2019年7月〜8月


2019-08-30.

実質サメ映画のイベントで始まった夏を実質インド映画のイベントで締め括るグラブル、そのうちマーベル映画コラボやDC映画コラボをやり出すのではないかと勘繰っている焼津です、こんばんは。

 シナリオの途中で急に歌い始めたときは「そこまで再現するかよ」って気分になりましたね。相当な映画好きのスタッフが紛れ込んでいますよ、間違いない。「『実質○○映画』じゃなくて本当にグラブルの映画作りてぇなぁ」とか思っているのかもしれません。あと、つい先日水着ブローディア欲しさにうっかり天井分の石を溶かしてしまった私はガチャ更新の報せにドキドキしたが、単なる今年の水着総決算でホッとしました。来年こそ水着クラリスchangが来ると信じてもう一度貯め直そう。

【期間限定】「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催!

 楽しかった水着剣豪イベントもそろそろ終了が近くなってきました。「聖杯でごはんとうどんを食べたのが原因」という「『リベンジ・オブ・淀』と同レベルかよ!」な真相に呆れつつ、北斎ちゃんの別霊基が水着剣豪としてひと夏の成長を遂げる爽やかなストーリーとしてキレイにまとまり満足しました(姉なるものから目を逸らながら)。難易度もちょうど良く、配布の水着北斎をレベルマしておけばバニ上も天魔武蔵も倒せる程度に調節されています。完全な初心者だとクエスト開放のためのQPポイント集めがしんどいかもしれませんが、そのへんも毎日配られるフィーバーチケットで軽減されている。暴かれた黒歴史にジタバタするフォーリナーの方のお栄さんも見れて期待通りのオチもついた。食堂でお茶片手にアビーと一緒に寛いでいた北斎(フォーリナー)が突如乱入してきた水着北斎を目にしてお茶噴き出すシーン、ありありと想像できましたよ。着物お栄さんと水着お栄さんに挟まれ「もう、ふたりともこんなところで諍い合わないでったら!」と仲裁するアビーちゃん可愛い(幻覚)。本編が終わると恒例のオマケギャグシナリオも開放されますが、これまでがこれまでだけに「どっちもギャグでしょ」以外の感想が湧いてこない。

 「裏・水着剣豪七番勝負」はふたたび7騎のサーヴァントと鎬を削りますが、シナリオが用意されているのは「グラスNo.1」の「愛のトレジャーハンター」ことシグルドのみ。シグルド、照れてるブリュンヒルデにザクザクと槍を突き込まれてなお笑ってるあたり「和むようで和まない夫婦愛」を感じる。昔はブリュンヒルデが「愛に狂う戦乙女」ってイメージだったけど今や「ガッツで耐えればよかろうなのだ」なシグルドの方がヤバいイメージ強い。「ちびっこオーナー(子ギル)」、「海上ワイルドスピード(ベオウルフ)」、「グランドオリンピック選手(ロムルス)」、「エーゲ海の漁師(アキレウス)」、「ライフセイバーお兄さん(エミヤ)」と来て最後に「首切りバニー」こと剣式が待ち構えています。式は隠しボスポジション、もはや常識ですね。簡易霊装引っ提げ「路地裏さつき」の衝撃が今甦る……と言いたいところなんですが、簡易というだけあって単にウサミミ付けただけ、服装やモーションに変更はありません。しかも再臨段階ごとに開放せねばならず、結構な量のQPと素材が吹っ飛んでいく。三臨に至っては現在もっとも枯渇している金素材「真理の卵」を要求してきますからね。思わず「えっぐ……」と呻きましたわ。いえダジャレでなく。あえて良かった探しをするなら「来年にはレアプリが水着北斎で5個、コマンドコード(花の魔術師)で1個、霊衣(男鯖3騎と剣式3種と褐色武蔵とメルトのグラサン)で8個、計14個も手に入る!」ってところでしょうか。実際すごい数だ。ハロエリやサンタオルタといった復刻が難しい過去の配布鯖はレアプリ交換になる可能性がありますし、貰えるレアプリは多ければ多いほどベネ。

 七番勝負以外のところで追加されたオマケシナリオが多く、興奮して一気にバッとやってしまったせいで「あれ? 何があったっけ?」と記憶ボンヤリ状態です。一番インパクトがあったのは「回想〜開運!ひなげし鑑定団」か。ひなげし(雛芥子)で予想はつくと思いますがパイセンこと虞美人のエピソード。本編で触れられていた「カジノに恨みを持つ経緯」を綴ったシナリオです。「実は本編の一部として組み込む予定だったけど、長すぎるので外してオマケシナリオに回された」みたいな事情なのでは……と邪推している。あまりにも予想通りと申しますか、「二次創作の漫画で読んだ」って反応になっちゃう。FGOは公式以外からの供給も多くて本当に助かる。シナリオ付きのオマケシナリオは全体で9個ありますが、「敗北者のララバイ」(オケラになるアタランテオルタ)と「水着☆新選組!」(水着鯖で新選組を結成→解散の高速コンボを決めるエピソード)が個人的には好きかな。英霊祭装を活用した始皇帝の新規立ち絵(と表情差分)が拝める「王候遊戯」は朕の立ち位置をハッキリさせるうえで重要な話かもしれない。表面だけ見れば「ことあるごとに秦の再興を考える始皇帝」ネタへ繋げられるが、もうちょっと見ると「汎人類史に対する脅威」としての側面がまだまだ残っていることに気づく。雷帝はちょっとよくわからないがスカディはすっかり汎人類史に適応してきているし、アルジュナ・オルタも再臨ごとに神から人のポジションへ降りていくので、「異聞帯の王」の中でもっとも明確な脅威が残留しているのは朕ということになる。ハロウィンイベントで「拾った聖杯で秦を再興しようとしてなぜか○○に!」みたいなことやり出しても全然おかしくない。いや、後日談で「聖杯で、白米を……」と妙に食いついていたアルトリアさんも怪しいんだよな、今年のハロウィン。「全然ハロウィン感がない」と指摘されることが恒例になっているFGOのハロウィンイベントだが、そろそろ原点回帰でハロエリよろしく魔女衣裳に身を包んだキャスターアルトリアとか来るのでは?

 「結局水着剣豪って何だったんだよ?」な気持ちはなくもないが、サバフェスとはまた違った角度で楽しい夏イベントでした。QPガッポリでスキル上げも捗ったしグッドグッドです。「メイヴとスカディの絡み」もふたたび見れて嬉しかった。このふたりの会話眺めているとなぜか胸がとてもキュンキュンするんだぜ。セタンタにも相手してもらえず「ファラオカジノ行くか……」ってなってたフェルグス含めて好き。

『メギド72』アイムの浴衣スキンが近日実装されるとのことで課金の準備をしつつ開催中のイベント「死を招く邪本ギギガガス」進めている。

 限定衣裳をガチャではなくスキンとして販売してくれること自体は嬉しいが、7月・8月と続いた水着スキンラッシュの後なので財政的にちょっと厳しいな……冷静に考えるまでもなく「スキン一着で3000円」というのは安くない金額だが、応援したい気持ちもあるので好きなキャラの衣裳はなるべく買っていきたい。ファミ通の表紙を飾ったりなど徐々に勢いが出てきている『メギド72』だが、まだまだ「安泰」のラインに乗っている感じはしない。7章の配信もスタートしてストーリーが大きく動き出しそうな雰囲気だし、どんどん新規層が入ってきてほしいですね。今ならイベント報酬でフードを被った傲岸不遜な半裸の金持ち男が貰えるぞ、さあ君も故郷の村を焼かれよう!

『プリンセスコネクト!Re:Dive』、明日08/31(土) 12:00から「プリンセスフェスガチャ」開催

 「今やってるガチャはプリン大好きなキャラがピックアップされているからプリンフェス」などと世迷言をほざいている場合じゃなかった。最高レアリティたる☆3キャラの排出率が普段の倍になる「プリフェス」ことプリンセスフェスが遂に再来だ。これで開催は5回目になります。1回目は去年の10月31日開催、私がプリコネ始める前の話なので詳しいことは知らないが、初のフェス限キャラ「クリスティーナ」が実装された。2回目は同年12月31日開催、この頃にはもうプレーしていたので貯めた石ブッ込んで100連くらい回し、クリスティーナをゲットしました。なお「ユイ(ニューイヤー)」(わかりにくいが、この子はフェス限キャラではなく季節限定キャラなので単なるプリフェスからは出てこない、正月前後のピックアップからのみ排出される)は入手できず。カリンさんが「おめでとうございます!」と叫びながら虹紙持ってきて勝利を確信したら2枚目のクリスティーナだったというオチ。3回目は2月15日開催、今まで月末開催だったのにこれだけ月中になっていますが、2月15日はプリコネRe:Diveの配信開始日、つまり1周年記念として特別に開催されたものです。2人目のフェス限キャラ「ムイミ」が実装され、またアップデートに伴って300連でピックアップ対象のキャラと交換できるシステム、いわゆる「天井」が付きました。天井間際でムイミちゃん引いて、無料10連期間中だったため天井で秘石と交換する羽目になった思い出がある。当時は天井の仕組み(ピックアップ対象以外とは交換できない)をよく理解しておらず、「恒常キャラはメモピで解放できる」という初歩的な知識も抜け落ちていたため、無駄にガチャガチャしてしまった。「天井まで回してノゾミと交換するつもりだった」というのだから無知は恐ろしい。

 4回目は4月30日開催、クリスティーナと新キャラの「クウカ(オーエド)」がピックアップされた。オーエドクウカはフェス限ではなく恒常であり、クリスやムイミが初登場した第1回と第3回、クリスと正月ユイのダブル限定だった第2回に比べるといささか地味だが、「天井実装後としては初めてのクリスティーナピックアップ」だけに盛況を極めた。プリフェスはざっくり2ヶ月周期なので、6月に「そろそろ次が来るのではないか」とそわそわするも空振り、7月に「諸事情で遅れて今月にズレ込んだのでは?」と予想するも音沙汰ナシ、8月に「いい加減来るだろう、具体的に言うと1.5周年のお祝いに合わせて」とか言っていたら「1.5Year Anniversaryガチャ」という「☆3の出現率は2倍だけどプリフェスではないガチャ」が始まって、「こりゃ当分先になるかもな、10月とか」と悲観していたところに「第5回プリフェス開催決定!」の報せが飛び込んできたんだからそれはもう滾りましたよ、ええ。

 期待通り新規のフェス限、通算3人目となる「ネネカ」も追加されており、「回す」以外の選択肢がありません。大丈夫だ、石はたっぷりある。水着キャル欲しさにだいぶ溶かしてしまったけど、運営がガンガン配ってくれたおかげで元に回復するどころか超回復して保有数が10万を突破しています。プリコネのガチャは1500個のジュエルで10連回せますから、ざっと670連、いやガチャチケットも10枚くらいあるから680連分か。余裕で天井到達できる。ただ、10月にクリス、2月にムイミ、8月にネネカと、だいたい5ヶ月前後でフェス限が追加されていることを考えると次、4人目のフェス限キャラは1月か2月くらいに来ることが考えられます。恐らく2周年記念に合わせて2月15日でしょう。ネネカと並んで「実装が近い」と噂されていたラビリスタがようやくのお出ましになるかも。300連で天井だから、今回天井したとしても残り380連、「全然余裕なのでは?」と思いたいけれど、恐らく12月くらいに正月ユイの復刻が来る可能性高いんですよね。クソかわゆい草野優衣……ぶっちゃけすごく欲しいので、天井分の石が手元にあったら使わずにいられないでしょう。そうなると次のフェス限追加時までに石がどれだけ残るか怪しくなってくる。プリコネの運営は割と景気良く石を配る方だが、そう何度も天井できるほどはバラ撒かない。「天井をヘッドバッドするつもりでガチャるけど、できれば早めに出てほしい」というのが本音です。天井なら天井でせめて未所持の恒常キャラがすり抜けてきてほしいが、今回の無料10連がほとんど☆3被りだったことを考えると難しいかもしれない。

 プリフェスはプリフェスとして、明日から新規ストーリーイベント「森の臆病者(ぼっち)と聖なる学舎の異端児(リセエンヌ)」が開催されます。友達いない「ぼっち」のアオイ(CV.花澤香菜)が、どういう経緯か不明ながらお嬢様たちが通う女子校として有名な「聖テレサ女学院」へ行くことに……という話。完全新規のギルド「なかよし部」を構成する3人の新キャラが登場するとあって気になることだらけだ。制服姿のアオイは配布? なかよし部のトリオは恒常に追加? プリフェスが終わるのを待ってから実装か? というかアオイちゃん、これでぼっちキャラ卒業? 聖テレサ女学院を舞台にしたわたモテが始まるの? じゃあフォレスティエ(アオイの所属するギルド)はどうなる? とにかく明日を待つしかない。

・拍手レス。

 >ヴェスパー  何か今プレバン辺りでF90からクロスボーン辺りまでの商品熱いですしねえ
 二次創作で沖田さんがどこまで改造されるか見物ですね。「ガンタンク化でノブ戦車とお揃い」ネタはありそうな予感。

 姉なる者ことジャンヌが姉ビーム撃ってきたり、それの対抗策に母なる者をぶつけたり、リースXPという名のサメが「あ・そ・ぼ」と言ってきたりすれば、ゴッフ所長もドン引きするのも当然だなと感じました。次のハロウィンイベントやクリスマスイベントにゴッフ所長が耐えられるかどうか心配です……。
 ゴッフは貴重なリアクション要員&ツッコミ役……是非とも与太時空に呑み込まれることなく正気を保ち続けてほしい。


2019-08-25.

・かつてのラスボスが限定的な形ではあるものの復活し高らかに新曲を歌い上げたり、キービジュアルに添えられた「繋ぐこの手には――神(キミ)を殺す力がある」という不穏なキッチコピーがようやく回収されたりなど大いに盛り上がっている『戦姫絶唱シンフォギアXV』(シリーズ最終章に当たる5期目)ですが、「防人(SAKIMORI)」を自認するメインキャラがすごくシリアスな場面で「希望をSAKIMOれ!」と勢いに任せて造語を口走ったり、実質次回予告のようなポジションのCMで「オッス我シェムハ!」「へいきへっちゃらよりも(ピー)HEAD-CHA-LA!」と東映に知られたら怒られそうなネタまでブッ込んできて胡乱度も極限まで達しており、最終回までに正気を保てるか不安になってきている焼津です、こんばんは。

 4期目のAXZがいまいち盛り上がらなかったし、5期目で追加された新キャラ(残党トリオ)も魅力を感じないし、「パチマネーのおかげかやたら作画の良いライブシーンと変身シーンと戦闘シーンを楽しむだけ」ってテンションで眺めていましたけれど、7話目から一挙にブーストが掛かった。「本気で最終章やるつもりなんだな」という意気込みが伝わってきたと申しますか。復活した「かつてのラスボス」が相変わらずの強さで、視聴者たちから「まるでマークニヒト」と形容されているのも面白い。新曲「スフォルツァンドの残響」も気に入って思わず「CDの発売はいつ!?」と検索してしまったが、単独発売じゃなくて円盤特典(4巻に収録)か……値引きで購入しても5000円くらい。まさに「高くつくぞ、オレの歌は」だ。

【期間限定】「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催!

 六戦目の舞台は水着ジャンヌ率いるサーカス団「シルク・ドゥ・ルカン」。カジノ内で劇が上演されている、という体裁でメフィストフェレスやナーサリー・ライムといったフランスと関係ないサーヴァントも登場し、賑やかな雰囲気で始まったエピソードでしたが内容は「カオス」の一言に尽きました。自分は聖女などではない、とジャックちゃんを○ったときのようなシリアスな雰囲気を醸しておきながら、じゃあ何なのかと問われたら即座に「姉です」と返答する水着ジャンヌ。そう、サバフェスで芽生えた狂気は一年経っても癒えていなかったのだ……! マスターを洗脳し礼装スキルを使わせるなど「水着BB以上に根源的恐怖を感じる」と慄かれた「姉を名乗る不審者」こと水着ジャンヌ、とても正攻法では突破できない。じゃあどうすれば倒せるのか? 通りすがりの花のお兄さんは「姉には母をぶつければいい」と唆し、水着頼光の起用が決まります。「姉ビーム!」「母レーザー!」と正気度の薄いヤケクソじみたバトル描写が横溢する話だけあってゴルドルフのように現実逃避したくなったプレーヤーも後を絶たなかった。私、このシナリオのせいでシンフォギアXV8話のヴァネッサ(自称お姉ちゃん)がミサイルを撃つシーンにおいて「姉ミサイル!」という幻聴を耳にしてしまったよ。最後はアステリオスくんが顔を覗かせてホッコリした雰囲気で終わりますが、ホッコリ程度で収まる混沌じゃなかったな……しばらく尾を引くだろう、このシナリオは。

 七戦目は「カジノキャメロット」のオーナーであるアルトリア・ルーラー。彼女へ挑むためには護衛たる「アロハ三騎士」(トリスタン、ランスロット、ガウェイン)を倒さなければならない……差分を用意する余裕がなかったのか立ち絵は去年の水着のままで、実際にアロハを着ているのはトリスタンのみです。この点は作中でもツッコまれている。さておき、「同じマダムは二度通じない……」と聖闘士っぽい呟きを漏らすランスロットにガレスちゃんをぶつける展開は「えっ、水着イベントでそれやっちゃうの!?」と驚きでした。王妃グィネヴィアと不倫していた現場を押さえられたランスロットはアグラヴェインおよび随伴騎士たちを殺して逃走、後日不貞の罪で処刑されそうになっていたグィネヴィアを救出する際に警護役のガレス(およびその兄ガヘリス)を殺害している。このときガレスとガヘリスの両名はランスロットを説得するため丸腰だったという。焦っていたのか狂乱状態だったのか定かではないが、無防備なガレスたちを殺害したことについてFate世界のランスロットはどうも後ろめたく思っているらしい、ということがよりによってアロハ三騎士のエピソードを通じて判明しました。なお、アグラヴェインを殺された件についてはグッと我慢したガウェインもこの一件に関しては許せず、ランスロットを討つことに固執したせいでモードレッドに叛乱する機会を与えてしまった。Fate世界におけるガウェインは「王に仕える騎士でありながら私怨に囚われてしまった」ことを深く悔いており、サーヴァントとしての己に「私的な感情で動かないこと」を強いて今度こそ忠義を尽くそうとしている。なので本来なら憎んでいるはずのランスロットにもフラットに接します。殺された側であるガレスがランスロットのことをどう思っているかは第二部の6章あたりで掘り下げられるんじゃないだろうか……と思っていたところにコレですからね。たまげますわ。ウソ泣きしているくらいなのでそこまで深くは恨んでないのだろうと察せられる。続くガウェイン戦も「イケメンにはイケメンをぶつけんだよ!」とばかりにアーサー(プロトセイバー)を投入して夢のエクスカリバーVSガラティーンを実現してくれます。で、アロハ三騎士戦の印象が強すぎてバニ上戦のあたりはあまり記憶に残ってない……ガチャの目玉である水着獅子王よりも男やフレポ鯖の方が目立ってるってどういうことなの? バニ上が聖杯を持っていないと判明し、誰もが「予想通り」と言いたくなる黒幕が姿を現して「次回につづく」となります。

 明日、つまり26日の更新でストーリーパートは終了し、水着北斎が正式加入を果たす。あとは宝具レベルを上げるためのミッションと高難度クエストをやって〆かな。時限開放式のせいで焦れったさを覚えるイベントだったが、シナリオのボリュームを考えるとちょうど良かったかもしれません。水天宮からの楽市楽座→シルク・ドゥ・ルカンというコンボを一日で味わったらジェットコースターすぎて頭弾け飛びそうになるだろうし。最後に気になるのはイベント報酬礼装、今のところ「天鬼姫」も「盛夏の思い出」もドロップなしだと4枚までしか入手できませんが、26日に開放されるミッションの報酬で凸に必要な5枚目がゲットできるのか否か。今回ぜんぜん礼装がドロップしないのでちょっと焦っています。もしミッション報酬がなかったら凸は来年の復刻まで待つことになりそうだ。

・拍手レス。

 沖田さん改造人間になったんだから、快楽中枢にウイルス流し込んで云々…というTLが流れてきて戦慄してます
 冬の薄い本界隈でジェットパックの代わりにいろんなものを下半身に付けられて外せなくなる沖田さんが視える……ヴェスパーとか。


2019-08-22.

