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リレー小説「魔法少女忌譚修」(第13話−10/12)


2020-02-14.

【期間限定】「バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン 〜紫式部と5人のパリピギャル軍団〜」開催!

 正直、「紫式部との掛け合いが見たい」というだけで清少納言そのものに対する関心はあまりなかったけど、イベントシナリオを読めば読むほど「なぎこさん」に心惹かれていく自分がいることに気づかされてヤバい。今回のガチャはスルーするつもりだったのに、「呼符くらいはいいんじゃない?」と気持ちがグラついてしまう。待て、早まるな焼津。仮に呼符であっさり引けたとしても、今度は紫式部が欲しくなるだろ? 例年のパターンから考えて19日にはきっと紫式部の復刻ピックアップが来るはずだ。今の状態ならまだ我慢はできるが、これで手元に清少納言があったりしたら「揃えたい!」とコレクター魂が疼くことは必定。ゆえにここは鋼の精神で見送るのが賢明なり……と己の心に言い聞かせ、必死に欲望と闘っております。

 いつもは穏やかで控え目な紫式部さんが清少納言を前にした途端平静が保てなくなるの、期待していた通りというか「うん、この味だ。これが食べたかったんだ」というテイストで大変満足しています。そのトゲトゲしい態度にもめげないなぎこさん、眩しい笑顔でいちいちこちらに知性デバフを掛けてくるものだからたまったもんじゃねぇ。「ちゃんマス」という違和感しかなかった二人称も徐々に馴染みつつあって、己の順応性が怖くなる。

 作家系サーヴァントなのに「もう筆は擱いた」と語っており、本来ならキャスターとして召喚されるはずなのにアーチャークラスの霊基で現れているなど、「これは終盤で内面の掘り下げが来るだろうな」って予感しかしません。「書く意味」を全うして作家であり続けることができなくなった清少納言、そんな彼女に真っ向からぶつかって行くであろう紫式部……これは二次創作界隈が活発になるな、間違いない。

 去年に引き続きチョコシナリオはフルボイス、一個一個のテキスト量はそこまで凄く多いわけじゃない(ただし初期鯖と最近の鯖でかなり格差はある)が、声が付くとやはり時間を食いますね。グラブルにもバレンタインボイスがあるんで結構大変。一個一個はFGOよりも短いけれど、毎年新しいセリフが追加されるから「今年は新規キャラの分だけ聞けばいいや」ってのができないんですよ。中には去年の内容からの続きみたいなボイスもあるので聞き直したりしてますます時間を食う。大半は和気藹々とした内容ながら、「これは……団長のハートを奪りに来てる……!」というのもチラホラ。しかし積極的な子と消極的な子でかなり深刻な差が生じています。クラリスchangが「うち、もう迷わないから! これからは遠慮せずにいくから!」とやっと勇気を振り絞って宣言していた頃、ディアンサは「本当は何回でも言いたいけど……もし慣れちゃったりしたらもったいない気がして、ふふ」と遙か先を征く笑みで独走していた。個人的にはククル姉ちゃんのボイスが可愛らしくて好きです。

超絶クオリティのOPは健在!「電脳天使ジブリール」、DMM GAMESにて事前受付を開始(GAME Watch)

 ジブリール自体が結構前のゲームなので「あのジブリールがソシャゲに!?」と反応するだけで歳がバレてしまうのだが、うちの閲覧層だと「電脳天使? 『初恋物語』の作中作だったアレか?」くらいの反応は平気でしそうなんだよな……ともあれジブリールとは2004年にFrontWingから発売されたエロゲー『魔界天使ジブリール』を開始点とする一連のシリーズ作品です。当時のFrontWingは『私立アキハバラ学園』などコメディ系のイメージが強く「エロはそれなり」というイメージのブランドだったが、触手にこだわったハードなエロ描写がありつつも明るく脳天気なノリを貫いたジブリールシリーズで「コメディとエロの両立」を果たし一躍人気ブランドにのしあがった。シリーズの累計売上数は10万本に及ぶという噂。ヒロインの決め台詞が「エッチな犯罪、許しません!」という時点でだいたいの雰囲気は察してもらえると思う。ちなみにFrontWingの初期作にジブリールと同じく天使の名前を冠した『アズラエル』というソフトがあるが、別に関連作ではなく全然違う路線のゲームなので注意されたし。

 2005年にepisode2、2008年にepisode3、2010年にepisode4と続編もガンガン作られたが、2011年の5作目『戦国天使ジブリール』を最後にシリーズ展開が止まってしまい、今や「懐かしのエロゲー」として語られる存在になりつつありました。6作目が出なかった理由に関しては「戦国天使の売上がイマイチだった」という説や「FrontWingがグリザイアシリーズの方に注力するようになったため」という説が有力視されていますけど、ジブリールシリーズに欠かせない「すごいOPムービー」への期待が重荷になってきたから、という面もあるらしい。

 ジブリールシリーズはepisode2以降OPにアニメーションを使用しており、制作を担当しているのがアニメーターとして有名な「渡辺明夫」だってこともあって物凄く話題になりました。「ゲームはやったことないけどOPは動画サイトで観たことある」って人も多いくらいです。余談ですが十数年前に流行した「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」というMADの元ネタになったカットが含まれる『ぽぽたん』のアニメOPも渡辺明夫(名義は「ぽよよんろっく」だったっけ?)が手掛けている。さすがにepisode2のOPは画面比率も相俟って時代を感じさせるが、episode4や戦国は今観ても色褪せない出来だ。「これが10年前……!?」と目を疑ってしまう。

 シリーズ6作目に当たる『電脳天使ジブリール』はDMM GAMES配信のブラウザゲーなので18禁版もあります。『電脳天使ジブリール』が全年齢対象版、『電脳天使ジブリールEX』が18禁版。立ち位置としては『アクション対魔忍』じゃなくて『対魔忍RPG』(『対魔忍RPGX』)みたいなもんです。ソシャゲの宿命として複数の原画家がイラストを手掛ける形式となっていますが、本家本元たる「空中幼彩」も参戦予定。ただ年数が経っているせいかすっかり絵柄が変わっていて最初本人だと気づかなかったわ……無印から数えて16年、沈黙期間が長かったにせよ、なんだかんだでジブリールもFate並みの長寿コンテンツと化してきましたね。そういえば変身ヒロイン物のエロゲーで『まじかるカナン』というのがあったけど、あれのTVアニメ版にも渡辺明夫がキャラデザの一人として参加してたっけ。2015年に17年ぶりの続編が出て「まさか復活するのか?」って驚いたものの、あまり売れなかったのか展開はそれきりで終わってしまった。タイミングが合っていれば「『電脳天使ジブリール』、『まじかるカナン』コラボイベント開催!」みたいなことをやれていたかもしれないな。

