2017年3月〜4月


2017-04-27.

・CCCはエリちゃんが出てきてシークレットガーデンがどうの、ってところまで進んだ。このペースでコラボイベントに間に合うのか著しく心配な焼津です、こんばんは。

 基本的なゲームシステムはEXTRAとほぼ一緒ですね。むしろ簡略化されていてプレーしやすくなっている。個人的には×ボタンでジャンプできるところが好き。特に意味もなくスキップして校舎内や迷宮内を探索しています。「ヒョオオオッ!」「シャオッ!」と南斗水鳥拳気分でピョンピョンするの楽しい。シナリオは前作より遥かにはっちゃけていて「同人ゲームと勘違いしてねぇかァ、きのこォ!」と叫びたくなります。「すごい一体感を感じる」ネタとか懐かしすぎるわ……レオくんは「頭のいい有彦」になってきているし、ユリウスも萌えキャラ街道驀進しているし、やりたい放題。「CCCからが本番」という言葉の意味がわかりつつあります。

【予告】期間限定Fate/EXTRA CCC×Fate/Grand Order GW・EXスペシャルイベント「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」開催!

 で、肝心のCCCコラボイベントは5月1日開催予定とのこと。配布の☆4「BB」は「ムーンキャンサー」という新しいクラス。特徴は「アヴェンジャーに強くルーラーに弱い」、普段のクエストにはあまり影響しなさそうな有利条件だ。新宿配信前だったら犬退治で大活躍していたかもな……あるいはCCCコラボ目当てで本編を突っ切って、イベント後に新宿やる人に対しての御褒美、ってことかもしれない。

 ガチャは3騎追加、一つは☆4の「パッションリップ」、クラスはこれまた新実装の「アルターエゴ」。特徴は「騎・術・殺に有利で剣・弓・槍に不利」という魔神柱の逆。てことは、いずれ「ビースト」も実装される……? 二つ目は☆4セイバーの「鈴鹿御前」、『Foxtail』に登場するサーヴァントらしい。Foxtailは作画がたけのこ星人ということで購入していたけど、話がよくわからなくて投げ出しちゃったんだよな……EXTRA終わった今なら付いていけるはず。久々に掘り返すか。ラスト、目玉の☆5が「メルトリリス」。パッションリップ同様にアルターエゴです。発表された瞬間、メルトリリス狙いの人たちがTL上で一斉に狂乱していましたね。鈴鹿御前はイベント終了後にストーリー召喚へ追加される、つまり恒常化するわけですが、メルトリリスとパッションリップの2騎は期間限定なのでイベント中に引かないと復刻待ちになってしまう……この2騎が好きなファンたちは阿鼻叫喚のイモータルカオスブリゲイドとならざるをえないわけだ。私の場合はセイバー足りてるし、アルターエゴなんていう特殊クラス使いこなせそうにないし、そもそもメルトリリスやパッションリップがどんなキャラなのかまだよくわかっていませんから「砲撃用意! (聖晶石が)藻屑と消えな!」ってふうに本気出すつもりはサラサラありませぬ。残っている呼符でイベント礼装目当てに5回……いやログボを考慮して6回単発チャレンジするつもりです。今回期間長めだし、最悪イベ礼装すら確保できなくても素材は取り切れるでしょう、たぶん。

 で、肝心の交換素材。「鳳凰の羽根」「竜の牙」「凶骨」あたりを重点的に取っていきたい。中んずく羽根不足は深刻であり、孔明のスキルマのためにもあと100枚は欲しい。冗談抜きで。竜の牙は剣スロやドレイクの姐御の再臨に必要だから是非とも確保したい。在庫は沖田やプロトセイバーで使い果たした。凶骨は差し迫って必要なわけじゃないが、そろそろ☆3以下のサーヴァントの育成を再開しようと考えていて、そのうえで欠乏しそうな素材がコレなんです。レア度は低いがとにかくあちこちで数を要求されますからね。それにしても今回のイベント、驚きなのがシナリオのボリューム。イベントとしては過去最大規模で、なんと5章(イ・プルーリバス・ウナム)に匹敵する分量だという。そ、それってもう本編の一部なんでは……?

「Fate/EXTRA CCC」シナリオ集『Fate/EXTRA CCC VOID LOG:BLOOM ECHO T』、5月17日(水)発売予定

 やっぱり来たか、CCC版のMOON LOG。ゲーム中のテキストをぶっこ抜いたものですからこれだけ読むのは正直味気ないんですが、一度プレーした後で「あそこのテキストもういっぺん確認したいな」ってときにパラパラめくって探せるので便利です。PSPもVITAも持っていない、あるいは持ってるけどやり込む時間がない、って人にもうってつけ。時間があるんなら普通にDL版を購入した方が安上がりです。今ならセール中で2000円もしない。面白いからなるべくゲーム版をやっておくべき。私も最近は種火集めでさっさとAP消費してからCCCのシナリオやアポクリファの小説読むのに時間を割く、って感じになってきています。アポは今2巻目を読み終わって3巻目に入ったところ。ぶっちゃけ1巻目は淡々としすぎて盛り上がりに欠ける印象でしたが、2巻目の後半から展開が混迷して面白くなってきています。こまごまとした感想を並べると

・「神聖円卓領域キャメロットのモードレッド見た後だとアポのモーさんはちょっと違和感あるな」
・「アストルフォくんカッコ可愛い、やっぱり聖杯あげたい」
・「シロウはFGOから入ると正体バレバレで勿体ないな」
・「やたらネットで人気がある蝉様、思ったより地味なキャラだった……これから見せ場が用意されているのか?」
・「ジャックちゃんの心臓丸飲みにドン引きしつつ『やめて! 蛮神の心臓を食べないで!』と反射的に思ってしまうFGO病」
・「未実装のサーヴァントを見かけると全体攻撃宝具か単体攻撃宝具か考えてしまうFGO病」
・「近衛アタランテいい、脚めっちゃペロペロしたい」
・「スパルタクスの宝具がまさかあんなんだとは……」

 雑多だけどこんな具合。一番気に入ったキャラはフィオレちゃん、ブロンズリンク・マニピュレーターで『ケモノガリ2』のアレを思い出してしまうのが難点だけど、可愛くて強くてモーションに異形感まであって最高。是非幸せな結末を迎えてほしい子だが、立ち位置的に悲惨な末路を辿りそうで気が気じゃない。天才魔術師……車椅子……月霊髄液と並び称される魔術礼装……うっ、頭が弱酸性フィオレ。

・拍手レス。

 >攻略本ってファミ通のパーフェクトガイドですか?  ですです。システムの都合上相手の動きを封殺していくことが求められるゲームなので宝具やスキルの発動台詞や相手に6手全部取られた時の台詞などは狙わないとまず聞かないのでこんなボイスまで収録されているのかと少しお得な気分に浸れます。
 「相手に6手全部取られた時の台詞」って確かに一度も聞いたことないですね……ボイスが用意されていること自体知りませんでした。こまめにセーブは取ってるからいくつか聞いてみようかな。

 トワイスの思想は戦神館の甘粕大尉に近いと言われてますね。「後ろ向きにポジティブ」と「前向きにネガティブ」で似て非なるとも評されますが。ラスボスさんはmaterialの設定読むと全然本気出してなかったと分かります。ちなみに宝具は一定ターン経過で発動の強制ゲームオーバーだったり。ラニルートとか含む見れてない宝具や二週目以降出現の隠しボス見たければこの動画からどうぞ。http://www.nicovideo.jp/watch/sm13257251
 私も「ダウナーな甘粕」って印象を持ちました。セイヴァーさんが本気出したら抗し切れる奴なんているんだろうか……ノッブの固有結界もなんだかんだで無効化されそうな気がする。ラニルートや二週目はまた落ち着いた頃にチビチビとやっていきたいので動画は我慢、我慢……ポチリ。

 私も慌てて積んでいたEXTRAを引っ張り出してクリアしたところですw ずっと「各章開幕時のモノローグの声はこれ諏訪部さんか……?でも何か違うような……」と思っていたんですけど、欠片男が出てきた時にああーーお前か!!となった次第。もう自分の耳が信じられません ラニルートを通ったので凛ルートで2周目行きたい思いもあるんですけど、もうCCCコラボまで時間が無いんですよねえ…
 おお、同士w あのナレーションから漂う露骨な黒幕感はSNの言峰に匹敵しますね。というか言峰が欠片男にトドメを刺して真ラスボスとして立ちはだかる展開を想像していました。私もラニルート見たいから2周目行きたくはあるんですが、もう週末にはコラボ開催されそうな雰囲気が……今は可能な限りCCCをやっていきたい。

 欠片男さんが連れてるあの方は設定上は「どうやって勝つんだよ…」レベルの規格外ですが、本人がそこまでやる気?がなかったのと主人公側の鯖が全員比較的相性が良い方だったのが勝因になるみたいですね。正直設定だけが凄くて型月世界での掘り下げがあまりないのでその辺をもう少しどこかで語ってほしいところです
 とりわけインド勢にとってセイヴァーさんの立ち位置(座り位置?)がどうなっているのか気になる。ヒンドゥーだとヴィシュヌの化身(アヴァタール)って解釈する向きもあるそうだし……それにしてもFate、そのうちエクストラクラスの方が七騎よりも多くなるんじゃないの?


2017-04-24.

・日曜日潰して『Fate/EXTRA』やり込み、やっとこさ凛ルート(かな?)をクリアした焼津です、こんばんは。

 とりあえず一周! チマチマ小刻みにやってたから長く感じたけど、累計プレー時間は23時間くらいですね。徹夜すれば一日で踏破できるわけか。五回戦、李書文戦は「无二打」が強力で危うく一撃死しそうになって焦ったけど、ギリギリ回復が間に合ったおかげもあってリトライせずに倒せた。ユリウスは人物背景を匂わせる描写もないまま退場していったから、これはまだ何かあるだろうな、と睨みました。六回戦は対戦者の名前が削られていて、サーヴァントもマスターも何もわからない、という五里霧中な状況でハラハラできて楽しかった。奇を衒うような展開ではなく、「ああ、なるほど」と納得できる方向に話を持って行くのが上手いな、と感心。正体が明かされたサーヴァントも強く、はじめてエリクサーを使ってしまった。プレーヤーの中にはもったいなくて結局エリクサーを最後まで使えなかった人もいるんだろうな、きっと。私も桜弁当は使わず終いでした。しかしあいつの宝具って実際はあんなふうだったんだ……FGOとは全然違う演出なので驚きました。というか、FGOの方はいくら何でも手を抜きすぎでは? モーション改修もなさそうな雰囲気だし、不憫。七回戦の相手、誰がどう見ても「勝ち残るのはこいつだろう」と分かり切っているからバラしてしまいますが、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ。FGOだと「理想の王聖」でお馴染みの子です。二言目には王、王と連呼するので「うるせえ、オットセイの鳴き声かよお前は」と内心鬱陶しがっていました。七回戦で印象に残っているのは、消えたはずのユリウスが思いっきり復活していたところですね。ようやく彼の家庭環境もわかって、あの陰気さが呑み込めるようになったり。倒せば今度こそ本当に消えますが、思いも寄らずしんみりしてしまった。EXTRAにおいて最初と最後でもっともイメージが変わるキャラってユリウスですね。ちょっぴり『装甲悪鬼村正』の湊斗さんと重なる部分も感じた。

 FGOでプレーヤーを苦しめたガウェインの「日中三倍」はEXTRAでもプレーヤーを苦しめますが、それ以上に厭らしかったのはレオ君のコードキャスト。こちらの強化を解除する効果があるんですけど、「三度、落陽を迎えても」が剥がれていることに気づかないまま突っ込んでいきなりやられてしまった。「え? 強制負けイベント?」って錯覚しかけましたよ。本番の決戦日ではコードキャストの後にふたたび「三度、落陽を迎えても」を掛けることで対処したものの、実際はガッツ掛けるまでもなく宝具展開からのスキル連打であっさり押し切れちゃった。あれ? ガウェイン結構弱い……? 「おいおい、まだ2、3発ブチ込む余力はあるんだから起き上がってこいよ」とすら思ったが、そのまま終了。敗北を知ることで本当に王として必要なことを学ぶも、それを活かす機会はもうない……と残念がるレオ君を見て、あまり好きな奴じゃなかったとはいえさすがに切なくなったり。ガウェインに叙勲するシーンは少し涙腺が緩んだ。己(ココロ)を殺す、という形で騎士道(生前の未練)を追い求めるガウェインの姿が、心を締め付ける。FGOで種火周回の際に元気にガラティーンしてくれるうちのガウェインを思って少しペインキルしたり。EXTRAはトーナメント形式のせいもあって進めば進むほど寂しく切なくなっていきますが、そこらへんを埋めてくれるFGOの賑やかさは狙ったものでないにしろイイ補完関係になっているな、と思いました。ほんのり心が晴れやかになる。

 ああ、でもネロの回想というか過去について語る件は堪え切れず軽く泣きましたね。

 結局、その死の淵まで愛される事もなく、泣きながら、何度も何度も、自分の喉に短剣を押し当てた――

 ……本当は。誰にも愛されず消える事が、この少女には耐えきれないほど、哀しい結末だっただけ。

 「無二の相棒」として愛着が湧いてきたサーヴァントだけに、「この描写は卑怯だろ、きのこ!」と詰りつつも涙した。かつてFGOが配信されて間もない頃、ストーリー召喚限定サーヴァントのため2章のセプテムをクリアしてからでないと召喚できなかったネロをどうしても迎え入れたくて「セプテムまでクリア→溜まった石でガチャ→出なかったらアンインストール→インストールし直してまたセプテムまでクリア→以下ネロが出るまで繰り返し」という「赤王リセマラ」なる苦行に挑んだプレーヤーたちがいたと聞きますが、その気持ちが少し理解できました。EXTRAでネロを相棒にしていたら、そりゃ引きたくもなりますよ。幸い私はEXTRAやり始めた時点で既に召喚していたからクリア後に悲愴な覚悟であのえげつないガチャへ挑まなくて済んだ。ともあれ七回戦が終わって、これでバトルも終了……じゃないのはすぐに分かりました。教会でまだ改竄を受け付けしているし、他のNPCは消えているのに購買がまだ開いてたり、「もう一戦やりますよ」って露骨なくらいアピールしてやがる。なので最後にちょこっとレベル上げしてレベル40の状態でラストバトルに臨みました。黒幕に当たる人物が出てきたとき、リアルタイムでプレーした人の反応はどんな感じだったんだろう。「誰だテメエ?」がほとんどだったのかな。私はFGOから入ったクチなので例によって「あっ、礼装の人だ! やっと出てきたな欠片男! いつもお世話になっています!」という反応でした。彼のやってることは若干ゲーさんと被るけど、ゲーさんとは全然思想が異なるってところが面白いな。ラスボスとして登場するサーヴァントは「こんなんアリかよ!」と度肝を抜かれるのが半分、「え? ダジャレ?」と呆れるのが半分。凄まじい威容ゆえいったい何度リトライするハメになるだろうか、と怯えましたが、特に苦戦する場面もなくあっさり勝ちました。も、もう終わり? 形態が変わって三回くらい戦わされるんじゃないの? と疑ったものの、そのままエピローグに突入していった。こうしてみると、宝具の使えなかった(そしてマトリクスが埋まらなかった)槍ヴラド戦が一番辛かったな……ゲームとしてはFGOよりも遥かに攻略しやすいので、ヌルゲーマーの私にはとても助かります。デカデカとスタッフ名が表示される演出で「いよいよ終わるんだなぁ」と実感したり。そして最後の凛を見て「エレシュキガル?」と思ったFGO組ユーザーは私だけじゃないはず。

