2017年5月〜6月


2017-06-29.

・そろそろ夏アニメの放送開始も近いし、いい加減録り溜めした春アニメを片付けないとな……と重い腰を上げた焼津です、こんばんは。

 途中までは面白かったけどザシュニナがリセマラしようとしたあたりから「う〜ん」な感じになった『正解するカド』、始まる前は全然期待していなかったことを考えると心理面の収支はプラスなんですが、「惜しい」という感は否めない。まだ最終回は観ていませんが、ここから一発逆転は難しそうだな。『エロマンガ先生』は「紗霧かわいい」の一言に尽きる。『Re_CREATORS』はゴチャゴチャしすぎていていまひとつノり切れない……軸が定まらないと申しますか、しょっちゅうポールシフトを起こしている印象と申しますか。むしろそこが面白い、のか? 『グランブルーファンタジー』は最終回でまさかの主役変更、グランくんがジータちゃんになっていてビックリした。ジータちゃんがジェダイの騎士並みに強くて二重にビックリ。本筋に関してはストーリーがほとんど進まずに終わってしまったせいで拍子抜けしたけど、いずれ2期目も来るのかしら。フェリちゃんも出てきてほしい。私の最お気に入りキャラであるユエルは一応出番があったので満足しました。

 そして期待を寄せていた『武装少女マキャヴェリズム』、「でもKADOKAWAだしな〜」と不安だったけれど、思った以上にイイ仕上がりになっているじゃないですか。予算の限界を感じさせる部分も多々あるにせよ、そこらへんは工夫とノリの良さで凌ぎ切っている。原作に比べてバトルや剣術薀蓄よりも「ヒロインの可愛さ」で魅せる方に傾いているが、深夜アニメとしては正しい判断。画面にババンと技名が表示される演出はダサいっちゃダサいけれど、分かりやすいから別に良し。声優陣も味があるというか、聞いていて癖になる。1話1話、ストーリーの区切り方もちょうど良くて「続きが気になる」のもグッド。うん、単行本の1巻が発売された時点では打ち切りの可能性を濃厚に漂わせていたマイナー漫画が原作とは思えないくらい、ちゃんと気合の入ったアニメになっている。私の一番好きなキャラである「因幡月夜」ちゃんにも見せ場が用意されていて満足。現実的に2期は難しいかもしれないが、是非ともこの勢いで頑張ってほしいものだ。なんなら『しなこいっ』の方をアニメ化してくれてもいいんですよ? 何度見てもドラマCD版のキャストは豪華だよなぁ、『しなこいっ』。

 ちなみに、明日(日付的にはもう今日か)アニメ版『Dies irae』のティザーサイトが公開されるそうです。何か企画もやるそうなのでチェックせねば。Diesと言えば、lightはまた新しいパッケージ版を発売するそうで……さすがにもうウンザリしてきましたが、一応報じておきますと、9月29日に『Dies irae 〜Acta est Fabula〜 HD -Animation Anniversary-』『Dies irae 〜Amantes amentes〜 HD』、そして正田崇作品6つを集めたBOX『Dies irae & WORLD BOX 〜Masada Premium〜』が発売されます。え? 『Dear My Friend』? 『Imitation Lover』? 知らない子ですね。ファーブラとアマアメのはパッケージが新しくなってHD画質になるだけで中身は一緒です。ワイド画面にも対応していますが、よくある上下を切ってサイズ合わせしただけの代物なんで別段喜ぶほどのものでは……上下切る前の旧バージョン(4:3)も併録されるため画面端の確認も可能ではある。「〜Masada Premium〜」というネーミングに笑ってしまうBOXにはパラロス新装版、ファーブラHD版、神咒、八命陣、万仙陣、イカベイの6つが収録されます。イカベイ以外は全部18禁版。アマアメや曙之光、天之刻は収録されないので、コレクター向けとしては微妙ですね。神座万象と戦神館がゴッチャになっているから新規向けとしても若干混乱を招きそう。パラロスはGユウスケ原画じゃないのにGユウスケがパッケージイラストでリルを描いていて紛らわしいし。ただ6作品入って19800円(税抜)という価格設定はややオトクですから、「正田作品にまったく触れたことがなくて興味がある」という方にはちょうどいいかもしれません。興味あるのが今度アニメやる『Dies irae』だけってんならアマアメのHD版を買うのが一番です。ただ、キャストがアニメ版とは一部異なるので「あれ? この子、声違わない?」ってなるであろうことはあらかじめ了承しておいてください。lightのことだから放送終了後にヒットの規模次第で「福原綾香に差し替えたバージョン」を売り出しても不思議じゃないが……というか、元のゲーム自体すんごい制作の長引いたプロジェクトなので、同じ声優でも最初の頃と終わりの頃とで演技が結構変わってたりします。録音状態が悪くて音割れしている箇所もあり、全面的に見直して欲しいくらいですが、さすがに無理だろうな……私はもう「最後のお布施」と割り切ってアマアメHD版とBOXを買います。アニメはよっぽど良い出来じゃないとBD購入する気しないし、PANTHEON(スマホゲー)に課金する予定も今のところない。これっきりにするつもりで参ります。

【速報】なろう原作の人気ラノベ「盾の勇者の成り上がり」がアニメ化決定! 7月1日にPVも公開予定(まとレーベル)

 あ、ちょうど最近読むのを再開した盾勇だ。「そのうちアニメ化するかも」と思っていたが、本当にアニメ化が決定するとは……ビックリ。大枠としてはよくある「異世界召喚モノ」です。図書館かどこかで「四人の勇者」にまつわる本を読んでいたら、いつの間にか中世ヨーロッパ風のファンタジーな異世界に召喚されていた……という、非常にザックリした感じの導入から始まって、その後もだいたいザックリした感じの展開が続きます。文章はちょっと……どころか、かなり粗い。「本当にこれは商業で出していいレベルなのか?」と疑問になる箇所がいくつもあります。主人公がとんでもない逆境に叩き落とされた後、様々な人の協力を得ながら少しずつ這い上がっていく――というコンセプトそのものは明確なため筋を追うことに関しては難儀しないが、いささか展開が強引な感触も否めません。主人公以外の三人の勇者にしても、「主人公の引き立て役」といった性格が強すぎて振る舞いの一つ一つが不自然になっています。それがただのギャグで済むならまだいいんですが、彼らのせいでハッキリした被害や犠牲が生じてしまっているので読む人によっては相当胸糞が悪く、イライラすることになるでしょう。

 と、マイナス面を書き立ててみましたが、好きか嫌いかで言ったら実は好きなシリーズです。そうでなきゃ最新刊が出るたび購入したりなんかしません。剣、槍、弓と他の面子が勇者らしい装備に恵まれている中、唯一「盾」という攻撃に向かない装備を強いられたせいでのっけから苦しむハメになってしまった主人公があれこれ工夫を重ねながらギリギリのラインでパーティーを成立させていく序盤、笑えるようで笑えない逆境を演じる姿に引きこまれました。FGOで喩えたら、同期の初心者が☆5セイバーとか☆5アーチャーを当てている中でマシュだけ使って人理修復を目指すようなもんです。いや、実際そういうプレーヤーもいましたが……さておき、本作の主人公は「盾の勇者」ということでFGOの喩えを続けると「シールダー」に相当するわけですが、一応攻撃の手段があるシールダーと違って本当に防御特化したジョブのため、基本的には敵を攻撃することができない。隠し技みたいなのはあるっちゃありますが、通常だとそれこそスライムやスケルトンレベルの敵ですら倒せません。ただし、盾の特性でダメージを大幅にカットすることができるから負けることもない。なのでアタッカーさえ別口で雇うことができれば、タゲ取って敵の攻撃を一手に引き受け、余裕たっぷりで戦闘を終わらせることができる。そういう意味で言えばマシュよりもゲオルギウス先生に役割が近いか。盾の強化が素材集めだったり、スキルやアビリティの感覚で特殊能力を発動させたりと、全体的にゲームっぽいノリのシリーズです。描写も設定もひたすら大味で、ファンタジーを期待して読むのはあまりオススメしないが、「ゲームをやるような感覚で読む」ならちょうどいいかもしれない。たぶんアニメ化に合わせてスマホゲーとかもリリースされるんだろうが、手を伸ばす気にはならんだろうな、恐らく……原作に忠実すぎてもアレだし、かと言ってゲーム性を高めようとすると「これ盾勇でやる必要なくない?」ってなりそうな予感がします。どのみち長く続かな(ry

Fate/Grand Order カルデア放送局Vol.6 アガルタの女 配信直前SP、配信終了

 というわけで今日(日付としては昨日)は待ちに待った「アガルタの女」の詳細が報じられるニコ生の配信日、もちろん聞き逃す手はない。今回はアーラシュやジル、スパルタクス、カリギュラの役を演じている鶴岡聡がゲストとして登場するため「すわアガルタに☆5アーラシュや☆5伯父上や☆5圧制スレイヤーが実装か!?」と事前に騒がれておりましたが、特にそういう発表はありませんでした。単にスケジュールが合ってアポアニメの宣伝も兼ねて出演しただけみたい。アガルタに関して詳しいストーリー解説はなかったものの、ピックアップサーヴァントはお披露目されました。予想通り「不夜城のキャスター」が☆5で「不夜城のアサシン」が☆4。そして新情報として「エルドラドのバーサーカー」も明かされた。イラストは真じろうかな? 「エルドラド」はアマゾンの奥地に存在する、とされた伝説の黄金郷です。『アギーレ/神の怒り』という映画はエルドラド求めて彷徨うスペインの探検隊を題材にしていますが、実際にアマゾンのジャングルへ分け入ったため撮影がメチャクチャ苛酷だったそうな。つまり南米やジャングルに関連したサーヴァント? 南米……ジャングル……ジャガーマン・オルタ? アニメCMも流れましたが、セーラーアストルフォやら悪党風味の増したドレイクやら、「いったいどんな話なんだ!?」と謎や期待が膨らむ一品になっています。つかアストルフォとドレイクのインパクトが強すぎて不夜城面子が霞んでしまった……アストルフォの隣にいたメイド服はデオンっぽい? 謎のショタは背負っている剣がカラドボルグに似ていることから「フェルグス・リリィ」説が囁かれていますね。ドレイクは黒系の衣装、眼帯、邪笑でグッと悪のムードが高まっている。紫のリップがかっこいい。アストルフォとデオンは新宿みたいに単なる新衣装だろうが、フェルグス・リリィ(?)とドレイク・オルタ(?)は別鯖として実装されるかもしれませんね。その場合だとアルトリア・オルタみたいに☆4かな? 他にもリヨぐだ漫画単行本化とかアポアニメに合わせて新魔術礼装実装とかいろいろたくさんあって書き切れません。

 とりあえず、いくつか拾っていこう。まずひとつ、モーション改修。前々から言われていたヘラクレスがやっときます。宝具も打撃音が重々しい感じになって迫力が増した。しかし、もっと変化が激しいのはデオンとドレイク。デオンは立ち絵も大きく変わって、ちょっとGX-9900っぽく見える。サテライト・キャノン撃ちそう。モーションが変更されるだけで効果内容は変わらないから、宝具でダメージが入ったりとかはしないのか、残念。デオンは初期鯖としてうちのカルデアを支えてくれた功労者で、宝具レベルもなにげに2になっているけど、宝具がデバフ系ということもあって最近はそんなに使う機会なかったんですよね……久々に出陣させようかな。ドレイクは宝具で海が表示されるようになって迫力満点となっているが、これ処理面は大丈夫なのかな……「スマホを落とした女」にならない? 「アガルタの女」配信開始は29日18時、つまり今日の夕方であり「早くても金曜日だろ」と呑気に構えていた私は慌てた。土日に一気にやり込むつもりだったけど、予定を弄って木金で駆け抜けちゃうか……? 土曜はパイレーツ・オブ・カリビアン観に行きたいしなぁ。あ、公式サイトにも早速詳報が来ていますね。「悪」ボーナスに引き続き、今回は「女性」ボーナスで絆ポイントがアップ。例外としてアストルフォ、エルキドゥ、デオンもボーナス対象に入っています。「悪」より「女性」の方が範囲は広いから編成もしやすいな。うちのカルデアだと剣はデオン、赤王、沖田、アーチャーはエウリュアレとノッブ(オリオンは男性ユニット判定なので対象外)、ランサーはエルキドゥだけ(ジャガーマンは育ててない)、ライダーはドレイク、マルタ、牛若丸、メドゥーサ、キャスターはエレナとメディア、アサシンは……荊軻をもうちょっと育てた方がいいか、バーサーカーは聖杯転臨進行中の茨木ちゃん、茶々、清姫、そしてEXクラスのゴルゴーン、メルト、BBといった塩梅。要するに、「如何に孔明に頼らないで編成するか」って縛りになりそう。キツかったらフレ孔明に頼るって手もあるが(というかランチ孔明かランチマーリンかランチオルタニキを借りまくるつもり)。

 今回のピックアップから追加される「不夜城のキャスター」、宝具は全体攻撃みたいですが、スキルは支援寄りになるのだろうか? 支援寄りじゃないとダヴィンチちゃんとの差別化が難しそうな気がする。自分と味方にバフを掛けつつNP供給し、全体宝具で敵を一掃する……みたいな感じだと、基本運用はエレナと同じ感じになる? だったらうちの場合はコストも勘案してエレナで充分だな。サポートではフレのを借りまくるかもしれない。宝具効果の「〔王〕特攻」を見るに真名はシェエラザードっぽい。「王に話をしよう」 一方でアサシンの宝具、「毒状態を付与」は毒で誰かを殺した、みたいな逸話のある人物ってことを示唆している……? ロビン使いのプレイヤーにとっては嬉しいかも。毒付与アサシンは既に酒呑や静謐が実装されているけど、選択肢が広がるという意味で。機会があれば借りよう。バーサーカーは、単体バスター宝具で攻撃力ダウンのデバフか……特に語ることが見当たらない。新宿編でアーチャーを期間限定にしたことに対する苦情が多かったのか、今回実装される新サーヴァントは期間終了後にすべてストーリー召喚で排出される――つまり恒常化するみたいなので、「これを逃すとしばらく入手する機会がない!」ってわけじゃないようです。ただ、恒常と言ってもスト限の可能性があり、結局今を逃すとオルタニキやケツ姐並みにゲットし辛くなるかもしれませんね。それを恐れて「今のうちに引かねば……」って気持ちになっている人も多そう。ホントFGOもグラブルもガチャは蟻地獄だ……私は邪ンヌ復刻かエレシュキガル実装かセミラミス実装まで石と呼符はなるべく貯める方針で行く、って何度も念入りに書いておかないと誘惑に負けてしまいそうな自分が情けない。グラブルは前回のレジェフェス不振がプチトラウマになっているので月末はスルーして水着ピックアップまで力を溜めます。

・拍手レス。

 先ほどフレンド承認をお願いした(※伏せます)です。早速のフレンド承認ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
 いえいえ、こちらこそ。ハマっているゲームのプレーヤーが増えるのは素直に嬉しいです。本編の5章までは割とゴリ押しでも勝てますから、好きなキャラ育てつつ騎ん時を大暴れさせてあげましょう。6章以降は……誰もが通った道なので頑張ってください。


2017-06-19.

