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リレー小説「魔法少女忌譚修」(第13話−10/12)


2018-08-18.

『究極超人あ〜る』が31年ぶりに新刊を出していて時空の歪みを感じる焼津です、こんばんは。昭和どころか平成すら終わろうとしているのに何なのだ、これは……。

 20年以上の時を超えて『キン肉マン』が復活したときも驚いたけど、こっちは30年以上だから更に驚きが深い。あ〜るの新刊が出てない間にアリスソフトで“ランス”シリーズが始まって完結した、と考えると深遠に触れたような面持ちになってしまう。作中の年代は当時のままで、光画部のノリも相変わらず。さすがに現在との時間的なギャップが激しく、作中でも「当時はまだなかった言葉や物」を持ち出してちょいちょいネタにしているくらいだ。もう名前を忘れているキャラや「そうだったっけ?」ってなるうろ覚えのネタも多いけど、もともと細かいことは蹴り飛ばして進む漫画だから気にならない。てっきり1冊限りの復活かと思って買いましたが、なんか普通に続きが出せそうなフワッとした終わり方になってますね。また何年かしたら11巻が刊行されるかしら? 少子化が深刻化する時代だけに、こういう壮年層を狙った「懐かし漫画の復活」はまだまだ続くんだろうな。ほとんどは「懐かしい」という反応だけで終わってしまって「よっしゃ、読もう」となる作品はそんなに多くないわけだから、やる方としても結構バクチなんだろうが……。

 まったく関係ないけど、最近読んでツボに入った漫画は『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。ストレートすぎて正直読む気をなくすタイトルだが、「お姉さん」の可愛さにより抵抗感をディスペルされて購入に踏み切った。「好き」という気持ちが恋愛ではなく崇拝の方に行ってしまうヒロインと比較的常識人な男子高校生によるコメディ。ラブコメとは謳っていないが、受容のされ方からするとほぼラブコメのカテゴリ行きでしょう。ツイッターでよく見かける「尊い……」とか「無理……」という表現は個人的に「自身の内宇宙にアクセスしてチャクラとかそういうのを回しているイメージ」なんですが、この「名前を呼んではいけないお姉さん」(本名不詳)は全力で鬼骨をぶん回してますよ。情緒不安定が突き抜けていて、もはやそこが魅力になっている。心を鬼にしようとして失敗するこのクソ弱メンタルがたまりません。今のところは他愛もない掛け合いの繰り返しですが、このまま続けて行けばいずれ「お姉さんは君を愛するプロだから!!」というセリフにも感動的なニュアンスが加わるだろうか。『姉なるもの』ともども末永く続いて欲しい。

【開催中】【期間限定】「サバ★フェスピックアップ3召喚(日替り)」!

 緊急メンテが長引き、新規クエストの開放予定時刻が18時から23時になった16日、待っていた&内心恐れていたピックアップ3が遂に到来しました。「欲しかった牛若丸と茨木童子はもう引けてるから、たとえボウズでも平気だぜ!」って強がって突撃してみたものの、いざ「金鯖ゼロでフィニッシュ」という現実を目の当たりにすると虚無感が込み上げてくる。やはりガチャは(以下略)。ひとしきり不貞寝した後、「Sacrilege Tetrahedron」に出てくるムーンキャンサーを水着マルタさんでボコボコにして憂さ晴らししました。ムンキャを殴れる機会はそうそうないので楽しかったです。水着邪ンヌの宝具レベル上げも完了し、あとはポイント集めを残すばかり。期間内には何とかなりそうです。まさかの聖杯おかわりまであったし、報酬面でも良いイベントだった。霊衣開放権が5つも手に入った(使ったのはロビンだけだけど)し、来年はレアプリが5個貰えると期待していいのかな。

