2019年3月〜4月


2019-04-30.

・平成最後の更新に臨む焼津です、こんばんは。

 もういい加減「平成最後の〜」という謳い文句にも聞き飽きた・見飽きたことでしょうが、次は「令和最初の〜」ラッシュが待ち構えている。みなさん気を抜かないように。何のアドバイスだ?

 メギドの共襲イベントが実質的なボックスガチャだからアイス齧って(共襲用のスタミナ回復アイテムがアイス)超幻獣を殴りまくっています。ときどき画面がフリーズする不具合が発生するのは煩わしい……三種いる超幻獣のうち「鞏王クライスゲル」(赤いヤツ)は報酬がもっとも美味しいけど、そのせいでなかなかキャンプに入れない。発見しにくい=救援要請が少ないから定員もすぐ埋まる。なので「弄王グラスメア」(緑のヤツ)を殴ってることが多いです。こいつは毒使いのくせに毒が刺さる(他の二種は無効化する)から煉獄の炎と毒を付与し続ければ割と簡単に倒せます。状態異常治癒の覚醒スキルもないからめまい付与の手段もあればより安定する。攻略は「霊王ブランムース」(白いヤツ)が一番面倒臭いですね。スカウトしてもほとんど人が来ないから結局ソロで倒さないといけなくなる。そろそろ発見しても放置したくなってきました。

 で、いよいよ本日待望の6章3節が配信されたので共襲イベントは切り上げて本編の攻略に向かった。ステージ数は少ないけどシナリオは結構ボリュームありますね。スタドリ飲んで一気にやっても良かったけど、連休中だし焦らなくてもいいか、と半分くらいのところで切り上げました。これと並行してプリコネのイベントやマギレコのイベントやスタリラのイベントやグラブルのイベントも進めないとだから気力はなるべく温存したい。しかし下手するとソシャゲだけで連休が潰れてしまいかねんな、これじゃ……話を戻してメギド、アイムが予想外に強くて意表を衝かれた。謝りつつちゃんと敵にトドメを刺す描写もあり、「殺したのか殺してないのかハッキリさせずにボカす」方向に行かない点は評価したい。重くなりすぎないよう適度に笑いの要素を散らしているのも個人的に好き。不意打ちの「SAKE」はさすがに噴いた。残り半分は明日起きてからやろう。

【開催中】ロード・エルメロイU世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「レディ・ライネスの事件簿」開催!

 事件簿コラボ、内容をFGOにかなり寄せてきているので「原作読んでなくてFGOだけやってる人」の方が「原作読んでるけどFGOやってない人」よりもスッと入っていける仕組みになっています。「記憶を巡る物語」といった趣で第一部の4章や6章、7章の各場面がプレイバックするため参加条件が厳しいことにも納得した。弁慶のところは特にズーンと来ましたね……「増える無属性弁慶」というギャグみたいなクエストの割に難易度も高めでハラハラした。

 分断された記憶が散らばる「パッチワーク・ロンドン」を舞台に、いったい誰が何の目的でこんなことを仕出かしたのか突き止めるべく奔走します。「ロード・エルメロイU世」と自称する金髪サディスティック少女・ライネスの弟子にされてしまった主人公は、集合住宅(フラット)の中で血まみれになって死んでいる孔明を発見する。ニコ生でも流れたシーンですが、真っ先に「過労死」という単語が脳裏をよぎりましたね。孔明、まるで「幸福な王子」が己の体の宝石を分け与えるようにNP配りまくったせいで……記憶を取り戻したライネスは自分が司馬懿の擬似サーヴァントであることを思い出し、「死せる孔明生ける仲達を走らす」を地で行くが如く犯人の動機(ホワイダニット)を懸命に探ることとなります。ロード・エルメロイU世の内弟子にしてフードを目深に被った謎の少女「グレイ」とも合流し、継ぎ接ぎだらけの幻想に満ち溢れた偽りの街を駆け抜ける。金時やバニヤンなど、特攻対象にはなっているけど恐らくシナリオ上の出番はないだろうな、と思っていたキャラにもちゃんと見せ場が用意されているのは意外だった。でもこの調子だとロリガマリーさんはイベント礼装にしか出てこないか? 事件簿原作者である三田誠書き下ろしとあって非常に丁寧なシナリオライティングだが、ゲーム化することを念頭に置いてあちこち程良く省略を利かせており、長年FGOを続けてきた古参プレーヤーならではの勘所を押さえた作りとなっています。

 今回はとにかく小ネタが多く、「この再演、なんか記憶と違うんですけど?」なツッコミどころが多いのもポイントです。「昼間の私は無敵です(キリッ)」と言い放つも「今は夜だよね?」と指摘されギフトが起動しないガウェインなど、笑えばいいのか懐かしめばいいのかよくわからないテンションで過去の記憶を刺激しながら進行していく。久々に出てきたイアソン、Fakeでの出演も影響してプレー当時とはまた違った印象を覚える。クエストのBGMも過去のイベント仕様になっていたりしてなかなか細かい。プリヤコラボの曲とか、こないだ復刻されたばかりなのにもう「懐かしい」って感じてしまいましたわ。不意打ちのロベスピエール・ゴーストは懐かしさを通り越して「てめえ、この野郎生きてやがっ……いやゴーストだし死んでるか……とにかくまた出てきやがったなワレェ!」と珍妙な怒りを覚えたけど。ロベ・ゴと最初に戦った当時はフレンドが0で、サポートの宝具使えなくてメチャクチャ苦労したんですよ。参加条件が厳しいだけあって消費APの少ないクエストは全体的に難易度が高め、おかげで孔明が出ずっぱりです。シナリオ上では死んでるのに……。

 ミッション形式なのでクエスト解放手順は相変わらず面倒臭いけど、CCCやハロウィンストライク、ぐだぐだ帝都に比べれば条件がだいぶ緩和されている感じで苦痛度やや薄め。今回の特徴は「レアエネミー」が出現するってことか。グラブルのトラウマが甦ってきて「ああ、早くシルフィードベル(レアモンスターの出現率が上がる召喚石)手に入れなくちゃ」と焦った。レアエネミーは通常時だと低確率(25%)で出現しますが、配布礼装の「次期当主会議」を付けることで確率アップします。未凸なら1枚につき15%アップ、限凸で30%アップ。基礎が25%だから残りの75%を礼装で補えば良い。つまり未凸を5枚並べるか、限凸2枚と未凸1枚を並べればOK。レアエミネーは50万QPをドロップするため、「周回のついでにQPも集めたい」という人にとっては嬉しい配慮だ。キュケオーンゴーレムが礼装ドロップしてくれたおかげで割と早めに凸って50万QP確定の状態で回ることができました。それにしてもキュケオーンゴーレムってなんなんだ……「その体は、きっと粥で出来ていた」なのか?

 新規実装サーヴァントは司馬懿ライネス、アストライアルヴィア、グレイの3騎。ライネスは支援寄りのスキル構成をした「キャスターっぽいライダー」です。とはいえライダークラスだから当然スター集中率が高く、キャスターとは運用感が異なる。自分で殴りに行けるし、どちらかと言えばホームズに近いタイプか? アーツが非常に高性能なため、目を離した隙にNPが溜まっている。宝具は敵にデバフを撒きつつ味方の相性不利を消す、というユニークな代物。バーサーカー使いの人にとっては画期的? 婦長やヴラド、アステリオスらへんとの相性がいいみたい。攻撃モーションに出てくるトリムマウが変幻自在の目まぐるしさで見ていて楽しい。龍馬と一緒に編成したら画面が賑やかなことになりそうだ。孔明と違って司馬懿はちょくちょく表面に出てくる(その際瞳が赤くなるのはライネスが魔眼持ちだから)けど、水瀬いのりの男性的な低めのボイス演技ってなかなか珍しい気がするな。これなら北斎(ととさま)みたいに三臨で完全に切り換わるのもアリだったかも。

 アストライアはそんなに借りていないので性能面はあまり呑み込めていないが、「星を稼いでアーツで殴れ」っていうアーツゴリラの風格が漂っている。アストライアはジャスティス(正義の女神)系統に連なる女神の一柱であり、乙女座や天秤座の由来になっている――という説もある。ジャスティス系統の女神は正義を執行するための剣、罪の軽重を量る天秤、このふたつを持つ姿で描かれ、「ルーラー」というクラスのシンボルそのものでもあります。依代になった少女はルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、ファンの間では「ルヴィア」という愛称で親しまれているキャラだ。原作の事件簿でも登場するが、プリヤで美遊の保護者をやってる姿の方が馴染み深いって人も多いかも。stay nightの頃から設定が存在しており、「縦ロールが似合う貴族令嬢なのにレスリングを得手とする」というインパクトの強いキャラクターで固定ファン層を掴んできました。アンコこと『Fate/unlimited codes』には隠しキャラとして出ている。ギャグやコメディなどでの出番が多かったから、事件簿でシリアスな活躍をしたのは意外でしたね……そのへんもっと知りたい方は文庫版が出たばかりの『剥離城アドラ』コミカライズを読もう。イラストはライネスと違って坂本みねぢではなくコミカライズ担当の東冬が手掛けています。初期実装サーヴァントであるジャンヌ以来初めて追加された恒常ルーラーであり、これまでは通常のガチャでルーラーのカードを引いたらジャンヌ確定だったけど、今後はジャンヌかルヴィアの二択ってことになるな。クリスマスイベントの配布もルーラーだったし、やっぱり近々配信される4章にはムーンキャンサーがわんさか出てくるかしら? それにしても☆4ルーラー、水着マルタとケツ姉サンタとルヴィアでレスリング団体ムードが半端なくなってきた。

 配布のグレイは稀少な全体宝具アサシンです。なんで稀少かと申しますと全体宝具アサシンは単純に入手機会が少ないから。低レアは☆2のファントムだけだし、比較的ガチャで引きやすい☆3も風魔小太郎のみ該当。ただでさえアサシンはATK補正が掛かるクラスなので、両方とも火力面に不安を抱えている。☆5の酒呑童子とクレオパトラとセミラミスは全部期間限定、配布の水着スカサハはもう復刻の見込みがなく、水着ニトクリスと水着牛若丸は水着ピックアップが開催される時期(概ね夏)まで待たないといけない。段蔵と虞美人のふたりは一応恒常とはいえスト限だから通常のガチャからひょっこり顔を覗かせることもなく、2000万DL突破記念で行われるであろう☆4配布まではクラス別ピックアップにチャレンジするくらいしか手立てがありません。ゆえにグレイは初心者なら是非とも宝具5にしておきたいユニットなんですが、問題は初心者だとこのイベントに参加できないってことですね。

 閑話休題。ユニットとしてのグレイは死霊特攻、無敵1回を兼ねたカードバフ、NPチャージをスキルとして揃えており、シンプルに強い。イベント特攻が乗るおかげもあってレベル40くらいでも実用に堪えます。NPチャージがスキルレベルに関係なく20%で固定なのはちょっと残念だが「これが普通、騎ん時やクロエがおかしいだけ」って見方もある。総じて「クラスの変わったジャルタリリィ」って印象。☆4アサシンにしてはATKが高く、ステータス的には水着牛若丸と一緒(最大ATK9456)です。ただ、Qが3枚もあって1枚1枚の性能があまり良くないあたりはネックか。変形して鎌になったり弓になったりするアッドの動きが凝っていて「これホントに配布かよ」と何度目になるかわからない呟きを漏らしてしまった。派手に動き回るグレイたんが師匠と肩を並べて出撃するの、実際にやってみると想像以上に嬉しくてテンションがビッグベンになります。小野Dボイスのアッドもちょくちょく喋るから耳に楽しい。グレイ役の声優「上田麗奈」は最近だとグリッドマンのアカネちゃん、わたてんのみゃー姉などを演じているが、個人的には「プリパラの黄木あじみ役」として印象に残っている。よく聴かないと同じ声だなんて気づけないわ。

 イベント報酬のコマンドコードは☆5「ダ・ヴィンチちゃん」、☆4「無形の匣」、☆3「心緋き臣下の令印」の3つ。ダ・ヴィンチちゃんコード(ラングドン教授が走り回りそう)は宝具威力15%アップ、なかなか悪くない効果だが1ターンしか持続しないので「刻印したカードで攻撃した後に宝具を撃つ」という変則的な動きをしないといけないのが難点か。「たとえば北斎だったらスキル『雅号・異星蛸』との兼ね合いでアーツに載せるのもあり」みたいなアドバイス見かけたけど、特殊例すぎて応用しにくい。単体宝具のサーヴァントだと「初手BでHPの少ないエネミーを倒し、宝具でHPの多いエネミーを仕留め、残りのカードとEXで最後のエネミーを始末する」みたいな動きをすることもあるから全体宝具持ちよりも単体宝具持ちの方が活きそうかな……判断に迷う。アッドのコードは死霊特攻、死霊エネミーはほとんどアサシンだからキャスターかアルターエゴに刻むのが無難だが、やはりここはグレイに付けたい。早速刻もうと意気込んだけどまだ仮加入だからできなかった。ウェイバーの令呪コードはバスクリ威力アップ、スター集中スキル持ちに付けるといいかも。

 シナリオの後半は5月3日(金)に開放予定。前半で一ヶ所だけ謎のシルエットが映るシーンあったけど、あれが何なのか気になる……新キャラ? それとも既存キャラの新しい立ち絵? まさか新サーヴァントでピックアップ2開催とかはないだろう、と思いたい。


2019-04-27.

『アベンジャーズ/エンドゲーム』観てきた焼津です、こんばんは。

 ネタバレを大声で叫んだ奴が激昂した観客に殴られるという事件も起こっているくらいなので、内容については触れない。触れ始めると止まらなくなるから、というのもある。「マーベル映画によくぞここまで付き合ってくれた、感謝する、これは御褒美だ」と微笑みかけながらマウントポジションで観客の顔をガンガン殴ってくる映画、と言えばだいたいのノリは伝わるはず。総決算的な内容ですから関連作品は全部予習して臨むのがベスト。「このネタまで拾うのか!」という驚きの連続です。一回観たくらいでは全然咀嚼し切れないのでまた鑑賞したいけど、問題は上映時間の長さ……尻が爆発しそうになったし、自宅で寝そべって観れるようになるまでお預けですね。

新イベント「名探偵華恋の事件簿」開催! イベントを攻略して★3舞台少女「ワトソン 西條クロディーヌ」をGET!

 深読みしたけど普通に華恋ホームズでした。ドヤ顔してパイプ持つ華恋ちゃんが可愛い。ちょっと四葉を思い出すビジュアルですね。「華麗なる推理ショー ガチャ」の方は無料3連と半額10連だけ回したが、☆3のイベントメモワールすら出ない完全なドブリザルトで意気消沈。☆4メモワールに描かれているまひアーティがツボなので、イベントが終わった後にすり抜けてくることを祈るとしよう。イベントは聖翔とシークフェルトの合同演習を描く内容で、基本的なノリは今までと一緒だけど「他校との交流」ゆえ和やかな雰囲気の中にも僅かな緊張感が漂っていて面白い。まひると栞の掛け合い、クロディーヌとやちよの応酬が目と耳に心地良い。謎の人物から挑戦状が届くというレクリエーション?も発生するが、犯人が聖翔側なのかシークフェルト側なのかもハッキリしない状況で進むためワクワクします。バトルは単調だしガチャも渋いけどシナリオは結構イイんですよね、スタリラ。やっとこさ半周年だけど、何とか一周年も超えて続いてほしいものだ。

 最大3人が参加可能なリアルタイム協力マルチプレー「トワイライトシアター」のβ版も始まっています。手順としてはまずルームを作り、自分以外のメンバーが入室するのを待って、誰がどのキャラを出すか相談しながら最大9人の舞台少女を編成して攻略開始――といった感じです。あくまで「最大」だから極端な話ソロでもやれる。ただし、メンバー1人につき最大4名までしか舞台少女を編成できないし、ソロだと1ターンの間に行動できる量も少ないので難易度が上がってくるとかなり厳しい戦いになります。3人マルチでやると1ターンの間に普段の3倍に当たる行動が可能となり、バトル展開は凄まじく派手で煌びやか。とはいえFGOで言うところの「ブレイクゲージ」みたいなシステムであり、1ターンの間に与えられるダメージの上限は決まっているため、同じタイミングで必殺技をブチ込むと「反映されないダメージ」が出てきてもったいないことになる。それぞれ好き勝手に殴ればいいわけではなく、ちゃんとタイミングを合わせたり、状況によってはあえてズラしたりなど「相手の呼吸を読む」ことが必須です。うん、爽快感はあるけど正直面倒臭い。こういうマルチ要素が苦手でネトゲの類に手を出してこなかった人間ゆえ、今回は好奇心に駆られてちょっとやってみたけど今後は基本的にプレーすることはないだろうな。

『メギド72』、GWに向けた様々なキャンペーンを開催中

 まず「共襲イベント」というレイド戦が既に始まっています。自発→救援→みんなでボコる、という要はグラブルのマルチみたいなコンテンツ。ターン制限があるので耐久寄りではなく速攻型のパーティ編成がオススメ。フレンド機能がなくほとんどソロゲー状態だったメギドがここに来て協力要素を盛り込んでくることに戸惑いを覚える。もしかして遅まきながらフレンド機能を搭載するつもりなのか? ほか、新しいTVCMの放送を記念して豪華ログボがスタート。正月頃にもやった「コレチケ」が復活します。コレチケはログボで4枚、イベント報酬で4枚、最大8枚が獲得可能。集めて7枚消費することで「メギド1体確定」のガチャを回すことができる。今回は「ガチャ産の真メギドとリジェネレイト」限定で、リジェネアモンまでの20体の中からランダムで誰かが出てきます。初心者にとっては「ほとんど被る心配のないガチャ」として安堵を胸に抱きながら臨めるだろう。私は20人中8人所持済ゆえ、新規メギドが手に入る確率は実に60%……勝算がある!

