2017年9月〜10月


2017-10-07.

・地方民なので深夜アニメはBS頼りなんですが、『結城友奈は勇者である』がアポクリファの放送時間とモロに被っていることに今更気づいて「あー……」と呻いている焼津です、こんばんは。

 うぐぐ。仕方ない、アポクリファはBD-BOX買う予定だし、リアルタイム視聴を諦めてゆゆゆの方を優先することにしよう。そういえばUBWのときも何かと時間が被って録画を断念したっけな……あのときもゆゆゆだったか? いや放送時間が違ったような……ダメだ、記憶がハッキリしない。アニメは新作を追いかけるので手一杯だから、放送が終わってしまえば猛烈な勢いでいろいろと曖昧になっていく。おかげで再視聴したときに虚心で楽しめたりもするわけですが。『のんのんびより』とか『ふらいんぐうぃっち』とか、久々に観返したくなってきたなぁ。でもその前に録画した『十二大戦』『このはな綺譚』『キノの旅』をチェックしないと。今期も忙しくて嬉しい悲鳴が出る。

ノーベル文学賞 カズオ・イシグロさん 長崎出身の日系人(毎日新聞)

 おお! ノーベル文学賞受賞者の作品ってあまり翻訳されていなかったり、邦訳が出ていてもお高いハードカバーだったりするが、カズオ・イシグロの作品はだいたい文庫化されているので入手しやすい。ハヤカワは今大慌てで緊急増刷の手配をしているだろうな。もうすぐ文庫版が出る『忘れられた巨人』とか、タイミング的に間に合うんだろうか? ドラマ版もある『わたしを離さないで』が有名で、特に気になる作品がなければまずこれに手を出してみるのが無難だと思います。あるいは老執事を主人公にした『日の名残り』あたり。私がカズオ・イシグロの名前を初めて知るキッカケとなった本は『わたしたちが孤児だったころ』ですね……ハードカバーは高くて買えず、「早く文庫化してくれー」と念じ続けたものでした。確か5年くらい掛かったんだっけ。「名作」と呼ぶに値する作品であっても、売上やら権利関係やらで結局文庫化されないままってこともちょくちょくありますから、時間が掛かってもキチンと文庫化してくれたことはありがたかった。ハヤカワの作品だと『ベル・カント』『昏き目の暗殺者』も名作だと思うけれど、あのへんも文庫化はしてないな。いや、『ベル・カント』は映画化するって話もあるし、十数年越しで文庫化する可能性も出てきたか……?

織田信奈作者によるラノベ「ユリシーズ」のアニメ化企画が進行中(まとレーベル)

 マジかよ……もう1年以上新刊が出ていないから打ち切りじゃないかと疑っていたくらいなのに。『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』は15世紀のフランス、いわゆる「百年戦争」後半の時代をベースにしたファンタジー系ライトノベルです。2015年に1・2巻同時刊行でスタートしたものの、翌年発売の3巻以降ずっと新刊が出ていなかった。作者の「春日みかげ」は『織田信奈の野望』というシリーズも抱えているので単に多忙だったせいもあるでしょう。『ユリシーズ』の既刊も何度か延期した末に発売されているし、もともとそんなに順調なペースで刊行されていたわけじゃなかったから、「アニメ化企画進行中」の報は寝耳に水といったところだ。今月出る最新刊は『ユリシーズ0』という短編集で、4巻はまだ先になりそうですね。こないだ積読整理中に所在不明だった1〜3巻を発掘し、「もう続き出ないかもしれないけど、せっかくだから読んでみようかしら」と考えていたところだったのでちょうど良かった。しかし信奈のアニメ、2期はまだですかね?

・拍手レス。

 diesのcf版はTV版と少し違うらしいので、後で見ておくと良さそうです!
 動画の方には修正が入る、ってことでしたね。違いを確認するのが楽しみです。


2017-10-03.

・ハルトモの同人誌『円満円卓ん!!』を読んで満足満悦な焼津です、こんばんは。

 ハルトモこと「春野友矢」はアニメ化もしたギャグ漫画『ディーふらぐ!』の作者。『円満円卓ん!!』は「4年ぶりくらい」の同人誌で、FGOの第6章、キャメロット陣営のしょうもない日常をいつもの調子で描く。ノリは完全に『ディーふらぐ!』まんまです。「聖都の外壁がひんやりしている」という、ただそれだけのネタで話を引っ張りまくる。円卓メンバーはひと通り登場してますので、「春野友矢が好き、円卓勢も好き」って人はマストバイ。特にハルトモ絵のモーさんは必見。メチャ可愛いです。

 春野友矢と言えばウェイバーをヒロイン化したエイプリルフールネタ「戦車男」がありましたね……懐かしい。エルキドゥちゃんのキュートさは未だに胸に残っている。そのエルキドゥも今回ちょこっと出番があって非常に私得でした。

・TVアニメ版『Dies irae』の放送日もだんだん近づいてきましたね……最速は6日の深夜でしたっけ? うちはBS組なのでもうちょい後になる。CF特典でネット視聴も出来るみたいだけど、せっかくだからテレビ放送で味わいたい、とアクセスすらしておりません。

 しかし、10年前の自分(日記で確認したら『黒博物館 スプリンガルド』『虐殺器官』を読んでた頃)に「2017年にやっとDiesのアニメが始まるんだよー」と言ってもたぶん信じないだろうな。「は? 3年後とか5年後とかならともかく、10年も経ってアニメ化とか見え透いた嘘でしょ」と一蹴したはず。違うんだ……まずその年に発売するDiesは完成版じゃないんだ……正田崇が消息不明になって「怒りの日」が訪れ……とにかくいろいろ大変な2年間になるので頑張って凌げよ、10年前の自分。思い返すことで様々な光景が胸を去来していったが、一言でまとめると「久々に原作をやり直したくなった」ですね。HD版のアマアメ買ったし、インストールしておこうかな。「これが最後」とマサダプレミアムも購入したが、さすがにもう所持済のゲームをこれ以上買うつもりはない。パンテオン配信に合わせて新パッケージ発売とかやらないでくださいよ、お願いします。

『プリンセス・プリンシパル』、最終回を迎えたのでもう一度1話目から観返していますけど、あらかじめ話が頭に入っているおかげで初見のときよりも面白いな、これは。「このストーリーの行方はどうなるんだ?」と先が気になって細部の観察が疎かになっていたりしたが、2周目以降は落ち着いて眺められるため「ここの効果音、凝ってるなー」等、本筋から離れたところに意識を向ける余裕があります。

 とはいえ、何度観ても「うっ……」って言葉に詰まる箇所はありますけどね。具体的に書くと6話と10話。だいたいドロシー回はズンと腹に来る。「女の子ばっかりのスパイ物」というルックから気軽に入ってきて叩き潰される人が後を絶たないプリプリ、是非みなさんも物は試しと臨んでみてください。今だったらニコニコ動画で無料配信もやってますよ。


2017-09-28.

・復刻ハロウィンイベントのブレイブエリちゃんが可愛くてニマニマと気持ち悪い笑みを浮かべながら愉しんでいる焼津です、こんばんは。

 「パァァァッ……」と顔を輝かせるところは特に胸へズキュンと来た。これが配布じゃなくてガチャ産だったらムキになってガチャガチャ回していたところでした。ガチャと言えば礼装目当てで若干(フレポの方はかなり)回しましたが、ここのところわざわざガチャ日記書くのが面倒でずっとテキトーな報告で済ませていたことを反省し、久々に更新することにしました。記事はこちらの方ですので興味がある方はどうぞ。→FGOガチャ日記 その7「復刻 ハロウィン2016ピックアップ召喚(日替り)」

 チップキャラの演出もファミコン・スーパーファミコン世代の心をくすぐるし、ホント「オタクがオタクのためにやってるイベント」って感じですね。ロビン、ニトクリス、茨木童子などとの掛け合いも軽快かつ愉快でやっていて楽しいです。ばらきーはイベント特攻サーヴァントになっているので戦闘の方も活躍中。今回エネミーはそんなに強くないのでばらきーにバフ掛けて殴っておけばだいたいあっさり片付く。もっともドロップ効率のいいクエストは最後に解放される形式とのことだから、周回もさほど励んでおらずのんびりイベントを進めています。再復刻がないとわかった以上、ブレエリの再臨素材(竜のオーブ)だけは何が何でも確保しなければならないが、それ以外のアイテムは「取れたら取るわ」くらいの気持ちで臨む。

・拍手レス。

 たつき監督降板の件ですが、おそらく二期制作の時間を短縮するために、新しい監督に交代したんじゃないかなと思います。しかし、二期の際に監督を交代させてファンからそっぽ向かれた生徒会の一存という例があるので、けもフレが今後どうなるか心配ですね。二期も一期と同じかそれ以上に面白ければ、それに越したことはないんですけれど……。
 ヤオヨロズ(制作)自体が降板するようなので、二期は雰囲気ガラリと変わっちゃうでしょうね。「これはこれで」になるのか、「これはちょっと……」になるのかは蓋を開けてみないとわからないですけど。


2017-09-26.

・突然『けものフレンズ』からたつき監督降板というビッグニュースが流れてきてポルナレフ状態の焼津です、こんばんは。

 い、いったい何が起こって??? いや無駄に動揺してはいかん、落ち着いて素数をかぞえるんだ……そして『バンデッド』も読むんだ……南北朝時代を舞台にした悪党成り上がり物語、最新刊の4巻で一気に面白くなった。『太平記』が好きな人も「『太平記』? 何それ?」って人も等しく読もう……ちなみに私は後者。けもフレの騒ぎについては詳細待ちですね、今のところ。

期間限定イベント「復刻:ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 〜そして冒険へ……〜 ライト版」開催!