 話を戻してPU3、追加されたサーヴァントは☆4セイバーの「女王メイヴ」と☆4フォーリナーの「謎のヒロインXX」、そして☆5ムーンキャンサーの「BB」です。メイヴはアーツ単体剣でスターとNPを毎ターン獲得するスキル「私が水着に着替えたら」と全体魅了にアーツ耐性ダウンのおまけが付いた「オードトワレ・ホワイトハニー」、そしてクリ威力UPを兼ねたカリスマ系スキル「女王の躾(海)」を備えており、剣スロットと相性がいいかも。XXは「謎のヒロインX」が成長して宇宙OLになった存在で、アルトリア(ランサー)ほどではないがアルトリア(セイバー)に比べて肉付きが良くなっている。槍をくるりと回すモーションが可愛い。スキルは1T無敵と攻撃力UPの「乗着」、スターを即時獲得し自身のスター集中率を下げる「刑事の直感」、無敵貫通と「人類の脅威」特攻を自身に1T付与しNPチャージ(最大で30%)する「最果ての正義」。全体的にCTが少なめなので、玉藻と組めば宝具およびスキルの回転がどんどん加速していくタイプかな。フォーリナーはフォーリナーに対して攻撃有利(バーサーカー同士の殴り合いみたいになる)且つ概ね「人類の脅威」に当てはまる(XX自身は対象外)ってことを考えると、「バーサーカー戦における切り札」であると同時に「対フォーリナー決戦兵器」でもあるわけか。なお宝具の「蒼耀銀河即ちコスモス(エーテル宇宙然るに秩序)」はセイバークラスの鯖に対する特攻があり、あくまでセイバーぶっ倒す信念は変わらない模様。というかアレ、見た目が完全にキャラマテの斬撃皇帝なんですが……水着ネロが「斬撃皇帝、出るぞ!」と叫ぶのはセルフパロだろうと流していたけど、ここまで来るといずれ「鋼の大地」コラボが始まるのでは、と勘繰ってしまう。

 そして目玉の☆5たる水着BBちゃんはかなり独特なスキル構成。「全体攻撃のムーンキャンサー」という、性能をフル活用する局面はほとんどないであろう超特殊ユニットですが、スター集中&クリ威力UPの「自己改造」で等倍クリアタッカーとしての仕事はこなせる。NPチャージ(最大で50%)を含め5つの効果が封入された複合スキル「黄金の豚の杯」のインパクトもさることながら、もっともユニークなのは第3スキル「無貌の月」。主な効果は「パーティの手札を3ターン固定する」というFGOのシステムを覆すような代物であり、思わず目を疑った。たとえばバーサーカーのバスターカードが場に3枚出ている状況で「無貌の月」を使うとBBB(バーサーカーのバスターでブレイブチェイン)3ターン連続でブチかますことが可能になる。マーリンの「英雄作成」や玉藻の「狐の嫁入り」、スカディの「原初のルーン」といった3T継続高倍率カードバフの価値も跳ね上がるだろうし、これまでにない新たなギミック要員として研究班から熱い視線が注がれています。ただ、手札を固定しているのはBBちゃんなので、固定し終わった後も場に残り続けねばならず意外と自由度は低い。オーダーチェンジ、コマンドシャッフル、パーティメンバーの脱落(あとは強化解除もか?)などで固定状態は解けてしまいます。まず「固定したくなるほどの好配牌」が来ないと意味を成さないし、基本的な運用は「控えに入れておいて、絶好のカード配分になったらオダチェンで呼び出す」って形に落ち着きそう。宝具の「C.C.C(カースド・カッティング・クレーター)」は全体攻撃で、付随効果としてチャージ減が付く。二段階あり、1つ目は確定チャージ減、2つ目は低い確率でのチャージ減(OCで確率UP)。モーションは再臨段階で大きく変わる。第三段階だと水着感はほとんどない。「水着鯖は夏イベント以外だと場違いに見えるのが難点」と言われ続けたせいか、去年あたりから意図的に水着感を減らした再臨段階のある鯖が増えてきましたね。あと水着BBの再臨第二段階と第三段階は日焼けした褐色肌バージョンがデフォルトですが、両方とも霊衣開放によって日焼けをなくした「小悪魔たまご肌」に差し替えることが可能。きめ細かい配慮だけど、それぞれ別々に素材を要求する仕様なのはさりげにえげつないな。ところで「黄金の豚の杯」ってスキル名、「なんか記憶に引っ掛かる響きだな……」と首を傾げていたけれど、ひょっとしてブロント語の「黄金の鉄の塊」をもじった?