 テキストは可能な限り絞り込んでいるタイプのゲームですが、奈須きのこ本人が乗り出したということもあってなかなか読み応えのあるシナリオだった、というのが率直な感想です。七回戦までのすべてのキャラの名前が印象に残るってところはさすがだ。ちなみに私は主人公の性別を女にして「犠星ななか」という名前でプレーしていました。熟慮してこの名前にしたわけではなく、バッテリーがオシャカになりかけていたため、のんびり考えていたら電源が落ちるかもしれないからと反射的に編み出したネーミングがコレだったんです。そしたら途中でネロがマスターを星に喩えるセリフが出てきて驚かされた。エンディングからするとまるで誂えたかのようであり、軽く運命(フェイト)を感じました。以上、EXTRAの感想終わり。たった一周しただけでCCCに移行するのは勿体ない気がしますけど、もうコラボイベント開催まで日がなさそうですからね……今はCCC優先の方針で行きます。

 で、『Fate/EXTRA CCC』。プロローグが終わり、虚数空間を抜けた主人公が花嫁衣裳(拘束着)のセイバーと顔を合わせるところまで進めました。なんと申しますか、今回は「最初からクライマックス」ってノリですね。EXTRAクリアした後だといきなりテンション上がってしまう作り。やっぱりCCCからいきなり始めず先にEXTRAやっておいて良かった。まず感じたのは「グラフィックが綺麗!」という喜び。EXTRAは正直今から見るとグラフィック面にどうしても物足りなさを覚えてしまうが、CCCでだいぶ改善されて気にならなくなった。文字のフォントも読みやすくなってますね。反面、容量が増えたせいでローディング時間も長くなって場面切り換えがスムーズに行かず、そこはちょっぴりイライラします。ボイスの収録数も格段と増えており、真面目に聞いてたらすごく時間掛かりそう。EXTRAでは単なる保健室のNPCだった桜が今回重要なキャラになるみたいで興味深く見守っています。しかし、ビックリしたのはアイツですね……「魔性菩薩」の人。欠片男みたく最後の最後に出てくるキャラかと思いきや、突然ラッキースケベっぽく落ちてきた。「お前みたいな藤村大河がいるか!」とツッコミつつ動向に注目していく予定。前作よりもギャルゲっぽい雰囲気でなんだか懐かしいノリですね、CCC。今月中に一周するのは無理そうだけど、可能な限り進行させてCCCの基礎設定だけでも知っていきたい。

・拍手レス。

 しかし凛はセイバーの魔力を回復させるために保健室でいったい何をしていたのか…… あのイベントはザビ男アーチャーコンビでやるとほぼ同じ描写なのにすごく微妙な微妙な気分になれますよ…
 そっちの方が興奮する、って人もいそう。

 2週目は礼装引き継げるので強化スパイク有れば地図読むの苦手でも結構何とかなるんですけどね。問題は焼津さんに2週目やってる時間が無さそうな所ですかね・・・。蛇足ですがEXTRAは無印、CCC共に攻略本に戦闘時の掛け合いがほぼ全て収録されているので結構お薦めです。クリアするまで読まないにしても手に入るなら買っておいて損は無いと思いますよ?
 強化スパイクは便利すぎて中毒性高いですね……校舎内を移動しているときも「あーコードキャスト使いてぇ」って気分になります。2週目、やりたいのは山々なんですけど最短あと2日ちょいでイベントが始まることを考えるとそんな余裕は……攻略本ってファミ通のパーフェクトガイドですか? 今度チェックしてみます。そういえばEXTRAはmaterial買ってたけど、どこに置いたか思い出せないな……結構大きな判型だったからそのうち見つかるとは思いますが。


2017-04-22.

『Fate/EXTRA』、四回戦を突破しましたが槍ヴラド強くて結構危なかった焼津です、こんばんは。

 筋力全振りで耐久をまったく上げていないから、スキル立て続けに打たれると辛いんですよね……ガッツ(三度落陽を迎えても)かけたりHP全回復するアイテムを2個も使ったりしてどうにか勝つことができました。エネミーハンティングであっさり負けてマトリクスが埋まらなかったせいもある。地図見ていても迷ってしまう方向音痴な私にとってハンティング系のクエストは辛い……一回戦のときも「あれ? こっちじゃなくてあっち?」とまごまごしているうちに慎二に全部取られてしまった。ランルーくん、見た目はふざけているけど設定を知るとありす同様切なくなる。槍ヴラドとの組み合わせもハマっていて、せめて二次創作やカニファンみたいな世界では幸せになってほしいコンビであった。

 五回戦はいよいよ「神槍」李書文戦。不意打ちでセイバーを瀕死に陥らせ、弱体化した状態でクエストに臨まなくてはならなくなるが、攻撃力も耐久力も落ちているのでザコ敵の攻撃を2、3発喰らっただけで危うく敗北しそうなところまで追い詰められた。HPやMPを全回復させる謎噴水を何度タッチしたことか。クエストそのものは今回結構楽ですね。あまり入り組んだ構造ではないし、購買でゲットした強化スパイクを使えばサクサク進んでいける。ザコ戦は「空気撃ち/二の太刀」と「強化スパイク」があればストレスなく攻略できてグッドだ。トリガーを両方揃えて、さあいよいよ決戦だ! というところまで行きました。間違えて空気撃ちと強化スパイクを装備したまま書文戦に赴かないよう注意しなければ。しかし凛はセイバーの魔力を回復させるために保健室でいったい何をしていたのか……私、気になります!

・6月に『ベルセルク』の最新刊(39巻)発売深見真による小説版も同時発売

 前巻から1年ぶり。読んでない人からすれば「刊行ペース、遅っ!」と叫びたくなるかもしれませんが、ファンのほとんどは「思ったより早かったな」って反応です。何せ37巻から38巻までは3年以上も間が空きましたから……一方、小説版はこれが初めてかな? 深見真は今やってるアニメ版の脚本を担当しているので、その繋がりだと思います。アニメ版と言えば構成協力か何かで山下卓の名前がクレジットされていてビックリしたな。BLOODLINKの最終巻はいつですか(小声)。深見真は最近だと『魔法少女特殊戦あすか』が話題になっていますが、オリジナル小説の『ヴァイス 麻布警察署刑事課潜入捜査』も程好い尺に収まった佳品なのでオススメしておきます。平然と有力者たちの犯罪を揉み消し、握った弱味で誰も手出しできないほどの影響力を有することに成功した汚職警官「仙石重一」のダーティな活躍と暗躍を描く。仙石さんは日アサの魔法少女アニメに出てくるステッキを何本も買い溜めしているオチャメなタフガイです。ただし、その使い道は……気になる方は試し読みでご確認ください。

・拍手レス。

 EXTRAも大概お祭り企画的に色々ぶちこまれてますからねえ・・・。教会に居る二人とか。
 TYPE-MOONはお祭り好き気質ですからね……エイプリルフール以来見かけてない気がする火鉈とかも出していいのよ、きのこ。

 ガトーは○○○を連れてるのも驚きますけど、ガトー本人も型月聖職者だけあって中々良いキャラしてて割と好きでした。FGOの星5鯖のピックアップ率は検証では大体50%〜60%くらいと言われているので、1%の壁を突破してから更に1/2ルーレットが始まる感じですねぇ。すり抜けるときはほんと三連続四連続ですり抜けて来るので発狂しそうになります…
 ガトーも気になりますけどランルーくんの方を先に突破したので、とりあえずこっちのルートで進めます。一周したら改めてガトー側を確認したい。FGOはツイッター等で頻繁に☆5すり抜け報告を見かけるので、だんだんイメージがカイジの沼の三段クルーンになりつつあります。「やった! 虹回転!」とか「金カード!」で第一クルーン突破、「クラスは……目当ての奴だ!」で第二クルーン突破、「が……駄目っ……!」で第三クルーン落下(同クラスすり抜け)、みたいな。


2017-04-20.

『Fate/EXTRA』、三回戦を突破。思わず「ありす……」と呟くも、それ以上は言葉にならず。FGOで見かけたときは「なんか可愛くて強い幼女」くらいの印象しかなかったが、元がこういうキャラだったとは。退場の喪失感とともに、「うちのカルデアにあの子はいない」という現実が胸に重く圧し掛かってくる。FGOの厄介なところは、派生作品を知れば知るほど召喚の欲求が高まってしまうことだ……危なかったな、今回のピックアップであの子が対象サーヴァントだったら石を犠牲にしてガチャガチャしていた可能性が高い。召喚できたら聖杯を捧げてもいい、という気分にすらなっているのですから。

 それはそれとして、三回戦終了後に令呪の使い道を巡って選択肢が現れる。ここで物語が分岐するのか? ダンさんがロビン相手に使っていたくらいで、EXTRAだとイマイチ存在感の薄かった令呪が急に重要な運命交叉路と化していくの、スリリングでとっても宜しいです。気になったので両方のパターンを試してみましたが、大まかな話の流れはそんなに変わらないのかな……とテキストを流し読みしていたら、四回戦の対戦相手が発表されるところで仰け反った。え? 選択肢によって四回戦の相手が変わる……? しかもランルーとかガトーって誰だこいつら。まったく知らないぞ。ひょっとして対戦サーヴァントも変わるのか? まず試しにランルーくんの方をやってみた。見覚えのあるランサー、マスターの割には普通な印象だ。一方、ガトーは……え? これって見るからに……え? バーサーカー? いやいやいや、それどころの問題じゃないでしょ! もはやストーリーが頭の中から吹っ飛ぶ勢いの衝撃でした。ううむ、そろそろEXTRAのプレーを切り上げて早くCCCに移りたいのだが、だんだんFGOやコラボイベントそっちのけでEXTRAに没頭したくなってきた。できればMOON LOGでシナリオだけ追う、みたいなことはしたくない。かと言ってこのままだとCCCに着手する余裕がありません。CCCやらずにコラボイベント体験したら「ああ! 先にCCCやってればもっと楽しめたのに!」って後悔しそうな雰囲気も濃密に漂い始めている。早ければメンテ明け、一週間もしないうちに始まってしまうわけですから、どこかは妥協して割り切らないといけない。悩む。

・そしてFGOではネロ・クラウディウス〔ブライド〕、通称「嫁王」の復刻ピックアップが始まりました。

 今後ガチャ報告は別記事で行うことにしましたので、興味のある方は→にどうぞ。FGOガチャ日記 その1「ネロ・クラウディウス〔ブライド〕ピックアップ編」


2017-04-19.

『Fate/EXTRA』、無事二回戦を突破した焼津です、こんばんは。

 ドレイクの姐御で痛い目を見た後だけにしっかりレベル上げしてHP管理もこまめにやった結果、さほど苦戦せずに勝つことができました。対戦相手のダン・ブラックモアがいいキャラをしているだけに、退場の瞬間でつい惜しくなってしまったり。「消えないでくれ、爺さん! 普通のRPGならここで仲間に加わって、後半のイベントで『ここは私に任せて先に行け!』と体を張る展開になるはずでしょ!」と叫びたくなるも、当然その願いは果たされず。トーナメント形式は残酷だ……残りの魔術師32名、このあたりになってくるとモブキャラも減ってきて廊下がだんだん寂しくなりますね。ダーリン・ハニーのふたりは薄々察していたことだが、結末を確認して「ああ……」と何とも言えない気分に。

 三回戦の相手は、まさかの「神槍」李書文……!? かと思いきや違うみたいですね。謎の幼女がお相手となる模様です。「謎の」なんて書いたけど、これもFGOやってると正体はバレバレだな。「うわー、次のサーヴァントはバーサーカーかー、大変だなー(棒)」って感じになってしまう。しかしあのバーサーカー(仮)、見た目が結構ゲーさんに似ていてビビった。「ゲェッ、ここでまさかのビースト!?」と焦りそうになったり。シナリオ面ではプレーヤーを飽きさせないよういろいろ変化を加えていて面白いんですが、単調な「連鎖形式お使いクエスト」で進行を遅らせるなど、ゲーム面ではイライラを募らされる部分もありました。連鎖形式お使いクエストというのは「ここから先に進むためにはAというアイテムが必要なんじゃ」→「Aを取得するにはBという別のアイテムが必要なんじゃ」→「BはCという人物の許可を得ないと持ち出せないんじゃ」→「Cが今どこにいるのかわからん、町外れに住むDなら知っているかも」→「Cの行方? 知っているけど、ただでは教えてやらん、条件が2つあるぞ」みたいな調子であっちこっち延々と行ったり来たりさせられるアレです。やってるうちにだんだん当初の目的を忘れそうになってくるので嫌いなんですよ、こういうの。「Aをクリアした、次はBをクリアしないといけない」みたいな逐次的お使いクエストの方が分かりやすいぶんまだマシ。

 装備品は「空気打ち」が便利で重宝している。経験値の少ないザコはスタンさせた状態で素通りすることもできますし。ステータスは言うまでもなく筋力全振りでゴリ押ししています。サーヴァント戦はともかくザコ戦であまり時間を掛けたくない。それにしてもこうやってEXTRAをやればやるほど、FGOの戦闘はいかに「お手軽な爽快感」を追求しているかがわかって面白いな。空いた時間にちょこちょこプレーして息抜きするぶんにはFGOの方が向いている。ただし、まとまった時間を用意して攻略するとなると、「ダンジョンのどこかに確実にトリガーがあって、最悪でも『右手法』や『左手法』で何とかなる」EXTRAの方が精神的に楽だ。FGOは素材目当ての周回をやり始めると、ドロ率の悪さから虚無感に心を食われる感覚が襲ってきてヤバい。最近は「フリクエするくらいならEXTRAやり込んだ方がいい」と思うようになってきました。

期間限定イベントFate/EXTRA CCC×Fate/Grand Orderスペシャルイベント開幕直前キャンペーン!

 グワーッ! 今週中に開幕直前キャンペーンを始めるってことは、来月すぐ、下手すると今月中にもにCCCコラボをスタートさせる予定ってことか。私の予想だと今週から贋作英霊か何か復刻イベントやって、5月の半ばくらいに「アガルタの女」が配信されて、5月の終わりか6月初めくらいにCCCコラボ、みたいなスケジュールだったが。こりゃEXTRAは一旦休止してMOON LOGの封印を解放、然る後にCCC開始って段取りじゃないと間に合いそうもないな。せっかくEXTRAやり込むのが楽しくなってきたタイミングだというのに、嗚呼。

 開幕直前ピックアップ召喚として復刻されるのはギルガメッシュ(弓)とネロ・クラウディウス(ブライド)。どちらも期間限定☆5サーヴァントですが、弓ギルは正月にもピックアップされていましたよね。なので3ヶ月ぶりくらい? ネロブラ、通称「嫁王」は去年のバレンタインに実装されたサーヴァントで、同年9月のイベント「ネロ祭再び」で復刻されて以降は音沙汰ナシだったそうだから7ヶ月ぶり。今年のバレンタインで復刻されなかったのはコレに合わせるためだったのか。嫁王、EXTRAの影響もあってネロに対する愛着が深まっているからキャラ的にすごく欲しいが、セイバーは戦力的にもう充分なんですよね……☆4の赤王は既に持っているし、愛でる枠も足りてるから断腸の想いでスルー、したいけど呼符1枚だけ使っておくか。「ピックアップのときに回したけど出なかったじゃん」と未来の自分自身を納得させるアリバイとして。弓ギルはキャラ的にも戦力的にも欲しいが、もうこれ以上ジャンヌ・オルタ復刻のための貯蓄は切り崩せない。通算ログイン100日ボーナスでたくさん石を貰ったが、これらはすべて邪ンヌに回したい。ギルは呼符3枚で我慢するとしよう。概念礼装のピックアップも、「2030年の欠片」「理想の王聖」「魔性菩薩」は入手済だからさほど心動かされず。これがカレスコピックアップだったら悩んでいたかもしれません。ともあれ、☆5なんて「もし宝くじが当たったら」レベルの話だから期待してもしょうがない。現実的な範囲の話としてはロビンフッドの育成を急いだ方が良さげですね。ガウェインが厄介なエミネーとして再び立ちはだかる可能性は濃厚ですし、有能な単体弓のレベル上げは急務。ノッブ配布のおかげで後回しになっていたが、そろそろ本腰を入れないと。

 あと、嬉しいのはスペシャルイベント開催記念として実装される新規魔術礼装「月の裏側の記憶」ですね。お正月勢だから期間限定魔術礼装をゲットする機会が発生したのは今回が初。え? レアプリズム交換があるだろって? そんなのに縁があるプレーヤーってごく一部なのでは……さておき、新礼装。マスタースキルがどんなものかは不明ですが、「ぐだ子に着せたい」という思いがムラムラと湧き上がってくる見た目だから速攻で取りに行きたい。


2017-04-16.