 2016年に開催したハロウィンイベントの復刻……ということは、2015年ハロウィンイベントの復刻は今回見送りということか。「FGOのイベント復刻は一度まで、二度目はナシ」と考えた方が良さそうですね。確か今のところ「復刻イベントの復刻」はなかったはず。恐らく10月には2017ハロウィン新規イベントも開催する予定でしょうし、2015(復刻の復刻)・2016(復刻)・2017(新規)とハロウィンイベントを三連続で敢行するのはやり過ぎですからごく妥当な判断だと思いますが、それでもやはりハロエリこと「エリザベート・バートリー〔ハロウィン〕」が入手できないのは残念。同時にドスケベ礼装こと「ハロウィン・プリンセス」を取り逃がすことも確定し、ますます悲しみは降り積もっていく。

 とはいえブレエリこと「エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕」は入手可能なわけですから、嘆いてばかりいる必要もない。礼装に関しても、性能はともかくイラアドに関してはドスケベ礼装に負けず劣らずな「マタ・ハリの酒場」はイベント報酬として交換できるし、やる気はすぐに甦ってきました。ブレエリは完全にビキニアーマーな格好とパルプンテじみたスキルがあるせいで半ばネタ扱いされていますが、セイバーとしてはかなり優秀だと聞き及ぶ。うちはただでさえ過剰気味であったセイバー陣にこないだアルトリア・オルタまで加わって、そっちの育成がまだ完了していないからブレエリが来てもしばらく放置することになりそう……とはいえ「宝具レベルの高いバスター単体剣」は稀少なので、時間掛かるだろうが育てるつもりはあります。何より、初のエリちゃん加入ですからね。嬉しい。

 ガチャの目玉は「クレオパトラ」か……強力なスキルを揃えた完結性の高いアサシンで、フレから何度か借りたことがありますけど「NP溜めやすくて宝具バンバン撃てる」「自分で星を稼いでドカバキとクリティカルを決められる」「全体宝具だけどスキルのおかげで場持ちが良くボス戦でも結構活躍する」といった具合で非常に優秀なユニットです。基本性能が高くて使いやすいし、礼装の選択次第で運用の幅もグッと広がるだろうから、アサシンの戦力が不足しているのであれば狙い目かと。うちは殺足りてるけど、同時ピックアップの槍ヴラドやニトクリスに惹かれる。礼装の「デンジャラス・ビースト」も欲しい。水曜に特別ログボで呼符10枚貰えるが、一縷の望みをかけてマーリンチャレンジ続行するか、「イベ礼装くらいは出るでしょ」ってかぼちゃ村のピックアップに切り換えるか。悩みどころだ。マーリンを諦めたくない気持ちとイベント優先で行きたい気持ちが鬩ぎ合う。

 で、そんなガチャより楽しみにしているのが交換素材! 宝物庫半額でQPはガッポガッポ稼げるのに、スキル・再臨用の各種素材が不足していて溜息が止まらなかっただけに今回のイベントは渡りに舟です。何と言っても「鳳凰の羽根」、これは最優先で取ります。20枚もあれば術ネロスキルマの目処が立つうえ☆4配布で取ったアストルフォも最終再臨まで持って行ける。「せっかくアストルフォが来たのに羽根が枯渇しているせいで幕間すら読めない」と顔を覆っていたが、思ったより早く解決できる兆しが見えて安堵することしきり。あとはやっぱり「竜の牙」、アルトリア・オルタもモードレッドも沖田もドレイクも、本当にみんな牙を貪るように消費するのでいくら仕入れても追いつかない。「蛮神の心臓」「蛇の宝玉」あたりも使うときはかなり使うので溜めておかなきゃ。「智慧のスカラベ」「血の涙石」「黒獣脂」「封魔のランプ」あたりはあんまり使わないな……欲を言えば「凶骨」や「ゴーストランタン」も交換素材にしてほしかった。スケルトンやゴーストからのドロップに期待するしかないか。

 シナリオに関しては「魔界村のパロ」ということ以外はよく知らない。トリスタンの見せ場があるらしいとも漏れ聞くが、詳しいことは是非ともこの目で確認せねば。


2017-09-24.

『総合タワーリシチ 完全版』が上下巻で発売されると聞いて欣喜雀躍している焼津です、こんばんは。

 もとは芳文社の“つぼみ”という雑誌――正確にはアンソロジーで連載されていた百合漫画です。“つぼみ”が休刊してしまったこともあり、僅か3冊で完結となってしまったが、個人的にはかなり気に入っていた作品だった。最終巻が出たのは2013年7月だから、もう4年以上経つのか……早いものだ。非常に負けず嫌いな女子高生・霧上神奈を主人公としたコメディで、百合漫画としては割合テンションが高い部類に属する。表情の豊かさはほとんど顔芸に近いレベルで、見ていて飽きない。可能なら『ゆるゆり』みたいに10巻を超えるくらい続いて欲しかった……今回の完全版には併せて44ページもの描き下ろしが付くそうなので、既刊を読んだことがある方も是非手に取るべき。作者の「あらた伊里」は近々新連載を始める予定だそうなので、そちらの情報も心待ちにしている。

TVアニメ『されど罪人は竜と踊る』の放送延期が発表 新たな放送スケジュールは2018年4月予定(ラノベニュースオンライン)

 なんかあんまり詳細な情報が出てこないな……と思っていたが、延期とは。最近のアニメはこういうのちょくちょくありますね。確か『空戦魔導士候補生の教官』も延期したんじゃなかったっけ。調べてみるとアレは2015年4月予定だったのが7月に延びていた。こっちは半年も延びるみたいだから、状況がより深刻な雰囲気ですね。発表自体、かなりギリギリになってからだし。原作の小説も発売延期が多いというか、そもそも出版社が変わるまでのゴタゴタで2年くらい停滞していた時期のあるシリーズだから、ファンも辛抱強く待つだろうと思う。前にも書きましたがされ竜の原作って開始が『涼宮ハルヒの憂鬱』よりも古いですからね……みんな待つことには慣れている。動くガユスとギギナとたぶん動かないヒルルカは来年の春までお預けだ。

・kashmirの『ななかさんの印税生活入門(1)』読んだ。

 異次元的なセンスで読者を戸惑わせつつも楽しませる、その鮮やかな手腕に定評があるkashmirの最新シリーズ。出たのは2月だからもう半年以上経ってるな。ずっと積んでいたのをたまたま発掘して崩しました。主人公の「ななかさん」こと連光寺ななかはマンガ家の両親を持ち、「マンガ家の暗黒面を見すぎました」という理由で小説家を目指している女子中学生。とりあえず小説投稿サイトへのアップロードを目標に掲げ、いざ創作の大海に乗り出すが……きらら系4コママンガという時点で大半の人は察しているだろうが、これといってストーリーはなく、ななかさんを取り巻く限定的な人間関係をゆるゆると描く、いわゆる「日常系」の作品になっています。

 特徴としては、随所に織り込まれた「ラノベあるある」だろうか。「ライトノベルではこういう設定や展開が典型で、ひとつのお約束になっている」という解説とともに、それを創作に活かすべく迷走する。「バトルではより光った方が勝つ」や「トラック転生」など、本当に雑談レベルの遣り取りが延々と続きます。ところどころで顔を覗かせる奇天烈な小ネタはいかにもkashmirらしいが、全体通して読むと「かつてないほどにkashmirっぽさを消臭した人畜無害マンガ」になっている。そこはかとなく漂う毒っ気や、突如として表出するワケの分からなさなど、これまでのkashmir作品に仕込まれていた読者のハートを刺し貫くトラップじみた尖った部分が一切ありません。それだけに従来のkashmirファンが読むと物足りなさを通り越して「俺は違う世界線に来てしまったのか?」と自分の存在さえ疑うハメになりますが、裏を返せば「kashmir作品=変なマンガ」というイメージが強くて敬遠していた方々にも薦めやすい出来になっています。キャラクターがひと通り出揃うまでは盛り上がりに欠ける「立ち上がりの遅いマンガ」ですが、1巻の後半になってくるとキャラたちの何ということのない掛け合いに安らぎと楽しさを覚えるようになってくる。特に世話焼きで付き合いのいい幼なじみの「みきちゃん」がどんどん可愛くなっていきます。小学生の頃に道端の枝を拾って「魔剣」と称し振り回してた、という43ページのネタを89ページの回想で拾っているところが好き。99ページの嗜虐心をそそる表情はもっと好き。

 タイトルは現段階だと羊頭狗肉気味だし、特別な何かを期待して読み出すのは厳しいと言わざるをえませんが、「最近疲れているし、センス大爆発とかそういうのはもういいから」って人にはちょうどいいかもしれません。しかし、ライトノベルで「ななかさん」か……『ななかさんは現実』ってあったなぁ(遠い目)。当時も充分キツかったが、今あらすじ読むといっそうキツいわコレ。


2017-09-20.

「1000万DL突破キャンペーン」開催!

 そぅ来たか……来てしむぁったか!

 というわけではい、全正月勢待望「花の魔術師」マーリン兄さん復刻ピックアップ、満を持しての到来です。お知らせのバナーにグランドキャスターの姿が見えた時点で「あっ……」とすべてを察してしまった。これは死屍累々の阿鼻叫喚大炎熱地獄になるな、と。期間限定☆5キャスター「マーリン」は「色彩」が流れるオープニングムービーにもチラッと出ていましたけど、サーヴァントとして実装されたのは「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」から、つまり去年の12月以降です。ゲストサーヴァントとして実装されていた頃は宝具「永久に閉ざされた理想郷(ガーデン・オブ・アヴァロン)」を発動すると同時に回復が掛かる(もちろんターン終了時にも掛かる)など、今以上に凄まじい性能だった。ピックアップが来たのは同月22日、「ソロモンピックアップ召喚」のとき。「※第七章にてNPCサーヴァントとして登場した際とは、一部宝具効果が異なります」と但し書きがあるように、「リジェネ役としてあまりに強力すぎる」と判断されたせいか即時回復ナシの下方修正が施されていましたが、スキルマするとCTがたった5になる「夢幻のカリスマ」、1ターンだけとはいえ味方全体に無敵状態を付与し、ついでに敵のクリティカル発生率まで下げる「幻術」、スキルマすると味方単体のバスターカードの性能を50パーセントアップ&クリティカル威力を100パーセントアップ(!)することができる「英雄作成」と、スキルすべてが破格の代物で埋め尽くされていた。周回はもちろん、高難易度のクエストでも滅法役に立つ。ボス戦で「フレンドのスキルママーリン」にお世話になった人も少なくないでしょう。