 気が早いと言われそうだけど、夏イベントが終われば次はそろそろネロ祭の季節。高難易度クエストにどんなギミックを仕込んでくるか楽しみな一方、去年のトラウマもほんのり甦ってくる。「幽谷にて」……去なしの外套……うっ、頭痛が。あとネロ祭と言えば多くのプレーヤーが待望しているボックスガチャ。種火もQPも素材もまとめて手に入る美味しい美味しいイベント報酬です。去年それなりに頑張って周回したつもりだったけど、ネロ祭が終わってすぐ「足りなかった……!」と後悔するハメになったので、今年はもっと本腰を入れて回らねばなるまい。そのためなら林檎どころか石もバリボリ齧ろう。いい加減、ガチャはほどほどにして手持ちのサーヴァントをどんどんスキルマさせる方向に行かないと。

・拍手レス。

 氷室の天地でも語られてましたけど、サメ映画はJAWSシリーズ以降、変な方向へと発展していきましたよね。シャークネードなんていう映画が出てきたときは、「作ってる人達、頭のネジが数本吹っ飛んでる」と感じました。今後、火星にサメが住んでる映画や、プレデターやエイリアンと互角に渡り合うサメの映画が出てきてもおかしくないような気がします。
 シャークネード、1作目は物凄く低予算なムードが漂っていたけど「だから何?」と言わんばかりの奇想が漲っていて一点突破感に満ち満ちていましたね。サメ映画は予算のない映画関係者たちが駆け込む無法地帯と化している雰囲気もあるにせよ、そういった怪作と並行して『ロスト・バケーション』みたいな正統派もキチンと作られており、ジャンルとして強靭というか安泰な印象があります。

 ラブデスター読んで、ツイッターの感想も見てるなら、「ファイナルファンタジーS」も読んでみて欲しいです。現在2000話超(1話は短い)かつ最序盤が一番ハードル高い内容ですが、一度はまると夢中になります。初めに読むのはエクス編(最初の長編。2人旅)、アブソ:魔界マミ将軍編(テンプレ展開)、5次元:10km編(とある道を突き進む短編)、66次元(魔界)編(ポンコツヒロイン大暴れ)、聖地探索(聖なる証):神のクリスタル編(話のまとまりがよくバリエーションも豊か)、野菜次元&コマンド次元編(パロディ展開)、ゼータウォーズ学園編(主人公の母校訪問)、時間編(実質FGOとも)あたりからチョイスするのがオススメかもしれません。 https://togetter.com/li/531824
 FFSですね……何度かチャレンジしたことはあるんですが、なかなか読み切れずにいます。復活の経緯とか作品外にもドラマチックな展開があって、惹かれるものはある。今後も機会を見つけてちょっとずつ齧っていこうと思います。


2018-08-15.

・魔が差して『ラブデスター』を全話通読してしまった焼津です、こんばんは。連休を利用して他に崩す予定だった積読本が何冊もあるのに、なぜそれらをすべて擲って『ラブデスター』に読み耽ってしまったのか……それは2話目で度肝を抜かれてしまったからである。