 月末月初に開催されることでお馴染みの「激★魔宴召喚」、いわゆる「サバト」はGWに合わせるため前倒しとなり、もう開始されています。早い。いつぞやと同じように前半サバトと後半サバトの二段構え。前半サバト「CM記念!特別ラインナップ」は割と最近に実装されたメギドたちの詰め合わせといった趣。うちにいるのはサキュパス(リジェネ)くらいなので深く考えずにとっとと回しちゃいました。40連弱ガチャったところ、アンドラス(リジェネ)、インキュバス(リジェネ)、ティアマト(2人目)という結果に。ピックアップはそこそこ仕事してるけど確率的には微妙なリザルトだ。やってるうちにだんだん被りが多くなってくるのもガチャゲーの難点なんだよな……特にメギドは重なる恩恵が薄いし。

 後半サバト「自分色に染まれ!筆持つ紙上の創世神」では新たなテルミナスメギド「バールゼフォン」が追加されます。テルミナスメギドというのはサバトだけで排出される稀少性の高いメギド、他のゲームで言うところの「フェス限」です。あくまで稀少性が高いだけであり、性能が抜きん出て優れているわけではない。ピックアップ名だけで伝わってくるけどバールゼフォンは画家。CVは「岡本信彦」、一方通行(アクセラレータ)役の人ですね。FGOだと新シンこと燕青を演っている。5月18日まで通常「120時間に1回」の無償ガチャが「24時間に1回」、つまり「毎日単発無料」となっていますから石を使い果たした私でも一応チャレンジは可能だ。メギドは単発でも意外と出るから毎日無料はありがたい。

 あと〆チケこと指名召喚チケット付き魔宝石セットも販売されますが、注意しないといけないのは今回の〆チケ、「EV指名召喚」――つまり過去のイベントで配布されたメギドだけが交換対象です。「○○欲しい、今すぐ欲しい、復刻まで待てない」という人にとってはうってつけの商品だが、どのメギドも「しばらく待てば復刻される可能性がある」ので、のんびり待てる気の長い人は見送ってよろしいかと。私はブニ欲しいし安い(500円もしない)から買いますが。配布と言えば、次のイベント「その交渉は平和のために」は5月3日から開催予定。配布メギドは「ヒュトギン」。なかなか顔が良い。「争いごとを嫌う『交渉官』」とのことだが、髪の色も相俟ってフリアエを連想してしまうな。何か関係あるんだろうか? 「次のイベント、5月3日から? GWがあるのに遅くない?」と訝る方もおられるでしょうが、なぜそんなに遅いかと申しますと、多くのプレーヤーたちが待ち侘びた6章3節が遂に4月30日より配信される予定だからです。6章はこれが最後。「歴代最強のボスが立ちはだかる」という噂で持ち切りであり、今からドキドキすっぞ。石砕いてでも突破するつもりだが、「石を砕いてなお勝算が見えない」事態に陥ったら……不貞寝するしかない。

マギレコ、イベント『巣立ちは空を見上げて』開催中

 心の中で「ういちゃんは恒常だからスルー、ういちゃんは恒常だからスルー」と念仏のように唱え続けることでガチャを抑止するつもりだったが、「ちょっとくらいはいいんじゃない? せめて単発チケットだけでも……」という欲望の囁きには抗えず結局回してしまった。「このロリコンめ!」と己を罵りつつ19連でフィニッシュ。比較的浅手で済んでホッとしたけど、ガチャを我慢できなかったことに関しては忸怩たるものがある。こ、今度こそ2周年記念ピックアップに備えてガチャ禁生活へ突入しますから。何度目かわからない誓いを立てながらイベントへGO。

 世間は連休ムードで盛り上がっているが私は普通に仕事だったためまだあんまり進めていませんが、ういちゃんが「自分は魔法少女として何をすべきか」模索するエピソードになるようです。期間限定イベントでやるような話か? みかづき荘の新たな住人となったういちゃんに対してフェリシアちゃんが先輩として振る舞うの、何か新鮮でいいな……ういちゃんといろはちゃん、姉妹で他愛もない会話を交わすシーンも「ここまでが長かった」ぶんいろいろと染み渡るものがある。オスカー・ワイルドの「幸福な王子」みたいに価値あるものをみんなに分け与える献身的な存在になりたいと願うういちゃん、良い子なんだけど少し危うい(ダジャレではない)。GWはやりたいことがいっぱいあるからあまりイベントに注力できないが、最低限虹オーブは確保しとかないと。

【開催中】ロード・エルメロイU世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「レディ・ライネスの事件簿」開催!

 えー、というわけでみなさんお察しの通り「生放送が終わった後にイベント開始!」パターンでした。うん、知ってた。「8時半からではなく9時からか」「今回は余裕あるな」と感覚が麻痺してる人も多いけど、「あと40分くらいでスタート」というのは充分急ですよ。もう文案練ってる余裕もないので巻きで打ちますが、イベント名は「レディ・ライネスの事件簿」。舞台はロンドンの「時計塔」(魔術協会の総本部)、ロードが血まみれになって倒れ伏す殺人(?)事件に主人公たちが立ち向かう。TLが「過労死?」で染まったのは笑った。

 ガチャの目玉は2つ、☆5の「司馬懿(ライネス)」と☆4の「アストライア(ルヴィア)」です。司馬懿ライネスは期間限定だけどアラストルヴィアは恒常。前回の更新で「まさかの司馬懿ライネスでウェイバーの胃痛がマッハ」とか「ライネス以外だとルヴィアゼリッタあたりかな」とかテキトーなこと書いてたけど、両方とも当たるだなんてビックリだ。司馬懿のクラスは全体宝具ライダーで、物理的に孔明を殺る気満々。アストライアは単体宝具ルーラー、また殴ルーラーが増えるのか……配布は☆4アサシンの「グレイ」。貴重な全体宝具持ちです。同じ坂本みねぢ鯖である水着牛若丸のスキルマがやっと終わったところなのに、また全体宝具みねぢアサシンの育成に取り掛からないといけないのか……イベントはミッション形式なので「グレイを霊基再臨させよ」系のミッションがあるはずです、種火もちゃんと用意しておきましょう。じゃあイベントもう始まってますので更新切り上げてアプリ起動します。グラブルも「オフシーズンの古戦場」とやらを舞台にしたイベントが始まるし、大忙しのGWになりそうだ。


2019-04-25.

「ロード・エルメロイU世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント開幕直前キャンペーン」開催!

 特にクエストとかは用意されていないキャンペーンながら、まだ帝都イベントやってる最中に開催とは……やはりCCCコラボ延長のときにいろいろとスケジュールが狂ったのか? ともあれ復刻Zeroコラボ以来となる孔明ピックアップが来ました。恒常☆5キャラター「諸葛孔明〔エルメロイU世〕」と恒常☆3ライダー「アレキサンダー」のみピックアップという非常に簡素な内容ですが、孔明は今でも一、二を争うサポートユニットなので結構回している人も多い模様。最近はスカディ全盛で意外とサポート孔明を借りにくい、という事情も影響しているんだろうか。アレキサンダーはイベントに先駆けてモーション変更も行われています。マシュの声優、「りえりー」こと高橋李依はショタキャラ好きでアレキサンダーが大のお気に入りだから金曜のFGOラジオで「ブケファラス高橋」と化した彼女の嘶き声が響き渡りそうだ。腋のあたりの筋肉がしっかりと描き込まれており、見惚れる人の気持ちもわかる。膝小僧の描写も前よりショタっぽくなりましたね。

 参加条件は「第2部 第3章「Lostbelt No.3 − intro −」をクリア」、終局クリアが条件だったCCCコラボや帝都コラボよりも更に厳しくなっています。普通、コラボイベントって新規のプレーヤーを呼び込むために「初心者でも参加可能」「難易度低め(一部のチャレンジクエストだけ高難易度)」ってするもんでしょうに。FGO、もう新規プレーヤーを獲得する気はあまりないのでは……? 既存プレーヤーの囲い込みの方に注力している印象があります。ストーリーについてはまだ触れられていませんが、特攻サーヴァントのリストは公開されている。アルトリア・オルタ(セイバー)、モリアーティ、イスカンダル、アレキサンダー、孔明、ダ・ヴィンチ、バベッジ、エミヤ(アサシン)。アルトリア本人ではなくオルタなのと、周囲からやや浮いた雰囲気のバベッジが気になる。水着イベントでモリアーティと組んでいたし、その流れか? 他にアルトリア・オルタ(ランサー)、ナーサリー・ライム、シェイクスピア、ジャック、金時、バニヤン、サリエリも特攻サーヴァントとして選ばれているが、「※対象のサーヴァントとなっていても、本イベントのメインシナリオに登場しない場合があります。」とわざわざ注意書きまで載せているのでストーリー上の出番はなさそう。シェイクスピアやジャックはともかく、金時というチョイスは謎です。「ゴールデンウィークだから金時」みたいなジョークも飛び交っていますが、アサミヤ除けば全体的に「フィクション」とか「幻想」でイメージを象られた英霊たちって感触がある。英霊ってだいたいそんなもんだろ、と言われたら言い返せませんが。

 気になるのは配布サーヴァントとガチャの目玉サーヴァントか。配布は九分九厘グレイでしょう。もしグレイがガチャ産の限定☆5なんてことになったら怨嗟の声が飛び交うこと間違いナシです。じゃあ誰がガチャの目玉なのか、と訊かれてもイマイチこれといった予想がない。魔眼蒐集列車に登場する「あの人」が最有力候補っちゃ最有力候補です。事件簿のメインは魔術師たちであり、サーヴァントは数えるほどしか出てこないため「原作に登場したサーヴァント」という時点で有力候補になってしまう。しかし、あの人は天草以上に「存在自体がネタバレ」ってポジションだからアニメ放送前にお披露目されるとは考えにくいんですよね。となると孔明(ロード・エルメロイU世)みたく何のかんのと理屈付けて魔術師を擬似サーヴァントとして実装するパターンも充分に考えられる。「事件簿に出てくる魔術師」は山ほどいるけど、「事件簿オリジナル」という条件にすると数はかなり絞られてきます。ニコ生の出演陣、カドック役の赤羽根健治、グレイ役の上田麗奈に混ざってライネス(エルメロイU世の義妹)役の水瀬いのりが来ているのは果たして事件簿アニメの番宣のためか、それとも兄妹揃って擬似鯖化……? ぶっちゃけユニット数が飽和してきている現状、水瀬いのりボイスのライネス擬似鯖くらいブッ込まないとガチャ回らないんじゃないか、ってメタ的な予想をしてしまう。まさかの司馬懿ライネスでウェイバーの胃痛がマッハ? ライネスはFGOだと礼装にすら出ていないキャラだから、擬似鯖じゃなかったとしても最低限イベント礼装にはその姿が描かれるはず。ライネス以外だとルヴィアゼリッタあたりかな、ありそうなのは。

 コラボと言えばFGOアーケードの方でらっきょコラボ開催だとかで、それに合わせてFGOの方でもダブル式の強化クエストが実施されます。殺式と剣式の両方がいっぺんに強化されるぜ、嬉しい。殺式はともかく剣式はさすがにもう一声欲しい性能でしたからね。単なる宝具強化か、それともスキル「陰陽魚」あたりにテコ入れするのか。

ガンガンJOKER創刊10周年!「妖狐×僕SS」凜々蝶と「賭ケグルイ」夢子が表紙でコラボ(コミックナタリー)

 創刊10周年で表紙にいぬぼくだと……? 涙腺にダイレクトアタックするような真似するんじゃないよ、ホントにもう。完結から5年、作者である「藤原ここあ」の急逝から4年、アニメの2期も訪れず「過去の作品」として取り上げられることも少なくなった『妖狐×僕SS』にふたたびスポットが当たる日が来るなんて。いぬぼくはJOKER創刊ラインナップの一つであり、5年近くに渡って連載された漫画だからJOKER関係者にとっては特別な位置付けにあるんだろう。欲を言えば凛々蝶様と夢子に『黄昏乙女×アムネジア』の夕子さんも加えて黒髪三連星にしてほしかったが、構図がいぬぼく1巻に対するオマージュであることは明白なのでワガママ言うのはよそう。

 ガンガンJOKER初期の作品でいうと『EIGHTH』『アラクニド』『プラナス・ガール』らへんも好きです。『EIGHTH』はバイオテクノロジーを題材にしたストーリーや見応えのあるアクションが素晴らしい、と誉める人が多いけどそれ以上に「おっぱいが大きいお姉さんや可愛い幼女がたくさん出てくる」点でもっと知られていい漫画だと思う。正直、表紙で損している。『プラナス・ガール』は「女子の制服をまとった少年」と過ごす日々を綴った青春モノで、これといって大きな事件は起こらないが、だからこそシンプルにヒロイン(?)の魅力に引き込まれる。明らかに美少女として描いたキャラを「男」と言い張るタイプ(そういうのも嫌いではない、むしろ好き)とは異なり、「じっくり見れば少年っぽくもある」絶妙なデザインで読んでいて変にドキドキするんですよね。なお『女装少年アンソロジー』に掲載された「プラナス・ガール1.5」は結局単行本に収録されなかったので、コンプリートしたい方はこっちも忘れずチェックしよう。『アラクニド』は殺し屋に殺されかかった少女が覚醒した結果、一転して「殺す側」に回るバイオレンス・アクション。「名前を奪われるな」というセリフが今でも印象に残っている。主人公・藤井有栖(アリス)は先天的に集中力が過剰という設定で、シャニマスの芹沢あさひを見るたびに思い出してしまう。ただキャラ的にはあまり似てないというか、あさひちゃんに似てるのは強いて言えば後半で登場する巨針蟻(ディノポネラ)ちゃんの方。「主人公があまりにも強くなってしまった」という理由で連載を打ち切った異色作ながら、続編も近々始動する模様。関連作『キャタピラー』は時系列上だと前日譚に当たります。

 『アカメが斬る!』『一週間フレンズ。』など映像化して話題になった連載作はいくつかありますが、現在知名度トップの作品はやはり表紙を飾っている『賭ケグルイ』か。2014年、ちょうどいぬぼくが終わった翌月に入れ替わる形で連載を開始しています。関連作がこれでもかと押し寄せてくるのでチェックするだけでも大変な作品だが、「ギャンブル」を軸に分かりやすくキャラを立てて成功している。最近のだと『ジャヒー様はくじけない!』が好き。『恨み来、恋、恨み恋。』も気に入っているが、ここしばらく積んでるから今はどんな展開になっているのか知りません。あれもこれもって興味が分散しているせいでなかなか積読の消化が捗らないんだよな……アニメ化する前から買っていた『五等分の花嫁』もアニメが終わった後でやっと崩し始めたくらいです。ちなみに私は今のところ二乃派。

マギレコ、4月26日16:00より、イベント『巣立ちは空を見上げて』を開催予定

 マギレコの主人公・環いろはの妹「環うい」をメインに据えたストーリー形式のイベントです。「安否不明の妹の行方」を巡る第一部が完結して、最終的に無事が確認されたから普通に出番もあるわけですが、まだ第一部をクリアしていないプレーヤーにとっては物凄いネタバレだな……彼女の「巣立ち」を描くみたいだが、あくまで精神的な意味であって物理的に住居を変えるわけではない……と思うが、「第二部は別の街が舞台」という説もあるので前フリとして引っ越しする可能性もほんのり僅かにあります。イベントに合わせて『環うい ピックアップガチャ』も開催。☆4闇属性の魔法少女として実装されます。「第二部の主人公はういちゃんかもしれないし、お姉ちゃんと同じく☆1魔法少女としてストーリー加入するのではないか」と予想する向きもありましたが、運営は売上を増やしたいわけだからガチャ実装と考えるのが自然であった。「期間限定ではなく恒常」というのがまだ救いか。今回スルーしても来年1月の「選べる☆4チケット」付き福袋を買えば確定で入手可能となる。限定だったら「卑怯だぞ!」と運営を罵りつつ泣く泣くガチャを回すところだったが、恒常となると少し迷いますね。一応天井(100連確定枠)2回狙えるだけのチケットと石は貯まっていますが、2周年記念に備えての備えだしなー。でも「2周年記念ピックアップの目玉は恐らくういちゃんかデビルほむらの二択、どっちが来てもチャレンジしよう」と考えていたし、後先構わず突っ込みたいテンションでもある。

 それに、マギレコは凸ったときの恩恵がとても大きいゲームだから、ここで引き当てた後に別のピックアップですり抜けて重なったとしても戦力増強の観点からすれば充分許容範囲です。実際、すり抜けで重なったマミさんは以前と比べて頼もしさが段違いになった。まずい兆候だと自覚はしていますけど、最近未凸だと物足りなく感じるようになってしまって……「重ねる機会がほとんどない限定よりも、低確率ながら重なる可能性が常にある恒常を引く方がアドなのでは?」と思考が切り換わりつつある。なるべく我慢したいところだけど、我慢できずに回しちゃうビジョンしか見えない。それはそれとして同時実装されるメモリア「どんなわたしになるのかな?」のいろんな制服を着たういちゃん、可愛すぎでは? ロリコンの血が騒ぐ。

スタリラ、4月25日16:00より新イベント「名探偵華恋の事件簿」開催

 今度のイベントはミステリネタか。既存のユニットだと「アルセーヌ・ルパン 鶴姫やちよ」がいるけど、今回は特に関係してこないかな? ゲーム内お知らせに載っているクロちゃんがたぶん配布のワトソンだと思うので、ガチャの目玉は十中八九ホームズですね。問題はキャストが誰なのか、ってこと。素直にタイトルを受け取るなら華恋ちゃんがホームズ役として実装されるってことなんでしょうが、イベント告知画像の華恋ちゃん、普通に制服姿なんだよな。ホームズだったらビジュアルは定番の「ハンチング帽とインバネスコート」になっているはず。

 スタリラは過去にひかりちゃんが「みんなのサンタ」になろうとするイベントサンタまひるをガチャ実装するという謎の采配を見せており、「イベント内容とガチャが一致しない」可能性は少なからずあります。たぶん年明けにアマテラスひかりの投入を控えていたから「ひかりの限定二連続はまずい」という判断が働いたのだろう。華恋ちゃんはこないだアーサー王役としてユニット化されているし、今回は見送られるかもしれない。そうなるとあらすじに出てくる「まひる、メイファン、やちよ、栞」のいずれかが怪しいな。この中だとまひるちゃんがクリスマスイベント以降ユニット化されていないけど、もともとまひるちゃんは衣裳の多いキャラであり、順番的にそろそろ配布が来そうなので「ホームズまひる」の線は薄い。聖翔とシークフェルトの合同イベントだから、バランスを取るためにも片方は「シークフェルトの誰か」を選ぶのではないかと想像します。となると「メイファン、やちよ、栞」の三択か。やちよはフェス限のルパンが追加されたばかりだし、「ルパンとホームズの両方を演じる」のも変な話だから三人の中では大穴ですね。となると栞かメイファンが本命。イメージに合うのはメイファンの方だな、凛々しい見た目で男装が似合いそう。可愛い路線の栞ホームズもありっちゃありな気がしますが。あるいはブシロ繋がりでいきなりシャロが登場したり……しないか。

 そういえば。チーム対抗イベントが終わって、惜しくも1000以内には滑り込めなかったんですが、報酬としてガチャチケットを4枚貰いました。こないだ100連確定枠を消費したばかりなのでカウントは「あと100」に戻っています。ここからまた確定枠に辿り着くまでどれくらい時間が掛かるだろう……と気が遠くなりながらも「千里の道も一歩から」と心を引き締めてガチャったら、一発で呂布メイファン出ました。100連掛けて辿り着いた場所に今度はたった1連であっさり到着し、カウントがまた「あと100」に戻った。冗談みたいな話で目を疑いましたが、何であれ待望の月属性☆4舞台少女ゲットです、やった! これで夢以外の全属性で☆4舞台少女を入手したことになります。夢属性は要するにバーサーカー(あらゆる属性に対して攻撃有利が取れる代わり、あらゆる属性に対して防御不利)だから「いれば便利」だけどいなくて困る属性じゃなく、戦力面ではもう充分と言える。スカチケが販売されたら性能とか属性を度外視して好きな子取りに行けるようになったな……ありがてぇ。

・あとはプリコネの新イベント「ショーグン道中記 白翼のサムライ」でくの一ニノンと花魁クウカが来る模様。どっちかが配布かなー、とお知らせを流し読みしていたが、ん? 「本イベント内にイベント限定キャラが登場します」「イベント開催期間中に特定の条件を満たすと仲間にすることができます」というお決まりの文章が載っていない……? ひょっとして両方とも限定のパターンか。前半ピックアップが限定ニノンで後半ピックアップが限定クウカ、みたいな。じゃあイベントシナリオ楽しんだら後はダラダラとモニカのメモピ集めに励む程度になるか。ひとまず天井(300連)分まで貯まったことで「もうあくせく石を掘らなくてもいいな」という気持ちになっているし、メインクエストのボスがなかなか倒せなくて詰まっているからモチベは低下中。配布がなさそうなことを残念がりつつも「配布がないなら育てる労力を割く必要もないんだな」ってちょっとホッとしていたり。やはり何本も並行してやり込むのは時間的にも厳しいから、プリコネはしばらま省エネモードで行きます。


2019-04-22.

