Method of Entry

あんまり扉を信用しない方がいい。
"こちら"と"むこう"で、
どれだけの違いがあるのやら。

 


アバウト

日記ログ

SS

テキスト

いただきもの

リンク



リレー小説「魔法少女忌譚修」(第13話−10/12)


2021-02-21.

・既に開催終了したイベントなので今更言及するのもアレですが、『プリンセスコネクト!Re:Dive』の3周年イベント「絆、つないで。こころ、結んで。」でちょっと涙腺が緩んでしまった焼津です、こんばんは。

 前編と後編に分かれた比較的長めのシナリオで、「周囲から自分にまつわる記憶が消えていく」という『ONE〜輝く季節へ〜』みたいな状況に陥ったコッコロが「美食殿」のみんなに迷惑をかけないよう(忘却現象の原因が精霊で、このままだと制御できなくなって周りに危害を加えてしまう恐れがあるため)何も告げずに街から去る――という、長年プレーしてきたファンがショックを受けるような展開で前編が終わる構成となっています。アニバーサリー衣装である「儀装束」がまったく登場しないまま話を区切るという大胆な決断を下している。普通はガチャを回させるために冒頭で「じゃじゃーん! これが儀装束です!」とお披露目するパターンのはずだが、プリコネの運営は「儀装束? ああ、後編で出すよ」とまるでプレーヤーが後編まで付いてきてくれることを確信しているかの如き鷹揚極まりない態度で接してくるのだ。悲しい幕切れの前編をやってしまったらハッピーエンドになることを願って後編をやらずにはいられないから、正しいっちゃ正しいのだが……「美食殿」のもとから旅立ったコッコロがメンバーたちの幸せを祈って日記を書くという完全に泣きゲーのメソッドを使ったあざとい演出まで仕込んでおり、『それは舞い散る桜のように』とか『秋桜の空に』直撃世代としてはハンカチを片手にするしかなかったです。よりによってコッコロちゃんにこんなヒドい仕打ちをするなんて、面白おかしく愉快なノリのアニメから入ってきた新規層を取り込む気がないのか? とスタッフのSANITYを疑いましたわ。とはいえ、「久々に気合の入ったイベントシナリオが来た」と嬉しくなりましたね。読むのサボっていた第2部のシナリオも久々に再開したくなってきた。シェフィがまともに喋れるようになっていて驚いたんだけど、今はいったいどんな展開を迎えているんだろうか。

・最近は『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』を読んだ。

 悪役令嬢モノで、タイトル通りの内容です。冒頭は完全に「はめフラの亜流」という感じだったが、「原型」の外道ぶりがカタリナを超越しているためシリアス度が高め、コメディ要素はやや薄めとなっています。ひぐらしで喩えると「カタリナ(オリジナル)」が鉄平クラスであるのに対し、こっちの主人公の大元は三四レベル。母親へ深い愛情を抱いている攻略対象を騙して隷属させ、彼自身の手で母親を殺させる(そうしなければならない理由があったわけではなく、ただ絶望する彼の顔が見たかっただけ)など擁護不可能な行為の数々を仕出かしている。そのため転生して意識が混ざり合った主人公の抱く罪悪感も強い。「断罪ルートを回避しよう」と足掻くのではなく「いつか来るかもしれない断罪の日に備えて布石を打っておかねば」と奔走するタイプです。最良の選択肢は「模範的な女王となって善政を敷き断罪される必要がない未来に辿り着く」ことなんですが、この主人公は自分のことをあまり信じていないので「いつか正気を失うかもしれない」「あっさり道を踏み外してしまうかもしれない」「運命の修正力によって断罪は不可避かもしれない」と恐れており、もし自分が原作通りのラスボス女王になってしまっても大丈夫な体制を作っておこうと画策する。読んでいて既視感を覚えたが、アレだ、ウィツァルネミテアだ……「我を滅せよォォォォ!」と叫ぶプライド様(ラス為の主人公名)を幻視してしまった。ゲームの都合上ラスボスであるプライド様はか弱い女性に見えてメッチャ強い設定になっており、武力的な意味で活躍するシーンもあります。はめフラの亜流ではあるんだけど、ここまで味付けを変えたら別の楽しみ方ができるな、と受け容れました。あとがきによると連載開始当初からエンディングを決めていたそうなので展開が迷走することもたぶんないだろう。2巻以降も読みます。