 というか、FrontWingは『クロノスリベリオン』とかいうグリザイアのスマホゲー出すって話だったけど、アレはどうなってるんだろう? 発表からそろそろ1年近く経つのに具体的な配信予定が明らかにならない……うたわれ(ロスフラ)もなんか急に配信が始まったし、クロリベも特に事前告知なくいきなり始まったりするのかもしれない。なかなか情報が出ないとどうしてもパンテオンの悪夢が脳裏をよぎってしまうから、目処が付いたら「○○頃に配信」と教えてほしいものです。

『プリンセスコネクト!Re:Dive』、2周年直前生放送でいろいろと新発表

 キャンペーンが多すぎて書き切れないので内容を3つに絞ります。まずひとつ、15日から「プリンセスフェス」と「1日1回10連ガチャ無料キャンペーン」をスタート。プリフェスは☆3キャラの排出率が普段の倍になるガチャで、今回の目玉はペコリーヌ(プリンセス)、グラブル風に書くと「ペコリーヌ(リミテッド)」です。プリンセスフェス限定の新キャラで、プリフェス以外のガチャからは出てこない。クリスティーナ、ムイミ、ネネカに次ぐ4人目のフェス限キャラだ。2周年で4人目ということは、概ね半年に1人のペース。恐らく次のフェス限追加は半年後になるだろう。ノーマルペコリーヌは物理防御力の高い盾役(タンク)ですが、プリペコは攻撃力が高くアタッカー寄りのユニットです。UB(必殺技)の演出もほとんどロボアニメみたいな迫力で笑う。爆風を背中に浴びるペコリーヌ、恐ろしいほど「お姫様」感がない。10連ガチャ無料は15日から3月1日まで(午前5時前で終了だから実質29日まで)の15日間で最大150連。といってもプリフェス自体は25日で終わるから、プリペコに使える無料10連の回数は110連が限度です。運が悪くても天井までの距離が1/3くらい縮むことを考えれば充分オトクだ。25日ギリギリまで粘るとうっかり回し忘れるかもしれないから、24日までの100連でゲットできなかったら天井を目指す所存です。

 ふたつ目、「スペシャルキャラ交換ガチャセット」販売開始。要はグラブルのサプチケ、デレステのスカチケに相当するアイテムです。限定以外の恒常☆3キャラ(11月に実装されたカヤまで、クリスマスイリヤとミスティ★カスミは対象外)を任意で選ぶことができ、オマケとして10連ガチャチケットと交換したキャラのメモリーピース100個が付いてくる。恒常キャラすべて持ってるガチ勢もメモピ目当てで購入するのかな? 私はルナちゃんが欲しいので購入を前向きに検討していますが、プリフェスの結果次第では買わない可能性もあります。何であれ指名交換は良い文明。略称は「スペチケ」で決まり?

 最後、デレステこと『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とのコラボストーリーイベント開催決定。ニュージェネレーションの3人が登場する模様です。なんかグラブルのコラボを思い出して懐かしくなるな。聞くところによると、Re:Diveが付く前の無印版『プリンセスコネクト!』もデレステとのコラボ(「スターライトプリンセス WONDERFUL TR@VEL!」)やってたらしい。2015年のことだそうだから、もう5年前か……衣装が一緒だし、ひょっとして「スターライトプリンセス」の続きみたいな内容になるのかしら。それとも完全に仕切り直し? 現時点ではどちらとも言えない雰囲気。これまでのコラボイベントのパターンからすると、ニュージェネの誰か1人だけが配布で、残りの2人は前半ピックアップと後半ピックアップに分けてガチャ実装されそう。同じサイゲだから限定ではなく恒常かな。マナリアの2人みたく。

『うたわれるもの ロストフラグ』、ガチャ【イベント特効 英傑 縁結び】開催。新キャラクター「トウカ」実装。

 これだけ期待させておいて新キャラがトウカじゃなかったらしばらくログインしなくなるレベルだったが、さすがに運営も変な方向で予想を裏切る真似はしなかった。初代うたわれの中でカルラと並んで好きなキャラだけに、我慢できないというかハナから我慢する気など毛頭なかった。この日のためにセコセコと石を貯めてきたんです。回すっきゃない。法螺貝吹け! 陣太鼓鳴らせ! BGMは当然「采配をふるう者」だ! うおおおおおっ!

 結糸(ガチャチケ)含めて88連でツモ。☆3のすり抜けは2回でカミュとベナウィでした。カミュは先月のイベントでメチャクチャ強くて苦労させられたけど、仲間になった途端そのへんの恨みは忘れてしまった。戦力の欠乏が著しい「遠隔」(後衛)キャラの補充ができたことは素直にありがたい。ベナウィは「近接」(前衛)だけど稀少な盾役だからこれも重畳。結果オーライな収穫であったが、「すり抜けが基本」というピックアップ率の低さだけはどうにかしてほしい。

 最高レアリティの排出率は2%(フェスに当たる「降臨祭」は3%)と、この手のゲームにしては低くない方(高くもない方)だが、肝心のピックアップ排出率がめたんこ低いんですよ。今月前半のネコネ単独ピックアップは「0.4000%」、☆3キャラが5人出たらそのうち4人はすり抜けという凄まじさだったが、今回のトウカPU(厳密にはトウカとネコネのダブルPU)はそれすら凌駕している。ロスフラはピックアップ排出率が固定されておらず、「ピックアップされていないキャラの排出率の2倍」という雑な仕様になっているので☆3キャラが増えれば増えるほどピックアップ対象の排出率がどんどこ減少する「それ本当に仕様か?」と訊きたくなるような変梃ガチャと化しているのだ。12月に行われたカルラPUの頃はまだ「0.5714%」あって、これも充分エグいが今やそれどころではない。トウカ引いた後に提供割合を確認して唖然としました。なんと驚きの「0.3333%」。プリコネのプライズガチャ(0.35%)よりも低い。グラブルは0.3%なのでそれよりゃ若干マシですけど、あっちは天井が前提みたいなところありますから。こっちは青天井なので「出るまで回す」とかそんなの、「相当沼ってるガチャ動画を撮りたい」って人以外は正気を保てないのでは? 天井どころか未だに最低保証も付いてないから「10連回したら全部☆1」なんてグロ画像もちょいちょい顕現します。このへんが改善されることを願って、しばらくはガチャ禁の方針で行こう。使わないと消滅する期限付き結糸以外の恒常結糸と石はすべてキープ。「限定ハクオロ!」とか来ないかぎり当面は我慢できる、はずだ。たぶん。きっと。

 それはそれとして、ホーム画面にトウカがいるのを見るとあっさり心弾んでしまうんだから私もチョロい人間である。トウカはSDキャラも可愛いから使っていて楽しい。文句言いつつもだんだんアプリに対する愛着は深まってきています。サプチケが販売されたらたぶん買っちゃうだろうな、ってくらい。対象は恒常オンリーだろうから引き換えるとしたらウルトリィかな。


2020-02-11.