・モンキー・パンチに続いてジーン・ウルフ小池一夫の訃報が流れてきて悄然とする焼津です、こんばんは。

 ジーン・ウルフは『ケルベロス第五の首』しか読み通しておらず、“新しい太陽の書”もずっと積んだままになっているから知ったふうなことを語ることはできませんが、深い霧の中へ潜り込んでいくような作風に怖気づきつつも「いつか本格的にダイブしたい」と願っていました。連休で「いつか」をそろそろ「今」にしたい。小池一夫はいくつもの漫画原作を手掛け、梶原一騎に並ぶ存在として君臨していた人。「するンだ」など「ン」を多用したり、「勃起」を「エレクチオン」と表現したりする特徴的な言い回しが記憶に焼き付く。もっとも有名なのは『子連れ狼』でしょうが、『傷追い人』『クライングフリーマン』など池上遼一とコンビを組んで世に送り出した作品群が印象に残っている。春は別れの季節とはいえ、こうも立て続けだと滅入ってきますね……。

・今期のアニメ、『鬼滅の刃』『ひとりぼっちの○○生活』といった新作もチェックしつつ一番気に入ったのは再放送の『フレームアームズ・ガール』だったりする。

 コトブキヤのオリジナルロボプラモ「フレームアームズ」を美少女化した企画であり、そのためヒロインの名前が「轟雷」などやや厳つい印象のものになっています。プラモサイズの美少女ロボットがたくさん登場する、という点では『武装神姫』と同系統の話である。全体的に設定がフワッとしていて「なぜFAガールはバトルをするのか」という理由もだいぶ曖昧になっているけど、キャラの可愛さですべて帳消しだ。表情薄めな轟雷ちゃんの可愛さもさることながら、バーゼラルドのキュートさは巻き戻しボタンを押してしまうレベル。ちなみに「巻き戻し」ってもう死語らしいが私は構わず使う。声優は「長江里加」、最近だと『あそびあそばせ』のオリヴィア、わたてん(『私に天使が舞い降りた!』)のひなた、デレマスの久川颯などを演じているが、芸歴的にはバーゼラルドが初のメインキャラだったみたいですね。本放送が2017年だから、まだ2年程度しか経っていない。SDキャラも実にめんこくてツボだが、名前のせいでどうしてもヴァルゼライド閣下を連想してしまうのが難点か。バーゼラルドちゃんなら出来たぞ? 

スタリラ、ハーフアニバーサリーキャンペーンを開催

 去年の10月に配信を開始していますから今月で半年経ったことになります。なんだかあっという間だったな……現在はチーム対抗イベントを開催中。4つあるチームのどれかに所属してポイントを奪い合う形式のイベントです。私は単純に神話ネタが見たいから「神話チーム」を選びましたが、メンバーが多いのかガチ勢が集まっているのか、開始当初から独走状態でトップを堅持している。「優勢なチームに所属している」のは一見良いことのように思えますが、このイベントは「チームごとの順位」とは別に「チーム内での順位」、つまり貢献の割合に応じて報酬が出るため優勢なところほど「チーム内でのランキング争いが熾烈になる」という罠が潜んでいます。必死に走って中間結果ではギリギリ1000位以内に滑り込めたが、100位から上を覗くと稼いでいるポイントが文字通り「桁違い」です。「この人たち、どんだけ石を使ってるんだ……?」と恐ろしくなる。ともあれ、順位によってストーリーが変わる仕組みだからうちのチームには是非とも勝ってほしいものだ。

 イベント報酬でガチャチケットがいっぱい配られた結果、遂に常設ガチャのカウントが100まで溜まりました。スタリラのガチャチケットは開催期間が定められたピックアップガチャで使用することはできず、無期限の常設ガチャでしか消費できないシステムになっています。回したいガチャを選べないのが不便ですけど、おかげでカウントをリセットされることなく☆4舞台少女確定の100連目まで辿り着くことができた。結果オーライだ。ガチャアップデートから4ヶ月、ようやく私も「天井」(正確には「確定枠」だが)のお世話になる日が到来。月属性と夢属性は☆4がいないからどっちかが来れば大アタリなんだけど、極論「被り」じゃなければ何でもいい。果たして結果は……?

 「メイド メリッサ 天堂真矢」でした。こないだ(3月)のマフィアイベント実装された恒常ユニット、奇しくも今やってるチーム対抗イベントの特効対象でもある。「昔はマフィアの殺し屋として散々汚れ仕事をこなしてきたが、現在はメイドとしてお嬢様の護衛役を務めている」という設定。モーションが既存ユニットの使い回しのため主武装はレイピアですが、CA(奥義)ではスカートから零れ出た複数の手榴弾を蹴り上げながらハンドガンぶっ放す。どっかの猟犬かな? 天堂真矢の衣裳としては4つ目に当たります。一番最初に来た☆4が「太陽の国の軍団長 天堂真矢」で、配布の☆3「ランプの魔神 天堂真矢」を宙属性特殊アタッカーとして今も愛用している身ゆえ嬉しいことは嬉しいが、肝心の属性は比較的足りている「雲」か……グラブルでもそうですけど、ガチャだとどうしても属性ごとの戦力が偏ってしまうな。スカチケが来たら絶対に月属性の子を取るぞ。

 しかしチーム対抗イベントの後は何をやるんだろうな。新章の配信は6月と告知されているし、☆2限定レヴューも5月開始のはずだし。「トワイライトシアター」とかいう共闘のβ版が近々お披露目されるらしいけど、それだけでGWを凌ぐとも思えないしまた何か新しいシナリオ付きイベントでもやるのかしら。個人的にはそろそろ夢大路姉妹の話が読みたい。でもそのへんは新章配信後まで引っ張る感じか?

・拍手レス。

 MUSASHI-GUN道-はSSSS.グリッドマンを制作したトリガー、もしくは今どろろのアニメを制作しているMAPPAでリメイクしたら色々な意味で話題になるだろうなと思います。しかし、あの当時作画崩壊などがネット上でさんざんネタにされてきたので、リメイクするならばアニメ制作のノウハウを知り尽くしているスタジオでないと難しいでしょうね…。
 ケレン味の中にモンキー・パンチへのリスペクトが光りそうなトリガーと真っすぐいってぶっとばすMAPPA……どちらが実現しても美味しそうだけど、どっちも実現しそうにないのが悲しい。GUN道自体はもっと活かせるネタのはずなんですが。


2019-04-18.

モンキー・パンチさん死去 日テレ、追悼でルパン放映

 合掌。言わずと知れた『ルパン三世』の原作者です。違う意味で『MUSASHI-GUN道-』の方も有名ですが。ルパン三世はTVや映画でアニメが何度も放送・上映されているからどうしてもそっちのイメージが強いですけど、原作もちょっとだけ読んだことがあります。雰囲気も何もかも異なるので戸惑いました。デビルマンといい「アニメ化する際にガラリと雰囲気を変えてしまう」ことが珍しくなかった時代とはいえ、こうも違うのかと。特に五ェ門は別人。原作だと「快活なイケメン」ですからね、あいつ……訃報に伴って「ルパンは007のジェームズ・ボンドを意識した」「ボンドガールよろしくヒロインは毎回変更するつもりだったが面倒になって峰不二子で統一した」などのエピソードが掘り起こされていますが、一番ビックリしたのは『MUSASHI-GUN道-』の初期原案が速水螺旋人だった(本人のツイート)こと。「構想12年」という謳い文句の作品で、2006年放送だったから「20年以上前の話」ってのも辻褄が合う。「宮本武蔵が二挺拳銃で戦う」ということ以外は原型が残ってない模様。知名度だけはやたらと高い作品だし、もう一度速水螺旋人が合流してリメイク企画始動したりしないかしら。でも権利関係がどうなってるのかよくわからないし、実現の見込みはかなり薄そうだ。

 ちなみにルパントリオの中では次元大介が好きで、私の「目隠れキャラにグッと来る」嗜好は彼から来ているのではないかという疑惑すらある。次元の目がアニメでほとんど出てこないのは「単に作画の手間を省くため」らしいけど、目を隠すことでビジュアル面から感情を汲み取りにくくなり、声による演技の存在感が際立つ効果もあるように思える。何にせよ、しばらくは追悼特集でルパン物を目にする機会が増えるでしょうね……。

『メギド72』、新ピックアップ「音は鈍器!? 耳を粉砕リサイタルなのです」

 なんつーピックアップ名だ……リジェネレイトしたクロケル(ラッシュ)、サバトじゃなくてここで来ましたか。クロケルちゃんって可愛い顔してるけど性格は結構好戦的で「骨バキバキの顔ボコボコにしてやるのです!」みたいなセリフがある。詳しい性能は呑み込めていないがフォトン破壊ができるということで、PvPで当たったら「フォトンバキバキの戦術ボコボコ」にされそう。同時ピックアップはグシオン及びリジェネじゃない方のクロケル。グシオンちゃんは小生意気な発言が多く、最初ロリじゃなくてショタかと思っていたキャラです。スキルで睡眠状態を付与できるから刺さる相手には便利。

 サタナイルイベントで「近々実装するよ」と仄めかされていたリジェネ体だけにクロケルファンは「行くしかあるまい」という心境でしょうが、久々に非サバトガチャでの実装とあってその表情には悲愴な覚悟が宿っている。サバトでは10%の確率で排出されるメギドが通常ガチャでは5%であり、ピックアップ対象メギドの排出率はクロケル(ラッシュ)が1.0%、クロケル(パースト)とグシオンがそれぞれ0.5%。ピックアップ狙いだとFGOやマギレコと遜色のない厳しさです。サバト開催時なら副産物も期待できるが、通常時だと「30連回してオーブだけ」なんてことがザラだからな……1月のリジェネアンドラスが実装されたときも悲惨な光景が繰り広げられたものです。よほど欲しいメギドでもないかぎり、サバト以外は回さぬが吉。

 再復刻されたアンドレアルフスイベントは特にシナリオ変更ナシで従来通りの内容だった模様。シンプルにサッと終わるストーリーで読みやすかった。アンドレアルフスの密かな熱血漢ぶりも良い。エンブリオが枯渇していることもあり、育成はだいぶ後回しになりそうだが……一方、ベレトはそろそろ終了しそう。「嵐炎龍フラカンには即死が刺さる」と知った途端、桁違いに攻略がサクサク進んであっという間に素材集めフィニッシュ。今までの苦労は何だったのかと虚しくなるほどの呆気なさだ……。

『FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』、星海社FICTIONSより5月17日発売予定

 虚月館がまさかの書籍化です。作者はもちろん円居挽。「あなたの記憶が正答への道を翻弄する」という思わせぶりな記述からして内容がちょっと変更される……のか? タネが割れた犯人当て(フーダニット)をそのまま本にするとはさすがに考えにくいし、何らかの新規要素が盛り込まれているであろうことは確かなはずです。というか「Fate/Grand Order 春のミステリーフェア2019」の「次回の更新は5月中旬頃を予定しています」って、もしかして本書のこと? TYPE-MOONエースなどに短編外伝小説が載ったりはしていますけど、書籍としてFGOのノベライズが出るのはこれが初めてですよね。エルキドゥの幕間「神が造り、人が紡ぎ、土に還る」も分量的にいずれ小説版が出るかもしれない(7章前提の内容だからそのまんまは難しいだろうが)。そう考えるとFGOって一種のオンラインマガジンみたいな性質を有しているわけだな。「書籍化を前提にシナリオを発注する」流れが生まれれば、大物作家の参入も夢ではない……?

冬目景「イエスタデイをうたって」アニメ化!陸生と晴のビジュアルも公開(コミックナタリー)

 えっ、イエうたアニメ化!? 今頃? 完結したの結構前だったよな……って確認してみたら2015年に最終回を迎えている。ちなみに連載開始は1997年でなんと前世紀です。とにかく休止期間が長い漫画だったから、「本当に完結するのかな?」と疑いながら単行本を購入した覚えがある。「冬目景? 誰?」って人にわかりやすく説明すると「沙村広明や玉置勉強の先輩」です。みんな多摩美術大学の漫研所属。ただし玉置が入った頃には冬目はもうOGだったらしい。

 恋愛が軸になっている作品なので、流行り廃りと関係なく映像化しやすいというのもあるんだろうけど……ひょっとしてこれがヒットしたら『羊のうた』もリメイクされるか? 冬目作品はストーリーや掛け合い以上にページとページの間に漂う「雰囲気」としか呼べない薄紙のような淡い手触りが魅力なので映像化は難しい(先述した『羊のうた』は実写版やOVAが出てるけど、仕上がりの方は……)し、仮に再アニメ化の話が舞い込んでも期待できるのかと訊かれたら唸ってしまう。強いて言えば『ももんち』『マホロミ』あたりなら希望が持てるかもしれない。話を戻してイエうた、「カラスを連れた謎の少女」という『フロンティア』のアフロみたいなヒロインをどう違和感なく、あるいは違和感を違和感としてキチンとアニメの世界に落とし込むのか、気になるところです。ハル登場シーンのインパクトは漫画というモノクロ世界だからこそ生じうるものではないか、と個人的に思い込んでいますから良い意味で裏切ってほしい。

 それにしてもイエうた、本を仕舞うスペースが足りなくなってきたしいい加減そろそろ処分しようか考えつつ保留にしてきたんですが、余計に迷う事態となった。とりあえず1巻から再読してみるかな。

小説プラットフォーム「LINEノベル」発表 統括編集長に三木一馬氏を迎え新レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」も創刊(ラノベニュースオンライン)

 小説投稿用のプラットフォームを用意して投稿者と出版社を取り持つ……要はなろうやカクヨムの後追い? 三木一馬は元電撃文庫の編集で、鎌池和馬を発掘した人として有名。高橋弥七郎の『灼眼のシャナ』も担当しており、弥七郎案では成人女性相当のビジュアルだったヒロインを「ロリにした方がいい」と変更させた過去を持つ。シャナがロリじゃなかったらたぶんあのシリーズ続いてなかっただろうな……プラットフォーム起ち上げに伴って令和小説大賞なる文学賞も開催。果たして新しいムーブメントを巻き起こせるのか。

 ブローカー業だけではなく出版も行うみたいで、今夏から「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」「単行本」の3レーベルを稼働させるとのこと。書店からすると「もう置く場所ないよ!」って悲鳴を上げたくなるに違いない。LINE文庫エッジの方には田中ロミオの名前も挙がっているので、オクルトゥム関連であることを1ミクロンくらい期待しています。他にもいろいろな作家が名を連ねていますけど、「K.バッジョ」まであるのは驚いた。『恋姫†無双』とかで有名なライター。私は恋姫系やってないので未だに『先生だーいすき』のイメージが強い。フェラチオシーンの濃厚さに定評があり、自ら「フェライター」と名乗ることもある。鏡裕之とかもラノベ書いてるからそんなに意外ではないかもしれないが、一般書店の平台にK.バッジョの名が載った本が並ぶのかと思うと趣深い。


2019-04-14.

期間限定イベント「復刻:ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 ライト版」開催!

 「もうすぐLB4配信!」と自信満々予想していたのに、まさかの帝都復刻であっさり外れてしまった。こりゃインドは5月以降か。しかし、「メンテが明けたらもう始まっていた」という「復刻:ぐだぐだ明治維新 ライト版」ほどではないが、1600万DL突破キャンペーンの2日後に開催とはえらく急ですな。よほどスケジュールが押しているのか? ぐだぐだ帝都のオリジナル版が開催されたのは2018年の6月だから約10ヶ月ぶり。漫画『コハエースGO 帝都聖杯奇譚』を原作とするので「実質コラボ物」と言えなくもないが、アニメやゲームではない=権利関係が複雑ではないので復刻が割と容易であり、他のコラボイベントとは若干立ち位置が異なる。らっきょコラボは「-Revival-」、Zeroコラボは「-LAP_2-」、プリヤコラボは「-Re-install-」、CCCコラボは「-Second Ballet-」といったワードがタイトルに追加されていましたけれど、ぐだぐだ帝都は単に「ライト版」。コラボレーションイベント(らっきょやプリヤなどFateシリーズに直接属しているわけではない作品とコラボしたイベント)やスペシャルイベント(ZeroやCCC、ApoなどFateシリーズに含まれる作品を題材にしたイベント)ではない、ただの期間限定イベントって扱いになっています。だから復刻コラボ恒例の不意打ち新規サーヴァントは恐らくありません。大奥からの流れで「キャスター○○○○が実装!」というのをちょっと期待してしまったけど、交換にキャスターピースやモニュメントが追加されてるでもなし、十中八九来ないはずです。「絶対」と言い切れないのは、「今回は新規サーヴァントなしで普通にキアラを時間差復刻して終わりか」と油断させておいてキングプロテアを☆5でぶち込んできたCCCコラボの前科があるから。

 さておき、「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」はミッション形式のイベントです。前回参加して龍馬を既に育て終わっている人は安穏とレアプリ貰うだけですけど、今回が初参加という方は「龍馬を霊基再臨させよ」というミッションをこなすために交換した種火はすぐ使わないでプレボなり保管室なりにプールしておきましょう。終局特異点クリアが条件だけあってメインクエストの難易度もやや高め、「初戦だしテキトーな編成でいいだろう」と舐めた態度で掛かると蜂の巣にされます。CCCコラボ同様、ガチパでの攻略を心がけるべし。例によってメインシナリオが終わると裏面が始まりますが、思わず絶句するような仕掛けが施されているので初参加の方は必聴です。

 日替りピックアップガチャの内容も去年とだいたい一緒ですが、今回は土方さんがラインナップに追加されています。沖田オルタやエミヤ、槍書文は常時ピックアップ対象ですけれど、土方さんと以蔵さんが排出対象となる日は限られているのでチャレンジするつもりの方は必ず日程をチェックし、「本当に土方さん(or以蔵さん)が排出対象になっているかどうか」召喚画面をじっくり確認してから回しましょう。注意すべき点は「土方さんが単体PUされる日はまったくない」ことですね。☆5サーヴァントに関してはバレンタインやCBCのときのようなダブルPU状態のため、土方さんが排出対象の日であっても確率はたった0.4%しかない。「以蔵さんを狙うついでにあわよくば土方さんも引きたい」って人以外にはオススメしがたいガチャだ。かと言ってこれを逃すと土方さんのPUが次にいつ訪れるかなんて見当もつかないから引き留めることも躊躇われる。なお私は初日に以蔵さん狙いでちょっと回したけど礼装の方(「牙研ぐ暗剣」)しか出なかった……やはり限定☆3は悪い文明。

 去年の「復刻:ぐだぐだ明治維新 ライト版」は開催翌週に沖田総司ピックアップ召喚をいきなり捻じ込んできたけど、今回も唐突に沖田さんPUが始まるのかしら。もしPUが来るんなら幕間とか強化クエストも追加してほしい。イベントの終了が26日だから、明けて27日くらいに事件簿コラボがスタート? それが終わったらいよいよLB4配信か、はたまた新規ぐだぐだイベント開催なのか。新ぐだイベは例のランサーがメイン……と思ったけど、さすがにまだ早いか。じゃあ「ぐだぐだ箱館戦争〜大蝦夷ファイト〜」でお願いします。配布が伊庭八郎(セイバー)でガチャの目玉が榎本武揚(ライダー)、実現すれば「太陽を落とした」ドレイクと「夜明け前」の武揚で「フロム・ダスク・ティル・ドーン」コンビが誕生するぞ。

「Fate/Grand Order 春のミステリーフェア2019」開催!