 ピックアップ期間が12月31日までだったから、お正月以降に始めた新規のプレーヤーは当然の如くマーリンなど持っていない。フレンドを限りなく羨んだ我ら、縦に積めば高さは富士山も超えるだろう。「喉から手が出るほど欲しい」と望んだ者は万を下るまい。アンケートでも「復刻してほしいサーヴァント」のぶっちぎり1位だったはず。そのピックアップが遂に来てしまったのだから、当たり前のようにFGO界隈はお祭り騒ぎになった。私も心穏やかではなかった。ユニットとして強力無比ってのもあるが、初めてサポで見かけたときに「えっ、マーリンってヨボヨボの爺さんかと思ったらこんなイケメンだったの!? そのうえ声もいい……」と衝撃を受け、クラス相性とか無視して借りまくりましたからね。「そぉ〜れッ!」と聖剣衝撃波をブッ放すバスターのモーションとか、ひらひら舞う花びらとか、とにかく見ているだけで楽しかった。ヤバさが実感できるようになるのは手持ちの主力が育ってからなのでだいぶ後になったけど、「まだヤバさが実感できていない頃」でも充分惹かれていました。

 「ピックアップが来たら回せるだけ回してやる!」と決意していた時期もあります。しかし、孔明のスキルマが予想以上にしんどかった経験から「仮にマーリン引いても秘石集めやら何やらでまた苦労することになるんだな……だったらフレからスキルマ済のマーリンを借りた方が安上がりなのでは?」とだんだん決意が萎み気味になっていった。100連以上回せるだけの石はあるが、これは来たるエレシュキガルピックアップのために取っておかねばならない……。

 でも、ぶっちゃけ欲しいかどうかと訊かれたら、超欲しいですとも! マーリンだぞマーリン、いるといないとでは大違いっつーか段違いですよ。自前で孔明マーリンシステムが組めるから高難易度のときにフレンドのアタッカーを超絶強化することもできるし、禁断の「ダブルマーリンシステム」を実行することさえ可能になる。それに、マーリンと併せて常時ピックアップされている☆4サーヴァントが「アルトリア・オルタ(セイバー)」と「アルトリア・オルタ(ランサー)」ですから、マーリン抜きでも回したくなる無慈悲な魔力があります。アルトリア・オルタは両方ともスト限なので、普段のピックアップ召喚から排出される機会はそんなに多くない……下乳上ことランサー・オルタは普通に戦力として欲しいし、黒王ことセイバー・オルタはモーションかっこいいいしキャラ的に好みだし可愛いし、剣枠過剰気味なうちにとって戦力的にはともかくすごく欲しい。3人いるネロのうち霊衣開放で「オリンピアの体操服」に着替えられたのは赤王こと☆4セイバーのネロのみだったことを考えると、もし新宿編のスキンが実装されても纏えるのはきっとセイバー・オルタだけ。サンタオルタやメイドオルタはお着換え不可能だろう。たかがスキン、されどスキン。若干偏りがあるとはいえ全体的に戦力は整ってきたから、「実利」よりも「趣味」を優先させたい気持ちが強くなってきています。

 回したい……でも、エキシビジョンクエストで報酬として貰った呼符はネロ祭のピックアップで使い切ってしまった。石はエレシュキガルとセミラミスのために取っておきたい。悩みながらお知らせを再確認して、ショップの「マナプリズムを交換」のアイテムが復活していることに遅まきながら気づいた。マナプリならネロ祭のボックスガチャで大量に手に入った! 即座に交換し、心を落ち着けるためにAP半額になっている宝物庫周回でQPを集め、いざチャレンジしたところ……成果はこちらでした。やったぜ! マーリンは、うん、来週特別ログボで呼符10枚貰えるみたいだから、またそのときに挑戦します。それで来なかったら大人しく諦めて今まで通りフレンドのお世話になるとしよう。

・拍手レス。

 高難易度、今年はきつかったですね・・・。自分はダウィンチちゃんと復刻プロトは諦めてしまいました。しかし焼津さんの戦略のおかげで翁はクリアできましたよー!1時間におよぶ大接戦、令呪3画をもってしてもギリギリの綱渡りでしたが・・・。翁は好きなキャラなので、試練が突破出来て嬉しいです!幽魂の護りや去なしの外套、翁の能力の一端が垣間見えた、いいクエストでしたね。
 「幽谷にて」は復刻されてもやりたくないクエストの筆頭ですが、ネロ祭が終わった今になるとあの苦労も一つの思い出ですね。「翁は敵に回すと怖い」と実感できる点では良いクエストでした。翁はまだいろいろと設定がありそうな感じで、明かされる日が楽しみだったり。


2017-09-19.

・ネロ祭のフィナーレ、「ダ・ヴィンチちゃんや翁を上回る超高難易度……いったいどれほどのものか?」と身構えていたらその2つとは比較にならない易しさで思わず安堵した焼津です、こんばんは。

 やはりネロ皇帝は優しかった……! 「出てくるサーヴァントみんなゲージ3本持ち」とか「ネロはブレイクするごとに赤王(体操服)→嫁王→術王と変化する」とか予想していたのに、ブレイクシステムはおろかネロ自身もガッツは1回だけで、要領さえわかれば前回のフィナーレよりも楽に突破できます。初回は様子見で孔明・凸二神エミヤ・マシュのメンバーで臨んだが、「あー、やっぱりネロは最後か。『意表を衝いて……』とか深読みしたのが外れた」と後悔しながら耐久し、破れかぶれで放った「無限の剣製」が意外なほど火力出て場にいたサーヴァントを一掃、あっという間に3人倒してしまった。エミネーはみんないろいろな耐性を持っていて開幕即ブッパが通じにくくなっているんですけど、3ターンで剥がれるうえ、それぞれのHPも20万行かない程度だから耐性がなくなったところで凸二神アタッカーに攻めさせれば容易に抜けられる。フレンドの殿オルタニキが粘って残り2人、ネロとブリュンヒルデのところまで追い詰めたが、困りますさんにガッツが掛かったあたりで限界が来て敗北。負けたけど、「攻略の糸口は掴めた!」と気の晴れる負け方で「最後の晩餐」や「幽谷にて」ほどの絶望感は湧かなかった。

 出てくるサーヴァントはネロ含めて7人、ネロが出てくると場にいるエネミーすべてにHP全回復ガッツ1回が掛かる(ネロを倒すと無効になる)ので、ネロが出てこないよう調節して全体宝具で一気に薙ぎ払うのがもっとも楽です。「なら全体攻撃バーサーカーを使うべ」と考えて採択したのが☆4配布バーサーカー「茶々」。宝具演出が長いせいで周回だとあまり起用する機会のないサーヴァントだが、「せっかくのお祭りなんだ、絢爛豪華に行こうぜ!」と気張ってもらいました。ちなみにレベル80ながらスキルはオール1。狂石は余り気味だからQPが貯まったらもうちょっと上げてあげなきゃ。戦法はごく単純、最初の3ターンは各種耐性のせいであまりダメージが入らないのでマシュや孔明の防御バフを張りつつNP回収に専念し、3ターン経過したらオダチェンでフレマーリン呼び出してバフを掛けて宝具ブッパ。焼き残しがないよう、あらかじめ3騎を満遍なく削っておきましょう。マシュや孔明の宝具展開して威力を底上げすればより確実性が高まりますので、概念礼装は「虚数魔術」や「龍脈」、あるなら「カレイドスコープ」がうってつけ。続くオルタニキ、小太郎、ブリュンヒルデも、小太郎とオルタニキの回避を剥がし「日輪の寵姫」でデバフ入れつつNP回収して茶々の宝具ブッパでOK。メディアリリィを倒すと敵全体の防御力が下がるので今度はそこまで威力を底上げしなくてもいいけれど、念のためカルデア戦闘服の「全体強化」を使用。最後に登場するネロ(体操服)はガッツが掛かる以外特にこれといった特殊効果もないので、普通に茶々で殴ればいい。カード運次第なところもありますが令呪使わなくても13ターン、令呪使えば10ターン切るか切らないかぐらいで終わると思います。ダ・ヴィンチちゃんや翁でギブアップした人も、フィナーレは余裕を持って突破できるはず。私はなんとなく茶々を使いましたが、きよひーでもダレイオスでもスパさんでもきっと大丈夫。お好きな全体バスター狂を活躍させてあげましょう。

 ただ今回のフィナーレ、サーヴァントを1騎ずつ倒すと会話のようなスキルの応酬が発生する(たとえば子ギルを倒してオルタニキが後続から出てくると「しっかりしな嬢ちゃん」とメディアリリィに回避状態を付与する)ので、最速突破を目指すよりも「いろんな倒し方」を試した方が面白い。私も何度か編成を変えて再チャレンジしました。ボックスガチャのおかげで「暴走特権」と「死なずのマグス」をスキルマできた術ネロが早速大暴れする機会を得て善哉善哉。単にクリアしたいだけなら全体バーサーカーとマーリン、楽しんで攻略したいのであれば保険としてフレンドの凸二神オルタニキを殿に配置しておけばだいたい何とかなる(←ならなかった人)。お祭りなんだし、難易度はこれくらいがちょうどいいな、ってのがヌルゲーマーの感想でした。

 さ、後は祭りが終わるまで花びら集めとメダル集め頑張るぞ〜。

・……とすっかり気を抜いていたら、まさかの修正前フィナーレ、不意打ち実装! あまりの難しさにほとんどのユーザーがクリアできなかったと言われる、あの伝説のクエスト……!