 さて、以下はラス為とあまり関係ない余談です。この作品は「アイリスNEO」という一迅社文庫アイリスのソフトカバー(いわゆる文芸)レーベルから発刊されているのですが、女性向けということもあってあまりチェックしていない分野だな……よし、ちょっと調べてみるかと思い立ちました。まず、源流である「一迅社文庫アイリス」(以下アイリスと略す)について語っていこう。アイリスはライトノベルレーベル「一迅社文庫」の女性向けバージョンとして2008年7月にスタートしました。一迅社文庫が2008年5月創刊なので大して間は空いていない。一迅社文庫の方は2016年12月に出た『折れた聖剣と帝冠の剣姫4』を最後に休刊してしまったが、アイリスの方は現在も続いている。2015年から刊行を開始してアニメ化で幅広い注目を集めたヒットシリーズ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の貢献が大きいのだろう。なにぶん女性向けなので、はめフラ以前の本はほとんど買ったことがないです。葉山透のルーク&レイリア新作『マグノリアの歌姫』ぐらいか? ソフトカバーレーベル「アイリスNEO」が創刊したのは2015年11月、ちょうどはめフラの書籍版が刊行開始した頃ですね。「小説家になろう」とのタイアップ企画である「一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞」の受賞作を刊行するために立ち上げたっぽい。件の賞は第9回までやった後で「アイリスNEOファンタジー大賞」と改称しており、その第1回で「金賞」(上から二番目の賞)を取ったのが『ラス為』です。アイリスNEOの総冊数は130冊程度、正確に数えたわけじゃないがネット書店で検索するとそれぐらいヒットする。一番長期化しているシリーズは『魔法使いの婚約者』、剣と魔法の異世界に転生した少女が天才魔法使いである絶世の美少年と婚約してあれやこれや、という話で最新刊は11巻

 リストを眺めていくと2015年や2016年の時点ではまったく存在しなかった「悪役令嬢」という単語を含んだタイトルが2017年を境にドコドコと増えていくのが興味深い。ジャンルとしての悪役令嬢ブームは2015年あたりから始まっているのですが、商業方面で本格化したのが2017年あたり。2018年になると各種悪役令嬢モノのコミカライズが始まって受容する世代は一気に広がりました。今や毎月複数冊の悪役令嬢モノが刊行されており「バブルか?」って状況です。パターンが出尽くしたせいでだんだん大喜利みたいになってきている。まだ刊行されていない『残念令嬢』は4人の悪役令嬢(全員転生者)が登場し、シナリオの強制力に逆らえず3人目が敗北したところから始まる。これまでの3人は国外追放や修道院送りで済んだが、ラスト令嬢たる4人目は「獄中で謎の死を遂げる」悲惨な運命が待ち受けており、何が何でも断罪を回避しようと死に物狂いで足掻く。頭のおかしい残念令嬢を装うことで本来のルートから外れようとするが……と、ハイコンテクストすぎて悪役令嬢モノを嗜んだことのない人が読めは戸惑いそうだ。

 ちなみに。一迅社文庫が休刊したのは先述した通りですが、現在は「一迅社ノベルス」というソフトカバーレーベルがあってここから男性向けのライトノベルも刊行されています。創刊は2017年8月。最近は毎月新刊が発売されているけど以前は不定期に出る仕組みだったこともあり、存在があまり認知されていないマイナーレーベルだ。総冊数は20ちょっとだが正確な数字はわからない。公式サイトの一覧に『乱躁滅裂ガール』のノベライズが載っていないなど、そもそも情報を網羅している場所がありません。「というか、2019年頃までは一迅社から発売されているソフトカバーの小説を漠然と『一迅社ノベルス』って呼んでただけで、正式なレーベル名として確立したのは2020年以降なのでは?」という疑惑が立ち上る。少なくとも表紙で見る限り「一迅社ノベルス」の文字列が確認できるのは2020年以降の本だけだ。なお、現時点で3巻以降が発売されているシリーズはゼロ。なんだかヤバみが漂っているが、本格的に稼働開始したのは2020年からという実質的な新興レーベルゆえ今後3巻以上続くシリーズもじゃんじゃん出てくる……はず。個人的に好きな作品は『龍鎖のオリ』『天才最弱魔物使いは帰還したい』。『龍鎖のオリ』は前に感想を書いたから割愛する(2020年12月4日の日記を参照されたし)が、『天才最弱魔物使いは帰還したい』は『嘆きの亡霊は引退したい』の「槻影」による新作。『嘆きの亡霊〜』とコラボはやってるが世界観とか設定上の繋がりはない。自身よりも強い魔物を使役する「魔物使い」を主人公にしたファンタジーながら、「こう来たらこう来るだろう」という読者の予想をことごとく小気味良く裏切る内容になっている。「お約束に背く」というのはなろう系だと逆にありがちなんですが、ズラし方が巧いんですよね。主人公の信念がひしひし感じられると申しますか。「そう来たか〜」と感心しながら没入して一気に読んでしまった。キリの良いところで終わっているから1巻だけでもオススメ。キリが良すぎて2巻が出ないのではないかと心配になるくらいだ。最近は『ふつつかな悪女ではございますが』が面白そうで衝動買いしちゃったけどまだ読んでない。後宮を舞台にした中華風ファンタジーで、顔にコンプレックスのある陰険娘が虚弱美少女の主人公を妬み、精神が入れ替わる秘術を行使。見慣れぬ顔になってしまったが健康体を手に入れた主人公はむしろ大喜びする、という悪役令嬢モノの変奏曲です。ホント気になる本が多過ぎて読む時間がまったく足りないぜ!