 「講談社文庫あたりに巻かれている帯かな?」って感じのフェアが今年も始まりました。去年(2018)は5月だったからちょっと早いですね。やっぱり今月末に事件簿コラボ開催が控えているから前倒し気味になったのか? その割に「次回の更新は5月中旬頃を予定しています」と書いてあって、単にリアル脱出ゲームの開始に合わせただけって気もする。去年は「虚月館殺人事件」というホームズをメインに据えた犯人当てミニイベントやったけど、今年はオジマンディアスをメインにして何かやるのかな。ファラオの謎解きというと『ネヌウェンラーの密室(セルダブ)』を思い出す。やるとしたらシナリオはたぶん円居挽が担当するんでしょうけれど、さすがにもう「ガワだけサーヴァント」はやめてほしい。事件自体は「日常の謎」めいた小規模な奴でもいいからサーヴァント本人が登場する形式で頼みたいです。

マギレコ、4月15日17:00よりイベント『神浜レアリティースター』を開催予定

 PAPAイベントだ! 待ってました! 公式解説漫画(解説……?)『マギア☆レポート』の作者である「PAPA」描き下ろしによる期間限定イベント第2弾です。第1弾は2018年2月開催の『FM神浜 Holy Radio Station 聖電波発信所』であり、このときに「まどか先輩」が配布された。まどか先輩は『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公「鹿目まどか」を元にしたマギレポの登場人物、あまりにキャラ崩壊が激しかったため「あれはまどかではなく『まどか先輩』というキャラ」と別人扱いされるハメになった。つまり「ぐだ子に対するリヨぐだ子」みたいな存在です。カートゥーンじみた立体感のない2Dモーションが特徴的で、配布にしてはなかなか凝っています。FM神浜開催時、まどか先輩欲しさに「マギレコ始めてみようかな……」と迷ったりもしたけどなかなか踏ん切りがつかなかった。ゲームを始めた後、復刻される気配が全然なかったことから「あのときにやっていれば」と何度後悔したことか。『FM神浜』自体は復刻されない(単行本の2巻に収録される)ものの、新規開催の『神浜レアリティースター』でもまどか先輩をゲットすることは可能とのこと。☆5覚醒・ドッペル解放も追加されるとのことで、普通に戦力として期待できるのでは?

 イベントに合わせて『期間限定ガチャ 神浜レアリティースター』も開始。☆4魔法少女「いろはちゃん」と☆3魔法少女「フェリシアちゃん」が追加されます。言うまでもなくPAPA絵であり、両方ともすごく欲しい……特にフェリシアちゃんは1枚引いておけばデスティニーボトルでいずれ完凸できるだろうし。けどガチャ禁の誓いをまだ破るわけにはいかない、ここは我慢のしどころだ。まどか先輩を育てることに専念しよう。イベントタイトルの「レアリティースター」は☆3とか☆4とか、各魔法少女のレアリティを表す「☆」のことを指していると思われるので、結構メタな内容になるんじゃないでしょうか。マギレコの主人公「環いろは」は初期配布ユニットであり、最終的には☆5覚醒するけど、開始時点のレアリティは☆1です。☆1の魔法少女なんて他だとイベント配布の「黒」ちゃんくらい、ガチャから排出される魔法少女は必ず☆2以上なのでマギレポのいろはちゃんは☆の少なさをちょくちょく気にしていました。既に水着で☆4(水属性)が実装済だからいまひとつ感慨がアレだけど、ガチャでもなかなか最高レアリティを引き当てられなかったいろはちゃんが「私自身が☆4になる事だ」と天衝する様子を想像して「よかったね、よかったね」と頷き返したくなる。

 加えて期間限定で新規の☆4メモリア(概念礼装のようなもの)もガチャ実装されますが、題名が「伸るか反るか」で、絵柄が「生活費で10連ガチャ引いちゃえ!」と唆す黒いいろはちゃん(くろはちゃん? いろはオルタ?)と「ダメだよ落ち着いて単発で引いて!」と宥めるいろはちゃん――という、かなり攻めた代物になっています。「天使と悪魔」みたいな構図のくせして、結局ふたりともガチャを我慢させる気ゼロなのかよ。この闇堕ちしたっぽいいろはちゃん、恐らくイベント内に登場する予定なんでしょうが、ファンの間では既に人気が出ていて二次創作イラストもチラホラ見かける。堕落し切ってやちよさんにタカるヒモと化したいろはちゃんを想像しただけでグッときますね……見たくなかったお姉ちゃんのダークサイドを目の当たりにしてソウルジェムが濁っていくういちゃんもついでに想像して滾る。

『メギド72』、2019/4/16(火) 15:00〜2019/4/22(月) 14:59 の期間、復刻イベント『背中合わせの正義』を開催

 アンドレアルフス再復刻だ! これは嬉しい。キマリスイベントの次に開催された割と初期のイベントで、2018年の5月に一度復刻されています。今回が二度目の復刻なので開催期間が一週間足らずと非常に短い。しかし油断しちゃいけません。メギドは「せっかくだから再復刻の際にシナリオ全部書き直して全然別のストーリーにしておいたよ」みたいなことを特に告知もなく平然とやっちゃうようなゲームですから「このイベントもうやったわ」って古参もまったく気が抜けない。「アンドレアルフスはマルコシアスの相棒ポジション」ということしか知らないけど、いったいどんな話なんだろうか。そしてサタナイルイベントでチラ見せされたリジェネレイトクロケルはいつまで実装放置されるのか……。

 そういえばサタナイルの育成はほぼ終了したので、後はエンブリオの入荷待ちです。現在は途中で投げ出していたベレトの育成を再開したところ。こないだ配布されたカウンターメフィストのおかげで滞り気味だった討伐クエストも大いに捗っています。癖はあるけど使い慣れてくると本当に強いですね、Cメッフィー。今月末頃にいよいよ6章3節の配信も来るとのことで、ワクワクしながら素材集めに勤んでいます。

プリコネ、復刻ストーリーイベント「ハツネのプレゼント大作戦」開催決定!

 遂にプリコネもイベントの復刻が始まったか。Re:Dive配信開始が2018年2月、先々月に無事一周年を迎えたことで「そろそろ過去のイベントも順次復刻していく」と公式からアナウンスされていましたが、ようやくその流れが実現する模様だ。「ハツネのプレゼント大作戦」はオリジナル版が去年4月開催なのでちょうど一年ぶり。まだプレーヤーのほとんどが戦力不足に喘いでいた時期なので「高難易度がキツかった」と述懐される方が多いですね。でも今の基準からするとかなり難易度が低めらしい。古参向けに超高難易度クエストを追加するのか、それとも特に調整せず当時のままお出ししてくるのか。イベント報酬はハツネとシオリ、姉妹のメモリーピースです。ハツネは未所持だけど、プリーナコインでせっせとメモピ交換してもうちょっとでキャラ解放できるところまで貯まっていたから渡りに舟です。ホント、「恒常キャラはガチャで引かなくても入手する機会がある」点に関しては優しいな、プリコネ。ダンジョンコインで解放したノゾミとマホも現在主力として頑張ってくれているし、「コツコツやっていればだんだん強くなっていく」というのを実感できる。ハツネは見た目が好きでずっと欲しかったキャラだから可能な限りメモピを集めておきたい。確か☆6開花が予定されているキャラでもあったな……☆6開花にはあまりメモピを使わない方向で調整中って話だったけど、前提として☆5にはしておかなきゃならないわけだから必死こいてメモピ掻き集めないと。


2019-04-11.

マギレポ(マギア☆レポート)最新話のやけに頼もしいさなちゃんがツボに入った焼津です、こんばんは。

 4コマ目の「スッ」と盾をズラすところの表情が特にいいですね。散々☆5覚醒をおあずけされてきたさなちゃんがまぁこんなに立派になって……と感慨深い気持ちでいっぱいになる。直後の挑発ラップも最高だ。「お前の母ちゃん無償石」なんて煽り文句、何をどうやったら編み出せるのかまったくわからない。「ほとんどの魔法少女はガチャで生み出される、つまりガチャを回すために必要な石(マギアストーン)は魔法少女にとって母親のような存在」という発想から来ているのかもしれないが、そんな意味を置き去りにする疾走感で溢れ返っている。ちなみに「挑発」というのは敵の攻撃を自分のところに引き付ける確率発動スキル。つまりヘイトコントロールであり、ミラーズで盾役に繰り返しこれをやられるとターゲットが狂いまくって非常に厄介な事態に陥る。さなに「挑発」されたせいで何度か負けたこともあって「イラつくスキルだな」と思っていたけど、毎回こんなラップかましてるのだと考えたら少しはホッコリ……せんな。余計に腹立たしいぞ。

 と、そんなふうに愉快なマギレポの初期をまとめた単行本第1巻が現在発売中。第2巻ももうすぐ出ます。以上宣伝でした。

4月8日からPC版『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』をリリース、アプリ版と連携することで石300個プレゼント

 石貰えるし、PCから出来るようになれば攻略サイト見ながらのプレーも可能になるし、パパッと連携しちゃいますか! と軽い気持ちで取り組んだものの、インストールの最中に落ちるわ起動後もフリーズするわで散々でした。一応動くようにはなったけど、信じられないくらいカックカクで「こりゃ移行は無理だな」とプレーを諦めました。大人しく連携報酬の石だけ貰って、ゲームは引き続きiPadでやるとします。ちなみに石(マギアストーン)300個というのはガチャに換算すると12連分、割とウマい量ではあるが手間に見合うほどの報酬か? って言われるとうーん……PC版マギレコを始めるためにはまず「DMMGamePlayer」を入れて、そのうえで改めて3GB近いマギレコをインストールしないといけないから結構面倒です。私は『シルヴァリオ ヴェンデッタ -Verse of Orpheus-』の逆移植版をプレーするためにあらかじめDMMGamePlayer入れていたから辛うじて耐え抜けましたけど、そうじゃなかったら途中で投げていたかも。ちなみに事前登録キャンペーンの石が配られるのは連携直後ではなく4月26日(金)の予定。欲しい人はそれまでに連携を済ませておけばいいから焦らなくてもOKだけど、できれば前日の25日までに完了させておいた方がベターです。〆切が26日の15時(恐らくそこでメンテに突入)なので。あと、無償石は両方で共通して使えますが、有償石に関しては互換性がない(アプリ版で買った有償石はアプリ版でしか使えず、PC版で買った有償石はPC版でしか使えない)から課金する際は注意が必要。たとえば「PC版を普段プレーするつもりはないけど、DMMポイントあるからこれを使って福袋とか購入したい」という場合は有償石を使い切れるようキッチリ計算しとかないと半端な余りが出て、いずれ「余りが残っている」ことすら忘れてしまうことになりかねません。

 PC版のリリース以外にも「ミラーズランキング開催」「アナザーストーリー第10章『辿り着いた場所』配信」「10章のチャレンジクエスト解放」と盛り沢山。ミラーズランキング、略して「ミララン」は擬似PvPでポイント稼いで順位を争うシナリオなしのイベント。今回で4回目の開催となります。無論、勝てるならなるべく勝った方がいいですけれど、たとえ全敗しても幾許かの報酬は貰えるので参加できるんだったらしといた方が吉です。アナザーストーリーは本編の出来事を別視点で綴ったり、本編で端折られた要素にスポットを当てたりする番外編。「辿り着いた場所」はワルプルギスの夜という最大の脅威を倒すことに成功したものの、魔法少女の苛酷な運命は依然として変わらず「本当にこのままでいいのか?」と迷う眼鏡ほむらの心情をメインに見滝原メンバーの「その後」を綴る。杏子もマミやさやかに対して完全に心を許したわけではなく、「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット」結成まではまだ時間が掛かりそう。魔法少女ストーリーをだいぶ消化したせいでシナリオ付きのクエストも残り少なくなってきたし、ゆっくり時間を掛けてやろう――と思っていたら割合さっくり終わってしまった。期間限定イベントである「ユメミルサクラ」があの量で、恒常のアナザーストーリーがこの量というのは何だか……うーむ。チャレクエは本編クエストの高難易度版。無属性ワルプルが硬くてしんどかったけど、一番苦労したのはマギウス戦だった。サポートの完凸アルまどを懸命に支援してギリギリ突破。ホリナはダブルマミによる無限拘束ハメで倒せたから案外楽な部類でした。次のシナリオ付きイベント配信は早くてもミラランが終わる15日以降かなー。第2部スタートはもっと先、6月か7月頃と睨んでいる。公式が第1部を「いろは編」と称しているので、主人公は交代になるかもしれません。第2部は「うい編」になるのか、それともまったくの新キャラが現れて主役を担うのか。何であれ、2周年記念キャンペーンが開催されるであろう8月下旬までしっかり物欲を引き締めガチャ禁しながらコツコツと貯石していく所存です。最低でも天井3回分――300連回せるだけの石とチケットは確保したい。

 ガチャと言えば現在は「ディスク別ピックアップガチャ」開催中です。FGOと同じくマギレコは各ユニットの手持ち札(ディスク)が3色5枚で構成されており、赤(ブラスト)青(アクセル)黄(チャージ)どれか一色でディスクの3/5を染めた通称「3枚持ち」魔法少女のピックアップを行うというもの。FGOで喩えると「バスター3枚持ちピックアップ」とか「アーツ3枚持ちピックアップ」みたいなノリですね。限定なし、オール恒常のピックアップゆえ心安らかにスルーできる。余談だが、マギレコプレーヤーの一部は同色ディクス3枚持ちのことを「○○ゴリラ」と俗語的に表現することがあります。赤3枚なら「ブラストゴリラ(ブラゴリ)」、青3枚なら「アクセルゴリラ(アクゴリ)」、黄3枚なら「チャージゴリラ(チャーゴリ)」といった具合。「範囲攻撃による殲滅力が高い」ブラゴリ、「マギア(奥義)の高速回転を強みとする」アクゴリに比べ、「じっくり時間を掛けてロマン火力を叩き出す」チャーゴリはやや不遇のポジションだ。FGOのクイック鯖みたいに真っ黄ウスたちが救済される日は訪れるのだろうか。

【開催中】「1600万DL突破キャンペーン」開催!

 メンテ明けに1600万DL突破キャンペーンが始まるのは予想通りだったが、祝辞を述べる鯖がえっちゃんだったのは予想外。復刻されていない期間から考えて筆頭候補はネロブラ、その次くらいに武蔵、三番手が剣式(と藤乃)、えっちゃんは四番目か五番目くらいで「ほぼないだろう」と思っていました。てっきり「セイバーウォーズ2」開催時に復刻されるものとばかり。

 「えっちゃん」こと「謎のヒロインX〔オルタ〕」は2017年2月開催の「バレンタイン2017ピックアップ召喚」で実装された期間限定の☆5バーサーカー。可愛い顔して悪役(ヴィラン)です。現状だと唯一の単体Q宝具を持った☆5狂、☆4だと「アタランテ〔オルタ〕」がいる。実装当時は「速攻にも耐久にも向かない」使いにくさから性能面で難色を示されていたサーヴァントですが、強化クエストでスキルが強化されたことにより少し持ち直した。そしてスカディの登場に伴って評価が一変、「高難易度の攻略にも使える高回転Qアタッカー」として愛用する人も出てきています。一度目の復刻は2018年2月の「復刻 バレンタイン2017ピックアップ召喚」で、このときはまだスカディがいなかったから性能目当てで欲しがる人はあまり見かけなかった。二度目の復刻となる今回=「1600万DL記念ピックアップ召喚(日替り)」は性能も加味したうえで回す人が多い印象。宝具を重ねるためにチャレンジする人もチラホラ。「日替り」と言いつつピックアップサーヴァントはえっちゃんで固定されていますけど、ピックアップ礼装が日によって変わるので桜礼装(「キュート・オランジェット」)狙いの人は石を温存しているかも。えっちゃんはキャラ人気割とある方ですが、設定だけ先行していて具体的なシナリオがあんまりないサーヴァントなので、はよう「セイバーウォーズ2」なり何なりやってほしいもんです。

 各種キャンペーンについても触れておこう。ログボはいつも通りな感じですが、4日目の「1,000万QP」はありがたい。種火はともかくQPはいくら稼いでもすぐになくなるので「足りる」ということがない。1000万と言わず10億QP配ってほしいので明日にも10億DL突破しないかな。コマンドコードの所持枠の増加も地味に嬉しい。フレポ回しまくっているとあれがいっぱいになって「出撃できません」と警告されることちょくちょくあるんですよね。ええと、それからマスターミッションの「エクストラ」と「限定」にミッション追加。最大で200個の石が貰えるビッグチャンスです。といっても「全部で193個ある『幕間の物語』のうち190個をクリアしている」ことが条件なので上限まで貰える人はほんのひと握りでしょう。「エクストラ」は受取期限のないミッションだからあえて受け取らないでおきます。手元にあると軽率に使ってしまいそうですし。一方、「限定」は期限があるためマッハで受け取った。条件は「Lostbelt No.3 − intro −」を5月10日までにクリアすること。「LB3のintroクリア」は次の新規イベントの参加条件でもあるようで、「いよいよキャプテンが実装されるのでは?」という噂が飛び交っている。もしキャプテンがメインキャラなら海を舞台にしたストーリーになるだろうし、大奥がLB4の準備運動であるのと同じくLB5への前振りみたいな内容になるかも。

 AP消費減額系のキャンペーンはもう関係ないからスルーするとして、注目は「メッセージウィンドウが消せるようになった」ことか。むしろ「なんで今まで消せなかったの?」と訊きたくなりますけど。最近は一枚絵を使った演出も多いし、プレーヤーからの要望が増えてようやく運営の重い腰が上がったのかしら。あとは「ダ・ヴィンチ工房」のマナプリ交換ラインナップが復活、呼符とかがゲットできます。そう……「ベラ・リザ」を凸るためにマナプリ大量消費していなければ……! 1600万DL突破キャンペーンがそろそろ開催だということは把握していたのに、「マナプリ交換が復活する」ことはストンと意識から抜けていた。せめて呼符だけは交換せねば。

 キャンペーンの終了は17日、ということは15日か16日あたりにニコ生やってLB4スタートでしょうか。で、27日くらいにGWを当て込んだ新イベント開催と。毎年その時期は大型のコラボイベントをやってるから、事件簿コラボが来る可能性大です。AP消費キャンペーンの終了が5月10日だからそれまでに事件簿コラボが終わって、10日〜15日くらいに「LB3のintroクリア」前提イベントの幕が上がるかも。あくまで予想ですが、実現したらなかなか忙しいな。気が早いけど1700万DLと1800万DLの予想もしておこう。「○万DL」はだいたい3ヶ月周期なので1700万DL突破キャンペーンは7月頃、1800万DL突破キャンペーンは10月頃の開催になるものと思われます。7月頃ということは夏だから水着アルトリア・オルタ、いわゆる「メイドオルタ」の可能性が高いと見た。水着ネロは正月にピックアップされているから、2018年の☆4水着鯖5騎を日替わりで復刻するかもです。10月頃ということは秋、ネロ祭の季節――去年はギルガメッシュに乗っ取られて「ギル祭」と化していたけど、今年は復権してネロ祭に戻るかもしれない。時期的にネロ祭(仮)が終わった後くらいだろうし、いい加減「嫁ネロ」ことネロ・ブライドが復刻されるのではないでしょうか。じゃあ今年のネロ祭(仮)は誰をピックアップするの? という話になるんですが、これまで「シナリオがオマケ程度」という理由もあって新サーヴァントが実装されてこなかったネロ祭系列のボックスガチャイベント、そろそろテコ入れすべく遂に新バージョンのネロが追加されるのでは……とフカしてみます。ありそうなのはライダークラスのネロか。史実のネロが戦車競技好きだったことからFateのネロにもライダー適性はある。去年のギル祭の交換ラインナップにライダーのピースとモニュメントが混ざっていたの、未だに腑に落ちていないから「一年越しの伏線回収」に期待しています。

 最後に、1600万DL突破を記念したアニメCMが公式サイトで公開中です。「天元の花」宮本武蔵、「授かりの英雄」アルジュナ、「クリミアの天使」ナイチンゲールが順に宝具を展開し、ぐだ男&ぐだ子が令呪を示しつつ目を光らせるシーンで〆。FGOやってなかったら「なんでナイチンゲールが隋神相出してるの?」と首を傾げていたかも。一番インパクトがあったのは森をパーシュパタで吹き飛ばすアルジュナか。森を吹き飛ばす理由がわからないから「顔がいい悪役」にしか見えません。武蔵ちゃんの宝具に出てくる武神も元を辿っていくと仏教→ヒンドゥー教でインド繋がりと言えなくもないし、ナイチルゲールが生きていた頃のインドはイギリス領だったし、アルジュナは言わずもがなで、「全員LB4関連のサーヴァントでは?」という説も囁かれています。LB4はLB4でアニメCM流すだろうから違うのでは、って気もしますが……インド絡みじゃないとすると選出基準がハッキリしないってことも確か。強いて言えば「全員FGOが初出のサーヴァント」である。ひょっとしてイ・プルーリバス・ウナムや英霊剣豪もアニメ企画が動いているとか……?