 はいはい、どうせひと握りのガチ勢しか突破できないクエストなんでしょ。ジャンヌもマーリンもホームズもいない私には無理無理。と思いつつ、怖いもの見たさでつい挑んでしまった。特に深い考えもなくフレンドの凸二神天草を借りて「こないだのお返し」とばかりに宝具撃ちまくっていたら、どんどんサーヴァントが落ちていって気が付いたらネロだけになっていた。あ、これひょっとしてイケるんじゃない? 楽観しかけたものの、ネロのHPが40万超えていて凸二神エミヤでは削り切れず、敗退。修正後はメディアを先に倒しても防御力無視攻撃でゴリ押しできたが、修正前だとHPに10万や20万の差があるためキツい。メディアをなるべく最後まで残さないと手詰まりになる。

 試行錯誤を重ねた末、大まかな方針は「凸二神土方で露払いしてフレンドの凸二神オルタニキでトドメを刺す」という形に落ち着いた。魔術礼装はアトラス院制服。土方さんを虚数魔術孔明と看板娘アマデウスで挟み、仕切り直しで強化無効を打ち消しつつ孔明のバフ&アマデウスの星供給とアーツアップで可能なかぎり早めに土方さんのNPを貯める。最初の1ターンか2ターンくらいでアン・ボーンことジャックちゃんを通常攻撃で倒して、宝具が撃てるようになったら「土方さんのカードが場に2枚以上出ている」タイミングでアルトリア・オルタに「不滅の誠」、残りのブレイブチェインで天草、2騎を一気に倒す。オジマンとネロの皇帝コンビは防御バフが硬いので解除要員として控えにはジャックちゃんとメディアを入れておく。マルタさんでも良かったけど、ジャックちゃんなら隙を見て防御力無視の宝具「マリア・ザ・リッパー」を撃ち込めるし、メディアの「ルールブレイカー」はアーツチェイン補助としても有効なのでこの2名にした。「メジェドの眼」で孔明のスキルのCTを削ったりして、なんとかうまく土方さんのNPを貯める。強化解除したネロに向かって「不滅の誠」ブレイブチェインが撃てれば一気にガッツ2回を消費させることができます。

 で、だいたいこのへんでネロの宝具が飛んできて、フレンドの凸二神オルタニキ単騎の状態になります。クリティカル絡みのABQを2回くらい叩き込めば宝具が撃てるようになる(もしオジマンのピラミッド喰らって宝具封印されていたら「イシスの雨」で解除する)から、程好く削ったオジマンをバスター2発で倒し、3枚目のクリード・コインヘンでメディアを倒して、EXアタックでそのままネロも倒す。この三連荘が決まったときは気持ち良かった。ガッツがまだ残っていればネロは復活して反撃してきますが、こちらは礼装のガッツ、スキルのガッツ、「オシリスの塵」(無敵付与)で凌げばいい。運に左右される要素が多い戦法なので何度かチャレンジし直すハメとなりましたが、最終的に11ターンでクリア! 今度こそフィナーレ! ホント、今年のネロ祭は土方さんが獅子奮迅の大活躍でしたわ。「あれは誰だ? 鬼だ? 壬生狼だ? もちろん、新! 撰! 組! だァァァァァッッ!!!」。お礼にスキルレベルをもっと上げてあげなきゃ。

 やれやれ、これで本当に終わりだ……あとはおしなしく周回に励むだけ……ん? 何かお知らせがあるな。

1000万DL突破キャンペーン開催決定!

 おおっ、ビッグなキャンペーンが来ました!

 えっ、「お好きな☆4サーヴァントをプレゼント」だって!? そんなもん、アストルフォを取るに決まってるじゃないですか。いやー、もしアストルフォのピックアップが来たらカッとなって手持ちの石を全部突っ込んじゃうんじゃないかと己の理性へ自信が持てず密かに心配していたけど、杞憂に終わったようだ。善哉善哉。好きなキャラか、戦力の足りていないクラスを選ぶのが基本でしょうけれど、どれも魅力的で迷う人も多いでしょう。「こういう機会じゃないとなかなか手に入らない」という理由でアルトリア・オルタなどのスト限サーヴァントを選ぶのもいいし、「スト限だと宝具レベルが上がることは滅多にないから、実用性を考えるなら恒常……もっと言えば所持済のサーヴァントの宝具レベルを上げた方が有益だ」って考え方もあると思います。引き換えた直後にガチャから思わぬサーヴァントが排出される可能性もありますので、引換期限ギリギリまで悩んでみるのもいいかもしれません。私はそんなことしたら忘れててしまって期限が過ぎてから「あっ!」って蒼褪めることになりそうだから、即座にアストルフォ取りますよ。たとえ直後に宝具レベルが上がることになったとしても本望。後悔しません。

 もともと見た目が好みだったうえ、アポクリファの原作読んでますます好きになったキャラクターですからね。「なんでうちのカルデアにアストルフォがいないの?」という悲しみからやっと解放される。けど、再臨に必要な素材である「鳳凰の羽根」はちょうど切らしているんだよな……復刻でも何でもいいから早く次のイベントを開催して交換素材に羽根を置いて欲しいものです。

・拍手レス。

 このクエストで13ターンってすごい短期決戦ですね…!?すごい… それにしても強化したアタッカーをオダチェンで後ろに送っておくとは面白いことを考える人がいるものですねぇ。最初はどんな無理ゲーだよと思ったものですけど、意外と攻略法は色々?あるものなんだなと感心します。
 即死が入った瞬間にすべて瓦解しかねませんから毎ターン気が休まらず、全然「短期決戦」って気分じゃなかったです……「幽谷にて」はこれまでユニットとしての評価が低かったイリヤを見直す人が続出したクエストで、「やっぱりどのサーヴァントも状況次第で輝くゲームだなぁ」としみじみ思いました。


2017-09-16.

・花びら集めと比べて効率の悪いメダル集めがしんどくて「もう後はフォウくんだけ取ればいいか……」となっている焼津です、こんばんは。金林檎はまだ数個残ってるけど、ボックスガチャ優先にした方が良い気がしてきました。QPも秘石もまだまだ欲しい……一方、金種火がちょっと余りつつある。最終再臨させたところで力尽きていたサーヴァントもだいたいレベルMAXにし終えたし、そろそろ放置していた面々の育成を再開しよう。と思ったら、今度は再臨素材が足りない……凶骨とか、ログボ分じゃ全然足りません。また次のイベント待ちか。

 半日どころか22時間も遅れて開演した第六演技「幽谷にて」は前年同様ハサン100人組み手、ただし今回は初代“山の翁”がボス役として降臨! 「“山の翁”は高難易度に出てきたらやべーことになる」という話題は正月の頃からあったけど、遂にそれが実現する形となりました。うちに来てくれた最初の☆5サーヴァントということで「頼れる相棒」な意識が強い“山の翁”、敵に回すとこれほどしんどかったとは……ダ・ヴィンチちゃん以上に「二度とやりたくないクエスト」になりました。100人組み手といっても“山の翁”含む100体のハサンすべてを倒さないといけないわけではなく、ゲージが2本ある“山の翁”を撃破すればそれで演技終了となる。しかし、例によって「全ての攻撃に対する耐性を得る」KPみたいなバリア「幽魂の護り」があって、最初のうちはろくに攻撃が通りません。バリアは19個あり、相手の攻撃ターンに移ったとき場に残っているハサンの首を刎ねる「断罪の楔」というアクションが入って、ターン終了時に「魂の昇華」と表示されてバリアが1個だけ剥がれます。この繰り返し。場に翁以外のハサンが一体も残っていないと「断罪の楔」や「魂の昇華」が発動せずバリアも剥がれないので、全体攻撃でハサンを薙ぎ払うのではなく集中攻撃で片方を倒し、残りを翁に処刑させる必要があります。HPの高いハサンが断罪されると翁に加わる特殊効果も強大になるため、HP7000くらいの小ハサンは常に場に残しておき、HP6万の中ハサンやHP10万の大ハサンが出てきたらすぐに始末する、というのが基本方針になります。厄介なのが“山の翁”の宝具「死告天使(アズライール)」。即死付与率が普段の1000倍くらい高まっているので、回避しようが無敵を使おうが当たったらまず即死します。無敵貫通同様、「ガッツで耐える」タイプのクエストですね。通常攻撃でたまに即死が入るため「事故率の高い運ゲー」という要素があることは否めないが、「原則として翁はチームの先頭(リーダーの位置)にいるサーヴァントへ初撃を叩き込む」と判明しているため、「リーダーと控えは盾役にすればいい」など攻略の糸口は一応あります。アズライールがランダムで飛んでくる仕様だったらさすがに無理ゲーだったかも。

 だいたいバリアが10個ぐらい剥がれたあたりで凸二神アタッカーの攻撃がまともに入るようになります。メルトやメディアに凸二神装備させてアタッカーに任ずる初期戦術は第1ゲージすら削り切れず失敗。「BBちゃんはムーンキャンサーだから即死が刺さりにくい」という話を聞いて途中からBBちゃんをアタッカーにする戦術へ切り替えたものの、翁のチャージが短すぎてこちらの宝具が回り切らない。「いい加減、もうギブアップしようかな……」と迷い始めた頃にツイッターで「凸二神持たせたアタッカーにバフを盛れるだけ盛ってからオダチェンで殿に回す」という攻略情報を見かけて「これだ!」と飛びつきました。仕組みは単純、土方さんに凸二神持たせて孔明とフレマーリンでバフを盛り、オダチェンで最後尾に送って、盾役がみんな倒れて土方さんが戻ってきた頃にCTの明けた「英雄作成」とかのバフを重ね掛けして「不滅の誠(しんせんぐみ)」とクリティカル・ブレイブチェインを程良くほぐれた翁にブチ込む、これだけ。先頭が落ちやすいクエストだから2、3番目に置いた孔明やマーリンは割と生存する可能性が高い。途中で孔明が通常攻撃によって即死する事故も発生したが、カルデア・ライフセイバーズのおかげで辛うじて生き残り、マーリンの王の話でなんとか安全圏まで回復させることができた。土方さんはHPが少ないときほど宝具威力とクリティカル威力が上がるから、1ターン目でいきなりバフ&オダチェンするのではなく、多少攻撃を貰ってHP減らしてからバフを盛って(ついでにマーリンの無敵も張って)最後尾へ送るのがコツ。ブレイクした後にアーツクリティカルがうまく入れば、次ターンに孔明やマーリンのスキルでNPを注入しての宝具2連発も不可能じゃない。ただ、翁はブレイクすると「去なしの外套」という特殊スキルが発動し、バスター・アーツ・クイックいずれかの攻撃をすべて「回避」するようになってしまう。どのカードが無効化されるかはランダムなので、ここは完全に運ゲーだった。最初にゲージ割ったときは運良く「不滅の誠」2連発が可能になったものの、運悪くバスター回避が来て、1ターン遅らせたらまたバスター回避が来て、そこからアズライール→ガッツ→通常攻撃で土方さん死亡という最悪のコンボが発動し詰んだ。再チャレンジしたときはアーツクリティカルが決まらなかったせいでNP80くらいしか貯まらず、外套はアーツ回避。1ターン遅らせればNP100に出来るけど、そこでまたバスター回避が来たら詰む……懊悩の末、令呪一画を費やし、バトル終了。「去なしの外套」さえなければ令呪使わなくても、というかそもそも再チャレンジしなくて済んだのに……決着時のバトルは13ターンで済んだからそんなに長丁場ではなかったが、「即死こないで!」「バスター回避こないで!」とお祈りするのに忙しくてその3倍はターン数があったんじゃないかと錯覚するぐらい消耗しました。「コツを掴めば令呪使ってゴリ押しできる」という意味ではダ・ヴィンチちゃんより簡単だったけど、ダ・ヴィンチちゃんの方がまだ気持ち的に楽だった、というのが偽らざる本音。フィナーレの難易度がこれ以上だとすれば、ギブアップも視野に入ってきますわ。日付が変わる頃にいよいよ幕が上がるみたいですが、私は大人しく寝て翌朝挑むつもりです。

 ちなみに、今回のクエストでオススメなサーヴァントは宝具で全体HP回復&ガッツ付与ができる「アイリスフィール〔天の衣〕」と単体攻撃宝具で火力が伸びるうえ無敵スキルやHP回復&ガッツ付与(確率)スキルを持っている「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」の母娘だそうな。アイリはクロエ同様、復刻の望みが薄いから新規にはあまり縁のない攻略法である。しかし、「いま日本中のいろんなカルデアでアインツベルンのふたりが共闘しているんだなぁ」と考えるとなんだかワクワクします。うちの場合は「ぐだぐだ看板娘」装備したクー・フーリンが大活躍でしたね。クリティカルも矢避けの加護でなんのその、即死が刺さってもガッツで耐えてくれるし、見事に貴重な時間を稼いでくれた。ちょうど土方さんと看板娘の復刻ピックアップが開催されていた頃なので「まるで誂えたかのようだ」と感じ入ったり。


2017-09-15.