・FGOの合間にチマチマと進めていた『Fate/EXTRA』、やっと一回戦を突破して二回戦の相手がわかったあたりまで進んだ焼津です、こんばんは。

 PSPの画面って小さいから、目の悪い私はすぐに疲れてしまって長時間プレーできないんですよね……それはともかく、「一回戦の相手って慎二でしょ? なら楽勝じゃん」と舐めて掛かった結果、あっさり敗北しました。ド、ドレイクの姐御、結構強い……無策で突っ込むと簡単に返り討ちにされてしまう。リトライし「エーテルの欠片」でこまめにHPを回復させてどうにか押し切りましたが、こりゃマジメにレベル上げしてスキル強化していかないと二回戦以降は厳しいだろうな。ジャンケンベースの戦闘システム自体は『戒厳聖都』で鍛えられたゆえ問題ない。ただ3Dダンジョンが苦手というか、方向音痴で同じところを何度もぐるぐる回ってしまう(マップしか見ていないのに、それでも迷う)からストレスが溜まり、探索を素直に楽しめないんですよね……「ええい、さっさとシナリオの続きを読ませろ!」とザコとの戦闘を回避しながら足早に進めたせいで相棒のネロもあまり強くなっていない。いや、この段階だとセイバーの真名はまだ判明していないんですが、FGOやってると敵も味方もバレバレなんだよなぁ。ネロの持っている剣が隕鉄の鞴「原初の火(アエストゥス・エストゥス)」という名前で、ネロ自らが鍛えたものである――など、「へえ〜」となる興味深い情報も多々あり、やっていて楽しいことは楽しいですが。慎二が消滅間際に放ったセリフは一瞬「誤植かな?」と目を疑いました。

 二回戦の相手は「ダン・ブラックモア」という老騎士。EXTRAはStay nightなど既存のTYPE-MOON作品に登場するキャラがまんま同じ名前と見た目で出てきたりします(スターシステム? 中には見た目が全然違う人もいる)けど、ダンさんは完全なオリジナルキャラですね。FGOから入ってきたプレーヤーなのでどうしても「あっ、礼装の爺さんだ!」って反応になってしまう。サーヴァントに関してはドラマCDのイラストで見当が付いていました。が、礼装の説明にあった「イチイの木」の意味がだんだんわかってきたこともあり、やっぱり興味深い。ゲームそのものはそこまで難しくない(少なくとも現時点の感触では)ので投げ出す心配はなさそうですが、CCCコラボの開催が思ったより早かった場合はEXTRAのプレーを一旦切り上げ、『MOON LOG』でストーリーを確認した後すぐにCCCの方へ移る心算です。というか、そろそろ夏コミあたりでCCC版『MOON LOG』が出るかもしれませんね……なるべくゲーム本編を純粋に楽しみたいところですが、いざとなったら「シナリオ読破」を優先させる、そういう方針で行きます。

・拍手レス。

 帝都聖杯奇譚も絵柄や配役はああですけど中身は結構シリアスですし・・・
 アニメ化したら規制が入りそうなシーンもありますね。


2017-04-12.

・「ぐだぐだ明治維新」、メインストーリーはひとまず終了。「ぐだぐだ本能寺」に比べて割合マジメというかキチンとした読み物になっていて驚いた焼津です、こんばんは。今回は奈須きのこの監修がだいぶ深く入っているのかしら?

 当たり前のように敗北を受け入れて消え去る信勝の切ない諦念もさることながら、「自分が死んでいることにも気づかない」土方さんの悲しい狂気にグッと来て不覚にも涙腺が緩みかけた。果てしなき無明をどこまでも突き進む、宿業の鬼。さながら虚無戦記の如く。「ぐだぐだ」という緩い響きを放つタイトルはフェイントで、ノッブやおき太のキャラをも掘り下げる程良い感じのシナリオに仕上がっています。茶々の存在が霞がちだったことと、「明治維新」なムードが全然ないあたりは残念でしたが……ゴールデン開陽丸に乗った榎本ドレイクとか西園寺金時とか妄想していたけど、ただの妄想で終わった。ともあれ、このイベントを通じていっそう沖田や信長や土方に愛着が湧きましたので、3騎とも頑張って育成していこうと思います。今のペースならポイントも集まりそうだし、焦らずじっくりやっていこう。運営が「ぐだぐだ明治維新ピックアップ召喚2開催! 織田信勝が期間限定で登場!」とか言い出さないかぎり、しばらくはのんびりと平和なひとときが続きそうだ。

 それから「倒幕ゲージ」という冷静に考えればトチ狂っているネーミングの物差しが、リミットをたっぷり残して削り切られてしまったのは笑ってしまった。「三日天下ですらない」と指摘されており、「まだ余裕あるだろ」とクエストに参加していなかった人たちが割を食った模様。年末の魔神柱狩りはこれよりもっと更にスゴいペースだったそうですが……決着戦はさほど難しくないと申しますか壬生狼があれば楽勝もいいところでしたけど、ラストバトルの土方戦は孔明の防御バフ張っているのに沖田と孔明がそれぞれバスタークリティカル1発ずつで立て続けに倒されてしまって焦りました。控えにクー・フーリンがいたからどうにかなったものの、高レベルバーサーカー戦は油断するとすぐ事故りそうになるので怖いですね。高難度クエストは「消費APも少ないし、まずは様子見で出撃」と軽い気持ちで挑んだものの、凸った壬生狼とフレマーリンのおかげであっさりどうにかなりました。9ターン掛かったが、これ普通に4ターンクリアしてるプレーヤーもいるだろうな。令呪が犠牲にならなかったし、楽に済んで良かった。あ、そういえばメインクエスト終了でやっと茶々がゲットできましたね。種火が足りなくてまだレベル30台くらいですけど、聞くところによれば「スキルが噛み合っていて周回向けの性能をしている」とかで実戦投入する日が今から楽しみ。配布ながらモーションはすげぇ凝っており、見ていて愉快です。土方さんもやっと最終再臨が済んだことだし、80で一旦レベリングお休みして茶々の再臨作業へ切り換えるべきかしら。ポイントは織田・新撰組両方とも60万を超えたので宝具レベルは既に5、再臨素材(蘭奢待)もすべて取り終わりました。あと一週間あるから、残り40万は自然回復するAPで充分どうにかなる範囲……だと思います。間に合わないと判断したら報酬の林檎を齧ってラストスパートかければいいだけのことだ。


2017-04-10.

『T2 トレインスポッティング』観てきた焼津です、こんばんは。

 『トレインスポッティング』という映画の続編。原作はアーヴィン・ウェルシュの同題小説です。スコットランドの首都「エディンバラ」を舞台に、盗みや暴力などの犯罪を繰り返すヤク中の若者たちの青春を描く。1996年公開作品だから、もう20年以上前ですね。私が観たのは十数年前だったかな。レンタルビデオ屋で「1本100円セール」やってたときに10本ぐらいまとめて借りた中の1本で、他の9本は何とか鑑賞することができたけど、『トレインスポッティング』は当日まで観終わることができなかった。「今から再生すると返却期限ギリギリになっちゃうし、いっそ観ないで返した方がいいのではないか?」と思ったが、根っからの貧乏性である私は「せめて冒頭10分だけ……つまんなそうだったらそこでやめにしよう」とカセットをデッキに差し込み、再生。1分もしないうちに引き込まれ、最後まで画面に釘付けとなった。開始直後、詳しい説明もなくいきなり主人公(マーク・レントン)が疾走するシーンを映し出し、その躍動感で視聴する者の目を強引に奪っていく。正直、ストーリーはよくわからなかった。薬物をキメてトリップするシーンがやたらと気持ち悪かったことしか記憶に残っていない。タイトルの「トレインスポッティング」は本来鉄道マニアを意味する言葉ですが、この場合は廃駅にたむろして薬物をキメるジャンキーたちを指す隠語とのこと。

 『トレインスポッティング』はヘロインを売り捌いてた得た金、16000ポンド(日本円に換算すると300万円くらい?)をマークが持ち逃げして終わる。原作ではそれから9年後の様子を描くが、映画では実時間の経過に合わせて「マークが金を持ち逃げしてから20年後」という設定に変わっています。青春映画の後日談、まさに中年映画といった趣でところどころに悲哀の影があり、ことあるごとに過去を懐かしんで今という現実から目を逸らそうと躍起になっている。しかし、前作『トレインスポッティング』はノリが軽快で雰囲気こそ明るいものの、悲惨な出来事も起こっているので単純に「昔は良かった」で括るわけじゃない。今も昔も悲惨などん底で喘いでいて、僅かな光明を得るために足掻く。そういう意味では「何も変わらない」のかもしれません。ぶっちゃけ登場人物のことは全員忘れていて顔を見るたび「こいつ誰だっけ?」状態でしたが、凝った映像表現の数々も相俟って最後まで飽きずに観通すことができました。監督は前作と同じくダニー・ボイル。日本だと『スラムドッグ$ミリオネア』『28日後…』が有名? 個人的には『ザ・ビーチ』が好きなんだけど、駄作扱いされることが多くてなかなか賛同者を得られず悲しい。レオナルド・ディカプリオがあまり好きじゃない私も、アレに関してはハマリ役だと思いました。

『ガーリッシュ ナンバー 修羅』まさかのアニメ化決定!(電撃G's magazine.com)

 ああ、あの万葉がガチャ廃になっていた漫画か。(参考1)(参考2)(参考3) アレが連載されていた頃はまだソシャゲというかFGOやってなかったから完全に他人事として笑っていたけど、今だと「私もちょっとした弾みでこうなりかねないな」と身につまされる。「××狙いで○連チャレンジ」みたいなガチャ動画を観てあまりの渋さにドン引きし、すっかり課金欲が萎んでいることから踏みとどまれていますが……最近だと「ヤマカム」の人が凄まじいことになっていますね

 話をガリ修羅に戻すと、今やってる『シンデレラガールズ劇場』みたいなショートアニメになるのかな? これでもし30分アニメだったら万葉が延々とガチャを回すシーンだけでBパートを潰すような内容にしないとネタが足りなくなるのでは。

「干物妹!うまるちゃん」第2期の制作決定!放送は秋からだよ(コミックナタリー)

 お。これは嬉しいニュース。日常系としてはコメディやギャグの要素が強く、初期のうまるが自堕落すぎるなどやや手探りな部分が多かったけれど、近頃はキャラが増えてきたこともあって普通に交流するシーンが多くなり、うまるの駄妹っぷりは控え目になってきています。そのため1期前半のノリを期待する人にとっては物足りない2期になるかも。私は最近のノリも最近のノリで好きだから、心置きなく胸を高鳴らせて待つことができる。金剛ヒカリちゃんにもやっと出番が回ってきますね。ヒカリちゃんというのは……いや、解説はやめておこう。アニメ2期の本編を観ればわかるようになっているはずだ。少なくとも銀星号になったり天下布武したりするような子じゃないです、たぶん。

・拍手レス。

 土方は最大火力を求めるなら味方からの援護必須なキャラですね。普通に使うのでも単体攻撃高レアバサカなので十分使えますけども
 イベントは特攻のおかげもあって孔明の防御バフくらいで充分ですけど、本格的に運用するとなると盾鯖や回避付与・ガッツ付与スキル持ちとの組み合わせも検討しないとですね。メチャ強いけど工夫を要求される面があるかも。

 ちょっと遅いけど異世界迷宮の最深部を目指そうは現在、別タイトルで再構成版を作者様が連載してますね。本編の方は最終章に向けて一時休憩中らしいです。詠唱のセンスとかが凄く良いのでdiesとか好きな人なら楽しめるはずです。面白くなるのは3章以降ですけど。5章以降はもう止まらないレベルで面白かったです。キャラの心情がしっかり書かれていてそれが、詠唱の重みに繋がるのが最高です!
 紙書籍版しか読んでない(しかもまだ途中)ので知りませんでした。先月からリライト版を開始していたんですね。『よくわかる現代魔法』みたいに「アニメ化決定! アニメ放送に合わせてnew editionも刊行!」ってなったりして。3章が紙書籍版の何巻あたりに相当するのかわかりませんが、楽しみにして読み進めるとします。

 土方召喚おめでとうございます!最近星5の引きがすごいですね。あやかりたいものです。
 ありがとうございます。引けるとは思ってなかったので私自身ビックリです。やっぱり来る時期と来ない時期の差が激しいゲームみたいですね。

 土方さん、おめでとうございますー。フレンドに土方さんがいて二度見してしまいました。瀬戸なんとかさんは、overdriveの新作のライターをやるとのことが、やるとの情報がライブで出てましたねー。
 ありがとうございます。イベント中だから種火集めに専念できず、なかなかレベル上げられないのがもどかしいところ。瀬戸なんとかさん、この調子で新作をガンガン出していってほしいですね。


2017-04-07.