2019-04-07.

「徳川廻天迷宮 大奥」、高難易度も含めて無事クリアした焼津です、こんばんは。

 「無間ロード地獄」「大奥記オマージュ」「ネオジオCDの歴史再現」と揶揄されるほど読み込みが頻繁でテンポ最悪だったことを除けば(無論除いていいものではないと重々承知の上で)割と良イベントでした。探索すべて終わった後でアプリアップデートが来て「今更かよ!」と複雑な気分に陥りましたけどね……ロードが劇的に改善されたらしいけど、もう確認しようがないです。とはいえイベント期間内に修正が間に合うとは思わなかったので普通にビックリした面もある。技術力に疑問符の付くところはあるけれど対応力に関しては評価したい。

 カーマとの最終決戦は半ば口喧嘩めいた言い合いというかフリー概念ラップバトルと化していて、やや間抜けな側面はありつつも楽しかったです。カーマには実質「舐めプした上で勝たないといけない」制約が掛かってるから厄介というか憐れというか。もともとFateは極端な相性ゲーで、どんなに強大な力を持っていても相性の悪い奴とぶつかればあっさり負ける仕組みになっているから原点回帰の感もある。「自己愛のない獣」としてCCCコラボイベのキアラと徹底的に対比されるカーマの造型(キアラは自己愛の塊ゆえ装っているだけの慈愛にも真実味が宿るけど、カーマはまったく愛を求めていないから献身が薄っぺらく嘘くさいものに見える)も面白かったが、「あっ、これ二次創作でオモチャにされる奴だ」と即座に理解できてシリアスムード減退してしまうところが良くもあり悪くもあり。「クリプターの面汚し」たるぐっちゃんと「人類悪の面汚し」たるカーマちゃん、ふたりともサーヴァントとしての霊基がアサシンってのも味わい深い。この二人に刑部姫を混ぜて残念アサシントリオの日常とかやってくんないかな……ガワ的にはエレシュキガルとの掛け合いが実現してほしい。

 メギド72、スタリラ、マギレコ、プリコネ、グラブルなど他のゲームのイベントも重なった影響から高難易度クエストはじっくりやり込む余裕もなく、令呪コンティニューで強引に突破してしまったから攻略法のアドバイスとかは特にないです。高難易度と言えばメギド72のイベントにもギミック性の高いステージ「SP」が用意されていて四苦八苦しました。特にSP3は「4種類の後列エネミーにそれぞれ異なる状態異常を付与して各個撃破する」形式であり、正攻法で突破しようとすると非常に面倒臭い。モタモタしていると前列の指揮者(サタナイル)が後列を蘇生させてしまうため、とんでもない泥仕合に陥ることもしばしば。弱体解除スキル連発して状態異常外してくるのもウザったいし、そもそも状態異常に掛かるかどうかも運の要素が絡んでくるからイライラ度が高い。「サタナイルは後列を処理した後じゃないとダメージが通らないけど、状態異常は普通に掛かる」から睡眠や感電で動きを止めれば楽、と気づくまで随分時間を費やしてしまった。一番楽なのはギミック無視して全体化メフィストで固定ダメージを与えることでしたが……メギドの高難易度は救済措置なのか何なのか「力技で破壊できる知恵の輪」って趣がありますね。

 話をFGOに戻します。大方の予想通りカーマがビーストV/LだったことでビーストT〜Wまでの5体が出揃いました。この調子だと第二部完結までにすべてのビーストがFGOに出演を果たすことになるんでしょうか? 「ビーストはクリフォトと対応している=全部で10体」という説があり、XとYがV同様RLに分かれる可能性が少なからずあります。玉藻(アマテラス)と「両儀式」がビーストXの、ネロ(マザーハーロット)と沙条愛歌がビーストYの候補とされていますね。「アンリマユもビーストのひとり」と予想する向きもありますが、あいつはFGOにおいて「自分は部外者」という立場を崩さないからたぶん違うかな、と。最後の獣、ビーストZはFGOの主人公自身――という予想もだいぶ前から提起されていて、最初聞いたときは「考えすぎじゃない?」と思ったけど、だんだん「それがありえるかも」という気分になってまいりました。終局特異点でギルガメッシュが「Tが顕れた時点で、終局のZはこの世界のどこかに出現しているのだろうよ」と意味深な発言をしており、ゲーくんがいなければぐだは「カルデアのマスター」になっていなかったのだから「Tの顕現に同期して出現した」と見做すこともできるワケダ。異聞帯すべてを滅ぼして心身ともにボロボロになった主人公の魂がふたつに引き裂かれ、片方が「慚愧」の理に目覚め特異点化する、だとベタベタすぎるからもう一つ二つ捻りを加えるはず。ビースト特有のツノを生やしたぐだ子……もし実現したら絶対「リヨぐだ子が本家を汚染した!」って言われますね、間違いない。CVが金朋のままだったら笑わずにいられる自信ありません。

“キマイラ”シリーズ最新刊『キマイラ 14 望郷変』、5月13日発売予定

 新刊情報が出るたびに書いているので「何度目だ」って感じですけど、それでもあえて省略せずに述べますと「14」というのは新書版のナンバリングであって文庫版のナンバリングとは異なります。新書版の1巻から8巻までは2冊分をまとめた合本なので、9巻以降に+8することで文庫版の巻数と一致するようになる。つまり望郷変は文庫版における22巻目です(別巻の青龍変は除く)。前巻の堕天使変から1年ちょい、なかなか良いペースが続いてますね。この調子で行ったら本当に完結できるのでは? という気がしてきました。

 新刊と言えば京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズも要チェック。今月に講談社タイガから『今昔百鬼拾遺 鬼』が、来月に角川文庫から『今昔百鬼拾遺 天狗』が、再来月に新潮文庫から『今昔百鬼拾遺 河童』が出ます。すべて文庫オリジナルですが書き下ろしというわけではなく、『鬼』が去年やっていた企画「三京祭」(三社横断京極夏彦新刊祭)の購入特典としてネット公開されていたもので、『河童』と『天狗』が雑誌連載作品。『今昔百鬼拾遺』は『百鬼夜行』『百器徒然袋』『今昔続百鬼』に続く第4の番外シリーズ、京極夏彦曰く「ずっと前に考えたのに媒体がなくて10年くらい店晒しになっていた」そうな。「『鵺の碑』はどうなってるんです?」と訊きたくなる気持ちをグッと堪えて本屋に通うとしよう。

・拍手レス。

 4月1日と言えばgeocitiesの「5174」繋がらなくなりましたね何か少し悲しい これからも楽しいテキストをお願いします
 終了のお知らせメールも来てました……さよならありがとう我が青春のジオシティーズ。今後も呑気にテキスト綴っていきます。

 FGO大奥イベントですが、予想してたのと違って割と明るめなシナリオになってるのは、春日局様の存在が大きいのだろうなと感じました。桜が間桐家ではなくエーデルフェルト家に養子として出されていたら、局様のような性格になってたのかなぁ…。あと、カーマはシナリオが進むにつれ小物界の大物感が滲み出てきてるなぁと。シヴァに焼かれた一件で愛にトラウマを持っているのはわかるけど、人類を愛してない癖に、よく人類悪になれたものだなとある意味で感心してしまいました。
 実質春日局イベントでしたね……「なんでこの流れで配布が彼女じゃないの?」と訊きたくなるレベル。Apo世界線の桜、どこかで披露される機会ないだろうか。カーマはギースステージ開幕ばりに吹っ飛ばされるシーンで笑った末、最終的なイメージが「インド界の加藤清澄」に落ち着きました。「私にとって愛とは……道具だッッ!」 そしてカルデアのサンドバッグから発見されるアサシン霊基。


2019-04-01.

・日付が変わって4月1日になってしまいましたけど、残念ながらエイプリルフールではないニュースについて触れていきたい焼津です、こんばんは。

株式会社グリーンウッド 解散のご報告

 『Dies irae PANTHEON』が延期に次ぐ延期で「これもう会社自体ヤバいんじゃない、大丈夫?」って空気漂っていましたけど、やはり大丈夫じゃなかった模様。「light」などのPCゲーブランドを抱えるグリーンウッドが資金繰りに行き詰まり、約20年の歴史に幕を下ろすこととなりました。原因は言うまでもなくPANTHEONですね。ろくに利益が出ない状態で延々と制作していたら、Cygamesクラスでもないとあっさり金が尽きてしまう。あそこの『ウマ娘 プリティーダービー』なんて発表から3年以上経って未だに配信が開始されていないけど、メディアミックスや他のプロジェクトが好調なこともあって会社自体はピンピンしてるもんな。

 lightやCampusといったブランドそのものは存続の方向で、lightについてはまだよくわからないがCampusはあかべぇ傘下に入る運びとなるようだ。「シルヴァリオシリーズ最終作」も予定通り来年中の発売を目指していく様子です。あくまで「運営の母体となるグリーンウッドが解散」であって「lightそのものが解散」ではないのだが、正直こんな有様でlightというブランドがあとどれだけ保つのか……暗雲の予感しかしない。lightは良く言えば「スタッフを信じて好きにやらせる」、悪く言えば「放任主義」のブランドだから「うまく手綱の取れるところで再建される」可能性を信じるのはなかなか難しいです。IPだけ引き取って活動は休止、スタッフは散り散り――というパターンも充分ありえる。

 lightは時を遡ること1999年に設立されたエロゲーブランドであり、デビュー作『White Angel』が発売されたのは翌年2000年1月でした。同日にねこねこソフトの商業デビュー作『White 〜セツナサのカケラ〜』もリリースされていたため、White繋がりでちょこちょこネタにされたものです。原画は「練り餡」ことCARNELIAN。ブランドとしての認知され始めるのは『僕と、僕らの夏』や『Sultan』をリリースした2002年あたりからか。転機となったのは2004年の『PARADISE LOST』、いろんな意味で個性的なシナリオライター「正田崇」のデビュー作です。聖書神話(特に創世記)をモチーフとする伝奇色の強いアクション物で、いつも「ほどほど」止まりのlightが突き抜けた作品を出してきた、と一部に熱狂的なファン層を築きました。直後に『Fate/stay night』が発売されたことで業界の話題はそっち一色となり、売上もさほど伸びなかったらしいが私をはじめとする「熱狂的なファン層」は正田崇の次回作を待望することとなります。2007年、後にブランドの代表作となる『Dies irae』の最初期バージョン『Dies irae Also sprach Zarathustra』(ファンの間では「2007年版」とか「07年版」と呼ばれている)が世に出ますが……いわゆる「怒りの日」事件を巻き起こして大騒ぎに。

 さすがにもう11年以上経って知らない人も多くなってきたでしょうし、これまでは「思い出したくない」という理由で詳述してこなかったが、事態が事態なので振り返ることにしよう。結論から申し上げますと「怒りの日」事件とはシナリオライターであり当時ディレクターも兼務していた正田崇が開発途中に「逃亡」したことから未完成のまま強行発売へ踏み切る結果になり、必然としてユーザーや小売店、業界関係者から非難を浴びることになった騒動です。デビュー作『PARADISE LOST』が売上的にそれほどでもなかった割に「一部の熱狂的なファン」を獲得するくらい評価されたのと、『Fate/stay night』が極大ヒットを飛ばして「伝奇バトル」がホットジャンルになったことも重なってか、年単位の準備期間を要する巨大な新企画「Project+G」にGOサインが出ました。詳しい内容に関しては明かされなかったものの、「学園伝奇バトルオペラ」というジャンル名については早い段階(確か2005年4月頃のスタッフ雑記)で言及されていました。途中で原画家の変更などを挟みながらもプロジェクトは進行し、2006年5月に雑誌で『Dies irae Also sprach Zarathustra』という正式タイトルが発表されます。当初の予定ではこの年の12月頃に発売される手筈だった(Diesの本編も「2006年12月」という設定になっている)が、開発が遅れたことで2007年に延期。遅延した理由は端的に言って「ディレクターである正田崇の見積もりが何もかも甘かったから」です。2006年に開かれたトークショーの時点で「開発が遅れている」ことを漏らしていましたが、2007年になっても遅れは取り戻せず、共通ルートの部分(全体の半分以下)しか出来上がらなかった。プロット自体は上がっていたから、代表の服部は仕方なく正田を外して外注ライターに続きを書かせて形だけ整え、未完成と承知で2007年12月に無理矢理発売を決行します。延期に次ぐ延期で待ちくたびれていた(でも体験版の出来が最高でハイになっていた)ファンは「最近スタッフ雑記に正田崇の名前を見かけないな……忙しいからか?」と一抹の不安を抱きながらも喜び勇んで購入し、「できてへんやんけーッ!! 根本的な部分が〜〜〜!!」と怒り狂うハメになった。

 ファンが怒ったポイントは「ヒロインが4人いる、つまり4つのルートがあるはずなのに2つのルートしか実装されていない」「実装されている2ルートも共通ルートに比べてお粗末な出来、テキストの質もさることながらキャラの口調がブレブレだったり呼称が間違っていたりする」「ルートの削除に伴ってOPムービーに出ているCGのいくつかが未使用になっており、公式サイトに掲載されていた印象的なテキスト(『ヴァレリア・トリファは俺が殺す』など)も本編には出てこない」、このへんか。ルートが未実装だったヒロイン、螢と玲愛はファン人気が高く、ショップ特典の絵柄もほとんどこのふたり(となぜか敵キャラのルサルカ)だったから落胆して膝をつくユーザーが後を絶たなかった。翌月発売の他社製品『Garden』も似たような感じで未完成だったことから合わせて「怒りの庭」と呼ばれることもある。業界そのものにもインパクトを与え、「延期しているあれも『怒りの庭』よろしく未完成で売り逃げするつもりなんじゃないか」と疑われ、他社の広報たちが「いいえ、あんなふうにはなりません!」と釈明に奔走する事態となりました。2008年のアイ参が輪をかけて凄まじい未完成ぶりだったことから世間的なインパクトはやや薄れてしまったものの、この件でlightや正田崇に対して根強い不信感を抱いている業界人は多い。lightの存続が危ぶまれる一因である。

 『Dies irae』はその後2年掛けて「完成版」である『Dies irae 〜Acta est Fabula〜』の発売に漕ぎ着け、ようやくファンからの信頼を完全ではないにせよ一定程度回復させるに至ります。ファーブラは私がプレーしたエロゲーの中でもっともハマった一本であり、当時書いた感想文は100KBを超えている。2009年は『俺たちに翼はない』『BALDR SKY』『装甲悪鬼村正』などの大作が相次いだ年でもあり、あの興奮からもう10年が経つだなんて信じられない。さておき、2011年頃から「正田ライン」と「昏式・高濱ライン」というふたつの生産ラインが確立してlightは安定期に入るものの、2015年に発表された「Dies iraeアニメ化プロジェクト」が躓きの石となりました。グリーンウッド解散のキッカケである『Dies irae PANTHEON』はこのアニメ化に合わせて2016年に起ち上げられた企画であり、「正田崇版スパロボ」とも称すべきオールスター総出演・大決算感謝祭な内容であるにも関わらずわざわざ『Dies irae』のタイトルを冠しています。Diesはあくまで“神座万象”シリーズ(パラロスもこれに含まれる)の一作という位置付けであり、内容優先なら『神座万象大戦 -PANTHEON-』みたいなタイトルになっていただろう。アニメ自体の評判が芳しくなかった(率直に言ってコケた)ことに加え、二連続で開発元に逃げられて会社の体力が尽きてしまった。にっちもさっちも行かなくなって今回の解散発表へ結びついた次第です。「怒りの日」から「完成版」までの立て直しに尽力した名物ディレクター「まゆき」がアニメ化プロジェクトの途中で退社したことにより現場をコントロールできる人間が誰もいなくなったんだろう……と噂されている。放任主義が罷り通っている中でキッチリと正田崇の手綱を握った功績から「lightの良心」とファンからの信任も厚く、「まゆきD」の通称で親しまれていた。果たしてまゆきが抜けたからヤバくなったのか、それともヤバかったからまゆきが抜けたのか。

 グリーンウッドの解散に伴い『Dies irae PANTHEON』は思いっ切り暗礁に乗り上げましたが、完全に頓挫したわけではなく巻き取ってくれる企業を現在募集中のようです。メアド載っけて「ご連絡下さいませ」なんて書いてるくらいだから状況はお察しである。火中の栗だし、少なくともソシャゲとして出すのは無理なんじゃないですかね、もう。ウマ娘の方がまだ現実味あるレベル。正田崇はツイッターで「自分とGユウスケはパンテオンの作業を続けます」「どういう形であれパンテオンに決着をつけなければ、次のことなど考えられないし考えるべきではない」「自分とGユウスケはもうしばらく足掻きます」と述べており、できれば実ってほしいのだが。仮にパンテオンが無事決着したとしても、既に他社で仕事してる昏式や高濱はともかく正田崇みたく協調性に疑問符が付くクリエイターは今後どうなるんだろうって不安ばかり湧いてくる。「怒りの日」の一件で肩身の狭い思いには慣れているかもしれないが……トノイケダイスケみたいにひっそりと消えて「さよなら怒りの庭 誰もがみな旅人」ってなるのだけはやめてくれ。最低でも“神座万象”シリーズだけはケリをつけてほしいし、叶うことなら新作も出してほしいです。

【開催中】期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」開催!