きらら4コマ「こみっくがーるず」アニメ化、学生マンガ家の少女たちが主役(コミックナタリー)

 かおす先生の「あばばばば」がアニメで観られるのか……湧き上がる歓喜を押し留めるのに苦労する。『こみっくがーるず』は2014年、今から3年ほど前に開始した4コマ漫画。女子まんが家たちが集まる寮でのコミカルな日々を描く、強いて言えば『ひだまりスケッチ』に近いテイストを持った作品です。作風が似ているか? と言われるとそうでもないんですが……自分自身が現役女子高生であるにも関わらず、「ここまでリアリティのない女子高生は初めて見た 作者はもう少し現実を見て」と読者から苦言を呈されてしまう主人公「萌田薫子」(ペンネームは「かおす」)をはじめとして個性的な面々が登場する。1個1個のネタはさほど破壊力が高いわけではないものの、丁寧な積み重ねによって次第に次第に作品世界へ引き込まれていく。若干の百合要素もあります。『スロウスタート』といい、個人的に好きなきらら系コミックのアニメ化が続いて嬉しいです。『ふたりでひとりぐらし、』も来ないかな……。

2017年6月28日(水)ニコニコ生放送にてFate/Grand Orderの特別番組「Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.6 アガルタの女 配信直前SP」を配信いたします。

 おっ、やっぱり配信直前ニコ生来たな。新宿はニコ生の2日後に配信、CCCコラボはニコ生の5日後に開催だったから、早ければ6月30日、遅くとも7月3日には「アガルタの女」を開始するんじゃなかろうか……と予想されます。詳しいことは番組の方で告知してくれるでしょう。ツイッターの連動キャンペーンは成功報酬が聖晶石12個なんで忘れずにリツイートしとかないと。いや毎回私がリツイートする前に既に目標数を達成しているレベルの楽勝ぶりだからあまり張り切る意味はないんですが、一応。番組では恐らくアニメPVも流れるはずなので、「アガルタの女」がどんな話なのかイメージを掴むことはできるはずだ。そして、新規に実装されるサーヴァント。「不夜城のキャスター」と「不夜城のアサシン」の2騎が来ることは既に判明していますが、新宿で実装されたサーヴァントが4騎もあったことを考えると、もう1、2騎伏せている可能性が高いです。それが巷で噂されている通りエレシュキガルだったら手持ちの石を全部突っ込むつもりながら、もし違っていたら基本は「様子見」の方針でガチャの誘惑をなるべく断ち切っていきたい。イラストがなまにくATKとおぼしきムチムチ褐色巨乳「不夜城のキャスター」は思わず下半身が反応しそうになってしまうが、よほど強くシナリオで殴られないかぎり「欲しい」という気持ちに蓋をして我慢するつもり。でもこれまで我慢できた試しがないんだよな……新宿のときも呼符は結構使っちゃった。

 意識がアガルタの方に傾きかけているものの、鬼ヶ島イベントはまだ終わっていません。騎ん時は無事に正式加入して宝具レベル5になったし、相撲礼装も凸れたし、最低限の目標は達成できたものの、各種素材交換はまだまだ残っています。BPの消化ともども励まないと。BPと言えば、「ラスボスだし、相当強いのかな?」と危惧していた丑御前はクラスがバーサーカーということもあってむしろすっごく楽に倒せますね……最初はフレジャックちゃんで解体していましたが、両脇の石の処理にもたつくのであれこれ試した結果「ノッブの三千世界で薙ぎ払う」がもっとも早いという結論に達しました。スキルの神性特攻と宝具の騎乗特攻、ダブルで刺さるから全体宝具なのに単体宝具並みの火力が出てあっという間に丑御前が溶けていく。なにげにクリ殴りも強力であり、1ターンで倒し切れなくても宝具で生んだ星を自ら吸ってバカスカと追撃クリティカル決めてトドメをブチ込んでくれます。やだ、ノッブ超カッコイイ……やっぱFGOは相性ゲーであると同時に特攻ゲーだな、と痛感しました。「鳳凰の羽根」を報酬とドロップでいっぱい入手することができて孔明をやっとスキルマすることができたし、交換素材で「凶骨」や「コーストランタン」を仕入れることができてドレイクのスキル「星の開拓者」をレベル10にする目処も立った(QPが足りないから実現はもう少し先の話になる)し、20日からドロップ効率のいい「羅刹級」ってクエストも公開されるそうでこの調子ならたぶん素材は取り切れるだろうし、我がカルデアにとってはかなり美味しいイベントとなりました。すぐに倒されちゃったせいであまり遊べなかった風越丸をたっぷり殴って、鬼が「鳳凰の羽根」をドロップする轟力丸の再来で団子を使い切ったら悠々と「アガルタの女」配信に備えるとしよう。

・拍手レス。

 私も「かわしまりの」という名前を明確に意識するようになったのはシャルノスのメアリからですねぇ。あとはすばひびの由岐も印象的な演技でした。すばひびのVFBですかぢがべた褒めしていて『サクラノ詩』でも重要なキャラのCVを任せていた辺り信頼が厚そうです
 シャルノスのメアリはスチームパンクシリーズの中でもひと際印象的で、未だに続編の妄想を逞しくしてしまいます。そういえば、すばひびにも出ていましたね。あと抜きゲーですけど、『催眠術2』の笠谷葉子もなかなか気合入った演技で好きだったり。

 初めまして。Dies irae 〜Acta est Fabula〜のレビューの頃から焼津さんのサイトを拝見している者です。焼津さんのFGO日記が面白くて一月ほど前からFGOを始めました。そしたらライダー版金時配布イベントと聞いて嬉しくて小躍りしました。前々からライダー版金時は格好良いし、性能良いしで欲しいけど復刻がないならFGOに手を出さなくてもいいかなと思っていたので嬉しい誤算でした。イベントも無事こなしてライダー版金時を入手することが出来てほくほく顔です。焼津さんのおかげと言っても過言ではありません。ありがとうございます。よろしければフレンドになっていただけませんか。(※名前とIDにつき伏せます)。まだまだ始めたばかりの弱小者なので他の方達と比べると貧弱なサポートですがこれからも頑張っていきたいのでよろしくお願いします。これからもサイトの更新楽しみにしています。それでは長々と失礼しました。
 初めまして。私もライダー金時はずっと欲しかったサーヴァントなんで今回の復刻には大喜びしました。ホント、カッコイイですよね! フレンドから借りるたびに「羨ましい」と地団太踏んだものでしたが、やっとその境遇から解放されてホッとする。フレンド申請、送っておきました。FGOは戦力の揃う目安が「真面目にコツコツやって半年くらい」だそうですからお互い急がず焦らずのんびり行きましょう。あとFGOは「上位のプレーヤーほど初心者の申請を受ける余裕がある」タイプのゲームなので、「うわ、この人すごい」ってサポートを見かけたら気後れせず今のうちにドンドン申請しておくと吉です。レア度に関わらずサポート欄を可能なかぎり埋めて「ちゃんと攻略に取り組んでいる」というアピールをすれば申請の半分くらいは通るはず。


2017-06-15.

あっぷりけ最新作はオダワラハコネ×桐月コンビ。ただしクラウドファンディングで資金を集め、目標資金に達しなければブランド解散に。(つでぱふ!)

 あっぷりけ、そんなことになっていたとは……ブランドデビュー作の『見上げた空におちていく』(みあそら)は体験版にピンと来なくてスルーしてしまったけど、2作目の『コンチェルトノート』で「おっ?」となって注目するようになったところです。ライアーソフトの『漆黒のシャルノス』と合わせて「かわしまりのって声優、スゲェな」と思うキッカケになりました。『腐り姫』の芳野さんとか『Forest』の雨森とか『ドラクリウス』のベルチェとか、以前からちょくちょく聞いていた声ではあったものの、声優の名前を覚えたのは『コンチェルトノート』と『漆黒のシャルノス』が出た頃だったような気がする。Diesの螢は2009年のクンフトやファーブラで演技力が爆発したけど、2007年の時点だと声優の名前はそこまで印象に残らなかった。あっぷりけブランドの評価が高まったのは第3作、2010年の『黄昏のシンセミア』からですね。シンセミア以降で購入したのは『花の野に咲くうたかたの』と『月影のシミュラクル -解放の羽-』だけ。月影〜は開封すらしていないが、花の野に咲く〜はちょっとだけやりました。「雰囲気のいいゲームだな〜、いずれ時間作ってやり込みたい」と気に入ったものの、こういう「いずれ」はいつまで経っても訪れないのが最近のパターンでして……結局気楽に読める漫画やラノベ、サッと起動して数分程度やったらサッと終われるスマホゲーに流れてしまう。そんな低気力モードが続いている私は今回のCF企画、「昔から知っているブランドなんで少額なら出してもいいけど……もうちょっと詳しいことがわかるまで様子見かな」とあまり気乗りしないムードである。これが『人工失楽園』や『末期、少女病』、『陰と影』、『霊長流離オクルトゥム(仮)』なら「皆まで言うな」と説明を切り上げさせて早速金策に走り回るところですが……要するに、現時点で「あっぷりけ最新作」に対して少女病やオクルのような幻想というか浪漫を感じておらず、心の中で盛り上がるものがない。またいずれ詳しい企画説明の場があるかもしれないので、しばらく判断は保留の方向で行きたい。

・FGO、鬼ヶ島イベントを進行中。礼装が揃っていないせいもあってHP600万の鬼にはてこずるが、茨木童子ほど強くないので全滅する心配もなく、あれこれ試行錯誤して楽しんでいます。

 シナリオはオマケ程度ながら、☆3サーヴァントの中でもっとも気に入っている牛若丸が活躍していて嬉しい。酔っ払った牛若ちゃん可愛い。兄上にかける情熱がドルヲタじみていて笑った。今回の頼光も来月以降に始まるであろう水着ピックアップも鋼の心で我慢するつもりではあります(アガルタはシナリオの内容次第でちょっと回すかもしれない)が、もし☆5ライダーとか☆5セイバーとか☆5アヴェンジャーで「源義経」が実装されたら私もいよいよ覚悟を決めないといけませんね。今のうちにコツコツと義経さん予算を積み立てておこう……そんな実現するかどうかも分からない仮定の未来はさておき、イベントの序盤でササッと騎ん時が手に入る仕様は実に喜ばしい。茶々やBBなど、イベントがほぼ終わってから配布されるパターンが続いたせいで「ひょっとすると今回も……?」と不安だったがなんてことない、杞憂だったようだ。早速貯めていた騎の猛火を注ぎ込んでレベルアップさせています。金曜日に術の修練場で試運転しよう。礼装は何を付けたらいいかしら、相撲はまだ凸れてないし、やっぱり起源弾か。そういえばイベント礼装目当てで回したピックアップガチャ、一発目でいきなり☆5礼装出たんですが、なぜかイベントとまったく関係ない「イマジナリ・アラウンド」……ずっと欲しかった奴なんだけど思わず「今かー」って溜息が漏れた。それでも☆4イベ礼装「忠犬待ったなし」はどうにか取れて、最低ラインの目標は果たせました。わざわざ別記事で報告するほどでもないかな、ということで今回はガチャ日記お休み。可愛い牛若ちゃんが写っている「花より団子」、欲しかったなぁ。

 前回の羅生門に引き続き、今回もBPを消費するクエストがあって、普段の倍は遊べるせいで経験値がどんどん貯まっていきますね。レベルアップするとAPとBPの両方が同時に全回復するのでひとまず消費するってだけでも大変です。平日だとやり込む時間もそれほど取れず、まだBP回復のお団子には手を付けていない。第一の鬼、「風越丸」はクラスがキャスターなのでフレンドのレベルマ騎ん時や男性特攻持ちのメイヴを借りて遊ぼうと思ったけど、気が付いたらやられていてあまり満足に挑めなんだ。第二の鬼「技喰丸」はフレ頼光とかオリオンとかエウリュアレとかいろいろ試せて「楽しい!」とキャッキャしている最中です。というかエウリュアレ、まだ相撲凸ってないのにフレ玉藻や魔術礼装「月の海の記憶」の力を借りて宝具だけで180万ダメージとか叩き出しているんですけど……この子の男性特攻、ホントにエグいわ。フレ頼光といえば、宝具のセリフが新しくなっていてビックリしました。ちょっとドスが利いた感じの奴と、凶暴性が増した感じの奴。今度実装される水着頼光のついでに新録したのかしら? 未確認ですが、イシュタルと式も宝具のセリフが追加されたそうですね。式の声優は坂本真綾、FGOだとジャンヌの声も演ってる人なので「水着鯖としてジャンヌが実装されるのではないか?」と噂されています。アポのアニメも放送中の時期だし、新規層を獲得するために配布は水着頼光じゃなく水着ジャンヌになるかもしれない。そしてイシュタルの声優は植田佳奈、彼女がFGOで演じたもう一つの役と言えば……い、いよいよなのか?(ゴクリ)


2017-06-12.

・「メンテが明けたらメンテが始まる」「初期のFGO並みにアレ」と話題の『シノアリス』、面白半分でダウンロードし「ちょっと遊んでガチャを回すだけ回したらアンインストールしようか」と軽い気持ちでやっていたらSSジョブ解放武器「束縛の杖」を引いてしまってやめるのが惜しくなり結局ズルズルと続けている焼津です、こんばんは。

 うーん、貧乏性。ゲームとして面白いかどうかと訊かれたら返事に困る内容ではあります。独白ともポエムともつかない短文が数行表示されるくらいでストーリーはあってなきがごとしだし、バトルもなんかよくわからないうちに終わっているし。赤ずきんちゃんが可愛くて続けているような部分もあるけど、クラッシャー向けの良い武器が取れなかったのでしばらく進んだら詰みそうな予感。通信状況が不安定でしょっちゅうエラー起こってトップに戻されたりアプリが落ちたりとお世辞にも快適とは言い難い環境なので、しばらくはログボ目当てに起動するだけのパターンとなりそう。

期間限定イベント「復刻:天魔御伽草子 鬼ヶ島 ライト版」!

 えっ!? 鬼ヶ島イベント復刻!? ってことは騎ん時も復刻される……! シノアリスに浮気している場合じゃない! と慌ててFGOを起動しました。「アガルタの女」配信まで何もなかったら暇過ぎると思ってたんで、復刻イベントの開催は嬉しい。それも「配布がスゴイ」と評判の鬼ヶ島ですからね。「天魔御伽草子 鬼ヶ島」は先週やってた「鬼哭酔夢魔京 羅生門」の続編に当たるイベントで、引き続き坂田金時がメインを張っている。ただしバーサーカーだった前回に対し、今回はライダー。騎の金時、ということで通称「騎ん時」である。配布サーヴァントの中でも一、二を争う高性能ユニットゆえ、「鬼ヶ島でちゃんと騎ん時をゲットしたかどうか」でゲームの難易度すら変わってくると言われています。レベル80まで上げたときのATKはなんと「9819」、☆5ライダー「フランシス・ドレイク」のレベル80時点(9669)よりも高い。ドレイクは80以降もステータスが伸びるタイプだからレベル90時点で比較すると逆転しちゃいますが、聖杯転臨してレベル90まで上げた騎ん時は☆5ライダー「メイヴ」よりもATKが高くなっています。グラブルで言うところの「背水」環境で輝く「アン・ボニー&メアリー・リード」を特殊な例として除くと、☆4ライダーで騎ん時ほど安定して火力の出るサーヴァントはいません。「騎のアタッカーは不足してるんだよな〜」というプレーヤーなら取っておきたい逸品です。逆にケツ姐やオジマンを持っていたら「そこまで必死にならなくても……」という感じかな?

 うちは術ボス向けのアタッカーが未だに起源弾を積んだ牛若丸のままなんで、騎ん時は是が非でも迎え入れたかった。ドレイクの姐御は雑魚掃討と星供給が主な役割で、ボス戦においてはサブアタッカー的な位置づけとなりますし……ただ、絆礼装を付けた宝具レベル5のドレイクはアホみたいな火力が出ます。全体宝具なのに単体宝具並みの威力で魂消た。話を戻して騎ん時、スキル「動物会話」のレベルをMAXにすると任意のタイミングでNPを50%もチャージできますから、礼装次第では開幕と同時に速攻を掛けることも可能です。オーバーチャージでQuickアップ効果が上がるため、「魔性菩薩」の恩恵を大きく受けられる。速攻を掛ける必要がないのであれば、起源弾を積んで程良くNPが溜まってきた頃にチャージしてブッ放す、といった具合に選択の幅があるのも魅力的です。牛若丸も☆3にしては宝具威力が高めだから軽くバフ掛けただけでも10万超えのダメージを叩き出してくれますが、騎ん時はそれこそ20万、30万のバ火力を発揮しますもんね……なんでここまで強くしたのか? ひょっとしてこのときの開発チームは正気を失っていたのか?

