オルタ」は全種揃うのに。夢は潰えた。ともあれ、去年のクリスマスイベント報酬サーヴァントであった☆4ランサー「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ」の方はこれで無事にゲット可能となります。やった! 待望の高レア全体槍! JDASLはNPチャージスキル持ってるしキャラ的にも大好きなので、正式加入したら聖杯を2個あげるつもりです。聖杯は満遍なく全クラスの☆4に配る構想を立てており、茨木童子とナーサリー・ライムとアストルフォとBBちゃんにはもう捧げていますが、密かに内定を出していたクロエと殺式がどうも復刻されそうにないと判明してきて既に構想は瓦解気味だったりする。

 復刻ライト版ということで魅惑のボックスガチャは回数制限付き。嘆かわしいですが、2017クリスマスは回し放題になっていると信じよう。イベント限定報酬の「聖夜の晩餐」はずっと欲しかった礼装の一つなので、できれば限凸したいが……最低でも1個はドロップしないといけないんですよね。来年はもう復刻されないだろうから、何としてもここで押さえておきたい。礼装と言えば、今回のイベント対象サーヴァントは攻撃力が上がるタイプじゃなくドロップアイテムが増えるタイプみたいなので、ガチャ産イベ礼装を揃えなくても素材の交換が捗りそうです。ありがたい。ただ、「フルーツケーキ」ドロップUPの対象サーヴァントが天草とイシュタルとJDASLだけって、少なすぎ……「ショートケーキ」の対象サーヴァントはジャンヌと邪ンヌとサンタオルタ以外はいるから何とかなりそう。「チーズケーキ」に至っては全員いるから余裕。とはいえ、まともに育成しているのはマシュと牛若丸だけ。この2騎を除くと最終再臨まで行ってるのはマタハリのみです。交換素材は「鳳凰の羽根」全確保が最優先で、他は取れるだけ取れたらいいや、くらいの気持ち。というか「竜の牙」が相変わらず枯渇しているんで、毎回イベントの交換素材に入れてほしいと願っている。虎の子の在庫もこないだアストルフォの霊衣開放でごっそりなくなっちゃったしなー。

 ピックアップ召喚は特に変更もなく去年通りイシュタルが目玉。去年は「先行実装」という名目があったけど、今回はなんでピックアップされているのか完全に謎な状態となっています。うーん、アーチャーの戦力は充足しているし、ピックアップ☆4の3騎も全部持ってるし、ピックアップ☆3の牛若丸と荊軻に至ってはとっくに宝具レベル5だし。今回イベ礼装なくてもドロップアイテムはそこそこ集められる形式だから、ガチャに関してはスルーしてもいいかな。「静穏なひと時」はちょっと欲しいけど、来年のことも考えると2017クリスマスに呼符突っ込んだ方がロジカルでしょう。いきなりピックアップ2が始まってジャンヌ・オルタが復刻されたら発作的に回してしまう可能性もありますが、なるべく耐える方針でいきたい。差し当たって「JDASLを宝具レベル5にしたうえで聖杯転臨×2する」「聖夜の晩餐を限凸する」「鳳凰の羽根をすべて交換する」「ボックスは上限まで回し切る」「のんびり落ち着いてイベントのシナリオを楽しむ」、5つの目標が叶えられればヨシとします。長らく気になっていた「サンタアイランド仮面」の正体がようやく明らかになるのだ、ワクワクしないはずがない。いったい何草何郎何貞なんだ……? というかアポのアニメもいよいよ大詰めだというのにこんなところではっちゃけてていいのか、お前。

 恐らくこの復刻クリスマスが終わったら続けて2017クリスマスイベント開催、12月中に1.5部のラスト「異端なるセイレム」と第2部の序章を配信するつもりでしょう。ひょっとすると「1100万DL突破キャンペーン」も年内に来るかもしれない。800万が2月、900万が5月、1000万が9月と、だいたい3、4ヶ月ごとにやってる感じですからね。内容を見ないとハッキリしたことは言えないものの、特にこれといった内容がなければ2017クリスマスをイベント礼装目当てで回したらあとは正月の福袋が来るまで待機する形になるかも。

・拍手レス。

 焼津さん、ブレラン2049はご覧になられましたか?ドゥニ監督好きなら必見の一作でしたよ、
 劇場で観たい気持ちもありましたが、上映時間の長さに恐れをなしてBD化待ち。


2017-11-08.