 暗転&ロード地獄というレスポンス最悪な設計を除けばまずまず楽しく、素材も美味しいイベントなので諦めて超余裕読みながらプレーしています。3巻のラストで「どうなるの、このシリーズ……」と呆然としたけれど、順調に面白くなってきていますね。ともあれ、カーマの企みによって複層迷宮と化した大奥は仏教の「五戒」をモチーフに形成されていることが判明。殺生を行ってはならないと戒める「不殺生戒」の第一層、嘘を吐いてはならないと戒める「不妄語戒」の第二層、SAKEを摂取するなと戒める「不飲酒戒」の第三層、物を盗んではならないと戒める「不偸盗戒」の第四層、そして「えっちなのはいけないと思います!」と川澄さんに言ってほしい「不邪淫戒」の第五層。これらの戒めを破ることで階層を下っていく=破らないと先に進めない構造です。破っていくとどうなるか。行き着く先は徳川ゴルドルフ……と新所長が体を張って証明している。画面左に表示される謎のゲージは「徳川度」を表すモノで、これがいっぱいになると「殿堕ち」してしまうでは、と予測されていたり。「じゃあゲージはなるべく貯めずに進めた方がいいのか?」「いや、明らかに貯めさせる前提のつくりだから遠慮なくガンガン上げていっていいだろう」「恐らくゲージ量に応じてデメリットが発生するけど、それを帳消しするアイテムがたまに落ちている謎の花札では?」などワイワイ言い合うのを眺めるのが楽しいです。

 31日に開放された「不邪淫戒」の第五層、この戒めを破るってことは要するに「セックスしないと出られない部屋」の再現では? と期待する人も多かったが……そうはAppleが許さない。当然の如く18禁展開はありませんでした。そりゃそうだ。でもカーマの衣裳はよく審査が通ったな……第五層を抜けるといよいよ最下層に到達し、カーマの正体と真意が明かされる。話のスケールが大きい割にやってることが回りくどい……という印象を受けるが、そのへんはカーマの本質に因るところが大きいのだろう。「すべてに分け隔てなく愛を注ぐ」というカタチを取っている以上、どうしても大掛かりで大雑把な行動に出るしかなく、且つ抑止力さんを刺激しない程度に手加減する必要がある。セッションを成立させるべく呻吟するGM(ゲームマスター)のようだ。カーマには「凶悪なラスボス」というより「GMの悲哀」みたいなものを感じる。最下層のアレコレで話はだいぶ進行するものの、「続きは4月2日に」と焦らされてしまったからもどかしい。今回は探索が面倒な反面、周回しなくてもドロップアイテムが集まるし、交換礼装の最後の1枚もクエスト報酬で貰えるからドロップさせなくても凸れるし、「プレーヤーを楽しませるための新しい形式」を模索している点に関しては好感が持てます。実際は技術が追いついていなくて『戒厳聖都』状態ですが……本当、これでテンポさえ良ければ評価できたのに。

 次回の開放が2日になっているのは1日に毎年恒例のエイプリルフール企画をやるからです。今年はなんと「FGOクエスト」。ファミコンのドラクエをパロったレトロすぎるほどにレトロなRPGが4月1日限定で配信中です。なかなか凝っているけど、これを1日で終わらせろと? 平日で仕事もあるのに? TYPE-MOONは全ユーザーがニートだとでも思っているのだろうか……私は最後までクリアできそうにないから、他のプレーヤーにストーリーを教えてもらいます。不満を漏らしてしまったが、FGOGOが対応機種じゃなかったせいでまったく遊べなかったことを考えると、ちょっとでも遊べる今回は割と嬉しかったりする。他のアプリもいろいろネタを仕込んでいてチェックするだけでも忙しい……!

『グランブルーファンタジー』の夢のようなめくるめくガチャ月間も遂に終わりを告げましたね。

 フェス開催中は金月の嵐であまり引きが良くなかったけど、最終日の100連&スーパームックモードで土オストロと火ラリスの師弟コンビが来臨したから「ヨシ!」と頷きました。最終上限解放が来たヴァンピィちゃん引けなかったのは残念なものの、ヴァンピィちゃん恒常だから次のサプチケで購入すればいいかな……そういえばアニバチケは結局水着グレアにしました。プリコネの方でもマナリアコラボイベント「アストルムに咲く双輪の華」開催中新キャラ「アン」追加ですが、天井用に貯石している最中なのでガチャはスルー。恒常だし、いずれ引けることを期待したい。いい加減本編も進めなきゃだけど、エリア14のボスが強くてなかなか突破できません。「あとちょっと削れば……」ってところまで行くが、そのちょっとがなかなか削り切れない。

 話を戻してグラブル、現在は新イベント「ポブさんぽ 〜とりまトッポブで。 3rd Anniversary〜」開催中です。期間は来月8日まで、グラブルのストーリーイベントは基本的に短めなので油断してるとクリアする前に期間が終わってしまうこともあるので注意せねば。「とりまトッポブで。」「粧して臨めよ花戦」に続くトッポブシリーズの3作目ですが、細かいことを気にしない人であればここから始めても問題なく楽しめます。ローアインたち男衆がダラダラとくっちゃべる、ただそれだけの話なんですが、ところどころに彼らの妄想ストーリーが挿入される与太度の高いイベントになっています。単なる妄想なのに「キャタピラさん」や「フーちゃん」などユニットとして実装されるキャラもいるから侮れない。今回はジャンヌの新スキン「聖乙女の休息」(コタツとジャージ)が手に入ります。元ネタは『グラブルジャージ部っ!』ですが、そもそもジャージ部の元ネタが『ぐらぶるっ!』の「ジャンヌだらけ」なのですべては「るっ」に収束する運命。ジャージスキンとしてはルナール、パーシヴァルに続く3つ目であり、ジャージ部の波が来ている……?

・拍手レス。

 何やってんのufotable ゥゥゥゥ!!!???
 社長「ごめんなさいね」

 えっ?グリーンウッド解散......lightそしてパンテノンはどうなってしまうのでしょう?とりあえずブランドは他メーカーに移るみたいですが。
 去年頃から薄々予感していた事態ですが、やはりショックですね。ブランドの看板はどこかが引き取るんでしょうけど、活動の面倒まで診てくれるかどうか……。

 ヤバいとは思ってたけどlightが…
 まだ終わったわけではないけど崖っぷちムードが濃厚に。

 株式会社グリーンウッド 乙る……
 レスト・イン・ピース。

 前々からヤバそうでしたけどグリーンウッド解散ですか…何度目のスワスチカなんですかね(白目)
 そろそろ大隊長が出現しますかね(白目)

 グリーンウッド解散してしまいましたね……。パンテオンが2回こけて会社としての限界を越えてしまったとのことですが、とても悲しい……。
 1回目の時点で見切りを付けて分割PCゲーにでも切り替えていれば……たらればを言ってもしょうがないのはわかっていますが。

 グリーンウッド解散ですね。告知を見る限りLightのメンバー、ブランドも残す方向とも読めるし、過去作サポートは引き継がれるみたいなので最悪の事態ではなさそうですが、アプリの開発会社の件はダメージ大きかったみたいですね。
 「今後の予定」というより「こうなったらいいなぁ」という願望交じりの告知って気がしますけど、「絶望するにはまだ早い段階」ってことだけは確か。

 まさかlightまでもが。
 諸行無常……。


2019-03-28.

スタリラ、「無限引き直し5連ガチャ」開催

 な、なんか急にヤケクソめいた施策が始まったんですが……血迷ったのか運営? 気に入った結果が出るまで延々と引き直すことができる、要は『メギド72』やシャニマスなどにも取り入れられている「リセマラ不要」のアレなんですが、5連中最後の1連だけ☆4舞台少女(最高レアリティ)確定枠になっていて、残りの4連は☆2舞台少女か☆3舞台少女が必ず出る(概念礼装的なアイテムは一切出ない)という仕組みになっています。所持済だったり戦力的に充足している属性の子だったらリセットして引き直せばいいわけで、「石を消費する」デメリットこそあるものの実質的な☆4配布ですね。無償石でも回せるから課金する必要はありません。サプチケの販売を待っていたらまさか「サプチケすら買わなくていい」事態が訪れるとは。喜びよりも不安が募る。グラブルみたいに景気のいいところがジャンジャカSSRを配っていても疑念を抱かず「ありがてえ、ありがてえ」と素直に受け取れるが、日に日に先行きの不透明さが増していくスタリラで突然大盤振る舞いが始まると「終焉の予兆か?」って警戒心が湧き上がってしまう。セールスが良好って話も今年に入ってから聞かないし、本当に一周年を迎えられるかどうか怪しくなってきました。6月にリアルイベントが開催される予定であり、もうすぐアップデート発表会も行われるから、ハラハラするほど差し迫った状況ではない……と思いたいが……。

 まぁそれはそれとして、ガチャは回しまくりたい(本音)。確定枠から排出される☆4舞台少女は初期実装の12名だけで、最近追加されたマフィア香子とかメイド真矢、十兵衛塁などは出ませんが、それでも欲しい子はたくさん揃っていて目移りする。2枚抜きや3枚抜きは不可だから誰を選ぶかちゃんと決めないと……「う〜ん、とりあえず回しながら考えようか。5連だったら石は1500個あればいいはずだからギリギリ何とかなるぜ!」とガチャ画面に遷移したら「3000個」と大きく表示されて頽れるしかなかった。そうか、☆4確定だからガチャのレートが普段より高くなっているのか……幸い、期限は4月25日までとかなり長い。ログボやデイリーミッションでコツコツと石を集めれば充分間に合うだろう。よーし、頑張って貯めるぞ! と決意した翌日に通算150日ログインボーナスでPONッと石1500個くれたからあっさり回せるようになりました。スタリラくん、まさかこのタイミングを狙って……?

 せっかくだし未入手の☆3舞台少女も併せて引きたいよね、と再演に再演を繰り返した末「太陽ばなな」と「海賊静羽」の組み合わせで手を打ちました。太陽ばななは貴重な――現時点で☆3唯一の――夢属性、FGOで言うとバーサーカーです。あらゆる属性に対して攻撃有利が取れるから、相性関係をいちいち考えずに起用できて便利。反面、防御が紙だからすごく打たれ弱い。夢は現時点でたった3名しか実装されておらず、低レアもいないため入手難易度の高い属性です。それにこのばなな、騎士風の衣裳が似合っていて恰好いい。プレー開始当初よりずっと欲しかったユニットの一つなので、やっと手に入って感無量です。海賊静羽は花属性の中衛、防御力が割と高くて硬いうえに回避付与スキルを持っており、更に開幕と同時にガッツ状態(1回)が掛かるからしぶといのなんの。盾役(タンク)ほどの耐久力はないが、「盾役が落とされたときに立ちはだかる二枚目の盾」といった風情で敵に回すと厄介でした。味方にすると心強い。花属性は戦力が不足しているからそれを埋めるという意味合いもある。ただ性能云々よりも、シンデレライベントのときにララフィンとの会話を通じて静羽さんに惹かれたんですよね……穏やかな物腰の中に潜む情念がたまらないと申しますか。何よりこぼれんばかりのたわわなおっぱいが最高です。サプチケ交換候補の筆頭だったから今回の「実質☆4配布」は嬉しいかぎり。待望の夢属性ばななも一緒にスカウトできたから単なる☆4配布よりもありがたい。後はサービスが続くことを祈るだけか……まだまだ欲しいユニットはあるし、サプチケが販売されたら買うつもりなので、いつ売り出してくれても構わないですよ。

『マギアレコード』、新イベント「ユメミルサクラ」開催中

 期待通り早速後日談が配信されました。第10章での壮絶なクライシスとバトルを乗り越え、日常に戻った魔法少女たち。最初はのんびりとした雰囲気の中で進行していくため「ほのぼのしんみり系のイベントか?」という感触を抱かせますが、徐々にシリアスな面が覗き始める……神浜市に大きな災厄を招いた「マギウス」という存在の処遇、如何にすべきか。落とし前の付け方を巡るストーリーとなっています。まだ前半部分だけで後半部分は29日公開ですが、「法律の外側」に位置する魔法少女たちを「自前の裁判」に掛けていくの、まさに魔女裁判スレスレなムードがあってスリリングだな。外伝なんだしこういう試みはどんどんやってほしいものです。

 ガチャの方は期間限定で「万年桜のウワサ」をピックアップ。うん、万年桜さんは立ち絵が用意されているのを見た時点で「こりゃ将来的にプレイアブル化するな」と予感しました。まさかこんなに早くとは思わなかったけど。属性は光。容姿はとても好みなものの、さすがにアルまどのドッペル解放も済んでいない状況で新しい光属性の子を引くのはちょっと……なのでパスしました。ドッペル解放と言えば二葉さなもやっと来ましたが、本当にただ解放されただけで「みたまの特訓」イベントはなし。「ユメミルサクラ」と並行して開催するわけにもいかないから仕方ないっちゃ仕方ないですが、特訓イベをアテにしてジェムまったく集めていなかった私は呆然とするハメに。仕方なく強化結界を周回中です。

『メギド72』、復刻(という名のフルリメイク)イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」開催中

 「キマリスちゃんは可愛いけどシナリオは毒にも薬にもならない内容」という前評判を真に受けて大して期待せずにプレーしたところ「キマリスちゃん……絶対に☆6まで育てるよ」と決意するぐらいイイ話だったからやっぱり古参プレーヤーはウソロモンかしらァ、と調べてみたらシナリオのほぼすべてが書き直されていたとのこと。うん、ベヒモスが出てきた時点で察していました。既に一度復刻しているイベントをそのまま再復刻しても面白みがないから、サプライズで全面改稿しちゃおう……という発想はわからないでもない。けど、それならそれで「イベントストーリーを徹底的に刷新! クリア済のプレーヤーも新鮮な気分で楽しめます!」って大々的に謳おうよ、メギドくん……! 「さすがに再復刻はパスだわ」って改稿に気づかずシナリオ全部飛ばすプレーヤーも出てきますよ、これは。なぜここまで力の入れた対応をしながら開催期間が一週間弱と短くなっているんだ。本当にわけがわからない。

 「復刻がただの復刻じゃない」せいで古参プレーヤーが嘘吐き呼ばわりされるのがメギド72のお約束なわけですが、さすがに今回ばかりは古参が可哀相になりますね。「サタナキアァ!」頻度が減るくらいならまだしも、話がここまで変化するだなんて普通予想できない。敵であるサイクロプス三兄弟も加筆によってかなり印象が変わったみたいです。やってることは凶悪なんだけど、経緯を考慮するとなんだか哀れになる。慌てて必死に繕おうとしている例のシーンとか、妙な滑稽味もあって胸が苦しくなります。でもやっぱりイベントのメインはキマリスちゃん、「さいきょー」と自負する単純明快・猪突猛進なトルーパーだ。とても可愛くて凛々しい。マギレコの鶴乃ちゃんもツボに入っているし、「最強」と連呼する女の子に弱いのかもしれない。

 4月2日からは新しいイベントクエストが開催される予定。新メギド「サタナイル」が登場、ありがたいことに配布です。やった。それと前後して「激★魔宴召喚」(サバト)も開催される。バルバトス(ラッシュ)、マルコシアスに続くストーリー加入メギドのリジェネレイト化です。バルバル……引ける自信はないけど石も回復してきたので久々(1ヶ月半ぶり)にサバトへ挑戦してみるか。しかし、サタナイルという文字列を目にするとどうしてもlightのパラロスを思い出してしまう体質の私。パンテオン、ほんまにどうなっとるんや……。

期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」開催!

 「私も同行いたしましょう」「殺生院」 そのネタ、ハロウィンと英霊剣豪で既にやりましたよね? とツッコミを入れたくなる雰囲気の中でいよいよ始まりました大奥イベント。ボーダーの修理をするためにインドの異聞帯に立ち寄らないといけない、とわざわざ言及しているあたり本当に4章の前フリなんだなって感じです。将軍様をはじめとしてひと気が消えた江戸城、異形の迷宮と化した大奥を探索し最奥に潜む黒幕の企みを看破せよ。とダンジョン探索テイストで進行していく。ところどころ分岐点があって、2つか3つあるルートの中から一つだけ選んで進まないといけない。ルートが終了すると「ルート選択に必要なアイテム」が手に入るので、引き返して「さっきとは異なるルート」を改めて探索することが可能になる。面倒臭そうに見える仕様ながら、「正しいルート」のヒントは示されているというか「ポジティブな語(温かい、綺麗など)で飾られているルート」が近道で、ネガティブな語が出てくるルートはだいたい行き止まりか堂々巡りです。まだ全部は確かめていないが、遠回りのルートもあるのかもしれない。正解ルートを辿っていくと「28日18時に開放」というクエストが出現して一旦停止となります。時限式だったんですね、やっぱり。ルート選ぶときにいちいちロードが入るせいでテンポ悪くてちょっとダルいけど、試み自体は面白い。

 シナリオは「やべえ女」としか言いようのないアルターエゴ「殺生院キアラ」がパートナーのポジションで大活躍する展開が新鮮で楽しいです。剣式と並んで「カルデア内でどういう扱いになっているのかよくわからないキャラ」だったキアラさんですが、「どういう経緯で召喚されたのか主人公もマシュも記憶が曖昧」とヤクさ極まりないムードでゾクゾクしますね。パールヴァティーは「信仰心以前の問題」と見抜きつつも状況が状況(カルデアがほぼ無力化してしまっている)だけに目を瞑っている模様。そのパールヴァティー、CMで桜色の着物を纏っていたことがずっと気に掛かっていましたが、「死にかけていた春日局の魂に霊基を一部割譲している」という帝都イベの信長と信勝みたいな状態だと判明。桜顔の春日局……その発想はなかった。「トァーッ!」と叫んでからくり女中に襲い掛かろうとするも「薙刀持ってなかったわ」と引き返すなど、春日パールさん振る舞いがいちいち可愛すぎない? インパクトで言ったら「徳川ゴルドルフ」に勝るものはないが……ところどころハロウィンイベント並みの与太要素が混入していてシリアスが持続しない。こ、後半はきっちりシリアスで締めてくれる、はず。