・ソシャゲの単調な周回に疲れ、積んでいた本を崩したり録画アニメをまとめて視聴したりして「本はただ読むだけ、アニメはただ観るだけで面白い……これに比べたらプレー時間の大半で労働じみた作業を強いるソシャゲなんて○○や!」と感動するものの、読み終わったり観終わったりするとまたソシャゲの周回に戻る焼津です、こんばんは。ひょっとしてマゾなのかな?

【期間限定】「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催!

 水着剣豪七色勝負、四戦目の相手はカジノ「水天宮」のオーナー、メルトリリス改めラムダリリス。即ちきのこ直筆シナリオです、やったー。リップのヤバい部分が程良く滲み出す描写もあって最高でしたね。彼女、非常に目立つ外見をしていますが「気配遮断」スキル持ちでその気になればアサシンムーヴも可能という「エンジン音のしないトラック」みたいな子です。自己を受け入れたおかげでCCCの頃と比べてだいぶ精神的に成長していますけど、根性の捻じ曲がり具合に関してはサクラ迷宮時代から大して変わっていない。CCCコラボしかやってない人は戸惑うかもしれませんが、こういう部分も含めてリップなので機会があれば是非CCCもプレーしてほしい。恋に狂うリップが「自分の抱いている心」に気づき、胸を痛めながらも穏やかな口ぶりで退場するシーンを見ているプレーヤーと見ていないプレーヤーとでは「FGOで元気そうに他のサーヴァントたちを煽っているリップ」の印象が全然違ってきますし。リップの活躍だけでもおなかいっぱいになったが、メルトもといラムダとぐだの遣り取り、「言葉にならない気持ちの応酬」は想像以上に濃厚で液状化するファンが後を絶たなかった。CCCコラボのメルトと別霊基なのは明らかなんですが、絶対どこかで記録なり記憶なりを取得していますよね、ラムダさん……「事情があってやむなく別れたけど、未だに気持ちは繋がっている元カレと元カノ」って誰かの言っていた表現がしっくり来すぎて困る。CCCばりの残酷な一面を見せるかと思いきや、かなりソフトな振る舞いになっていて「元悪役のヒロイン」感が半端ないです。私、「敵側の刺客として登場した子が実はヒロイン」みたいな展開すごく好物なのでリリスのような善悪の狭間で揺れているキャラはズビズビとハートに刺さる。決着後の選択肢も当然「負けちゃったね、メルトちゃん……」を押しましたよ。出番はないだろうと諦めていたキングプロテアも登場するのでアルターエゴの大盤振る舞いといった感がある。無限ガッツで粘るレジライを「うるさいです」の一言とともに弱体化させるギミックは面白すぎた。ゲスなことを口走りつつ「この特異点はヤバい気がするから早めに潰した方がいい」と真っ先に核心を衝くレジライ、黄金錬成の危険性を察知していたシュピーネさんの如き有能ぶりでますます好きになっちゃいましたわ。海が主戦場の5章にちょっとでも顔を覗かせてくれないだろうか……。

 五戦目は「カジノ・DE・楽市楽座」のオーナー、魔王ノッブ……ではなく、事情があって聖杯求めて翔けつけてきた水着沖田、またの名を「オキタ・J・ソウジ」。ジェットパックと剣術の融合体「ジェット天然理心流」を操るビキニ剣豪です。M(誠)・DRIVEをフルバーストさせて放つ必殺のジェット三段突きは神速にてソニック、無明にてスラッシュ、絶技にてトリニティ! うーん、まるで川上稔の小説に出てきそうな新形態の沖田さんだ。絶対、太刀筋で飛行機雲(ヴェイパートレイル)を引く描写が入りますよ。武装も相俟ってときどき沖田さんではなくシンフォギアのビッキー(立花響)に見える。宝具のジェット三段突きはリンかけのジェットアッパーを意識したものか否か判断に迷う。まさか『ワールドヒーローズ2JET』へのオマージュ……いやそれはないか。

 ラムダもJET沖田もストーリー上のゲストサーヴァントとして使えるので早速借りてみましたが、ラムダは「実質永続(スキルマすれば1ターン重ね掛けも可能)アーツバフ、フィールドを水辺に変える無敵スキル、味方2体からNPを徴収(カツアゲ)する新タイプのドレインスキル」を備えたユニークな性能の全体アーツランサーです。宝具にスター獲得効果があり、Aパで不足しがちなクリティカル発生率の底上げもできる。フィールドを強制的に水辺化するスキルは水着マルタや水着ジャンヌにとって朗報だが、水着ジャンヌは弓だから編成できる状況は限られてくるかも。JET沖田はQ性能の高いアサシン、あくまで比喩ですけど「全体宝具の撃てる☆4ジャックちゃん(女性特攻抜き)」という印象。ただスキルや宝具のデメリット(弱体解除不能な防御ダウン、確率で1Tスタン)が大きく、運用には工夫が必要か? とりあえず宝具の確率スタンは弱体無効(マウント)で対処できる模様です。

 サポートで借りる際にレアリティが確認できますので、水着メルト・水着沖田両名ともに☆4ということが判明し、これで水着獅子王が☆5とほぼ確定しました。本当にルーラーなのか、それとも「謎のアルターエゴ」と呼ばれつつランサーとして登場したメルトリリスのように違うクラスで降臨するのか。明らかになる日が待ち遠しい。でもシナリオ開放の順番から行くとまだまだ先かな……とか書いてたらシナリオ開放とか無視していきなりピックアップ2が始まっちゃったよ! こ、心の準備が……混乱しながらガチャガチャしてピックアップの水着鯖は全員引けましたが、アルトリア・ルーラー(宝具2)、水着メルト(宝具3)、水着沖田(宝具1)といった塩梅。沖田さんはせめてもう1枚重ねたいところなので、残った石を単独ピックアップへ注ぎ込む方針で行くことにしました。が、水着刑部と水着カーミラ目当てでPU1に再チャレンジしたい気持ちや、日曜のマーリンガチャにリベンジしたい気持ちが私の中で鬩ぎ合っている……それはそれとして水着獅子王のクラスは作中の扱い通りルーラーでした。召喚時の挨拶やマテリアルによると「ランサーアルトリアがバニー衣裳を纏ったバージョン」であって一部六章の獅子王とは関係ないそうな。ユニットとしては全体バスター宝具のBBAQQであり、スキル構成的に自分で星を集めてクリティカルで叩くという「やっぱり殴ルーラーじゃねぇか!」なサーヴァントです。チャージスキルもあるので宝具ブッパしやすいけど、クラスの特性上ほとんどのエネミーに対して等倍であり、宝具未強化なこともあって火力は伸びにくい。そもそもHP寄りのステータスで、最大ATKは「9593」とかなり低い。「コマンドシャッフル」をスキルとして持っていることが特徴か。シャッフルじゃなくてマギレコの「アセクルドロー」や「ブラストドロー」みたいに手札を赤一色とか青一色にできればもう少し効果の確実性を見込めたが……再臨ごとにモーションが大きく変わるので、気分によって衣裳を切り替えるのは楽しいです。獅子のオーラ(守護獣?)を飛ばして攻撃する際に「ライオンさん」と言い出すのも可愛い。

 次なる六戦目の水着剣豪はカジノ「シルク・ドゥ・ルカン」のオーナー、弓ジャンヌだと考えられる。善属性二重バフスキル、チャージ増&水辺でクリ威力UPするスキル、無敵2回を兼ねたアーツバフスキルと、敵に回したらなかなかヤバい性能のサーヴァントだ。無敵貫通スキルを持ったランサーは李書文のみ。宝具に無敵貫通付与効果のあるランサーは槍王、ヴラド、最近実装されたガレスちゃんがいますけど、持っているなら「スイート・クリスタル」使った方が楽だろう。ストーリー攻略や高難度クエストで役立つ局面の多い「スイート・クリスタル」、持ってない人はレアプリで交換できないこともないが要求量多すぎてオススメしづらいのが難点。

『マギアレコード』の2周年記念キャンペーン予告

 アプリの方から確認できるお知らせはハチャメチャに長くて要点を掴むだけでもひと苦労な分量だった。ポイントを絞って書いていきたい。

 その1。「最大200連ガチャ無料」、施策としてはこれが一番大きいですね。「気になっていたけどいまひとつ踏ん切りがつかなくて……」という新規の人もこれに釣られてダウンロードするかもしれない。あらかじめ書いておきますが、マギレコはチュートリアルに相当する部分がかなり長く、「起動してすぐにガチャへGO!」ってふうにはなりません。始める場合は時間に余裕のあるタイミングで起動しましょう。さておき、マギレコのガチャは最高レアリティである「☆4魔法少女」の排出率が1%というFGOに並ぶほど激渋な一品なので10連や20連回した程度では目ぼしいカードなんてまず出ないです。しかし「99回連続で☆4魔法少女が出なかった場合は100回目が☆4魔法少女確定になる」という救済策が取られており、この100連確定枠がクソみたいな確率のガチャにおいて「最後に残った道しるべ」という役割を果たしている。「最大200連」は「最低でも☆4魔法少女が2人手に入る」という意味……って受け取りそうになりますが、実のところそうではない。100連確定枠はピックアップごとにカウントされ、PUが終了するとリセットされる仕組みゆえ、「途中でPUが切り換わると確定枠に辿り着けない」って罠が潜んでいます。

 「最大200連」の内訳は

・「8月22日から29日までの8日間、レアガチャ(常設のガチャ、FGOで言うとストーリー召喚に相当する)が毎日10連無料=最大80連」
・「8月22日はマギレコのメインヒロイン・環いろはの誕生日なのでそれを祝って1日限定の『いろは誕生日記念 ガチャ』を開催、内容や提供割合はレアガチャと同一ながら、レアガチャとは別に10連無料」
・「8月30日から9月5日までの7日間、2ndアニバーサリーメモリアルガチャコレクション(11種類の限定ガチャ復刻、闇鍋形式なのか選択形式なのか日替わりなのか詳細不明)が毎日10連無料=最大70連」
・「9月6日から9月9日までの4日間、アルティメットまどか復刻ガチャが毎日10連無料=最大40連」

 となっており、無料10連だけ回して到達できる☆4確定枠はぶっちゃけ1個もありません。ゼロです。確定枠を狙うのであればレアガチャに20連、いろ誕ガチャに90連、ガチャコレに30連(? 形式不明なのでハッキリとは言えない)、アルまどガチャに60連、石なりガチャチケなりを追加で消費する必要があります。良く言えば「普段はなかなか狙えない確定枠にチャレンジするチャンス!」であるが……とりあえずレアガチャは様子見でOK。他は限定ガチャだからピックアップ期間が過ぎるとカウントもリセットされちゃいますけど、レアガチャは常設のためPUの切り替えがなく、ずっとカウントが残り続ける。2周年記念キャンペーンが終わってからでも狙えるので確定枠チャレンジは後回しにしていい。極論、来年の3周年記念キャンペーンでまた無料10連が始まるまで放置しても大丈夫だ。ガチャコレは仕様が判明するまで何とも言えないが、日替わりとかでなければ追加30連で限定☆4を手に入れるチャンスですね。アルまどの復刻はこれで2度目、今回のチャンスを逃すと次は3周年記念になるかも。「持ってるけど重ねたい」って人も多いだろうし、よく回るだろうな。私も1凸したいから確定枠のために最低50連分(月が変わればミラーズコインによるガチャチケ交換が復活するから、10連分は来月1日に調達可能)残すつもり。

 えー、その2。『期間限定 いろは・やちよ 決戦ver. ピックアップガチャ』開催。1周年記念がアルティメットまどかだったので「2周年記念はデビルほむらかリボンほむらではないか」という予想が多かったけど、いろやちペアユニットでした。第一部最終章の再現なので「決戦ver.」です。水着ガチャで天音姉妹のニコイチが来てたからいずれいろはとやちよも……とは思ったが、まさかこんなに早く訪れるとはな。今後もまどほむや杏さや、マミなぎ、まさらとこころみたいな調子でペアユニットをどんどん出すつもりなのかしら。個人的にペアユニット自体はアリだと考えています。ただ、「いろは・やちよ 決戦ver.」に関してはSDグラフィックが既存ユニットの使い回しっぽいあたりちょっと引っ掛かる。たぶんモーションは刷新されているんだろうけど、2周年記念ユニットのSDグラがこれでいいのか……? って疑念は湧いた。この2周年PUに焦点を合わせて石とチケット貯めに貯めてきたが、いっそアルまどの方に突っ込もうか、と迷いが生じるほど揺れた次第です。しかし、手と手を繋いでいる(恋人繋ぎ!)いろはとやちよの姿に見蕩れるうち、「そもそもマギレコ始めたのはいろやち目当てだったな」と原初の想いが記憶の底から甦ってきました。キャラとしては最強の魔法少女こと由比鶴乃がもっとも好きだし、可愛さで言ったらいろはの妹・ういちゃんがトップクラスだし、エロさについては水着みたまが他の追随を許さないんですけど、マギレコ内の組み合わせで一番グッと来るのは「いろはとやちよ」なんだよな……女子中学生と女子大生、ロマンが捗る歳の差コンビ。是非ともホーム画面でイチャイチャさせたい。アルまどに続くアルティメットタイプという説明には若干「???」な不審顔せざるをえないが、何であれ性能は悪くなさそうだしブッ込んでみてもいいかって気にはなりました。デビほむ(ないしリボほむ)は実装されるとしても来年だろうし、そのときまでにまた石とチケットを貯め直せばいい。「行こう」「行こう」 そういうことになった。

 その3。夏目かこの☆5・ドッペル解放。おお、こいつは嬉しい。「確実に恩恵が得られる」という意味ではもっとも朗報と言えます。かこちゃんは☆2(ガチャから出てくる魔法少女としては一番低いレアリティ)なので持っているプレーヤーも多い、というか初心者以外はほとんどの人が持ってるでしょう。ガチャ回さなくてもハロウィンで交換できたりしましたからね。確定枠を狙うためほとんどガチャを回さなかった私にとって交換で入手できるかこちゃんの存在は大変ありがたく、初期は非常に頑張ってうちのチームを支えてくれました。単純に見た目が好みであることも影響して☆5・ドッペル解放をずっと心待ちにしておりましたよ。こんなこともあろうかと虹オーブの在庫も多めに残してるし、解放が来たら即座に☆5にしてやるぜ。この調子で加賀見まさらと遊佐葉月の解放もお願いします。

 その4。「2周年記念DX福袋」販売。マギレコは正月(1月)と周年記念月(8月)の2回に有償石でのみ購入できる福袋を売り出すスケジュールとなっている。福袋は3つありますが、購入する人が多いのは「プラチナ」か「金」の二種類だろう。プラチナは恒常☆4魔法少女の中から任意のキャラを1人選んで交換できる「選べる☆確定ガチャチケット」、要はサプチケとかスカチケ、〆チケに当たるアイテムが封入されています。一方、金の福袋にも「☆4確定ガチャチケット」が入っていますが、抽選がランダムという闇鍋仕様なので手持ちと被る可能性はある。マギレコは☆4を重ねる恩恵が大きいゲームゆえ、それはそれでアドですけども……あくまで「欲しいキャラをゲットしたい」のであればプラチナ一択か。私も買いたい気持ちはある。ただ、お値段が張るんだよなぁ。マギレコの有償石は1個あたり15円(まとめ買いするとオマケの無償石が増える方式)で、プラチナ福袋購入に必要な有償ストーンは500個。必要最低限の金額しか支払わないとしても7500円くらい掛かります。金の福袋は250個で、4000円弱。無課金で遊んでいたプレーヤーが飛び越えるハードルとしてはなかなかの高さである。悩むけど『マギアアーカイブ』(マギレコの設定資料集)買うつもりだし、今回も引き続きスルー。苦渋の決断です、わかりますね?

 その5。「未読イベントストーリー解放機能」実装。ミラーズコインで交換できる「追想の欠片」というアイテムを使うことで過去に開催されたイベントのシナリオを復刻まで待たずに読むことができる新機能です。これはありがたい。『メギド72』の「記憶の欠片」と同じような形式ですが、1話ごとに欠片が1個必要なメギドと違って「追想の欠片」1個につきイベントストーリー1つが丸ごと全部解放される仕組みのため、そんなにたくさん欠片を集める必要がありません。むしろ読み通す時間を確保するのに苦労するレベルですね、これは。

 最後となる「その6」は2周年記念イベント『新たな息吹より』。日付が変わる22日0時より開催です。つまりもう始まってる……急にFGOの水着PU2が開催されたりして更新作業長引いてしまったから仕方ない。ここのところログインするたび流れていた第一部振り返り的なミニシナリオはイベントの前フリだったのか? 秋からいよいよ第二部がスタートするので、その架け橋となるようなイベントストーリーのはず。未だに行方不明扱いとなっているアリナ先輩の消息も明らかになるだろうか。「かりんちゃんがアリナを自宅に匿ってる」説や「匿ってるというより飼ってる」説があって噴いた。マギウス勢の中で唯一改心(とはちょっと違うけど)してないキャラだから、出てくるとしたらまた敵になるのかな。第二部は「時女一族」なる魔法少女集団が神浜に向かうことを仄めかしており、彼女たちが神浜の魔法少女たちと合流して共通の敵と戦う展開になるのか。第二部のタイトルが「集結の百禍編」で、公式が時女一族に対して「メインストーリー第2部『集結の百禍編』で登場するグループの1つ」とコメントしていることから、他にも複数の魔法少女集団が登場するものと予想されます。中には神浜を滅ぼそうとするグループもいるかもしれない。タイトルロゴの後ろに七支刀っぽい武器や鬼が使う金棒っぽい武器を持った子がいて、どう見てもこりゃ悪属性だ。気になるのはロゴの色、ピンク系統だった第一部と比べて明らかに紫寄りのカラーリングになっています。マギレコ、というかまぎマギで「紫」をイメージカラーとする魔法少女は暁美ほむら――いよいよ何らかの形でデビルほむらが参戦するんじゃないかという雰囲気が高まってきました。でも正直アルまどとデビほむの因縁はマギレコじゃなくてまどマギ本編で決着させてほしい。ここのところ『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』で忙しい虚淵だが、そろそろまどマギ完結編の脚本に着手してくれないだろうか。


2019-08-18.