 騎ん時のみならず、鬼ヶ島は配布礼装も強い。「ゴールデン相撲〜岩場所〜」、通称「相撲」は限凸すれば攻撃力15%アップ、初期時点でNP50%チャージと、言葉にしてしまえば地味な効果だが、その汎用性の高さはイベ礼装随一とまで囁かれている。私もサポ欄で見かけて以来、ずっと、ずーっと欲しがっていた礼装であります。当然のように5枚集めて限凸するつもりですし、保管庫に溜まっている経験値礼装をブッ込んで可能な限りレベルを上げていくつもりでもある。素材交換は例によって「凶骨」と「竜の牙」が最優先ですが、茨木ちゃんのスキル上げで使った「混沌の爪」や「虚影の塵」も補充しておきたいですね。「無間の歯車」と「ゴーストランタン」の在庫も心許ないのでまた仕入れねば。再臨よりもスキル上げの方が素材調達に苦労させられます。しかし、現状もっとも欲しい素材である「鳳凰の羽根」はDP報酬か……DP報酬の素材って5個くらいしか貰えないから、孔明のスキルマはまだまだ先の話だな。

 そしてみなさんお待ちかね、ピックアップガチャの目玉は☆5バーサーカーの「源頼光」と「坂田金時」、☆5キャスターの「玉藻の前」です。金時は正月の日替わりでもピックアップされていましたが、頼光は約1年ぶりなので手ぐすね引いて待っていた方も多いでしょう。玉藻は恒常ながら、アーツパを組むうえで欠かせない要員である。この3騎、欲しいかどうかで言ったら正直超欲しい。みんなキャラとしても魅力的ですし。しかし、今は茨木ちゃんの育成が忙しくて、新たな☆5を狙いに行くだけの余裕はない。やっと「変化」のスキルレベルだけ10に出来たところです。他の2つは秘石不足で停滞中。いい加減ピースやモニュメントだけじゃなくスキル石も交換素材にしてくれたらいいのに……ともあれ、基本方針は見送り。もしピックアップの順番が逆だったら「何が何でも頼光を取りに行く!」とムキになってコンビニへ行ってムチャをするハメになっていたかな。茨木ちゃんのおかげでだいぶ満たされたし、今回はイベ礼装だけ取れたらいいや、って感じです。最低でも☆4の「忠犬待ったなし」は確保したい。イラアド高すぎてムラムラする。「花より団子」の牛若ちゃんも可愛いですね。理想を言えば☆4、☆5、両方のイベ礼装を取りたいところですが、もし「忠犬待ったなし」がサックリ出たらそこで即座に撤退し呼符を節約するつもり。そろそろ垂涎級限定ピックアップが十重二十重に重なるであろう地獄の夏が近いですもんね……私もどこまで石を守り抜けるか、あまり自信がない。

 にしても、鬼ヶ島の開催期間が28日までってことは、「アガルタの女」の配信は29日か30日かな。このペースで年末に第2部を開始するなんて可能なのか……?

・拍手レス。

 発売日に買っていたものの本体(VITA)を持っていなかった為未プレイだったEXTELLAに手を出しました。スイッチで出るやつだとDLC全部入り+新規オリジナル衣装付きだそうですね、チクショウ。蒼銀も全巻出揃ったのでぼちぼち読み始めました。フラグメンツ(欠片)の名前が示すとおり短編の集合体なので少しづつ読み進めたい人間には有り難いです。ちらほらと仕込まれてる本家(stay night)を思わせる場面ににやっとしてみたり。
 EXTELLAのPS4版やろうかな〜、と思いつつYU-NOリメイク特典のPC98版をダウンロードしてチマチマやっています。EXTELLAは2が出る前にやっておきたいけど、「スイッチは全部盛り」とか聞くと若干損した気分になりますね……蒼銀は短編の集合体だったんですか、知らなかった。各エピソード読切なら手を出しやすいかな、と事件簿読むつもりだったけど蒼銀も一緒に読んでみようかしら。


2017-06-11.

・FGO、メインクエストAP半減以外はしばらく本気で何もなさそうなので大人しくグラブルのイベント「シンデレラファンタジー〜PINYA HAZARD〜」に精を出している焼津です、こんばんは。

 「シンデレラファンタジー」はグラブルとデレマス(アイドルマスター シンデレラガールズ)のコラボ企画で、今回の「PINYA HAZARD」は第7弾。デレマスのアイドルを配布SRとして何人も貰うことができる、「戦力が不足している初心者」にとってはうってつけのイベントである。今回の目玉は「新田美波(水属性)」と「一ノ瀬志希(風属性)」ですが、過去のアイドルも復刻される運びとなっており、期間中に全員入手可能。ただしシークレット扱いの神崎蘭子はミッション形式となっていて、手続きが非常に煩雑です。詳しいことは各種攻略サイト参照されたし。条件を満たせばイベント期間終了後でも加入させることは可能みたいですが、手間を省くためにもSR蘭子が欲しい方はイベント中に召喚石「ブリュンヒルデ」を1個でも交換しておきましょう。複数個取れれば条件突破がグッと楽になるものの、ダマスカス骸晶も欲しいし私は1個が限界ですね……とりあえず「〔覚醒魔王〕神崎蘭子」をゲットする最初の関門はクリアしましたが、ここからが長い……毎日真面目にコツコツやっても1、2ヶ月は掛かりそう。レジェフェスの不振で本編進める気力も失っていたところだし、差し当たって当面は「蘭子の加入」を目標としてグラブルを続けていくことにしたい。

 さて、そんなこんなで大量のユニットが手に入るため「誰から育てればいいのかわからない!」と初心者が嬉しい悲鳴を上げること間違いナシなイベントながら、シナリオはオマケ程度というかあまりガチなソレではない。デレマスのアイドルが、気づくとなぜかグラブルの世界に……何でかよく知らないけど魔法も使える、という非常にふんわりした設定。「PINYA HAZARD」は感染すると「ピニャび」になる――理性を失ってぴにゃこら太のような顔になってしまう――奇病が蔓延するグラブル世界で、パンデミックを未然に防ぐため志希たちが特効薬を作ろうとする、ギャグともシリアスともつかないストーリーです。フルボイスで志希や美波の声が聞けるからまあいいか、くらいで流すが吉。「キタミ草(柚みたいな柑橘系の香りがする)」「AMIBO」など、元ネタを知ってるとフフッとなる要素もあります。知らない人は「ぐさぁーっ!」で検索しましょう。

 「PINYA HAZARD」で新規追加された美波は信頼度加入なのでイベント以外のクエストでも連れ回せば達成できますが、今までのイベントと比べて必要量がやや多め。こないだの復刻「英雄再起」のノイシュや「アストレイ・アルケミスト」のカリオストロが750、サムスピコラボの覇王丸が500だったのに対し、美波は1000です。美波目当てでグラブル始めた方が1日で満タンにするのは少し辛いかも。イベント期間はそこそこ長い(21日のPM9時前まで)から、焦らなくてもそのうち溜まるはず。志希はトレジャー交換、FGOで喩えるとお団子とか瓢箪とかああいう感じのイベント専用ドロップアイテムを集めることで入手可能となります。霊基再臨に当たる「上限解放」はイベントと関係ない通常の素材で出来ますから、志希だけが目当ての人は交換済んだらもうそこで終了ですね。本当に始めたばかりのガチ初心者だとトレジャー(ドロップアイテム)集めがちょっとしんどいかもしれません。一応低難易度クエストでもドロップすることはするんですが、量が少ないから何十周も回るハメになる。逆に言えば単調な周回を厭わぬ根気さえあれば志希にゃんは確実に手に入ります。

・アニメの放送も近くなってきたし、『Fate/Apocrypha』もそろそろ本腰を入れて読み進めないと……今は4巻の終わりあたり。このペースなら今月中に全巻読み切れそう。

 このへんになってくるとネタバレを避けての感想は難しくなってくるな……ネタバレすまいとすると「相変わらずアストルフォがカッコ良くて可愛い」っていう変わり映えのないものになってしまう。蝉様ことセミラミスも徐々に可愛い側面を見せ始めて「なんでネットであんなに人気があるのか」、その理由の一端が少しずつ分かりかけてきた。でも意外だったのはゴルドがだんだん萌えるキャラになっていくことか。なんというかオルガマリー的な魅力がほんのり漂っているよなぁ。レティシアもさりげなく魅力を出しているけど、どうしても「宝具強化の影響でジャンヌが装備する必要のなくなった礼装」である「聖者の依代」を思い出してしまい、何とも言えない気分になってしまう。「翌日、ベンチで冷たくなっている聖者の依代が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った」という鋼屋ジンのネタも脳裏をよぎる。Apo読み終わったら次は蒼銀を読もうかFakeを読もうか事件簿を読もうか迷っています。そういえば事件簿は東冬がコミカライズするみたいで、そちらも楽しみにしている。


2017-06-07.

・詳しいことはガチャ日記の方に追記しておきましたが、茨木童子は無事に召喚することができた焼津です、こんばんは。

 早速種火を与えて再臨を済ませ、クエストにも連れ回して絆ポイントを溜め、幕間の物語「渡る世間はオニばかり」を解放。羅生門復刻に合わせて追加された新規ストーリーで、面白いと評判だったので楽しみにしていた。舞台はウルク。まだ人理修復する前の出来事です。残留思念のような形ながら、7章でちょっとだけ触れられていた巴御前も登場。彼女に関する情報も断片的に語られており、興味深い。本編では主人公たちが到着する前に魔獣の将・ギルタブリルと刺し違えて霊基消滅していたそうですが、「巴御前を『美しい』と褒めたギルタブリルの心を彼女は踏みにじってしまった」など、ただ単に戦って相討ちになったわけではない――と判明したこともあって詳細が気になる。これは巴御前も遠からず実装されるな、たぶん。二節目のエミネーは術と弓だったので「じゃあ最終再臨も済んだエルキドゥを投入するか」と何気なく編成に組み込んだところ、賢王ギルガメッシュが出てきてハッとなった。「まさか、羅生門復刻ピックアップでエルキドゥがすり抜けてきたのはこのためか!?」 ブレイクシステムにより術ギルから弓ギルに変化、黄金律であっという間にチャージを溜めてエヌマ・エリシュを放ってきたが、孔明の防御バフのおかげもあってエルキドゥはこれに耐え抜いた。返礼とばかりに満タンとなったNPでエヌマ・エリシュを撃ち返し、「人と共に歩もう」と英雄王を討ち取る――大層ドラマチックなバトルを繰り広げることができて満悦しました。引いた直後は「なんで今なんだ……?」って反応をついしてしまったが、いやいや、「今だからこそ」来てくれたんだな。一気に愛着が湧いてきた。極大成功のおかげでレベルはどうにか90にできたけど、スキルが全然上がっていないのでそちらも頑張らなければ。

 茨木が来てくれたおかげで若干モチベを取り戻したとはいえ、羅生門イベントは単調過ぎて後半になるとさすがに飽きが来ますね。初日は礼装が揃っていないせいもあって鬼ごろし級のHP600万茨木を削り切れず途方に暮れたものの、2日目あたりから礼装もポツポツ入手できて「イケるのでは?」となり試行錯誤する段階に入る。3、4日目あたりでようやく削り切れるようになるものの、「茨木ちゃん倒してもあまり旨味がないな、茨木ちゃんよりもむしろ素材や瓢箪や礼装のドロップがある両手を優先して殲滅した方がいい」ってふうになります。そして「フレンドから強アタッカーを借りるよりも自前のアタッカー(全体B宝具が望ましい)に凸遮那王を持たせて、凸鯉スキルママーリンを借りた方が安定する」という結論に落ち着き、周回がただのルーチワークになってしまう。一週間でもダルいくらいなのに、復刻前のオリジナル羅生門は期間が2週間もあったんですよね……しかも全滅したら報酬ナシという耐久前提の仕様。マーリンが実装されておらず、マシュも真価を発揮していなかった時期のイベントで、よく忍耐が保ったものだな……と、古参のマスター方に対する畏怖と敬意と同情の念を禁じ得ない。マシュとマーリン抜きでも孔明・玉藻・オリオンのトリオ、いわゆる「トライスターシステム」で凌ぎ切れなくもないのだが……メンバー全員が☆5というあたり、別の意味で高難度。そういえば今回フレ玉藻借りて本格的にアーツパ運用してみましたが、すごく楽しいというか率直に言って玉藻が欲しくなりました。玉藻、手持ちのサーヴァントがあまり揃っていなかった頃は借りても持て余すと申しますかいまいち強みを引き出せない感じがしましたけど、アーツ系が育ってくると断然その存在が際立ってくる。キャラも魅力的だし、「恒常オンリーのサプチケが実装されたら確保したいサーヴァント」のベストスリーに喰い込んできました。

メインクエストAP消費1/2キャンペーン!&復刻 新宿ピックアップ召喚

 この時期にメインクエ半額キャンペーン……そろそろ「アガルタの女」配信が近い? 「新宿幻霊事件」のときのタイムスケジュールを振り返ると、「2月17日に公式サイトで情報公開」→「2月22日にニコ生放送で新サーヴァントお披露目」→「2月24日に配信開始」といった流れ。今回も恐らく間にニコ生を挟むであろうから、羅生門終わってすぐにアガルタ配信とは考えにくい。早くても来週末、遅ければ月末かもしれません。個人的には23日の金曜あたりと睨んでいる。新宿ピックアップを復刻するのは、CCCコラボ目当てで急いで終章まで駆け抜けてきたマスターたちが放置していた新宿編をアガルタに備えてやり始め、「えっ、新宿のアーチャーって期間限定なの!?」とショックを受けるだろうことを予測しての差配でしょうね。んなことするぐらいだったら新宿のアーチャーも恒常☆5にすればいいのに……と思わなくもない。単体弓はオリオンがいるし、ロビンの育成もまだ途中なのでこのピックアップはスルーしときます。アラフィフ、ユニットとしてはデスペラード感があって好きなんですけども、たまにフレから借りるくらいで満足しとこうかと。

 てっきり羅生門復刻の後はすかさず鬼ヶ島復刻が来るものと期待していましたけど、少し怪しくなってきたか? いや、アガルタまでの期間がイベントなしのガチ空白期間だったらメインクエスト終了済のプレーヤーを繋ぎ止めるために種火・修練場・宝物庫あたりのAP半減キャンペーンでもやるはずだし、たぶんこの流れで鬼ヶ島も復刻されると思います。ただ、羅生門終わってすぐではないかも……それとピックアップも目玉の☆5は頼光のままでしょうが、羅生門との重複を考慮して☆4ピックアップは茨木から別の誰かに変更される可能性がありますね。茨木の幕間に出てきた巴御前がランサーかアーチャーあたりのクラスで急遽実装される可能性も……ないか。

・鬼繋がりというわけではないが『オニヒメ』という漫画を読んだ。

 『ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)』で知られる上山道郎の新作。異界より訪れる妖魔悪鬼の類「越境者」を、剣豪たちの技を封じ込めた法具「剣豪ディスク」によって討つ、伝奇色の強いバトルコミックです。ノリとしては特撮に近いかもしれません。剣豪ディスク、『柳生十兵衛』――新陰流! みたいなノリで剣豪の魂とも呼べる技をインストールして戦いますので、商品化されたらコレクション性のあるオモチャとして喜ばれそうな感じです。格闘技、というよりそれ以前に存在する「体の動かし方」についてこまごまと解説してきた『ツマヌダ格闘街』の作者だけにバトル部分もキッチリと描いており、どちらかと言えば今回はストーリーの進行を優先しているみたいだが、マニアックな描写もあちこちに仕込まれている。

 輝く貌のディルムッドばりに見る者を魅了する少女・鬼塚愛、通称「姫」は剣豪ディスクを使うとまるで鬼のような角が生えてしまう。果たして彼女は魔性の存在なのか……? 退魔を旨とする少女・神代優は戸惑いながらも、邪気のない愛に徐々に惹かれていく。ここから微百合な感じになるのか殺し愛に発展するのかは今後次第といったところ。同作者の『怪奇警察サイポリス』は「鬼塚勇気」という少年が主人公だったが、今回のヒロインはその娘という設定とのこと。サイポリスはもう25年も前の漫画で、実時間とリンクして『オニヒメ』も『サイポリス』から25年経過したことになっています。魅了の力が強すぎるせいか満足に友達を作れない愛は「対等な関係」に飢えており、魅了への抵抗力が比較的強い優にグイグイと懐いてくる。その様子が可愛い。一方でバトルは強くカッコ良く、「戦うヒロインかくあるべし」といった風格が漂っています。マントラを唱えて妖魔を元の世界に送還する、みたいな描写もあるにせよ、戦闘はビームや炎を飛ばし合う派手派手しいタイプのものではなく剣術や体術で相手を倒すのが基本となっており、「伝奇はちょっと……」という人でもアクション好きなら読んでみてほしい。


2017-06-04.