・FGOの新規イベント「ぐだぐだ明治維新」が開催されました。復刻じゃないイベントは今年に入ってから初めて。沖田さんを愛でるためにも新撰組勢力に入ったのに、ドロップアイテムの美味しさから織田幕府側のフリークエストを重点的に周回している裏切者の焼津です、こんばんは。

 仕方ないでしょう、今は歯車よりも大騎士勲章が欲しいんですもの。剣スロットやベディヴィエールを再臨させなくちゃ。交換分じゃ全然足りません。それにしても本能寺同様、ドロップする交換用アイテムが3種類もあって面倒臭いですね。前回の経験から始まってすぐはそんなに頑張らなくていいと判断されますので、しばらくのんびりペースで行きます。とはいえ、効率を考えると早めにイベント礼装引いておいた方が良い。ひいふうみい……と呼符の残りを確認して枚数制限しようかとも考えたが「ええい、使い切っちまえ」とガチャガチャしてしまいました。

 出たのはだいたい☆3礼装や☆3サーヴァントでしたが、狙い通り☆5イベント礼装「第六天魔王」、そして宝具威力60パーセントUPの☆5礼装「黒の聖杯」を入手! 呼符にしてはまずまずな結果で思わず「もしや☆5礼装の波が来ているのでは?」と気持ちがグラついた次第。最近はレアサーヴァントよりも☆5礼装需要の最高峰、「カレイドスコープ」が排出されることを期待して回すことが多くなっている。レアサヴァは引いた後の育成がしんどいですもんねぇ。迷った末「カレスコ難民を脱する望みが得られるなら……」とジャンヌ・オルタピックアップまで温存するつもりだった石を少量ながら注ぎ込むことに致しました。さすがに10連は勿体ない、男だったら単発に懸ける! ワンショット・ワンキルの心構えだ。お祈りを捧げ、深呼吸し、力を溜め、読みかけの『ドリフターズ』を開いたりしながら時が満ちるのを待った。「今だ!」 『ドリフターズ』を閉じて指先に力を込め単発を回したところ、長めのローディング時間が発生。新規のデータをダウンロードしている……? これって本当に来ちゃうんじゃないか、カレスコ……! やっとA・A・ステラみたいな涙ぐましい(そして不確実な)NP稼ぎともおさらばじゃ! と期待しながら見守っていると、即座に召喚陣が金回転し始めました。

 あれ? 金回転ってレアサーヴァントのときだけで、レア礼装のときは発生しないよな? 期待が逸れたことに戸惑う私。☆5礼装よりレアリティの高い方が来ちゃった? ううむ、クラスは何だろう、と目を凝らしてみると金バーサーカー。ま、まさか……いや金回転は☆5の期待度が低く、ほとんど☆4……って話がありますよね。真偽不明ですが。じゃあヘラクレスか狂スロットあたり? そ、それとも、もしかして……開始当初からサポート欄で見かけてずっと憧れている超可愛くて超強い☆4バーサーカー茨木童子ちゃんが遂にうちのカルデアへカムインしちゃうの? 結果発表される瞬間をワクワクしながら食い入るように見つめて待機すること数秒。

 現れたカードは――

 

 

 

 

 土方さんでした。え? 二度見したけど、やはりこれは鬼の副長。新イベント「ぐだぐだ明治維新」で追加された期間限定の☆5バーサーカー。直前に読んでいた『ドリフターズ』にも出てくる土方歳三……ですよね。ワッザ!? 予想を超える結果に慌てふためきました。確かにピックアップ対象サーヴァントですが、☆5なんてそうポンポンと単発で引けるような代物じゃないでしょうに。先月で運は使い果たしたものと考えてここしばらく大人しくしていましたが、まだ流れは続いていたのか。っていうか、ひょっとしてもう福袋を買う必要がなくなった……? クラス混成エネミーに対するアタッカーとして使える金枠バーサーカーがいないことをずっと悩んでいて、「夏になって2周年記念福袋が来たらクラス狂の奴を絶対に確保する!」と意気込んでおりましたが、土方さんの使い勝手が良ければそれでイナフってことになる。あるいは他のクラスに切り換えるか? 現状、槍と騎が決定力に欠けますが、そのへんは配布の騎ん時やオルタ・サンタ、オルタ・サンタ・リリィが復刻されれば賄えますし。「シナリオを快適に読み進められる程度の戦力さえ揃えばいい、ギリギリでも勝てればいい、高難度でどうしても勝てなきゃ令呪に頼るか石割ればいい」という意識の低いのんびりエンジョイ勢な私にとって、これ以上☆5サーヴァントを増やすのは戦力過剰&育成困難であっぷあっぷする事態に繋がりそう。そもそも去年通り夏に福袋が来るかどうかもわからないし、来たとしてもまた仕様が変わっているかもしれないので、今の時点じゃあれこれ考えても皮算用の域を出ないな。とりあえず保留にしておこう。

 ともあれ通算5騎目の☆5サーヴァントであり、うちにとって初となる高レアのバーサーカーです。イラスト確認しましたが、やはり余湖さんですね。コミックマスターJの頃から読んでいるだけに感慨深い。「余湖? 誰それ?」って方には『柳生非情剣SAMON』をオススメしておこう。全1冊ですぐに読み終えられる。最近だと忍殺のコミカライズで有名。一方、声は……すごく、ヴァンです……帽子の輪っかに指を突っ込んでクイッと回しそう。銃と刀で戦うし、実質ガン×ソードなのでは? 夜明けのトシ。再臨の第一段階と第二段階は手持ちの素材で足りたが、第三段階で「愚者の鎖」を29個も要求されて蒼褪める。イベントの交換分ほぼ全てじゃないですか……せっかく“山の翁”のスキル上げに使えると喜んでいたのに、嗚呼。まだレベル上げてる最中なので、今後どういうふうに運用していくかについては検討している段階。バスターの威力はさすが☆5といったところ。NP効率や星出しはクラスがバーサーカーであることを考慮すれば良好な部類。第1スキル「戦場の鬼」は自身のみならず味方全体にバスターUPとスター発生率UPを掛ける支援タイプ、3ターン持続でなかなかイケるバフ。第2スキルの「仕切り直し」は……弱体解除やHP回復の代わりにガッツ付与か、あるいはタゲ集中&防御力大UPを入れておいて欲しかったな。スキル名は「死番」とかで。第3スキル「局中法度」はまだ解放してないが、スター集中とクリティカル威力UP(HPに反比例)みたいですね。沖田と同時に出撃させれば、沖田が星を稼いで土方が使う、みたいな戦法もアリか。なんだかそれだと土方がヒモみたいというかヒモ方になってしまうが。 宝具の「不滅の誠(しんせんぐみ)」は足を必死にシャカシャカさせているモーションで笑ってしまうが、眼から曳光する赤い鬼火、飛び掛かる際のポーズはカッコイイ。「ここがしんっ、せんっ、ぐみだーっ!」の叫びは繰り返し聞いていると「ハッ、そうか、ここは新撰組だった」と洗脳されそうになります。しかし、沖田に続いて土方まで召喚することになるとは……両者が並ぶと絵柄のあまりの違いにフフッとなってしまう。今はイベント中だから「第六天魔王」付けていますが、平常時は礼装どうしようかな。「魔性菩薩」の方がいいのか、それとも引いたばかりの「黒の聖杯」を試してみるか。悩ましい。

 イベントの方はノブ戦車のインパクトで早くも絶句。コロラトゥーラ? グラブルのエイプリルフールの「ビィさん」演技といい、釘宮さんがネタまみれになる4月であった。あっ、でもノブ撰組の「ノーブッ!」って掛け声は可愛さの中に凛々しさがあって好きです。配布サーヴァントの茶々はちょっと自己主張が激しいタイプで辟易するが、嫌いというほどではない。ただ、シナリオに登場する織田信勝可愛すぎ問題により存在が霞んでしまう。イジめたくなる魅力をこれでもかと放っており、サーヴァント化が待たれる。クラスは史実からするとアサシン? ☆4とか☆5だと引くの無理げだから、☆1か☆2でフレポガチャから出てくるようにしてほしい。

・拍手レス。

 瀬戸なんとかさんの名前が再び聞ける日がこようとは。当時を支えたライターさんとか声優さんとかでももう引退したりラノベやアニメ方面に行かれてエロゲは事実上引退みたいな方も多くて最近は寂しい気分になってばかりでしたが、その中でこのように復帰される方がおられるのは嬉しい限りです。FGOのイベ告知に関しては「(開催期間が)中旬」くらいの認識で良いかと。いやこの認識でいたらたまに梯子を外されることもありますが。
 1作きりの復帰ではなく、最低でも復帰2作目まであるというのが嬉しいですね。「今年はグリザイアとつり乙とノラ野良くらいかなぁ」と思っていましたが、これで楽しみが増えた。FGOの「中旬」は出版物の奥付みたいなもの(突発的に発売が遅れてもいいよう遅めの日付を入れておく慣習がある)と捉えることにしました。


2017-04-04.

・Tだけでおしまいだろう……と諦めかけていた『エルフと戦車と僕の毎日』のUが来月発売されると知っても素直に喜べずにいる焼津です、こんばんは。

 よりによって、「ますます話が面白くなってきたな!」ってところで終わったりするんじゃないだろうかな、と考えて先回り気味に憂鬱になる。しかし2年も掛かって出なかった新刊がこのタイミングで発売ということは、ずっと改稿作業が続いていたのでしょうか。思う存分手を入れてもらって満足の行く形で出してほしかったな、という思いと「細かいことはいいから最後まで書き切ってほしかったぜ」という気持ちが鬩ぎ合う。今月と来月で新刊が4冊も出るという異常事態を悲しみと共に迎えなければならないのが辛いです。

『魔導GPXウィザード・フォーミュラ』、Hな魔力でグランプリを制覇せよ!!!!!!

 レース版『ダイミダラー』? 刊行予定で見かけたときはサイバーフォーミュラの関連作だと勘違いしてしまった。竹井10日の新作ですが、エロゲーライター時代に手掛けていた作品群を超える直球のエロスっぷりで笑ってしまう。もともと剃毛プレイとかマニアックなシーンを盛り込んでくる傾向があったし、変態性の高さは周知の事実だから別に驚くほどでもないけれど。ウィザード・フォーミュラもこのままエスカレートしていって「しまった、やりすぎた」な感じになるんだろうか。

新ブランド・BA-KUデビュー作は「BLACK SHEEP TOWN」。原画:コーンフレーcu/シナリオ:瀬戸口廉也 で2017−2018年発売予定。(つでぱふ!)

 せ、瀬戸なんとかさんが復活じゃと!? 「もうエイプリルフールは過ぎてますよね?」と何度も確認してしまった。解説しましょう。瀬戸口廉也(せとぐち・れんや)とは2004年に『CARNIVAL』というゲームでデビューを果たしたシナリオライターです。『CARNIVAL』は明るくポップなOPムービーの雰囲気と反する「生きるって苦しいよね」なストーリーで「OP詐欺」と判定され、発売時の評判は散々だったが、2005年発売の2作目『SWAN SONG』が奈須きのこに絶賛されたことから一気に名前が広まりました。『SWAN SONG』は一時期プレミアが付くほど高騰しましたね……『CARNIVAL』の小説版は未だに高値で取引されており、そのコアな人気ぶりが窺える。エロゲーのシナリオというより小説に近いスタイルで綴られた文章は「読み応えがある」とも「迂遠でかったるい」とも受け取られ、プレーする人によって評価が真っ二つに分かれる。成り行きで殺人者として追われる身になってしまった主人公の逃避行を描く『CARNIVAL』、大地震によって国家が崩壊してしまった終末世界でコミュニティ単位のサバイバルが繰り広げられる『SWAN SONG』と、どちらも「エロゲーっぽくない」イメージで紡がれており、当然3作目もそういう型破り路線で行くのかと思いきや、2007年発売の『キラ☆キラ』は少なくとも外面的には比較的エロゲーっぽいノリの青春モノに仕上がっていました。4作目も期待されたが、2008年に突如引退を宣言。『キラ☆キラ』FD『キラ☆キラ カーテンコール』の担当はプロットのみで、シナリオ自体を手掛けることはなかった。同年、「唐辺葉介(からべ・ようすけ)」名義で小説家としてデビュー。これまでに7冊を刊行していますが、2014年の『つめたいオゾン』以降新刊予定リストに名前が上がることもなく、「今頃どうしてるんだろうなぁ」と時折思い返す程度になっていました。まさか、まさか瀬戸口廉也名義で復活するとは……随喜に咽ぶより他あるまい。

 ちなみにファンの間では「瀬戸なんとかさん」の愛称で親しまれているが、これは某動画サイトのコメントで「瀬戸口廉也」と言及されたところ「フルネームで呼ばれるのは気恥ずかしい、『瀬戸なんとかさん』で充分」といった趣旨の発言をしたため、その意向を汲んで使われているだけで他意はありません。以前やっていたブログによるとオリジナルアニメの企画もあったらしいが、それは御破算になったみたいですね……何であれ復活は喜ばしい。というか、音楽が「さっぽろももこ」という点にも驚愕ですよ。割と最近の『フェアリーテイル・レクイエム』にもクレジットされていたが、新作情報でそうそう頻繁に見かける名前じゃないのでやはりビックリしてしまう。噂によると、これとはまた別に瀬戸口廉也シナリオの新作がオバイブ(『キラ☆キラ』を出したブランド「OVERDRIVE」の略称)方面で制作されているとか。最近は戦神館とイカベイとシルヴァリオを並行してちまちま進める程度で実質引退状態に近かった私もこれは期待せざるをえない。この勢いに乗じて田中ロミオのオクルトゥムも出してほしい。とか虫のいいこと書いてたら『群神アグニ』(ロミオの新作小説)延期しとるやんけ……ロミオファンたちは「オクルマダー?」に加えて「アグニマダー?」と口ずさみ続けることになってしまうのだろうか。しかしオクルの情報が雑誌に載ったのが2005年、今から12年前だなんて「嘘だろ……?」って感じです。当時の日記を読み返すと、ちょうど『あやかしびと』終わらせ、『SWAN SONG』発売に備えて『CARNIVAL』やり始めた頃だとわかる。ああ、何もかもが懐かしい。

期間限定イベント「ぐだぐだ明治維新」開催!

 4月中旬と告知していたくせに5日……つまり明日開催だと? 「運営は人の心と中旬の意味がわからない」とポロロンしたくなるがFGOではこれが平常運転らしい。ともあれイベントの詳細が明らかになった。危惧されていた魔神セイバー突如降臨もなく、「幕末のバーサーカー」が限定☆5という扱いで落ち着く模様です。基本的にはぐだぐだ本能寺と同じくポイントを獲得しつつドロップアイテム集めて素材と交換、イベント礼装を付けると効率UP、というオーソドックスなもの。今回の特徴は2つの勢力に分かれて競う「勢力戦」か。全ユーザーが「新選組ポイント」と「織田幕府ポイント」、どちらのポイントを多く稼いだかで勝敗が決まり、勝った勢力の「決着戦」が行われ、メインシナリオにも影響する……というちょっとしたマルチシナリオ形式になる模様。仮に新選組ポイントの方が多かったら新選組寄りのシナリオになる、ということか? 負けた勢力のシナリオはイベントから外されるみたいだが、どんな内容だったかは「マテリアル」の方で確認できるみたいですね。どっちが勝っても「参加したマスター全員が勝った勢力のポイントをボーナス報酬として獲得できる」ということだから、そこまで深刻に悩む必要はない模様。黄金天国の変型と受け取っても良さそう。

 配布サーヴァントである「茶々」のクラスも判明。配布初の☆4バーサーカーです。最大ATKは8945と、やや低め。これまで☆4バーサーカー中もっとも最大ATKの低かったタマモキャットでも9026あったから、☆4としては一番下にマークする形となりますね。ちなみに☆4最大はヘラクレスで10655。☆3の呂布も聖杯転臨でレベル80まで上げたら9000超えるそうだし、ステータスだけ見ればあまり突出した部分はない。スキル次第で性能評価が左右されることになりそう。が、そんなことはどうでもいい。私にとっては念願の☆4バーサーカーゲットがこれでほぼ確定ですよ! 普段使っているのが最大ATK6644の清姫なお正月勢としては「8945!? うっわ高っ!」が本音ですとも。全体攻撃宝具だし、種火周回にも役立ちそう。宝具レベル5の全体攻撃バーサーカーを入手する機会なんて滅多にありません。フレ様の凸カレ積み宝具レベル5狂スロットにはいつもお世話になっていますが、リストに表示されるまで何度も更新しないといけないことがあって「自前で欲しいなぁ〜」ってずっと思っていました。カレスコ難民だから欲を言えばNPチャージスキルも実装してほしいところだが、さすがに望み過ぎか? あ、フレ様と言えば最近はカレスコ積み宝具レベル2剣式(レベル100)にもお世話になりました。おかげさまで粛清騎士どもを2ターン周回でしばき倒せるようになり、プロトセイバーの再臨素材もあっという間に調達できました。この場を借りて感謝の念をお伝えしたい。ありがとうございます。

 そして「幕末のバーサーカー」の真名も判明。特に捻りも引っ掛けもなく、予想通りのあのお方。絵柄が物凄く余湖裕輝っぽいが、本人? 単体攻撃宝具なのでクー・フーリン・オルタや金時との比較は避けられないだろうが、最大ATKだけ見ると両者より若干劣る。生存能力、つまり「しぶとさ」に長けたクー・フーリン・オルタと、瞬間火力の凄まじさに定評がある金時。これらに対し、どんなポジションを占めることになるのか? まだスキルが不明なので判断し辛いが、「自身のHPが少ないほど威力が増す」というアンメアの宝具みたいなロマン砲ゆえ「1ターン目でいきなりブッパ」みたいな運用が向かず、工夫が必要になるタイプかも。「オーバーチャージで威力アップ」って一文から察するに、礼装はステラみたく魔性菩薩が合いそう。魔性菩薩とエジソンの概念改良でOC500%チャレンジを試す人も出てくるでしょうな。うーん、配布で全体狂貰えるなら今回は見送ってもいいかしら。一応呼符の余りはある(今日のバーサーカーピックアップで使おうと思っていたけど、茶々のクラスを確認して取りやめにした)から、イベント礼装ゲットの期待も兼ねて小規模チャレンジしてみるのも手ですが……そろそろジャンヌ・オルタの復刻ピックアップが来そうな予感がするから石は温存しておきたい。

 余談。「ぐだぐだおーだー維新」「Fate/ぐだぐだオーダー ぐだぐだ大復活!」のネタを今頃拾っているのには笑った。あとノッブがコツコツとアーチャーモニュ溜めていたのは完全に無駄だったな。


2017-03-31.