グラブルの『ラブライブ!』コラベイベント、土曜にシナリオの後半が開放されたので一気にクリアした焼津です、こんにちは。(今日は夕方更新)

 グラブルのイベントストーリーはプロローグとエピローグを除いて概ね6話程度の長さで構成されているんですが、コラボの場合は前半と後半に分けて配信するパターンが多く、まとめてやりたい人は少し待ってから始めた方がベターだったりする。ただ、前後編形式のおかげで「前回のラブライブ!」を挟めたという利点もあり、むしろ嬉しいファンもいたかもしれない。今回のコラボ、絵里の前で「ミトメラレナイワァ」をやりだす凛など小ネタも多かったが、一番印象に残ったのは「ファランクス!」と呼吸するように防壁を張る矢澤にこですね。そりゃ「ファランクス矢澤」がトレンド入りもするわ。ヘルシェイク矢野みたいな響きもあってつい口ずさみたくなる。

 コラボ元がバトル系の作品であればそれに即したエネミーをちゃんと出してくれる(たとえばサムスピコラボでは天草や黒子がボスエネミーだった)グラブルですけど、ラブライブみたくバトル要素が一切ない作品とのコラボでは完全にオリジナルな新規エネミーを作らねばならず、どうしても戦闘面で盛り上がりに欠けてしまう。真面目に語るとそこらへんの不足を補う効果もあったと思います、「ファランクス矢澤」には。ラブアローシュートで魔物たちの心臓を撃ち抜く海未ちゃんとかイメージならまだしもマジでやるわけにはいかんしな。ちなみにスキルとしての「ラブアローシュート!」は魅了&攻防ダウンです。「グラブルのプレーヤーにラブライブがどんな作品かを伝える」というより「グラブル未プレーのラブライブファンを引き込む」狙いの強いシナリオで、全体的に解説のない小ネタが多かった。穂乃果が「ルリア、お茶ぁ〜」と言い出す中の人ネタ(ルリアの声優・東山奈央はラブライブだと穂乃果の妹である雪穂役)がぶっ込まれないかと警戒したが、さすがにそれはなかったです。

 それにしても、コラボイベントは初心者に配慮してか敵の戦力がかなり弱めに設定されているから周回が楽……マルチでもソロ余裕であり、救援に頼らないとボスを倒せなかった日々が遠い過去のように思える。我が騎空団も強くなったものだ、としみじみするものの、ほとんどを「おまかせ」編成でゴリ押ししている物臭人間だから手応え薄いというか「いつの間にか強くなっていた」って感覚しかない。まさに「雰囲気でグラブルをやってる」という奴だ。グラブルは運営が強いアイテムをポンポンと定期的に配ってくれるから漫然とプレーしているだけでもそれなりの戦力が整っていくんですよね。おかげで「そんなにあくせく頑張る必要もないな」と逆にモチベが下がってあまりやり込まなくなってしまった。鞭が多すぎると逃げ、飴が甘すぎても怠ける。それが人間心理ゆえに、飴と鞭のバランスを延々と取り続けなければならないソシャゲの運営もなかなか大変でしょうな。

 そして最後にビックリしたことなんですが、ラブライブコラボをやった後にサイドストーリーのサンシャインコラボをやるとシナリオが変化します。サンシャインコラボでは「スクールアイドルという概念に初めて触れる主人公たち」が描かれていたんですけど、スキン選択を行うことで「μ'sの一件から幾許かの時が流れた」ってふうに「既にスクールアイドルを知っている主人公たち」へ変わる。「μ'sっていうスクールアイドルの動画に出会って変わったんだ」と述懐する千歌ちゃんに「μ'sの皆さんの……」と呟くルリアや、ウチウラについての話を聞いてアキバを思い出す主人公など、こまごました部分が修正されています。恐らくサンシャインコラボのシナリオ作っていた時点では無印とのコラボが決まっておらず、ファンサービスのつもりで「舞台となる街テナシーにはかつてμ'sの9人が異世界召喚されて『スクールアイドル』の概念を広めた(が、時の経過とともに廃れてしまった)」というオチにしたんでしょうけど、無印とのコラボが決まったことでこのオチの部分がネックになっちゃったわけだ。広まった概念が廃れるくらい時間が経過しているから短く見積もっても十数年は経過しているし、主人公たちは「Aqoursの一行と出会うまでスクールアイドルについて知らなかった」のだから「サンシャインコラボの出来事以前にμ'sの面々と会ってスクールアイドルについて知る」展開は矛盾が生じてしまう。なので辻褄を合わせるために過去のイベントを必要最低限なぶんだけ書き直した、と。書籍やパッケージソフトであれば「矛盾点はあるけど、ifってことで勘弁してください」みたいな謝罪で済ませるところですが、配信形式のソシャゲはシナリオ修正が比較的楽なので対応できる……というより、「対応しなくてはならない」ことになってしまうんだな。イベントシナリオは主人公以外フルボイスなので差分も収録しないといけないし、やはり大変な業界だ。

【期間限定】「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催!

 このタイトルで真面目なシナリオだと考える人はほとんどいないだろうと思うが、柳生宗矩が「水着剣豪御前試合!」と真顔で叫び出すノリのイベントでした。うん。きのこ、ベガス取材で何か変なキノコでも食べたか? 今回は参加条件が冬木クリアと緩いため、まだ二部まで進んでいない人がやるとゴルドルフの代わりにダ・ヴィンチちゃん(大)が出てくるそうです。手が込んでるな。

 配布剣豪こと水着北斎はイベント開始直後すぐに仮加入するので種火をどんどん注ぎました。これまでの水着イベにおける「通常鯖が霊基を変えて水着鯖になる」パターンとは異なり、最初から水着鯖として現界した=マスターたちとは初対面という設定になっています。経緯は違うけどジャルタリリィに近いかな。面倒臭いことで知られるミッション形式のイベントながら、北斎を育てることが目的ならそこまでキツい内容ではなく、初日にもう最終再臨してレベル80まで行きました。相変わらず配布とは思えないほどモーションが凝っていて楽しい。腰に四刀を差したケレン味の強い容姿だけあってとにかく動きが派手で見応えある。お栄ちゃんが二刀、とと様が二刀持ってダブル二刀流で切り掛かるあたりとか特に好き。一番グッと来るのは納刀の仕草ですね。スッと手元を見ずに戻す動作が一幅の絵のように決まっていて何度でも観たい。北斎未所持民にも彼女たちの魅力を伝えようとする運営の熱意を感じました。「ここで存分に魅力を伝えておけば☆5版復刻時にガンガンガチャが回るでぇ」という打算もあっただろうけど。スカディの復刻は恐らく2000万DL突破の節目だろうと予想されますから、次の1800万と1900万は北斎(フォーリナー)と武蔵(セイバー)という気がします。沖田さんは来月の京まふに合わせて復刻かな。

 PU1は呼符でイベ礼装がひと通り出て、ボーナス召喚のための端数単発を消化した後に11連ボタン押したら一発で水着武蔵ちゃんが来る、という僥倖に恵まれたので後ろ髪引かれながらも手仕舞い。深追いは禁物だ。いや、ぶっちゃけ水着おっきーも水着カーミラも欲しいですよ……二人とも三臨が相当な美人で超好みだし、モーションも華麗&可愛くて面白い。カーミラ、クイック攻撃後の前屈みで腰に手をやるポーズが怪盗っぽさあってたまらん。イベントシナリオではセリフが「キャッツアイの歌詞みたい」というのを通り越して『レーシングラグーン』みたいなノリになっていたが……冗談じゃねえ……おっきーはスキル発動時の「ゴーゴーゴー!」がめっさかわええ。両方フレから借りるたびに魅了され、「石はまだたっぷりあるからガチャろ? な? な?」と耳元で欲望が囁いてくる。しかし、こちらのCMをご覧ください。PU2には水着獅子王と水着メルト、そして待望の水着おき太が投入されるぞ、と告死告知しています。ぜ、全部欲しい。欲望にブレーキを掛けたのはより大きな欲望でした。あ、ちなみに日曜限定のマーリンガチャはとりあえず11連回したけどイベ礼装ひとつ出なかったです。次の日曜にリベンジ……いや、PU2で出し切ることになるだろうから再チャレンジはたぶん無理かな。さよなら、マーリン。うちのカルデアのグランドキャスターはあくまで孔明なようだ。

 バニー獅子王はシナリオ中で「アルトリア・ルーラー」と称されているからルーラーで登場? メルトは「謎のアルターエゴ」と呼ばれていたんで素直に受け取ればクラスはそのままだろうが、「シナリオ上の扱い」と「実際のクラス」が一致するかどうかは実物を見るまでよくわからない。ただ、アルターエゴは全体Q宝具のサーヴァントが未だに存在しないので、メルトをその枠に収めようとする公算は結構大きい。久遠寺有珠のペンギン着ぐるみを彷彿とさせるパーカーが可愛い水着メルト、三臨で白鳥になるのでは……という予想もあってワクワクを抑え切れぬ。そして沖田さん、水着ノッブから遅れること2年、遂に悲願の水着霊基を獲得しました。実はCM見る前にツイッター開いて「TLさえ見なきゃ大丈夫だろう」とタカを括ってたらトレンド1位にしっかり「沖田さん」の名前が挙がっていて察しちゃいましたね……セイバー適性の他にアサシン適性があるから変に捻らなければクラスはアサシンのはずですが、CMのバーニア噴かせて宙を舞っている映像観ると「わからない、何もわからない」って気分に陥る。XXあたりからかっぱらってきたのか? 盗んだ装備で飛翔する、行く先もわからぬまま――「水着に事の善悪なし、ただひたすらに着るのみ!」と宣言しそうな沖田さんの明日はどっちだ。ともあれ、これで4周年に合わせて配られた大量の石は残さず消え去るハメになりそうです。

 扱いからするとバニ王が目玉の☆5で、メルトとおき太が☆4でしょうか。「おき太が真のラスボスで☆5、時限開放式なのはこのサプライズを演出するため」という説もあってハッキリしない。実際、バニ王やメルトは「水着剣豪兼カジノオーナー」という配役でポジションが明らかになっているけど、沖田さんに関してはどこで出てくるのか現時点だと不明だ。メタ的に考えると☆5ルーラーは☆4ルーラーよりも多く、水着の☆5アサシンは未だに存在しない(ついでに言うと水着の☆5セイバーもいない、ゆえに来年は☆5剣が目玉かもしれない)ので「☆4バニ王(ルーラー)」「☆5水着沖田(アサシン)」の方がバランスは取れている。一方、「社長枠とワダアルコ枠が☆5」という旧来のパターンを打ち破るために両方ともあえて☆4にするのでは、という見方もあります。個人的な感覚からすると☆5になりそうな割合はバニ王・メルトペンギン・バーニア沖田で6:1:3ってところか。差し当たって奈須きのこが担当したとおぼしき「水天宮」のシナリオ開放が楽しみである。今日配信されないかしら。

・拍手レス。

 >アサシンの水着沖田、ランサーの水着メルト、キャスターの水着乳上みたいなラインナップで クラスはまだ不明ですがほぼ来ましたね
 来ることが概ね確定しちゃいましたね。全員欲しいしできれば☆4は重ねたいから余力を残さず全集中の呼吸で回すしかない。


2019-08-14.

【予告】「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催予定!

 連休中やし直前告知でもええやろ……とばかりにブチ込まれた「明日開催です!」という報せ。4周年記念キャンペーンも終わるし水曜開催と見てほぼ間違いないだろう、と予想はしていたけど、せめて月曜の時点で情報出してほしかったです。ともあれ、「イベントの進め方」に舞台となるラスベガスの全景が載っていますが、ん? ラスベガスってこんなところだっけ……? 確か砂漠のど真ん中にある街だったような……どう見ても水上都市です。しかも円形で、外観がどことなく一部六章のキャメロットを彷彿とさせる。この御前試合、もしかすると観覧する殿様ポジションのキャラはランサーアルトリア? ドロップアイテムの「ドリームチップ」に描かれている顔も槍トリアっぽい。しかもこれ、バニーでポニテ? ポニテバニー乳上という股間に無敵貫通するモンスターが実装されてしまうとか、やばみしか感じぬ。これが後半PUで取り上げられる目玉の☆5ってことは、水着沖田さんの目がなくなったか……いや、しかし槍トリアは社長(武内崇)絵ではなく石田あきら絵だから「社長枠」ではなく「アルトリア枠」扱いかもしれない。まだだ、まだ沖田さん大勝利の可能性は消えていない。着替えることを諦めるな! それはともかく水上ラスベガスシティ、マップをよくよく眺めてみるとピラミッドや姫路城っぽい建造物がありますね。刑部姫は既に登場が確定しているが、クレオパトラやオジマンディアスもイベントに出てくるのかしら。確か去年のCBCにギルとオジマンがカジノでギャンブル対決する礼装があったな。調べてみたら「黄金と太陽の勝負師」っていう名前だった。さすがに霊衣はないだろうけど、去年の黒髭や円卓みたいにオジマンの新規立ち絵あるかも。

 基本的にはいつものミッション形式イベントみたいですが、カジノが舞台ということもあって今回は「クエスト開始時にAPだけではなくQPも消費する」という特殊仕様になっています。「QPを賭けている」という体裁なのでクエストを達成すれば消費分よりも多くのQPが返ってくる。撤退ないし全滅した場合は没収されるので編成ミスには注意しないといけません。イベントで獲得したQPは「QPポイント」としてカウントされ、これがイベントクエストを開放する条件になっている模様。QPポイントは獲得した分が順次カウントされるだけで決して減ることはないから、稼いだQPは好きに使っても構わない、もちろん「次にベットする分」は残しておいた方が賢明ですが……なおストーリーは時限開放式で2日ごとに更新されるため、「初日にガッとやって終わらせる」ことはできない。26日で全部のストーリーが開放されてセイバー北斎が正式加入する。結構時間が掛かるみたいで、そこは正直何とかしてほしかったな。うーん。次に交換素材、「追憶の貝殻」があるのは良いけど、真理の卵が……ない! どこにも! 嘘、今一番欲しい素材なのに。よもや私に「虚無オブザ虚無」と名高いマハーナーガ周回をしろとでも言うのではあるまいな。金素材目当てのフリクエ周回なんて砂漠に落とした砂金を拾おうとするようなもんですよ? カジノのどこかにマハーナーガが出てきて、フリクエよりも高いドロップ率が設定されていることを祈るしかない。

 イベント礼装、の前にコマンドコードを見ていくか。マーリン、北斎の筆、とと様の3種。マーリンコード「花の魔術師」は「+NP10」と便利だが「再使用に3ターン」という制限あり。水着BBのカード固定対策か? 「画狂の大筆」はArts限定のクリ威力UP、「浮世蛸」は敵の宝具威力UP解除と解除成功時にArtsへの防御ダウン……若干使いにくいかな。「画狂の大筆」はスター集中率が高いサーヴァント、つまりアーチャーかライダーかスター集中スキル持ちに付ければ良い塩梅と思われる。イベ礼装は配布含めて8種類。水着鈴鹿が眩しい「天鬼姫」は凸ればNP50になりそうだし、是非とも凸りたい。頼むからドロップ前提にしないで。「盛夏の思い出」はナタと段蔵ちゃんのメカコンビ。ナタは遠目に見るとバレー部員みたいに見える。尻が眩しいバニーブラダマンテを描いた「ウェルカム・バニー」、はち切れそうな胸を誇示する紫式部の「パープル・アイ」、小梅けいとっぽい絵柄の「夏の閻魔亭」と、PU1のガチャ産は満遍なく欲しいものばかり。男系の「プールサイド・バー」(アルジュナ・オルタとカルナ)、「レディース&ジェントルメン」(ナポレオンとシグルド、背景にちっちゃく赤兎馬)、「羊の数え歌」(パリスとヘクトールの兄弟)は先行排出と謳われており、PU2が来ることは確定事項になりました。ただ、去年のパターンからするとPU2は女系礼装と男系礼装のごちゃ混ぜになると考えられるので、どちらかの礼装が目当ての人はPU2まで待たずに回した方が吉です。

 そして遂に始まるラスベガス御前試合ピックアップ1召喚、この新水着に備えてロリンチちゃんを我慢したんだ、石と呼符を存分に放出するぜ。でもPU2に備えて余力は残したい……が、残るかなぁ。ムキになって全部使い込む未来が容易に想像できてしまう。ともあれ、目玉の水着武蔵ちゃんは最大ATKがかなり高く、坂田金時(バーサーカー)と一緒の数値。「ウェルカム・バニー」や「パープル・アイ」、「天鬼姫」がArts強化系の礼装であることを考慮すると初の全体Artsバーサーカーかもしれません。ファミ通のこやまインタビューによると三臨の衣裳が大きく変わるみたいで今から気になっています。アーチャー刑部はサバゲーにドハマりしたことでインドアからアウトドアに転向した、みたいなこと書いてあるけど原稿ほっぽいての参戦みたいだし、これ転向というより「執筆活動からの逃避」なのでは? 試験勉強を始めると普段やらない部屋の掃除がやりたくなるとかのアレ。ライダーカーミラは説明文読んでも女怪盗気取りということしかわからず、いったい何に乗るのかさっぱり不明。バイクや車はありきたりだし、ヘリコプターの縄梯子を掴んで高笑いとともに去っていく感じか? 霊衣追加に伴って行われるマーリンピックアップ召喚はなぜか「日曜限定」という制約付き。私もマーリンは欲しいしちょっと回すつもりだが、あくまで新水着優先の方針を曲げるつもりはないです。PU2は来るとしたら21日あたり? アサシンの水着沖田、ランサーの水着メルト、キャスターの水着乳上みたいなラインナップで来たらプレボの石が蒸発してしまうだろうな……。

「プリンセスコネクト!Re:Dive リリース1.5周年直前生放送!」のお知らせ

 Re:Diveになってから1.5周年を迎えるプリコネ、恒例のランドソル杯(出走するキャラの中から一人を選び、順位に応じて貰える石の量が変わる――というログボの一種)開催や1日1回10連ガチャ無料キャンペーン(最大で合計170連を石使わずに回せる)などの大盤振る舞いでテンション上がります。

 無料10連は15日のAM5時から開始ですが、同日のPM3時から☆3の排出率が2倍になる「1.5Year Anniversaryガチャ」がスタートするので朝ログインした際、反射的に回してしまわないよう注意せねばなりません。1.5アニバガチャは「プリフェスとは別」って扱いなのでクリスやムイミといったフェス限のキャラは出てこないが、限定の水着マホが目玉となっております。無料10連の期間と1.5アニバガチャの期間は異なるため、天井も視野に入れて水着マホ狙う人はちゃんと終了予定を確認してから挑むべし。引きが悪くても無料の120連にプラスして180連追加で回せば天井確定になるから水着マホ待機していた人は安堵しているかもしれない。私は無料10連だけ回して石は温存ですね。出なかったら潔く諦めます。てっきり新規のフェス限が来ると思って身構えていたからちょっと肩透かしではあるけど、大人しく貯石に励もう。現在ジュエルの総量は85000個を超え、天井2回分が射程に入ってきました。フェス限以外ではなるべく使わないつもりだが、晴着ユイの復刻が来たらたぶん我慢できずに散財しちゃうだろうな。

 ほか、大きな情報としては8月31日に美食殿メンバーの☆6開花が追加されます。☆5までの開花と専用装備が必須。そこから更に新規素材の収集が必要になるので気長にやっていくしかないですね。☆6になるとイラストだけではなくUBの演出や効果まで変わります。コッコロちゃんは「自身のHPを回復しつつバフを撒くUB」が「全体回復しつつバフを撒くUB」になって支援系としてかなり強力なユニットになりそうだ。うちのコッコロちゃんはまだ☆5にもなっていないからアレだけど……以前の放送で告知されたユイやハツネの☆6追加は9月、10月あたりかしら。ユイはうちのメインヒーラーなので頑張って☆6にしてあげたいです。8月末は「森の臆病者(ぼっち)と聖なる学舎の異端児(リセエンヌ)」という新規ストーリーイベントも開催予定で、「聖テレサ女学院(なかよし部)」なる新ギルドが登場とのこと。季節系のイベントじゃないから恐らく全員恒常だろう。それにつけても制服姿のアオイの可愛さよ。CV.花澤香菜という恵まれたキャストでありながらあまりスポットの当たることがない不遇キャラだっただけにアオイファンたちは狂喜乱舞しております。私も初期に使ってたキャラの一人なのでちょびっとだけ愛着がある。マナも素材も足りなくて中途半端なレベルとランクで放置していることが心苦しい……プリコネはノーマルクエストの攻略だけでも結構大変だ(石割ってゴリ押しコンティニューで突破、みたいな真似ができない)から主力以外の育成はどうしても後回しになってしまう。そういえば本編はやっとエリア25まで進みました。豚ボスで詰まっているけどユカリの育成が進めば突破できるようになるはず。

・拍手レス。

 >ぐっサンタ  そういえば悪い子の所に来るブラックサンタは子供の上に臓物ぶちまけるとか言う言い伝え有りますね
 冬……もつ鍋……そうか、今年のクリスマスは博多でアンゴルモアか(幻覚)。


2019-08-10.

・もったいない気がしてなかなか観れなかったバビロニア0話、配信期限切れそうなので先ほどやっとアクセスした焼津です、こんばんは。

 マリスビリーが若々しくて衝撃的でした。不明点が多かった死の状況についても完全ではないにしろ触れられており、単なるプレストーリーでは片付けられないほど情報量が多い。でもロマニ好きの人は「情報を処理するどころではない」状態に陥っただろうな……工事現場で働くロマニとか、「俺が今観ている映像は限界ロマニヲタクの幻覚か?」と疑ったわ。見せ場の一つ、零号機のように暴れるマシュ(というか○○○○○○)は是非とも大きな画面で観たい。一番ジーンと来たのはやっぱり第一特異点から第六特異点までの軌跡を振り返るクライマックスですね。ダイジェストなんですけども、2年半前の夢中になって攻略した日々が胸に甦ってきて感極まってしまった。アニメ本編も楽しみだ。配信は明日の昼までなのでまだの人はお早めに。

【予告】期間限定イベント「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」開催予定!