・FGOで茨木ちゃんを殴……いえ、茨木ちゃんで遊……いえいえ、茨木ちゃんと遊ぶのが楽しくてついつい放ったらかしにしていたグラブル、ローアインとかのフェイトエピソードで貯まった石を使って単発引きしたら「カルテイラ」という可愛い子が当たって少しやる気を取り戻した焼津です、こんばんは。

 別にレアリティが高いキャラではないけれど、声が野中藍で聞いていて寛ぐんですよね。シェロカルテの声真似には笑った。戦闘でルピを稼ぐ珍しいユニットみたいで、調子に乗って上限解放しまくった結果ルピが枯渇してしまったうちの家計を僅かなりとも支えてくれそう。レア度の低いキャラ引いても、フェイトエピソードですぐに楽しめるのはグラブルの良いところである。ローアインのも楽しかった。セワスチアンのエピソードはイベントクリア後(ないしイベント期間終了後)でないと読めなかったんですが、「血風の獄犬」というタイトルの時点で「剣を握る時間よりも食材を手にしている時間の方が長いと言われ」るじいやのイメージとはかけ離れていて既に面白かった。声も魅力的だし、育ててみようかな。

 イベントはこないだの「英雄再起」とは打って変わって「番外編」なムードが強くて気楽な感じでした。エプロン姿のルリアやコック帽被ったブリジールも可愛かったな。マルチは救援呼んで他の強い人たちに倒してもらう、といういつものパターンでしたが、今回は救援打ってすぐに何名もプレーヤーが駆けつけてきてくれる状態だったから割合あっという間に信頼度を溜められて終わった。記念の召喚石も戦貨ガチャであっさり出たし、息抜き感覚でエンジョイすることができて満足。次はデレマスとのコラボイベントですっけ。志希にゃん出てくるみたいだし、もうちょっと続けてみよう……(ズルズル)。

・FGOの羅生門イベントは今のペースだと日曜日くらいでDP稼ぎ終わって、以降は瓢箪集めに専念することになりそう。

 全滅してもドロップアイテムが貰える&茨木本体を削り切っても何もドロップしないので「雑魚を一掃したらさっさと茨木にやられて全滅する」という全滅前提の周回、いわゆる「全滅周回」がもっとも効率的とされているみたいですが、個人的に「結果としての全滅」はまだしも「目的としての全滅」は気持ち良くないのであんまりやりたくないですね……かと言って時間掛けて600万を削り切るのも、15ターンを耐え凌ぐのも、旨味がない以上かったるい。うちの戦力だと鬼ごろし級に挑むより鬼なかし級をぐるぐる回る方がスムーズ。フレンドの凸遮那王付けた頼光か弓ギルかイシュタルを借りて孔明とシェイクスピアでバフを掛け、オダチェン凸鯉モーツァルトで2ターンに渡って星を供給すれば300万くらいはあっという間に吹っ飛ばせる。「クリ威力アップは偉大」と改めて学んだ。しかし、困ったことに、バスタークリティカルの凄まじさを思い知れば思い知るほど頼光や邪ンヌ、あとバッファーとしてのマーリンが欲しくなってしまう……ハッ、まさか運営はこの後に控えている頼光や邪ンヌやマーリンの復刻ピックアップをブン回させるため、あえてこのタイミングでヌルめの羅生門を再演したのでは……? 「報酬で林檎と素材を掴み取りし放題や!」と喜んでいたけど、運営は運営で「『フレ鯖の羨ましさ』をイヤというほど痛感した連中の財布の中身を掴み取りし放題や!」とほくそ笑んでいるのかもしれない。新宿編から時間が経って「邪ンヌ召喚したい」という欲望はだいぶ薄らいできたものの、今復刻されたら理性を保てるかどうか怪しいところはある。

 というか、現在の羅生門ピックアップでも茨木童子が召喚に応じてくれる気配は依然一切なく、私の理性など既に決壊しかけている。初日のすり抜けエルキドゥで運を使い果たしたのか、出るのは「モータード・キュイラッシェ」とか「謎の仮面群」とかそんなのばっかり。収穫らしい収穫は、なぜかうちのカルデアだとあまり出てこない百貌の宝具レベルが上がったことくらいか……☆3でも結構偏りが出ますよね。牛若丸は逆にフレポガチャからもよく出てくるので何度もマナプリになってしまった。ともあれ、茨木童子。羅生門で毎日顔を合わせるうえ、グラブルで開催中のイベントでも可愛いエプロン姿のルリアちゃんが同じ声で喋りかけてくる。さながら「なおぼう包囲網」といった趣があり、理性が徐々にメルトアウト中。「コンビニ」なる特異点に眠る、あらゆる英霊を召喚しうる最強の触媒「魔法のプリペイドカード」――その存在が、かつてないほどの勢いで脳裏をよぎっていった。「ちょっとコンビニ行ってくる」って言葉が喉元まで込み上げてきたものの、「いや……イベントは8日までだがピックアップはなぜか14日まである……まだ慌てるタイミングではないだろう」と己を諫め、事なきを得ました。

 が、そろそろ限界が近いかもしれませんね。7月に来るであろう☆5確定の福袋に備えて聖晶石の購入手順を確認し「必要最小限で済ませるなら2900円と480円と120円、合計3500円か……」などと検討の段階に入っているところなんで、課金への抵抗(ガード)がだいぶ低くなっています。「9800円の140個セットを買って、福袋用の30個を残す形でばらきー目当てにガチャるのが一番効率的なのでは? ☆4単独ピックアップだし、☆5狙いに比べれば楽でしょ」と欲望にまみれたグルグル目で呟き、「なるほど完璧な計画っスねーっ、爆死するかもという点に目をつぶればよぉ〜!」とセルフツッコミを入れている状態。賭けてもいいですが、一度回し始めたらムキになってしまって「福袋用の30個を残す」なんて理性、絶対に働きませんよ。それに50連そこらじゃ欲しいものが出ないのは先日グラブルで思い知ったばかりだ。とりあえず結論を出すのは先送りにして、今はばらきーが来ない悲しみをばらきーにぶつける作業に専念しよう。

・拍手レス。

 >600万がちょっと削り切れない あったよ!凸ポンポコ装備ジャックちゃんが!ということでサポートに居ますのでよろしければどうぞー 女性特効が乗っていい火力がでますよ!(ステマ)
 ジャックちゃん! そうか、そういう手もありますか。マーリンの英雄作成やシェイクスピアのエンチャントを活かすためにバスター系のサーヴァントばかり見ていました。早速試しに宝具レベル2の凸遮那王ジャックちゃんお借りしてバフ掛けまくったら宝具だけで120万というエゲつない火力出てビビるなど。今回は条件が緩和されているおかげもあってあれこれと試行錯誤するのが楽しく、「鬼哭酔夢魔京 羅生門」というより「いばらきちゃんとあそぼう」なイベントになってますね。

 おおぉ、エルキドゥ…! すり抜けで複雑な思いもありましょうが、ともあれおめでとうございます!w ステータスの上限突破は嬉しいといえば嬉しいのですが、今イベントでの☆4フォウ君の供給量が4枚ずつだということに思わず目を疑いました。下手すると聖杯を捧げるのと同じくらいの覚悟が必要そうですねこれ。
 引いた直後は「なんで今なんや……」と思ったけど、宝具の防御デバフが強力なためイベントでは大活躍中してくれて「ヒャッホー! やっぱエルちゃん最高や!」と掌を返しました。☆4フォウくん、貰える量が「えっ、こんだけ?」って感じで戸惑っています。1000にするたび案内が出てくるのもウザったいし、上級マスターは早くも嫌気差してそう。

 自分もグラブルのモチベが低迷していた時期がありましたが、とりあえずカジノのハーフエリクシール(半汁)とソウルシード(種)の交換だけは毎日しておいた方がいいです。自然回復分のAPも使い切らない程度の軽いイベント報酬と合わせて、本格復帰時には半汁1000個種2000個以上たまってました。おかげで今は走り放題です。狙ったキャラが欲しいならサプライズチケットを利用した方がいいですね。1〜2ヶ月に1回程度の頻度であります。基本的に恒常のみですが約3000円で指定した対象が手に入る上に10連チケットもついてきます。騎空団は基本的に入った方が便利ですよ。特に「全クエストでのキュアポーション供給」と「1日2時間マルチバトル開始時奥義ゲージ100%」が大きいです。自分の場合、ゲーム内勧誘で入った団(しばらくして最低限の運営もされなくなった)→同団のフレンドの後を追って移籍した団(ちゃんと運営されているが古戦場は予選落ち)→グラブルやFGOプレイヤーの多い某スレで運営されている団(安定して古戦場Aクラス。本戦では勝ったり負けたりの中堅)と移っていきました。金剛晶取れるようになると世界が変わりますよ。最近どんどん緩和されてますが。あと、初心者向けのレクチャーでこんなのもありました。http://himanatokiniyaruo.com/blog-entry-7195.html
 種はゼノイフマルチでだいぶ使ったので補充しておきます。「レジェフェスで欲しいキャラが何人か来たら、残りをサプチケで取るのもアリだな」と皮算用していましたが、まさか1人も勧誘に応じないとは……見通しが甘過ぎました。グラブルのサプチケとかデレステのスカチケは良い文明……とまで言えるかどうか確信が持てませんが、少なくとも福袋よりはマシなのでFGOにも導入してほしいですね。あ、そういえば一人騎空団を立ち上げていた頃に「なんでか知らないけど奥義ゲージ溜まってるな」ってことが何度かありましたけど、アレがアサルトタイムってものなんですか。今調べて初めて知りました。結局虚しくなって一人騎空団は解散しましたけど、折を見て復活させようかしら。


2017-06-01.

・グラブル、コツコツと貯め込んだ石15000個でレジェフェスに挑んでみましたが、狙っていたキャラ解放武器が1個も出ず意気消沈している焼津です、こんばんは。

 ダヌアとかナルメアとかゼタとかジャンヌとかヴァンピィとかベアトリクスとか、「来たらモチベ上がりそう」と期待していたキャラは一人も加入せず。召喚石はルシフェルとオーディンが当たったから戦力的にだいぶ向上したはずなのに、なんだかやる気ゲージがグンと下がってしまった次第。この手のソシャゲはガチャの結果でモチベを左右されてしまうのがアレですね……とりあえず開催中のお子様ランチイベントだけはやるつもりですが、しばらくは大人しく石を貯めるモードになりそうです。

FGO、期間限定・高難易度イベント「復刻:鬼哭酔夢魔京 羅生門 ショート版」!

 というわけで羅生門復刻です。擬似的なレイド戦を導入したイベントで、調べてみるとオリジナル版はちょうど1年前に開催された模様。6章のキャメロットが7月下旬配信だから、だいたいその2ヶ月前か。当然マーリンはまだ実装されていなかったし、それどころかマシュの宝具が真名解放する前だったからどのカルデアも戦力の規模が今とはまったく違ったでしょうね。「今度こそワンパン」とリベンジに意欲を燃やすマスターも多いらしい。私も何度かやってみて、300万くらいは余裕を持って倒せたけど、600万がちょっと削り切れないです。全滅してもドロップアイテムは手に入るし、与えたダメージ量に応じて報酬も貰えるから「何が何でも倒さねば」というわけじゃないけれど、やっぱり削り切ってみたい。今度は土方さんで新撰組チャレンジしてみようかな。孔明・オリオン・フレ玉藻でチャージ減地獄へ持ち込む手もある。もしロビンが育っていたらイーバウチャレンジもしてみたかったが、「竜の牙」が足りなくて最終再臨できてないんですよね……イベント交換アイテムに牙あるから、これでやっと最終再臨できる。ともあれ、イベントでは「とっかえひっかえヘンリー八世」とばかりに主力メンバーをあれこれ入れ替えて討伐に意欲を燃やしていきたい。

 ほか、サーヴァントの強化上限値が現状の990から2000に引き上げる、という情報も見逃せない。「英霊結晶」、単に「フォウくん」と言った方が通りがいいかもしれませんが、あれのMAXが一気に1010もUPするわけですよ。とりあえず翁を最優先で再強化していこう。その次どうするかは終わってから考える。沖田かドレイクあたりが候補かな。イベント限定礼装の「遮那王流離譚」は牛若丸好きとして必ず限凸分を確保するつもりで行きます。「遮那王流離譚」、サポートで見かけて以来ずっと欲しかった礼装の一つです。ガチャ回さなくても手に入ると知ってホッとしました。こういうイベント礼装ってエネミーからドロップすることもあるから、ラスト一枚は交換を最後まで保留にしておいた方がいいかも。

 そしてピックアップ召喚の目玉は限定☆5アサシンの「酒呑童子」と☆4バーサーカーの「茨木童子」。茨木はこの次の次に当たるイベントで実装されたから本来はピックアップ対象じゃない(参考:当時の告知)んですが、復刻ということもあって特別に選ばれたんでしょう。酒呑はキャラ的にすっごく魅力を感じるし、サポートポジションとして翁の脇に置けばライダー狩りもすっごく捗るんだろうけれど、冷静に考えるかぎり「フレから借りれば充分」なので狙いません。問題は茨木童子だ。☆4バーサーカーとして優秀な性能を持つ子であり、「バーサーカーなのに防御バフのおかげで硬くて倒れにくい」という特徴から場持ちもいい。何より超絶可愛い。正月にプレーを開始して以来、ずっと憧れているサーヴァントの1騎です。欲しい……キャラ的にも性能的にもすごく欲しい。石の残量が心許ないから呼符のみでのチャレンジとなりますが、是非とも期間中の呼符すべてを注ぎ込む勢いで狙っていきたい。☆4でも複数ピックアップだと一点狙いの当選確率はかなり低くなりますけど、今回は単独ピックアップなので狙い目である。とはいえ☆4サーヴァントの排出率は3パーセント、グラブルでSSR引くのと一緒の確率ですから、単発に望みを懸けるのはハッキリ言って厳しい。「イベ礼装が取れたら上等」くらいに思っておいた方がいいのだろう。差し当たって本日の結果は別記事(FGOガチャ日記)で報告しておきました。

 にしても、イベントは8日までなのにピックアップが14日まである、ってのは何か匂うな……まさか「天魔御伽草子 鬼ヶ島」もショート版で復刻されるのか? もしそうなら絶対に騎ん時と相撲礼装を取りに行きますよ。騎ん時も開始当初から憧れていたサーヴァントの1騎だ。ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィと並んで復刻をずっと待っている配布サーヴァントであります。相撲礼装はイベント報酬にしては破格の性能を持つ奴なんで、復刻されたなら必ず凸るつもり。

・拍手レス。

 グラブルのガチャは、石やチケット含めて300連回すと、ピックアップ対象の1つをガチャとは別でもらえる(通称:天井)ので、期間限定の中でもイラアドと性能が共に高いものが多い「水着」と「十二神将」に備えて貯蓄をする人もいますが、まぁ全属性のフロントがSSRでうまるまではレジェフェスの度に全放出でいいと思いますよ。メインクエストで苦戦するなら「リベンジボーナス」(全滅撤退する度に2時間以内の再戦時のHPと攻撃力が上昇)を使うと楽になります。第一部終盤のボスは当初はコンティニュー不可・リベンジボーナス未実装などでRank100超えプレイヤーでも突破できない人が普通にいるような感じでしたが、どんどん緩和されてつい昨日のアプデでも、FGOでいう「魔神王」相当のボスが弱体化されました。ダマスカス鋼の使い道としてよく言われるのは「シュヴァリエソード・マグナ」「ミュルグレス」「グラーシーザー」「ゲイボルグ」ですね。このうち後ろ2つは無〜微課金にはほぼ無縁なシロモノなので気にしなくていいです。シュヴァマグ剣も真価を発揮させるにはRank101以上が必要です。たぶんまだRank100以下だと思うので、目標はマグナボスのHPをソロで半分まで削れるようになって「マグナ武器」を集めることと、十天衆を1人仲間にすることですね。
 グラブルの話題でときどき出てくる「ご理解」という用語が「天井まで回す」って意味だと知ったとき、なにげなく読み流していた会話の闇が思ったより深かったことに気づいて震えたりしました。さすがに300連分も石を貯めるのは無理そうなので順次放出する方針で行きます。50章超えたあたりからボス戦はリベンジボーナス込みでどうにか突破できる、って状態ですね。ランクはクエストをサボっていた時期が長いのでまだ55です。マグナボスは試しにいっぺん挑んでみたら、まったく敵わず全滅しました。なので当分先の話になりそう。十天衆も手順の多さに気が遠くなりかけましたが、ゆっくり頑張っていこうと思います。

 こんにちは。FGOをされていたのは日記で知っていましたが、グラブルもされているんですね。わたしもグラブルやってますが、けっこう時間が拘束されてつらいですよね。時々「これゲームじゃなくて仕事かな?」と思うことがあります。よかったら一緒に遊んでください。ではー
 FGOに比べると片手間のプレーなんで、騎空団にも入らず共闘もやらず気楽な感じで楽しめています。本格的にやり込むとなったらFGO以上に時間拘束が厳しそうなゲームですよね……普段はマルチしないし、ソロも後半はオート任せなバトル多いので、本読みながらコツコツやってる状態です。IDは「14689844」ですがレジェフェスの結果がいまひとつで意気消沈したため、お子様ランチのイベントだけやってしばらくFGOメインに戻るつもり。


2017-05-30.