 と、本題に入る前に説明。『ラブデスター』はWebマンガ誌“少年ジャンプ+”で2015年2月から今年(2018年)の4月まで、3年間に渡って連載された作品です。作者は「榊健滋」。ジャンルは「恋愛マンガ」であり、同時に「デスゲーム物」でもある。タイトルの「デスター」は「試験官(テスター)」と「死(デス)」を掛け合わせたもので、「死が目前の状況に置いて愛を試す」といったような意味。作中では「愛試死(ラブデスター)実験」と表記されています。70人の男子と70人の女子、計140名の少年少女を「とある場所」に隔離して、「愛の実証」を行わせる――2人の男女が「告白する側」と「告白される側」に分かれ、両想いなら揃って無事に生還できるが、「真実の愛」と判定されなかった場合は告白した方が死ぬ。脳内物質の働きを根拠に判断されるので、打算的な告白は一切通用しません。両者が心底愛し合っていなければ、告白者はただちに絶命する。文字通りの命懸け。告白される側は基本的にノーリスクです。こうした「告白の失敗は死を意味する」ルールをもとに、みなそれぞれ生き残るために様々な駆け引きと争いを繰り広げるわけですが、正直デスゲーム物として読むとツッコミどころが多すぎて「ギャグかな?」と疑ってしまう内容である。そもそもこのラブデスター実験は駆け引きなんてやること自体が間違いであり、参加者全員が真摯に協力して取り組まないとクリアは覚束ない。だというのに根本的なルールを履き違え、トロフィー感覚でイケメンや美少女を狙うアホな連中が後を絶たず、無用な混乱を巻き起こす。「登場人物が愚か者だらけになった『タイタニック』」を見せられている気分になって辟易する面はあります。「そこまで好きじゃなかった」とはいえ付き合っていた男子が目の前で柘榴の如く弾け飛ぶ無惨な様子を見ても大して動揺しない女子など、酷薄すぎるモブの態度に「付いていけない」と感じる読者も多かったのか、紙書籍版は3巻までしか刊行されず、4巻以降は電子書籍のみでの発売となっている。作者自身「ゾンビやサメ映画を観る感じで見てください」と語っている通り、B級映画的なノリを徹底させています。

 「デブが足を滑らせた」や「ボランティア死」など、もはや呆れるを通り越して笑うしかない愉快な「死因」の数々が連載当時から話題になっていましたけれど、ちょうどデスゲーム物に食傷していた時期だったので読む気が起きず断片的な情報を目にする程度に留まっていました。今年4月から完結を記念して復刻連載――「毎日1話ずつ無料更新」というキャンペーンが始まって、ふたたびTLで盛り上がりを見せたもののWebマンガを読む習慣がない私は「もうひと押し足りない」感覚でアクセスできずにいた。そんな中、今月14日に114話が復刻。「最新3話は無料公開」であったため最終回の117話まで全部読めるようになりました(現在は116話と117話へのリンクが消えています、明日と明後日に復刻更新されるのだろう)。これをキッカケに各地で『ラブデスター』の総括が繰り広げられることとなり、断片的な情報の寄せ集めでしかなかった『ラブデスター』のイメージがようやく「一つの作品」としてまとまり始め、「ちょっとくらい読んでみても……」と軽い気持ちでアクセスしてしまった。1話目は説明回ということもあって「可もなく不可もなく」といった感想でしたが、2話目のあるシーンで先述した通り度肝を抜かれて一気に引き込まれました。5組のカップルが軽率にも一斉告白を敢行し、見開きでまとめて5人の男子が爆散する――しかも風圧なのか何なのか、スカートがめくれて女子の下着がチラッと見えます。こんな状況でパンチラされても微塵も嬉しくないですよ! しかも「告白される側は基本的にノーリスク」なのに、「つまらぬ」という恣意的な理由で5人の女子も試験官に殺される。試験官は「全ては私のさじ加減だよ」とぬかし、実験と称しつつルールを厳密に守ろうとしないムチャクチャな姿勢で臨んできます。2話目までの時点で11人も死亡し、3話も結構死人が出るうえ、5話で「公開告白強要」というリンチまで行われるなど、序盤から飛ばしてきて「想像以上にヤバいマンガだコレ!」と脳髄の底まで実感させてくれた。

