「車輪の国、向日葵の少女」
   /あかべぇそふとつぅ


 日記の内容を抜粋。


2008-03-17.

あかべぇそふとつぅの『車輪の国、向日葵の少女』、プレー中。

 こんぼくが終わったことだし、途中で投げ出していたこちらもそろそろ再開するべきだろう――と久々の起動に踏み切りました。車輪の国〜はあかべぇがフルプライスでリリースした2本目のソフトであり、まだ新規ブランドとしてあまり認知されていなかったあかべぇの名前を飛躍的に高めた転機の一作でもあります。発売から既に2年以上が経過しており、多くのプレーヤーにとってはもはや胸の奥で燻る思い出となりつつあるみたい。予約して発売日に買ったというのに、未だにコンプしてない自分にはひたすら呆れるばかり。『車輪の国、悠久の少年少女』というファンディスクもとっくの1年前に出てるし、遅れるにもほどがありますね。

 「日本」という国が小説の中にしか存在しない、そんな世界。一日の半分しか活動を許されない、恋愛をしてはならない、親の言うことを厳守しなくてはならない……量刑の域を超え、それぞれの罪状に見合った詳細な義務が課せられる世界。「特別高等人」と呼ばれるエリート職に就こうと努力を重ねる主人公は、最終試験――義務を負った「罪人」の少女たちを監督するテストに臨む。そんな彼と彼女らによる、互いの交流と衝突から生まれてくる人間ドラマを主眼にして描くシナリオ重視型のエロゲーです。原画は「あかべぇならこの人」と決まっている有葉(どうも「あるふぁ」と読むらしい。そういえば最初は蒼月しのぶが車輪の国〜の原画家を務めるという話もありましたが、いつの間にか立ち消えになっていた)、そしてシナリオはこれが商業初となるるーすぼーい。同人で2本ほどシナリオを手掛けたゲームがあり、そのうちの一本である『A Profile』は後年『その横顔を見つめてしまう』とタイトルを変更して商業化されています。プロのライターとして関与しているソフトは前述した『車輪の国、向日葵の少女』、『その横顔を見つめてしまう』、『車輪の国、悠久の少年少女』に加えて現在開発中の『G線上の魔王』の4本……つまり、本作以降の完成品ではリメイクとFDしか手掛けておらず、ほとんど車輪の国〜だけで名声を確立したに等しい状況です。肌に合うかどうかはあくまで人によりけりですけど、大まかな嗜好さえ合致するなら、当然悪い感想を抱く出来ではない。テキストもボイスも軽妙で目と耳に心地良く、ギャグはちょっといまひとつだけど、理詰めでいて先の読めない展開に呑まれる。多少のツッコミどころはあるにせよ、有無を言わせぬ勢いがあります。当方も早いうちから惚れました。

 なのに、なぜ半端なところで投げ出していたのか? 答えは単純、ちょうど2章(さちシナリオ)の後半、さちがグダグダと愚痴や言い訳を垂れ流し始めるところで中断してしまったからです。「眠くなってきたし、今日はもうそろそろ寝るか……」ってな具合に深く考えずポチッとセーブしちゃった。あれは失策だった……おかげで長らく放置する羽目になった。ひどい時期は丸一年くらい起動していなかった気がする。やってもせいぜい数分。何せデータをロードして始めた途端、さちが責任転嫁オーラ全開の口上をこれでもかとまくし立てるため、「なんかもう今日は、どうでもいいや」と『ゆるめいつ』気分に陥って先に進める意欲が湧かなくなった次第。いやはや、終わってしまえばただの通過点ですが、現在進行ともなれば覿面に萎えますよあの場面。そこを越えさえすれば後は怒涛となりて押し寄せる白熱の展開に心を掻っ攫われ、一気にラストまで進めますので未プレーの方はさちがウザいこと言い出してもプレーを中断せずどうぞ駆け足で切り抜けてください。ホント、終盤は面白かったです。なぜこんぼくでやたらとシナリオを叩く意見が多いのか、だんだん分かってきました。あかべぇのソフトを買う人にとって、「良いシナリオ」の基準はこれなんですね。そりゃ爆弾騒ぎやライオン捕獲で嘆くはずだ。いや、あそこらへんのイベントは車輪とまったく無関係に、ただの単なる問題点として嘆くべきところではありますが……。