・そろそろ『グランブルーファンタジー』の月末レジェフェスが近いのではないか、と期待してウズウズしている焼津です、こんばんは。

 現在やっているイベント「英雄再起」絡みのレジェンドガチャが31日のPM7時前までだから、そこで切り換えになると思われる。10連ガチャチケットの配布やらGWの「毎日10連無料キャンペーン」やらが重なったこともあって前回のレジェフェスでSSRがバカスカ当たり、久々にやる気を取り戻した現金な私は滞っていた本編をガシガシ進め、放置していたフリクエもジャンジャン消化していきました。そしてせっせと石を貯め込むこと1ヶ月。遂に月末がやってきました。本編は徐々に敵が強くなってボス戦もしんどくなってきましたし、ここで戦力とモチベを補給するためにも貯め込んだ石を一斉放出して魅力的なキャラ(解放武器)を取りに行きたい。もしこれで結果が散々だったら……おとなしくまた「各イベントをちょこっとだけ嗜むのんびり勢」へ戻ろうかしら。次のイベントは「お子様ランチde OH MY リュミエ〜ル♪」だっけ。コメディ路線? 配布のシャルロッテは是非ゲットしたい。

ラノベ「ようこそ実力至上主義の教室へ」の堀北鈴音を主人公としたスピンオフ漫画がコミックアライブ8月号から連載スタート!(まとレーベル)

 「堀北鈴音を主人公としたスピンオフ漫画」って書くと未読の人は「堀北鈴音って子、サブヒロインか何か?」と思うかもしれませんが、れっきとしたメインヒロインであり1巻の表紙にも大きく映っている。ただ、よう実はあまり恋愛要素に重きを置いていない学園モノなので「メインヒロイン」のイメージからは若干ズレるかも。さておきメインヒロインが主人公を務めるスピンオフ漫画というと、『魔法科高校の優等生』などの前例がありますね。あれは主人公とヒロインが別々のクラスに在籍しているから「ヒロインのクラスを中心にした話」を改めてコミカライズする余地があった。しかし、よう実の主人公とヒロインはクラスメイトなので、単に「ヒロイン視点のストーリー」だと重複が多くなってしまいそう。「主人公と出会う前」を描く過去編の可能性もある? よう実はクラス単位の話だけに登場キャラが多く、本格的にスピンオフ企画が始動したら「いくらでもストックはあるぞ」って状態になるだろう。龍園のスピンオフとかもそのうち来そうな気がする。

田中芳樹の“ヴィクトリア朝怪奇冒険譚三部作”完結編『水晶宮の死神』、7月発売予定

 第一部『月蝕島の魔物』は2007年(リンク先は2011年の新装版)、第二部『髑髏城の花嫁』は2011年刊行で、第三部は2017年……10年掛かりの完結ですか。「いつもの芳樹」「むしろ芳樹にしては早い」とファンもあまり動じていない気配。予定だと確かこの後にアルスラーンの最終巻に取り掛かるはずですよね。さて、今度は何年待たされることやら。

・拍手レス。

 ノイシュさんを仲間にするだけだったら、彼をパーティに入れて通常のクエストを回るだけでもよかったり。英雄再起の武器と召喚石には走るほどの価値はありません。目玉は「ダマスカス骸晶」です。シナリオイベント(復刻含む)ごとに3つまで手に入って、10個集めるとSSR武器の上限解放ができる「ダマスカス鋼」に交換できます。ゼノイフはマルチ救援に通えば六道武器を1、2本ぐらいなら交換できる可能性がありますね。たぶん上限解放してない状態でも編成に入ってしまうと思いますよ。あと、これはイベント終了後でも可能なのですが、ショップの通常イフリートとゼノイフリートのコーナーに共通して置いてある「召喚石イフリート」と「イフリートハルベルト」があって、これらはどちらか片方だけで4個取るより両方で2個ずつ取った方が必要素材が半分以下になります。こっちはそのレベルならおそらく主力になりうるシロモノですし、素材も通常イフリートのVERYHARDでも手に入りますよ。
 ノイシュさんは無事正式加入。火はメンバー不足の著しい属性だったから助かりました。「ダマスカス骸晶」は先々のことを考えて頑張って集めてみます。召喚石イフリートはアドバイスに従って両コーナーから2個ずつ取りに行きますね。「イフリートハルベルト」に関しては運良く3個もドロップしたおかげで交換は1個で済みました。六道武器も1個交換しましたが、マルチ救援での金剛杵集めがしんどくて2個目は厳しいかもしれません。


2017-05-25.

『グランブルーファンタジー』、第46章まで進行。ストーリーもだんだん面白くなってきて普通に熱中してきている焼津です、こんばんは。

 ハッキリ言って序盤は「ありがちなファンタジー系RPG」のイメージから一歩も出ておらず、「絵とキャラは魅力的だけどお話が退屈だな〜」と思っておりました。セレストのあたりからだんだん盛り上がり始め、「秩序の騎空団」に差し掛かったところで「リーシャ」という二次創作でお馴染みのキャラクターが登場し「あっ、R-18でよく見かける人!」と俄然テンションMAXに。やたら秩序秩序と口にしているけど、肩とお腹を思いっきり露出しているあの恰好は秩序と風紀を乱しまくっているようにしか見えず、画面に映るたび「ホント薄い本から抜け出してきたようなキャラだなぁ」と感心してしまう。元々は『神撃のバハムート』っていう別ゲームの登場人物だったみたいですね。まったくの同一人物というわけではなく、スターシステムというかパラレルなアレらしいですが。というかグラブル、調べてみると神バハから相当な数のキャラが流れてきているようで驚いた。私のパーティで現状最強の闇アタッカーとして君臨している「オーキス」も元を辿ると神バハのキャラか。オーキスと言えば奥義詠唱の「我、アルクスの名において」をずっと「アルプスの名において」と勘違いしていたせいで「アルプスの少女オーキス」と呼んでいました。本編に件のセリフが出てきてやっと誤解が解けたのはいいけれど、出撃制限はまだ解けず本編クエストに投入できないのが悲しい。グラブルは「話の流れ上、今回のパーティに入っていると辻褄が合わなくなる」と判定されたユニットは本編のクエストに参加できないって縛りがあるんです。オーキス以外も、たとえばフェリとかはセレストらへんで制限が掛かって出撃できなくなりますね。FGOだったらキャメロットに平然とアルトリアを投入することができるし、本来留守番であるはずのマシュも新宿やCCCのクエストに出撃させられるから、この「出撃制限」の縛りは未だに慣れない。あ、FGOも終章という例外はあったか。

 さておきリーシャはCVが川澄綾子ということもあり、プレーするうちにどんどん魅了されていきました。「くっ、こうやってストーリーで惚れさせて別れ際に『いつかまた、お前たちと肩を並べて戦いたいものだな……』と寂しげに言わせることでガチャ回させようって魂胆なんでしょ。そういうのFGOで散々やられてるからお見通しなんですよ!」って叫ぼうとした矢先、ストーリークリア報酬としてあっさり加入してくれたものだから思わずニッコリ。配布は良い文明。FGOで6章をクリアしたらプレゼントボックスにベディが送り込まれていたのと同じくらい嬉しい。ヴィーラとかフェリが話の流れから仲間として加入しそうな雰囲気だったのにしなかったもんで、てっきり「あ、もうクリア報酬による加入はなくなったんだ」と思い込んでおりました。リーシャはストーリー加入SR以外にも水着SRやSSRのリミテッドも存在するみたいだけど、ガチ勢には程遠い私からすると通常SRだけで充分だ。舐めるように眺め回したい。

 「過去に干渉し歴史を書き換える」など、予想もしていなかった方向に話が転がり出していき、進めるのが楽しくなってきた。最初は「ウザいな」「声と髪型のせいでレフ教授がチラつくな」と思っていたドランクも、だんだん印象が好転して登場するたびに雰囲気が和む良キャラになりつつある。1話の冒頭をチラッと観て「もういいや」となっていたアニメ版も視聴を再開しようか検討中。通常頭身で動くフェリ、是非とも観たい。引いたときは特に何とも思わなかったキャラも、使っているうちにだんだん愛着が湧いてきて好きになってしまうのはこの手のゲームの常ですね。フェリちゃんの最終再臨絵(みたいな奴)の横乳にはムラムラします。

FGO、「900万DL突破キャンペーン」開催中!

 ソシャゲの話題ばっかりというのもどうかとは思いますが、他にネタもないので……特別ログインボーナスはだいたい予想通り「9」揃いな感じですね。マナプリ交換で経験値カードセットが復活するのは、「アルターエゴ勢のレベルを上げるためにもっとALL種火が欲しい」という要望が多かったためでしょうか。実際メルトのレベル上げは効率が悪くてしんどい……交換した猛火50枚は最終再臨済みのメルトにすべて突っ込んだが、あいにくレベルMAXにはなりませんでした。大成功・極大成功の確率も上がっているみたいだけど、 大量投入したときに限って不発。そのくせ「あと数千でレベル上がるな」ってときにちょっとだけ種火入れると無駄に大成功しやがる。悔しい。

 ログボは「虚影の塵」から「愚者の鎖」に変更ということで、鎖難民の私にとっては朗報。土方さんやゴルゴーンのスキルをやっと上げられる。しばらくは「死の荒野」を徘徊しなくてもいいんだ……でも本音を言うと「鳳凰の羽根」か「竜の牙」をログボにしてほしかった。手持ち次第では「鎖いらない」ってマスターもいるでしょうね。それからマスターミッションで獲得できる聖晶片が倍になる、というのは地味にすごい。ついこないだ倍になったばかりだから、ほんのちょっとの期間で4倍まで増えたことになりますよ。定期メンテ廃止による配布石減少の埋め合わせかな? といっても一週間限定だから、あくまで「地味なすごさ」に留まる。

 ハンティングクエスト、話には聞いていたけど実際にプレーするのは今回が初めてになります。特定の素材が出やすい日替わりクエストなんですっけ? 「凶骨」「鳳凰の羽根」「竜の牙」あたりが来たら林檎齧って周回するつもりです。サーヴァント強化クエストは銀アーチャー、銅アサシン、金ライダー×2、金セイバー、銀アサシン、銀ライダーの7騎が対象になる模様です。アポのアニメ放送が近づいているし、金ライダーの片方と金セイバーはアストルフォとジークフリートな気がする。強化と言えばジャンヌやヴラド、エレナ、ブリュンヒルデにも「幕間の物語」と宝具やスキルの強化が来ていますね。ジャンヌは宝具のデメリットであるスタンが消え、一気に性能が激変しました。おかげで「聖者の依代」という弱体無効礼装の立場が……レティシア……。

 そして900万DL記念ピックアップ召喚の目玉となるサーヴァントは限定☆5アーチャーの「イシュタル」。他にオリオンやケツァル・コアトルもピックアップされており、さながら「女神ピックアップ」といった趣です。「オリオンは男だろ」「ジャガーマンが女神?」などのツッコミどころはあるし、「ほとんどゴルゴーン姉妹やんけ」というもっともな指摘が入るのも待ったなし。ともあれ、うーん、イシュタルか……☆5全体弓としてはトップクラスの性能を誇っていますけど、全体弓ならエミヤとノッブで間に合っているし、こないだオリオンが来てアーチャーの戦力不足もすっかり解消されたんですよね。「フレンドから借りて済ませればいい」という理性に従って、ここは呼符と石温存の方針で行きます。「イシュタル」そして「女神ピックアップ」というチョイスに不穏な意図を感じますからな……「エ」で始まるあの子がそろそろ来ちゃう流れか?

・拍手レス。

 アポのマテリアル本に乳比べが載ってるんですけど、まっぱになったアストルフォはやっぱ骨格が男なんですよねえ・・・(当たり前)
 カルデアだとダ・ヴィンチちゃんあたりが「骨格で明らかに男だな」って気づきそう。って、これ前にも書いた気が……デジャヴ?

 アポは後半の盛り上げ方が上手いのでその辺は流石東出さんという感じですねぇ。ジャックちゃんに関してはアポで大体語られた感があるのでただでさえ尺の足りてないFGO4章であっさりなのは仕方ないと言えば仕方ないのかなぁと。シナリオが書かれるより先に登場する鯖の方がある程度先に決められてたらしいので、乳上とかジャックちゃんとかはその辺の弊害かもしれませんね
 ロンドンはオルレアンやオケアノスに比べるとサーヴァントの配置がちょっと……ですね。金時と玉藻の登場も唐突感が否めなかったですし。

 グラブル、ドラフ族の女性はダヌア以外もみんなロリ巨乳ですよ。ダークフェンサーはソロでは間違いなくクラス3ジョブ最優ですが、弱点は連続攻撃率の低さと「同じデバフは重複しない」のでマルチでは大量にいても意味がないことですね。最近の修正があるまでは上位ジョブのカオスルーダーよりダクフェの方が強いとまでいわれていました。(当初のカオルはスロウ/攻防デバフ/グラビティ/もう一つデバフ系という構成にできなかった。今は可)フリクエは☆の数字が一応の難易度の目安でマイページ左上の戦力の☆に対応しているのですが、武器スキルや召喚石の補正を考慮してないようなのであくまで目安です。このゲームは表記上の攻撃力と補正後の実際の数値がかけ離れているのでちゃんと「計算機」で確認した方がいいです。http://gbf.xzz.jp/  とか http://hsimyu.net/motocal/  とかです。ドラムマスターはイラアドとネタ性と実用性を兼ね備えたいいジョブですよ。 もう読んでるかもしれませんが初心者向け記事はここが分かりやすいと思います。https://xn--bck3aza1a2if6kra4ee0hf.gamewith.jp/article/show/26784  ちなみに、次のイベントは「英雄再起(復刻)」と「ゼノ・イフリート撃滅戦」で、前者は配布キャラとしては破格の性能といわれるイケメンを初心者でも仲間にでき、後者は現環境では必ず編成に入る強い要素しかない武器が手に入るのですが、最低限常設の通常イフリートのMANIACに勝てるだけの実力が必要な上級者向けイベントです。
 うちにいるドラフはガラドア、ガルマ、ラムレッダの3人だけなので「もうちょっとこう、ロリ巨乳を……」って気分になります。目安の☆は現在15で、18くらいのクエストならギリギリ突破できますが、20だともう歯が立たない感じに。初心者向けの記事を読んでいても「攻刃? 方陣? そもそも武器の名前なんだったっけ……」といった調子で強くなる道筋は全然立ちませんが、戦闘時にちょこちょこ動いて喋るユニットを見ているだけでも楽しいのでのんびりやっていこうかと。「英雄再起」はイケメンのノイシュさん欲しいので頑張って走ってみるつもりです。火属性は未だにラカムがスタメンに出るくらい層が薄いし。討滅戦はLV30が限界ですね……「決戦!星の古戦場」でも蘇生薬使ってレベルの低いマヒシャを倒すので精一杯、戦貨ガチャで七星剣1本(とアクゥ)を引いたところで力尽きました。


2017-05-22.