「ぼっち・ざ・ろっく!」TVアニメ化、コミュ力低すぎ少女のバンド4コマ(コミックナタリー)

 単行本が発売する前から話題になっていたきらら系4コマだけに「既定路線」という印象も漂うが、好きな作品だからやっぱり嬉しい。コミュニケーション能力が低くて周囲とまともに会話できない女の子「後藤ひとり」が「ギター弾けるようになればぼっち卒業できるかも」とロックを始めるコメディ寄りの青春物です。周りからチヤホヤされたいという承認欲求は一人前ながら、「自分から話しかけず相手が声を掛けてくれるのを待つ」という完全後手戦法を取った結果中学時代は友達ゼロで終了という悲しい過去を持つ。なんとか仲間が見つかってバンドを組み、無事演奏できるようになっていきますがコミュ力はほとんど成長しないまま進んでいく。可愛い顔してるのに大半のシーンでテンパっていて福笑いさながらの崩壊フェイスを晒しているのが特徴。悲観的で臆病なんだけど、「チヤホヤされたい」一心でひたすら地道に孤独にギターを練習してきたというのだから涙ぐましい。実るかどうかもわからない努力を続けられる点で強い子です。「愛されたい気持ち」と「自己嫌悪」が鬩ぎ合う、冗談めいてはいるけど充分にロックな一作なのではないかと思います。私はロックがどうとか全然わからないから雰囲気でテキトーに言ってるだけだがな! ギャグのテンポが良いのでロック知らん人でも気軽に楽しめる内容です。


2021-02-15.

・前巻から2年も間が空いてしまったが無事に刊行された『我が驍勇にふるえよ天地』10巻、待たされた甲斐のある非常に密度の高い出来で満足している焼津です、こんばんは。

 刊行が遅れた理由はあとがきに記されている。プロット通りに書き上げた初稿がいざ読んでみたらあまり面白くなかったため、自主的に全没喰らわせて一から書き直したそうだ。「スピードが命、ほとんどのシリーズは半年以上ブランクができたら忘れられてしまう」と囁かれるライトノベル業界においてなかなかすることのできない決断である。2年近くかけてせっせと改稿した作者もさることながら、書き上がったそれを新刊予定表へ組み込むことにOKした出版社も大したものと言えます。「原稿は書き上がっているのに諸事情で発売されなかった」なんて話、腐るほどありますからね……GAは割とそのへんの融通が利く印象はある。何せ『ジェノサイド・リアリティー』に至っては3年ぶりの新刊だったし。売れているレーベルならではの余裕か。450ページというライトノベルにしては少々厚めなボリュームに仕上がっているのも「2年待ってくれたファンならむしろ喜ぶだろう」と信頼したからに違いない。なんであれシリーズ復活はめでたい。11巻も出す気満々みたいだから小躍りしつつ待ちます。でもまた2年後とかは勘弁な!