 こんぼくに結構時間が掛かったし、魔王が出るまでにクリアできるかどうか不安だったものの、幸か不幸か見事に延期しちゃったから、ゆっくりしていっても間に合いそうです。でもまー悠久もあることだし、サクサクやっていこうと思う。今のところ、好きなキャラは法月のとっつぁん。だって存在感が強すぎだもの。裂帛の気合いが篭もった恫喝を聞くにつけ、他のヒロインたちの影もどんどん薄れていくわ……。


2008-03-21.

あかべぇそふとつぅの『車輪の国、向日葵の少女』、プレー中。

 3章、灯花のシナリオをクリア。一回バッドエンドに行ってしまい、以降は慎重にプレーしてどうにかワンミスでフィニッシュしました。車輪って気を抜くと一気にバッドへ落ちる、昔かたぎのスリリングなADVですな……おかげで適度な緊張感を保って話を読み進められますが。このハラハラするムードと先の気になる展開が波状攻撃を仕掛けくるもんだから、ついつい睡眠時間を削ってやり込んでしまう。もうちょっと掛かるかと思いましたが、割と足早にこのキャプチャーを終えられました。

 3章のヒロイン・大音灯花は言ってしまえばツンデレ系で、初対面のうちはキツく当たるが、仲の進展に比例して蕩けた部分を覗かせるようになります。優柔不断な性格で、決断力がなく、そこに付け込まれると弱い――ってことを会って早々の段階で主人公に見抜かれてましたが、彼女のシナリオはずばり「決断」がテーマになります。さちシナリオも決断がテーマと言えなくもありませんけれど、そんなもの、灯花シナリオの非ではない。逡巡・懊悩・葛藤が章の全域を覆い尽くしている。「どうしよう……」が口癖で、ひたすら迷い、思考がループし、同じセリフを何度も執拗に繰り返す様はダメ主人公スレで「皇帝」と称される鳴海孝之を彷彿とさせる。それはもう、ありありと。ヒロイン化した孝之を見たい者は車輪3章をプレーするがいい、女帝(エンプレス)はここにいる。

 というわけで、2章でさちが垂れ流した愚痴と言い訳に匹敵する灯花の煮え切らない発言の数々にストレスが溜まったものの、「『大人になれない義務』を負った意志薄弱な子」が中心となる以上、徹底して眠たいことばかり言っているのは仕方ないことです。最終的にはすべて決着がついてこちらの気持ちも浄化される仕組みとなっていますし、足を止めず駆け抜けるようにクリックし続けることが肝要。個人的な好みで言ったら2章の方が面白かったけれど、3章は3章で読み応えのあるシナリオだと思います。こちらの注意を話の中へ引き込むパワーに関しては何ら劣るところがない。ベタっちゃベタですし、「超絶技巧」と褒め称える領域にまでは達さないとしても、読み物として充分感激しうる出来映えとなっています。

 しかし、こんぼくの方を先にやっていたせいか、どうしても渚を連想して違和感覚えちまうのには参った。あくまで「ぶっ殺(こぉ)すぞ」のオリジナルはこちらですし、「ぶっ殺(こぉ)せ」みたいな活用形の存在を耳で確認できたのも収穫でしたけど、あの微妙に似ているんだけどやっぱり違うキャラデザインが幾度も脳裏をよぎって複雑な心地に……気を抜いたら灯花のことを「渚」と呼んでしまいそうだ。

 さて、残る義務もあと二つ。一つは夏咲の「恋愛禁止」として、もう一つは誰で、どんな義務なんだろうか……とっくにネタバレ食らってますからだいたいの予想は付くんですけども、それを無視してとりあえず現時点で判明していることは「極刑」ということのみ。極刑……なんだかワクワクする響きですね。「きょっ」とジャンプして「けい」と足刀を放つ、キレの良い飛び蹴りみたいな発音がもたらすニュアンスに胸ときめきまする。


2008-03-22.