「マジャン 〜畏村奇聞〜」が紙でも読める!全11巻がプリントオンデマンド販売開始(近代麻雀漫画生活)

 『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が絶賛した『マジャン』(リンク先は旧バージョン)、遂に全巻紙書籍化です。連載開始から6年半以上、連載終了から数えても2年半以上経っていますからね。「遂に」と言うより他ない。元々は「E☆エブリスタプレミアム」という定額配信のWEB漫画投稿サイトに連載されていた作品で、2011年にエンターブレインから書籍化されましたが、あまり売れなかったのかなかなか2巻が発売されず……2年後、奇蹟的に2巻が刊行されたものの、結局3巻以降は出ませんでした。あらゆる物事を麻雀で決める、奇妙な因習に縛られた「麻上村」へ引っ越してきた少年が、その異常な環境の中で否応なく「麻雀によるサバイバル」を繰り広げるハメになる。というストーリーはさながらギャンブル漫画と伝奇ホラーの複合体。「何でも麻雀で決める」のは麻雀漫画だと普通というかそんなにおかしくない設定である(さすがに『ムダヅモ無き改革』まで行くとアレだ)が、「なぜそんな異様な事態に陥っているのか?」と訝る視点を物語に組み込むことにより、恐らく「普段麻雀漫画を読まない人」でも引き込まれるであろう魅惑的な展開に仕上がっています。特殊ルールを採用することによって「麻雀漫画とか読み飽きているし」って方の興味と関心をうまくそそってみせる点も抜かりなし。なので「是非とも全巻購入してほしい」とオススメしたいところですが、なにぶんオンデマンドなので全11巻一括購入すると軽く12000円は超えるんですよね……私は迷わずポチりましたけど、内容をまったく知らない方にとってはハードルが高いでしょう。「マンガ図書館Z」に行けば全巻無料で読めますし、「お金払ってもいいけど紙書籍は嵩張るのでちょっと……」と躊躇う方にはKindle版も選択肢の一つとして提示したい。私はよく知らないんですが「Kindle Unlimited」とかいう定額読み放題サービスの対象作品らしいですし。

期間限定イベント「ぐだぐだ明治維新」開催!

 というわけで半月後くらいに開催される新イベントの告知が来ました。今回もやはり配布サーヴァントがあるみたいです。幕末だけに徳川慶ノッブかなー、と想像していたらまさかの「茶々」。大河等の戦国モノでよく見かける「淀殿」であり、信長の姪に当たる。「前髪公方」の足利茶々丸説を唱える向きもあるが、秀吉の兜を被っていること、「安土桃山のサーヴァント」発言やノッブに対する「伯母上」呼びなどから素直に浅井三姉妹の長女と受け取って構わないと思います。で、クラスは何なのか? 気になるところである。これまで剣・弓・槍・騎・術・殺の配布はあったけど、狂の配布がなかったからまさかのバーサーカーという説も。もしそうだったら☆3よりレアリティの高いバーサーカーを持っていない私は大喜びなんじゃが。ただ、孔明のおかげで☆3以下のバーサーカーもだいぶ使いやすくなったので、今から来ても育成にどれだけリソースを割けるか微妙なところだ。種火周回も安定して3ターンで終えられるようになったし、孔明はうちのカルデアで「もっとも酷使されているサーヴァント」の一騎になりつつある。孔明と並んで酷使されているのが魔性菩薩を装備したアーラシュ。彼の「弓矢作成」スキルで初めて伝承結晶を使いました。って、話が逸れたな。茶々は大坂冬の陣で甲冑纏って薙刀を手にしたエピソードがあるそうだから、無難にランサーかもしれません。

 経験値によるWEB漫画「ぐだぐだおーだー維新」も開始しており、ますますFGO関連の楽しみが増えましたね。キャラクター紹介コメントのところの「あとは素材というか大騎士勲章のドロップをじゃな……」で笑った。経験値も勲章難民なのか。6章で追加された円卓勢は軒並み再臨で大騎士勲章を要求してきやがりますからね……私も全然足りていません。ベディと剣スロ、それにプロトセイバーも早く育てたいのに。正門と王城で粛清騎士どもをしばきまくっても、フリクエによる通算ドロップはたった2個という例によって例の如くな渋さ。冗談抜きで100個欲しい。そして気になる「幕末のバーサーカー」の真名は? いったい何方何三なんだ……? 意表を衝いて高杉晋作や久坂玄瑞だったりするかもだけど。

・拍手レス。

 焼津さん本当にアズラーン、いや発火能力者好きですねwwwこんな昔のネタがまた出るとは思わなんだwwwパンテオンについてはほぼ同感。あと爪牙認定書もちにはちょっぴりサービスしてもいいと思います。
 『ファイアスターター』に心を奪われて以降、発火能力者には目がないですね。KOFも草薙京ばかり使ってました。爪牙認定証持ちへのサービス……いちいちアンインストールしなてくも永劫回帰(リセマラ)できる機能を搭載とか? SSR引くまで無限のガチャを亡者フェイスで回し続ける古参兵たち。

 「異世界迷宮の最深部を目指そう」は話の骨格は面白いと思うんですけど、個人的には展開とか文章とかがちょっと冗長な感じがしてしまうのが難点ですかね…
 隙間時間にちょこちょこと読み進めるのは不向きなタイプかもですね。お風呂に入りながら、とかだとあのダラダラ具合がちょうどいいんですが。

 香純役が別のふーりんとは、予想の斜め上wデレマスの凛のイメージが強いが、芸達者な声優さんだからバカスミみたいな役も上手くこなすだろうとは思いますが、今後先代バカスミの新規ボイスが聞けないと思うとやはり寂しいですね。佐本さん自身お気に入りのキャラに挙げていたから余計に
 アニメからゲームに入ってくる人は福原綾香の声に馴染んでいるだろうから、我々とは逆の戸惑いを感じることになるでしょうな。FGOのマシュみたいに録り直して差し替え、ってわけにもいかないですし。いや……lightなら福原版Diesを売り直す可能性も……?


2017-03-27.

作家、佐藤大輔さん死去「皇国の守護者」(毎日新聞)

 うええええええっ! 寝耳に水すぎてリアルに叫んでしまった。あの大サトーが、52歳の若さで……? あまりの信じがたさに目が眩む。知っている人には今更解説するまでもない、多くのフォロワーを生み出した作家ですが、知らない人向けに軽く説明しますと、そろそろ最終回が近い『鉄血のオルフェンズ』でキャラデザを担当した伊藤悠が10年くらい前にコミカライズした『皇国の守護者』、その原作者が佐藤大輔です。ミリタリー関連のマニアックな知識をギュウギュウに詰め込んだ作風と、風呂敷を広げるだけ広げておいて畳まない投げっぱなしなスタイルで有名だった。『皇国の守護者』の原作にしても、一応キリの良いところで終わっているが、「新城直衛というこれから『歴史上の人物』になっていくであろう男の素顔を描く」って本来の意図から考えるとまだまだ途中段階に過ぎず、せいぜい「第二部・完」くらいの進捗でした。規模としては最大クラスである“レッドサン ブラッククロス”シリーズも、結局は未完になってしまったか……再開の望みが完全に断たれてしまったことが予想を遥かに超えてショックだ。2年ほど前に『エルフと戦車と僕の毎日』って新刊を出していたし、来月にハヤカワ文庫から『帝国宇宙軍』、再来月に徳間から『宇宙軍陸戦隊』が発売予定だから、てっきり復調してきたものだとばかり……十数年前、ToHeartの二次創作SSを読み漁っていた頃に「東鳩のやさしい掟」という『東京の優しい掟』のパロディ作品を見かけて、そこから入っていったんだよな。ハマったのは『鏖殺の凶鳥』(文庫版は『凶鳥〈フッケバイン〉 ヒトラー最終指令』)を読んでから。

 そういえば一時期「豪屋大介」というライトノベル作家が「佐藤大輔の別名義なのでは?」と疑われて「いいえ、豪屋大介は佐藤大輔のファンなだけで別人ですよ」と釈明する一幕があったけれど、訃報に対する関係者のコメントから察するにやっぱり同一人物だったみたいですね……正直こんな形で知りとうなかった。「A君再開決定! んで、実は作者の正体、大サトーでした。てへっ。佐藤大輔名義で新装版出すからみんな買い直してね!」な公式対応にブツクサ文句を言いながら新装版購入して「やっと続きが拝めるぞ!」と目を輝かせる、そんな未来を夢想していたのに……こんなのあんまりですよ。『戦艦播磨の生涯』……。

ぐだぐだイベント“続編”「ぐだぐだ明治維新」近日開催!

 本当はこっちのニュースに筆を割くつもりだったけど、佐藤大輔の訃報が衝撃的すぎて頭の中から叩き出されてしまった。開催時期が4月中旬ということは、「ぐだぐだ本能寺」が終わってすぐではなく、一旦別の何か(恐らくエイプリルフール企画)を挟む形になるみたいですね。時代的に今度は沖田総司の方がメインになるっぽい。坂本龍馬も出てくるのかな? 目玉のピックアップは魔神セイバー? あれは最初ノッブとおき太の合体みたいな設定だったが、帝都聖杯奇譚の方で沖田オルタに変わったんだっけ(まだそこまで読み進めていない)。歴代アルトリア顔の中でも特にふんわりしていて立ち位置が決まっていないサーヴァントなので、また設定が変わる可能性すらあります。沖田オルタ、と見せかけて実は土方歳三! という超展開もありうる。ジョークはさておき、土方さんは何らかの形で出てくるかもですね。また「Fate/EXTRA CCC×Fate/Grand Orderスペシャルイベント」も開催決定とのこと。CCCどころかEXTRAもまだ途中なのに……FGOとEXTRAとCCCをまとめてやり込むだけの時間が欲しい。

・拍手レス。

 なろう作品のヤンデレものは「異世界迷宮の最深部を目指そう」と「黒の魔王」が双璧だと言われてますね。黒魔の方は書籍版のレーベルに問題があるっぽいのが難点ですけど。あとはヤンデレという感じはあまりしないけれども後々盛大な修羅場が発生するようになるのが「セブンス」。未書籍化で作者いわくメンヘラとかサイコパスなヒロインたちが出る完結済み作品に「ハルジオン」や「天海のキセキ」なんかがありますね。
 最深部を目指そうは途中まで読んでいますが、呑気そうな雰囲気が漂うタイトルの割にいきなり主人公が死にかける、ヒロインの抱えている事情が重たい、など意外にシリアスで面白いですね。黒の魔王は何年か前に買った気がするけど、どこに置いたかうろ覚えで発掘作業が必要になりそう……。

 佐藤大輔氏の訃報が……
 無念……

 イベント名に「スワスチカ」とか出たら爆笑しながら戦慄する。すわ07年の悪夢再来かよ!ってか10年前かーいw……なるほど、これが副首領閣下の方術なのね。恐ろしくなる、本当に(以上、FGOフレンドの○○○改め○○○でした。名前伏せてくだされ)
 「レイドイベント開催! 力を合わせてスワスチカを開け!」みたいな。素材目当てで群がったプレーヤーたちの聖痕から血(石)が流れ出す……あ、お名前変わったんですね。いつもお世話になっています。最近はスカサハ師匠をよく借りています(新宿二丁目のスポッター対策)。


2017-03-26.

・本能寺ポイント100万を達成し、無事にノッブを宝具レベル5にすることができた焼津です、こんばんは。

 このペースなら後は黄金天国だけでも伝承結晶が取れそう。途中報酬の「鳳凰の羽根」で孔明も最終再臨させられるし、ぐだぐだ本能寺、うちの戦力強化という点では大いに役立つイベントとなった。しかし孔明はここからスキルマ作業という更なる苦行が待ち受けている……魔石や秘石はダブついているのに輝石が空っぽという初心者あるあるのせいでいきなり躓いたが、修練場の中級を重周回して掻き集め、どうにかレベル3以降の魔石ゾーンに移行することができました。中級でも結構ドロップは美味しいんですよね。「禁断の頁」が一気に3つも落ちたときはガッツポーズ決めてしまった。ただ、素材が揃っていてもQPが全然足りなくて滞っています。昔は1億近くあったのに、今や種火合成に必要な分すらちょくちょく事欠く有様。「アガルタの女」が配信されるまでに主力の育成は済ませておきたいところだが……その前に何か新イベント来る?

『Dies irae』、アニメ公式サイト開設、PVも公開

 おおおっ! さすがにPV観ると滾ってきますねぇ。「ホントにアニメやるんだな」という現実感が滾々と湧き上がってきました。当然のように流れる「Einsatz」で涙。2007年版とクンフトの主題歌なので、ファーブラやアマアメから入ってきた人だとそこまで馴染みがないかもしれませんが、古参のファンはデモムービーなどで軽く3桁回聞いてる曲です。10年前の、あの絶望を知る前の熱気が密かに甦ってくる。PVの映像自体はあまり動きが激しくなく、ストーリー解説も一切挟んでいないから、未プレーの方にとっては「イマイチよくわからん」って代物だろう。とりあえず、「Anfang」の内容はやるみたいですね。「Anfang」は「始まり」を意味するドイツ語で、双首領の……わかりやすく書くと敵ボス2人の出会いを綴った前日譚(プリクエル)です。もともとはサントラ付録のミニドラマとして書き下ろされたものであり、時間も20分程度とごく短い。男2人の会話が延々と続くだけで、モブを除けば女性キャラがまったく出てこない。冷静に考えると「本当にエロゲーのサウンドドラマか?」と首を傾げたくなる。いくら何でも1話丸々使って男同士の会話劇を流すことはないだろうから、数分くらいに縮めるのではないだろうか。ストーリーはすぐに学園へ移るだろう。蓮と司狼の殴り合いも結構ガッツリ描くみたいですね。殴り合っている理由が判明するのはかなり後半になる(というか、ルート次第で理由がわからないままの可能性もある)から、初見の視聴者が戸惑う最初のポイントとなるかも。

 双首領以外の黒円卓メンバーも出てきますが、ベイでもマレウスでもなくシュピーネという選択が意外だった。ビジュアル的に新規を呼び込めそうなヴィルヘルムやルサルカは温存していくつもりなのか? それとも構成が変わってシュピーネが初遭遇エネミーになるの? 疑問点は尽きないが、一番言及したい箇所は「玲愛先輩のアップが可愛い!」ってところ。可愛すぎて不安になる。絶対これ放送中にイヤガラセで常世の随神相を並べて張る奴が出てくるでしょ……勝手に予想して早くも腹が立ってきました。ライターである正田崇が「ゾウリムシ先輩」などと率先して弄っているせいで「玲愛は弄っていいキャラ」みたいな空気が醸されているが、2007年版のヒドい扱いで泣いて、クンフトで見せ場は増えたけどまったく救われていない事実に泣いて、ファーブラが出る前からムービーの内容で泣いて、肝心の自ルートはクライマックスで蚊帳の外なことに泣いたファンだっているんですよ! それにしても、香純の声優は結局変更なのか。ファーブラでは「ふーりん」こと佐本二厘(さもと・ふうり)が演じていましたが、アニメ版は「ふーりん」こと福原綾香(ふくはら・あやか)が担当する――というまるで冗談みたいな事態に陥っている。佐本さん、もう引退しちゃったのかな……るい智のアニメ化も既に絶望的か。福原綾香はデレマスの渋谷凛を演じている声優で、好きな声ではあるんだけど「香純役のイメージに合うか?」って訊かれると悩む。三章の盛り上がりは佐本さんのあの演技があってこそ、って思いも強いですし。「どうして蓮は、あたしに気を遣ってばっかり……」「いやだよ、そんなの。嬉しくないよ」と熱に浮かされたような呟きの果てに来る「あたし、こんなになっちゃったよ」の威力。あれを再現、いや、凌駕してくれることを祈るしかない。