 待ってましたの新規夏イベント告知です。ラスベガスで御前試合、何を言っているのかわからないがインドの前振りで大奥イベントやるようなゲームだから方針はブレていない……のか? 御前というからには試合を観覧する何者かが存在するはずですけど、いったい何者なんだろう。また徳川なのか? ちょんまげ姿の「ベガス大納言」徳川ジュナ長が暗君ムーヴを見せつけたり……しないか。でもライター陣の趣味から言って『シグルイ』(および原作の『駿河城御前試合』)は絶対に意識してると思うんですよね。徳川忠長は1606年生で1634年没、時代的に宮本武蔵や柳生宗矩(あと実在するなら佐々木小次郎や天草四郎も)が生きていた頃であり、柳生十兵衛とも歳が近い。このイベント、後半でひょっこり十兵衛が出てきたりするんじゃないだろうな。眼帯が魔眼殺しになっていて真名解放すると金色の破邪光を放つアヤカシスレイヤーのY十M……それなんて『邪眼』? 余談ですがデュマの小説『ダルタニャン物語』に出てくるダルタニャンは1605年生まれという設定(史実のダルタニャンはもうちょっと後の生まれ)なので忠長や十兵衛と同年代、絡ませようと思えば絡ませられないこともないです。

 さておき、配布は「葛飾北斎(セイバー)」! 水着鯖はセイバーが少なく、槍エネミー戦が地味にしんどかったから初心者を支援する意味合いからも剣配布の可能性が高い、とほんのり予想していましたが的中。私も水着剣は持ってなかったから嬉しい。これでようやく黒星紅白鯖がゲットできる。喜びの声が溢れる一方、沖田さんが配布枠から外れてしまったことに吐血するマスターも多数。ま、まだだ、まだPU3が残ってる……ワダアルコ枠や社長枠が温存されているだけなんですよ、きっと。仮にも「水着剣豪」を謳ったイベントで沖田さんが来ないなんて、そんなのありえない。ガチ勢は「配布だと霊基再臨で衣裳が変わらないから、ガチャ産の望みが残ってよかった」と逆にホッとしている気配すら漂いますが。来るとしたらクラスはアサシンかな? 「七色勝負」なので、たぶん今回の新水着は基本7クラスが割り振られるだろうと予想しています。セイバーが北斎、アーチャーが刑部、ライダーがカーミラ、バーサーカーが武蔵なので残りの枠はランサーとキャスターとアサシン。ワダアルコ枠はランサーかキャスターの可能性が濃厚になってきた。そういえばイベントボーナス対象サーヴァントにパッションリップの名前が挙がっているので水着メルト説(および水着メルト&水着リップ説)はますます有力視されることに。ヴァージンレイザー・パラディオン=ランサー? となるとキャスターはいったい誰なのか。「北斎配布に合わせて水着アビゲイル」説、「巫女だからパライソちゃん(望月千代女)」説、「それでも俺は水着アストルフォを信じるよ」説(説?)など様々。今夜のロードエルメロイU世のアニメで水着CMが流れるかもしれないから、こうして「ああでもない、こうでもない」と言い合える時間はもうそんなに残ってないんじゃないかしら。

最高難易度の新コンテンツ「チャレンジレヴュー」追加!★4舞台少女「ランスロット 露崎まひる」獲得を目指そう!

 一方、スタリラの方には十天衆のような「ガチャでは手に入らない超強力なSSRユニット」が実装されていた。過去最高クラスの難易度を誇るクエスト「チャレンジレヴュー」をクリアすることで「円卓の証」という、要はコインのようなアイテムが獲得でき、これを10000個集めることで「史上最高の総合力」と謳われるランスロットまひると交換することが可能になる。コツコツと時間を掛ければ誰でも入手できる「実質配布の最高レアリティ」かな、と一瞬錯覚しそうになりましたが、気軽に挑んでみたチャレンジレヴューの難しさは桁違いで「あ、これエンドコンテンツや」と悟らざるをえませんでした。

 5人1組のチームを4組、最大20人の舞台少女を編成してチャレンジレヴューのボスに相当するアーサー華恋を討伐する――といった趣旨のクエストなんですが、アーサー華恋への挑戦権を得るにはまず3人の門番を倒さねばならず、戦力の整っていないプレーヤーだと総力戦を挑んでなお門番の1人すら突破できないかもしれない。開幕と同時に即死級の先制攻撃(回避不能)を叩き込み、不屈(ガッツ)系のメモワで耐えてもスタン付与で行動を阻害、オマケに暗闇付与などの弱体も弾くひかりちゃんとか、「FGOのネロ祭でもここまで殺意高くねぇよ」って呆然とします。特性で挑発(タゲ集中)を行う令嬢ばななを囮にしたり、スタン無効スキルのある海賊美空を編成に入れたりなど、対策を重ねてどうにか1回で勝利することができたはいいけど、ぶっちゃけお祈りゲーだったし「ここから更に真矢とばななも倒さなくちゃいけない」んですから気が遠くなります。「アーサー華恋が倒せない」どころではなく「アーサー華恋まで辿り着けない」んですよね……腋の麗しいランスロまひるちゃんはとっても欲しいけれど、現状だと勝算がまったく見えないので諦めるしかありません。

 さておき、凛明館イベントの「愛しき竜宮城の日々」は全シナリオが配信され、心行くまで塁珠を堪能させてもらった。珠緒先輩に憧れて舞台少女になった塁ちゃんが少しずつ「先輩とともに在れる自分」のイメージを掴んで成長していく、心温かくも「いずれ来る先輩との別離」をどことなく匂わせる切なさの潜んだストーリーで満足した。シークフェルト関連の本編ストーリーも配信されており、メチャクチャ文のことを引きずっている晶と栞の姿にむしろ和みましたわ。聖翔と違って他校は「先輩と後輩」の関係がストーリーの軸になっているのが面白い。文と栞の夢大路姉妹が正面からぶつかり合って互いを理解し和解するイベントの到来がますます待ち遠しくなりましたね……。

・ほか、グラブルはもうすぐ『ラブライブ!』とのコラボが始まります。μ'sの9人の掛け合いが久しぶりに見られるチャンスとあって今までグラブルをやったことのない人たちも興味を抱いている様子。

 「初心者でも大丈夫なの?」と不安な方もおられるでしょうが、この手のコラボイベントはほとんどのクエストが特別編成になっていて手持ちと関係なくバトルをこなせる仕様ですから、ストーリーを読むだけならガチャとか育成とかは一切やる必要がありません。ただチュートリアルを終了させてイベントの参加条件を満たすだけでいい。FGOの「冬木クリア」よりも遥かに簡単です、たぶん……チュートリアルやったのなんてもう何年も前だからどんな内容だったかよく覚えてないが。ストーリーの途中、マルチボスという初心者には歯が立たない高HPのエネミーが出てくるかもしれませんが、慌てず騒がず「救援依頼」のボタンを押せば超強いプレーヤーたちが駆けつけてあっという間に倒してくれます。「迷惑じゃないだろうか」なんて心配する必要はナッシング、彼らにとっては日課も同然なので「目標をセンターに入れてスイッチ」くらいの感覚で討伐完了だ。とはいえ救援を出す場合はなるべく人のいそうな時間を狙った方がいいです。早朝とかだとさすがに反応が鈍い。穂乃果、海未、ことりの2年生トリオ(3人まとめて一つのユニットという扱い)はストーリーを読むだけでゲットできますが、1年生トリオと3年生トリオはトレジャー交換なのでちょっと周回する必要があります。初心者だと戦力が低いから周回はしんどいかもしれませんが、根気があれば何とかなる範囲ではある。正直、コラボイベントのストーリーを堪能するだけなら無理に交換しなくても……ってなところですが、グラブルそのものにも興味が湧いてきたら頑張って交換した方が吉です。最近のコラボ限定ユニットはだいたいSSRで結構性能がいいから所持していると本編の攻略が捗ります。悪名高い「古戦場」も初心者にとっては無縁なコンテンツですし、とりあえずサイドストーリーが解放されるところまでを目処に進めればOK。サンシャインやプリコネのコラボイベントはサイドストーリーに常設されていますから、気が向いたらそちらもやってみてはいかがでしょう……と連休前に軽く沼へ誘ってみる焼津でした。

・拍手レス。

 雑にプレゼントを選んで雑に投げ渡す姿が容易に想像できるぐっサンタ… 項羽様というトナカイ役もいるので人選としては完璧ですね()
 「空よ、雲よ! 歓びのSNOWで聖夜を祝え!」な祝血尸解讃歌をブッ放すぐっサンタ見たい。


2019-08-06.

新作のタイトルを発表します!(小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト)

 遂にタイトルが公表され、「本当に発売されるんだなぁ」という実感が高まっている十二国記。そんな中、私はやっとの思いで発掘した『魔性の子』を掃除の際にロストし、また振り出しに戻っているのであった。整理整頓ができていないから掃除するたびに「持っていることは確かだけど、どこへ行ったかわからない本」が発生してしまう……反面、「ずっと探していた本」も何冊か見つかるので所在不明が多くとも読む本には一生困らない。

「Fate/Grand Order Fes. 2019 〜4th Anniversary〜」開催!

 石を配り過ぎてツイッターのトレンドに昇ったプリコネや「キャラソンの特典にヤンバルクイナのスキンを付ける」ことで『この世界の片隅に』と話題を競い合ったグラブルに対し、サバフェス開催中にメンテを始め、メンテ明け直後の不具合で4時間に渡ってログインできないプレーヤーを続出させたことで「FGOログイン」なるワードがトレンドに上がってしまったFGO。4周年記念キャンペーンに備えての仕込みだったのだろうが、復刻とはいえ期間限定イベントを開催してる最中にメンテ始めて不具合まで出す手際の悪さ、何年経っても変わらないな……と遠い目をしてしまった。

 さておき、サービス開始当初はトラブル続きで先行きが危ぶまれたFGOも遂に丸4年です。私がプレー開始したのは2017年の正月からなので個人的には2年半ほど。気づけばFGOをやってない期間よりもやってる期間の方が長くなっていました。すっかり生活の一部に溶け込んでいて「起きたらAP消費」が日課になってる。複数のソシャゲを掛け持ちするようになったせいで最近はちょいちょいAP漏らしているし、フリクエ周回とかはもう頑張ってないけど……一度クリアしたクエストはスキップできるシステムを備えたゲームも増えてきた中、オート戦闘すら積まれていないFGOの周回はさすがに少ししんどく感じられてきた。かつてはいつも枯渇気味だった金林檎も今や40個以上余っています。とはいえ飽きたわけじゃないのでメモリアルクエストは初日に全部クリアしました。虞美人・項羽戦はほんの数ヶ月前なのにどういう編成で倒したのかすっかり忘れていて本編攻略時よりも苦戦した。英霊祭装はどれも素晴らしくて目移りしたけど、ジャンヌ・オルタとエレシュキガルの2つを選択。巴御前やスカディも良くてかなり迷った。特にスカディ、足と口を半開きにしてスイカバー片手にご満悦という「異聞帯の王」としての威厳をまるで感じさせない無防備さが大好きです。絵師が共通ということもあって統一感のあるアビーと北斎もイイですねぇ。この祭装のいくつかも来年か再来年あたりには立体化するのかな。

 雑談はこのへんにして、そろそろ本題に入ろう。今回も眩暈がするほど情報多いからいくつかに絞って語りたい。特別ログボや曜日クエスト半額はありがたいが今更語ることもないので割愛。4周年に合わせての変更で一番大きいのは「聖晶石召喚の10回召喚が11回召喚に増量される」点ですね。約2.7個分の石でガチャが1回できるようになるわけです。ガチャに石4個必要だった時代からすると大幅な緩和だ。しかもこれ、単発の方にも適用される(「あと○回で1回ボーナス召喚」という表示が出て、ボーナス召喚に入ると1回分の呼符か石で2回召喚ができる)から単発教徒にもメリットがある。ただしピックアップごとにカウントされるので、複数のピックアップを小分けして(たとえばPU1を3回、PU2を2回、PU3を5回ってふうに)合計10回分引いてもボーナス召喚には入らないので注意が必要。

フレンドポイント召喚に新規サーヴァント7騎が追加!

 もっともビックリした発表はこれかもしれない。セイバーからバーサーカーまでの基本7クラスに☆1か☆2の銅鯖が一挙に7騎も追加されました。なんてこった、新たに聖杯戦争ができちゃう数じゃん。宝具演出のショボかった呂布やメディア・リリィにモーション改修が入る、というニュースを一瞬忘れるほどのインパクトでした。銅鯖の追加は2周年記念イベントのバニヤン以来だが、フレポに追加となるとサービス開始以来初(アンリマユは銅色じゃないから除外)ではなかろうか。古参ほど衝撃の深い報せだと思われます。7万ポイント費やしてひと通り揃えることはできましたが、宝具レベルを上げ切るのには時間が掛かりそう。

 1騎ずつ順に語っていこう。まずは☆1セイバー「イアソン」、「遂に来たのか!」「ていうかライダーじゃないんかい!」「セイバーって!」「えっ、お前が初の低レアセイバー!?」と驚愕尽くし。正直、今回実装されたのがイアソンだけでも大騒ぎになっていたはずです。FGOに登場したのは「第三特異点 封鎖終局四海オケアノス」、つまり2015年11月なのでもう3年半以上も前だ。メディア・リリィによって魔神柱にされてしまったからバトルグラフィックは存在せず、立ち絵だけの状態でずーっと実装待機列に並んでいたサーヴァントです。私の予想だと「第二部の5章をクリア後にストーリー召喚へ追加される☆3のライダー」、要するにスト限鯖だろうと睨んでいたわけですが、クラスもレアリティも全然違っていた。「セイバーは最優のクラス」という設定があるために☆3よりも下のレアリティは実装されず、「基本7クラスの一つでありながら低レアが存在しない唯一のクラス」となっていましたけど、ようやくその制約が外れるときが来ました。イアソン本人はハッキリ言って弱いんですが、「アルゴー船の船長だった」という逸話からアルゴノーツを呼び出して戦ってもらうことができる……らしい(まだマテリアル読んでない)。メディア・リリィ、ヘラクレス、アタランテを出撃させる宝具演出は☆1とは思えぬ豪華さであり、「実質☆13」なんて声まであるのもむべなるかな。アタランテに尻を蹴り飛ばされて味方の攻撃から逃げ惑うイアソンが面白すぎる。声優は「保志総一朗」、SEEDのキラ・ヤマトやスクライドのカズマ役などで有名。型月関連だとらっきょアニメの白純里緒も演じている。最近だとシンフォギアのNINJAこと緒川さんをやってますね。翼さんの中の人も八華のランサーとしてにゃーんしてるし、着々とシンフォギアPTの下地が整っていくな。

 お次は☆2アーチャー「パリス」、PVでその愛らしい姿を目にして「おっ、誰だこの美少女は」とワクワクしていたところに「 パ リ ス 」の三文字が表示されて顎が外れそうになりました。トロイ戦争の元凶やんけ! ☆3ランサー「ヘクトール」の弟であり、女体化したわけではなく単に美少女っぽい容姿をしているだけでれっきとした男です。彼が人妻だったヘレネーを攫ったことによりトロイ戦争が巻き起こった。アキレウスの死因も彼が放った矢であり、伝承によっては「アポロンの手助けを借りて射抜いた」ことになっている。パリスちゃんに寄り添うモフモフのヌイグルミみたいな羊がそのアポロンだそうな。本人がヌイグルミみたいになってるオリオンとは逆のパターンか。アポロンはアルテミスの兄であり、アスクレピオスの父でもある。青年神にして太陽神にして狩猟神。またパリスの妹であるカサンドラに言い寄って袖にされた腹いせとして呪いを掛けた予言神の側面も持っており、ギリシャ神話特有のろくでもないエピソード山盛りな「永遠に若い=決して成長しないし老成することもない、というか『そうすることができない』ことを宿命づけられた神格」です。パリスは本来ならもっと成長した姿で召喚されるはずなんですが、幼い状態で現界しているのはひとえにアポロンの影響みたいだ。マテリアルを読むとアポロンがただの変態神にしか見えないが……アレな兄妹が出揃った今、アタランテの「二大神に奉る!(キリッ)」がもたらすイメージもだいぶ変わってしまったな。アキレウスの急所を射抜いた逸話からか「急所判明」時に特攻が乗る宝具となっており、「相手の強化状態をスキル『太陽神の眼(偽)』で解除することによって『急所判明』状態を付与する」という手続きが必要なあたりは少し面倒臭いが、ボス戦や高難易度では有用かもしれない。

 ☆2ランサー「ガレス」はサバフェスでチラッと顔見せしていた甲冑少女です。円卓の騎士の一人であり、ガウェインの妹。本当なら弟なんですが、Fateは「アーサー王やモードレッドが女」という世界だから今更そこを追及しても……っていう。「神聖円卓領域 キャメロット」の前日譚ではかなり凄惨な目に遭っていて多くのプレーヤーの心を曇らせたが、違う霊騎とはいえ楽しそうに振る舞っている姿を見ることができてホッとしましたね。円卓勢では現状唯一の銅鯖であり、タゲ集中スキルを持ってることから盾鯖としても使える。被弾することで攻撃力が上がる珍しいスキルも所持しており、タンク職をこなしながらアタッカーとしても活躍できる可能性があります。

 ☆1ライダー「バーソロミュー」、伊達男で規律に厳しい海賊。名前だけは黒髭の幕間に出ていたが立ち絵がお披露目されたのは5月の鳴鳳荘イベントでした。衣装の豪華さから言っても最低☆4だろう……と予想していたのに、まさかの☆1です。ティーチよりも低い。海賊系としてはもっともレアリティの低いサーヴァントですね……さすがにアタッカーとして起用するのは厳しいステータスだが、「自身のスター集中率を下げる」スキルでサポート役もこなせる模様。「低レア特攻」(クラスアイコンが銅色のエネミーに対して特攻が乗る)という非常に珍しい特徴を有した宝具で独自性もある。こいつはよく出て宝具5になったんで宝物庫周回に使ってみたい。

 ☆2キャスターの「陳宮」は呂布の軍師。一応EXTRAシリーズのサーヴァントだが、出番の多さから言えば「SINのサーヴァント」と言った方が適切かも。爽やかそうな外道で、こいつが性能的には一番やばい。「味方のサーヴァントを犠牲に捧げることで高火力な全体宝具をブッ放す」という「他人でステラ」がFGOの常識を覆してしまう。バッファーを次々使い捨てにして宝具を連発する「陳宮システム」は血も涙もない代わりにすこぶる有能です。Arts宝具なので玉藻との相性も良く、使い捨てられる彼女を「弾藻の前」と表現するマスターたちの非情さには震えましたね……自爆宝具のステラとはまた違った意味合いで心が痛む宝具であり、便利は便利だがあまり乱用したくない気持ちもあって複雑だ。犠牲を出さない運用としては、キャスネロのスキルでガッツ掛けた土方さんのHPを1にして背水アタッカーとしてブチかます、みたいな感じか。グラブルのコンジャクションみたいな感覚であり、陳宮は実質水着ゾーイかもしれない。肌も褐色だし。また陳宮の3つ目のスキル「軍師の本懐」は1ターンしか効果を発揮しないものの、倍率はマーリンの「英雄作成」級。マーリンいない民としてこのスキルだけはレベル10にせざるをえなかった。土方さんに使うと最大HPアップ効果で回復しちゃうのが難点だけど。犠牲を厭わないのであれば黒聖杯アルジュナ・オルタとフレマーリン、孔明を編成することで3ターン目に100万以上のダメージを叩き出すことも可能。良きにつけ悪しきにつけ、新たな陳宮の時代に入ってしまった……ちなみに「五百年の妄執」付けた鯖を犠牲にすると「陳宮がやった」という判定になるみたいで呪いが敵ではなく陳宮に飛ぶというイレジュラーな事態が発生します。

 ☆1アサシン「シャルロット・コルデー」、2部のオープニングに登場した巨乳少女――通称「たわわのアサシン」の真名は予想通りのものでした。「暗殺の天使」と名高いフランス革命期の暗殺者です。ジャコバン派のマラーを殺害し処刑された(サンソンが斬首を担当した)が、見目麗しさも相俟って当時はアイドル的な人気があったという。「マラーの死」という教科書にも載ってるような絵画は彼女の犯行によって生まれたものなのです。誰かに依頼されたわけでもなく、特に私怨があるわけでもなく、ただ「マラーこそが諸悪の根源……守護らねばならぬ、フランスを!」という思い込みに衝き動かされて凶行に走った女性であり、協力者も綿密な計画もないままアポなしで押しかけ、もっともらしい理由を口にしながら近づいて包丁でグサーッとやってしまった。暗殺者として訓練された過去があるわけでもないのに一発本番勝負で見事に殺ってのけたのは運が良いやら悪いやら。思い込みの激しさと行動力の高さに関してはジャンヌ・ダルク並みだ。即死宝具持ちということもあり、4周年をキッカケに始めた新規プレーヤーたちは彼女をオルレアンにて「竜殺しの天使」として覚醒させるかもしれない。マタハリと同じく愛されアサシン枠になりそう。

 最後、☆2バーサーカーの「サロメ」は新約聖書に出てくる王女。最近『氷室の天地』で見たような……踊りの褒美として愛するヨカナーン(ヨハネのヘブライ語読み)の首を要求し、銀盆に載せられたヨカナーンの首に口づけをするオスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」によってもたらされたイメージが強烈ですが、もともとの聖書においてはサロメ(この名前自体が新約聖書にはハッキリと記されていない)が洗礼者ヨハネに対して恋心を抱いているような記述はなく、時代を下るにつれて人々の夢想と解釈の中で「恋に狂った王女」というキャラクターが形成されていったんです。「ヨカナーン」呼びで明らかな通りオスカー・ワイルドの戯曲がベースなので「無辜の怪物」というより「実在の人物をモデルにした架空のキャラクター」が英霊化したようなものかしら。小次郎の正体がNOUMINだったみたいにこのサロメもどこかのODORIKOなのでは? ユニットとしては7ターン後に味方全体へ50〜100のNPを供給する「七つのヴェールの踊り」が非常にユニークなスキルだが使いこなすのは難しそう。フレ玉藻&盾役のデオンで挟めば何とか運用できるか?