・最近まとめ読みしたライトノベルは『外れスキル【地図化(マッピング)】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む(1〜7)』が面白かった。

 タイトルでわかると思いますが「小説家になろう」の連載作品です。異世界が舞台だけど転生モノではなく現地住民による冒険を描く。「15歳になると何らかのスキルを授かる(最大3個まで)」ことが常識になっている世界で、たった1つ「地図化(マッピング)」というスキルだけを獲得してしまった少年「ノート・アスロン」。彼は冒険者になることが夢だったので、この結果に激しく落胆してしまった。半径1kmの範囲を自動的にマッピングするこのスキルは一般的に「外れスキル」と見做されている。このスキルを授かると他のスキルは一切備わらなくなるうえ、マッピングしなくても世界中の地図にアクセスすることができる「世界地図(ワールドマップ)」という上位互換スキルが既に存在しているからだ。それでも夢を諦め切れず冒険者の道を歩むノートだったが、ありつける仕事は臨時雇いの荷物運びとかそんなのばっかり。酒に溺れ身を持ち崩すノートへ声を掛けたのは、ダンジョン攻略という点においては最強クラスとの呼び声が高いパーティー「到達する者(アライバーズ)」だった……。

 と、こんな感じで外れスキルを手にして腐っていた主人公が運命の出会いを経て成長していく、割と正統派スタイルな物語です。「なろう小説だし、どうせすぐに主人公が覚醒してチートスキルで無双するんでしょ?」と疑惑の眼差しを向ける方もおられるでしょうが、ぶっちゃけ主人公自身がチートなパワーをゲットするような展開にはなりません。確かに1巻の頃の主人公と最新刊の主人公を比較すれば見違えるほど成長しているのですが、パーティーメンバーの助けを借りないとダンジョン攻略なんてとてもとても……主人公は系統として盗賊(シーフ)職であり、サポート的な立ち回りをするタイプです。マッピング能力でダンジョンの正確な地図を作る(ダンジョンは「世界地図」の範囲外)以外だと、索敵でモンスターの接近を感知するとか、戦闘の際にスピードを活かして攪乱するとか、そういう地味な役割だ。メンタル面も、強いか弱いかで言ったら総合的に見て強い方だとは思うが、時に凹んだり挫けたり他人を羨んだり詰ったりなど見苦しい場面もある。そういうのを全部乗り越えてダンジョンの最深部を目指していく! というノリはライトノベルってよりもジュヴナイル的かもしれない。変に捻らず、絆とともに受け継がれていくレガシーをまっすぐに見据えています。主人公がメチャクチャ強い話ばっかり読んで「無双モノにも食傷気味だな」ってタイミングでたまたま手に取ったから余計にハマりました。まったく活躍しないわけではなく主人公らしい見せ場もちゃんと用意されているので、程良くハラハラしながら程良く爽快感を味わえる。

 同じパターンをひたすら繰り返すようなシリーズではなく、1冊ごとにちゃんとストーリーが進んでいく趣向になっているのでまとめて読んだときの満足度も大です。ただ恋愛面に関してはあまり進展がないというか堂々巡りになってきているような……いや乳繰り合っている暇があったらダンジョン攻略しろ! って話ですからラブコメについてはこの程度の配分でも宜しいのかも。あまり引き延ばす作風でもない感じだし、あと数冊で完結しそうかな? アニメ化は……たぶんしないと予想している。面白いんだけど話の切り所が難しいんですよ、この作品。巻ごとの起承転結がハッキリしている(実質的な前後編の6巻と7巻は除く)ぶん、これを30分枠に収まるよう構成し直すと各話が散漫というかイマイチ盛り上がらない出来になっちゃいそうです。やれたとしても1クールだろうし、販促に特化するとしても厳しいかな。同レーベルの「ハズレ」繋がりである『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』の方がまだ可能性は高いだろう。あれも主人公の戦い方が地味だから到底アニメ向きとは言い難いが、敵がどいつもこいつも清々しいまでのクズどもばかりなので、「そういう連中を容赦なく蹂躙する話が観たい」って需要には応えられるはず。ちなみに私が『地図化』シリーズをまとめ買いしたの、実はこの『ハズレ枠〜』を検索したときにたまたま引っ掛かったからだったりする。なろう系のタイトルが似たり寄ったりになっちゃうのってあまり心地良いことではない(というかもう部分的にしか覚えられなくなってきている)けれど、こうしてつい買っちゃうような例を考慮するに合理的っちゃ合理的なんだろうな……。

【期間限定】「愛の伝道師アムールちゃんのサン・バレンティーノ! 〜カルデア・ビター・バレンタイン2021〜」開催!