あかべぇそふとつぅの『車輪の国、向日葵の少女』、プレー中。

 4章をクリア。4章は待ちに待った夏咲のシナリオであり、主人公の過去もいろいろ絡んでくるんですが……諸事情につきこの章ではストーリーが完結せず、「5章につづく」な曖昧さを漂わせたまま幕引きとなります。言わば4章が前編で、5章が後編みたいな構成。あまり書くとネタバレの恐れがありますからこれ以上の説明は避けますけど、とにかくそんなわけで4章に関しては2章や3章と違い、独立した感想を書くことが難しい。過去と現在を交錯させる手際は鮮やかで、エロゲーによくある「離れ離れになって随分経ってから久々に再会したというのに、一途に主人公を想い続けていた少女」というタイプのヒロイン造型を逆手に取って魅せてくれる。

 序盤はなかなか夏咲が正常な受け答えしてくれず、さっぱりコミュニケーションが取れないので苛々が募ります。どの章もまず前半でこれでもかとばかりにプレーヤーへストレスを与え、後半でおもむろに解消していくというのが車輪〜の大まかなスタイルとなっていますが……基本的な会話さえ拒否されるストレスは生半なもんじゃありません。「掛け合いが面白いことの大切さ」を逆説的に痛感させられた仕儀。進むにつれてだんだん会話が成立するようになりますから、後半は比較にならないくらいほど寛ぎ、サクサクと楽しんでプレーすることができました。夏咲の負った義務は「恋愛禁止」で、具体的に言えば「異性と肉体的接触をした場合、双方が罰せられる」ってものです。事故ならまだしも、故意に触れたり触れられたりすれば即ゲームオーバー。まるでファミコン時代のアクションゲーム並みにシビアな仕様だ。マリオでBダッシュして速攻クリボーにタックル死する奴とかいたな……ともあれ、恋愛ゲーにおいてもっとも難儀な義務です。「誰にも恋愛感情を抱かないと証明する」ことでしか義務を解く術はないのに、誰も愛せないんじゃ義務を解消する意味がない。『殺×愛』の「相思相愛でしか殺せない」を彷彿さとせる強烈なジレンマであり、なんともまぁもどかしい。それだけに終盤、桎梏から解き放たれた夏咲の顔を見たときは快哉を叫びたくなりました。

 2章以降のシナリオはあくまで個々の人間ドラマが軸になっており、それぞれが過ごす学園生活は物語上些細な要素でしかないので、極端な話「『車輪の国、向日葵の少女』は学園モノじゃない」と言い切ってしまってもそれはそれで妥当に思える。が、しかし、義務ゆえに友達との関わり合いを避ける夏咲の姿を見るにつけ、一切の屈託なく学園で友人たちと楽しく毎日笑い合っている光景を眺めたいものだなぁ……と願わされることを考えれば、車輪〜はこの上もなく純粋な学園モノであると思います。歳を食うと、特別何ということもなかった教室での出来事が無性に懐かしく胸に甦ってくるものだから困る。さ、早く5章に取り掛かるとしよう。辿り着いた先にハッピーエンドが待ち受けていることを祈りつつ。


2008-03-23.