・腰も良くなってきたので『ダンケルク』観に行って爆撃機に怯えながら帰ってきた焼津です、こんばんは。

 ナチス戦を描いた映画ではあるが、「キャラクターとしてのナチス」は画面に一切登場しない割り切った構成で「ナチスを単純な悪役にしない」=「顔が見えない敵の恐ろしさを実感させる」といった効果が生まれている。無限音階とかいう不安を煽るBGMも容赦なく肌を粟立たせます。ノーランらしい、良くも悪くも気の滅入る一本でした。感動的なシーンも用意されているが、こう、素直に感動させようとはしない迂遠さゆえ、「カタルシスが得られること」を目当てに観に行くとスッキリしないかもしれません。自ら袋小路に追い詰められていく気持ちで劇場に足を運んでください。

・FGOのネロ祭もいよいよ決勝に進み、終了まであと5日となった。そろそろ林檎を齧ってメダル集めにも励まねば。

 超高難易度の2日目は属性がコロコロ変わるJKセイバーの鈴鹿。ゲージが3本あり、1本目のときはクイック、アーツ、バスターいずれか1個以外の攻撃に対する耐性を持つ。1ターンごとに耐性の種類が変更されます。2本目のときはクラスチェンジでランサーになったりライダーになったりキャスターになったり。アーチャーをアタッカーにしていると落とされる危険性あり。3本目のときはあらゆる攻撃に対して耐性を持つ、CCCイベントのときのKPみたいなバリアを張るが、善・中庸・悪いずれかの属性の攻撃を受けると耐性が低下する。種類はやはり1ターンごとに変わる。またいずれのゲージのときもターゲット固定によって特定のサーヴァントに集中攻撃を加えてきます。ただし「ターゲット集中」は弱体化扱いだから、弱体無効などで打ち消すことも可能。と、なかなか凝った仕様になっています。何種類か攻略法を思いついた(トライスターシステムを使う、裁マルタに凸二神を積んで殴らせる等)けれど、「デオンが活躍するところを見たい!」という理由からデオンを盾役にするプランで行きました。1本目のゲージをアーツ耐性低下時に「フォンダン・オ・ショコラ」装備したオリオンの宝具で吹っ飛ばして、2本目のゲージをランサー属性時のときにデオンのクリティカル、それ以外のときにフレンドの未凸二神ホームズのクリティカルで吹っ飛ばしました。ホームズって一旦流れに乗るととんでもなく強くなりますね……今後もどんどんフレから借りていきたい。3本目は殿に置いていた凸二神エミヤのクリティカル・ブレイブチェインで一気に削って〆。本当は宝具でトドメを刺すつもりだったけど、思った以上にダメージが伸びて倒し切ってしまった。こう書くと余裕の勝利みたいなニュアンスが漂うものの、結構ギリギリでフレホームズとエミヤ以外は場に残らなかった。でも勝ちは勝ちです。モーション変更で麗しくなったデオンが泥臭いほどのしぶとさで粘って戦線を維持してくれる姿には感激しました。今回のMVPは紛れもなく彼(彼女)。瀬戸際で掴んだ薄氷の勝利だったから「最適解」ではないのだろうけれど、「それぞれのカルデアがそれぞれの手持ちに応じて攻略法を編み出せる」のがFGOの魅力だと改めて感じました。

 超高難易度の3日目は流星雨の如くステラを降り注がせる死なずのアーラシュ。解除不能な「3回ガッツ」「スタン無効」「無敵貫通ステラ」がプレーヤーを苦しめる。また通常攻撃のクリティカル発生率が高く、防御バフを張っていないとランサー以外は瞬殺されることも。クー・フーリンをパーティに入れていたから初見時でも結構粘れたが、3発目のステラを撃った後の「一条の光」による瞬間チャージ即ステラであっさり全滅。(プランA)「マシュの雪花と宝具に孔明の防御バフを重ねて持ちこたえよう」→宝具威力アップスキル「収束」が極めて強力で無理。(プランB)ガッツスキルを持ったサーヴァントやガッツ付与礼装を駆使して耐久→「一条の光」ステラに耐えるのが精一杯、その後通常攻撃を喰らって落ちてしまう。(プランC)獅子劫さんに縋り「控えの礼装すべてを『死霊魔術』にする」というゾンビアタック→期待していたほどガッツが掛からず失敗。いろいろ試行錯誤してみて、有望な気配を感じたのは「ホームズの宝具封印スキルを利用する」というプラン。3回目のステラを撃った後に使えば「一条の光」が発動しても即座にステラは飛んでこないから、1ターンだけ時間が稼げる。この間にホームズの宝具を入れて「頑健」を無効化し、凸二神エルキドゥのエヌマ・エリシュとクリティカル・ブレイブチェインで一気に削り切れないだろうか? と計画したが、NPをうまく溜めることができずあえなく破綻。しかし、このときちょっとした発見がありました。なんとフレンドのホームズ、4回目のステラを喰らってもHPが500くらい残ってギリギリ生存したんです。「『一条の光』に『収束』は含まれていないから、4回目は防御を固めれば普通に防げる……?」 そして再戦時にアーラシュの状態変化の説明をよくよく読んでみると、「宝具威力アップ」は解除不能ながらターン制限がある! 要するに、孔明の宝具やマスタースキルの「ダウン・スライド」などでアーラシュのチャージを遅らせれば「宝具威力アップ」はそのうち剥がれて防御バフで耐久できるようになる。ただし、アーラシュのチャージが0になるとまた「収束」が発動するため、2か3のときにチャージ減を使わないといけません。欠片孔明、鋼の鍛錬マシュ、凸プリコス術玉藻(フレンド)を前列に据えて臨んだところ、たまに孔明がクリティルで落ちそうになるくらいで、あとは概ね安定して宝具を回すことが出来た。マシュや玉藻にはほとんどダメージが入らず、5発分のステラすべてを前列のみで耐え切った。「なるほど、これが耐久アーツパって奴なのね」と感じ入りました。

 超高難易度の4日目はインド兄弟ことカルナとアルジュナのコンビ。一言で感想を述べると「倒す順番で難易度が変わるクエスト」です。アルジュナを先にブレイクさせるとカルナがメッチャ硬くなるため、先にカルナを倒しておいた方が楽。強いランサーを所持していない場合は、自前のアタッカー(単体剣か単体狂)に凸二神持たせてとにかく真っ先にカルナを倒し、あとは殿に置いたフレンドの凸二神ランサーでアルジュナを単騎殴りできる方向に持って行く、ってのが一番簡単な方法。ただし槍玉藻や槍頼光、カルナ、ブリュンヒルデ、クー・フーリンなどはパーシュパタの「神性に対して確率で即死付与」が刺さる可能性があるため、スカサハあるいはエルキドゥがオススメです。「簡単すぎて物足りないな」って人はあえて先にアルジュナを倒してしまうのも一興。私もカルナチャレンジやってみました。正攻法では無理だったが、「孔明の宝具でカルナにスタンが入ったとき、アルジュナをブレイクさせてもカルナの特殊スキルが発動しなかった」ことに着目して突破した。カルナがスタンなどで行動不能に陥っている最中にアルジュナをブレイクさせ、次のターンで一気にアルジュナを削り切って倒せば「カルナがメッチャ硬くなる」過程をすっ飛ばせる。特殊スキルさえ発動しなければ普通にダメージが入りますから、ゲオルギウス先生にタゲを取ってもらったりしつつ凸二神赤王で三度落陽を迎える前にブレイブチェインを決めて無事に勝利。プレーヤー側で任意に難易度を調節することができる、という意味ではなかなか面白いクエストだった。それにしても、二人とも相方がブレイクすると「オレに任せるがいい」とか「実に、不快だ」とか言い出すのが何とも……兄弟の会話(?)に様々な妄想が捗るクエストであった。