・アカデミー賞を獲ったということで『パラサイト 半地下の家族』を観に行った焼津です、こんばんは。

 評判めっさ良いから気にはなっていたけどなかなか踏ん切りがつかなくてチケット買うのを後回しにしていたヤツです。だって『殺人の追憶』とか『母なる証明』を撮ったポン・ジュノの新作でしょ? 「ポップコーン片手に観るような映画じゃない」ってムードがビンビンに伝わってくる。そんなわけであまり気乗りせず、近くの劇場で上映されているにも関わらずスルーし続けていたわけですけど、「アカデミー賞四冠!」(作品賞・監督賞・脚本賞・国際映画賞を受賞)なんて景気の良いニュース聞いちゃったせいで「じゃあ観るか」とあっさり掌を返し、すぐに映画館へ向かいました。結論から述べると面白かったです。スカッとする映画ではないんだけど、そんなに身構えなくても楽しめるので迷っている方は足を運んでみることをオススメする。

 ジャンルは……強いて言えばサスペンス? 主人公キム・ギウは家族と一緒に半地下の劣悪なアパートで暮らす、文字通りの下層生活を送っていた。浪人生ながら学力の高いギウは留学する友人の穴埋めとして家庭教師のバイトを引き継ぐことになる。美大に落ちた妹ギジョンに書類を偽造してもらって大学生になりすまし、高台に建つ金持ち一家の豪邸へ潜り込むギウ。この一家に付け入る隙があることを見て取った彼は妹を「後輩」と偽って紹介し、心理誘導とハッタリを駆使して高給で雇わせる。次いで金持ち一家が雇っている運転手を陥れ、解雇されたところで父を新たな運転手として。更に長く勤めている家政婦を追い込み、離職させたところで母を新たな家政婦として。トントン拍子のうちに一家全員で裕福な家庭へ寄生することに成功した。キャンプで金持ち一家が留守にしている間、勝手に風呂入ったり酒飲んだりと我が物顔で豪邸を私物化するキム家の人々。しかし、突如玄関のベルが鳴って――といった具合に前半は『銀の仮面』めいた家屋乗っ取り譚として展開するが、予期せぬアクシデントによって物語はとんでもないところに転がっていく。正直、単純なサプライズ度は低い。「あっと驚かせる」ことを目的としているわけではなく、「あー、あれとあれは伏線だったのか!」と納得させることで異常な事態を「腑に落ちる」ように仕向ける巧妙な構成こそが本作品の肝です。

 ネタバレを完全に避けて感想を書くのは難しいし、未視聴の方はこれ以上読まないでほしいのだが……この映画、「怖い」というよりは「物悲しい」んですよね。嘘をつき、他人を蹴落として利益を得ようとする主人公たちは明らかに悪党なんですが、全員が計画を立てて遂行してみせるだけの能力を有しているにも関わらず、失職中だったり浪人中だったりと、まともな職や身分にありついている者が一人もいない。みな基礎的なスペックは高いし、決して怠惰でもない。なのに能力に見合うだけの仕事がゲットできないから、いちいちこんなショボい悪事に手を染めないといけない。根底に「報われなさ」があるんです。だからと言って一家を応援するような気持ちになれるかというと、そこも微妙である。どう考えたって金持ち一家は被害者だ。庶民の苦境には無頓着で淫らなほど富の匂いを振り撒いているけど、ここまでされる謂れはなくない? と思ってしまう。「広がり過ぎた格差はお互いを人間として扱わなくなる」、その事実を監督は冷徹なまでにフィルムの中へ刻み込んでいる。もうちょっとずつみんなが優しければマシな形に収まっていたのではないか……と考えたりして、とにかく物悲しくなります。

 監督のポン・ジュノはインタビューで主人公に関して「彼のような貧しい人が豪邸を買うのに何年かかるか計算してみたら547年かかるという答えが出ました」と言及しており、観終わった後にそのへんを読み返すといっそう物悲しくなること請け合いです。

・アニメ『マギアレコード』第6話「なんだってしてやるよ」視聴。

 今回のウワサは「月蝕カルマ水」、ではなく「フクロウ幸運水」。原作では「フクロウ印の給水屋」とか「ミザリーウォーター」みたいな名称だった気がする。飲んでから24時間経つと「不幸」が起こる、というものだったがアニメでは「24の幸運を使い果たしたときに不幸が起こる」に変えられています。そうしないと「まずい、タイムリミットが迫ってる!」という状況を作るために24時間経過させないといけなくなるし、尺的に厳しいと判断したのだろう。アプリ版だと「単なるおじさんが『幸せの水』と称していろはたちに謎の液体を配る」という絵面のヤバかったシーン、アニメ版では凝った演出のせいで「おじさん」感ほとんどなくなってしまいヤバさが消滅している。モブ同然の雑な扱いだった「給水おじさん」を「だがそれがいい」と愛していた原作組の多くが嘆き悲しみました。

 さておき、冒頭に出てくる魔法少女たちは「ななか組」や「常盤組」と通称されるチームです。ピンク髪のポン刀少女「常盤ななか」がリーダー格なのでそう呼ばれている。アニメでは調整屋のスケジュールに「常盤さんチーム」と書かれていました。ななかは有名な華道の家元的存在であり、冷静沈着かつ堂々たる立ち振る舞いからファンの間で「組長」なる愛称(?)まで貰っています。得物が刀だし、変身後の衣装が着物(中は洋服だけど)なので、どうしても華道というより極道っぽさが漂うんですよね……マギア(必殺技のようなもの)も「白椿」で、「椿の花の如く一閃で首を斬り落としてやる」と殺意の高いメッセージを込めている。どちらかと言えば善側の魔法少女なのに、想起されるイメージは「武闘派のインテリヤクザ」。一つの鞘に二つの刀を差しており、戦闘スタイルは四乃森蒼紫の「小太刀二刀流」を彷彿とさせる。あまり派手な活躍はしないけど物事を俯瞰で見る落ち着き払った性格がシナリオ的に使いやすいのか、イベントにはちょくちょく顔を出します。交渉能力に優れているため他チームとの折衝役を務めることも多く、市内では割と名前が売れている。神浜ではやちよ、十七夜に準ずる影の実力者。あまりにも貫禄に溢れているせいでファンもときどき忘れそうになるが、いろはちゃんやマミさんと同じ中学3年生です。