 この調子で韓信や信勝もフレポ実装してほしいが、カッツはぐだぐだ鯖だしフレポ召喚ではなくイベント限定銅鯖としての配布の方が可能性は高いかも。それにしても、フレポで新しいサーヴァント召喚して興奮するのってすげえ久々で楽しかったっス。☆1や☆2でこれだけ盛り上がれるというのもステキな話だ。

第2部 第5章「Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス」の情報を公開!

 開始時期は冬! 「今年中に来ないのでは?」と危惧していたから年内に間に合うなら個人的にOKといったところです。PVで告知されていた章題「星間都市山脈 ■■■■■■ 神を撃ち落とす日」とは全然違うっつーか、伏字の字数すら合っていないけどそれに関する弁明はないですね。「神聖円卓領域 エルサレム」が「神聖円卓領域 キャメロット」になったようなただの変更なのか、それともアガルタのタイトルがクライマックスで変わったような仕掛けが何かあるのか。5章は消化しないといけない題材が山ほどあるので二部構成になるかもしれない、と前々から噂されていましたし、冬に来るのは前編のみ、という可能性もあります。

 登場するサーヴァントも一挙に5騎紹介されています。紹介っつってもイラスト載せてるだけですが。CMのランサーとライダー、そしてクラス不明の3騎。ランサーはカイニスと判明済ですが、ライダーの方はまだハッキリしていません。巷ではギリシャ英雄の「オデュッセウス」説とシャルルマーニュ十二勇士の「オジェ・ル・ダノワ」説が拮抗している模様。ヒラヒラッとした服の金髪ロングは女神系の神霊サーヴァントか? フレポにパリスが来ていることを考えると「パリスの審判」絡みでヘラ、アテナ、アフロディテの誰かかな。パリス関連なら妹のカサンドラもありえるが。左下の少年っぽいのも神霊? 若々しさから察するにアポロンかヘルメスと見た。真ん中の甲冑、最初見たときはキリシュタリアが魔術礼装でも纏ってるのかと思ったわ。これもサーヴァントなの? 全然予想がつかないから他人の予想を見に行ったけど、ハデスと捉えている人が多い印象。「鎧サーヴァントがハデスなら金髪の子はペルセポネ(ハデスの嫁)では?」なんて予想もあって楽しい。真名が判明する前の時期にああでもないこうでもないって話が盛り上がる、これぞFateですね。

「サーヴァント強化クエスト 第11弾〜4th Anniversary〜特別編」開催!

 今回は14騎。既に判明しているのはアルテラ(セイバー)とロムルス、メドゥーサ(ランサー)、ゴルゴーンの4騎で、残りは☆5ライダー、☆3ライダー、☆4キャスター、☆3アサシン、☆5セイバー、☆3ライダー、☆5アサシン、☆4ルーラー、☆5ライダー、☆4セイバーの10騎。銅鯖はありません。アルテラの「軍略」に強化が入ったことを考えると他の軍略スキル持ちにも来そうですね。クラスとレアリティを考慮すると該当しそうなのはイスカンダルか? もう一つの☆5ライダーはメイドオルタだったら個人的に嬉しいな、って。☆3アサシンは小太郎かジキハイ、☆3ライダーはアレキサンダーとブーディカあたりかな。☆4キャスターはキュケオーンことキルケー? ☆4ルーラーは水着マルタ、ケツ姉サンタ、アストライアの3択ですがマルタさんが来たら私は喜びます。☆4セイバーはいい加減ガウェインであってくれ……あとは☆5セイバーと☆5アサシンか。遂に沖田さんが、と言いたいけど冷静に考えるとシグルドかなぁ。殺は李書文? 刑部姫だったら「何度目だ」になっちゃうし。弱いとは思っていないけど“山の翁”が来てくれてもいいんですよ……うちのレベル100翁がより一層強くなるんなら歓迎したい。

【カルデア広報局より】「Fate/Grand Order」クリエイターズトークで発表の新情報について

 こちらはもうすぐ開催される新規夏イベントの告知。開催時期は「2019年8月中旬」とのことで、恐らくコミケ明けの14日あたりにスタートするんじゃないでしょうか。今度の舞台はラスベガス。ハワイ、ニューヨークに続いてまたしてもアメリカだ。サバフェスでドルセントことミドキャスこと「シバの女王」が「どうせアメリカなら今度こそラスベガスがいいなあ……なんて(はぁと)」と漏らしていたのは伏線だったのか。ラスベガスは「バグジー」ことベンジャミン・シーゲルが砂漠の中にあった小さな街を世界一のカジノ都市に変貌させた逸話が有名であり、シバの女王とは砂漠繋がりでもあります。ギャンブルのイメージが強いけど、ショービジネスも盛んでエルヴィス・プレスリーの名前を冠した通りもあるほど。ショービジネス繋がりで「マンガで分かるライダー」が登場する可能性も僅かに……? 砂漠のど真ん中に建つ都市ゆえ海はないが巨大なプールを持つホテルがいくつもあり、中には人工の砂浜まで作っているところもあるから「水着になる必然性」は充分高いと言えます。参加条件は冬木クリアと相変わらず緩いから新規を呼び込む狙いもあるのだろう。

 登場する水着サーヴァントについては新規ユニット3騎と霊衣開放権3種が公表されています。目玉の☆5は「宮本武蔵」、武蔵ちゃんは来るとしたら配布だと思っていたので意外だった。ジェットスキーに乗っているからクラスはライダーか? いかにもArts宝具っぽい見た目だけど、全体Arts宝具ライダーはロリンチちゃんが追加されたばかりだし違うかな。宝具は「魔剣破り、承る!」、マテリアルの記述曰く「武蔵がその長い剣者生涯の中で一度のみ使用したと言われる奇想剣法」、見た者は殺されるので詳細については一切不明。「またの名を、対剣士・対剣豪大結界」ともあり、今回のボスエネミーが剣士ないし剣豪であることを示唆しています。「水着が来なくて悪堕ちした沖田さん」を討つ、なんて予想もあったり。そう、待ち望む人の多かった水着沖田さんに関する情報は今回寸毫もありませんでした……まだ配布枠と第2弾の可能性も残っていますから、完全に望みが潰えたわけじゃありませんが。大丈夫だ、まだ社長絵枠が残っている……。

 残りの新規ユニットは両方☆4で「刑部姫」と「カーミラ」、ふたりとも配布礼装(「サマータイム・ミストレス」「レディ・フォクシー」)にて水着をお披露目済の元アサシン霊基だ。刑部姫は水鉄砲持ってるし素直に考えればアーチャー? 引きこもりのおっきーがサバゲーみたいな恰好をして、いったいどんな心境の変化があったのか気になる。武蔵ちゃんに引っ張り出されて仕方なくやってるうちに楽しくなってきたパターン? 今年の夏はむさかべが熱い。一方、カーミラは避暑地を訪れたセレブといった趣。再臨で脱ぐやつだな。ピストルみたいなの持ってるから彼女もアーチャー、と考えるのは安易だろうか? 霊衣開放権はマーリン、ジークフリート、小太郎の3つ。嗚呼、ラスベガスに王の話が響き渡る……霊衣開放はピックアップに合わせて行われるため、PU2でマーリンが復刻されることはほぼ確定となりました。トレンドに「マーリン」のワードを見かけたときはまたぞろ集団幻覚かと疑ったが、遂に来ちゃうのか。4周年記念のロリンチちゃん、新水着にマーリン復刻と、これはもうTLが阿鼻叫喚と化すのは火を見るより明らか。私は新水着に全集中するつもりですが、石300個も貰えたせいか気が緩みそうになる。引き締めねば。

 これまでのパターンからすると「配布の水着鯖は開始直前の告知で発表」だから武蔵、おっきー、カーミラの3人は全員ガチャ産と予想されます。気になる配布鯖が誰なのかは諸説ありますが、「社長(武内)とワダアルコの水着鯖がまだ出ていない」ことから水着沖田か水着メルトの二択と目されています。水着エリちゃんを予想する向きもありますが、カーミラさんいるし、たぶんハロウィンの復刻で新霊衣開放が来るだろうから水着は見送りかと……第2弾については小太郎の霊衣が来ることから「水着段蔵」説、恒例の水着槍鬼和鯖枠として「水着巴」説。などが囁かれている。しかし、武蔵、おっきー、小太郎と既に3人も和鯖が水着になっているから今年はこれ以上来ないんじゃないかって気もしますね。あえて和鯖に寄せることも考えられなくはないが。水着剣豪七番勝負! みたいなノリで。

 なお8月交換券(2019)で交換可能なアイテムのラインナップが「追憶の貝殻」「励振火薬」「愚者の鎖」となっていますが、「追憶の貝殻」は水着鯖が再臨やスキル上げで大量に消費するアイテムですので、新水着ガチャを狙いに行くつもりの人はひとまず交換券の使用を保留しておいて貝殻が必要になってからまとめて交換することをオススメします。交換券の使用期限は割と長いので、「今すぐ欲しい素材がない」ってときは使用を先送りにするのが賢い選択というもの。ちなみに私は「先送りにしているとうっかり忘れて期限過ぎてしまわないか」と心配なので交換券は毎日こまめに使っています。理想はマギレコのデイリーコインみたいな無期限で任意の素材と交換できるアイテムをログボとして導入してくれることなんですが、4周年記念キャンペーンで改修が来なかったことを考えると今後も望み薄でしょう。

 ほか、リンク先では触れられていないが現地からの情報によるとサンタオルタやアルテラサンタが並ぶブースになぜか虞美人がいたので「今年のサンタ役は虞美人」説が囁かれています。トナカイ項羽に引かれてプレゼントを配るぐっサンタ……絵的には面白いが、ぐっさんのネタキャラ化に歯止めが掛からなくなるのではないかという懸念もあります。え? 既に歯止めが掛かってないから大丈夫だって?

・あと4周年記念映像とか0話とか☆5ライダーロリンチちゃんについても触れたいけどさすがに疲れてきたから今回はこのへんで……最後に福袋報告。マーリンかスカディを狙って四騎士+アルターエゴ側を回したらまたキャスネロが被りました。そういえばスカディの復刻が来なかったけど、マーリンよろしく2000万DL突破で満を持しての復刻ってパターンなのかしらん。

浦島太郎がモチーフの新イベント「愛しき竜宮城の日々」開催!

 秋風塁が☆3配布! 順番的にそろそろだとは予測していたが、実に嬉しい。塁ちゃんは割と初期に来てくれた☆3で、範囲攻撃ができることもあってストーリークエストの攻略にだいぶ役立ってくれた。配布の浦島塁は夢属性、FGOで言うところのバーサーカーであり、属性を気にせずどこでも連れ回せるから便利だ。立ち位置も後ろ、スタリラは全体攻撃や特殊攻撃を除くと基本的に先頭の舞台少女が攻撃を引き受けてくれるので、被弾に脆い夢属性でも後列にいれば割と安心である。ノースリーブな浦島衣裳も似合っているし、塁好きに取って至福のイベントだ……「乙姫の宴ガチャ」は宴と称しつつ無料3連も半額10連もなく、平然と石3000個を要求してくるあまりオトク感のないガチャ(一応☆4舞台少女の出現率は2倍になってるけど、1.2%が2.4%になるだけだし、ピックアップ舞台少女の出現率は0.7%のまま据え置きだしなぁ)だったけど、塁ちゃんを配布してくれたことに感謝して10連だけ回しました。結果、ピックアップの乙姫珠緒と☆4イベントメモワールを同時に引くという過去最高の引きで満足。恒常とはいえ珠緒先輩の☆4衣裳はこれが初めてですから嬉しい。乙姫の恰好、絶対に似合うと確信していましたし実際似合っているというかイメージぴったりで「自分の妄想が外界に照射されているのか?」と疑うほどでした。

 ともあれ、配布塁のおかげで「5人全員が塁ちゃんのバージョン違い」という塁パも無事組めるようになり、スタリラで果たしたかった野望の一つをようやく達成しました。というより、これ以上に目指す目標って特にないな……強いて言えばフェス限の塁ちゃん(未実装)が欲しいくらいか。新しいPUが来るたびについつい回してしまってなかなか石が貯まらないんだけど、そろそろフェス限塁に備えて100連分の石を貯めようかな(スタリラは100連目までに☆4舞台少女が出なければ100連目が確定枠になるシステム、ただしPUが出るとは限らない)。追加ペース速いから間に合わないかもしれないけど……。

・拍手レス。

 Diesはコミカライズが唐突に終了して単行本も未掲載分は出さないとのことですので、どこかに版権が移ったんですかね?とはいえパンテノン期待してしまいますね。正直ソシャゲ業界参入は博打なのでADVで出して欲しいですけど。
 コミカライズ終了の件は残念ですけど、事態が動き始めているのは確かな模様ですね……lightの引き受け先が正式に決まったのかな? パンテノンそのものが再始動するのか代替企画が立ち上がるのか、まだ分かりませんが注視していきたい。


2019-07-27.

・AmazonのDVDコーナーで「スレンダーマン」を検索したらタイトルに「キツマン」の入ったAVが引っ掛かって噴いた焼津です、こんばんは。

 いわゆるネット怪談というか都市伝説の一種で、彼を題材にしたホラー映画があると聞いて検索してみたのだけど、どうもパッケージ化はされていないみたいですね。配信版だけある模様。夏だしホラー映画を何か観てみようかな、と考えつつ根がビビリなので実行に移せていない今日この頃です。

珪素の『異修羅』、9月から紙書籍版を刊行開始

 「これはそのうち書籍化するはずだからそれまで待てばいい」と判断して、事実その通りになりました。私の目に狂いはなかった。「全員が最強」で「全員が英雄」だけど、「一人だけが、勇者」という異世界アクション。世界の敵である魔王を正体不明の何者かが倒してしまって「勇者」という栄光の座が宙ぶらりんになってしまったから、「じゃあ本物の勇者を決める戦いしようぜ」ってことになる模様。概要だけ聞くと『六花の勇者』っぽい謎解き要素ありのファンタジーみたいに思えるが、バトルがメインだったりするのかな? タイトルに「T」と銘打っている以上、よほど売れ行きが不振でないかぎりは続刊も出るはず。この調子で『超世界転生エグゾドライブ』も書籍化してほしい。途中まで読み進めているけど、やっぱり紙でじっくり読みたいです。水上悟志がえらく気に入っていたからコミカライズの可能性とてなきにしもあらず?

イベント「キラめきスプラッシュ!シンクロガールズ 1950」開催!水着姿の舞台少女が新登場!

 真夏に向け、各ソシャゲの水着イベント開催が本格化する中、遂にスタリラでも水着イベントが始まりました。「舞台少女なのに舞台と関係ない季節イベントが多すぎる」という批判を受けてか、今回は「水着を纏って演じる劇」という体裁で乗り切っています。1950年、戦後間もない頃――地方の片田舎で村営「白鳥プール」が取り壊されようとしていた。その跡に建設される予定の高級プールは会員制で、とても学生が利用できるような代物ではない。「学校にプールがない水泳部」にとって村営プールの存亡はまさしく死活問題、取り壊しを防ぐために部長のあひる(演じているのはまひる)が目を付けたのは「シンクロナイズドスイミング」だった……という作中劇「シンクロガールズ」の練習風景から開幕する。シナリオはアニメ版『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のシリーズ構成と全話脚本を手掛けた「樋口達人」によって執筆されている。というか、イベントでライターの情報が公開されたのは今回が初めてだ。名前を見てもあまりピンと来ないかもしれませんが、『クロスアンジュ』のシリーズ構成を担当した脚本家です。レヴュースタァライトとクロスアンジュ、イメージがまったく繋がらないけどギャグとかコミカルなシーンのノリは確かにどことなく似ているんだよな……。

 ともあれ、スタリラ世界において実在する市営「しらとりプール」を舞台にした劇であり、演者たちは本当にプールへ入ってシンクロナイズドスイミング(現在は「アーティスティックスイミング」と呼ばれている)を実演することになっています。映像向きのエピソードだと思うからアニメでやってほしいくらいだわ、これ。100周年を迎える聖翔音楽学園と、同じく100年前に稼働を始めたしらとりプールのコラボめいた企画として行われる劇であり、設定年代の「1950年」にも聖翔音楽学園は存在していて、戦後の大変な時期の中で舞台少女たちが己のキラめきを必死に追っていたんだろうな……って考えると不思議な気分に陥ります。「実話に基づいた劇」とも説明されていないし、演者たち自身が「ベタベタなガールズファイトもの」と評しているくらいなので作中においても創作エピソードという扱いなんだろうが、ひょっとすると本物のしらとりプールにも存亡の危機が迫った時期があって、「誰か」の奮闘によって取り壊しの運命を回避することができたのかもしれない。だとすれば、その「誰か」がいなければこの劇は存在しなかったことになる。いるかどうかもわからない、たぶんいないであろう「誰か」の息遣いを感じるところに虚実半ばする舞台の真髄があるんかもしれません。

 さておき、イベント報酬で水着純那が配布され、水着まひると水着ななはガチャ実装される運びとなりました。「ハロウィンや正月イベントみたいに☆4と☆3で同時実装するのか?」と考えていたら「両方☆4(最高レアリティ)」というえぐいパターンで来ました。しかも最初にダブルPUガチャをやってから、時間差でPUを2つに分けるという変則的な形式。スタリラ、イベントシナリオは程良い長さで各キャラの特徴を活かしたストーリーに仕上がっていて結構好きなんですが、最高レアリティのハイペースな追加(初期段階では12人しかいなかった☆4舞台少女、サービス開始から9ヶ月経った現在は56人にまで膨らんでおり、平均して月に5人近く増えている勘定になる)と「確定枠はあっても天井はない」仕様が相俟って地獄のようなガチャと化しており、なかなか他人には薦めづらい。水着まひる欲しいから回したことは回したけどイベント☆3メモワールくらいしか出なくて撤退。おとなしく配布の純那ちゃんを眺めて涼みました。この青を基調にした配色は目に心地良いですね……スタリラの衣裳は傾向として露出度が低めながら、それを補って余りあるほどデザインが可愛い。