 半日近く遅れて始まった超高難易度の5日目はダ・ヴィンチちゃんによる「最後の晩餐」。正直……もう二度とやりたくないです……と言いながらも編成を変えて再チャレンジしてみたり。消費AP少ないし、一度クリアすると割合気楽に臨めますね。とはいえ、50ターンかけて「あとちょっと!」というところで負けたときの徒労感は途轍もなかった。コンティニューできないことがこれほど恨めしかったクエストはありません。「最後の晩餐」と銘打っているだけあってダ・ヴィンチちゃん含む13体のエネミーがでてきますが、HPが10〜30万あるうえクラスもバラバラなので、ハッキリ言って復刻フィナーレより面倒臭い。ダ・ヴィンチちゃんそのものはあまり強くないが、先に始末してしまうと残りのエネミーすべてに解除不能な攻撃&防御の超強力バフが掛かって「通常攻撃すら無敵貫通」「高難易度のすまないさんやヤドカリばりに硬くなる」というヒドい状態になります。防御力無視だったらダメージが通るので、手持ちにホームズがいるなら先にダ・ヴィンチちゃんを倒してアタッカーの全体宝具で残りを薙ぎ払うって戦法もありかも。最初はマーリンを借りていたけど「無敵」張るのが間に合わなくなるから途中でジャンヌに切り換えて、それでだいぶうまく行くようになったものの、一手判断ミスをかますだけでこれまで積み上げたものが瞬時に瓦解する、あのトランプタワー構築じみた緊張感は筆舌に尽くしがたかった。クソキメラ(強化解除!)やクソスフィンクス(ターゲット集中!)を一撃で葬るためメルトをアタッカーに据え、相手が三騎士だろうと宝具回転力任せで強引に突破していったが、「ジャンヌが旗を振るのが間に合わない! やはりアーツパで行くしかないか」と途中から方針を変えてオリオンにスイッチ。ひたすらアーツカードを選んで孔明・オリオン・フレジャンヌの宝具を回していった結果、なんかもう運ゲー通り越して「お願いだから孔明の宝具でスタン入ってくれ!」とお祈りする神頼みゲーと化しましたよ。エミネー倒すとダ・ヴィンチちゃんの行動回数が増えるのも厄介で、これまで「あんまり使う機会のないスキルだな」と思っていた「真名看破」「神明裁決」(間違えてました、すみません)がメチャクチャ役に立ちました。今考えるとオリオンじゃなくてBBちゃんをアタッカーにしていたらもうちょっと楽だったかな……弱体解除もあるし。最後、殿に置いた凸二神エミヤが単騎状態になってダ・ヴィンチちゃんにトドメを刺しましたが、稼いだスターの数の割にクリティルがほとんど決まらなくて焦ること焦ること。結果的に令呪は使わなかったけど、使う寸前まで追い詰められて心臓バックバクでした。このスリルが面白くなかったわけでもない(認めよう、若干楽しかった)が、それ以上に「しんどい」って念が強かった。消耗しましたわ……。

 今日の0時に開催予定だった「第六演技」は第五演技同様に半日遅れとなるみたいですね。ここまで来たら第六演技とフィナーレもクリアしてしまいたいところだが、既にいっぱいいっぱいの状況ゆえ不安しかない。我がカルデアは生き延びることが出来るのか……いざとなれば令呪も使うし攻略情報にもガンガン頼っていく所存。


2017-09-10.

・盛大にくしゃみをした瞬間、「ビキッ」と腰に稲妻のような衝撃が駆け抜けていった焼津です、こんばんは。

 はい、いわゆるぎっくり腰です。今までにも変な捻り方をしてなったことがあります。一度起こしたら癖になるとは聞いていましたが、最後に訪れたのが2、3年前だったのですっかり忘れていたというか、油断していたというか……最初は「ITEッ」くらいだったのに、だんだんひどくなって次第に身動きもとれない状態に。今はだいぶ回復してきましたけど、一番ひどいときは歩こうとしても痛みのせいで足を送り出すことができず、トイレの前で立ち往生する有様でした。暇だし久しぶりに遠出するかな〜、とか考えていましたけど、もちろんキャンセル。安静にしている間『プリンセス・プリンシパル』の最新話(9話)を観ていたら後半の「ドォン、ドォン(真顔のアンジェが太鼓を叩くシーン)」で噴き出してしまい、即座に激痛が走って後悔しました。あのシュールな土俵入りのシーンをほとんどの人は軽く笑うか呆れるか居たたまれない恥ずかしさを覚えるかでやり過ごしたと思いますけど、ヤマいってる私の心境は『鮫島、最後の十五日』でしたよ。「ちせ……お前は……お前は必ず……スパイを振り向かせろよ……」 こんなんじゃギャグ漫画とか到底読めないし、普通のアニメや小説でも不意打ちのギャグが来るかもしれないから、結局FGOのネロ祭で林檎齧りながらひたすら花びらを集め、黙々とボックスガチャを開ける作業に従事しました。冒頭以外シナリオ一切ナシの構成が今回ばかりはありがたかった。冒頭のシナリオは沢庵齧って腹ごしらえをする土方さんと、留守番を言いつけられそうになってしゅんとするニトクリス、そしてジャンヌ姉妹がツボでした。こういうミニシナリオをちょこっと盛り付けるだけでもイベントの楽しさがぐっと変わってきますね。

・で、ネロ祭。

 フレポガチャの引きが良くて☆3イベント礼装の「マッスル・キャバリエ」がばかすか出まくり、凸れるどころか凸ってなお余るくらいだった。ついでに「ずんがずんが」も5枚出て凸れたが、イベントの復刻が絶望的な以上、使う機会はほぼないだろうな……フレポガチャ運が良かった反動なのか、礼装のドロ運にはなかなか恵まれず、ボックスを10箱開け終わって「やべー、もう金林檎は補充されないぞ」と焦り出した頃になってようやく1枚ドロップしました。「チア・フォー・マスター」、描かれているブリュンヒルデが可愛いのでイベント終わったら凸りたいと願っていましたけど、全然落ちる気配なかったし「ネロ祭は礼装の復刻がないみたいだから『来年まで待つ』って選択肢もないぞ……どうするんだ?」と途方に暮れた次第。やっぱり限凸にドロップ必須なイベントは悪い文明。その後、追加でもう2枚あっさり落ちたから凸りました。「ドロップしろ!」って必死なときは全然なのに、とりあえずドロップして気持ちに余裕ができるとボワンって例の虹エフェクトが立て続けに掛かるようになる。FGOあるあるだと思います。

 周回は「二神三脚」を付けた土方さんとばらきーでクラスを無視して殴り殺すゴリ押し戦法一択。なんだかんだで宝具レベル2になった土方さんの「不滅の誠(しんせんぐみ)」は強い……これをぶち込めばどのボスも一発で倒せる。土方さんは「スキルで星を吸えるバーサーカー」だから、巨大魔猪とかスフィンクスとかヒュドラも概ねバスタークリティカル一発で吹っ飛ばせます。編成を弄らなくて済むのがとにかく楽。さすが我がカルデアのエースバーサーカー。ばらきーも防御バフのおかげで硬くて落ちにくく、サブアタッカーとして優秀な働きを見せてくれる。花びら目当てで王者級を重周回し、水着エレナと「俺が、新撰組だ!」「何よ、それ?」って遣り取りが成立することに気づきフフッと微笑んだ。噴き出すほどではないから腰にも安心だが、ここで土方が「エレナァァァァァ!」と叫ぶ仕様になっていたらヤバかっただろうな。

 復刻エキシビジョンマッチはケルト師弟とギルガメッシュが初見殺しだったけど、「突破できない!」というほどの難しさではなく、対策を立てた二周目でクリアできる程度のちょうどいい難易度に収まっていた。ヘラクレスの十二の試練はエルキドゥで突破。宝具を撃つたびに確定でスタンが入るし、ブレイクではなく単なるガッツだからエヌマ・エリシュぶち込んで復活させた後にブレイブチェイン決めてもう一回殺す、なんて動きも可能だった。他の攻略法だとエウリュアレやBBちゃんでアーツパを組むってのもあって楽しそうですね。ケルト師弟は全体宝具でまとめて吹き飛ばすのが一番楽だそうですが、私は魔術礼装「月の裏の記憶」のマスタースキル「生存への布石」で宝具封印を無効化した剣スロットでクー・フーリンを倒し、残った師匠を「スイート・クリスタル」付けた沖田で三段突きしました。ジークフリートは孔明、エウリュアレ、フレンドのエミヤ・オルタというアーツパでクリア。ハサン組み手は“山の翁”無双状態。即死はもちろん通らないし、デバフすら「信仰の加護」が発動している間は弾いてしまう。バスタークリティカルで一体、宝具で一体、バスタークリティカルとオマケのEXアタックで一体と、1ターンの間に3人のハサンを一気に倒して「……全体攻撃かな?」って震える一幕もあった。殿に保険として術ネロ置いていたものの、出番はなかった。メイヴはジャックちゃんとメルトの2騎でどうにかなった。「ライダー戦だし、キャスターは良くないな」とホームズを借りたけど、残念ながら魅了刺さりっぱなしで活躍できず。「これで勝てなかったら騎マルタを入れてやり直そう」と思ったが、二神三脚装備&宝具で女性特攻の乗ったジャックちゃんがクリティカル絡みのブレイブチェインで恐ろしいほどのダメージを叩き出し、あっさりメイヴを解体。うまい具合にメルトが落ちなかったおかげでラストのドイルドも倒せた。ギルは最初のエヌマ・エリシュさえ凌げば後はフレンドの凸二神装備槍玉藻がなんとかしてくれる感じで、うまく立ち回ったわけでもないのに気づけば削り切っていましたね。一夫多妻去勢拳、強すぎでは?

 一番苦戦したのが復刻フィナーレ。初回は偵察に徹して編成と特性を把握した上で撤退、2回目は「黒聖杯モーさんwith孔明マーリンシステムでメディアを倒し切らないように注意しつつ前列の2騎を片付け、あとはうまく天草を処理して控えのマシュとばらきーと凸二神ジャックで残りを片付ける」という戦法にしましたが、最後の最後でジャックちゃん単騎が赤王を解体し切れずリタイア。ガッツは全部剥がせたんで令呪を切れば勝てそうだったけど、「使わなくてもイケる!」と意固地になってしまった。その後も十数回こまごまと編成を変えて試行錯誤を重ねましたが、まず「天草をうまく処理する」こと自体難しく、モタモタしているうちにツインアーム・ビッグクランチ(長いから私は単に「空爆」と呼んでる)が飛んできて戦線崩壊してしまう。「ゴルゴーンに凸二神を付けて女神パワーで突破じゃあ!」という試みも、悪くはなかったが今度はオジマンと赤王の処理に手間取ってしまう。やがて「いっそメディアはさっさと倒して、残りを防御力無視攻撃で片付ければいいのでは?」という結論に達します。しかし、防御力無視攻撃って手持ちだと誰がいたっけ……普段意識する機会がほとんどないから把握してないんだよな。面倒だし、フレからホームズを借りるか? と考えながら調べていたところ、「いたよ、うってつけの奴が!」と興奮する事態に。