あかべぇそふとつぅの『車輪の国、向日葵の少女』、コンプリート。

 最近の当方にしては珍しく、物凄い勢いで完了させました。発売が2005年の11月、プレー開始が翌2006年の元旦でしたから、実に2年以上も要してようやく終わらせた――ってことになる。といっても2006年と2007年の間に進めた分量はせいぜい4、5時間程度で、大部分は再開後の一週間で踏破。いやあ、結構ストレスの溜まる箇所もあってクリックする指が遅くなったりしましたが、一旦ブレイクスルーを成せば後はむしろ止める方が難しかったですね。休日丸々潰してプレーした日もありますよ。こんな傑作をみすみすHDDに眠らせていた自分はホントに馬鹿だと思い知らされました。

 本作は章立て構成になっていて、第1章から第5章まで、どんな選択肢を採っても概ね同じ展開を見せます。つまり、ほとんど一本道。特定のヒロインとフラグを立てることによってちょっとしたイベントが発生したり、エンディングが分岐したりしますけれど、いわゆる「個別シナリオ」的な役割は各章に振り分けられ、それぞれの中で賄われる仕組みになっている。そのため、何のフラグも立てないままエンディングを迎えると、俗に言う「ハーレムエンド」に到達する羽目となります。それもウハウハな女肉天国じゃなくて、誰ともHせぬままヒロインたちに言い寄られては逃げ回る童貞地獄変。平和と言えば平和なエピローグですけれど、初回で見たエンドがこれだったときは思わず腰砕けでした。18禁ゲームなのに、濡れ場らしい濡れ場を見ないでクリアしちゃったよ……と。エロゲーマーとして不覚の極みです。

 途中でいくつかトラップが仕掛けられており、バッドエンドも用意されている(BEスキーなので無論すべてチェックしました)けれど、良くも悪くも一本道なので一度クリアしてしまえばもう詰まることもありません。ただ、個別エンドを見る上で欠かせない「各ヒロインとのフラグ」を立てるのが少し厄介。というか面倒臭い。フラグそのものは誰がどう見たって「これフラグじゃん」と口走る明白な代物であり、分からないってことはまずありえないのですけれど……肝心のフラグが1章の時点から用意されていて、コンプしようともなればまた最初からやり直す必要が出てきます。立てたフラグによって少々文章が変わるとはいえ、展開自体は一緒だから、だんだん退屈してきます。スキップ中、テキストがだらーっと流れていく様子を眺めるのもダルかった。終いには本を読みながらプレーしていました(ちなみに伊坂幸太郎の『砂漠』)。

 それでも「根気があれば確実にコンプできる」っつー程度の難易度ゆえ、攻略するのが激ムズい昔のゲームとは比べ物になりません。けど、すっかりユーザーフレンドリーになった最近のヌルいゲームを基準にすれば面倒臭い方。話が面白くキャラ全員に魅力があったからこそ意地になって最後までやり抜きましたが、そうじゃなきゃ目当ての娘のエンディングだけ見て投げていたかもしれません。何せ当方は『Rumble〜バンカラ夜叉姫〜』のエンディングを凛奈と盾子しか見ていない男ですから。いや、あれはろくにセーブもできないシステムのひどさにコンプを断念しただけで、シナリオやキャラは良かったんですけどね……閑話休題。攻略は面倒でしたが、マルチシナリオじゃなくて章立て構成にしたこと自体は良かったと思います。物語を平行的に広げるのではなく、垂直に積み重ねる。そうすることで感動が分断されず、重層的な読み応えを味わうことができました。