 で、新サーヴァントのカーマちゃん。シナリオの方ではチラッと顔を出した程度ですが、フレの何人かは引いているので第二再臨や第三再臨もとうに確認済みです。ネタバレに配慮して詳しく言及することは避けますけど、再臨段階によってビジュアルがかなり変わりますね。個人的には第二再臨が好き。BBAQQとランサーみたいなカード構成で、Q単体宝具。冬木周回でちょっと借りたくらいだから細かい性能はわかりませんが、NP効率や星出しはまずまず良好な印象で宝具撃ちやすいしクリティカルも割と決まる。スキルは宝具のOCを一段階引き上げるエジソンの「概念改良」みたいな「女神の恩恵」、永続ガッツと攻撃力UPを付与する自バフ「身体無き者」、NPチャージとアルターエゴ特攻状態とクリ威力UPと敵全体の魅了耐性低下を兼ねた複合スキル「マーラ・パーピーヤス」といった具合で「さすが限定アサシン」な盛り盛りっぷり。永続ガッツはヤバいですね、うちの土方さんにも付けてほしい。シヴァに第三の目で全身をこんがり焼いてもらったらイケるか……? NPチャージもスキルマで50と破格の数値です。検証してないけど魅了も刺さりやすいって話だから「アサシン版の槍師匠(ただしNP効率が良くてチャージスキルもある)」ってところか。水着のスカサハもアサシンだからややこしいな、この喩え。単純にQ性能だけ見ればジャックちゃんの方が上ですが、「チャージスキルのおかげで1ターン目から宝具を撃ちやすい」「宝具の魅了効果に『異性』などの縛りがない」「アルターエゴに攻撃優位が取れる」などの強みもあって単純比較は難しいかも。魅了パ使いだったら有用性は更に上がるだろうし。しかし、今のタイミングでアルターエゴ特攻スキル付いたサーヴァント来るのって4章がアルターエゴパラダイスに陥っている布石なのでは……と勘繰ってしまう。残りのサクラファイブが出頭(おでまし)になろうもんなら「もうやめて! とっくに桜好きの財布はZeroよ!」という叫びが各地で湧き上がるだろう。メルト、リップ、プロテア、今回のパールとカーマに加え夏には水着BBも復刻される。こんな状況で休まずヴァイオレットやカズラドロップを投入してくるほど運営も鬼ではないはずだ、うん。

・拍手レス。

 大奥にキアラを入れるなんて金魚の水槽にザリガニブチ込むようなもん、って喩えられてて草しか生えぬ。
 蟻の巣にホースで水を注ぐが如き暴挙、だがそれがいい。

 まさかイベントでカーマが出てくるとは思いませんでした。てっきり第二部四章の方で出てくるのかと思っていたのですが…。あと、CMに出てきた将軍らしき人は、おそらく暴れん坊将軍でおなじみの徳川吉宗なのではと思いましたね。吉宗は山田風太郎の忍法帖シリーズ「忍者月影抄」でも書かれていましたけど、将軍になる前の若かりし頃の彼はかなりヤンチャで、外出中に茶屋の娘に手を出したり、通りかかった農家で働いてる若い女性を側女にしたりと、女遊びのエピソードに事欠かなかったみたいですからね…。いずれにせよ今回のイベントはキアラさんと大奥とカーマが関わってる以上、愛と色欲が絡みに絡みあったドロドロとしたものになるのではないかと心配になります。プレイヤーによってはトラウマになりそうで怖いです。
 私も黒桜系のサーヴァントは4章のボス級エネミーとして登場するものだとばかり……吉宗はネタの宝庫ですけど「17世紀半ばの日本」という条件には合致しないのでサーヴァント化でもしていないと出演は難しいでしょうね。今回のシナリオは「愛と欲」を軸に未成年だろうと構わず沼に引きずり込んでやろうという気迫が篭もっていてワクワクします。

 swan song の攻略情報を探してきました。geocitiesのページ(もうすぐ閉鎖)がヒットして、移転先をたどって来てみました。これからもお元気で。
 『SWAN SONG』とは懐かしい。攻略情報は載ってないので申し訳ないです。ジオシティーズももうすぐ終了ですね……これからも元気でやってまいります。


2019-03-24.

「Re:ゼロから始める異世界生活」第2期制作決定!「氷結の絆」とPV同時公開(コミックナタリー)

 ヒットの規模的に2期はほぼ確実だろう、と予想していたけど「アニメはあくまで宣伝」と割り切られて2期が来ないケースもままあるから正直ホッとした。「死んで覚える」を地で行く異世界ファンタジー、待望の新シーズン到来です。今度も2クールやるのかな? 原作読んでる人によると「キリの良いところで終わるのは難しそう」ってことだが……他に『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の3期『はたらく細胞』の2期もあり、続編アニメが豊作で嬉しいかぎり。歳のせいかまったくの新作よりも続編モノの方が観易くて安心するんですよね。この調子で『六畳間の侵略者!?』の続きも……無理? もう放送から5年近く経つんだな、あれ。

『メギド72』、復刻イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」を3月26日(火)より開催

 「キマリスはぁ、つっよーい・の・だ!」でお馴染みのキマリスちゃんが配布されたイベントの復刻版、正確に申せば「復刻の復刻」です。初回開催は2017年の12月、リリース間もない頃に配信された「最初のシナリオ付きイベント」である。翌年2018年の3月に復刻されたから、ちょうど1年ぶりの開催となります。イベントで配布されるのは大抵真メギドかリジェネレイトですが、初期のイベントってこともあってかキマリスちゃんは「リジェネじゃないイベント産祖メギド」という珍しいポジションに収まっています。他だとアンドレアルフスくらいか、このポジションは。CVは「小見川千明」、FGOのバニヤン、メギドではザガンも演じています。貴重な配布ロリとあって逃す手はない。再復刻のせいか開催期間がとても短い(26日から1日までの6日間)ので速攻クリアしないと。キマリスちゃんは育成で「稲妻の爪」という銅素材を48個も要求するからあらかじめ集めておいた方がいい、という先輩たちのアドバイスに従って当該ポイントを周回中ですが、10周して運が良ければ5個前後、並運なら2〜3個、運が悪いと0〜1個なのでキツいっスね……スタドリよりも先にスキップチケットがなくなりそう。ともあれ、「一度復刻されたイベントでも再復刻される」ことがわかって入手困難と諦めかけていたカスピエル、アガリアレプト、ブニといった面々の獲得に希望が持てるようになりました。

 イベントが終わったらそろそろ6章3節配信でしょうか。そういえばサバトの方はどうなるんだろう。通常は月末月初の開催だったサバトを2月と3月はバレンタインデーとホワイトデーに合わせるため月中へシフトさせ、その埋め合わせに魔吊を行いましたが、4月頭に関してはどういう扱いになるのか公式発表されていません。「いつも通りサバトやります」だと前回から10日程度しか間隔が空かないことになってしまうし、4月末までサバトなしかな。キマリスちゃんの育成もあることだし、のんびり石を貯めるとするか。

『マギアレコード』、最終決戦イベント『Last Magia』討伐完了

 イベントと言っても開催期間は「3月22日13時〜25日15時」と僅か3日間。しかも初日はアクセスが殺到したせいかメチャクチャ重くてまともに遊べない時間帯もあった。平日の13時という妙な時刻にイベントを開始したのはアクセス分散を狙ってのものだろう。もし夕方とか夜にスタートだったら即鯖落ちしていたでしょうね、ありゃ。イベントの形式はFGOとかでたまにやっている「擬似レイド」です。膨大な総合HPを所有しているボスの「小分けしたHP」を一戦ごとに削ってプレーヤー全体で総合HPを消化すれば「一旦撃退した」扱いになり、次のエリアに進む……というシンプルなもの。ボスは「ワルプルギスの夜」だけで他に選択肢はありませんが、エリアごとに属性が変わる仕組み。最終エリアの無属性を撃破するとイベントクリアです。終了予定時刻は「25日15時」となっているけど、実際は23日の20時頃に陥落しました。30時間程度しか生き延びられなかったワルプルよ、どうか安らかに。

 ワルプル戦の難易度はベリーハードってほどじゃないけど充分ハード。特に無属性ワルプルは弱点が衝けないから非常に硬く、ディスク運が悪いと10ターン以上の泥試合に陥ることもしばしばだった。「ななかのBlastドローを使えば楽」と分かるまでちょっとしんどかったです。魔法少女たちの「固有魔法」を束ねて巨大災厄に立ち向かっていくシナリオは夏休み映画っぽいベタなノリだが、この数ヶ月を通じて愛着を温めてきたキャラたちが必死に足掻く姿を見るのはやっぱり熱い。「軍団(レギオン)化した魔法少女」ってちょっと観たい要素の一つだっただけに尚更。いろいろ「御都合」と感じる部分もあったが、「外伝だからこそ大団円を迎えるべき」って芯の部分は外れておらず満足の行く幕切れとなった。「アルまどが生まれるまで」の経緯を綴った本編とは違い、「アルまどが既にいる」ことを前提とした外伝なので多少強引だろうとハッピーエンドに持ち込める。現状だと「過去の犠牲者」はどうにもならんが……「そういえばあれはどうなったの?」な疑問点がいくつか残るけど、そのへんは第二部に持ち越しちかな。あるいは25日に後日談が来るのか。現在は「Last Magia」というイベントが終結しただけで、「まだ10章は終わっていない」ということになっている(「ミッション」でも10章は未クリア扱いになっている)が、明日の更新で「Last Magia」が本編に組み込まれ、晴れて「10章完結」となります。「『Last Magia』にて公開されたストーリーと同じ内容」ってアナウンスがあるからイベントをクリアしていれば自動的にミッションも達成扱いになるだろうけど、二部開始に向けたイントロっぽいシナリオが同時配信されるのでは、と期待しています。

 ガチャの方はアルティメットまどかサプライズ復刻。予告はまったくナシでした。来るとしても最終決戦イベントの後だろうと思っていたので心の準備が全然できておらず、不意打ちもいいところ。「休憩時間中にアプデだけ済ませておこう」と軽い気持ちでログインしたらロード画面にアルまど様が表示されて「あっ」となりましたわ。キャラ人気はもちろんトップレベル、ユニットとしても最強クラスであり、数え切れないくらいサポートで借りまくってお世話になりました。1周年記念の際に限定魔法少女として(しかも「アルティメットタイプ」なる謎の分類で)実装され、これまで一度も復刻されていなかった稀少性の高さも相俟って1周年後に始めたプレーヤーたちにとっては高嶺の花だったキャラです。私もプレー開始当初よりずっと憧れていました。復刻期間はイベントに合わせてたったの3日間、これを逃すと次の機会は恐らく来年以降となるでしょう。いま回さないでいつ回すんだ。怯むな、怖じるな、肚を括れ! と、覚悟を決めて挑みました。

 結果、これこうなって、こうじゃ!

 はい。御覧の通り天井(100連目)で出頭(おでまし)と相成りました。「貯めている石のうち100連分はアルまど復刻用にキープしておこう」と計画していたから許容範囲内ではある。なんにせよ、これで高難易度の攻略がだいぶ楽になりますね。2000個以上の石が犠牲になった甲斐はある、はず。できれば1凸を目指したかったけど石の残量的に厳しいから撤退。唐突にデビルほむらでも来ない限り当分は節制に努めます。次に回すのは2周年記念あたりかな。それまでに手持ちのユニットをコツコツ育成しないと。っていうか、さなの☆5覚醒とドッペル解放まだ? 確か3月中にやるって話だったような……明日(25日)来ることを祈るとしよう。

 そういえば25日はアルまどだけじゃなくてねむのピックアップも終了する予定だったな。レアガチャのみの平和な期間が訪れるのか、はたまた例によって不意打ちのピックアップが襲来するのか。今月は灯花実装、ねむ実装、アルまど復刻と既に盛り沢山な内容だからここで新ユニットの追加はないと予想しており、せいぜいホリナ復刻があるかないか程度だと睨んでいますが、もし「第一部完結記念! 環うい(☆4)期間限定で登場!」なんてことになったら大騒ぎになるぞ。ういは第二部開始の際に配布で来る(魔力解放はストーリー進行に合わせて行われる)、きっとそうだ。そう信じよう。第二部の舞台はアニメジャパンで展示されていた地図の端にひっそりと記載されていた謎の地名「宝崎市」なのでは……と囁かれています。第一部の舞台「神浜」が「神戸」と「横浜」を掛け合わせたものなので、「宝崎」は「宝塚」と「川崎」を混ぜ合わせたものか? 「宝崎音楽学園99期生、藍青紅蓮! みんなをディザスタァライトしちゃいます!」と名乗りを上げながらミュージカルバトルしてきそう。ジョークはさておき、いろはの生家は神浜ではなく市外という設定だったから「いろはが住んでいた街にも異変が……」って展開なのかしら。

【予告】期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」開催予定!

 「放送が終わると同時に大奥イベント開催」パターンを警戒して午前中に用事を済ませ、12時からニコ生に張り付きました。発表の冒頭で流れたPV、まさかの「キアラがナレーション」で驚愕。えっ、今回の同行サーヴァント、まさかのキアラ!? CCCコラボ復刻でピックアップがなかったのはこっちでピックアップするためか? 「テーマパークに来たみたいです テンション昂りますねぇ〜」と言わんばかりに舌なめずりするキアラさん、悪役にしか見えない問題。他にも女性サーヴァントが何騎か映りますが、中には見覚えのない男性の姿も……強いて言えば容姿はアグラヴェインに近い。家光あたりの将軍様か? いや、後ろ姿だけ映る髷を結った老齢の男が将軍様っぽいし違うかな。最後に降臨する黒桜で二度目の驚愕を味わいました。「廻天迷宮」ってタイトル、ひょっとして「サクラメイキュウ」も意識している……? わざわざ主題歌まで用意しているくらいだから相当気合入ってますね。「実質的な本編」「イベントに見せかけた3.5章」「大奥の皮を被ったインド」とTLがザワつくのも無理からぬことだ。

 新規実装サーヴァントは☆5アサシンの「カーマ」、インド神話に出てくる愛欲の神です。絵は塗りの感じからするとReDropかな。瞑想に耽るシヴァの関心をパールヴァティーに向けさせて両者をくっつけるため「魅了の矢(サンモーハナ)」を放った、という伝承が有名。気づいたシヴァは激怒して「第三の目、開眼」でカーマを焼き尽くし、灰にしてしまった。パールヴァティーの所持するスキルに「カーマの灰」があるのはこの逸話に由来する。本来は男性神ながら、パールヴァティーとの縁で彼女同様「間桐桜」の擬似サーヴァントとして現界。見た目が幼いし、素体はZeroの頃? 適性クラスは逸話からするとアーチャーのはずなのにアサシンとなっています。黒桜の擬似鯖はカーリーかドゥルガーだと思っていたのでカーマは予想外だった。でもマテリアル読み返すとカーマの名前はちゃんと載ってますね……完全に失念しておりました。マテ情報からするとパールはカーマのことを認識できないっぽい? ブッダの修行を邪魔する天魔「マーラ」としても語られる存在であり、「衝動的な愛や快楽、抑えがたい欲望、理性を妨げる煩悩」を擬神化したものと捉えていいかも。クラスがアサシンなのはマーラ様としての要素が色濃く出ていて、依代の桜も「マキリの杯」としての面が強いからパールよりレアリティが高い設定になっているのかもしれません。また主題歌が「深淵のデカダンス」で、ムービーの途中(20秒あたり)にも「decadence」の文字列が映りますが「e」の部分が「V」を横に倒した意匠になっており、否応なく「ビーストV」を連想させる演出となっています。カーマがビーストVのLではないかという疑惑が急速に膨らんでいる。「ビースト(カーマ)にはビースト(殺生院キアラ)をぶつけんだよ!」な展開、期間限定イベントでやる話か?

 1月に殺書文老師が実装されたばかりなのでカーマは今年2騎目の☆5アサシンとなります。当然の如く期間限定。「☆5アサシンはやたら限定が多い」という印象はますます補強されることになった。累計9騎目ですけど、うち6騎――実に2/3が限定ですもんね。動画を見ると単体宝具のようで、逸話的に魅了効果が付いているかもしれない。クイックならジャックと、アーツなら書文と、バスターなら翁と性能が比較されることになりそう。なお新規実装はカーマのみで配布等はないとのこと。参加条件がSINクリアとなかなか厳しいから、これでたとえば「村正配布です」とかだったらTLに怨嗟の声が満ち溢れるだろうし仕方ないか。「参加条件が厳しいイベントは基本的に配布ナシ」と思っておいた方がいいかもしれない。開催は27日の水曜日、「放送後すぐ開始です!」じゃなくてホッとしました。一応予定は空けていたけど、読みたい本もあったし日曜はのんびり過ごしたかったから助かった。特攻対象サーヴァントはマシュ、宗矩、キアラ、カーマ、パール、シェヘラ、マタハリ(モーション変更来るか?)の7名が「絆ポイント&攻撃力UP」で、エミヤ系を除く和鯖が「攻撃力UP」のみ。なぜエミヤ系が外れているのか気になるところだ。締め出されている……? ともあれ、うちは土方さんとばらきーと茶々の3名で雑に殴り抜けることになるんじゃないでしょうか。大奥ピックアップで追加される概念礼装は☆5の「姫様行脚」(マリー、デオン、アストルフォ)、☆4の「春うらら」(黒髪なのは分かるがそれ以上の判別困難)、☆3の「火消魂」(槍ヴラド、ロビン、アンデルセン)。「姫様行脚」欲しいけど☆5か……とりあえず呼符あるぶんだけは回そう。

 発表のラストではサプライズ告知として『ロード・エルメロイU世の事件簿』コラボイベント開催決定のムービーも流れました。7月にアニメを放送するからその前フリでしょうね。大型のコラボ企画は毎年GW合わせなので4月27日頃の開催と見た。配布は九分九厘弟子の「グレイ」でしょう。クラスは奇を衒わなければランサーになると思います。単体槍の配布鯖が未だに存在しないことを考えると宝具は全体じゃなく単体バスターとかになるかもしれません。ストーリーの方にはフラットやスヴィンといった教室メンバーも出てきちゃう? しかし事件簿ってFateの外伝ですけど、サーヴァントはそんなに出てこないのでガチャの目玉が誰になるのかは予想しにくいな……○王はないだろうし、考えられるのは「あいつ」とか「あいつ」ですけど、これからアニメやるのに核心バラしていいの? って話ですし。差し当たってレイシフト先でライネスが出てきて胃痛に苛まれる孔明は見たい。義兄が擬似とはいえサーヴァント化しているだなんて弄るしかない案件でありライネスちゃん絶好調になること間違いナシ。

 事件簿コラボ

・拍手レス。

 徳川廻天迷宮に登場するサーヴァント予想は、徳川吉宗や春日局、ぐだぐだエースに登場した八華のランサーが挙げられていますね。個人的には忠臣蔵の大石内蔵助を予想しているのですが、もしかしたら江戸幕府初代将軍の徳川家康が登場するのではと思ってます。
 タイトルからしてぐだイベじゃないだろうし、経験値鯖はあんま絡んでこないだろうな、と思っていました。しかしここで村正が来ないとなると4周年記念での実装が現実味を帯びてきたかな……。

 ビースト候補筆頭に目されてるカーマがよりによって黒桜系のガワで降臨するとは……
 「みんなー、HF2章はもう観てくれたかなー? じゃあ――死ね」とプレーヤーに始末剣をかましてくるFGO、ホントに容赦も慈悲もない。


2019-03-21.