『Fate/Apocrypha』の3巻を読み終わり、「表紙のアストルフォとアタランテ、どっちも可愛いなぁ」と頷いている焼津です、こんばんは。見れば見るほど「片方は男」という事実が信じられなくなる。なおも見詰め続けていると「いや、むしろ両方ともランサー(隠語)という世界線の可能性もありうる……?」と錯乱し、脳内でおフィンフィンランドが開園しそうになってきます。

 戯言はさておき、3巻はアポにおける結節点といった趣で、このへんから本格的に話が面白くなってきますね。ただ前半に比べると後半は比較的動きが少なく、ややのんびりした展開にはなっている。いわゆる「日常イベント」的なものも合間合間にちょこちょこ挟まっており、「聖杯大戦」一辺倒ではなくなって話に広がりというか「寛ぎ」のようなものが生まれています。意外な人物が株を上げたり、アポとはあまり関係のないキャラに印象的なシーンが用意されていたり。月霊髄液の薄い本を想像せずにはいられなかった。

 そんな中でもっともインパクトを与えてくる人は「六導玲霞」だな……FGOでも☆4礼装の絵柄に選ばれているけど、本当にこの人って一般人なの? というくらい底知れなさを漂わせている。別に凄まじい人物背景があったり山育ちだったりするわけでもないのに、SNの葛木先生じみた不気味さがあるというか。ジャックちゃんも敵に回すと非常に厄介なアサシンで、だいぶ印象が変わってきますね。正直FGOのロンドンだと「あれ? もう出番終わり? 何しに出てきたんだ、この子」って感じだったから……7月のアニメに合わせてアポ関連のコラボイベントもやるだろうし、そっちの方でまともな出番があるといいですね、ジャックちゃん。原作の影響でジャックとジャンヌのジャジャコンビに愛着が湧いてきたし、もし2周年記念でクラス別福袋が来たら殺EXクラスを買ってみようかな。

・FGOの方はCCCイベント期間がもうすぐ終わりますが、既にすることもなくなってダレてきており、羽根目当ての周回よりも種火集めに力を入れている状態です。

 次のイベントは何かの復刻かな……それが終わって6月になったらいよいよ「アガルタの女」? 更にその次が水着イベントと2周年記念キャンペーンって感じでしょうか。水着鯖って海岸ステージ以外では浮いてしまうから、配布だけ貰ってピックアップは硬い意志をもとになるべくスルーするつもりでいます。あくまで「なるべく」「つもり」なのであって本当に理性を保ち切れるかどうかは怪しいところ。ともあれ去年の水着師匠も復刻されるなら取りに行きたい。「海岸ステージ以外では浮いてしまう」とはいえ、全体攻撃のアサシンって稀少ですもんね。水着師匠がいれば「竜の牙」目当てのエリドゥ周回も楽になるはずだ。今年の配布は情報が出ている頼光? それとも別の誰かが来るのかしら。

・最近はどちらかと言えばグラブルの方に時間を割いています。月末のレジェフェス(レジェンドフェス、SSRの排出率が普段の倍になる)に向けて必死で石を掘り進めている。FGOの銀林檎に相当する「ハーフエリクシール」は200個以上余っているからAP消費も気になりません。

 しかし、基礎知識がまったくないせいもあって本編はともかくフリクエのいくつかは突破できない……「町のゴロツキなのにHPが数十万もあるとかどうなってんの!?」と悲鳴を上げて撤退を繰り返す日々。何せ私の基本戦法、「レベルの高いバハムートを借りて開幕即ブッパ、攻撃力の上がった闇属性アタッカーで敵の属性を無視して強引に殴り殺す」という非常に頭の悪い代物である。これで結構ゴリ押しできているが、当然どうにもならない場面もあります。たとえば新ジョブ「ドラムマスター」が獲得できる「祭と喧嘩は海の華」は主人公単騎という制限もあって、1個目のクエストはギリギリ突破できたものの、2個目はまったく歯が立たない。エリクシール使って復活させても無理そうなレベル。今は初心者向けのWikiとかを見ながらダークフェンサーのジョブレベルを上げているところです。すごいな、このダークフェンサーというジョブ。まるでボス戦に特化したようなアビリティ構成だ……おかげで「どーやって倒すんだよ、こんなの」と思ったフリクエの敵が何体か倒せるようになりましたし、討伐戦も低レベルの奴ならソロでクリアできるようになりました。

 ただ、やっぱりグラブルはマルチバトルや共闘などのソシャ要素が面倒で、FGOほど本腰を入れてやり込もうって気持ちにはならない。「可愛い子とイケメンを侍らせて楽しく本編を進められる」程度の戦力が揃ったらまたちまちまプレーに戻ろう……性能とかは知らないけど「ダヌア」って巨乳の子が欲しい。ストーリーは現在35章。噂によると50章や60章のあたりから敵が強くなってきて武器を強化しないと厳しくなるみたいです。

・拍手レス。

 初めて読んだ平坂読先生の作品は「ねくろま」です。個人的に妙にツボにはまった思い入れのあるシリーズ。Fate/EXTRAで「ランルーくんのランサー」がヴラド3世→エリザベートなのはちょっとDiesを連想したり。もともとこの2人は親戚らしかったり、吸血鬼の元ネタだったりと共通点あるんですけど。あと、今年になってから始まって最近完結したFGOのTwitter実況が一部で話題になっていたり。https://togetter.com/li/1074959  ロールプレイ系で、ボンボン版FGOとも言われています。やった人はニンジャヘッズ兼ダンゲロスプレイヤー兼カクヨム作家で、主に「ファイナルファンタジーS」というニンジャスレイヤーに次ぐTwitter小説に関わる活動をしています。https://togetter.com/li/531824
 『ねくろま』は結構長く続きましたね。確か2年くらい? 原型に当たる短編「白い恋人」の内容はショックでした。エリちゃんがマスター(ランルーくん)を裏切って殺した、という件で「てめぇ、よくもランルーくんを……!」と怒ろうとするも、EXTRAのハンティングクエストでは何度も辛酸を舐めさせられた(途中で遭遇してバトルに縺れ込み、あっさり負けた)だけに「ランルーくんか……なら別にいいか」と矛を収めてしまったり。珪GO、テンション高くて面白いですよね。私も愛読していました。初期鯖のメッフィーが最終決戦でも活躍する展開は熱い。


2017-05-14.

・来月に『Dies irae 〜Song to the Witch〜』が出るそうです、といきなり書き出してみた焼津です、こんばんは。

 『Dies irae 〜Wolfsrudel〜』に続くノベライズ第2弾。作者は「森瀬繚」から「藤井三打」になっています。今回は黒円卓寄りのストーリーで、1962年のアメリカとキューバが主な舞台となる模様。聖槍十三騎士団のメンバーを抹殺するために送り込まれた魔女、その名は「マリリン・モンロー」……と、若干反応に困るチョイスだ。アメリカということはジェーン・ドゥ(アイリーン・カートライト)も出てくるのかな。でもキューバ危機の頃だとまだ10代くらい? 出番があるとしても端役だろうか。これとは関係ないけど、来月の新刊と言えば『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』も要注目。遥か未来の22世紀に開設された「レトロゲームレビューサイト」という体裁で送る架空レビュー集です。「カクヨム」連載作で、フィクションではあるけれど、小説とは言い難い。十数年前、インターネット上で「ゲームレビューサイト」が人気を集めていた時期がありまして、その当時を知る人間にとっては「懐かしい」とすら感じるイカれ具合だ。あの頃はあらゆる者の想像を上回るデタラメなレビュー(という名の狂気に満ちた短文)が様々なサイトで日夜アップロードされていたものでした。あの粘っこい熱気が否応なく甦ってくる、そんな一冊になるはずです、きっと。

 他に『幼女戦記8』『ロータス戦記2 キンスレイヤー(上)』『ニンジャスレイヤー ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ(上)』、そして“フロスト警部”シリーズ完結編『フロスト始末(上・下)』と、来月末は非常に盛り沢山なラインナップとなっています。上旬には『青の騎士ベルゼルガ物語(上・下)』も復刻されるので、忘れないようにせねば。

ラノベ作家を題材にしたはがない作者の人気ラノベ「妹さえいればいい。」がTVアニメ化決定! 今年秋放送予定!(まとレーベル)

 奇しくも「ラノベ作家アニメ」が続く形になるのか。『妹さえいればいい。』は2015年、つまり一昨年に始まったシリーズです。時期的には「よう実」こと『ようこそ実力至上主義の教室へ』のスタートとほぼ同じ頃ですね。『火花』の単行本が発売されて話題になっていた頃でもある。今アニメをやっている『エロマンガ先生』の4巻が発売された直後で、当然何かと比較されました。「主人公がシスコンのラノベ作家」という点では共通していますが、ストーリー物の体裁を取っている『エロマンガ先生』に対し、『妹さえいればいい。』はオムニバス形式と申しますか、こまごまとしたエピソードの寄せ集めになっていて、読み口としては「小説仕立てのエッセイ」に近い。税申告等、「作家業あるある」をベースにしてネタを作っている。ちゃんとフィクションしてるし、作中の人間関係が縺れていくところも読み所になっていますが、『エロマンガ先生』のノリを期待して手を伸ばすと戸惑うことになるでしょう。

 作者は『僕は友達が少ない』で一世を風靡した平坂読。思惑を超えてあまりにヒットしすぎたせいか後半「もうどうすればいいのかわからない」という悩みが滲み出てしまった『僕は友達が少ない』に対し、『妹さえいればいい。』はかなり伸び伸びと書いている印象があって、ページをめくればめくるほど「ああ、『ラノベ部』あたりの平坂読が帰ってきたな」という感触が伝わってきます。「気合を入れて一気に読め!」みたいな本ではなく、「時間が空いたときにちょっとずつ読み進められるよ」ってタイプのシリーズです。なので「原作読んで予習しなきゃ」と気負う必要は一切ナシ。気が向いたときに、気軽に、楽しんで観ればいい、そんな感じのアニメになると思います。「『ホーンテッド!』がアニメ化!」だったらさすがに真顔で警告しますが……いくら何でもあの作品が甦ることはないだろう。たぶん。きっと。


2017-05-11.

「Fate/EXTRA CCCスペシャルイベントピックアップ2召喚」開催!

 始まる前から散々噂されていた「あの人」が遂にサーヴァントに……! リンク先にハッキリ名前書いてあるから隠す必要もないと思うけど、一応CCCコラボイベントのラスボスなので伏せておきます。いや、確かにシナリオの最後に実装を匂わせる箇所があったけど、こんなに早く伏線回収するとは予想できませなんだ。事前告知一切なかったし。というか、このタイミングで実装して「ヒャッホー!」とガチャに挑む人はそんなに多くないのでは……? もっとこう、別のイベントか何かで「もうダメだ、オシマイだ!」って絶望しそうなタイミングに颯爽と駆けつけて「敵に回すと最悪だが味方にするとえげつないほど心強い」みたいなアピールをする段階踏まなきゃ到底「迎え入れたい」って気持ちにならんでしょう。キャラクターとしては非常に強烈で見ていて面白い奴なんですが、あれだけやらかした後で平然とカルデアに入ってくる流れは「???」である。それを言い出したら術ジルもだいぶアレではありますけど。しかし、終章クリアしていない方がうっかり「あの人」を引いて人理修復のメンバーに加えちゃう展開を想像するとすごく愉快になる。そして今回のピックアップ☆5当選を意味する隠語が一部の界隈で「ゼパる」になっていて笑った。

 追加のクエストも来ていますけど、ちょろっとやった感じだとシナリオはほんのオマケ程度な雰囲気ですね。まだ終了まで結構あるし、ガツガツ急いで攻略しなくても良さそう。BBちゃんを宝具レベル5にしてレベルマできたら、フレンドの玉藻借りて本格的なアーツパ運用を試してみたいところです。

「スロウスタート」アニメ化、同級生だけど1つ年上…秘密を抱える少女の4コマ(コミックナタリー)

 あれだけCM打ってれば「次のアニメ化候補なんだろうな」って察するに余りある。好きな作品なので素直に嬉しいです。作者は『咲─Saki─』の同人で有名な人だけに、絵柄もちょっと小林立っぽい。「同級生たちよりも1コ年上」というささやかな秘密を抱えている主人公、当人にとっては「ささやかな秘密」じゃないせいで言うに言えず、明かすに明かせずモニョモニョっとしながら過ごす日々を淡々と爽やかに、それでいてちょっぴり寂しく描いています。恐らく、ほとんどの人にとって主人公の抱えている事情は「他愛もない悩み」と映るだろう。実際、出てくる子たちはみんな気のいい子なので打ち明けても5分で解決しそうな雰囲気がある。なのに、踏み出せない。つい保留にしてしまう。そういう宙ぶらりんな感覚と「日常系の不変性」が噛み合い、ほんのりと「楽しいけれど、どこか蚊帳の外」な化学反応を起こします。一緒にいても、「混ざっている」気がしないという疎外感は誰しもどこかで感じたことがあるはずだ。その感覚を己の裡からうまく掘り出すことができれば、この作品もすんなり受け容れることができるでしょう。ホント、「感じ」が大事な漫画なので良さを伝えるのが難しいです。アニメも雰囲気重視でうまく仕上がってほしいと願うばかり。

「異国迷路のクロワーゼ」の武田日向が逝去(コミックナタリー)

 嘘でしょ……と言いたくなるような、突然の訃報で目が眩みました。桜庭一樹の出世作であり、かつて富士見ミステリー文庫最大級のヒットシリーズとして君臨していた『GOSICK』(リンク先は復刻版のビーンズ文庫)、そのイラストを手掛けていた武田日向。『GOSICK』第1巻の時点で既に完成度が高かったにも関わらず、2巻、3巻と進むにつれてどんどん画風に磨きが掛かっていって、毎回新刊の書影を確認するのがとても楽しみでした。が、富士見ミステリー文庫がレーベルとして休止してしまったため、その楽しみも3年ちょっとしか続かなかった。『GOSICK』そのものは角川文庫に移って無事完結を迎えた(現在新シーズンを展開中である)ものの、仕様が挿絵抜きに変更。挿絵付きで再刊していたビーンズ文庫版は結局「ミステリー文庫版の復刻」止まり、「新規イラストを添えて完結巻まで出す」というファンの望みは叶えられず。アニメ化した『異国迷路のクロワーゼ』も原作は2冊しか出ておらず、いつか3冊目、4冊目が刊行される日が来ることを密かに待ち望んでおりました。GOSICKのイラスト付き完全版やクロワーゼの続きが出ることはない、なんてこと、認めたくありません……受け入れるのに時間が掛かりそうです。

・拍手レス。

 武田日向女史が亡くなるとか…自分より若い才能の訃報を聞くのは正直キツイ…
 何かの間違いと思いたかった……店頭で『GOSICK』1巻の表紙を見て即座に惹かれた記憶が今でもハッキリ残っているのに。


2017-05-08.