 他のメンバー(銀の短髪=志伸あきら、緑髪の子=夏目かこ、青髪チャイナ服=純美雨)もいろいろと設定がありますけど、長くなるので割愛したい。あえて書くとすれば、緑髪の「夏目かこ」ちゃんはマギレコ世界だと「鹿目まどか」の神浜における現地妻……もとい友達だってことですかね。かこちゃんはなにげに顔が広く、各魔法少女の個別ストーリーに出る機会が多い。時系列的にいろはが出演できないところ(いろはが神浜に来る前のエピソード)を彼女が埋めている感じです。ななか組は長らく4人チームでやってきたけど「もう1人くらいメンバーが欲しい」からと、魔法少女間で「腕は立つ」という噂の傭兵「深月フェリシア」を5人目候補として試験的に採用してみる。が、指示を無視して先走る協調性のなさから「いくら強くてもこれじゃチーム全体を危険に晒しかねない」と伝説の不採用通知。ななかは善意から「フェリシアは強いけど危なっかしい、組む場合は充分注意するように」という忠告を周囲に発するが、影の実力者ゆえ過剰なほど情報が出回ってしまい、アプリ版だと本編の時点でフェリシアを雇おうとする魔法少女はほとんどいなくなっています。初対面のいろは相手に雇え雇えとガツガツ来るのはこのせい。ななか組の中でかこちゃんだけは同い年であるフェリシアの行く末を案じており、チームから離れた後も彼女のことを気にかけていた結果ある重要な事実を知ってしまう……が、このへんは本編で触れられる機会もないだろう。とりあえずフェリシアが「魔女を一匹残らずぶっ潰す」という怒りで駆動している魔法少女だと認識していただければ当面はOKです。得物は巨大なハンマー、ゴチゴチの前衛職なんで映像的には見栄えがイイ。

 いろはとフェリシアが出会った「工匠区」は東側のテリトリー、参京区からだと中央区を通過しているはずなので、いろはちゃんは結構な距離をテクテクと歩いてきたことになる。「東に行くな」と言われていたけど、神浜の地理に疎いいろはちゃんはどこからが「東」に該当するのかピンと来ないのだろう。そんないろはちゃんに対してまるで東側の魔法少女みたいに警告しているフェリシアですが、彼女の出身は「南凪区」で通っている学校は「中央区」だから別に東側というわけではない。そもそも傭兵に西も東もないっちゃないんですが。で、ここ、本来なら工匠区の魔法少女たちが「どこ中だテメー」と絡んでくるべき場面なわけですが、そういう展開にはなりません。魔女は増えすぎだし変なのは湧くしでもはや縄張り争いをしているような状況ではないのだ。

 6話ではまどマギから杏子もゲスト出演。家族を喪ったフェリシアと若干重なる境遇なので、そこらへんを意識しての配役だろう。杏子のテリトリーは「風見野市」だが、マミさんの死後にわざわざ見滝原へやってくるぐらいだからもともと狩場としての旨味はそんなにないんじゃないかと思われる。アプリ版ではいろはやフェリシアと一緒に水を飲んでいるが、アニメ版だと水を飲んだかどうかも現時点ではハッキリしない。杏子が水を飲むシーン削られたのは「あそこでいろはたちと絡むと掛け合いの量が増えて尺に収まらない」みたいな理由ではなかろうか。幸運水のウワサを拡散する使い魔のようなもの(一般人はアレを「知り合いの誰か」として認識するが、後から思い出そうとしても「誰だっけ?」になる)を発見した一行は尾行してウワサの居所を突き止めようとするが、行く手を阻むようにフードを被った複数の魔法少女たちが姿を現す。彼女たちこそが秘密結社「マギウスの翼」、いろはちゃんの敵となる存在です。必ずしも悪意で行動しているわけではなく、むしろ善意の押し付けみたいな原理で動いており、実態としてはカルトに近い。ちなみに「マギウス」というのは組織の指導者めいた立場に位置する魔法少女を指す言葉であり、彼女に従う下っ端の構成員たちを「マギウスの翼」、あるいは単に「翼」と呼ぶ。秘密結社ゆえ正式名称というものがなく、文脈によって「マギウス」が組織全体を指す場合もあり、このへんちょっとややこしい。今のところは「マギウス=超すごい魔法少女」「翼=モブ扱いされる程度の魔法少女」と受け取っておけばいい。神浜においてマギウスの翼は「ここ半年くらいの間に台頭し始めたカルト勢力」であり、実力のない弱い魔法少女たちがどんどん取り込まれているって状況です。「翼」の大半は神浜の魔女に太刀打ちできず、群れ集いマギウスの手足として働くしか生存の道がない哀れな下層クラスの魔法少女たちなのだ。うん、それにしても「どんだけいるんだよ、神浜の魔法少女」って話なんですが。いくら何でも多すぎでしょ。

 さておき、マギウスの翼はウワサを管理し、ウワサに近づくものを遠ざけようと組織ぐるみで動いています。ウワサによって一般人が犠牲になろうともお構いなし。やってることは完全に悪役ながら「魔法少女の救済」をお題目として掲げ、いろはちゃんたちに問答無用で襲い掛かってくるような真似はしない。説得で済むなら説得で済ませたい、というのが彼女たち弱い魔法少女の思惑なんです。なのでもっとも攻略しやすいフェリシアを優先して口説きに掛かっている。「すべての魔女を潰す」ことが最優先課題のフェリシアは雇い主に対する忠誠心を持ち合わせておらず、マギウスの翼どもが囁いてくる甘言に乗る気満々の姿勢を見せたところでEND、次回に続きます。まさかななか組全員が出てくるとは思わなかったのでビックリしましたね。いっぺんに出てきたからアニメ組の人は混乱しただろう。ゲーム的なことを言うとななか組メンバーはレアリティの高くない魔法少女ばかり(あきらとかこが☆2、ななかと美雨が☆3、つまり☆4魔法少女が一切存在しない)ゆえ所持済のプレーヤーが多く、誰しも一人か二人は愛着のある魔法少女がいるグループなんですよ。それが僅かなシーンとはいえ活躍したわけだから嬉しくならないはずがない。ななか組の個別ストーリーは「飛蝗」と名付けた魔女を追う筋立てになっており、イベント「散花愁章」で因縁の決着がついたのだが、このへんは本編より前の出来事なんでアニメで描かれることはまずないだろう。「散花愁章」は複数のエピソードが絡み合うある意味でマギレコの総決算めいた話ながら、時系列の問題でいろはちゃんの出番がまったくない「映像化が絶望的」なシナリオである。マギレコのアニメが超絶ヒットすれば『マギアレコード/ゼロ』みたいなタイトルで制作される可能性とてなきにしも……いや、なさそうだな、うん。