 以降、「ラブデスター怪人」と俗称される非常に身勝手な動機で行動して事態を悪化させていく個性的な面子が次々と登場し、恋愛そっちのけで権力争いが勃発したり、「凄惨」と形容するしかないバレンタインイベントが発生したりする。進めば進むほどモブの酷薄さに拍車が掛かって治安もどんどん悪化し、平然と殺人が横行するところまで落ちてしまう。もう「ここまで死ぬ必要ないだろ」ってくらい、ひたすら死屍累々且つ混沌極まりない地獄絵図を描き出す。実験を運営する試験官たち、通称「ラブデスター星人」も迂闊と舐めプの合わせ技を繰り広げ「よくそれで上位種族を気取っていられるな……」と目を覆いたくなる。単調にならないよう一つ一つのエピソードをあまり長引かせず、ほどほどのところで小気味良く新章に切り換えるテンポの良さも癖になっていきます。そんな物語の虜にされて、どっぷり浸かってしまった。マークゴルゴと化す某ヒロインにはキュンとしましたね。全体的にカオス、ところどころ雑でチープなんですが、最後まで読めば「ある程度は計算だったんだな」と納得できる。「キスデスター」のあたりはラブコメとサスペンスのバランスがちょうど良くて面白かったし、奇想横溢するアイデアを矢継ぎ早に放り込み「読者を飽きさせない」点に関してはとっても優秀。「固有結界」と喩えられた装置の使い方も想像を超えるもので脱帽した。ツイッターで頻繁に見かけた単語、「○○○」と「○ー○○○」の意味をやっと理解する。突然の猛吹雪等ツッコミどころは山ほどあり、全編通して「いくら何でも一般生徒たちが愚かすぎる……」と溜息を吐きたくなるにせよ、駆け抜けた先にはえも言われぬ感動が待ち受けています。週刊連載マンガはこういうのでいいんだよ、こういうので! と頷き、満足しながら読み終えることができた。100話以上、単行本にして10巻を超えるボリュームだから「どうぞお気軽に」とは薦められないが、「タイトルは知っているけど、イマイチ読む気が……」って方はせめて5話あたりまで目を通してみては如何だろう。できれば「タケダ編」まで読んでほしいけど……無料公開期間は17日か18日まで?なのでお早目に。

Gユウスケの『Dies irae』関連画集、『Dies irae Gユウスケ All Art Works <永劫回帰> GYuusuke Graphic Archive“Ω Ewigkeit"』発売中

 発売日を勘違いしていて前回の更新で触れるの忘れていましたが、とっくに発売中でした。ISBNコード未取得なので一般書店には流通していません。とらのあなやアニメイトなどの専門店、あるいはげっちゅ屋とかソフマップとかのPCゲームショップにて取り扱いがある模様です。要はTYPE-MOON BOOKSみたいな、同人誌に近いポジションですね。ぶっちゃけ地方民にとってはAmazonで注文するのが一番手っ取り早い。「本」で検索してもヒットしないので注意すべし。「PCソフト」のカテゴリに入っています。アニメサントラも同時発売。今月末にはBlu-ray BOXの完結編も出る。Dies関連の商業展開はひとまずそれで一段落かな。ギロチンお渡し会という妙にほのぼのしたシュールなイベントも終わったし、次はPANTHEONまで大きな動きはないだろう。現状リリース時期すら不明だが、PANTHEONもいつか画集が出せるくらいの規模になるといいですね……。

ステイサムVSサメ映画が初登場1位!実写サメ映画史上最高の成績!(シネマトゥデイ)