・既刊が溜まってきたので崩しに掛かった『ギフト±』が想像していたのとは違う方向で面白くて驚いた焼津です、こんばんは。

 女子高生でありながら「解体屋」でもあるヒロインが、悪党どもを切り捌く。『闇狩人』みたいな仕置人系のサスペンスなんですが、特徴は「殺すことが目的なのではなく、臓器売買のため、だから生きたまま解体する」ってところ。つまり悪党が死ぬのは結果に過ぎず、必要なのはあくまで彼・彼女らの臓器をいただくこと。「鯨には捨てる部位がない」という言葉から解体ターゲットを「鯨」と呼び、後ろめたさも嗜虐心も一切発揮せず黙々と活け造りにしていくヒロインはまさに「ぶっ壊れた人形」という趣があります。これだけでも充分スゴいが、仕置人系の黄金パターンである「一話完結方式で悪人どもを狩っていく」スタイルを1巻のラストで早々にやめて、ゴリゴリと本筋を進めていくものだから「早く次の巻を!」と読む手が止まらなかった。コナンで喩えると、最初の巻からいきなり黒の組織に切り込んでいくようなもんですよ。てっきり3巻くらいまでは一話完結で凌いで、4巻あたりからちょっとずつヒロインの過去を明かしていくんだろうと思い込んでいました。それが2巻からアクセルを踏み始め、3巻以降猛スピードで展開していく。今5巻に入ったところですが、気が急いてしまって今月発売予定の8巻がもう楽しみになってきている。グロテスクな描写も多少あるので残虐路線が苦手な人には薦めないが、「一気読みできるようなサスペンス漫画読みたいな〜」って方には熱く推しておきたい。

・FGO、CCCコラボイベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」、メインストーリーをクリアしました。

 長かった……「5章に匹敵するボリューム」というだけのことはある。盛り沢山な内容で感想もなかなかまとまらないから、逐次的に書いていきます。

 まず5月5日開放分の第三幕「ナッツ・クラッカーをもう一度」。ちなみに第一幕のタイトルが「スワンレイク・リターンズ」、第二幕が「滑落のコッペリア」で、「白鳥の湖」「コッペリア」「くるみ割り人形」とすべてバレエ繋がり。ガウェインを犠牲にしつつ裏面の世界へ移行。彼女たちの前にJKセイバーこと鈴鹿御前が立ちはだかる! ……いるのが玉藻じゃなくてタマモキャットのせいでいまひとつ「因縁の対決」といったムードが出ず、物語的にはやや盛り上がらないが、「KP」というギフトのようなものを備えた鈴鹿は相変わらず6章のガウェイン並みに硬い。男性特攻が入らない分、ガチで戦うとなったらきっとガウェインよりもキツい。ギルガメッシュ借りてバフ掛けた状態でエヌマ・エリシュ撃っても1万ダメージがせいぜいという「あ、勝たせる気ない奴だ、コレ」と一瞬で理解するバカげた耐久力。宝具を撃ってきたところで終了となったけど、一定ターン数経過で終了なのか。中にはイーバウ駆使して1ターンで大ダメージ与えて退けた、って例もあるみたいですが。

 鈴鹿御前が退いた後、一行は中央に出る通路を見つけて前面に戻る。そこには暴れ回るリップと、血を流しながらも健在のガウェインが! やっぱり生きていたか、ガウェイン! てめえはあっさり死ぬようなタマじゃないと思ってたぜ! そしてCCCよろしくリップの心にサイコダイブして戦闘へ雪崩れ込む。戦闘シーンの背景がCCCでヒロインたちの心の奥に潜行していく深層落下(スパイラル)、俗に言う「乙女コースター」を模したものになっていて嬉しくなった。あの演出、好きなんですよね。BGMも相俟ってCCCプレーヤー大喜び間違いなし。ただしリップはかなり強くて苦戦した……チャージが早いせいもあって通常攻撃だけで削り切るのは難しく、ブレイクした後の防御バフも硬い。あれに対しては防御力無視宝具を叩き込むのがセオリーになっているとかで、神性持ちのリップに刺さる特攻が乗った「フォンダン・オ・ショコラ」を金時に装備させて速攻ブッパするのが手っ取り早いみたいだけど、もちろん金時なんて持ってない。3回撤退したうえ結局フレンドの絆礼装ヘラクレスを殿に置いて強引に突破しました。いわゆる「殿ヘラ」、初めて実施しましたけど本当にメッチャ強いですね。今後は「どうしても勝てない!」と頭を掻き毟ってしまうようなときだけに使うことにしよう……。

 辿り着いた中央で待ち受けていたのは魔神柱「ゼパル」。アンドラスに続き、イベントで魔神柱が出てくるというサプライズです。バトル面は特筆することなし。すぐに倒せます。ゼパルを倒した(?)後に登場するアーノルド・ベックマン。見た目は純然たる一般人ですが、言動が露骨なほど怪しい。生きるか死ぬかの状況で「責任の所在」にこだわるメンタリティーはどう考えても普通じゃない。場違いなまでの小物感。そもそも「ベックマン」って、セラフィックスの生き残りをまとめ上げた独裁野郎の名前ですよね。そのベックマンがマーブルに対して胡乱な反応をしている件は「マーブルが偽物」であることを示唆しているかのようで、どいつもこいつも怪しい……と疑心暗鬼に陥る中、深夜になって事態は急展開。なんと、しぶとさで定評のあるガウェインがいともあっさり不意打ちを食らって霊基消滅! 「ベルシラックの帯」をちゃんと使っていればガッツが掛かったはずなのに……でもあれ1ターンしか持続しなくて使いどころが難しいから、実際にガッツとして使ったことは一度もないな。

 直前の会話から「顔見知りの犯行」とわかるものの、誰が、どうやってあのしぶといガウェインを斃したのか不明なまま第三幕は終わる。ゼパルは健在で、マーブルかアーノルドに成りすましている、という状況がまず疑われます。しかし、BBの提案に乗ったとおぼしきエミヤ・オルタも一応容疑の対象ではある。いかにも「喰われる」ようなSEでやられていたから単にサーヴァント戦で負けた、とも考えにくいが。「そもそもなんで今回のイベントに出てきたの?」なトリスタンも怪しいっちゃ怪しい。あいつ強化解除スキルあるからガッツも剥がせるし。タマモキャットは……さすがにないか。新本格好きの奈須きのこが執筆しただけあって、ミステリっぽいムードに包まれたワクワクもののシナリオに仕上がっています。「続き早く!」と急かしたい気持ちになりました。

 5月6日開放分、第四幕「沈める森の美女」および終幕「刻を裂くパラディオン」。メインストーリーはこれですべて開放されましたので、早い人だと朝日が昇るよりも早くラストまで一気に駆け抜けたでしょう。とはいえフリークエストもこなしてミッションの条件を満たしておかないと(サクラメントでゲート・キーやアイテムと交換しないと)先に進めないので、林檎が残っていないとここから一気に行くのは難しい。もう使い切っていた私が「こりゃAP回復待ちかな」と観念しかけた矢先、アーラシュとアンデルセンの絆レベルが上がって金林檎をくれた。ありがとう、アーラシュさん、アンデルセン大先生……! しかし今回のイベント、メインストーリー見ようとするだけでもAP消費が重く、日課の宝物庫荒らしや種火稼ぎ、修練場通いはほぼお休みせねばなりませんでした。おかげでせっかく引いたオリオンやメルトのレベル上げもままならない。後日開放されるミッションに「BBを霊基再臨させろ」みたいな奴が混ざっている可能性もありますので、サクラチップとの交換分はボックスに取り置きしたままとなっています。

 さて、ガウェインが消えてしまった中で脊髄(スパイナル)のルートを探す一行。料理を教えてやろう、とリップに告げるタマモキャットの姿に和む。ともすれば陰惨なムードに沈みかねない今回のイベントの中で、常に明るい空気を振りまいてくれるタマモキャットは予想以上の救いとなってくれた。武蔵体験クエストのときはまだ手持ちサーヴァントのレベルが低かったせいでクラス混交3キャット戦はメッチャ苦労したけど、ようやくあの恨みを水に流すことができました。

 で、いよいよ本腰を入れての鈴鹿戦。最初は例によってKPのせいでダメージがろくに入らず、ターン数の経過を待つだけの持久戦。そこから鈴鹿のSGを取り出して深層落下、乙女コースターでの決着へ。BBスロットの加護でHP10000増し、三騎士なら一発くらいは宝具に耐えられるようになります。殿ヘラは最後の手段、ということにして、まずは孔明・エミヤ・フレマーリンの組み合わせで様子見。一通り鈴鹿の特性を観察したうえで編成を最適化しよう、と目論むも、結局これですんなり勝ってしまった。孔明マーリンシステムも凶悪さでは殿ヘラと大差ないな……なるべく頼らずにクリアできるようになっていきたい。「たぶん鈴鹿はクラススキルで騎乗と神性を持っているはずだから、ノッブが刺さるはず」と虚数魔術装備の織田信長を控えさせるも出番ナシで終了。是非もない。バトルが明けると鈴鹿が金シュワ状態で「え? このまま霊基消滅? いったい何のために出てきたんだこの子……」と呆れかけたが、タマキャの説得により残留。金シュワキャンセル芸で今後はお笑い枠に収まっていきそうだな、鈴鹿。再びの魔神柱戦は程良くHPが減ったバフ重ね掛け土方さんの宝具BBをブチ込んで即終了、主人公は自分を庇って縦穴に落ちたメルトを救出することになります。ここでアーノルドが「見捨てろ」と命令して最大のヘイトを稼ぐが無視、迷わず降下していく。

 一方、廃棄場に落ちたメルトはこれまでの来歴を回想する。「アルブレヒト」なる人名が何を指すのかよくわからなかったが、あとで検索したらバレエの「ジゼル」が元ネタだとわかった。回想の中で「マスター」が登場するが、その名前はなんと主人公本人。違う世界線なのか? メルトはループしている? 事態がよく分からないまま、すんでのところで救出されるメルト。手を取れと強く要求するメルトとか、このへんのシナリオは「ほら、メルト可愛いだろ? すんげえ健気だろ? ん? ん?」とプレーヤーの精神をダイレクトに刺し穿ち殴りつける代物になっています。性能が落ちた自分ではマスターを守り切れない、いつか決定的な瞬間が来てしまう、と恐れて夜ごと密かに泣いていたとか……そんな極限状況においてもキラキラと輝く無上の喜びを感じていたとか……「オーバーキルボーナスでNPが満タンになりそう」な描写の数々。「イベントのシナリオでプレーヤーの理性を撲殺するのがFGOの流儀」と言われるわけです、こりゃ。

 敵対しているわけではないが、先に進むために必要だからとサイコダイブし、乙女コースターで「心の中のメルト」とバトル。何度か撤退して編成をやり直しましたけど、単体宝具の分リップよりは気持ち楽でした。フレンドのクー・フーリン・オルタをNP満タンの状態にして最後尾の槍ニキとオダチェン、手持ちのサーヴァントで可能な限りダメージを与え、最後尾から復帰したオルタニキのクリード・コインヘンでゲージを粗方削ったところに沖田の宝具QQをブチ込んで〆。メルトの残HPが微妙な量で念のため令呪使って沖田を全回復させておいたけど、エクストラアタックでギリギリ削り切れたから杞憂というか無駄遣いだった。心配性な性格ゆえこういう「令呪使わなくても勝てたな」って状況、ままあります

 教会ではエミヤ・オルタがアーノルドを問答無用でSATSUGAI。「演説は地獄で続けてくれ」と洋画の字幕みたいなセリフ吐くので笑ってしまった。しかしそんなエミヤ・オルタもラスボスには敵わず、あえなく死亡。ゾンビ、じゃなくてロストマンとなって襲い掛かってくる! ゲストの「?」が気になったので選択したらロビンでした。ブレイクした後の「無敵貫通」常時付与が厄介でしたけど、控えに“山の翁”を入れていたから宝具はガッツで凌いでどうにか勝利。以降はラスボスとの対決へ一直線です。ラスボスに関してはモロバレというか「絶対にお前だと思っていた」な正体でしたが、一応伏せておこう。これまで報酬貰うたびに累積されていた「KP」なるポイントもこのタイミングでやっと交換可能になります。交換するのはアイテムというかツール。ラスボスはギフト(のようなもの)を大量に所持しており、そのまま戦ってもまず勝ち目はない。そこでギフト(のようなもの)を封印するツールが必要になってくるわけですが、本筋を追うためだけに最低限のクエストしかこなしていなかったプレーヤーはここで「KP足りねえ」となる。

 時間をかけてゆっくりやっていけばいいのだろうが、どうしても先が気になるし、孔明の絆レベルが上がって絆石も出たし、と石を砕いてKP掻き集め、ほとんどのツールと交換し終わったところでいざラストバトルへ赴いた。が、初戦はあっさり全滅。様子見のつもりだったから仕方ない、と割り切ったものの、「これを倒すのはかなり骨だな」と腰を据えて取り掛かるハメに。リップやメルト同様、ブレイクは二段階でHPゲージが3本ある。バーサーカーをぶつけても与ダメ・被ダメは等倍になるため、単純にATKの高い単体宝具サーヴァントをぶつけるのが得策ってことになります。ラスボス戦はコンティニュー不可(後で調べて知ったけどツールを全部交換するとコンティニュー可能になるらしい)、令呪は使えるみたいでしたが「あえて令呪に頼らずクリアしてみよう」と決意。孔明はバッファーとして外せないので固定、あとはアタッカーを誰にするかで悩みました。土方さん……はクリティカルで大ダメージを稼いでくれるけど、回避スキルもガッツスキルもないので宝具が来たらおしまい。ガッツのある“山の翁”をスタメンに入れ、回避スキルのある沖田と牛若丸をサブに回す。あとはフレンドからATKの高いサーヴァントを借りてあれこれ試してみましたが、ダメ。三本目が削り切れない。あと15000……! ってところまで追い詰めておいて負けたときはさすがに凹んだ。戦っている最中にAPが回復していくからAP消費自体はあまり気にしなくて済んだが、「このままだとラスボス戦だけで日曜日が終わってしまう!」という事実に気づいて焦り出します。残された手段は二つ、孔明マーリンシステムか、あるいは殿ヘラか。ダメージが等倍になるし、ヘラじゃ厳しいかもしれない。というわけで孔明マーリンシステムを組み、“山の翁”にアタッカーをやらせることでどうにか突破しました。正確には覚えていないけど40ターンくらい掛かったかな。“山の翁”ってスキルでデバフ耐性が付くから安定してダメージを与えやすい、という利点がある。なんであれ、フレンドのサポートにスキルママーリンがいて助かった……チョイスした魔術礼装はアトラス制服、クールタイム短縮と状態異常解除が超便利でした。ちなみに一度倒すとフリクエ化して何度でもチャレンジできるようになりますが、EXPや絆ポイントなどの報酬は一切ナシ。今度はストーリーに沿ってメルトで倒してみよう、と挑んでみたら「WEAK」が付いて驚いた。ラスボス、アルターエゴが優位だったのか……しかもメルトの宝具は強化解除入るからバフも打ち消せる。レベルが60台だったから30ターン掛かったけど、キチンと育てていれば20ターンくらいで倒せたかも。

 ラスボス撃破すれば後はシナリオ読むだけなので、心置きなく没頭させてもらった。メルトリリスに関するこまごまとした疑問点も消化され、リップと力を合わせてアレする展開にも胸が熱くなる。もはやメインヒロインを通り越して「今回はメルトが主人公」といった趣すらある。ホント、期間限定のコラボイベントだなんて信じられないくらい気合の入ったストーリーでした。両手(つばさ)を砕かれたメルトの悲愴な覚悟と決意に涙腺が緩みっぱなし。よかったね、よかったね……と大満足のうちに終了した。終了したんだが、ラスボスが最後の瞬間にチラッと「アルターエゴになる可能性」を匂わせていたのが気になる。まさかサーヴァントとして実装されるのか!? 今回心底苦戦して「もうあの口上聞きたくないよ……」って気分になったから、正直引きたいとは思えないんだけど……フレの誰かが引いたら怖いもの見たさで借りるとしよう。カルデア帰還に伴って事象が改変されセラフィックスの一件は「なかったこと」となったが、1.5部にもう一度ゼパルが登場するのかしら? その暁には「アヘ顔晒しそうな魔神柱」と弄り倒されるだろうな。そんなこんなでメインストーリーを完走したら報酬としてBBちゃんおよび聖杯が貰えます。発作的に聖杯をメルトに捧げたくなるが、まずレベルマしないといけないし、QPも欠乏気味だしで、やるとしてもだいぶ先になってしまいそうだ。配布のBBちゃんはArt寄りユニットみたいなので、フレ玉藻やフレマーリンと合わせてArtパ運用を試してみたいところ。

 しかしネロの出番、冒頭しかなかったな、今回……「ネロブラ? 何それ美味しいの?」状態。ひょっとして10日開放クエストにネロの登場するオマケシナリオとか用意されているのかしら。それとも「屋上セイバー」ならぬ「海底セイバー」が誕生してしまうのか。


2017-05-04.