 エンドカードに登場するのは双子の魔法少女「天音姉妹」。このふたりはたぶん次回に出てくるだろうから解説はやめておこう。初見だとほとんど見分けがつきませんが、口調と胸の大きさが違うのでやってるうちにだんだん判別がつくようになる。水着バージョンが出るくらいには人気のあるキャラなんですけども、よく考えるとOPにはいないんだよな……ん? もしかしてアニメでは黒江ちゃんと天音姉妹のポジションをすげ替えるのか? ファンサービス的な目線を抜きにするとあの姉妹は本編のストーリーを語るうえで必須というほどではなく、魔法少女になった経緯も込み入っていて扱いが難しいところはある。存在ごと消されることはないにせよ、天音姉妹のセリフがほとんど用意されていないパターンは想定されうる。「大筋は同じだけど細部は異なる」のがアニメの特徴だから原作プレー済でも「次回はどうなるんだろう」ってドキドキするわ。ほか、小ネタとしてはサントラに収録されたボイスドラマ「うん、水徳湯に行こう!」の舞台「水徳湯」や、第二部で時女一族の活動拠点になる「水徳寺」も短いカットながら映っています。なお「寺生まれの涼子」こと「南津涼子」が育った寺はまた別らしく、時女一族のネットワークはいったいどれだけ広大なのか気になるところだ。

【予告】期間限定イベント「バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン 〜紫式部と5人のパリピギャル軍団〜」開催予定!

 更新直後、トレンド上位に昇った「清少納言」の文字列ですべてを察しました。というわけで「キラキラのアーチャー」の真名は『枕草子』で有名な清少納言さんです。去年のバレンタインに紫式部を実装したのはこのための布石だったんだな、と得心した次第です。感情や感動を言葉に乗せて飛ばすからアーチャー、みたいな感じ? 「イルカを飛ばすからアーチャー」よりは穏当な気がする。ただ、真名が清少納言だからといって清少納言本人かどうかはわからないのがFateなんですよね。佐々木小次郎という名のNOUMINがいたり、自称弁慶の常陸坊海尊がいたり、「クラスがライダーのときは身長が縮む」と暗に別人であることを仄めかすナポレオンがいたり。宝具名が「枕草子・春曙抄」という『枕草子』の注釈書になっているのも少し怪しい。「正体は北村季吟(江戸時代の国文学者)で、CVも男性声優のバ美肉おじさんでは?」なんて奇天烈な予想も立っているほどです。極論、この恰好(ナリ)で男という可能性もゼロではない。「女性サーヴァントのみが対象となる」という謳い文句のバレンタインガチャで新規ピックアップサーヴァントが男性だったら普通は暴動モンだろうが、割と最近バレンタインイベントで女装少年をピックアップしたゲームもあったからな……。

 イベント名は『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』を意識したものか? って冗談で書くつもりだったけど、案外これがありえそうだから困る。ともあれ去年に引き続き紫式部がイベントシナリオに出演することは確定となりました。史実では清少納言をかなりdisっている(ポジショントークだったという説もある)紫式部だが、果たしてFGOではどうなるのか。あからさまに与太っぽいイベントながら、「紫式部は安倍晴明から呪術の手ほどきを受けている」ことを考えると、清少納言が他の誰か……それこそ蘆屋道満から何かを教わった設定になっていて陰陽代理戦争に突入するパターンもあるか? でも清少納言は法師陰陽師のお祓いについて「見苦しきもの」と書き残しているから、その代表格である道満に師事するのはさすがに考えにくいか。弓削是雄とか鬼一法眼は時代が重ならないし、あるとしたら賀茂光栄あたり?

 日替りピックアップ召喚は数が多すぎてスケジュールを把握するのもひと苦労だ。目玉となる清少納言は限定の☆5アーチャーとして実装されます。ATK寄りのユニットで、数値的にはナポレオン以上イシュタル未満。全体Q宝具アーチャーという稀少なポジションだが、その稀少な全体Q宝具アーチャーはこないだのクリスマスイベントで配布されたばかりなんですよね……これまで全体弓は例外なくNPチャージスキルを持ってきたから清少納言もそれ系のスキルが備わっているはず。何にせよ、私が今回のガチャで一番欲しい「ミッドナイト・テンション」は☆3礼装なので安心して見送ることができる。

 ちなみにバレンタインの翌日である2月15日には『枕草子 平安女子のキラキラノート』という子供向けの本が発売予定とのこと。あまりのタイミングの良さに笑ってしまった。

・拍手レス。

 かえでのドッペルがここで登場したのも驚きましたが、その相手が落書きの魔女というのがまた衝撃でした>アニメマギレコ 本編では使い魔のみ登場、PSPゲームで初登場と来て、数年越しにテレビ進出とは
 アプリには出てこないので他のファンが指摘するまで「オリジナルの魔女か?」と思っていました。魔女関連の設定はだいたいイヌカレー担当だから今後もいろんなネタがバンバン供給されるかもですね。

 マキナのヴァレンタインは「タマは守りたい。でイメージ固定されちゃってるからなあ……
 バレンタインとかの季節系イベントは正田崇以外のライターが書く予定だったらしいし、実際はネタ要素あんまりなかったのかも……と考えるだけで虚しくなる話題だ。


2020-02-06.