 また今回から「シーズンガチャ」なる概念が導入されました。要するに季節限定ガチャのことですが、今後は季節系イベントが開催ないし復刻されるごとにシーズンガチャの排出対象へ追加されていく方式になるようです。つまり、今やってる水着ガチャからは水着しか限定衣裳が出ないけど、近々行われるハロウィンガチャからはハロウィン衣裳と水着の両方が排出されるようになる(水着はピックアップされないので当然ながら確率はメッチャ低くなる)わけだ。言い換えれば季節系の限定衣裳が第二のフェス限みたいな扱いになるということです。スタリラは「キラめきフェス」という☆4舞台少女の排出率が2倍になるキャンペーン系ピックアップをほぼ毎月のように開催していて、キラフェスでしか排出されない「フェス限」の☆4が現在10人いる。これに対し季節系の限定が水着含めて13人(うち2名は☆3)、「一度復刻されたら二度とピックアップされるかどうかわからない」衣裳が多いゲームだけに、極小の低確率とはいえ引ける可能性を残す方針に切り換えていくのだろう。またキャラクターの誕生日に因んで開催される特別なピックアップでも季節系の限定衣裳が排出対象になるらしい。推しの誕生日に「限定の衣裳も入れてあげるからガチャ回そうね!」と強いてくるスタリラ運営、果たして有情なのか非情なのか……。

 ストーリー本編は8月1日に新章「死にゆく王と四人の騎士」を配信するとのこと。このタイトル、シークフェルトか。シナリオは今回のイベントと同じく樋口達人が担当するみたいです。前章「削劇『天堂真矢』」が6月1日配信だったことを考えると凛明館、フロンティアのストーリーは10月と12月に配信する予定なのかな。なんやかんやで一周年は越えられそうな気配が漂ってきた。

マギレコ、7月26日16:00よりイベント『サマトレ!〜火に消えた夏の宝〜』を開催

 水着杏子ちゃんが実装されましたが、属性は変わらず火のままだしディスク構成も依然としてブラゴリ。ブラストの方向がちょっと違うけど、「差別化? 何それキュップイなの?」と言わんばかりの使用感そのままな杏子ちゃんだ。基本的に水着キャラは「マギレコオリジナルキャラ+まどかマギカキャラ」という組み合わせで行くみたいですね。ということは来年あたり、いよいよ水着さやかちゃんが到来か? 私は杏子ちゃん未所持で、サプチケ的なアイテムが来たらノーマル杏子ちゃんと交換しようとプランニングしているくらいなので正直メッチャ回したいガチャなんですけども、2周年記念ピックアップが間近に迫っているから我慢するしかない。それにノーマル杏子ちゃんならすり抜けで重なる可能性もごく僅かながらあるけど、水着杏子ちゃんは確かな意志に基づいてガチャをぶん回さないと重ねることはまずできないからな……って事情も関係している。マギレコは凸が前提みたいなところあるし、あれもこれもと複数のピックアップに手を伸ばしてエネルギーを分散させるより一つのPUに狙いを絞って全力出す方がアドです。

 イベントのストーリーは、沖で遊んでいた杏子、うい、みたま、十七夜(かなぎ)、かりんの五人が大波に浚われて無人島へ漂着してしまった……という魔法少女版『ソウナンですか?』。魔法があるから何とかなるだろうけど、手持ちのグリーフシードも限りがあるだろうし、魔力使い過ぎたらヤバいな……とか考えていたらあっさりスマホが繋がって二日後に救助のヘリがやってくることが確定しました。差し当たって二日間だけ水と食料と寝床を確保できればいい、というイージーモードに突入した一行は暇潰しを兼ねて島で見つけた古地図を元に宝探しの冒険へ打って出る。タイトルの「サマトレ!」は恐らく「サマートレジャー」の略でしょうね。

 特筆すべきは今回のイベント、なんと「杏子ちゃんが水着衣装を纏ってバトルする」という珍妙にしか見えない行為の理由づけをシナリオの中で行っています。調整屋のみたまさん曰く「カナヅチで泳げない杏子ちゃんの悩みを解消すべく、彼女が気を失っている隙にソウルジェムを弄って泳げるように改造――もとい調整した結果、魔法少女の衣裳も水着に変質した」のだと。えっ、なに平然とスカサハ師匠みたいなトンデモムーブかましてるのみたまさん……怖っ……うーん、今後はどんな新衣裳が来ても「みたまがソウルジェムを弄った」で片付くようになってしまうのか。薄い本も「みたまにソウルジェムを弄られて」という雑な導入で済むハメに! それはそれとして水着のみたまさん、さほど露出度が高くない割にLive2Dでふるふると胸が震えまくることも相俟ってマギレコ史上最大のエロさを発揮しとる。股間が叫びたがってるんだ、「夏休み交換チケットU」でみたまさんの水着を交換しろと。ただ、残念ながら私が所持しているみたまさんは晴着verで、水着に着替えることはできない。交換可能なラインナップの中で獲得してすぐに使えるスキンはういちゃんの水着一択だから良くも悪くも迷う余地はありませんでした。来年の復刻イベントでもう一度交換チケットが貰えるはずですから、そのときにみたまさんの水着を取ろう……果たして使う日が来るのかどうかはわからないが。

 嬉々として宝探しに加わるようなキャラじゃない杏子ちゃんが今回のイベントの主役を張っていることに最初は違和感を覚えたが、「みたまの機嫌を損ねたらソウルジェムを元に戻してもらえなくなるかもしれない」という危機感が背景にあることを知って納得。このままだと冬になっても水着で魔女と戦うハメになるかもしれない、と想像する杏子ちゃんに笑った。

ストーリーイベント「真夏のマホマホ王国 波打ち際のソウルサマー!」開催決定!

 カオリちゃん(褐色の子)、水着でも普段とあまり露出度が変わらないどころかむしろ微妙に露出度減ってない? 本当はもっと際どい水着にするつもりだったのに審査が通らなかったんじゃないの? と勘繰りたくなりつつも新規の夏イベントが来ました。マホ、カオリ、マコトの自警団(カォン)トリオがメイン。恐らくこの3人の誰かが配布(「本イベント内にイベント限定キャラが登場」「特定の条件を満たすと仲間にすることができます」というアナウンスが出ているので配布キャラがいること自体は確実)でしょうが、誰がそうなのかは読めぬな……これまでの夏イベントを振り返ってみると「デンジャラスバカンス!渚のグルメプリンセス」(プリンセス→ペコリーヌ)、「タマキとミフユの無人島0ルピ生活」、「スズナレインボーステージ!」ってな具合にタイトルに冠されたヒロインはだいたい限定☆3で来ている(ミフユだけは配布)から、素直に考えればマホがガチャ実装でマコトかカオリが配布ってことになる。しかし、季節系のイベントで追加される限定☆3は「通常版のレアリティが☆1か☆2」ってユニットがほとんど(例外はバレンタインシズルと水着サレンだけ)なので通常版が☆2のカオリも割と可能性高い。健康的な褐色おっぱいが眩しくて目を細めている隙にうっかりガチャを回してしまう人たちも多かろう。いや、てっきりガチャ産だと思っていた水着イオが配布だった過去もあります。私のアテにならない予想はこのへんにしておこう。

 最近のプリコネは「梅雨が明けたお祝い」と称していきなり10連分の石を配るなどバラ撒きっぷりがすごいけれど、5月末のリゼロコラボ以降ずーっと絶え間なく限定ガチャが続いていおり、来月もまだまだ続きそうな気配だから疲弊しているプレーヤーが少なくありません。5月にレム、6月にエミリアと水着スズナ、7月に水着ペコリーヌ&水着キャル(復刻)、水着サレン、と来て更に新規水着第3弾で追撃。この後には水着スズメと水着タマキの復刻や新規水着第4弾も控えている(たぶん)し、天井が付いてるとはいえ逐一回していたらいくら石があっても足りません。来月か再来月に来るであろうプリフェスまで節制に努めねば。

イベント「カッパサマー・クロニクル」開催のお知らせ

 グラブルの夏イベントはサメ映画リスペクトに続いて今度はスシ! イベント限定ミニゲーム「握りの達人」でスシを握って握って握りまくれ! 元からそういうところはあったけど、どんどん与太ムードが強くなっていくな、グラブルのイベント……登場する面子からして「ビストロ・フェードラッヘ」や「Second Advent」の続編みたいな側面もあります。「プレミアムフライデー」でお馴染みのフライデーまで参戦するのだからある意味「THE MAYDAYS」よりカオス。まだ途中までしか進めていないが、今回は「ブラック労働」がテーマになっているみたいで何というか自由すぎる。あと何の前触れもなくスッと出てきた水着ガブリエル&水着エウロペの姿を見て「あっ」と呻きましたね。ふたりの視線からハッキリと伝わってくるわ、騎空士どもの持ち石を残らず搾り取り吸い尽くそうっていう強靭な意志が……私もカリおっさん相手に搾り取られていなかったら自制できていたかどうか怪しく、危ないところだった。

 配布キャラのないイベントながらチャレンジクエストをクリアすれば主人公の浴衣スキンが貰えるので頑張りたい。浴衣ジータちゃんの美人さにはほとんど失神しかけました。

・ところで先月に「もうちょっとで何かがどうにかなりそうなので待っててください」とツイートしていた正田崇が「第一神座の話を書いてます」って呟いてるんですが教授、これは……? 期待しちゃっていい奴ですか……?


2019-07-20.

・レイトショーで観に行った『天気の子』が新海誠版『ウィザーズ・ブレイン』といった趣で「これぞまさしく『ウェザーズ・ブレイン』……」と勝手に浸っている焼津です、こんばんは。

 「俺は俺の撮りたいモノを撮るんじゃぁぁぁ! 周りの連中の思惑なんぞ知ったことかぁぁぁっ!」という粘っこい情熱(欲望?)がフィルムの隅々にまで迸っている一本だった。前作『君の名は。』のメガヒットによって生じたプレッシャーを跳ね飛ばすかのようである。「未成年の少年少女がコンクリートジャングルで逃避行」ってタイプの青春映画であり、ある種の傲慢さを自覚的に漲らせているので辟易する人も出てくるだろう。「口当たりが良い」とは言いにくい。詰め込み過ぎで構成もやや不格好になっているが、あらゆる場面を「作画による芝居の細かさ」の一点突破で押し切っており、今後どれほど批評家たちに酷評されようと新海のこの境地はもう揺るがないだろうな……と、頭の奥ではなく胸の奥で感じた。セカイ系のようでいて、セカイ系じゃない。凪先輩をはじめとするサブキャラたちの存在感があまりに強く、ヒロインの影が薄くなってしまっているのは難点か。ちょっとネタバレになるが『君の名は。』との繋がりを示唆するシーンもあり、「新海ワールドめ、どんどんカオスになっていきやがるぜ……いっそこの勢いのまま突き進んで、たまに宇宙に飛び出しちゃったりなんかして、果てにはMCUみたいな遠大サーガと化してほしい」ってつらつら思ったり。総じて「00年代のエロゲー」を地で行くノリで楽しかったです。

『メギド72』、【復刻イベント】「ソロモン誘拐事件・逃走編」開催中

 ちょっと間が空いたけど「ソロモン誘拐事件」の後編に当たる「逃走編」が始まりました。これでやっとカスピエルをアジトに呼べる。6章での活躍以降、ずっと仲間に迎え入れるのが楽しみだった男だけに嬉しい。主人公に対する感情の重さで言ったら一、二を争うメギドですからね、さぞかし鮮烈で劇的な馴れ初めだったのだろう……とか思っていたら、割とすんなりスムーズに寝返ってくるので「えっ!?」と驚いた。これはキャラストもちゃんと読まなきゃいけない奴か。配布だからまだいいけど、キャラストに目を通すこと必須なシナリオ構成はなるべく控えてほしいな……特にテルミナスメギドは勘弁してください。イベントのストーリーは3バカが想像以上の3バカぶりでついニコニコしてしまった。敵対していたときはシリアスだったのに仲間になった途端ギャグキャラに、ってわけじゃなくて「最初からこんなノリだったのかよ」と。

 イベントとは関係ないが『メギド72』の近況。比較的育成が楽なタイプのゲームなので☆6になっていないキャラはあと十数名を残すのみとなったが、「エンブリオ不足」という現実が立ちはだかって二進も三進もいかない。エンブリオというのは進化に必要なレア素材で、FGOのモニュメント類、グラブルのマグナアニマ類に相当する。ただしイベントで交換する以外の入手方法がほとんどなく、レアさで言えば伝承結晶やダマスカス鋼に近い。エンブリオは成・若・幼の三段階あり、一番小さい幼は稀にクエストでドロップすることもあります。グラブルのダマスカス骸晶やダマスカス磁性粒子みたいなものと捉えていただければ話が早い。現在「ソロモン誘拐事件・逃走編」と並行して開催されている「第2回共襲イベント」(要するにマルチ)でもゲットできるから頑張ってヤドカリ狩らないと……共襲、報酬はそこそこ美味しいけど時間が掛かるからあんまり数多くこなせないです。そろそろFGOのサバフェスも林檎齧って周回しないとポイント集め切れるか怪しいし、掛け持ちは時間のやりくりが大変で悩ましい。

期間限定キャラ「サレン(サマー)」登場!!

 暑中見舞いプレゼントと称していきなり5000個もの石をPONッとくれたことに面食らってしまったが、要するに「サレンママの水着で即座に回収する」腹積もりなんだな、運営め……150個でガチャ1回分だから、FGOで喩えると「事前に何の告知もなく突然プレゼントボックスへ聖晶石100個を捻じ込まれた」ような感覚です。気が大きくなってガチャガチャと蕩尽してしまうプレーヤーが後に絶たなかっただろう。私は直前の復刻水着PUで3万個以上の石を溶かしてしまったクチだからおとなしく貯蓄に回しました。さておき、去年の夏イベント(現在復刻されている「デンジャラスバカンス!渚のグルメプリンセス」)で水着姿を見せていたから期待&警戒していた人も少なくないサレンさん、彼女は作中で「ママサレン」と呼ばれていることから「サレンママ」の愛称でも親しまれているが、年齢はまだ17歳です。そのため本人はママ呼ばわりされることを嫌がっている。もとは王宮騎士団(NIGHTMARE)という王宮警備と治安活動を主とするギルドで副団長を務めていたが、方針に馴染めず退団して現在はサレンディア救護院という孤児院を兼ねたギルドの経営に専念しています。小さい子たちの面倒を診ているうちに自然と「ママサレン」の呼び名が定着したみたいなので揶揄するような意味合いはありません。割と早い段階でメインストーリーに登場する主要キャラの一人であり、CVがほっちゃん(堀江由衣)であることも影響してか人気は高い。欲しいかどうかで言ったら超欲しいのですが、来月の1.5周年でいよいよ新しいフェス限が実装されそうな雰囲気だからアクセルを踏み込めぬ。来年の復刻に望みをかけるとしよう。

グランデフェス開催&新キャラクター水着バージョン「カリオストロ」「フライデー」紹介!

 同じサイゲながら特にこれといった暑中見舞いのないグラブルにも新水着到来。ピックアップは本日の19時前までだったのでもう終わってますが……グラブルのピックアップは目を離した隙に終わるくらい短いのが特徴です。「カリおっさん」こと錬金術師「カリオストロ」、そして恐怖のエビフライ女「フライデー」がまさかの水着で登場しました。フライデーさん、月末のプレミアムフライデー限定クエストでお披露目されたキャラであり、パッと見は理知的な眼鏡ヒロインなんですが「プレミアムフライデーを広めるために毎月街を焼き払おうとする」グラブル屈指の狂気を秘めた……秘めてないか、訂正しましょう、狂気を剥き出しにしたお方です。彼女のおかげで全国の騎空士たちは「プレミアムフライデー=エビフライを殴って報酬を貰う日」という認識を刷り込まれるまでに至った。正直グラブルやってなかったらプレミアムフライデーなんてもうとっくに忘却の彼方ですよ。あまりの正気喪失ぶりにドン引きなプレーヤーもいる一方、濃すぎるキャラでコアな人気を集めていて長らくプレイアブル化が待望されていたんですが、まさか通常版をすっ飛ばしていきなり水着姿で舞い降りるなんて予想外もいいところだ。とことん条理を覆す御仁である。

 さておき、水着カリオストロが遂に来ましたね、人気キャラだけにいつかは降臨するだろうと覚悟していました。私が一番欲しい未実装水着キャラはクラリスで、カリオストロは二番目くらいだから進むべきか止まるべきか非常に悩ましい思いをさせられるハメに……クラリスchangは今年の2月にバレンタインverが実装されたばかりなので即座に水着が追撃してくる確率は低いと睨んでいましたけど、念のため石とチケットを温存しておき、万が一水着クラリスがブチ込まれても天井交換できる態勢を整えていました。しかし、ここでカリオストロが来るとなると水着クラリスが今年中に実装される可能性はかなり低くなったと考えられる。恐らく来年か、再来年くらいでしょう。じゃあ今「ご理解」してもその頃には再度天井できるだけの石が貯まってるよな、だったらイケるぜ! という軽率な判断に基づき欲に眩んだ目で回しちゃいました。焼津、そう、奴は我慢の利かぬ男。結果、170連目で水着カリオストロが出たから天井は免れたものの、それ以外のSSR、たったの3つだけ。「本当にグランデフェス開催中なのか?」と疑う悲惨なリザルトで落ち込んだ。美少女フェイスを台無しにするカリオストロの悪い表情が相変わらずステキで気分を持ち直したものの、ガチャの結果如きに一喜一憂する我が身が情けなくもある。


2019-07-17.

・「たまにはスローペースなラブコメが読みたいな」と手を伸ばしてみた『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』が要望にドンピシャで悦に入っている焼津です、こんばんは。

 いわゆる「なろう小説」だけど異世界も超能力も難病の女の子も出てこない、ごくごく素朴な青春恋愛モノです。恐ろしくのんびりした進行で、1巻の時点ではヒロインと主人公が両想いになるどころか、特にこれといったオチも付かないまま「つづく」になります。書き下ろしだったらありえないな、こんな何の「ヒキ」もない終わり方をするラブコメなんて。少年と少女がお互いを意識し合う過程についてゆっくり丁寧に綴っており、ゆっくりすぎて書籍版だけではやや物足りないところがあるけれど、そういう泰然としたノリこそを求めていたから「こういうのでいいんだよ、こういうので」と頷くしかなかった。主人公が「枯れてるのか?」ってぐらい恋愛に関心がなかったり、ヒロインが何やら複雑な家庭の事情を抱えているようだったりと、多少ストレンジ要素も混ざっているものの『とらドラ!』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 』といった既存のシリーズ作品に比べればあまりの変哲のなさにビックリするレベルである。ライトノベルも最近はこういう直球のラブコメが出せるようになってきたんだな……昔は出しても続刊できるだけの土壌がなかったことを考えると喜ばしい変化だ。是非とも可能な限り継続していってほしい。

【予告】「復刻:サーヴァント・サマー・フェスティバル! ライト版」開催予定!