MF文庫J刊『ようこそ実力至上主義の教室へ』がTVアニメとして2017年7月より放送開始(ラノベニュースオンライン)

 1巻刊行当初からアニメCM作られていたくらいで出版社側の期待がかなり高かったみたいだし、時間の問題とは思っていましたけどようやく発表されました。『ようこそ実力至上主義の教室へ』、タイトル長いので「よう実」と略されることが多いこの作品、始まったのはちょうど2年前です。それで今月発売予定の最新刊が6巻なんですから、ライトノベルにしてはやや遅めのペース。作者の体調やら何やらで刊行速度を上げるのが難しいとのこと。外部との連絡を禁止している超巨大で閉鎖的な学園を舞台にした話ですが、超能力や魔法が飛び交ったりガチの殺し合いを繰り広げたり、といった派手な要素はない。多少の暴力沙汰はあるにせよ、「普通の学園モノ」に収まる範疇です。じゃあどんな話なのかと申しますと、端的に言ってコン・ゲーム。腹の探り合いや機転、犯罪スレスレの危ない手段や奇策が飛び交い、曲者揃いの中で「落ちこぼれクラス」の面々が這い上がろうとする。かと言ってシリアス一辺倒というわけでもなく、どちらかと言えばエロゲーの日常シーンみたいなのんびりしたムードが漂う場面の方が多い。作者は『暁の護衛』などで人気を得た衣笠彰梧であり、実際にエロゲー業界から出てきた人である。別に足を洗ったわけじゃなく、新作エロゲーのシナリオも書いているそうだが……ティーザーサイトだけで全然詳報が来ません。よう実の方で忙しいんでしょうね。

 面白いかどうかで言えば、面白い。それは請け合いますけど、「本格的に面白くなってくるまで結構掛かる」ということがアニメ化する上でのネックになると思います。原作再現の方針でアニメ化していったら、1話目じゃ設定の説明が終わるかどうかくらいですよ。転機となる場面は2話目か3話目になりそう。しかも「本格的に面白くなってくる」のは原作で言うと3巻目のラスト、あそこでボンヤリしていた主人公の輪郭がやっとハッキリしてくるわけですが、丁寧にアニメ化していったらそこで1クール終了――ってなってしまいます。切りどころが難しい、ってのもアニメ化する上での障害になりますね。「最底辺」のDクラスをAクラスにまで引き上げる、というのが大まかな目標となっているわけですが、原作でもDクラスはまだ全然引き上げられておらず前途多難というか問題山積のまま。どう考えても「俺たちの戦いは(以下略)」エンドに持って行くしかないわけです。じっくり巻数を掛けることで個々のキャラクターの心境変化を拾い上げるなど青春モノとしてやるべきことはしっかりやっているので、ゆっくりメディアミックス展開していけば固定的な支持は得られるはずだが、短期的にドカンと人気が爆発するような流れは想像しにくい。たぶん放送直後は「キャラに好感が持てない」って意見が続出するだろう。「落ちこぼれクラス」といっても単純に学力が低い人間ばかり集められたわけではなく、学力は高いものの協調性に難がある、みたいな子もいます。いますというかヒロインがそうです。そうしたキャラの成長や変化、あるいは意外な側面が見所の一つなのに、そこまで描こうとするとどうしたって2クールは必要になる。そして2クールあってもなお、キリのいいところまで進みそうにない。高円寺という未だに役割がハッキリしていないワイルドカードじみたキャラもいて、アニメ観た人に「何なのこいつ?」と訊かれても「わからん」としか答えようがありません。アニメは楽しみだけど、「2期に繋げるのは難しいだろうな」って考えると暗澹とする。いや、難しいと思ったReゼロも当たったから、まだ望みを捨てるのは早いか。

 イメージしよう、「鈴音ちゃん可愛い」と褒め称えられるヒロインの姿を……!

 ううん、どうしても例の水筒イベントがコラ素材になってサイコガンとか撃たされる未来しか見えない。

期間限定Fate/EXTRA CCCxFate/Grand Order スペシャルイベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」開催!

 というわけで、CCCコラボはおちゃらけリゾートイベントに見せかけておいて立派な亜種特異点でした。「うん、知ってた」という反応がほとんどだと思われる。何せシナリオ担当の奈須自ら「スケジュール的には厳しかったのですが、我、このイベントの為にFGOを始めたと言っても過言ではないので、できる範囲で全力を尽くさせていただきました」とコメントするぐらい気合が入ったイベントなんですからね。お気楽リゾートビーチで女の子たちとキャッキャウフフ、ラストに申し訳程度のシリアス展開、というありがちなコラボストーリーの枠に収まるはずもなかった。

 2030年のマリアナ海溝に沈みゆく海洋油田基地「セラフィックス」を舞台に、EXTRAのアリーナを彷彿とさせる電脳空間で正気を失ったサーヴァントたちと戦う。失ってなさそうなのもいる。セラフィックスは本編の回想でマリスビリーがチラッと言及していたそうだが、指摘されるまでスッカリ忘れていました。「未来へのレイシフトはできない」「いや、難しいけれど不可能ではない。ただ……」と、いかにも第2部の前フリみたいな遣り取りもあって「なぜこれをEpic of Remnantに組み込まなかったんだ、きのこ!」と問い詰めたくなる。桜ビームで一撃死を味わい「想像以上にガチな奴だ……!」と震えるなど、期間限定イベントにしては結構シビアな難易度です。「ちゃっちゃと素材交換終わらせたいし特効鯖だけ詰めておけばいいだろ」みたいな舐めた編成で行くと苦戦の末に撤退を余儀なくされることすらあります。ドロップ目当てなら「回りやすいクエストのみ特効鯖を詰め込む」、ストーリー進行やクエスト達成目的なら「特効鯖はいっそ全部外す」くらいの思い切りがないと厳しいかも。私もニコラ・テスラ戦はフレンドのカルナを借りてなお無理そうだったので一旦撤退し、AP回復してからカレスコ積み師匠を借りて再チャレンジ、クー・フーリンの礼装もイベ礼装ではなく虚数魔術に切り換えることでどうにか勝ちました。2、3ターンで全体宝具を撃ってくるうえ、無敵貫通スキルで回避や無敵を無効化することもあるテスラは長期戦に持ち込むのが難しく、少ないターン数での決着を強いられます。カルデア戦闘服のガンド、オダチェンを駆使してどうにか戦線の崩壊を防いだが、終わった後でふと「エウリュアレを使えばよかったのでは?」と気づいた。魅了、チャージ減少、男性特攻……有利属性ではないが彼女を入れておけばもっと楽になったはずだ。漫然と有利属性を並べる癖はそろそろ改めなければならない、と痛感しました。特効鯖だとトリスタンの強化解除と全体回避も有効らしいので、自前のアタッカーがいる場合はフレンドからトリスタンを借りるのも手だとか。いろんな攻略法を編み出せるのがFGOの良いところ。私もちゃんと見習って戦法を活用できるようにならなければ。

 今回のイベントは「ミッション型」と呼ばれるもので、要は毎週恒例のマスターミッションをイベント全体規模まで拡大したものになります。「××系のエネミーを○体倒せ」「サクラチップ(ドロップアイテム)を累計○個集めろ」みたいな単純でこまごまとしたミッションをクリアするたび報酬が貰える仕組みとなっている。それとは別に素材の交換もできる。ミッションが多すぎて全体像を把握できない(全部で100個もある)し、イベント礼装は「特定エネミーの出現数」が増える確率を上げるものでいまひとつ効果を実感しにくい。増えたら増えたで1ターン突破ができず、却ってストレスだったりもする。ストレスと言えば、BBスロットの演出は不評だったのか思いっ切り高速化されていて笑った。ゆっくり見たい場合は直前の戦闘が終わる寸前のタイミングで等速にすればいいのかな? 先はまだ長いし、今全力を出さなくても大丈夫でしょう。のんびり、こなせそうなミッションをコツコツとこなしてクエストの続きが解放されるのを待てばいいと思います。

 「アルターエゴ」という新クラスで実装されたメルトリリスはナビゲート役というか章ヒロインみたいな立ち位置でプレーヤーを先導してくれるが、謎の「マスター」が存在することを匂わせるシーンなど不穏な描写がそこここに仕込まれており、こりゃ確実に終盤で敵として立ちはだかるだろうな……と早くも覚悟を求めてきます。リップの方はいきなりエネミーとして登場。拘束具がエロい。倒さなくても一定ターン経過でバトル終了となるが、たまに即死攻撃が飛んでくるのでビビります。礼装にオシリスの砂塵装備しなきゃ……って気持ちになる。一方、サーヴァントとして使用した場合のメルトとリップ。どちらもモーションが凝っていて、ザシュザシュ蹴り刻んだりバンバン叩き潰したりする効果音も気持ち良く、使っていて楽しいです。メルトはうまく状況にハマれば星出しや宝具連発で大活躍するけど、癖のあるスキル構成でちょっと取り回しが難しいかも。現在はフレ巌窟王との組み合わせを試しているところ。リップは借りた回数が少ないので特性をあまり呑み込めていませんが、「殴れるタンク鯖」ってポジションゆえ運用の幅が広そうですね。宝具で全体攻撃と全体HP回復を同時にこなすというのもユニーク。これから6章を攻略する人はメルトかリップ借りれば最大の難所と言われる「神王オジマンディアス」の突破が楽になるかもしれません。

 既存のキャラはガウェインとトリスタンが目立ってます。特にガウェインは6章が嘘みたいなノリノリのテンションで、FGOしかやっていない人だと戸惑いを覚えるかも。そう、CCCのガウェインは結構愉快なサーヴァントなんですよ。その愉快さもEXTRAのアレコレを経て成立しているわけだし、クソ真面目なガウェインが「もっとも己を殺していた時期」であるEXTRAを経由しないと「CCCとFGOの差」は呑み込みにくいでしょう。今回はCCCコラボなので「CCCだけやればいいや」って方もおられるかもしれませんが、時間があるならEXTRAの方もやっておいた方がベターです。

 深海、隔絶された空間の中で加速していく狂気、その大元の元凶はいったい何なのか……「ほぼ100パーあいつのせいだろ」な雰囲気が漂うけど、まだ確定ではありませぬ。CCCの攻略が終わっていない私は「早くCCC本編も進めなきゃ」と焦りつつもシナリオを楽しんでおります。やっぱFateはシナリオがあってナンボだな。


2017-05-02.

・FGO、ドレイクの姐御をやっとの思いで最終再臨させたのも束の間、「こうなると黒髭のレベルも上げたいな」って気分になって種火周回が終わらない焼津です、こんばんは。

 「関連のあるサーヴァントを並べて出陣させる」の、思った以上に楽しいんですよね。でも黒髭は幕間の物語目当てで再臨させたまま中途半端なレベルで放り出しているから、戦力的に全然釣り合わず「レベル上げなきゃ」って考えてしまう。しかしライダーは牛若丸やメドゥーサやアレキサンダーが割と強く、育てても攻略で黒髭を使う機会はたぶんほとんどない。コスト調整目当てでも恐らくゲオル先生を選ぶことの方が多いだろう。後々軽率に素材を注ぎ込んでしまったことを悔やむハメになるかもしれない。だが……ゲームなんて楽しんでナンボでしょ! と育成に踏み切った。なんだかんだで使ってみると面白いユニットなんだよな、ティーチ。

期間限定Fate/EXTRA CCC×Fate/Grand Order GW・EXスペシャルイベント「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」開催!

 前回通り、ガチャ報告は別記事で。FGOガチャ日記 その2「Fate/EXTRA CCCスペシャルイベントピックアップ編」

 今回もどうせメンテ延長だろう、と睨んでいた私はメンテ明けまでグランブルーファンタジーをプレーして時間を潰すことにしました。今やってるイベントで条件を満たせば配布SRとして「カリオストロ」が貰えるんです。実はFGOよりも前からプレーしていたけどSSRが全然当たらなかったせいでいまひとつやる気が出ず長らく放置していたグラブルですが、俄然燃え上がりました。何せカリオストロはCV.丹下桜、赤王と一緒ですからね。レジェガチャの方にいる土属性カリオストロはSSR、最高レアリティですから入手は困難ながら、配布ならコツコツと頑張ればゲットできる! 嫁王を逃した傷はおっさんで埋めるんだ! と、そんなわけで久々にやる気出してクエストを進めていった結果、石が3000個溜まりました。早速ガチャったところ、なんとあっさりブラック・ウロボロスが排出されて闇属性SSRカリオストロの方が配布よりも先に正式加入してしまったという……配布の方も欲しいからまだ頑張るつもりではあるが、うーん。

 さておき、CCC本編はパッションリップの階層まで進んだ。たぶんもうちょっとでクリアできるはず。そのためリップはともかくリリスのキャラがあんまり分かっていない状態だが、始まってしまったものは仕方がない。いざ魔性の後輩BBちゃんに逢う(遭う)べくイベントに参加しました。そしたら、もうこれ……どこが「甘く蕩けるガールズバトル」なんだよ! まだイベントの中身を確認していない方のために詳細の説明は省きますが、期待していた以上にガチなノリでがっつりシナリオを楽しめそうです。パートボイスを導入してまでBBチャンネルの再現に務めるあたりも素晴らしい。今日はもう眠いから寝ますが、明日(日付的には今日)……は仕事なので明後日から本気出してイベント走ります。

『ワイルド・スピード ICE BREAK』観てきた。

 シリーズ8作目。1作目の公開が2001年だから、もう16年も経つんですね。「走り屋たちが犯罪絡みのトラブルに巻き込まれてドッタンバッタン大騒ぎ」というのが毎回このシリーズの「あらすじ」なんですが、作を重ねるごとに状況がエスカレートしていき、最近はもう「カーチェイス中心の『ミッション・インポッシブル』」みたいになっています。何せ今作ICE BREAKのラスボスはロシアの原子力潜水艦。分厚い氷を割って原潜が飛び出してくるシーンから「ICE BREAK」という邦題が来ている。原潜と自動車の追いかけっこ……正気を失いそうになる光景でとても素晴らしかった。

 ブライアン(ポール・ウォーカー)が出てこないので、今回も主役に当たる人物はドミニク(ヴィン・ディーゼル)なわけですが、なんと仲間を裏切ってテロリスト側に付いてしまう。弱味を握られて仕方なく……という形ながら、「味方にすると頼もしいドムは敵に回すと恐ろしい」と観客を震えさせます。『リディック』とかをちょっと思い出しますね。しかし、ドミニク以外にもルーク(ドウェイン・ジョンソン)、デッカード(ジェイソン・ステイサム)、11位の人(タイリース・ギブソン)と、出てくるキャラ出てくるキャラ禿頭ばっかりでシリーズ通して観ていない人は「対立していたハゲとハゲが手を組んで裏切ったハゲに立ち向かうべくハゲと協力する」展開に混乱して頭が禿げ上がりそうになるのではなかろうか。

 前半はまだ普通にレースとかカーチェイスやってますが、途中から核ミサイルがどうのと話がインフレしていって最終的にはヘリやロケット砲やミサイルの攻撃を走行技術で躱すというムチャクチャなクライマックスに雪崩込んでいく。こうでもしないとマンネリになってしまう、という制作者側の事情が透けて見える面もあり、「ワイスピって一度も観たことないんだよな〜」って人には少しオススメしにくいかもしれない。もはや完全に「走り屋映画」のイメージとはかけ離れた次元で成立しているから、「1作目が一番好きだった」という方も受け容れがたいだろう。が、「インフレ上等! 逞しいハゲは大好きです!」という私みたいな嗜好の持ち主ならポップコーンを食べることも忘れるくらい夢中になれる一本です。是非映画館で上映されているうちに足を運んでおいてください。

 最後に、ややネタバレ気味な感想。「ミドルネームよ。ファーストネームは……」というシーンで、「あっ、今回のオチ絶対コレだわ」と予想しましたけど、実際にやられるとグッと来てしまった。

・拍手レス。

 Foxtailはmaterialに載ってるCCCの没ネタを使った漫画ですね。リップとメルト以外のアルターエゴ(通称サクラファイブ)が出たりします。ちなみに、甘粕を実際にクロスさせた二次創作はhttp://yarupon.blog134.fc2.com/blog-entry-13328.html  とか  https://novel.syosetu.org/26629/  がありますね。後者はCCCネタ入ってるのが注意ですが。
 本棚から引っ張り出して読み始め、「ヒロインが玉藻というだけで、大筋はCCC本編と一緒なのかなー」と思った矢先にオルタナティブな展開が入ってギョッとしました。これはCCCやり終わってから読んだ方がいいかな……ふたたび本棚に戻した次第。

 スパルタクスPの変貌ぶりは、アニメ化に当たって特に楽しみなポイントの一つですね コミカライズ版もありますが、アニメの方が到達は早い……かな?
 実況で「スパ雄ォ!」「体が止まんねェンだよ!」「圧政が死んでいく……圧政の痛みが俺の中に入ってくる!」とAKIRAネタ飛び交いそう。


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