・アニメ『マギアレコード』、いろはとやちよが一つ屋根の下で寝起きして「遂にいろやちが始まる……!」と歓喜している焼津です、こんばんは。年の差百合はロマン。

 やちよさんが住んでいる屋敷は「みかづき荘」というアパートで、オーナーは彼女の祖母ですが、実際の管理はやちよさんが行っているため「やちよさんの所有する建物」と認識しても構いません。大学生であり現役モデルでありアパートの管理人であり魔法少女でもあるやちよさん、設定盛り過ぎでは? 今回は一泊したただけですが、やがていろはちゃんは神浜の学校へ通うため正式に一室借りることになります。アパートと言ってもやちよが管理を引き継いだ時点では下宿人が誰もおらず、ほぼ民家に近い状態である。訳があって家に帰れず住所不定になっている魔法少女を受け容れたりもするので「マジカル児童福祉施設」といった趣があります。杏子も成り行き次第ではみかづき荘に住むことになっていたかもしれないな……。

 今回の見所は「ソウルジェムの濁ったいろはから出てきた魔女のような何か」と「登場即ティロフィナーレのマミさん(with敬語)」でしょうが、原作組からすると「いろやちの前に立ちふさがる過去の女(みゆふ)……!」でしょうね。アプリだとキャラがSD化されているせいでみふゆさんの巨大チャクラムみたいなウェポンもそれほど目立たないけど、アニメの頭身でやられると「殺意高くて怖っ」ってなる。サブタイにもなっている「あなたが割って入る隙間なんてないんですよ?」という威嚇じみたセリフも修羅場の匂いプンプンでオラワクワクすっぞ。そんなみふゆさんの幻影へ槍を突き込むやちよさんから漂う殺し愛のスメルも香しい。喪失を受け容れるためにみふゆを探し続けるというやちよさんの悲壮さに胸打たれるが、このへんネタバレを避けて語るのが難しいな……とりあえず、やちよさんのみふゆに対する未練は深い、ということだけ把握してほしい。そして「使う人がいなくなったけど捨てられないマグカップ」が複数あることにも注目していただきたい。魔法少女になるって、そういうことよ。

 「いろはから出てきた魔女のような何か」は、関係者(何の?)の間で「ドッペル」と呼ばれているものです。ドイツ語であり、英語だと「ダブル」になる。本来ソウルジェムが濁り切った魔法少女はまどマギ8話のさやかちゃんみたくソウルジェムの外殻が砕け散ってグリーフシードへ変貌、同時に魔女を形成し、肉体の方は単なる抜け殻として取り残される――という感じになりますが、いろはのソウルジェムは砕け散っておらず、抜け殻になるはずの肉体と繋がるような形でドッペルを発生させている。ドッペルは「いろは固有の能力」ではなく「神浜特有の現象」であり、それを説明するためにCパートでかえでもドッペルを出しています。ゲーム上はMPというゲージを200まで貯めたときに使用可能となる、言うなれば超必殺技であり、そこまで貯めるのはかなり大変なぶん威力は凄まじく強力です。「ドッペル解放クエスト」というものをクリアするのが条件だから、ガチャで該当する魔法少女を引いてもすぐに使えるわけではない。運用のためにわざとドッペルを解放しない(解放するとMP200のときドッペル1回しか撃てないが、解放していなければマギアが2回撃てる)人もいます。ドッペルはいくつかの種類に分類でき、いろはやかえでのように年少の魔法少女は比較的人間っぽい部分が残る傾向にありますが、年長の魔法少女(誰とは言わないが)や精神的に成熟・老成した子は自己とドッペルの区別がほとんどなくなり、まるで一体化したような見た目となる。そしてドッペルを出した後はスッキリしてソウルジェムの濁りが消え、キレイキレイになるわけだ。魔女になることもなく、濁ったソウルジェムが浄化されるわけだから「いいことづくめじゃないか」って印象なんですが、ドッペルには不明点が多くノーリスクとも言い切れないので「乱用するべきではない」という意見もあります。ドッペルは自己の暗部、それこそイドを覗き込むようなものなので、イドに覗き返されても自我を維持できるだけの胆力がないと呑み込まれてしまいかねない。

 ドッペル無双によりウワサは瞬殺。今回倒したマチビト馬は「(幻覚とはいえ)会いたい人に会わせてくれる」=「願いを叶える」性質のウワサで、「願い(希望)の力で戦う」魔法少女の攻撃をほとんど無効化するという厄介な耐性がある。いろは、やちよ、鶴乃の攻撃がまったく通じなかったのはこのせい。ウワサは「自身と同質の力をレジストする」特徴を持つ反面、自身の対立項となる力には弱く、それが明確な弱点となる。マチビト馬の場合は「呪い」への耐性がなく(ゲームでもだいたい光属性で現れて闇属性の子に倒される)、いろはのドッペル相手には成す術がなかった。「ドッペルは願いではなく呪いの力」だとこの時点で既に暗示されている。ちなみに絶交階段の性質は「不仲」で、仲の悪い魔法少女たちが何人集まっても有効打を与えられないのに対し、対立項となる「絆」が結ばれた魔法少女たちで連携すれば割と楽に倒せる。なお性質だの耐性だのはごく初期に使われていた設定であって今後はどんどん忘れ去られていきますから、別に覚えなくてもいいです。

 そして皆さんお待ちかね、マミさんが例の曲とともに大技「ティロ・フィナーレ」をブッ放す! いろはのドッペルをズドンと吹っ飛ばしたのは笑ってしまった。何あのバカげた火力。やちよや鶴乃相手に敬語で話しかけるマミさんが非常に新鮮でしたが、ああ見えてマミさんはいろはやレナちゃんと同い年なのでやちよや鶴乃は普通に年上なんですよね……相変わらず強キャラ感が半端ないので「まだ中学生」という事実を失念しそうになる。ゲームではいろはを「人間型の魔女」だと信じて疑わないマミさんと一戦交えることになりますが、アニメでは割と大人しく引き下がりましたね。尺の関係もあるんだろうが、細かいところでアプリ版とはいろいろ変わってきているのでいずれ展開そのものが別物と化す可能性も膨らんできました。それにしても黒江ちゃんは出番なさすぎで「あのキャラは幻だったのか?」という気さえしてくる。来週から新しいウワサを追うことになるけど、そこで顔を出す……かな? みんな大好きあのキャラも登場するのでお楽しみに。