 ともあれ、「何が何でもコンプしてやる」と駆り立ててくれるくらいには充実感の詰まったソフトでした。あくまで個々のドラマが中心であり、国家や体制といった背景設定は添え物で本編中においてそれほど詳しく描かれていないのに、深すぎず浅すぎず、丁度良い掘り下げで効果的に物語を盛り上げてくれるのが嬉しかった。クライマックスの白熱ぶりに対してエンディングがあっさりめなのは、やや残念でしたが。とっつぁんの行動もいまひとつ一貫性に欠くような……ま、そのへんの腑に落ちない点はFD『車輪の国、悠久の少年少女』で清算されることを期待しよう。「溜めが長い」などといった若干の不満に目を瞑れば、義務だの特別高等人だの、更には内乱や異民、南方紛争など、一見奇を衒って風呂敷を広げているようでいて、ちゃんと要点を押さえてまとめ上げるストーリーテリングの滑らかさにゾクゾクと背筋を震わせながら燃えることができた。トリッキイなところとベタなところがうまく同居して、乖離せず馴染んでいることには賞賛を送りたい。ライターはこのシナリオを僅か四ヶ月で書き上げたと豪語しており、ほんまかいな――と思いつつも素直に驚くとする。なるほど、道理でみんな『G線上の魔王』を熱望するわけだ。かく言う当方も「G線? あれだね、発売しても一旦様子見して、他の人たちの感想を吟味してから決めるよ」などといったコスい考えを捨て、スワスチカ上等で特攻する覚悟を決めました。腹を括った以上、もう延期などには怯むまい。

 時間は掛かってしまいましたが、どうにかコンプリートへ漕ぎ着けることができ、タイトル画面が全クリ仕様になった瞬間、様々なものが脳裏を去来しました。るーすぼーいがシナリオを手掛けたゲームはこれが初クリアとなりますけれど、実は同人時代の『A Profile』から注目していたんですよ……と、さりげなく「昔からのファン」であることをアピールしようと試みましたが、そうだ、『A Profile』積んでたんだった。言うまでもなく『夏の燈火』も。魔王が発売するまでにこれらも崩すべきか。しかし『A Profile』には『その横顔を見つめてしまう』という完全版があって、そっちに書き下ろしの新規シナリオが付いてるから『その横』を買い直した方がいいのだろうか? ただ、リメイクverはあんまり評判芳しくないみたいで「同人版で充分」との意見もありますし、うーん、迷うところだ。

 余談。『車輪の国、向日葵の少女』というタイトルには発表当初「……微妙じゃね?」という反応を示しちゃいましたが、いざプレーしてみるとマクロなものを「車輪」、ミクロなものを「向日葵」に見立て、その二つを融合させるセンスに痺れた次第。題名の第一印象でちょっと損している気がしないでもないので、「正直、タイトルからして惹かれない」とおっしゃるそこな御仁も堪えてせめて体験版だけでもプレーしてやってくれないかい? と推してみる。体験版は2章、さちシナリオがすべて収録されているらしいのでかなりオススメ。ぶっちゃけこのソフト最大の見せ場だもんなぁ、2章のラスト。3章のラストもですけど。4章は「繋ぎ」だからいま一歩ですが、5章もなかなか……って、つまりほとんどのラストが良いってことで、わざわざ強調する必要もないか。個人的に好きなキャラは法月将臣――要するにとっつぁんです、結局のところ。何度見てもつい「のりづき」と読みそうになりますが、声優の存在感も相俟ってヒロインたちが霞むこと霞むこと。「豚のひがみというのだ!」のインパクトは最強です。あとはまなも好き。いえ、ロリコンじゃありません。断じて。メインの3人では夏咲かな。4章ラストの真情吐露は見事な演出も相俟って神懸かった威力を放つ。「夏だねっ? お外はきっとあっついねっ。雨も降るかなっ? 田んぼは青々しいよーっ? 風が吹くと気持ちいいよね?」は幼少期のセリフや鬱咲時代のセリフが重なって一層厚みを増している。それから南雲えりも気になってたけど、あの人は出番が……っと、これ以上喋るとネタバレに抵触しかねないので以降割愛。当方は深刻なネタバレを受けた後でプレーして、別にどうということもなく楽しみました(事前にネタバレされているとそれはそれで楽しい部分もある)が、やはり知らない方が得かと。まあ、うっかり食らってしまっても気にしないでください。その程度で面白さが減ったりはしませんから。


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