 ご存知の方もおられるでしょう、そう、☆4アーチャーの「エミヤ」です。なにげに彼の「無限の剣製」は防御力無視攻撃だった。さすが固有結界。エミヤはクリティカル威力アップや三色カードバフのスキルもあるし、凸二神を付けた状態で暴れさせると鬼のようなダメージ量を稼いで調理してくれます。念のため黒槍王はモーさんで倒しておいたが、あとはエミヤの独擅場でしたね。ガンドを撃つ必要も感じないくらいサクサクと霊基を破壊していく。特に後半の畳み掛けが凄まじかったです。まずクリティカル絡みのブレイブチェインで赤王を一殺、次のターンでクリティカルを決めて二殺、オーバーキルにならぬよう一旦他のサーヴァントの攻撃を挟んで蘇生させてからまたクリティカルを決めて三殺と、僅か2ターンの間に「三度、落陽を迎えても」をすべて消費させてしまった。そしてマシュの宝具で攻撃力上げてから「無限の剣製」をブッ放し、オジマンディアスもろとも赤王にトドメ。終わってみたらたったの10ターン、「今までの苦労はなんだったの……?」と少し虚しくなると同時にエミヤの持つ「強み」を再認識しました。NP効率が劣悪でアーツチェインやクリティカルを組み込まないとろくに宝具も撃てない、という難点はあるにせよ、そこらへんを補うことさえできれば破格の力を発揮してくれる。すごいぜエミヤ。

 復刻フィナーレ突破のお祝いも兼ねたガチャでは☆5のネロを引きました。いえ、嫁王ではなく「バトル・オリンピア」の方。☆5イベント礼装です。欲しかったカードなので嬉しい。デレステの無料10連期間が「う〜ん」な結果に終わったぶん、こっちの方に運が回ってきたのかもしれません。術ネロに付ける礼装としてイベント後も活用していきたい。ちなみに今回、復刻の影響もあってかブリュンヒルデにイベ礼装付けてる人をチラホラ見かけて何度か借りてみたんですが、被弾時のボイスがエロくてムラムラした。クイックのときのチク、チク、チクってモーションも癖になる。「FGOの良いところは持っていないサーヴァントでも人から借りて編成に組み込めるところ」「FGOの悪いところは借りているうちに自前が欲しくなってくるところ」って言葉を思い出す。何度か「こんなに石あるんだから10連一回くらいならイイじゃん? イベント頑張ってるんだし、ご褒美も必要でしょ?」「今なら来る気がしない? するよね? ね?」という欲望の囁きに屈しかけたが、どうにか凌ぎ切った。やはりFGO最大の敵は己自身の心……それはそれとして新規のエキシビジョンマッチも始まりましたが、超回復スパルタクスは男性特攻が刺さるから凸二神エウリュアレの宝具を3回当てれば勝てますね。ただ1本目のゲージを吹っ飛ばすと3ターンの間あらゆる攻撃に対して耐性が付くので防御バフ、タゲ取り、魅了やガンドなどで3ターン凌いでから2発目を撃った方がいい。控えに全体回避持ち(ダビデ等)やデバフ要員(マタハリ等)を用意しておけばより余裕を持ってクリアできるようになる。まずは小手調べといったところで、高難度の本番はまだまだこれからだろうな……。

・拍手レス。

 始まりましたね!! あらためてやってみるとやはり去年のエキシビションは難しいながらも工夫を凝らす余地があってよくできていると感じるのですが、今年のエキシビションはどうせブレイクゲージ制なんだろぉ!?と思うと震えが止まりません…w
 前情報も何もナシのぶっつけ本番で行ったらやられてしまうこともあるんですが、「ここをこうすれば……」と対策を立てれば勝てるのでパズルめいた楽しみがありますね。普段はあまり気にしていないスキルが活きてきて、試す機会のない戦術を駆使することができるのは面白い。ブレイクシステムは長丁場を強いられるし、時間があるときに耐久覚悟で取り組まなきゃですね。


2017-09-06.

期間限定イベント「ネロ祭再び 〜2017 Autumn〜」開催!

 来ましたねぇ、待望のボックスガチャが! グラブルで言うところの戦貨ガチャです。目玉となる「当たりアイテム」を引いたらリセット可能って仕組みもグラブルと一緒なんですが、FGOのボックスガチャは「当たりアイテム」以外も美味しいので「底が見えるまで引く」のがセオリーとなっているようだ。何せ素材だけではなく、スキル石も種火もQPもある。「回せ! この世のすべてをそこに置いてきた!」 ホントもう最近はスキル石も種火もQPも何もかも枯渇していて手持ちサーヴァントの育成が捗らなかったですからね。このイベントは干天の慈雨です。夏イベントのときに大量に配られた林檎がまだ10個以上残っているので、すべて齧り切るつもりで行く。

 中んずく欲しいのが「殺の秘石」です。殺は秘石の中でもとりわけドロップ率が渋く、集めるのがとても大変。修練場で必要数を確保しようと思ったら何百周もしないといけません。“山の翁”は秘石ゾーンが終わりかけていてあと12個だけあればいい(これも平時だとゲロ吐くほど大変な個数だ)けれど、槍と殺の秘石両方が必要なメルトリリス、全クラスのスキル石を要求する裁マルタ、そして最近やってきたジャックちゃんのために冗談抜きで100個以上必要なんですよね……さすがにそんなに集め切らないだろうが、最低でもメルトの「クライム・バレエ」、裁マルタの「ヤコブの手足」、ジャックちゃんの「霧夜の殺人」はスキルレベル10を目指したい。ただ、どうも経験者の話を聞く限り、アイテムの受け取りにプレゼントボックスを経由するっぽい……? うーん、じゃあ溜めておいた石はいっぺん出した方がいいのかな。気が大きくなって10連回したくなるのを防ぐため、ずっとプレゼントボックスに仕舞いっぱなしだったんだけど……仕方ない、我が鋼鉄の理性を信じて全部掻き出そう。うむ、ポチッとな。んで、一括受取したら一気に石が300個増えて噴いた。CCCイベントからこっちずっと貯め続けていたけど、まさか100連分も蓄積されていたとは……もしネロ祭の後で1000万DL突破記念にエレシュキガルピックアップかセミラミスピックアップが来たら100連チャレンジの記事を書いてやろうと思います。

 さておき、ネロ祭。「再び」とあるようにこれが初の開催ではありません。イベントとしてはかなり古くからあるもので、FGO史を紐解けば配信開始から間もない2015年の9月に初めて執り行われた記録が残っている。そのときのタイトルが「ネロ祭〜勝ち抜け熱闘コロシアム〜」。まだイベントにシナリオが実装されていなかった時期のものであり、プレーヤーはただ用意されたバトルを黙々とこなすだけであったという。このイベントが終わった直後に「月の女神はお団子の夢を見るか?」が開催されてようやく「シナリオの付いたイベント」を楽しめるようになったそうだ。2度目のネロ祭は2016年9月、「ネロ祭再び 〜2016 Autumn〜」と銘打ってスタート。難易度調整にミスってほとんどのプレーヤーがクリアできなかったという超々高難度クエスト「修正前フィナーレ」は今でも語り草になっている。2016では前回と違って結構長めのシナリオが付いたらしいが、どんな内容だったかは知りません。「復刻シナリオクエスト」があるそうなので、そちらで確認できるだろう。今回の〜2017 Autumn〜もイベント画面を見る感じ、シナリオ付きっぽいですね。「フランケンシュタインの家族」とか、ほとんど夏イベントの続きになるのでは? そして「聖女の行進」にしれっと混ざっている奴! アニメとのギャップが凄まじいことになりそうだ。あと「ダークフェアリーテール」で「あ、不夜シンさん、やっぱりそっちの分類なのね」と納得した。

 ネロ祭は「腕試し」の意味合いも強く、これまでに手持ちのサーヴァントをどれだけ強化することができたか、また手持ちのサーヴァントを駆使していかにうまく立ち回ることができるか、「地力」と「戦術」の両方をテストするのにもってこい。特に超高難度を謳う「エキシビジョンクエスト」はコンティニュー不可(令呪による回復は使える)なので石を割って強引に突破するような真似はできない。ここのところ令呪コンティニュー頼りな雑プレイヤーたる私がどこまで勝ち抜けられるか。震えて待つより他ありません。い、いざとなればフレンドの絆礼装ヘラクレスに頼るしか……そこまでせずとも、マシュをうまく活用して勝てるようになりたいところです。

 ピックアップ召喚の目玉は去年に引き続き☆5セイバーの「ネロ・クラウディウス〔ブライド〕」、そしてなぜか☆5ランサーの「ブリュンヒルデ」も追加されています。イベント礼装の絵柄もチアコスブリュンヒルデだし、結構出番があるのかしら? ブリュンヒルデさん、2016年の2月頃に「500万DL突破記念」の目玉として実装されたんですが、ピックアップ期間が1週間程度と短かった&その後全然復刻が来なかったせいで所持しているマスターが少ないサーヴァントなんですよね。私の60人を増えるフレの中でもサポートに出しているのは1人か2人くらい。こないだの福袋で当てた人もいるみたいですが、とにかく持っている人が少ないせいか「効果的な運用法」がなかなか伝わってこなくて、借りてもうまく使いこなせず四苦八苦します。「愛する者特攻」の範囲がわかりにくくて覚えづらい、ってのが最大の難点。ほとんどは男相手に刺さるんですけど、牛若丸が対象だったりするし。有利属性(弓)で特攻対象、となるとニコラ・テスラ、エミヤ、ロビンフッド、俵藤太、アーラシュくらいか。「愛する者」というのはブリュンヒルデの主観で「シグルドっぽい奴」と見做される者、つまり「シグル度の高さ」がポイントになるみたいで、滅私奉公な自己犠牲精神の溢れているサーヴァントほどシグル度センサーに引っ掛かる……という分析があります。だから唯我独尊な弓ギルは特攻から外れるのに、過労死寸前のハードワーカーな術ギルは対象となる、と。ジャンヌ・ダルクが対象外であることを考えると、ある程度の「男っぽさ」も要素として加味される……? スキルは任意の味方にスター集中状態を付与する「英雄の介添」がユニークですね。バーサーカーやアヴェンジャーと組ませると面白いかも。