 今回の☆5イベ礼装は『ゆるゆり』でお馴染みの「なもり」がイラストを手掛けているのですが、まさかなもり絵のキアラリリィが拝めるとはな……ん? 何か前にも見たことあるような? と激しく既視感に襲われるが気のせいだろうか。さておきカレンは引けました。貯め直すはずの聖晶片を吐き出してしまうくらいギリギリでしたけども。イベントの前に子ギルの強化クエストで試運転してみたところ、「さすがに未強化で等倍だと火力出ないな」と痛感するハメに。面白いスキル構成をしちゃいるのだが、運用は難しい部類のユニットかな。味方にNPを撒くどころか毎ターン律儀にカツアゲして自分のゲージだけ上げるのは笑ってしまった。ちなみに一番の不満は音がうるさくて宝具のセリフが聞き取り辛くなっていることです。

 イベントシナリオは「ケルトの誇るスパダリ」ことクー・フーリンが普通に活躍していて嬉しかった。これまでのイベントだとチョイ役程度の出番しかなく、「余計なことを言って師匠にシバかれる」みたいなパターンが目立っていただけに活き活きとしているところを見せてくれて熱いやら和むやら。ボリュームはそこまで多くない(バレンタインイベントはチョコシナリオがメインなのでイベント本編はあっさり目になっている)けど、きのこが楽しそうに書いておってホッコリするわ。巻き込まれるエリセは少し不憫だったが……それにしてもあの服、「カルデアのドレスコード」に倣ってエリセが応じたものだと判明し、ますます「カルデア実は悪の組織説」が補強されてしまったな(悪の組織は露出度が高いという昭和脳)。

・拍手レス。

 カレンはプリズマイリヤに出てたりエクストラCCCでも名前だけは出てたりしたのでやっとかという感がなきにしもあらず。最終で「履かない」状態になるんだろうって考察してる人達多くて流石というべきかなんというか
 レクイエムではAIになってましたね。今回はいろんなキャラとの掛け合いがあって楽しかったです。でも「痛くないのは新鮮」とか言って古参の心をサラッと抉るのはやめてほしい。


2021-02-07.

・「レオ・ブルースの新刊」ということで機械的に購入した『ビーフ巡査部長のための事件』、よく考えるとビーフ巡査部長シリーズの翻訳って超久々なのでは? と調べてみたら『結末のない事件』(2000年)以来だったから20年以上経っていることに気づいて仰天した焼津です、こんばんは。

 レオ・ブルースは1930年代から1970年代にかけて活動したイギリスのミステリ作家です。既に故人。ビーフ・シリーズはレオ・ブルース名義で書いた代表シリーズの一つであり、30年代から50年代にかけて8つの長篇といくつかの短篇が発表された。日本で翻訳されるまで随分と時間が掛かり、1995年にようやくビーフ・シリーズ5番目の長篇『ロープとリングの事件』が刊行されます。3年遅れてシリーズ第1弾『三人の名探偵のための事件』がやっと邦訳された。現在は扶桑社から出ている文庫版が入手しやすい。『ビーフ巡査部長のための事件』は長篇第6弾に当たり、日本で翻訳された5番目のビーフ・シリーズとなっています。「足りないな?」と気づいた方もおられるでしょうが、長篇第4弾 "Case with Four Clowns" は未翻訳。かつて『四人の道化師のいる事件』というタイトルで翻訳進行中との情報もあったが、現在はどうなっていることやら。扶桑社はここ数年「歴史教師キャロラス・ディーン」というレオ・ブルースが持つもう一つの代表シリーズを翻訳していましたが、『三人の名探偵のための事件』文庫化を皮切りにビーフ方面へも手を伸ばし始めた模様。あと3冊翻訳されればビーフ物の長篇作品は無事コンプリートですし、扶桑社と翻訳家の「小林晋」(レオ・ブルース作品のほとんどはこの人が翻訳している)には頑張ってほしいものだ……できれば短篇集もお願いしたい。なおキャロラス・ディーン・シリーズの方は未翻訳の作品があと18冊残っています。

・更新をサボっている間に何をしていたかと申しますと、ブルアカこと『ブルーアーカイブ』やラスバレこと『アサルトリリィ Last Bullet』やってました。今やってるソシャゲたち、復刻イベントだの何だのであんまりやることなくて暇だったからつい魔が差してしまった。