 またアニメの放送に合わせてスマホゲー『Dies irae PANTHEON』が配信される予定だそうです。PANTHEON(パンテオン)はギリシャ語で「すべての神々」を意味する言葉であり、通常は神々が集う場所、つまり神殿を指す。「その日すべての神々が集う」というキャッチコピーから察するに、Diesのソシャゲというより“神座万象”のソシャゲ? スーパー神座大戦。あるいは神格これくしょん。企画・シナリオは正田崇ってことだから外部のライターが設定をよく理解せずにいい加減なことを書き散らす最悪の展開は避けられるだろうが、正直どの程度力が入ったものになるのか現状だと窺い知れないな。とりあえず事前登録してインストールくらいまではするつもりだが、FGOの奈須きのこばりに心血注いだシナリオでないと片手間にポチポチ進めるだけになりそう。いや、奈須みたいにソシャゲ掛かりっきりになるのもそれはそれで困るが……というかマジでFGOと比較される路線のRPGゲームになっちゃうの? 「七つの特異天を経て冠位時間神座に至れ!」みたいな。パラロスや神咒のキャラも出てきてクロスオーバーするみたいだし、「無限蛇(アンリヒカイト・ヴィーパァ)のアズラーン・ヴァイプハウスト単騎で第六天波旬攻略」動画がアップロードされる未来を夢想して早くも胸が熱くなる。マルセイユさんにもイラストが実装されるだろうか。C(☆1)でヴァルター・ゲルリッツとヨアヒム・ブラウナーとマルコ・シュミット(全員骨)も出してほしい。シルヴァリオコラボイベントで期間限定SSR「クリストファー・ヴァルゼライド」降臨、とかは血の雨が降りそうだからやめてほしい。

 課金の予定? 今んとこないですね。Diesは本編を何バージョンも買わされて、CFにもお金を出したから「もういいだろ」って気持ちが濃厚であり、ソシャゲ版の方に課金しようって意欲は湧かない。そのぶん気楽に眺めていられるところはある。もしFGOとコラボして「期間限定SSR、☆5ランサー『ラインハルト・ハイドリヒ』ピックアップ!」なんてことになったら涙を流し、怒りのガチャ(マワス・イレ)を讃えるハメになるかもですが……ありえないから大丈夫だろう。FGOは正常化するまで半年以上を要したとの話で、パンテオンもまともに遊べるようになるまで相当な時間が必要になるかも。そうなる前に配信終了となる可能性も低くはない。あまり期待しすぎず注視していきたい。ちなみに某所をチェックしたら「俺を引きたければあと二十万は石を持ってこい」ってコメントがあって噴いた。Dies自体、「ニートがSSR引くまでリセマラしているソシャゲ」と要約できないこともないから、割とネタにはしやすい。

シナリオライター「奈良原一鉄」さんは今何をしているのか?(まとレーベル)

 『装甲悪鬼村正』は「ニトロプラス10周年記念作品」でしたが、気づけばもう発売から7年以上経っている……仮に奈良原の次回作が来るとしても「ニトロプラス20周年記念作品」とかになるんじゃないかしら。村正は完成まで3年くらい掛かった大作ですから、同クラスのソフトをマジで20周年に合わせようと思ったらそろそろ作り始めていなきゃ間に合いませんが……今でこそ「『装甲悪鬼村正』のシナリオライター」として一部に熱狂的なファンを擁している奈良原一鉄ですが、『刃鳴散らす』でデビューした頃は恐ろしいくらい話題になりませんでした。「ホントにニトロの新作か?」って疑うほど、周りでプレーしている人を見かけなかった。セールスもあまり宜しくなかったみたいで、村正までの4年間で奈良原の目立つ仕事は『サバト鍋』に収録されたミニゲーム『戒厳聖都』しかなかったです。ちなみに『戒厳聖都』、攻略はクソ面倒ながら『刃鳴散らす』プレー済ならクライマックスで痺れること確実の出来。曲名忘れたけどラストバトルで流れるテーマソングが素晴らしかった。『装甲悪鬼村正』は最初『村正(仮)』のタイトルで告知され、作品の規模すら不明でしたが、「まさか奈良原のシナリオがまた読めるとは!」と歓喜したものです。情報が出たのっていつ頃だったっけなぁ。既に記憶が朧になっていますが、怒りの庭で心がボロボロになっていた2008年1月に「村正」と言及しているから、たぶん2007年の夏コミあたりで告知されたんじゃないかと思う。確か光のイラストが載っていて、「この子が村正?」「刀の擬人化?」と噂が飛び交ったような。2007年の夏、か……ちょうど『DDD』の2巻が発売された頃だな……。

 話が逸れそうなので『DDD』に関する深追いはやめます。村正発売後、奈良原一鉄はドラマCDの脚本を書いたくらいで関連書籍に原稿を載せることもなく、次回作について一切不明の状態に陥ってしまった。2、3年もすると退社説が流れ、「今は○○○○という名義で書いてる」みたいな噂もちょこちょこ囁かれましたけど、決定打となる証拠は見つからず依然現況は曖昧なままだ。ゲームブックの愛好者でもあり、「ゲーム形式」に執着している面もあったから、ただの小説を書くだけでは飽き足りないだろう。きっと、「ゲーム」に関係した場所で復活の狼煙を上げてくれる……そう勝手に信じて期待を寄せています。期待するだけならタダや!

・拍手レス。

 香純の中の人はアニメでもふーりんだよやったね! って工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
 ふーりん・オルタどころかまさかの別ふーりんとは……。


2017-03-21.

・孔明のレベルも80近くになったのでぐだ本の衆合地獄や種火集めの周回パーティに加えてみたところ、あまりの捗りっぷりに「すごい……孔明はマスターを堕落させる……」と震えた焼津です、こんばんは。

 もう孔明いれば自前のアタッカー育てなくても状況に合わせてフレンド様の超強いサーヴァントをお借りすればいいのでは? と思い始めている。孔明マーリンシステムや孔明玉藻システム、ダブル孔明システムなどを採用すれば自前の☆3でも充分アタッカーとして機能しますし。監獄塔みたいなイベントはマシュ孔明でどうにか切り抜けられる……ことを祈りたい。敵が騎属性だと相性問題からちょっと厄介ですけど、そんなときに輝くのが孔明と一緒に引いた☆5礼装「ぐだぐだ看板娘」。「未凸だと平蜘蛛のドロップが1個増えるだけ……? 焼け石に水なんじゃが」とイベント礼装的にはガッカリしたものの、3ターンの間ターゲット集中&60%攻撃力UP、つまり「高火力のゲオルギウス」を急造する効果があってむしろ今回のイベント以外のクエストで活躍しています。これをたとえば“山の翁”に付けて盾役にすれば3ターンの間孔明やフレマーリンは攻撃を受けず無傷で済むし(相手が全体攻撃の大型竜だった場合を除く)、翁は翁で6割増しの高火力を以ってライダー勢を殴り抜くことができ、ついでに被弾集中でNPもどんどん溜まる。令呪を使っても構わない状況なら3ターン内で火力増し宝具を2連発や3連発することも可能。スタメンではなく控えに装備させればオーダーチェンジなどと組み合わせて戦術の幅が更に広がります。デオンやゲオルギウスのように自前のターゲット集中スキルを持ったサーヴァントなら最大で6ターンも猶予期間が作れるわけで、周回の事故率を引き下げることにも繋がる。いろんな戦法が試せそうでワクワクします。

 それはそれとしてぐだ本。衆合地獄はアサシンで固まっており、特攻サーヴァントのキャスターがメフィストフェレスしかいない(なぜかメディアは特攻サーヴァントじゃない)ことを考えると「特攻サーヴァントだけでクリアする」のは難しいかも。特サを控えに詰めてスタメンは自由に、って方針でやれば楽です。高レアの女性キャスターがいればマタ・ハリの魅了も効かずもっと楽になるんでしょうが、とりあえずメディアさえ育てていれば弱体解除スキル使ってどうにかできる。メディアは☆3キャスターにしてはATK高めで、孔明が来る前はアサシン戦の主力として頑張ってくれましたね。今でもサブアタッカーとして重宝している。原作では凛に殴り飛ばされていたせいであまり強いイメージがなかったけど、高速神言のおかげで宝具連発しやすいし、アーツチェインも組みやすいし、弱小カルデアにとってはエウリュアレと並ぶ女神的存在……最近始めたばかりでキャスター層が薄い、という人はアンデルセンともども育成に励むことをオススメします。モーションも凝ってて超カッコイイですよ。

【予告】2017年3月24日――『Dies irae』から重大発表があります!

 そういえばアニメは今秋放映開始予定だったっけ。PV流して「10月○日放送開始!」みたいな感じになるんでしょうか。PVの出来次第でアニメ版に期待を持っていいのかどうか、待ち受けているこちらの姿勢も変わってきますね。とりあえず、ニートの独り語りが延々と続くのだけはやめてくれ……「たとえば、己の一生がすべて定められていたとしたらどうだろう(以下略)」は何遍も強制的に聞かされたせいでFGOの宝具演出以上にスキップしたい代物と化している。「既知感(ゲットー)の話をしするとしよう」なメルクリウスの姿が目に浮かぶ。容姿としてはマーリンよりもエルキドゥの方が近いけど。中の人的にはロビンフッド。FGOにはDiesの声優も何名か出演しており、金時が「髪を染めたヴィルヘルム」に見えてしょうがないせいでCVも谷山紀章だと思い込んでいましたが、最近になって別人と知った。

 さておき、どこか現実感を伴わないでいた「Diesアニメ化」の話がいよいよ形になろうとしている気配で、ワクワクするよりもポカンと放心する気持ちが強い。そりゃ散々妄想してきたことではありますが、今まで「あー、買ってもいない宝クジが当たらないかなぁ」とか「実家の裏庭から埋蔵金や油田が見つからないかなぁ」とかと同レベルの与太話に過ぎなかった。そもそも2007年発売当時は「アニメ化? いやそれどころじゃねぇよ!」って惨憺たる有様だったので、2009年か2010年くらいにならないと与太話すらできなかったもんな……10年後どころか1年後もタイトルとして存続できるか危ぶまれていましたよ(なお翌月発売の『Garden』は凍結され、メインライターも音信不通の状態)。「もしDiesをアニメ化するとしたら……」という話題自体、ユーザー側に余裕がなければ交わすことも困難だったわけです。ナチスネタはどうするのか、構成をどの程度弄るのか、「※ただいま音速を超えています」な状況をどう映像化するのか、香純役の佐本……じゃなくて結下みちるは本当に出演するのか。気になる点は多いが、監督が工藤進ということを考えるとドラゴンボールみたいな路線ではなくスタイリッシュ・アクションの系統に落ち着きそう。ただネックになりそうなのは詠唱か。原作通りだと長すぎて間延びするから、削ったり変えたりしないと難しいかも。冗談で「詠唱はキャラソンにしたら?」と言ったことが何度かありますけど、本当にそれやったら「うたプリ?」「スタミュ?」「ダンデビ?」のツッコミが殺到して矢衾になりそう。

【悲報】エロゲブランド、Lass倒産(2次元に捉われない)

 代表作はアニメ化もした『11eyes』(2008年)だろうか。アニメ版は観てないが、ゲーム版はいきなりアルビジョワ十字軍による蹂躙劇から始まるのでインパクト大だった。メーカーとしては2作目の『3days』(2004年)が話題になって認知された、って印象があります。幼なじみのヒロインと結ばれた矢先、謎の人物に殺されてしまった主人公は、気が付くと3日前の朝に戻っていた――「繰り返される3日間」を通じ、周囲で巻き起こる怪事件の真相を追うサスペンス物です。体験版のラストで衝撃を与え、「3日で叶う恋もある 3日では何も変えられない」というキャッチコピーも含めてあっという間に名前が広まりました。デビュー作の『青と蒼のしずく』(2003年)は「海面上昇に伴って陸地が水没しかかっている近未来の世界」を舞台にした学園物のゲームで、「ヒロッチョ」というあだ名の男友達が妙に目立っていたな。体験版しかやってないが、これのおかげで「ミソサザイは鳥の王様」というエピソードを覚えるに至った。検索してみると「まんが日本昔ばなし」でもやっていたみたいですね。姉妹ブランドの「Lass Pixy」が『Pure Marriage』というソフトでヒロインごとのシナリオを分割して低価格で販売する、Campus.の『○○ウソ』シリーズみたいな試みを始めたが、出せたのは1作目の『まどか編』のみで2作目の『セリカ編』は発売が中止になってしまった。その時点で「もうヤバいのでは?」と囁かれていましたが、遂に……。

 なんだかんだで10年以上保ったから長い方ではあるが、2003年に商業デビューというのはエロゲーブランドとしちゃ比較的新しめなんですよね。エロゲーはWindows95とCD-ROMが普及した1996年頃から新規参入がどっと増えてバブル状態に陥り、1997年の『To Heart』が特大ヒットを飛ばしたことで右に倣えとばかりに学園物だらけになって、一旦市場が飽和してしまった。ケロQのSCA-自もツイッターで「ウチが参入した1999年は「エロゲバブルは弾けた!」とか言われていた時代なんですよ。その前がどんだけゆるかったんだよ。というぐらい気楽に出したゲームが一万本とか超えてました。本当の意味でのバブルが弾けたのはその10年後なんですけどね」と語っており、今ほど不況ではないにしろ、実のところ濡れ手に粟の時代は過ぎ去っていた。「エロゲ黎明期ってほんとうにおおらかというかめちゃくちゃというか「同人ゲーム作ろうぜ」「いやなんか知らないけどどうせなら商業ゲームつくろうぜ」みたいなノリでガンガン会社が出来ていったのですよね。今残っている超有名メーカーももともと同人ゲームだったりしますし、ウチもそうでしたし」とのコメントもあります。Lassの翌年に商業デビューしたTYPE-MOONも元を辿れば同人サークルであった。というかFateも最初は同人ゲームとして制作されていたんですが、『月姫』ヒットの影響から様々な人が合流して規模が大きくなってしまい、「流通の問題もあるし、これならいっそ商業化した方がいいだろう」みたいな形で会社を作ることになった……んだと思うがさすがに記憶がちょっと曖昧。まさか13年経ってもFateで食い繋いでいるとは想像だにしなかった。さすがに10年もすれば『月姫2/the dark six』くらいは出ているかと……いや話が脱線してしまった。

 スマホやタブレットなどで空いた時間に暇潰しでちょこちょこやるようなお手軽ゲームが主流になって、デスクトップやノートパソコンの前に座って長時間プレーすることが基本という旧来式のエロゲーは触れられる機会そのものが少なくなってきたのかもしれない。製品版どころか体験版すら全盛期と比較してどの程度プレーされているものか。スマホゲーにしたってほとんどのアプリは「試しにちょっとだけ」遊ばれるのみで、概ね二度と起動されることもなくアンインストール――って運命を辿るそうですし。昔話になりますけど、2000年前後は回線が細かったせいもあってかネット上に体験版がアップロードされることなんて少なく、見つけてもぜいぜい数十MBの非常に簡素なモノだったりしたたため、エロゲー雑誌の付録CDでも頼らないとまともな体験版にありつけない状態でした。『君が望む永遠』や『それは舞い散る桜のように』は体験版がキッカケで発売前から話題になったソフトですが、どちらもWeb体験版は用意されていなかった。あったら絶対買う前にやっていましたよ。2002年あたりからようやく「それなりのボリュームを備えたWeb体験版」が現れるようになった。記憶に残っているのは『先生だ〜いすき』、体験版とは思えないほど濃厚なHシーンを収録している! って方々で話題になりました。そうです、「タダで体験版をプレーできる」ことが途轍もなくありがたかった、そんな時代があったんです。今や「基本無料」が当たり前だから「タダで体験版をプレーできる」ことに対して価値を感じる人もだいぶ少なくなってしまったでしょう。「体験版を最後までプレーするのダルい」って人すらいるかもしれません。今やどこのメーカーも厳しい状況に置かれているんだろうな……業界の体力が残っているうちにオクルが出ることを願うばかり。

・拍手レス。

 孔明沖田プロトセイバーついでに剣スロおめでとうございます。孔明は言わずもがなですが、他の三騎もそれぞれ強いので育てる順番に悩みますね。剣スロは円卓勢の中で一人だけ頭のおかしいスキル構成してるので第1第3スキルを10にすると無双しだしますけど、最近あまり大騎士勲章の配布がないので素材が厳しそうです
 幸運続きで浮かれていたのも束の間、我に返った今は再臨・スキル上げに必要な素材の種類と量で眩暈がしています……孔明と沖田の最終再臨で鳳凰の羽根20枚とか足りるわけがない。大騎士勲章もさることながら竜の牙が欠乏していてヤバいです。素材の在庫状況を鑑みると沖田最優先で、次に孔明、プロト・剣スロはちょっと待ってもらう形になりそう。

 キング・アーサーの映画って、割と最近クライヴ・オーウェン主演でやってましたよね。売れなかったし評価もイマイチでしたが、あれはなかったことにされてしまうのかなあ。少し不憫かも。
 知らなかったので検索しましたが、2004年の映画ですか。監督はなんとアントワーン・フークア。映像に凝るタイプの人ですから絵的には見応えがあっただろうと思うんですが、今まで話題にされているところを見かけたことがなかったですね……円卓の騎士って単純に人数多いから、2時間前後の尺に収めるのは厳しい題材って気がします。


2017-03-16.