 サバフェスの復刻が来ること自体は予想通りだったけど、狂ジャンヌで5個、霊衣で3個、コマンドコードで1個、計9個のレアプリが手に入る(記載がないので確実じゃないが、水着BBの霊衣2種でも貰えるかもしれない。その場合は計11個)とは予想外だった。オイオイすんげー配るな、いったい運営に何があったんだ? と、お知らせをよく読んでみたら「エドモンの復刻に合わせて監獄塔を常設化する、ただし開放にレアプリが5個必要」という旨が書いてあって納得。FGOは「イベントの復刻」はやっても「復刻の復刻」はやらない方針であり、復刻済のイベントに関しては新規プレーヤーがどうやっても遊べない状況だったから、その打開策として「レアプリ交換」という手段を盛り込んだ形になります。監獄塔は復刻時にプレー済ながら、当時はまだ孔明もおらず戦力的に厳しくて高難易度攻略は諦めてしまった身ゆえ、再チャレンジの機会が訪れたことは素直に嬉しい。ただ……レアプリ5個という負担は、重い。「クリア報酬に伝承結晶があるから伝承結晶のレート(レアプリ5個)より下げられないんだろう」と分析されていますが、それでも重たいことに変わりない。今後もこういう方式で復刻済イベントをレアプリ交換に常設していく計画なのだとしたら「歌うカボチャ城の冒険 〜マッドパーティー2015〜」「ほぼ週間 サンタオルタさん」のために最低10個は残しておかなければならないってのもある。でも監獄塔は配布鯖もイベ礼装も交換素材もなく、周回要素皆無のミニイベントだから、カボチャ城やほぼ週とはまた事情が異なるか。比較的形式の似ている「オール・ザ・ステイツメン! 〜マンガで分かる合衆国開拓史〜」「虚月館殺人事件」ならあるいは……? 何であれ、これで「復刻済イベントが常設化される」という前例ができることは確かです。遠くに霞んでいたハロエリやサンタオルタの輪郭が朧げに見えて参りました。

 サバフェスは時間経過を取り入れたループ形式のイベントで、凝っているぶん攻略は手間が掛かる。たとえば、3日目の夜を迎えると発生する特定のクエストに挑むためには「フラグを立てる」――要はポイント集めなどの条件を満たさないといけない。これのどこが問題かと申しますと、フラグを立てたのが4日目の昼だったら一周してもっぺん「3日目の夜」へ辿り着いてからでないと「特定のクエスト」を攻略することができない、ってところです。ちょくちょく「フラグ成立に一歩遅れたせいでもっぺん周回」という厄介な事態が起こるので面倒臭かった。時間を経過させるためにいちいちフリクエやらないといけないから、結構テンポが悪い。苦痛で完走できなかったプレーヤーもいるくらいで、ライト版の今回はどれだけ条件が緩和されているかが注目ポイントの一つです。シナリオそのものは『歌月十夜』や『Fate/hollow ataraxia』のようなごた混ぜバラエティパックでかなり面白いだけに、「遊びにくさ」のみが難点でした。出演キャラの多さも魅力なので、初参加の人や去年脱落した人も完走できる程度に調整してほしい。

 ガチャは去年と一緒で茨木・牛若・ジャンヌといった女性水着鯖を揃えたピックアップ1ロビン・術ギル・エドモン、水着霊衣がある男性鯖を詰め込んだピックアップ2がまず開催されます。バレンタインやホワイトデーとは違うのでPU1から男性鯖が出たりPU2から女性鯖が出たりもする。牛若や茨木の宝具を重ねたい、エドモンも欲しい、って気持ちはありますが新水着に備えてスルーの構え。たぶん一週間後にピックアップ3(リンク先は去年の)も来るはずですが、鋼の理性でスルーだ……8月4日のFGOフェスで行われる「Fate/Grand Order」カルデア放送局 4周年SPに早見沙織が出演することから「水着メルト実装説」が急速に現実味を帯びてきているもんな。もし本当に来たらプレボの石が全部消えそう。


2019-07-14.

・俄かに『ダンベル何キロ持てる?』が今期の注目アニメとなってきている焼津です、こんばんは。

 原作漫画も1巻だけ読んでるけど、アニメになると面白さのタイプがまた変わるな……漫画の原作は「サンドロビッチ・ヤバ子」、『ケンガンアシュラ』の原作も手掛けている人です。というか、ダンベルとケンガンは共通の世界を舞台にしている。たとえばメインキャラの一人である「奏流院朱美」は皇桜学園グループ理事長「奏流院紫音」の妹。ケンガン知らなくても特に問題はないつくりだから、予備知識ゼロの状態でダンベルから入っても全然OKです。「パッと見清楚系のお嬢様でありながら正体は筋肉フェチの変態」という朱美を雨宮天が演じているのが強力だし強烈だ。原作はいまいち気分が乗らず投げ出してしまったけど、アニメを機会に再開してみようかしらん。

【追記・更新】【期間限定】「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」開催!

 権六とかを含んだピックアップ2がないことそれ自体は予想通りだったけど、まさか沖田さんの復刻すらされないとは。出し渋りよる。最後に復刻されたのが去年の5月(ぐだぐだ明治維新復刻期間中)だからもう1年になりますね。武蔵ちゃんも去年のニューイヤーピックアップ以降ずっと復刻されてないし、これは沖田さんの復刻と武蔵ちゃんの復刻と村正の実装をまとめてやろうという魂胆なのでは……? クイックの沖田、バスターの武蔵、そしてアーツの村正(単なる予想)で三色和セイバー揃い踏みって寸法よ。和セイバーってなんか和三盆っぽいな。与太話はさておき、ファイナル本能寺のエピローグと後半戦解放が来ました。やはりオルタ祭な感じで、タイトルも「オールオルタ総進撃 ぐたぐだファイナルまじん戦線2019」と安直の極み。特殊メイクみたいなノリでオルタ化する牛若丸には唖然としました。「大坂ローマ帝国」とか「甲斐けものパーク」といったふざけたネーミングに際限なく力が抜けていく。これぞぐだぐだ。けものパークのエネミー名「ほんとに獅子」はホントに卑怯。一方、オルタ要素0.1ミリもないネロが「お試しオルタ」と称して出てきたことに不穏なムードを嗅ぎ取ってしまう。プロトセイバーの幕間といい、いよいよマザハの降臨が近づいてきたのか? 黒幕はやや意外なヤツだったが、動機に和んでしまった。ぐだぐだ帝都聖杯奇譚の妙なまでに力が入った「裏帝都」の仕掛けの数々と比べたら地味に映りますが、ミッション形式じゃないぶん攻略そのものは随分と楽で正直助かる。せっせとフリクエ周回してたから資材もバッチリでしたし。ただ今回は金アイテム(陣立味噌)の交換品があまり美味しくない(呪獣胆石、血の涙石、黒獣脂と余り気味なものばっかり)のが難点か。この3つの素材、魔王信長の再臨に必要らしいから魔王ノッブを当ててプレーし始めた新規層への配慮だろう。今もっとも欲しい素材は「真理の卵」だけど、次のイベントはサバフェス復刻でしょうし交換所に並ぶのはだいぶ先になるかしら。

 ちょっと身構えながら挑んだ後半クエストはそんなに難しくなく、特攻礼装「腹が減っては戦ができぬ」を付けたアタッカーで殴ればだいたいカタがつきます。初心者がプレーすることも想定して高難易度以外はヌルめに設定している模様。高難易度の柴田勝家はHPが多いうえ防御バフとダメージカットでカチカチになるから普通にやると面倒臭い。けど、防御無視攻撃で削ることを意識すればそこまで対処に困るエネミーでもない。防御無視宝具持ちは結構多く、今回の特攻鯖だけでも沖田、☆4ネロ、エミヤ(弓・殺両方)、エミヤ・オルタ、アルトリア・オルタ(槍)、森長可と7騎も該当者がいる。配布鯖だと両儀式(殺)が防御無視単体宝具持ちだ。宝具ではなくスキルで自身に防御無視状態を付与できるのが「ふじのん」こと浅上藤乃。速攻向きのユニットではないためターン数がちょっと掛かりますけど、耐久寄りのスキル構成をしているおかげで割と安定して捩じ切れました。帝都に比べるとそこまで周回しなくてもいいのが楽だったと申しますか、今後も難易度はこれくらいでお願いしたい。

 で、サバフェス復刻の後には4周年記念キャンペーンと新水着イベントが控えているわけですが。4thアニバ実装鯖については「千子村正説」と「CMのアサシン(コヤンスカヤ)説」、「チビンチ説」、「キャプテン説」、「まったくの新規サーヴァント説」など様々な説が囁かれている。○周年キャンペーンは基本的にピックアップだけで大掛かりなイベントは行わない(リヨイベントくらいの小規模なものはやる)が、今年は「基本的にピックアップだけ」だった正月やホワイトデーにもイベントを開催しているから何とも言い切れない。イベント合わせでのPUだとしたらいきなり安倍晴明とか来てもおかしくないです。ぶっちゃけ誰だろうと石がもうあんまり残ってないから、義経レベルでもないかぎりはスカディ復刻ともどもスルーの構え。福袋については購入するかどうか迷っているところです。『メギド72』の水着スキン代が結構嵩んでしまっているので……買うつもりじゃなかったマルコシアスの水着、色違いバージョンが思ったよりツボで抗えなかった。〆チケみたいな選べるタイプの☆5サーヴァント確定召喚なら恒常のみ(限定なし)でも躊躇わず買うつもりだけど、選べないんならまた被って宝具レベル上がるだけに終わる可能性があるしなぁ。仕様を確認してから検討したい。

 新水着の予想も各地で始まってますね。執拗にネタにされている沖田さんの水着は果たして実現するのか? 8日のアップデートでボイスが微妙に追加されたドレイクと不夜城のキャスター(シェヘラザード)も怪しまれている。一昨年も「イシュタルや頼光のボイスが追加されている」と話題になった後で水着バージョンのふたりが来ましたもんね……イシュタルの方は「エレシュキガルの実装が間近か!?」って方向で騒がれていたから水着予想はあんまりなかったですけども。水着ドレイクと水着シェヘラ、割とありえそうなラインではある。キャラ人気を考慮すると配布は水着武蔵ちゃんか水着エレシュキガルで、ガチャ産は水着巴御前とか水着アナスタシアかな、と考えています。水着ナーサリー、水着キルケー、水着段蔵あたりも見たい。個人的には水着アストルフォと水着デオンと水着蘭陵王を期待したいがさすがにナイナイだろう。あと、マギレコの天音姉妹(水着ver.)やグラブルのハールート・マールート(水着バージョン)みたいなニコイチユニットが実装されるパターンも割と真面目に想像しています。「ステンノ&エウリュアレ(水着)」みたいな。このふたりはまず通常版のモーション改修をするところからなので、いきなり水着が来る可能性は低いと睨んでいますが……「メルトリリス&パッションリップ(水着)」はヴァージンレイザー・パラディオンが撃てる点で最強だけど、この2騎を一つのユニットとして描くのは画面サイズ的に困難だろうからもし実現するとしてもアンメア方式か。「いよいよ霊衣だけではない、正真正銘の男水着も実装されるはず」なんて予想もあったりして話の種が尽きない。燃え盛る本能寺にも匹敵する暑い夏が、来る。

期間限定キャラ「ペコリーヌ(サマー)」と「キャル(サマー)」がプライズガチャとプラチナガチャに再登場!

 くっ、鎮まれ俺の射幸心! 次のフェス限まで我慢だ……我慢の子を貫くのだ、焼津……今こそ忍耐の時! 耐え抜け! 運営の仕組んだ罠に引っ掛かるな! 必死に己へ言い聞かせようと試みるものの、ペコリーヌとキャルちゃんの可愛さに釣られてまんまとプリコネを始めてしまった人間にとってこの水着ガチャを見送ることは至難。というか無理でした。我、マジで水着には弱い。てなわけでせっせと貯め込んでいた虎の子のジュエルをドッと吐き出してガチャガチャ回し狂ってしまった次第です。焼津め、まことに節制できぬ男よ。もしピックアップが別々だったら無事にパスできていたはずなんですが、「同時PUなら天井(300連)までにどっちかを出して、出なかった方を天井で交換すればいいのでは……?」という欲がついつい鎌首をもたげてしまうんですよね。ちなみに☆3ダブルPUの排出率はそれぞれ0.35%だから「どっちかを出す確率」って実は「☆3単独PUを引き当てる確率」とまったく変わりません。「どっちか一人だけでいいんだったら単独PUより出しやすい気がする」のは単なる錯覚なので割と無謀な判断だったりします。

 さすがに2回も天井できるほどの貯石はないから「両方出なかったら水着キャルちゃんだけ交換して撤退する」方針で臨み、60連で水着ペコリーヌ240連で水着キャルをどうにかツモって終了。ギリギリながら天井にキスしないで済んだ。噂には聞いていたけど、プリコネのガチャってプリフェスでも何でもないときにを回すと虚無感がすごいなぁ。このふたり以外で新規のキャラはアユミ(☆1)だけという有様でした。「副産物でカスミとかクウカ(オーエド)出ないかな〜」なんて呑気なことを願っていた私は途轍もなく甘かったと言わざるをえない。無惨なリザルトが大海原のようにどこまでも果てしなく水平線の彼方へと続くため、「天井で交換できる」と知っていてもなお吐き気を催しました。アニバ以降ずっと爪の先に火を灯して「へへっ、燃えたろ?」と草薙京ごっこするぐらいの勢いで貯め込んだ石が、波に飲まれ海の底へ没してゆく……水着スズメと水着タマキの復刻も控えているはずですが、チャレンジする気力はすっかり尽きました。イベントが始まれば配布の水着コッコロや水着ミフユも手に入るだろうし、今後しばらくはガチャの誘惑を断ち切ってコツコツ育成に励みながら石を貯め直そう。まずはサマー美食殿が結成できる喜びを素直に噛み締めたい。

 今回から始まった「プライズガチャ」(本来のガチャとは別枠で追加の景品が貰えるシステム)のおかげでメモピいっぱい貰えたから即座に☆5開花できたし専用装備の作成も捗りました。そういえば、ガチャの途中で水着キャルのメモピが150個くらい溜まったときに「ひょっとして解放できるのか?」とキャラ一覧を確認しに行ったら「限定キャラのため解放できません」という表示が出てガッカリしたな。「※期間限定キャラを仲間にしていない場合、メモリーピースの所持数がキャラ解放に必要な数を満たしていても解放できません。キャラを解放するには、ガチャでキャラを仲間にする必要があります。」だそうですのでこれから回す人は注意してください。

・拍手レス。

 劇中ではサラッと流されてましたが、李書文の裏切りと殺意の高さにドン引きしました。いや確かに一宿一飯の恩義はあるかもしれないけど、それで真っ直ぐ主人公殺しに来るのは違くない!?あれ森君がいなきゃ死んでたでしょ!FGO第二部、完!になるとこだったよ!
 李老師、割と後先考えずに我を通すタイプと見ていたので殺意の高さにドン引きしながらもも納得。ぐだって何遍死んでもおかしくない目に遭ってる割に致命的なデッドエンドを迎えない(CCCのアレも結局なかったことになってる)の、本人自体がどんどん特異点化しつつあるのではという疑惑が高まっていく。

 「神々のいない星で」はどうも挿絵というか表現の都合で大判じゃ無いと出せなかったらしいです。文庫版は出なさそうですね。あと川上先生がカクヨムに連載してたオリジナル短編作品等は電子書籍で販売されるそうです。こちらは紙媒体での出版予定は無いそうです(先生のツイッターでの発言より)
 『創雅都市S.F』や『矛盾都市TOKYO』みたいな扱いかしら。カクヨムの短編群、ディスプレイでもちょこちょこ読んでるけど紙媒体でじっくり読みたかったから出版予定がないのは残念……やっぱりノンシリーズの短編集は売りにくいのかなぁ。


2019-07-08.

『ユーベルブラット』の最終巻を読んで「長い旅が終わった……」とひとしきり浸った後、おもむろに『ユーベルブラット』の0巻を引っ張り出してきて「長い旅が……始まる!」と無限ループごっこする焼津です、こんばんは。

 0巻や1巻出たのってもう十数年前だから今とはだいぶ絵柄が違いますね。ちょっと劇画っぽいというか『ベルセルク』を意識している? 「気弱な旅人」を装っているケインツェルの姿が新鮮だったり、「あのキャラって0巻の時点でもう出てたんだ」と気づいたり、「完結後の再読」ならではの面白さがある。正直、長引き過ぎてダレてしまったところもある漫画だが、「改めてその魅力を発見する」という作業が楽しいです。これだから長期連載漫画の単行本はなかなか処分できない。そしていつも「置き場がない!」問題に悩まされる。

プリコネ、復刻ストーリーイベント「デンジャラスバカンス!渚のグルメプリンセス」開催決定!

 今年の夏イベント(「スズナレインボーステージ!」)を「アメきちが一番可愛いな……アメきちの薄い本出ない?」と呟きながら堪能していたところへ舞い込んだニュース。去年の夏イベントの復刻、それはつまり水着ペコリーヌと水着キャルの再来を意味する。オリジナル開催時は天井実装前だったからあちこちで阿鼻叫喚が響き渡っていたんだよな……さすがに今回は復刻に備えて石を貯めていた人も多いだろうし前回ほどヒドいことにはならないだろうが、みんなが躍起になって石を使い果たしたタイミングで運営が新たな限定キャラを捻じ込んでくるであろうことはほぼ確実であり、そちらにこそ警戒せねばなるまい。たとえば「水着ハツネ実装!」なんてことになったら私の理性もきらーん☆とスターダストしかねません。とまぁガチャはともかく、プリコネってイベントシナリオ読むだけなら非常に楽な部類のゲームなんで何とか続けられています。亀の如き歩みだが本編もエリア22まで進んだ。ボスがなかなか削り切れないので、そろそろマコトをメモピで解放すべきかどうか検討しているところ。できればガチャの副産物としてゲットしてから開花用にメモピを使いたいところなんだが……。

【期間限定】「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」開催!