アニメDiesの感想、更新しました。

 待ちに待ったシュピーネ回。まさか地上波で動くシュピーネさんを観られる日が来ようとは……相変わらず細かいところを飛ばし過ぎて構成グダグダだが、バトルの展開が原作とは違ったりと未知の要素が盛り込まれていて興味深かった。面白いか、って訊かれると「うーん、あんまり」ですが。ただ蓮が手足をアレしたのはさすがにビックリしましたね。よくこれ地上波で流せたな。シュピーネと神父の暗闘が観れたことは素直に嬉しかったです。

Fate/Apocryphaアニメ放送記念キャンペーン

 コラボイベントじゃなくてただの記念キャンペーンか……概念礼装獲得クエストはすぐに終わったし、マナプリはイベントでちゃんと交換しているからアストルフォの霊衣もすぐに取れたし、初日でもうすることがなくなった。ピックアップはアポクリファ関連のサーヴァントと礼装。天草以外は全部恒常ですね。天草、ネロ祭で大活躍だったから欲しいことは欲しいけど、宝具レベル5のフレンドがいるから「借りればいいや」って結論に落ち着いてしまう。ジャックとモードレッドは召喚済で、あと戦力的に欲しいのはカルナとジャンヌくらいかな。強い全体槍と全体無敵付与係がいれば高難度含めてだいたいのクエストはこなせるようになる。けど恐らく今月中に去年のクリスマスイベントが復刻されてJDASLゲットできるだろうから、全体槍に関してはもう少し待てばいい。となるとジャンヌ狙いが無難か。アストルフォが常時ピックアップされているので彼の宝具レベルを上げるチャンスでもある。

 ただ、天草はピックアップされるたびに阿鼻叫喚の大炎熱地獄を引き連れてくる、ってジンクスがあるからなぁ。FGOのサーヴァントとして天草が実装されたのは2016年3月、「カルデアボーイズコレクション2016ピックアップ召喚」にてでしたが、この直後にイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」開催、巌窟王エドモン・ダンテスが実装されて阿鼻叫喚。同年11月にクリスマスイベントの先触れとして単独開催の「天草四郎ピックアップ召喚」として復刻、肝心のクリスマスイベント「二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜」では7章配信に先駆けてイシュタルが先行実装され、またしても阿鼻叫喚。今年3月の「復刻カルデアボーイズコレクション2016ピックアップ召喚」のときはまったく事前告知ナシで「カルデアボーイズコレクション2017ピックアップ召喚」が同時開催され、突然のプロトセイバー実装でまたまた阿鼻叫喚。と、これまでに三度の「前科」があり、「また天草がドエラいサーヴァントを連れてきたのでは……」と古参のユーザーたちは怯えています。

 順当に考えると、来週か再来週くらいに「二代目はオルタちゃん」の復刻が来るはず。問題は「今回ピックアップされるサーヴァントがイシュタルとは限らない」ってことなんですよね……イシュタルはあくまで先行実装であってクリスマスイベントそのものには出てこなかったそうだから、復刻のピックアップは内容が変わる可能性もあります。イシュタルの代わり……もしやエレシュキガルが!? って、これもいい加減書き飽きたな。天草絡みでセミラミスが実装される可能性もありえるから、差し当たって呼符も石も温存する方向で行きます。エレシュキガルを☆5、セミラミスを☆4にして同時ピックアップしてくれたら一番手間が省けるんだけどな。

・拍手レス。

 以前クラウドファンディングを導入した別のアニメもパッとしない出来でしたし、せっかく画期的に思える手法なのに勿体ない感じです
 『この世界の片隅に』みたいにCFの成功例もありますけど、「CFやって話題と資金を集めないといけない」レベルの知名度という時点で既に厳しい、という見方もありますね……先に座組みが決まっているならともかく、「お金が集まってからスタッフを探す」方法だと人材の確保も難しいし。

 ニートの正体はゲームだと事前にやる螢ルートでなんとなくわかるんでそれがないアニメではわかりやすくしたんでしょう
 わかりやすく……なっているのだろうか? 視聴している間ずっと「新規の人はこれを面白がってくれているのか?」って不安が付きまとう。


2017-11-02.

Diesアニメの解説記事、更新しました。

 うん……心を強く持って観続けるしかないですね。解説書くために原作もちょこちょこ再プレーしていますが、原作の方はやっぱり面白いんだよな……それがどうしてこんな……いえ、愚痴はやめておきます。


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