 イベント礼装の「チア・フォー・マスター」はイラアドが強烈。タイプとしては満遍なくステータスを底上げする「目醒め前」系統の礼装ですね。「二神三脚」は「カルデア・ライフセーバーズ」系のガッツ礼装、凸ったらサポートの土方さんに持たせようかな。土方さん使いにとってガッツ礼装が増えることは素直に喜ばしいです。交換素材は「鳳凰の羽根」と「八連双晶」を最優先で取る。羽根は術ネロのスキル上げに必須。八連は在庫がゼロなので補充しなきゃ。ガチャ産イベント礼装、イラストはどれも素晴らしいが、性能を考えると一番欲しいのは☆5の「バトル・オリンピア」か。「自身のArtsカード性能を8%アップ&Busterカード性能を8%アップ&NPを50%チャージした状態でバトルを開始する」って「術ネロに付けろ」と言っているも同然ですよね。ほちい。依然として石温存の方針ながら月初めの交換呼符はまだ残っているので、礼装目当てにちょこっと回すつもりです。問題はいつ回すか。日替わりでネロ・ブライドとブリュンヒルデがピックアップされるわけですけど、キャラ的に欲しいのはネロブラ、戦力的に欲しいのは高レアランサーのブリュンヒルデである。セイバーはもう足りている……わかっている、わかっているけど、やっぱり嫁王が欲しい! なまじ赤王と術ネロがいるだけに物欲を抑えるのが難しい。ブリュンヒルデも、夏イベントで槍頼光をゲットできなかっただけに「女の子ランサーほしい」と欲望が疼く。ほちい。が、さすがに運は先月で使い切っただろうし、どちらも来やしないだろうから悩むだけ時間の無駄だな。9日土曜、ダブルピックアップの日に回すか。どっちも来なかったとしても、赤王が既にいるから霊衣開放のブルマネロは獲得したも同然の状態であり、悲しむ必要なんてどこにもないんだ。と、あらかじめ自分を慰める準備は済ませておくスタイル。

 それにつけても、今回のイベント最大の笑いどころは開催時間が「メンテナンス終了後」になっているところですね。「いつ始まるかって? 俺にもわからん」と開き直る、清々しい不明っぷり。夏のイベントのアレが相当こたえたんでしょうな。


2017-09-03.

境界線上のホライゾン作者、イラストレーターになるwww(まとレーベル)

 『OO-FORMATION 王と八人の仲間達』、略称「オッパチ」の配信が先月から開始していた(正確に言うと『OO-FORMATION』が大型アップデートで『境界線上のホライゾン』の設定をベースとするゲームに変わった)んですが、イラストの画風が明らかにやっさんではない……っていうか、これ氏本人が描いてるじゃねーか! 個人サイト時代に自作ゲームをアップロードしている作家をたまに見かけたけど、ほとんどそういうノリですね。確か平坂読も10年くらい前に自作ゲームを配布していたような記憶が……ちなみに私、『OO-FORMATION』はガイドブックを買ったくらいでプレーしたことはありません。

 「オッパチ」はスカウト(要するにガチャ)などによって獲得したカードでデッキを組み、バトルを行う――大枠としてはごくシンプルで、「わかってくると奥が深い」なカードバトルゲームです。バトルそのものはオートで進行するため、始まった後はただ見ているだけ。速度を上げて飛ばす、あるいは一気にスキップすることもできます。王(リーダー)を決め、その周りに前衛(オフェンス)や後衛(ディフェンス)を配置して9マス埋める――というゲームシステムから「王と八人の仲間達」というタイトルが来ている、のかもしれない。違う意味があるのかもしれない。動作が非常に軽い反面、演出はかなり質素であり、「眺めているだけでテンション上がってくるぜ!」というタイプではない。ボイスも実装されておらず、CMでよくやってる「豪華声優陣によって繰り広げられる爽快バトル!」系のスマホゲーを期待すると肩透かしかも。その代わり「イベントシナリオはバトルをやらなくても読める」「バトルも難易度の低い奴なら概ね初期デッキで突破できる」と親切設計で、「川上稔の小説は好きだけど、ソシャゲはなぁ……」と躊躇する人にも安心して薦められる。イベントクエストは期間限定、今だと「英国編「剣と嘘」前期」というのをやってる(14日まで)ので、迷っている暇があったらさっさと読んだ方が宜しいですよ。とはいえ字が小さめなのでスマホだと見辛いかも……私はタブレットだから特に支障なく進められている。

 

 

 地脈の乱れから生じた怪異によって世界より剥がれつつある情報(カード)を武蔵の面々が回収&改修して回る、というストーリーは「いかにもこの手のゲームにありがち」且つ「ホライゾン/グランド・オーダーですね、わかります」な番外編的内容ながら、原作者本人が執筆しているとあって掛け合いのノリはまさしく原作まんまの愉快なアレです。普通にノベルゲーとして楽しい。ビーカー人襲名者決定戦の件は爆笑した。一個一個の章は短めに区切っているが、イベントの「前期」だけでも優に10章以上あるので読み応え抜群。「番外編的内容」ってのは、言い換えれば「本編ではやれない/やる余裕のない話を思う存分振る舞ってやろう」って意志の表れでもある。D.D.D.こと『Historica Double Divine Dominion』(川上稔の同人誌)を読んでる人なら「うっひょう!」なネタも仕込まれていたり。川上ファンならオッパチ専用機として新たにタブレット端末を購入する選択もアリだと思います。売上不振で数ヶ月と持たずにサービス終了、ってなことにでもならないかぎりは……あと今回のイベントは英国編だからアニメしか観ていない人でも充分付いていける話になっています。ただアニメ派は「あれ? ホライゾンってこんな子だったっけ?」と戸惑う可能性あり。

 

 

 顔芸を厭わないヒロイン、とてもイイと思います。「剣と嘘」は前期・中期・後期の三部から成り、他にも幕間の物語めいたエピソードを挟む予定とのこと。イベント開催の頻度がどのくらいになるのかはまだ不明確だが、好調ならいずれ終わクロコラボとかが来る確率もゼロではない……? 何にせよ、このイベントシナリオが時限式だっていうのは勿体ないな。FGOのCCCコラボイベがEpic of Remnantに含まれていないことに匹敵する勿体なさ。というか、イベント終わったらマテリアル的な何かでちゃんと後から読み直せるんですかね、コレ。読み返せないんだったら大量のスクショを撮らないと……終了後に書籍化するかもしれませんけど、ノベルゲーとして配信することを前提にした作りとなっているのでやっぱり今のうちにやっといた方がいいです。

 ガチャについても軽く触れておこう。カードのレアリティは「松・竹・梅・王・帝・神」の六段階あり、松が一番低くて神がもっとも高い。松と竹はコモンとかノーマルに相当するレアリティで、「野良スカウト」からのみ排出される。FGOで言えばフレポガチャ、デレステで言えばローカルガシャ、グラブルで言えばルピガチャの感覚に近く、野良スカウトで引ける上限は梅まで。「王・帝・神」の高レアは石を使う「本命スカウト」や「イベントスカウト」を回さないと出ません。本命スカウトは常設ガチャ、イベントスカウトは開催中のイベントに合わせたピックアップガチャですね。最高レアリティの「神」は排出率が2パーセントと、FGOの☆5やマギレコの☆4よりは甘いが、一般的なソシャゲのSSRと比べれば低め。現在実装されている神のカードはトーリとホライゾンの2名のみ、さとやす描き下ろしイラストが目印。素晴らしい絵につきファンも思わずニッコリな出来です。狙って引こうとすると辛い確率だが、「狙い撃ちスカウト」という要はスカチケみたいな仕組みもあるので、いちいちリセマラしなくても神ランクのカードを入手すること自体は比較的容易だったりします。私はガチャで神トーリ引いたので神ホラ子を交換しました。その後もう1枚スカチケ貰ったから「キャー鹿角サーン!」を取ったぜ。帝にするつもりだったのに間違えて王の方を取っちゃったぜ。いいんだ、カラーリングははこっちの方が好みだから……コスト制限もあるので「とりあえず高レアを並べておけば勝てる」というゲームでもなく、個々のカードの特性を把握した上で組み合わせなども考慮してデッキを構築しないと「難易度:竹」の突破は運頼りになる。一番易しい「松」なら先述した通り初期デッキでもクリア可能。効果的なデッキの組み方とかまだ全然理解できていないけど、シナリオ目当てでボチボチやっていくつもりです。

 予想以上に気合の入ったシナリオだったし、応援目的で課金したい気持ちもある。「課金したら終了したイベントのシナリオをいつでも読み返せるようになる」とかだったら喜んで注ぎ込むぞ。可能な限り長くサービスを続けてほしい。

・拍手レス。

 2003年のエロゲ思い返すと「CROSS†CHANNEL」「沙耶の唄」「ショコラ」「大番長」とかですから時代を感じますねぇ。流石に15年経つと色々隔世の感が
 どれも眩暈がするほど懐かしいタイトルだ……今や『ONE PIECE』が始まった頃に生まれた人たちがもう20歳になる時代ですもんね。その人たちも15年後には「昔はスマホとかSNSとかソシャゲってのが流行って〜」と懐かしむのだろうか。

 初めまして、いつも楽しく読ませて頂いております。 月姫Rに関しては予想通りな進捗報告でしたね、 ファンとしてはプロジェクトが動いていることが確認できただけでも!という気分です。 まほよとDDDは動きすらありませんし!(笑) 個人的にはそろそろ第五魔法あたりの解説が欲しい所です。 神代に遡る方が強いとされる型月世界において 最新の魔法使いと称される青子が使える魔法なだけに、 因果を含めた万物万象をエネルギーに変換・操作して 消費可能にする魔法なのかな?と勝手に妄想を膨らませて おります。 また、私も焼津さんが始めたのをきっかけにFGOを 初めまして、、他の方に便乗する形で申し訳ないですが、 良ければフレンドで繋がっていただけると嬉しいです。(※伏せます)
 社長のイラスト1枚、以上おしまい……知っていましたとも! こやまひろかずもインタビューで「水面下で動き続けている」というようなことを言っていたし、まったく何の作業もしていないわけじゃないみたいですが。第五魔法はまほよの説明を何度読んでも「つまり……どういうこと?」と首を傾げてばかりでした。ゲーティアの人理焼却との関連から「人理に類する何かを燃焼させている?」「その破壊(消費)によって世界の一択化が進む?」みたいな話も見聞きしましたが、続編が出ないことにはスッキリしそうもない。あ、フレンド申請、送っておきました。「おっしゃ、先輩風ビュービュー吹かせてアドバイスしたろ!」と意気揚々乗り込んだらマスターレベルが私よりも上で白目剥きながらすごすごと帰るなど。


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