・FGOのクー・フーリン・オルタ・チャレンジは残念ながら失敗した焼津です、こんばんは。

 いくら流れが来ていても単発で狙いのサーヴァントをピンポイントに引くのは無理ですわ。私の運命力はその領域に達していない。やっぱり狂の福袋待ちということで決着。

 

 

 

 

 代わりにこっちが来てビックリしましたけどね……単発で☆5サーヴァントを引くのは初めてです。というか先月は☆5なんてゼロだったのに、今月に入って3騎も排出されるとは……聞いていた通り、来るときはドバッと来るゲームなんですな。プロトセイバーの前にも呼符で剣スロットがお越しになったため、うちも随分とセイバー過剰なカルデアになりつつあります。プロトセイバーは宝具演出がカッコイイし、剣スロットも沖田と組ませればたちまちのうちに槍エミネーを溶かしてくれるだろうが、孔明・沖田・剣スロット・プロトセイバーの4騎を並行して育てるのはさすがにキツい気がしてならない。よって今後しばらく召喚(ガチャ)は封印し、イベント走り終えたら育成に専念することを決意しました。噂されている魔神セイバーが4月に実装されても我慢してスルー。自制しないと、今月の成功体験が忘れられずムキになって「出るまで回す!」と惜しみなく諭吉を捧げるガチャリパークの住人になってしまいそうで怖い。青天井のガチャで引き際を見失うことほど恐ろしいものはない(いくつもの体験談に目を通して背筋が凍る思いをした)ので、召喚の誘惑を断って現有戦力の強化に励むこととします。

 さて、それはそれとして「ぐだぐだ本能寺」の周回にせっせと繰り出す日々なわけですが、茶器集めが結構面倒臭いですね……思ったほど大した数が落ちない。お月見やバレンタインイベントが楽だったことの反動なのか? それとも高難度クエストでこれから回収作業が捗るようになるのか。期間長いし急がなくても良さそうなので、当面はのんびりペースで行こうと思います。もうちょっとドロップ効率良くなってから重周回したい。

・拍手レス。

 何気なくフレンドのセイバー枠を見たら沖田を引いてらっしゃってたので慌ててブログを見に来たら、孔明まで来ていたとはw 何はともあれおめでとうございます…!
 ありがとうございます。最初に沖田引いてたらその時点でもう回すのやめていたと思いますから、結果的には良かった……のかしら。

 孔明と沖田さん、おめでとうございますー!
 ありがとうございます。ぐだ本終わったら頑張って育てます。直後にエイプリルフール合わせの新イベントとか来なければ、ですが……。

 大勝利沖田さんおめでとうございます。孔明の画像見た時点で、あ、これはお目当てのは来なかったんだね、知ってる、とか思って済みませんでした。まさかスクロールしたら大本命引き当ててたとは。しかしグダグダでグダグダしてた頃は想像してなかった未来が実現してますね。ノッブと沖田さんの実装関連のやり取りギャグで終わるだろうなあ、なんて思ってたのに。しかしアーサーの聖剣無双ですか・・・最近どこかで見たような・・・ https://www.youtube.com/watch?v=NQSR5PuKYUg (横目で見ながら)
 ありがとうございます。FGOはサーヴァントにしろ礼装にしろ、来てほしいカードほどなかなか来ないですもんね……カレスコは未だに出ない。そしてノッブとか最初は「ぼくのかんがえたさいきょうサーヴァント」みたいな扱いだったのに、気づけば帝都聖杯奇譚が映像化してもおかしくない雰囲気すら漂っているという。


2017-03-15.

・遂に始まりました「ぐだぐだ本能寺」! 「まずはイベントを楽しんで、ガチャに関しては後でちょこっと」なんて考えていましたが、召喚画面の沖田さんを見ているうちにムラムラ来て我慢できなくなり、つい回してしまった焼津です、こんばんは。

 ホーントFGO最大の敵は自らの欲望だぜ、フゥーハハー!

 で、結果は……

 

 

 

 孔明が来ました。え? 二度見したけど、やはりこれはロード・エルメロイU世。三田誠さんがどうしても召喚できないことで有名な、修正が入る前は使い勝手の悪さから評価されず、強化後に一転して万能サポーターの上位陣に躍り出た☆5キャスターの諸葛孔明……ですよね。え? なんだろうこの、嬉しいんだけど素直に喜べない感じ。ピックアップが仕事しないって、こういうことなのですか。FGO開始から約2ヶ月、やっと引き当てることができた待望の高レアキャスターであり、本来なら欣喜雀躍して喝采を叫ぶところなんだけど……うん、とりあえずこれで弊カルデアのアンデルセン大先生は過労の恐怖から解き放たれますね。フレンドのマーリンを借りて来ればいわゆる「孔明マーリンシステム」の実装も可能になる。うん、すごいことなんですが、なぜ今なんだ……あなたのピックアップは先日もう終わったでしょう。ピックアップ当日に「うちに孔明が来ればいろいろと捗るな」という思いが過らないでもなかったが、「○万突っ込んで引けなかった」みたいな嘆きをあちこちで見かけたため怖くなって結局単発すら回せなかったのに。期待していなかったときに限ってやってくるとは。

 冷静に判断すればこの時点で充分「焼津さん大勝利!」であり、おとなしくイベントに向かってノッブを貰いに行くべきだったんですが……ここで欲望の囁きが幾度もリフレインして私を苦しめました。

 そう、以前「☆5サーヴァントって来ないときはまったく来ないが、来るときは結構固まって来る」という話を耳に入れておりまして。今、まさに流れが来ているのでは? 掴もうぜ、☆5の金脈! と、ジャンヌ・オルタ復刻ピックアップに備えて溜めていた聖晶石を突っ込んで追い10連してしまいました。

 しかし表示されるのは☆3礼装や☆3サーヴァントばかりで全然流れが来ている雰囲気じゃなく、「錯覚だったか……」とスッカリ萎え萎えに。最後の10連目で金セイバーが表示されたものの虹演出どころか金演出すらなかったので「はいはい、どうせジークフリートが出てきて『すまない……』ってオチでしょ。ジークさん自体は好きだから別に謝らなくていいですよ、もう」とヤケ酒のために用意していたビールを開けた瞬間。

 

 

 

 ホントのホントに沖田さん! 通算3騎目の☆5サーヴァント! セイバーとしては初! 待ちに待った単体攻撃宝具持ちです。うちには剣スロットがいないから彼女はキャラ的にも性能的にも喉から手が出るほど欲しかった逸材。ヤケ酒が祝杯へと変貌しましたが、意外と私の心の中を占めるのは歓喜の念ではなく、むしろ戸惑いだった。率直に申し上げて未だに実感が湧かない。引きたくてしょうがなかったことは確かですが、本当に引ける可能性を微塵も考慮しておりませんでした。「沖田とは召喚するものではなくフレンドから借りるもの」という認識が依然として根強く残ったままで、「頑張って育てなきゃ」という意識に繋がりません。再臨素材に何が必要なのか全然下調べしておらず、慌てて検索掛けています。それどころかセイバーピースすら足りていないので第一再臨すら出来ない有様。とりあえず種火をせっせと与えたら極大成功を連発してくれたおかげであっという間にレベル50になりましたけど、剣の修練場が設置される日曜日までこのまま足踏み状態で我慢してもらわないといけない。孔明も孔明でスキル含めてちゃんと育てないと立派な戦力にならないし……何より本能寺のイベントを走らないといけません。ノッブよりも先におき太が来るという番狂わせに気が動転してしまった。うん、とにかく素直に喜びを噛み締め、2騎とも丁寧に育てていきたい。ちょうど『コハエースGO 帝都聖杯奇譚』を発掘して読んでいたところだったし、アレがイイ触媒になったのかしら。明日はクー・フーリン・オルタのピックアップですけど、さすがにもう運は使い果たしたかな……ダメ元で単発を何回かやってみます。ぶっちゃけ孔明が来た以上、術の福袋を回す必要はもうなくなったので、狂の福袋待ちって手も充分アリなんですよね。

ガイ・リッチー監督『キング・アーサー 聖剣無双』6月日本公開!悪役はジュード・ロウ(シネマトゥデイ)

 「アーサー王物語」を下敷きにした超大作映画(確か6部作くらい)の企画が進行している、監督はガイ・リッチー。というニュースが何年か前に報じられたけど、まさか実現するのか。しかもファンタジーではなく現代モノ。タイトル表記に「1」がないところを見ると、続編が出るかどうかはヒットの規模次第といった感じか。吹替版の声優が櫻井孝宏だったら一部界隈は大騒ぎになるだろうな。


2017-03-14.

きょうぞうちゃんのフィギュア画像を眺めながら多幸感に包まれる焼津です、こんばんは。

 狂三は立体映えのするキャラクターで見ていて本当に楽しい。今月いよいよ彼女をメインに据えたスピンオフ作品『デート・ア・バレット』も発売されます。作者は『Fate/Apocrypha』や『Fate/Grand Order』のシナリオも手掛けた東出祐一郎。あらすじから漂う微妙な『ケモノガリ』臭にワクワクしている。

期間限定イベント「復刻:ぐだぐだ本能寺 ライト版」開催!

 待ち侘びたぞノッブ! ということで、私の中で「復刻してほしいFGOのイベントベスト3」にランクインしている「ぐだぐだ本能寺」が遂に復刻される運びとなりました。ちなみにあと2つはZeroコラボと贋作英霊とプリヤコラボだ、って雑なスペイン宗教裁判ネタはどうでもいい。ぐだぐだ本能寺は『コハエース』の作者、「経験値」がシナリオを手掛けたとあって「最悪サーヴァントや素材の配布ナシでもシナリオさえ読めれば……」と願っていました。それがちゃんと配布アリで復刻されるというのだからありがたい。イベントを通じて獲得できる「本能寺ポイント」を一定量集めることで☆4アーチャー「織田信長」をゲットすることができ、更に他のドロップアイテムを集めることでノッブの霊基再臨素材「黄金髑髏」と交換することができる。逆に言えば、このイベントをちゃんと走らなきゃノッブを最終再臨させることはできません。次に復刻されるのがいつになるかなんて分かりませんからね……イベント限定以外の交換素材も実に美味しく、「たとえ石を割ることになっても躊躇せずすべて集め切ろう」と決心しました。性能云々以前にキャラとしてノッブが大好きなんですよ。だってCVが釘宮理恵ですからね。ガチャでしか排出されない仕様だったとしても泣きながら回していたに違いありません。よかった……配布で本当に良かった。配布は良い文明。

 もちろんFGO運営がプレーヤーから金を搾り取る動作に怠りなどなく、ぐだ本復刻に合わせて期間限定ピックアップも復刻されます。そう、「おき太」こと沖田総司。単体攻撃宝具持ちのセイバーとして無類の強さを誇る剣士です。「英霊剣豪七番勝負」の方で出てくるんじゃないか、と思っていましたが……インタビューで奈須きのこが「女性キャラがまったく出てこないシナリオ」の存在を明かしていたから、下手すると英霊剣豪、おき太どころか武蔵ちゃんすら出てこない可能性があります。そんなの、ライターが奈良原一鉄でもなきゃ許されませんよ! さておき、戦力として数えられる単体剣が今のところベディヴィエールしかいない(カエサルはレベル30止まり)の私にとっておき太の存在は非常に魅力的であるが、☆5なんて狙って出せるようなレアリティじゃないですから……石の在庫と相談してチャレンジ回数を定めることにします。正直ノッブさえ手に入ればOKなので「焼津さん大勝利!」はほぼ確定済だ。しかし復刻版が終わった後にすかさず「ぐだぐだ本能寺2」が始まって☆5ノッブや魔神(人)セイバー(当然☆5)を投入しやがる可能性も少なからずあり、また期間的にすぐエイプリルフールが来るのでまったく予想外なピックアップが始まる可能性も捨て切れない。「慈悲などいらぬ!」とプレーヤーたちの財布をアンフェル・シャトー・ディフしに掛かるFGO運営の姿が目に浮かぶ。春も近いというのに、懐が温かくならない人も続出することになりそうだ。

・拍手レス。

 本能寺復刻キター
 これから毎日ノッブを焼こうぜ?

 鮫島面白いですよね。プロローグを見るにこの先の展開にドキドキしますが....あと良かったらFGOのフレンドになって下さい。(※ユーザーID、伏せます)です。
 鮫島、あんなに面白いのにシリーズ累計でやっと100万部というのが……1000万部くらい売れていてもおかしくない出来ですよ。あ、フレンド申請送っておきました。


2017-03-12.