 『ブルーアーカイブ』はアズレンやアークナイツを配信している「Yostar(ヨースター)」の新作。ガイド役のアロナ(CV.小原好美)が合成音声でボーカロイドみたいな喋り方をする珍しい仕様になっており、片言というか訛っているような発音になっていて独特の味わいがある。数千の学園が集まったクソデカ学園都市を舞台に天使の輪っかみたいなハイロウを浮かべた少女たちが銃をぶっ放して過激派どもを鎮圧していくという、何だかよくわからないが治安がメタクソ悪いことだけは如実に伝わってくるゲームです。今のところ女の子ばっかりで男キャラはいない。途中から男を追加すると既存プレーヤーの反発も強くなるだろうし、たぶんこのままガールズ・オンリーで行くつもりなんだろう。

 ガチャはキャラだけ排出されるタイプで、レアリティは3段階。要するにプリコネと一緒です。バトルもプリコネと同じくオート進行になっており、スキルだけ任意のタイミングで発動することができる。なので基本的に「ただ眺めているだけ」のゲームですね。斜め見下ろし視点がネオジオの『ビューポイント』を彷彿とさせて好き。わちゃわちゃ動く女の子のSDキャラを観ているのはなかなか楽しいが、やることがなくて時間経過とともに飽きてきちゃう部分はある。ストーリーも現状だと注目すべき箇所が見つからず、あまりの平板さから睡魔に襲われてタブレットを落としかけた。とりあえず配信されている範囲まではやるつもりだが、更新が来る前にアンインストールするかも……という雰囲気。

 『アサルトリリィ Last Bullet』はアニメ『アサルトリリィ BOUQUET』の続編的な立ち位置のアプリ。由比ヶ浜ネストを殲滅したことで鎌倉周辺の脅威が低減し、一柳隊は次なる戦場「新宿」へ向かうことに――といった具合でTVシリーズからそのまんま繋がる話になっています。でもグロッピちゃんこと「ミリアム・ヒルデガルド・v(フォン)・グロピウス」の演技がTVアニメ版とはちょっと違うような……収録はこっちの方が先だったんだろうか? グロッピちゃんはさておき、アニメ版でも結梨ちゃん捜索の場面でチラッと姿を見せていた他校のリリィが本格的にストーリーへ絡んできます。エレンスゲの制服デザインが結構好み。キャラデザ的には芹沢千香瑠がツボなんだけど、キャラ的にはリーダーの相澤一葉が気になる。責任感が強そうで、でもどことなく脆そうな風情もあり、「この子の表情が曇るような展開に突入してほしい」とつい願ってしまう。心が折れて砕けて燃え尽きて灰になって、そこから蘇り不死鳥のように立ち昇る一葉さんの姿が見たい。

 ガチャは「メモリア」という概念礼装みたいなアイテムだけが排出される形式ながら、「衣装付き」と呼ばれるメモリアを引いたときだけ該当する衣装を纏ったキャラが解放されるグラブル方式。リセマラする手間を省いて推しのリリィで戦えるよう、最初の1人だけ任意のキャラを選べる仕様です。衣装は「攻撃系」と「支援系」ふたつのタイプに分かれており、同じキャラでも衣装が違うと別ユニット扱いになる。パーティはメイン1人サブ3人の最大4人まで編成することができますが、役割によって編成上限があり、たとえば「攻撃系衣装のリリィをメインに据えた場合」、サブの3人は「攻撃系1、支援系2」にしなければならない。なので衣装付きメモリアをバランス良く引くことが重要となっている。ゲームとしてはカード選択式コマンドバトル、ターン制ではなくリアルタイム制なのでモタモタしていると敵に複数回攻撃されてしまいます。特徴は、選択するカードがユニット固有のものではなく装備したメモリアだということ。FGOで喩えると「バスター・アーツ・クイック」みたいなコマンドカードは存在せず、装備した概念礼装――たとえば「龍脈・虚数魔術・カレスコ・欠片・黒聖杯」がコマンドカードとして表示されるのでそれを適宜タップする、といったような塩梅です。メモリアにも攻撃系と支援系の区別があり、攻撃系衣装のユニットは支援系メモリアを装備することができない。とにかく細分化することで「いいからガチャを回せ!」って絶えずプレーヤーに圧力を掛けてきてるんですよ、このゲーム。アニメで親しんだキャラたちの「その後」が拝めるのは単純に嬉しいし、一柳隊メンバーの掛け合いをふたたび聞けるというのは実に心地良いことだが、ゲーム部分は「う〜ん」としか言いようがない感じです。少なくともアニメ観てない人には薦めにくい。ただスタリラも続けられているくらいなので、こっちの方はなんだかんだ愚痴りながらもプレー続行できそう。なお現在は一柳隊のメンバー「安藤鶴紗」をメインにしたイベント「ブーステッド・フレンド」開催中。

【予告】期間限定イベント「サン・バレンティーノ! 〜カルデア・ビター・バレンタイン2021〜」開催決定!