 アプリの方のタワー踏破型イベントは気合と根性でどうにか踏破しました。思った以上にキツかった……メインクエストは単騎運用もできるから余裕の1ターンキルで攻略的には特筆する要素がなかったものの、チャレンジクエストは後半に進むほど難易度が跳ね上がっていき、途中で詰まりかけたほどです。私ちょっと勘違いしていたみたいですが、マギレコのタワー踏破型イベントってボス戦がネックになるんじゃなくて、「ボス戦以外の上階」が真の障害ポイントなんですね……ボス戦は全滅しても与えたダメージが引き継がれるからアマゾネス・ドットコムのクレーム対応と一緒でひたすらゾンビアタックしていればそのうち倒せますけど、ボス戦以外は与えたダメージが引き継がれず、全滅すれば振り出しに戻るため必ず1凸で突破しないといけない。石割りコンティニューも不可であり、ほとんどネロ祭みたいな高難易度ラッシュとなっています。「全滅覚悟でひたすらMPを貯め、復活時にマギアやドッペルを一斉射出」が基本戦術となりますが、「MPを貯めるための編成」と「マギア・ドッペルをブッパするための編成」を分けて用意せねばならず面倒臭い。マギレコは「メモリア」という装備品(FGOの概念礼装みたいなもの)を複数付けられる関係もあって最適な編成を考えるのに手間と時間が掛かります。メモリアの装備数は魔力解放(宝具レベル上げのような手順で行う限界突破)の回数に応じて変わるから凸数が違うと組み直さなきゃいけなくなるし、「専用メモリア」と呼ばれる絆礼装みたいなアイテムも付け直しが必要になるのでとにかくチマチマした作業を延々と繰り返すことになる。ステージ数はアマゾネス・ドットコムの半分以下なのに、苦痛度はこちらの方が遥かに上でした。「楽しい」と感じる場面はあまりなく(強いて言えば普段あまり見る機会のないドッペル演出をたくさん見られたくらいか)、ほとんど意地でクリアしたようなもんです。

 特に難関だったのがチャレンジクエスト39。エネミーはかりんとなぎさの二人だけで一見楽に突破できそうなステージなんですが、かりんは毎ターンMP減少を撃ってくるうえ通常攻撃を確率回避、なぎさは防御無視攻撃を連発するうえHP0にしてもガッツスキルで耐えるなど、かなり厄介なクエストです。ここで匙を投げたプレーヤーも少なくないと聞く。一番困るのは「毎ターンMP減少を撃ってくる」点ですね。これのせいでなかなかMPが貯まらず、下手すると開始前よりも減っていることさえある。自力攻略を諦めネットで検索したところ、攻略法は主に2つありました。一つ目は「無限魅了嵌め」、かりんとなぎさは魅了耐性が低いので魅了コネクト持ち2人と盾役1人を編成し、盾役が落ちたところで魅了コネクトを飛ばし合って延々と足止めし削り殺す。時間は掛かるし途中で事故る(ディスク運が悪くてコネクトが途切れる)恐れもあるけど、MP0からでも攻略できるため下準備の必要がないのが利点です。難点は、魅了コネクト持ちが稀少でフレから借りられない形式のイベントだとそもそもハメ技として使えないってことか。否応なく没。二つ目は、「かりんがMP減少撃ってくる前にリタイアして少しずつMPを貯める」です。下準備に時間が掛かったものの、MPが貯まり切ってしまえば突破は一瞬でした。後は特に詰まるようなところもなく、ボス戦で貯めたMP使ってマギアやドッペルを「目標をセンターに入れてスイッチ」くらいの感覚でブッパし続けるだけ。登頂したときは達成感よりも「やっと苦行から解放される」という安堵感の方が強かった。古参プレーヤーに聞くと「これでも易しくなった方だよ」らしいから過去の踏破型イベントはどんだけ……もしまた踏破型イベントが開催されたら、次は早い段階でリタイアするつもりです。

 正直この踏破型イベントのせいでかなりモチベ下がりましたが、アニメ記念の無料10連で「智珠らんか」が当たったのですぐに持ち直しました。我ながら現金なヤツだ。らんかは☆3なのでレアリティはそこまで高くないけれど、割と最近(今年の1月17日)に実装された恒常キャラで、思ったより早く手に入れることができて嬉しかった。黒ロングに赤瞳という容姿も好み。ゲーマーキャラであり、魔法少女になるとき叶えた願いもゲーム関係という徹底ぶり。コントローラーを手に持ってUFOキャッチャーのアームみたいなもので攻撃するという何だかほのぼのする見た目だが、かつては強者の腰巾着として振る舞い弱者を虐げていた暗い過去を持つ。その状況から救い出してくれた「大庭樹里」という魔法少女を慕っており、樹里が地元で失脚しかけたときも見捨てず彼女に付いていった。ミスド(PROMISED BLOOD)の情報収集担当として神浜市に潜入し、現地の情報を二木市の本隊に送っていた子です。個別ストーリーは神浜で魔法少女に関する情報が得られず焦っていた時期にかもれ(かえで、ももこ、レナ)の3人と出会うエピソードが綴られる。好戦的で喧嘩っ早い性格をしており、ゲーセンでレナとやり合うシーンは『ゲーミングお嬢様』のような雰囲気があった。ゲーミング魔法少女。ユニットとしては火属性/ブラスト3枚/アタックタイプで、杏子ちゃんの簡易版ってなところ。今まで火のB3枚持ちは杏子(および水着杏子)しかいなかったので、杏子未所持勢にとっては干天の慈雨である。精神強化解放済なので、☆3とはいえ育て甲斐もあります。いずれ☆5覚醒が来ると信じて、デスティニーボトル系のイベントが始まったらどんどん凸っていくつもりだ。勝利ポーズのイキってる感じがすごく好きです。

『メギド72』、バレンタインイベント「カカオの森の黒い犬」開催中

 ヴァイガルドで王都を中心に大流行している「チョコレート」、あまりにも多くの人が欲しがるせいですっかり品薄になっていた。「チョコレートはカカオという植物から作られるって話だし、辺境まで出向いて直接カカオを取って来ればいいのでは?」と思いついたメギドたち、だが彼女たちの他にもカカオを奪取せんと暗躍する黒い影が……ってなふうに本編でもちょくちょく出てくるサタンの使いっ走り「黒い犬」について掘り下げるエピソードです。今回配布キャラはなし。代わりにミッション報酬でオーブが貰えます。

 新登場するメギド「スコルベノト」が女装少年キャラということで一部界隈が熱い視線を送っていたが、蓋を開けてみると度を越した臆病さ&身勝手さに「女装とかそういう問題ではない」「新たなクズの誕生だ!」と話題沸騰。追い詰められてみっともなく命乞いしたうえに仲間の情報をベラベラ喋るモラルのなさ、「名もなきモブメギドか?」と目を疑うレベルです。態度が卑屈なくせして変に我が強く、「カワイイ」という概念(感情?)を平然と他者に押し付ける。「理解されない」と嘆きながら他者のことを理解しようとする気持ちは希薄。とことん自分本位、なのに信念を貫き通すだけの芯の強さもない。イベントシナリオを通して守りたいものが「自分自身」から「『カワイイ』という自分の価値観に賛同してくれる人々」に広がりましたが、まだ「他者を理解しようとする」域には達しておらず、これからの成長を信じて見守るしかない状態です。幼児的な性格を丁寧に描いているせいで拒否反応を示す人も少なくない。個人的に面白いキャラだとは思うが、好きかと訊かれると返答に窮するタイプだな。敵に回すよりも味方にする方が危ない奴って印象だし……。