 「ノッブの野望」めいた今回のイベント、割と始まってすぐに景虎さんが仮加入してくれるのがありがたい。「軍神と行く戦国ツアー」が存分に楽しめます。争いを好まない系のおとなしい見た目をしているようでいて意外と好戦的っていうか開戦ボイスが物騒でビックリした。CV水樹奈々だけあって根はBUJINか。たまにティアマトちゃんみたいなイッてる目をしてるのがステキでゾクゾクします。五常の徳を積みまする! ヒトの領域からはみ出したモノがヒトの器に収まってヒトとして振る舞うことの異形を目つき・表情で雄弁に説明してくれる。中んずく「んんっ? ちょっとよくわからないな?」って感じの表情をする立ち絵がツボ。この謙信さんは「雪の峠を越えてきたのに」って言わなそう。ショップボイスは普通に愉快で聴いていて和む。

 ユニットとしての景虎ちゃんはBBAAQでA単体宝具のランサーという唯一無二の特徴をしており、性能的にもなかなか使いやすい。回転率高いし、宝具演出がちょっと地味なことを除けばエンジョイ&エキサイティング度が高いです。モーションもグッドグッド。中でもブレイブチェインのEXアタック時に見せる後ろ手を組んだポーズが可憐で胸を締め付けられる。こんなに可憐なのに敵は滅多刺しなんだぜ……やはり虎は生まれながらにして虎。白い越後のジャングルに今日も毘天が吹き荒れる。この子、次のプロレス系イベントでは虎マスクを被って出演する気満々なのでは? なお毘沙門天の化身を自称しているだけあって神性も備えており、リングに上がったら水着マルタの特攻がブッ刺さってボコボコにされる模様。

 エネミーで印象的だったのは柴田勝家か。CMに出ていた爺武者は彼だったようですね。初戦、クラスアイコン見て「バーサーカーだしテキトーに殴ればいいでしょ、ストーリーの敵はそんなに強くないし」といい加減な編成で行ったらあっさり全滅しました。これは別に倒さなくていいヤツだ、と気づいて耐久編成に切り換えてクリア。最近FGO始めたばかりの新規プレーヤーだとここはキツいかもしれない。タゲの取れる鯖を犠牲にターン数稼いで、あとは回避や無敵で凌げば何とかなるか? 立ち絵を目にした瞬間「ピックアップ2」の文字列が脳裏をよぎりましたが、いざ戦闘が始まってみるとモーションは単調なうえボイスもなく、ユニークエネミー扱いだと即座に判明。昔は「ロベスピエール・ゴースト」とかで誤魔化していたのに、最近はこのへん凝ってるよなぁ。ノリが昔のままだったら黒武者のカラーリングだけ変えて「柴田勝家です」と言い張っていたに違いない。

 茶々や信勝などにも出番があって嬉しかったが、沖田オルタは「通りすがりの魔神さん」なシーンがあっただけで決戦には登場しなかったのが残念。登場したらしたで沖田さんの見せ場を奪いかねないから仕方ないっちゃ仕方ないが。というかイベント対象サーヴァントとして挙げられていたエミヤ・オルタとかのオルタ系サーヴァント、全然イベントシナリオに出てきませんね。ネロや牛若丸ともども、後半のよりぐだぐだ度を増したシナリオへ出演する予定なのか? 途中で本物信長が降臨したりなど、経験値らしいやりすぎな展開に笑ったが、帝都聖杯奇譚でラスボスを務めていたマックスウェルとぐだぐだ帝都聖杯奇譚でラスボスを務めていたミッチー、つまり「ろくなことをしないオーラ」満載の2騎が予想を裏切って味方になるという逆転気味な構図をつくるの巧くて感心したり。マックスウェルはあくまで自分の道を突き進んでいるだけだし、ミッチーも特段綺麗になったわけではなく時折ちゃんと邪悪な叫び笑いを放ったりする。こんなに活き活きしてる連中見たら「もういいよ、お前らはそのままで」ってなるわ。

 最後にガチャ報告。結論から書きますとノッブは水着も魔王も出ませんでした。森長可と☆4イベ礼装の「軍神」は引けました。一度だけ金回転が入って「おっ?」となったものの、結果はすり抜けの秦良玉。アーツ寄りのランサーということで景虎との相性も良さそうだし、収穫は収穫なんだが……あと☆3イベ礼装「鬼の茶会」凸るためにフレポをガン回ししている最中、つい先日恒常化したばかりのウィリアム・テルを召喚することができました。余力はまだ残っていて少し迷ったものの、配布の景虎含めて4騎も新サーヴァントが手に入ったわけだから「もう充分」と撤退。やっぱり新水着こそが今夏の本番だろう。スカディ復刻も涙を呑んで見送らねば。魔王ノッブはフレから借りてちょくちょく使っている(中には宝具レベル5にしてる人がいて思わず三度見した)んですが、攻撃力UPスキルの「是非もなし」がやけど付与で毎ターンHP1000減少するの地味に痛い。フレの何人かはコマンドコードの「キュアー」を刻印することで対処していましたが、この行為の通称が「キュアノッブ」らしくてちょっと噴いた。森長可は生存能力皆無でミサイル運用前提のバーサーカーですが、攻撃するたびに攻撃力が上がっていく(防御力は下がっていく)スキルが面白くてイイ。当たって砕いて自らも砕け散る、実に潔い猪突ぶりだ。

・拍手レス。

 「神々のいない星で」は大判で出るらしいので後から文庫版出るんじゃ無いかとちょっと躊躇してたり・・・。完全新規なら後から文庫出るとしても買うんですがカクヨムの連載分に挿絵も載ってるんですよねえ・・・。ちなみに連射王の時ハード版買ったら後から文庫版出る時挿絵:さとやすってなってて文庫版は挿絵付くのかーって買ってみたらそんなもん無かった思い出
 文庫版が出るなら買い直すだけなので何ら問題はない、という書痴感覚。連射王の件はコピペした際「挿絵:さとやす」の部分を消し忘れたとかですかね……違う作家の本ですけど、竹岡葉月の『ウォーターソング』なんてKindle版だとイラストレーターがちゃんと「竹岡美穂」ってなっているのに物理書籍版は「木下さくら」と間違ったまま20年近く訂正されていません。

 群雄割拠の後ろの人って獅子王みたいに見えたんですけどどうなんですかね?
 仮面の形はちょっと似てるけど口元がだいぶ違うような……とか言ってたら柴田勝家でしたね。家紋で当ててる人もいたみたいでプレー層の幅広さに驚くばかり。


2019-07-04.

・アンテナの低さに定評があるので来月『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト〈上〉』という川上稔の新刊が出ることをつい先日知ったばかりな焼津です、こんばんは。

 遂に来ましたね、EDGE。過去何度も説明していますが改めて書きますと、川上稔のオリジナル作品は概ね一つの世界を舞台にしているんですが、時代区分が6つに区切られており時代ごとに「前提となる常識」がそれぞれ異なります。時代区分を順に並べると「FORTH >> AHEAD >> EDGE >> GENESIS >> OBSTACLE >> CITY」となる。アニメ化された『境界線上のホライゾン』は「GENESISシリーズ」と銘打たれている通り、GENESISに属しています。FORTHの頃は一部の人間しか把握していなかった異世界の存在・知識・技術がAHEADの頃から知れ渡るようになり、その知識と技術を統合・発展させて地球人類は宇宙に進出した――というのがEDGEでの「前提となる常識」である。地球がもういろいろと限界だったので「環境神群」に修復を任せて空の果てへ旅立った人類はさながら「天上の神」の如く振る舞いあっちこっちでブイブイ言わせていたらしいが、様々な出来事があってふたたび地上へ戻ってきた――というのがGENESISでの前提。EDGEは「宇宙が舞台になる」こと以外ほとんどわかっておらず、長年ずっと謎に包まれてきた時代区分であったがいよいよベールを脱ぐ模様。あらすじを読むかぎりではそんなに壮大という長大なストーリーじゃないみたいだけど、ここからどんどんスケールアップしていくのか、それとも連作形式でいろいろと切り口を変えていくのか。気になります。

 気になると言えばオッパチこと『王と八人の仲間達』の「巴里編」、あれどうなってるんだろう……と調べたらカクヨムで「境界線上のホライゾン NEXT BOX」というタイトルでオッパチのリファインが始まっていたことを今頃になってようやく知った。本気でアンテナ低いな、自分! 元がソシャゲだったこともあり、そのままだとどれが誰のセリフだか分かりにくいから立ち絵の代わりにアイコンを使用しています。オッパチのシナリオをそのまま再録するのではなく書き直している箇所も多いみたいでまだ「英国編」のあたりしか掲載されていないが、この調子なら「天草G3編」を経て「巴里編」へと突入してくれるだろう。というか、ここまで手の込んだことをするならいっそ物理書籍化してほしいわ。

『うたわれるもの』最新作はシリーズ初のスマホ向けRPG!その名も『うたわれるもの ロストフラグ』。過去作品でおなじみのキャラも続々登場【先出し週刊ファミ通】

 プラットフォームはPS4かなー、と予想していたらまさかのスマホゲーでした。え? うたわれって「ゲームをスマホからとりもどす」とかいう広告打ってなかったっけ? 取り戻すどころか取り込まれようとしている……事前登録で「宝珠」なるアイテムが貰えるみたいですが、「ガチャ○回分」とハッキリ表記しているので完全にガチャゲーですねこれ。300個で一回だからレート的にはグラブルと一緒か。うーん、一応興味はあるから配信されたらやってみるつもりだけど、いい加減掛け持ちもキツくなってきているから「現在抱えているソシャゲのどれかをやめてもいい」ってぐらい面白くないと続かなさそうである。パンテオンは暗礁に乗り上げたけどグリザイアのスマホゲーも今後控えているし、時間のやりくりが難しい。そのうちデモベや村正のソシャゲも始まって本格的にパンクするんじゃないだろうな、私のスケジュール。

マギレコ、7月1日16:15よりイベント『うたかたの夏夜』を開催

 灯花ちゃん(釘宮ボイスのロリ)家が所有するプライベートビーチへ遊びに来たマギウス一行。天音月咲・月夜は「近くの村でお祭りが行われる」という情報を聞きつけ、灯花たちを楽しませるために誘ってみたが、何かトラブルがあったようでお祭りは開催が危ぶまれていた。事情を伺ってみると、どうもお祭りに必要な「あるもの」が所在不明になってしまったみたいで……と、コナンのアニメオリジナル回みたいな雰囲気でストーリーが進行していく。ドラクエでもないのに「長老」なる存在が平然と出てきて事情を説明するなど、相変わらずマギレコは細部の作り込みが胡乱だ。いつの時代かわからないがこの村には「双子の巫女」がいたらしく、天音姉妹は双子繋がりで共鳴でもしたのか奇妙な感応を得る。どうも巫女たちは「魔女」と戦っていたようだ……と、今回は珍しく魔法少女要素が話に絡んでくる。マギレコは日常イベントもちょこちょこあって、たまに魔法少女モノだってことを忘れそうになります。

 さておき。我慢するはずだった『期間限定ガチャ うたかたの夏夜』は欲望を抑え切れずに結局回してしまいました。私もやっぱり水着キャラは欲しい……二人一組のユニットで姉妹コンビの掛け合いが楽しめるとなれば尚更。2周年記念PUに向けて貯める予定だったガチャチケットを注ぎ込むことにしました。理性よさらば。できればガチャチケ数枚でお目当ての天音姉妹 水着ver.をゲットしたいな〜、なんて欲望剥き出しで連タップしましたがもちろんそんな甘い話にはならず、危うくもう少しで天井(100連確定枠)に頭ぶつけるところでした。どうにか石を使わずチケットだけで引けたものの、副産物はほぼゼロという不味さ。マギレコは後から詳細を確認できるよう10日間くらいガチャ履歴が残るんですが、正気を取り戻してログ閲覧したら九割方☆2(レアガチャから排出されるカードとしては最低ランク)というグロい惨状を目の当たりにして白目になった。さすがにだいぶ意欲が萎えたので今度こそ2周年までガチャ禁できると思います。

 ピックアップの目玉である「天音姉妹 水着ver.」はアクセル3枚、俗に言う「アクゴリ(アクセルゴリラ)」の水属性魔法少女です。マギアは全体攻撃。水属性のA3枚持ちは既存ユニットだとレナしかおらず、レナのマギアは単体攻撃だから互いに役割が被ることもなく、現状それぞれが唯一の性能となっています。サポートでレナを借りるとき「A多めの水属性が手持ちにいたらなぁ」と感じることがちょくちょくあったので嬉しい。ヒールタイプということもあってかステータスが低めなので、サポート役と割り切って起用すれば良い具合。モーションも見ていて楽しいですね。バナナボートと水鉄砲で戦う「魔法少女の過酷な運命はどこに行った?」なバトルスタイル。ブラストでエミネーに突撃する際、ボートの後ろから月咲ちゃんがスッと落ちる演出好きです。そういえば、今回のイベントでやっと月咲ちゃんと月夜ちゃんの区別が付くようになってきた。スレンダーで一人称が「ウチ」でニコニコ笑っていて髪の房が左右に分かれていてCVが内田彩な方が月咲、おっぱい大きくて「ございます」口調で取り澄ました表情をしていてポニテの房が一本でCV内田真礼な方が月夜です。というか声優名狙ってるだろ、これ。同姓なうえ「彩(あや)」と「真礼(まあや)」でわかっていても混乱する。

 月咲ちゃんの方は★5覚醒およびドッペル解放も来ているので速やかに開花、じゃない、覚醒させた。掛け持ちしているせいかゲーム用語が混じっちゃうんですよね……メモリアのこともよく「礼装」とか「メモワール」と言ってしまう。水着じゃない方の月咲ちゃんも相変わらず可愛くて、使用してるとテンション上がってくるから今回の強化は嬉しいです。「開花」の書き間違いで思い出したが、プリコネの夏イベントは配布が水着イオ(画像左の赤毛巨乳)でビックリしました。てっきり限定ガチャ産だと思って諦めていただけにノーマルボスを倒すだけで手に入るというのは望外の喜び。配布にしては優秀な性能というか、むしろノーマルのイオよりも使いやすいのでは……? 頑張って☆3まで開花させたい。

【予告】「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」開催!

 「ぐだぐだ本能寺」のときに「上杉アルトリア」として出演していたアルトリアがイベントボーナス対象サーヴァントから外れているので「モノホンの謙信が来るのでは……」という説を囁く人や、オルタ系のイベントボーナス対象サーヴァントが5騎もいる点に着目して「信長オルタがオルタ軍を率いる」という奇説を唱える人など様々な意見が交錯しましたが、どっちもだいたい合ってましたね。というわけで、オルタじゃないけど遂に☆5ノッブこと「魔王信長」がFGOに実装されます。「そのときTLが本能寺と化した」と言われるほどの阿鼻叫喚炎熱地獄が顕現。クラスは何かと目を凝らしたらアヴェンジャーでした。特殊(エクストラ)クラスの一つである讐(アヴェンジャー)は2016年3月に「エドモン・ダンテス」同年4月に「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」と2ヶ月連続で立て続けに実装されて以降、3年以上に渡って☆5が追加されてこなかったから「水着イベントあたりでそろそろ来るんじゃないか?」みたいな噂がありましたけど、☆5ノッブという意外な形で訪れました。「過去、現在、未来におけるあらゆる信長の可能性の集合体ともいえる霊基を持つ」という分かるような分からんような説明で降臨したSSR信長、外見が弓や狂よりもアダルティーになっています。宝具発動時の歯を見せて笑う顔がすごくいい。『メギド72』のアスモデウスっぽい、という意見に激しく賛同してしまった。アスモっさん、見た目も性能も完全にラスボス系でFGOだったら期間限定☆5間違いナシなキャラですけど、ストーリー加入メギドだから5章をクリアしたら誰でも入手できます。魔王の風格漂うお姉様が性癖にブッ刺さる人は今すぐ『メギド72』を始めよう!

 って他ゲーの宣伝はともかく、☆5讐ノッブはユニット的に見ると「ATK寄りの全体バスター宝具持ち」です。最大ATKは「12641」で、数字としてはエドモンと一緒。クラススキルによっては実質的なATKが上回る可能性も出てくる。スキル構成が不明なのでまだ何とも言えない部分が多いけど、たぶんカリスマ系の全体攻撃力UPスキルは持ってるはず。讐はスター集中率の低いクラスであり、スター吸収系のスキルがないとアタッカーは務めにくい。なので他のアタッカーに星を流しつつ強化するサポートめいた役割も担う可能性があります。自バフ盛り盛りでスター集中&NPチャージスキル(沖田オルタの「不断」みたいな)を持った短期決戦向きのユニット、という可能性も捨て切れませんが。ルーラーが束になって掛かってくる状況は考えにくいし、「等倍のエネミーを瞬間火力で押し切る」設計が妥当と思われる。「敵全体の〔神性〕特性の相手の防御強化状態を解除&強力な〔神性〕特攻攻撃」というのは要するに相手が神性を有しているエネミーだったら回避・無敵・防御UPを剥がしてから特攻が乗って威力増大している攻撃をブチかますってことです。神性のないエミネー相手には普通の全体攻撃でしかないし、神性エネミーであっても恐らく解除不能なタイプの回避・無敵・防御UP状態は剥がせないだろう。ただ、次に配信される5章は「神代巨神海洋」で神性エネミーがバンバン登場するだろうと予測されており、☆5ノッブが引ければ「魔王信長で巨神どもを焼き払う旅」が楽しめるわけだ。配布の☆4ノッブにも神性特攻スキルはあるから、セイバー相手ならそっちの方が火力発揮できるかもだが。なお現在配布ノッブを入手する方法はありません。

 今回の配布枠は☆4ランサー「長尾景虎」、いわゆる上杉謙信です。景虎と名乗っていたのは主に十代や二十代の頃ですね。謙信の養子に「上杉景虎」という『炎の蜃気楼』で有名になった武将がいますから、混同しないよう表記する際は注意しないといけません。社長絵だしてっきり☆5で実装して多くのプレーヤーたちから石を毟り取るのだろう、と考えていたにも関わらずまさかの☆4配布。頑張れば宝具レベル5にするのも充分可能だろう、ということ……! 感謝、圧倒的感謝。性能に関しては不明点だらけなものの、☆4イベント礼装「軍神」がアーツ強化系なので十中八九アーツ宝具でしょう。アーツ寄りのランサーは非常に少ない(☆4以上でA2枚持ってるのは現状だとフィン、書文、秦良玉、ブラダマンテの4騎のみ)から貴重です。配布なので残念ながら再臨によるお着換えはありませんが、簡易霊衣「行人包」でちょっとだけ見た目を変えることは可能。ボイスは聴いた感じだと水樹奈々ですね。演技の方向性が方向性だけにSAKIMORI(風鳴翼)感が半端ない。もしかすると途中で「恋の桶狭間」が流れたりしません? 声優ネタで言うとFGOはビッキー役の悠木碧の他、翼の父親である「風鳴八紘」の中の人が柳生宗矩役で出演していますね。あとは高垣彩陽、日笠陽子、南條愛乃が来ればシンフォギアパが組める(切歌役の茅野愛衣は紫式部として出演済)。何であれ貯めていた種火の使い道が確約されてホッとしました。

 ストーリーは例によってぐだぐだしたノリで☆4弓ノッブが謎の箱を強引に開けたら変事発生、「複数の織田信長」が覇を競う奇妙な戦国時代に転移してしまう……みたいな筋立てらしい。弓ノッブ(足軽ノッブ)の他、水着を纏った狂ノッブ、ちびノブやでかノブ、吉法師(? 書文と一緒にいる髪を縛った信長)、悪い笑みを浮かべた帝都ノッブ、そして魔王ノッブとよりどりみどりの信長が咲き乱れ、まさしく「オール信長総進撃」のタイトルに相応しい。魔王ノッブはわざわざ三臨の姿で掲載されていて「三臨すると真名が織田信長から魔王信長に変わる」という注意書きまで添えられている点を鑑みると、一臨が吉法師で二臨が帝都ノッブだったりするのかな。あとCMの途中で映る鎧武者の爺が誰なのか猛烈に気になります。☆5イベ礼装「群雄割拠」の後ろに映っている謎の仮面と同一人物? 謙信が来ていることを考えると武田信玄あたりかしら。魔王ノッブが言い放つ「さしもの貴様も二度は我を殺せぬか?」というセリフから察するにミッチーこと明智光秀も紛うことなく再来するであろう。下手するとPU2もあるかもだな、このイベント。☆5の沖田(セイバー)復刻に合わせて☆4ライダー「武田信玄」と☆3キャスター「明智光秀」をピックアップ! ……冗談のつもりで書いたのに、割とありえそうなのが困る。

 ともあれイベントと同時開催の「ぐだぐだファイナル本能寺2019ピックアップ召喚」では魔王信長の他、水着信長と☆3バーサーカー「森長可」もピックアップされています。森長可は森乱丸(蘭丸とも)の兄であり、「鬼武蔵」あるいは「戦国DQN」の名で親しまれているというかドン引きされている。職務に従って通行止めした役人に槍をブチ込んで押し通るなどクレイジーな逸話が多く、前回のぐだぐだ帝都聖杯奇譚では登場を見送られたが遂に来ちゃいましたね。「なんか変な鎧着てるんだけど?」と首を傾げている人は原作の『コハエースGO 帝都聖杯奇譚』を読もう。以蔵さんと同じく期間限定の☆3なので、この機会を逃すと復刻までチャンスはなさげ。実のところピックアップ☆3は排出率4%と金鯖並みに出にくいし、レアリティの関係で重ねないと火力面が不安だから一枚引いただけではなかなか止まれず、「限定とはいえたかが☆3」と舐めて掛かったプレーヤーたちを次々と泥沼に沈めていく恐ろしいトラップです。以蔵さんのときも悲惨な状況に陥った人たちを何度も見かけました。以蔵さんを引けなかった身ゆえ今回も不安でいっぱいです。宝具演出で耳にしたシャウトが明らかにきーやん(谷山紀章)の声で、☆3ながらもすごく欲しい。当然、☆4の水着ノッブと☆5の魔王ノッブも超欲しいです。スカディ復刻と4周年PUと水着イベントのために貯めていた石、ここで使っちまうか……? 水着ノッブがいる以上、ほとんど水着ガチャみたいなもんだし是非もないのでは? と揺れに揺れている。こないだ貰った呼符は温存しているから、まず単発で様子を見て10連回すかどうか考えよう。イベントの開催は明日(日付的には今日)。「ニコ生が終わったらすぐ!」じゃなくて少し安心したというか、直後開催だったら理性が働かないまま全ツッパしていた可能性高い。なお明日も全ツッパせずにいられるという保証はありません。それにしてもカッツこと織田信勝、CMに映らないところを見ると実装どころか出番があるかどうかも怪しくなってきたな……え? 帝都キャスターもいないって? あいつは礼装になることはあっても鯖化することはなんじゃないでしょうか。


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