 原作はスティーヴ・オルテンの『MEG(メグ)』。文庫化の際に『メガロドン』と改題されたが、映画に合わせて今月『MEG ザ・モンスター』というタイトルで再刊されます。オルテンは日本でも一部に熱狂的なファン層を築いていますが、訳書のセールスはあまり芳しくなかったようで『MEG』の続編に関してはまったく邦訳が進んでいません。本国アメリカではシリーズがなおも継続中であり、来年には8作目も出る予定らしい。『蛇神降臨記』3部作も完結編が翻訳されないまま放置されているし、『MEG』の映画化がなければ今時オルテンを話題にする機会は得られなかっただろう。「映画化の話が動いている」という噂は文庫版の頃から囁かれていたけど、製作はかなり難航したみたいですね。忘れた頃に「完成した」というニュースが飛び込んできてビックリしました。映画『MEG ザ・モンスター』は「業界が予想した数字の約2倍」という凄まじいオープニング興収を叩き出し、「実写サメ映画」「ステイサム主演作」「(今年の)米ワーナー・ブラザース配給作品」って括りのすべてにおいて最高の成績を上げたそうな。これはもう延々と続編が作られる流れに乗ってしまったのではないか、と喜びたいような憂いたいような気持ちが湧いてきます。私も公開を楽しみにしていて初日に映画館へ行くつもり。果たして原作はこの波によって翻訳再開されるのだろうか。ついでに便乗して『蛇神降臨記』も十数年ぶりに再刊&完結編発売されないだろうか……。


2018-08-11.

9月から『からくりサーカス 完全版』、刊行開始。9月は1・2巻同時発売。

 価格を考えたら、たぶん『うしおととら 完全版』と同じサイズですね。うしとらのコミックスが全33巻で完全版は18巻だったから、からくりの完全版は24巻前後になるかな? 値段が一律だとしても揃えるのにざっと4万円近く掛かる計算になる。お安い買い物ではない。B6判サイズのバージョンを既に持っているから迷う。が、せっかくのアニメ化なんだ、どうにか都合をつけて購入することに致します。9月はスティーヴン・キングの新刊(『任務の終わり』)も出るし資金的にそこまで余裕はないが、なんとかなるだろう。厳しくなるのは11月からだな……プラウィズとかホライゾンのBD-BOXを買わなきゃなので。恐らくゴールまで2年くらい要するであろうからくりマラソン、果たして完走なるや?

 あ、そういえば『ベルセルク』の40巻も9月に発売予定です。前巻から15ヶ月、早くはないけど遅くもない塩梅ですね。セスタスの新刊も一緒に出るので併せて購入する人も多いだろう。ベルセルクは無論のこと、セスタスも新刊買うたび「これで連載何年だっけ……?」と考えてしまう漫画だ。タイトルは変わったけど、97年から連載しているので今年で21年になる。掲載誌の休刊に伴い現在は動きが止まっているみたいだが、またどこかで再開するのかな。

期間限定イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」開催!

 かくして始まりました、FGO3度目の夏イベント。今回は「特異点と化したハワイで同人誌を作成する」という話です。例によって「それ、水着でやる必要ある!?」な血迷ったイベントですが、ただ寄り集まって呻吟と苦鳴に果てに同人誌が完成してオシマイ、って単純な与太話にはなっていません。そう、もっと手の込んだ与太話になっているのだ。繰り返せ、頂点に駆け上がるまで。と、パイケットを拡大したようなコミケ的催し物「サバフェス」を巡って右往左往黄昏草月するわけですが、とにかく小ネタが多すぎるほど多く盛り込まれており、「ストーリーを先に進めたい気持ち」と「情報を整理してまとめたい気持ち」が鬩ぎ合うイベントである。意外な連中が新規立ち絵で登場し「こんなとこにまでリソース割いてんのか」と感心するやら呆れるやら。チョイ役の出演も大量で、隙あらば一人でも多くのキャラを画面に表示させようと躍起になっている。その貪欲な姿勢、悪くない……いや、いい! 個人的には邪ンヌと刑部姫の掛け合いがツボです。

 フリークエストの周回で各種ポイントを集めて、ポイントが一定値に達すればシナリオが開放される――ってのが今回のイベント形式なんですが、時間経過システムが組み込まれているため「クエストの開放条件は満たしたけど日にちを遡れないのでもう一周しないといけない」場面が生じるなど、ちょっと面倒臭い。しかし周回の苦痛を緩和するためか「完成する同人誌」が複数パターン用意されていて、終了後に礼装として貰える仕組みになっています。霊衣開放権取得クエストやコマンドコード獲得クエストは出現させるまでだいぶ掛かるものの、新規魔術礼装の「トロピカルサマー」はすぐに入手できるのがグッド。日に焼けたアロハぐだ子、いい……ついウットリしてしまう。配布礼装の絵柄も相変わらず素晴らしく、水着荊軻が映っている「ウォーター・シャイン」は特に眼福。荊軻も牛若丸と同じくうちのカルデアの初期を支えてくれた功労メンバーゆえ、朗らかに笑っている様子を眺めていると心がガッデムホットになる。交換とポイントだけで凸れるようだし、やっぱり凸にドロップ必須じゃないイベントは良い文明。