 イベントとしても、ロクサーンの迎える末路が悲惨で目を吸い寄せられるため、スコルベノトの存在感は薄らいでしまった。一見すると丸く収まっているようなんですけど、エロゲーやエロ漫画の快楽堕ちしたヒロインを指して「本人は幸せそうだしいいんじゃない?」と言っちゃうようなヤバさを感じる。社会的な立場や本来の人格が崩壊した末に辿り着いたカナン、そこは本当に約束の地なのか? 乳と蜜さえ流れていればそれでいいのか?

 最後にガチャ報告。今回のサバトで石を使い切るつもりだったけど、初回割引の単発であっさりスコルベノトが出たことから続行しようかどうかだいぶ迷った。目玉のピックアップを引き当てたんだから冷静に考えればさっさと撤退すべきなんですが、今回のテルミナスPU枠には「アスラフィル」という私の一番欲しいメギドが入ってるんですよね。音楽好きでグシオンちゃんと仲睦まじい子。かわいい。ただし排出率は0.35%という鬼のような低さ。いまいち気が乗らず先にイベントをやって、ひと通り終わったところで「クリア記念」と称して10連回したら召喚成功。超絶嬉しかったです。これでもう当分ガチャを回す予定はなくなったし、去年からキープしていた〆チケをようやく使ってリジェネゼパルと交換しました。この衣装だとおっぱいのでっかさが目立つな、ゼパルちゃん。今回のバレンタインイベントはカカオ集めの周回が面倒臭いうえ、作成したチョコが霊宝扱いのため編成画面で着脱できずわざわざ強化画面まで遷移しないと付け外しできない煩雑な仕様(FGOで喩えると「今回は概念礼装ではなくコマンドコードにイベント特効が付きます」と言われるぐらいのダルさ)になっていますが、欲しいキャラが続々と手に入ったことで「もう少し頑張ろう」って気持ちが湧いてきました。

『うたわれるもの ロストフラグ』、新イベント「亡國の双姫」開催中

 「剣奴の灯火」から2ヶ月、やっと供給された新たなシナリオ付きイベントです。ロスフラは一個一個のイベントの開催期間が1ヶ月くらいあるため、たった1回シナリオなしのイベントが挟まるだけで2ヶ月も間が開いちゃうんですよね……その間に本編の配信もあったけど、とにかく「やり込むようなコンテンツがほとんどない」ため虚無期間の長いアプリとなっています。でもセールスは意外と好調みたいで、「半年と保たずにサービス終了」コースは回避できる見通しだ。ログボの画面にもボイスが付きました。たったそれだけでも雰囲気がぐっと華やかになるからボイスは重要。

 さて、今回のイベントのメインキャラは「ネコネ」です。ピックアップの目玉として実装されていますが、ピックアップ終了後には恒常入りする模様。すごく欲しいってほどじゃないけど、可愛いから2月分の結糸(ガチャチケ)くらいは突っ込んでもいいかな、なんて考えていましたがイベントシナリオを読み始めるやそんなノホホンとした気分はすぐに跡形もなく吹っ飛びました。こ、この周囲にうっすらと漂ううっかり侍の気配……間違いない、妖怪人形おいてけ! ではなくエヴェンクルガの武人(もののふ)「トウカ」です。まさかこんなに早く投入されるとは読み切れなかった。某としたことが……! いや、今回は単なる顔見せだけという可能性も……って、既にSDモデルが完成しているうえ「お試し」とばかりにトウカを編成してプレーするステージがいくつもあるやんけ! こりゃほぼ確実に後半のピックアップはトウカですわ。ネコネのPUが14日の午後2時前に終わるから、そのタイミングで切り換えだろう。2月結糸は全部そっちに注ぎ込むこととなりました。一応トウカ実装に備えてコツコツ石は貯めていたから100連以上回せますが、ロスフラはピックアップの排出率が低いのでそれだけあっても不安は拭えない。今やってるネコネの排出率なんて0.4%ですよ……テルミナスメギドか?

 ストーリーは依頼を受けて尚武の国「クナシコル」にやってきたアクタたち一行が皇(オゥルォ)の後継者を巡るお家騒動に巻き込まれて……というもの。イベントシナリオを全部読むと謎の少女剣士「イヌイ」が仲間になります。うたわれ恒例「にゃも」の系譜に連なる新たなデブも出てくるぞ。過去作を知っている人がプレーすると「これってもしかして?」な要素が鏤められているイベントであり、予想外の角度から降ってきたネタに動揺するかもしれない。ただ、ロスフラがどういう世界なのか細かい設定が明らかになっていないため「○○○と×××は世界線が違うのか?」などといった疑問点は解消されずに蟠る。てっきりグラブルのコラボイベントみたいに「時空を超えて訪れた既存のうたわれキャラたちが『そういう事情なら仕方ない』と一時的に力を貸しているだけで、問題が解決したらそれぞれ元の世界へ戻っていく(帰還後はロスフラでの出来事を忘れてしまうか、記憶が曖昧になる)」タイプの話かと思っていたが、そうではないのだろうか。そもそもイベント開始時点でアクタたちとネコネが顔見知りのように親しく言葉を交わしているが、本編にネコネはまだ登場していないので「どういう経緯でネコネが仲間になっているんだ?」と訊きたくなります。トウカに関しては今回のイベントで知り合った形になるが、クナシコル云々は本編の方にも絡んでくるんだろうか……とにかくロスフラに対して言いたいことは「本編の続きを早く」ってこと、これに尽きますね。

・拍手レス。

 黒白のアヴェスターすごく面白い。これがゲームでプレイ出来てれば…と思ってしまいます。
 「パンテオンが無事にサービスインした世界線」をついつい想像しちゃいますね。もし順調に続いていたら今頃はバレンタインイベントのお知らせが出てる頃かな……波旬が「俺のチョコは旨かったかァ?」とか言い出したりマキナが「俺を引き留めるならあと二十万はカカオを持ってこい」とか言い出したりするんだろうか。



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