 カレン!? ウァレンティヌスの擬似鯖とかではなくカレン本人!? じゃあきっと今回もスカートは履いてな……履いてるじゃん!! 二重の衝撃で頭が弾け飛びそうになりました。古参のFateファンには言わずもがなだが、「カレン・C・オルテンシア」は『Fate/hollow ataraxia』に登場したキャラクター(ただしその時点では「C」というミドルネームはなかった)です。FGOでは「マグダラの聖骸布」のイラストになっているのでホロウやってなくても「ああ、この子か」ってなるんじゃないでしょうか。そういえば2018年バレンタインのイベント礼装「スイート・デイズ」でも描かれていて「カレンやバゼットが実装されるのでは……?」なんて噂が流れたこともあったな。もうすっかり忘れていました。

 ネタバレにならない範囲で解説しますと、カレンは聖堂教会の関係者です。本人の戦闘力はそこまで高くないが、特殊な体質をしているため悪魔祓い(エクソシズム)部門で活躍している。お仕事モードのコスチュームがパンツ丸出しなため、初見の人から「大丈夫? スカート履き忘れてない?」と訊かれるのが恒例行事となっています。印象的だったせいか何年経っても弄られ続け、「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」ってネタにされまくったっけ……ホロウのキャラや『ストライクウィッチーズ』が今でも現役な状況を改めて確認すると「すごいな」以外の言葉が思い浮かばない。さておきFGOのカレンはルーラーとして実装されます。公開されているイラストではちゃんとスカート履いてますが、きっと再臨によってスカートをキャストオフするんだろう。赤い衣装はもしかしてマグダラの聖骸布なのでは? と予想する向きもあり、ひょっとしたら男性特攻・特防スキルを持っているかもしれない。

 ミドルネームの「C」について考察している人もあちこちにいて、ローマ神話に登場する愛の神「クピド」(英語読みするとキューピッド)ではないかという説がもっとも妥当だと感じた。絵画で有翼の幼神として描かれることが多いクピドはローマ神話において美の女神ウェヌス(ヴィーナス)の息子とされており、父親に関してはマルスとする伝承もあればユピテルとする伝承やメルクリウスとする伝承もあり定かではない。黄金の矢で心臓を射抜き恋愛成就させることもあれば、鉛の矢で射抜いて失恋をもたらすこともあると云う。若干カーマと通ずるところもある神性だ。『黄金の驢馬』という小説で綴られた人間の王女「プシュケー」に恋をするエピソードも有名。ちょうど今スタリラで「ヴィーナス&キューピッド 〜想い繋げる天使の矢〜」というイベントの復刻版をやってる最中だから私にとってタイムリーな話題であり、少しテンション上がった。宝具名が「遍く無償の無限の愛(ザ・グレイテストヒッツ・コーリング・アガペー)」なので「愛」繋がり、と見做すこともできる。クピドの大元はエロスだからアガペーではないが、そこはカレン自身の特性ということで……しかし、カレンが来たということはいずれバゼットさんも擬似鯖か何かで来るかもしれないということだ……アンリ、カレン、バゼットの三竦みを完成させるためにムーンキャンサーで降臨する可能性も? 時期によってはラスプーチンを誰で殴るか迷う人も出てくるだろうな。

・拍手レス。

 私はジョゼって聞くとGUNSLINGER GIRL思い出します
 覚えてないからぐぐりましたけどヘンリエッタの担当でしたか。ガンスリは女の子ばっかり凝視していたせいで男キャラがうろ覚え。

 天才王子〜は舞台設定だけ聞くと時雨沢恵一の「アリソン」に出てくるイクス王国に似てるかなー
 「巡礼のコースから外れているせいで来訪客も滅多に姿を見せない」から、確か観光業のあったイクスより悲惨かも……。



管理人:焼津

※当サイトはリンク&アンリンク・フリー。