・溜まっていた『鮫島、最後の十五日』をまとめ読みし、「やっぱ無上に面白いな、この漫画」と浸り切ったまでは良かったものの、最新刊を読んでいる途中で読み落としている巻があることに気づいて蒼褪めた焼津です、こんばんは。

 具体的に書くと私が過去に読んでいたのは7巻までで、当然8巻から読み出すべきだったのに、何を勘違いしたのか9巻から手を付けてしまった……「あれ? 蒼希狼戦ってもう終わったんだっけ?」と訝ったものの、最近物忘れが激しく己の記憶力に自信がなくなっているせいもあって「単に失念しているだけだろう」と軽く流しちゃった次第。「自分がどこまで読んだかハッキリしなくなる」というのが積読の弊害ですね……いい加減、読み切れない量の本を買い込む癖は改めないといけないな。たまに買った記憶がまったくない本を発掘することがあって、面白いっちゃ面白いんだけども。

【速報】 アニメ「オーバーロード」の2期制作が決定!(まとレーベル@ラノベ新刊情報サイト)

 総集編とはいえ劇場版やるくらいだから2期含みだろうとは考えていた。キャラデザが公開されたときは「原作とのギャップが……」と落胆気味に言われていたけれど、今やすっかりヒットアニメの風格を漂わせていますね。1期目面白かったから素直に期待したい。ただ、1期目の続きとなる「リザードマン編」はあまりアニメ映えしないのではないか、という話だし、若干不安も残る。原作のストックを考えると3期目、4期目も狙ってくるでしょうから、うまく繋げていってほしいところ。しかし、ここ最近すっかりFGO脳の私は久しぶりに動くアインズ様を見て「えっ、“山の翁”が異世界に……?」と呟いてしまいそうな予感もする。ちなみになろう系だとこういうのもあります。ヒロインが骸骨ってライトノベルもあったっけ(遠い目)。

3人娘が上野を守る「三ツ星カラーズ」アニメ化!キャスト&スタッフも発表(コミックナタリー)

 『ひとりぼっちの○○生活』じゃなくてこっちが来たか……同じ作者ということで一応買ってはいるけど、既刊は全部積んでます。サンプル見た感じだと「非18禁版のコミックLOに載ってそうな漫画」ってイメージ。「日常系」で、強いて言うなら『苺ましまろ』『よつばと!』の中間くらい? 制作はシルリンことSILVER LINK.(プリズマイリヤシリーズで有名なところ、最近やった日常系アニメは『ステラのまほう』)ですから手堅くまとまりそう。しかしシルリンのアニメってプリヤ以外あんまり続編が来ない印象ですよね……『のうりん』『六畳間の侵略者!?』『落第騎士の英雄譚』などなど。六畳間に至っては2期の可能性どころか、アニメ版公式サイトそのものがとっくに消滅していますよ。私は悲しい……(ポロロン)。

・拍手レス。

 >VITAは持ってないです……。  でもCCCまでやり終えるとエクステラまでやりたくなるのは必然・・・・・・! 私もVITA持ってないのに思わず買っちゃいましたよ。VITA買う予定自体は有るんですけどタイミングがどうにも。プレミアムパック(20000円で8Gメモリ付き)出た時買っておけばなー。
 PSP自体、EXTRA以前にやったゲームはスパロボ、ダンガンロンパ、咲の3本だけで、ほっとんど使わなかったからVITA買っても持ち腐れになりそう……エクステラについてはCCC終わってから考えます。

 今、スパロボVでクロアン出たとこ・・・今更ながらワクテカがたまんねぇ、というか、ヤマトが良すぎ、マイトガインが凄すぎ
 このためにPS4買って本当に良かった・・・DQ11も楽しみ過ぎる

 ひっ頭政務官目当てで買った破界篇からもう6年が経ちますけど、相変わらずスパロボは盛り上がってるみたいですね。「ヤマト強すぎ」「もうこれスーパーヤマト大戦では?」という声もある模様。あと女主人公の名前が……。


2017-03-09.

「カルデアボーイズコレクション2017ピックアップ召喚」開催!

 「そろそろ来るのでは?」と噂されていたプロトセイバーが遂に登場。熱望していた人も多かったようで、早速回している様子がツイッター等で窺える。無事に引けたり、引けなかったり、悲喜こもごも。ちなみに私は体験クエストで貰った呼符を使ってみました。金回転も虹回転もなく、普通の☆3サーヴァント召喚演出から銀セイバーが表示されたので「まー、そんなもんだよね」と冷めた目を向けていたところ、突如バチバチと光って銀セイバーが金セイバーに変貌! あっ、この演出聞いたことがある。☆3と思わせて……って奴だ! ま、まさか本当に来てしまったのか……? 固唾を飲んで見守った結果。

 ガウェインでした。

 お、お前か〜。前回(バレンタイン)も呼符で来たよな〜。そんなわけで妙にガウェインに愛されているマスター、焼津です、こんばんは。宝具レベルが上がるし別にいい(ガラティーンは宝具レベル1だと若干物足りない威力なので上げたいとは思っていた)けど、プロトセイバー狙いの人がこの仕打ちを受けたら立ち直れないんじゃないかな。それはそれとして今やってるEXTRAにもちょうどガウェインが出てきました。まだ慎二との対戦すら始まっていない段階なので心配するのは早過ぎるだろうが、ガウェインと戦うことになってもFGOのときほど苦戦しないといいな……さすがに完全ソロゲーじゃフレンドに頼るなんてこともできないし。時間掛かりそうだけどじっくりレベル上げて攻略していこう。

 話を戻してFGO。今度はホワイトデーってことで男サーヴァントの日替わりピックアップをやるみたいですね。うちは術と狂が弱いから、孔明、ヴラド、クー・フーリン・オルタのあたりは是非戦力として迎えたいところだな。一応、邪ンヌ復刻に備えて石は溜めていたので10連やる余裕あるんですが、終わった途端に邪ンヌ来るかもだし今回は単発チャレンジ程度に留めておこう。

獣人バトルマンガ「キリングバイツ」アニメ化!原作・村田真哉は新連載開始(コミックナタリー)

 最新刊の帯で知って慌てて調べたけど、もうとっくにニュース出てたのか……獣の因子を持つ超人たちが殺し合う、言わば『けものロワイアル』な漫画です。ところどころで入る解説のノリに『テラフォーマーズ』を思い出す方も多いでしょうが、原作の村田真哉は『アラクニド』の頃からこういう調子を貫いてきているので真似っこというわけじゃありません。というか『ジャッカル』のときから全然作風が変わらないよな……『ジャッカル』は設定に凝り過ぎて話が複雑化した結果、終盤がゴチャゴチャになってしまったけど『アラクニド』以降は説明の濃度を抑えることで読者が混乱しないよう配慮されており、強いて述べればそのへんが変わってきているか。

 『キリングバイツ』も「獣の特徴を持った連中が血で血を洗う凄絶バトルをゲーム形式で繰り広げる」という基本的なストーリーは非常に単純。戦闘の影でいろんな陰謀が動いているんだけど、あまり気にせず読み進められるつくりになっています。原作は第二部に突入しているところですが、たぶん1クールしかやらないだろうからアニメは第一部終了までかな。物語としては第二部からが本番なので、どうにか続いてほしいところですね。雑誌や最新刊の表紙に映っている犬っぽい子は第二部から登場するキャラですし、アニメには出演しないかも。最終話のCパートにちょこっと出てくる可能性があるくらいかな。最後に、村田真哉と言えば『ヴァイアンメイデン』。打ち切りのせいで1巻しか発売されなかったんですが、シャコパンチのところだけでも読む価値はあるので見かけたら是非目を通しておいてください。

・原作:るーすぼーい、作画:古屋庵の『無能なナナ(1)』を読んだ。

 うわ、こんなん出てたんか! 漫画の発売予定表は毎月チェックしているはずなのに、完璧見逃していました。原作がるーすぼーいだと知ることができたのはネット書店の新刊告知メールのおかげ。というわけで『車輪の国、向日葵の少女』『G線上の魔王』で知られるシナリオライター「るーすぼーい」が初めて手掛けた漫画原作です。2015年の『ぼくの一人戦争』(※リンク先BGMあり、注意)以降ゲーム界でこれといった仕事をしていないから、肩書が「シナリオライター」のままでいいのかどうかは少し迷うところ。『白蝶記』もあるし、「ライトノベル作家」の方が現況に近いか?

 るーすぼーいに関しては何度か解説しているので軽く触れる程度に留めますが、もともとは同人ゲームの分野で活躍していた人です。2作目の『A profile』で実力を認められ、2005年にプロデビュー。先述した『車輪の国、向日葵の少女』のメインライターに抜擢され、ほぼこの一作だけで名声を確立しました。「致命的なネタバレ」が存在する作品ゆえ、ネタバレコピペもあちこちに出回ったなぁ。おかげで「やったことはないけど核心部分だけ知ってる」という人も結構います。とっつぁん(法月将臣)のキャラが強烈なのでネタ割れてても充分やる価値アリです。

 さておき、本書『無能なナナ』もネタバレを食らうかどうかで面白さが変わってくる漫画なんですが、まだ1巻目なので多少バラされても「致命的」というほどではない……はず。ネタバレを回避しようとするとほとんど中身について言及できなくなりますので、「ややバレ」程度の匙加減で感想を書こうと思います。「イヤだ! 知りたくない! 初見で驚きたい!」という方は今すぐこの文章を読むのをやめて本屋に駆け込んでください。

 『車輪の国、向日葵の少女』や『G線上の魔王』など、雰囲気は伝わってくるもののいまいちどんな内容か事前に分かりにくかったこれまでのるーす作品に比べ、『無能なナナ』は直球な題名にしていると言えます。超能力を使える人間が急増した世界、政府は異能持ちの少年少女を「人類の敵」に対する切り札として孤島に集めた。虚空から火を生み出すもの、池を丸ごと凍りつかせてしまうもの、手を触れずに物を動かすもの、飛行能力に近い跳躍力を持つもの……様々な能力者たちが違う中で、少年「中島ナナオ」は「無能」と周囲から蔑まれていた。愛想笑いを浮かべ、いつも衝突を回避しようとする臆病なナナオの前に現れたのは、転校生の少女。「わたし人の心が読めます」と告げた彼女が、ナナオの人生を思いも寄らぬ方向へ導いていく……と、冒頭部分はかなりベッタベタである。「無能」な主人公を取り巻く、危うい超能力者たち。何も知らずに読み出せば「『僕のヒーローアカデミア』の二番煎じ」と勘違いする人も出てくるかもしれない。勿論るーすぼーいが王道的なテイストの少年漫画をただ模倣して済ませるわけがなく、物語はじきにサプライズな局面を迎えます。○○○が××してからが本番だと断言してもいい。これ以上書くと「ややバレ」の範疇を超えますので伏せる。

 結論だけ述べると割とオススメな一作です。とはいえ「『太陽の子』はまだか!」と激昂気味に待ち侘びている人へコレを渡しても何の埋め合わせにはならないだろう。「で、『車輪』や『G線』級の代表作になる見込みはあるの?」と訊かれても、現状だとそこまで予測し切れない。いろいろ大雑把というか「穴」だと感じる箇所がいくつかあって、それが本当に単なる穴なのか、それともドンデン返しの布石なのか判断しかねる。なので将来性云々ではなく、あくまで「1巻時点での面白さ」を基準にして「割とオススメ」という結論に落ち着きます。「無能」が、いかにして「人類の敵」に立ち向かっていくのか。『0能者ミナト』とはまた異なるアプローチで面白い。

・拍手レス。

 純正品は中古は不安だし新古品は高く付きそうなので https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9F%E5%AE%B9%E9%87%8F%E9%AB%98-PSP2000-PSP-S110-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3PSE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E4%BB%98/dp/B002HUWGJY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1488592349&sr=8-1&keywords=psp+3000+%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF こういうの買うしか無いですかねえ。あとはVITAの方買うとか。既にPSPの持ってるならやはり高く付きますが。
 サードパーティー製の奴を買ってみました。今のところ問題なく動いています。まだ一回戦が始まる前のあたりですが、FGOやってるとニヤニヤするポイントがあって面白いですね。

 CCCはvitaでDL版でも買えばやれますよ vitaあるなら
 VITAは持ってないです……。


2017-03-04.

・FGOの影響でやっと始める気になった『Fate/EXTRA』、OPムービーが流れて「さあこれから!」というところで電源が切れて茫然とした焼津です、こんばんは。

 よく見ると後ろのバッテリーパックがパンパンに膨らんで蓋が外れ掛かっていました。経年劣化による寿命を迎えたようで、これはもう交換するしか手がないわけですが……純正品なんてまだ売ってるのかしら? ぐぐってみたところ、既に廃盤となっている模様。バッテリー抜いて起動するかどうか試してみたが、起動せず。月の聖杯戦争は始まる前に終わってしまった。一応『MOON LOG』(シナリオ集)買ってるからどんなストーリーなのかは読んで確認することができるし、「それだけじゃ味気ない、丹下桜セイバーの声が聴きたいんだ!」ってんならドラマCDを買えばいい。問題はCCCですよ。あれは現状コミカライズくらいで、シナリオ集やドラマCDは発売されていません。くっそー、やっぱりPSPで遊びたいなぁ。どうにか起動できないか、日を置いて未練たらしく試してみることにします。

一迅社が新たに新レーベルを発足 なろう書籍化作品や一迅社文庫大賞の受賞作品を発売予定(まとレーベル@ラノベ新刊情報サイト)

 そういえば一迅社文庫って今年に入ってから1冊も出てないんですね……アイリスの方しか予定もないようだし、少年向け文庫レーベルはもう手仕舞いの方向ということだろうか? そんな状態だから新レーベル発足と言われても関心が持てなかったけど、念のため創刊ラインナップの作者を確認してみたら小林泰三じゃないですか! クセのあるSFやホラーを書く作家で、一部にコアな人気を誇っています。最近もあるニュースを見て『人獣細工』という彼の作品を思い出したな。一迅社の新レーベルそのものには興味が湧かないけど、ヤスミンの新刊なら迷わず買います。結構アタリハズレの差が激しい作家と申しますか、『ネフィリム』なんかはB級映画っぽいノリが完全に滑っていて本気でつまらないと思いましたけど、それでも手を伸ばさずにはいられない蠱惑的な魅力がある。当たったときの嵌まり具合はまさに至福。「ヤスミンなら絶対アタリだろう」みたいな安心感がない反面、「アタリかな? ハズレかな?」と毎度ワクワクさせられるわけで、要は楽しい楽しいバクチですね。

・拍手レス。

 新宿幻霊事件クリアおめでとうございます!今回の鯖はどいつもこいつも一癖あって素晴らしいですね。新宿のアーチャー、どう見てもデス・ホーラーもしくはパニッシャー!内藤ファンとしては狙うしかねー!アサシンも拳法モーションが凄く格好いいし、アヴェンジャーは自分もトラウマになりましたw
 新アチャは『デスペラード』感が半端なかったですね。アサシンは作中での説明が乏しかったせいで今ひとつピンと来なかったけど、詳しい人の解説を読んで「ふむふむ」と頷いている。やはり元ネタ知ってると魅力が倍増するみたい。アヴェンジャーはエウリュアレの魅了や男性特攻が刺さる、と終わった後に聞いて「その手があったか!」と膝を打つも手遅れ。フリクエのシャドウサーヴァントは普通に即死が決まる弱さだし、新宿における下姉様の出番はなさそう。

 ブレイクシステムは厄介でしたねえw せめて…せめてブレイクしたターンは動かないとかチャージゲージリセットするとか……。
 実際に確認はしていませんが、ブレイクするとスタン等のデバフも解除されてしまうらしいですね。「ワンパンがツーパンになるだけ」みたいな上級者を警戒しているのかもしれませんが、ワンパンで片付けられる戦力を持たない平凡なカルデアにとって現状はただ徒労感を煽るシステムになっている。

 プレイ日記を読んでFGOを始めたnats(※ユーザIDは伏せます)と申します、フレ申請させていただきますね。ちまちま進めていますがキャラが魅力的でシナリオもいい感じですねー。課金したい心を静めつつ、のんびり楽しんでいこうかと思います。
 フレ申請送っておきました。形だけでもサポ枠を全部埋めて「やる気」さえ見せればレベル130以上の高位プレーヤー相手でも通ります(むしろ高位の人ほど余裕があって受けてくれやすい)ので、レベル差に気後れせず私よりもずっと強いプレーヤーにどんどんフレンド申請すると吉です。FGOはキャラの魅力をシナリオが増幅させるゲームゆえ課金の誘惑は強烈ですが、☆3以下でもちゃんと育てれば強い(宝具レベル上げやすいから、宝具の威力だけなら☆5を上回ることもしばしば)ので焦ることはありません。お互いのんびりエンジョイしていきましょう。


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