 このときに備えてコツコツと呼符&石を貯めてきた甲斐あって、PU1の水着サーヴァントは全員揃いました。「マイルームにジークくん置いといたら水着ジャンヌも反応するじゃない?」と安直な発想に基づいて実行したところ、ジェットストリームアタックを仕掛ける勢いで次々と弓ジャンヌさんが押し寄せてきてあっという間に宝具レベル3。「☆5は固まっているから出るときはすごく出る」って話を聞いたことあったけど、都市伝説じゃなかったんだな。イベント礼装も全種出ましたし、確実に来るであろうPU3を回す余力も残った。気が大きくなって「エドモン欲しいな。スカディのピックアップもまだやってる。流れ来てるし、今ならイケるんじゃない?」と誘惑に屈しかけたけれど、PU3の目玉は「あの子」だという事実を確認してグッと我慢。マテリアルに登録された空欄からクラスとレアリティは既に判明済みです。というか「☆5!」と露骨に主張する立ち絵で噴いた。

 ユニットとしての水着ジャンヌは☆5アーチャー初の全体Arts宝具。現時点だとかなり稀少な存在です。☆5弓の中ではもっともATKが低く、素の宝具火力は高くないけれど多種多様なバフスキルを所持しており瞬間的にはなかなかの火力が出る。宝具に毎ターンスター獲得効果、つまりルーラーの「啓示」スキルと同じ作用があってクリティカルも決めやすい。フィールドが水辺ならクリ威力アップバフも入るし、カリスマ系スキル「サーヴァント・チア!」も善属性のサーヴァントに対して二重のバフが掛かるから有用性は高い。ちなみに「夏属性」を持つ一部の水着鯖には二段階目のバフが入りません。それにしても、なぜ水着ジャンヌがアーチャーなのか? 「イルカを撃つので、アーチャーなのです。何もおかしくはないのですよ?」とおかしさ全開のセリフを口にするし、「私の愛馬は凶暴です」みたいなノリで「私のイルカは勇敢ですよ」と言い出すし、ルーラーのイメージがガラガラと崩壊していく……ほか、水着牛若丸は飽和するレベルで星を稼いでくれるし、水着茨木はヒット数が多くてNP効率良好だし、水着邪ンヌは3ターン回避で序盤の脱落を防いでくれるし、皆ユニークで面白い動きをしてくれて楽しいです。モーションもノリノリ、夏を全力で味わおうとハシャいでいる空気が伝わってくる。フィールドを縦横無尽に駆け回る牛若丸や竹馬まで持ち出して暴れ回る茨木、愉快痛快でカッコ可愛い。ただ突然「イルカ遊撃隊」とか言い出す水着ジャンヌのキマリ具合はヤバい。再臨第三段階ではビームを撃ったり光輪(ヘイロー)飛ばしたりするし、水着感がまったくありません。たまに「自分はいま何のゲームをやっているんだろう?」と異次元へ迷い込んだような気分に陥る。

 水着邪ンヌも最終再臨が終わって後は正式加入を目指すばかり。彼女が正式加入する条件は「各種ポイントの合計が90万を超えること」らしいので、あとひと息だ。いや、メインシナリオが終わってもサブクエストはちょこちょこ残るので「本当の戦いはこれからだ」かもしれない。とにかくシナリオが楽しすぎて林檎を齧る手が止まらぬ。連休中に可能なかぎりガンガン進めていきたい。



管理人:焼津

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