『スーサイド・スクワッド』新作、続編ではなくリブートに(シネマトゥデイ)

 こんだけ短期間の仕切り直しだと「リブート」ってより「リセット」と表現した方が感覚的にしっくり来る。2016年に公開された旧スースク(えっ、あれってもう2年半も前の映画? とショックを受けたがそのへんは割愛)は「チーム全員が犯罪者」であり、「逃げ出したら殺す!」と脅されながら危険な任務をこなす彼ら使い捨て部隊の大暴れを描くアクション映画で、「正義」の象徴たるヒーローたちに中指を突き立てるノリ……になるかと思いきや、変に重苦しい雰囲気で進行してしまったためあんまり爽快感がなく「予告編が一番面白い」という結果に陥っていました。個人的にはハーレイ・クインの存在感および尻で元は取れたけど、「このまま続編作って客が呼べるのか?」と心配になったことは確か。監督もジェームズ・ガンに交代となったし、いっそ一から作り直して再出発した方がいいのでは、と考えましたがここまで露骨に前作を「なかったこと」扱いにするとは予想していなかったのでビックリ。DC映画もなかなか思い切ったことをしよる。今度こそ「予告編だけ面白かった映画」と言われない出来に仕上げてくれ。

スタリラ、新イベント「交錯のマフィア・ファミーリャ」開催

 マフィア??? そう、まさかのシチリアマフィアネタで来ました。ひかりちゃんをトミーガンで蜂の巣にして「ほら小さな光なんて真昼になれば消えてしまう」と嘯くまひるちゃんが見れるんです? と期待しながらプロローグを読んだが、まだ本読みの段階で劇の全体像はよくわからない。対立する二つの組織「ブリオスキ・ファミリー」と「サルヴァトーリ・ファミリー」があって、サルヴァトーリ側がブリオスキの令嬢「エレナ」を誘拐する計画を立てている……というのが大まかな筋立て。エレナの護衛役を務めているメイド「メリッサ」はかつてサルヴァトーリの下で「薄汚い暗殺者」として働いていた(そもそもサルヴァトーリ自身がブリオスキの子分か兄弟分だったっぽい)……設定そのものはあまり込み入っていないが、「ストーリー上の配役と実装されているユニットの役が一致していない」せいで混乱します。プロローグの時点ではエレナ役を香子が担当していますけど、実装されているユニットは「令嬢 エレナ 大場なな」。更にメモワールではクロディーヌがエレナを演じており、余計混乱する。恐らく本読みの後でいろいろと話し合って配役を変えるんだろう。「役」と「役者」の関係が流動的なのは面白いが、時限式のシナリオでやられると普通にややこしいですね。

 イベントに合わせて「危険な!? マフィアガチャ」も開催中。☆4「メイド メリッサ 天堂真矢」と☆4「ドン・サルヴァトーリ 花柳香子」が新登場、恒常なのでイベントが終わった後も排出されます。どっちかが☆3かと思ったらまさかのダブル☆4か……本当に配布以外はなかなかSR増えないな。ピックアップを2つに分けているのは良心的っちゃ良心的だが。メイド真矢は雲属性、盾役である太陽真矢の不利属性(月属性)に対して有利なので同時編成するのもアリですね。CA(奥義)ではスカートから手榴弾がこぼれ出す。全ての不義に鉄槌を下しそうなメイドだな。ドン香子はなんと夢属性。FGOで言うところのバーサーカーです。立ち位置が前なので被弾しやすいところは難点だけど、CAで自身に回避2回を付与するからちょっとはしぶとい、のか? 夢属性まったく持っていないマンなので半額10連まで回したけど、出なかった。☆4イベントメモワールは出たからギリギリOK。メイド真矢ピックアップの半額10連は残っているので、期間中に石が1500個溜まったらそっちも回そう。

 ガチャが劇的に渋くてとにかくピックアップキャラ出ないことで一部界隈において有名なスタリラですが、イベントそのものは配布キャラを育てれば何とかなる程度の難易度ですからまだマシかな。過去の配布キャラもそこそこ使える(今回だと弁慶珠緒とかバレンタインひかり、妖精あるるなど)から攻略もだんだん楽になってきてはいる。でも結局、初心者向けのアドバイスは「イベントごとに特攻☆4舞台少女を欠かさず引いて即日レベルMAXにしているような廃プレーヤーたちを片っ端からフォローしろ」っていう身も蓋もない代物になってしまうんだよな、このゲーム。

【予告】期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」開催予定!

 てっきりLB4(インド)だと思っていたのにイベントだと? しかも徳川で大奥か……戦国〜幕末あたりはぐだぐだのテリトリーって印象が強いけど、それだったらタイトルが「ぐだぐだ大奥」になりそうだし経験値絡みのイベントではないのかもしれない。「○○○○○○(漢字六文字) □□」ってタイトルの形式からすると「鬼哭酔夢魔京 羅生門」「天魔御伽草子 鬼ヶ島」「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」の系譜? 参加条件が「SINクリア」だし、ガッツリ本編に関係したシナリオなのでは、と期待が高まる。まだ「こういうイベントをやりますよ。詳細についてはAnimeJapan 2019のスペシャルステージで発表しますよ」としか告知されておらず、ストーリーや参加サーヴァントは一切不明なのでモヤモヤします。配布、あるといいな。

 「徳川」「大奥」といったキーワードを素直に受け取るなら江戸時代が舞台でしょうね。そういえば「徳川特攻」持っていて再登場を熱望されているサーヴァントが1騎いたな……ということでセイバー「千子村正」の実装が現実味を帯びてきました。徳川の埋蔵聖杯を奪取するため、ダンジョンと化した大奥の深き闇へ村正とともに挑む! みたいな話か? それならラスボスは春日局(巨大ゴースト)だろうな。宗矩が同時代の人間なのでたぶんイベント特攻が付くはず。村正以外だと家康実装説、家光実装説、十兵衛実装説なども囁かれています。「迷宮」のワードから察するにウィザードリィのオマージュだったりするかもしれない。さすがに「『大奥記』を意識しました」なんてことはないだろう。

 しかしこの調子だとインドは4月以降か。今月中に始まる可能性が高い、と勝手に思い込んで心をインドモードに切り換えつつあったからまだ気分が大奥に順応できないでいる。よしながふみの『大奥』よろしくアルトリア顔の将軍様が降臨する程度のことは充分ありえるし、気を抜かず身構えておかねば。なお現在は「幕間の物語キャンペーン 第8弾」開催中。我がカルデアのエースバーサーカー「土方歳三」も宝具強化到来で実に喜ばしい。単純に火力が+1/3くらい上がったことに加え、HP減少に伴う倍率UPの幅も上昇しているんだとか。ただでさえボス戦や高難易度で活躍していた土方さんがもっと派手に大暴れしてくれるわけだな、胸が熱くなる。幕間も彼の果てしなき闘いを淡々と綴るものになっており、しみじみと滾る。この調子で沖田さんの幕間と強化もお願いします。

・グランブルーファンタジー、グランデフェスとガチャピンモードが重なってようやくSSRキャラ解放武器を引けたけど、引くまで70連も掛かって「本当にフェス中なのか?」と疑う始末でした。噂のムックモードにも突入せずそのまま終了。前回も入んなかったし、もはやムックモードなんて都市伝説のような気がしてきた。

 引けたのは「蒼紅之華刀」、つまり水着ユエルであり「よっしゃ!」と快哉を叫びました。新規追加なので今回のアニバチケ交換対象ではなく、来年まで待たないといけないかな……と考えていただけに嬉しい。「元から水着並みに露出度高いから、あんまり水着キャラという感じがしないな」ってところもあるがそれはそれ、好きなユニットの別バージョンが増えるのは素直にありがたいです。属性は風。昔は風属性のSSR水着キャラって全然いなかったけど、ここ2年くらいで急に増えましたね。ジーク、コルワ、ジャンヌに次ぐ4番目。水着キャラで少ないの、割と意外ですけど実は闇属性です。SSRはゾーイとダヌアのみ、それ以外もローアイン、ルナール、ターニャ、アルルメイヤの4人しかいません。だから7、8月あたりに追加される水着キャラの中に闇属性が入ってるんじゃないかなー、と勝手に想像していたリ。水着ランちゃんあたりと予想してみる。

 恒常ユエルは火も水もいるし配布SRも当然加入済みだから、これでユエルはコンプリート。あとはハロウィン、クリスマス、バレンタインあたりでの追加がありそうな感じか。初期実装キャラで人気も高いから今後3年程度で光と闇と土を制覇して全属性コンプするのでは、と予測しています。それはそれとして、今年のアニバチケは何と交換するのかそろそろ決めないといけない時期に差し掛かってきました。あれもこれも欲しいけど懊悩の末に水着ジャンヌと水着グレア、この2人まで絞り込んだ。最初は水着ジャンヌにするつもりだったものの、『マナリアフレンズ』の影響もあって「グレアもいいな……」って気持ちがどんどん膨らんでいっている。水着グレアは水属性だからアンと組ませやすいってのもあるし、悩む。ギリギリまで迷っているとうっかり買い忘れるかもしれないのでなるべく早めに決めたい。


2019-03-18.

『メギド72』のイベント主題歌「俺らイケメン」がだんだん癖になってきている焼津です、こんばんは。

 現在開催中のイベント「悪魔の勝負師と幻の酒」(25日の昼まで)、メインストーリーの部分をクリアすると配布のメフィスト(カウンター)召喚とともに「俺らイ・ケ・メン〜最高だろ〜」とヒッジョーに脳天気なソングが流れ始めます。詳しいことは「俺らイケメン」で検索すれば出てくるので実際に曲を聴いてみてほしい。この曲はメフィスト(カウンター)を所持していればいつでもゲーム内で聴くことができますから、気に入った人は今すぐメギドを始めよう(布教)。バカバカしい歌詞のくせしてやけにカッコいいから中毒性高いんですよね、この曲。80年代頃のアイドルソングを意識したとのことですが、アイドルソングって普通「お前」「君」「あなた」といった曖昧な二人称で聴いている相手に「呼びかけられている」と錯覚させるものなのに「ソロモン」「ソロモン」と具体的な名前を連呼しているカスピエルが面白すぎて堪え切れない。イベントでもメッチャひっついていたな、こいつ。さすが「FGOで喩えるとキルケーのポジション」って形容される男だ。

『マギアレコード』、メインストーリー第10章4話「黙示の災典」の配信を開始

 第10章は5話で完結するみたいなので「幕引きに向けての地均し」といった趣の4話目でした。ストーリーが大きく動いた3話に比べるとタメ回の印象が強い。とはいえ本性を剥き出しにしたアリナ先輩というかホリナ先輩が頭から絵具を垂らしながら悪役ムーヴし始めるところは楽しかったです。何やら御高説もいろいろと宣っていたけど、要約すると「おお、炸裂よ(エクスプロード)! 塵と灰に」ですね。アリナやホリナのまほスト読んでない(そもそも持ってない)からなんでそんなに滅びをもたらしたいのか芯の部分が理解できなくてモヤモヤします。とりあえず最終話で復活してマジカルウフコックかりんと一騎打ちになる様子を妄想中。

 そして「モキュ」ことプレーヤーの分身である「小さいキュゥべえ」の正体が明らかになった末、なんやかんやあって神浜市の魔法少女たちを見守るプチ概念的存在となって消滅(あるいは拡散?)する。モキュ、お前は神浜のミールとして街の大気になったんだな……やってることはファフナーの乙姫ちゃんとだいぶ似ている割に「感情がない」設定のせいで感動的と言うよりどこかシュールな雰囲気が漂う展開でした。というか「プレーヤーの分身が消滅/拡散した状態で第二部へ突入する」ゲームというのもなかなか新しい。マギレコ、楽しめば楽しむほど「まどマギって本当シェアワールドに向かない構造してる話だったんだな」って痛感させられる。

 ともあれ、来週はいよいよ最終決戦。ワルプルをボスにしたレイド戦が始まりそうだ。チーズパニックのときは結構しんどい思いをしたけど、今度はもうちょっと気軽にやれるイベントになっているといいな。ああ、そうそう、最後になりましたが柊ねむのピックアップガチャも開催中です。ダウナーな喋り方をする幼女であり、CVは「諸星すみれ」。『アイカツ!』の星宮いちご役で有名ながら、ファフナーの日野美羽役も演ってたりする。これでマギウスは3人すべて揃い踏みとなった。灯花同様恒常なので、凸を目指すのでもないかぎり無理に狙う必要はないです。25日にピックアップが終了する予定であり、そこで入れ替わりに何か大きな弾が来るかもしれないとプレーヤーたちはみな戦々恐々としている。恒常、恒常と続いたから次は限定の可能性も少なくない。無難なところでホリナ復刻かもしれないが、もしかするとアルまど復刻、あるいはまったく新しい「何か」が訪れるケースも否定し切れません。果たして私は2周年記念まで石を保持し続けることができるだろうか。

期間限定イベント「旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ」、全クエスト開放でほぼ終了。

 犯人はどう考えてもあいつだろうな、と目星は付いていたけど「なんでそんなことをしたのか」は分からず、動機を語る段になって「ああ、ガワがアレだったのはそういう……」と納得しました。「ガワだけサーヴァント」形式はあまり連発されても困るけど、今回は配役がうまく嵌まっていたし帰還してからの後日談も和やかで楽しかった。内容的にはほぼモリアーティの幕間だったと申しますか、もともと幕間でやる予定だった話を膨らませてイベントにしたのでは? という気さえしてくる。なおグランドろくでなしがカウンターにグラスを滑らせるようなノリで聖杯をスッと渡してくるエピローグは奈須きのこが勝手に書き足した模様。聖杯ってこんな軽い調子で配っていいの!? と思いつつ貰えるものは貰っておく。そろそろ3騎目のレベル100サーヴァントを作りたかったので気軽にポンポンくれるのは正直ありがたいですね。

 高難易度のチャレンジクエストはホームズ。最初の5ターンをのらくらやり過ごせば後はバーサーカーなりアヴェンジャーなりで殴ればいい感じです。攻撃型の宝具ではないので強化無効や強化解除を使えば楽になります。アタッカーとして最適なのは「新宿のアヴェンジャー」ことヘシアン・ロボかな。宝具に必中付与があるからわざわざ回避を剥がさなくてもいいし、強化解除でクリティカルの脅威も減らせる。まるでホームズを斃すために設計された兵器のようだ。おかげで『バスカヴィル家の犬』呼ばわりされていて笑いました。期間が短いから取り切れるかなー、と心配していた素材もレートがそんなに高くないおかげで欲しいのはだいたい確保できる見込み。ピース・モニュメント類は手持ちで充分だし、黒獣脂はエピローグで「沢山あるからね……」ってネタにされていた通りかなり有り余っているから別に交換しなくても大丈夫だし。

 近々開催される「AnimeJapan 2019」のステージ中継がニコ生で配信予定であり、そろそろLostbelt No.4、通称「インド」の情報が来そうでワクワクが止まらない。配信が日曜だから「放送が終わったら即開始です」パターンも警戒せねばなりません。確かアポクリファコラボのときがステージ生中継→からの即日開始だったよな……確実に来るとまでは言えないけど備えておいた方がいいでしょう。新規実装サーヴァントは確実視されているのがCMに出ていた「pako絵のバーサーカー」と「古海鐘一絵のアルターエゴ」で、可能性が高いのはラーマの妻である「シータ」(クラスはアーチャー?)と「カーリー」(黒桜の擬似鯖?)、もしかすると……なのがサクラファイブの残りである「ヴァイオレット」と「カズラドロップ」、あとはアニメにも出ていたセイヴァーさんとか☆4ネロの強化で「近々登場するのでは」と噂されているマザーハーロットとか。紫式部が仄めかしていた安倍晴明も「なくはない」レベル。でも個人的に晴明はスーパー和鯖大戦な平安イベントで出陣して欲しいです。

・グランブルーファンタジー、水着復刻のタイミングでガチャピンモードに突入するも無情の金月で突っ伏すの巻。

 ガチャ運絶不調につき今回は蒼光を貯める期間と割り切って回しています。そういえば蒼光交換のレート下がったんだっけ、と確認したら手持ち分で何とかなりそうだったからあれこれ引き換えして途中でほっぽっていた七星剣の覚醒を再開、やっとのことで十天衆の一人「シエテ」が仲間になりました。長かった……モチベ下がって放置していた期間も含めると、取り掛かってから2年くらい要したんじゃないかな……しんどかったです。これを10回も繰り返している人たちって、いったい生活の何割をグラブルに捧げているんだろう。きっと十賢者も揃える気満々なんだろうな。二王弓も途中で止まっているからゆるゆると再開するつもりだけど、ソーンが加入したら十天衆からは手を引くつもりです。

 イベントは「アストレイ・アルケミスト」の復刻版が開催中。22日までなのでもうちょっとしたら終了ですね。カリオストロをメインに据えたシナリオで、これ読んでクラリスに惹かれたんだったよな……懐かしい。脇役ながらデリフォードも相変わらずイイ味出している。オリジナル版では手も足も出なくて救援に頼らないと倒せなかったマルチボスの「アルフェウス」も今は余裕綽々ソロで狩れるようになっており、2年間の成長が実感できて気持ち良かった。ずーっと無凸のままだった召喚石「美少女錬金術師」を3凸できたのも嬉しい。この次のイベントも錬金術絡みであることを期待しています。

 それと、素材集めのオート周回をしている間は暇だし何かテキトーなネット小説に目を通そうかな、という理由で水上悟志激賞『超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世界全日本大会編-』を読み出したらあっさりハマってしまい「エグゾドライブを読むついでにグラブルの素材集めをする」ような状態になってしまった。「異世界転生」がスポーツ化した近未来の日本を舞台に、コロコロやボンボンでやっていたホビー漫画チックな「良い意味で大袈裟」路線をひたすら突き進んでいく話です。「二人の転生者(ドライバー)は前方のトラックへ向け、同時に助走の姿勢を取った」「雄叫びと共に駆け出す! エンジン音! 加速! 閃光!」「トラックが二人の少年を轢殺する!」というプロローグの時点で既に振り切れています。転生モノの「お約束」を逆手に取ったメタ転生モノでありながら、ストレートにエンターテインメントしていて面白い。『異修羅』は気になりつつも長さに怯んで書籍化待ちだったが、エグゾドライブはディスプレイでも集中力が持続する程度のボリュームに収まっていてちょうど良いです。カクヨムも始まった頃はいろいろ言われたけど、もうだいぶ投稿サイトの一つとして定着してきたな。


2019-03-13.

・「超余裕」こと『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』がTVアニメ化というニュースに触れて期待が高まる焼津です、こんばんは。

 原作は『落第騎士の英雄譚』の海空りく。タイトル通り、超人じみた才能を持つ高校生たちが異世界に転移して各々の技量を活かしサバイヴしていく話です。「神様からチートな能力を貰って云々」ではなく元から備わっていたテクニックを駆使して活躍するタイプなので、流行りの路線というよりは「ちょっと古めのノリ」って形容した方が近いかも。ぶっちゃけ積んでるから最近の展開はよく知らない……放送までに崩さなきゃ。

「スプリガン」Netflixでアニメ化!制作は「ジョジョ」のdavid production(コミックナタリー)

 確か90年代に大友克洋が劇場アニメを作っていたような……って検索したら肩書が「監督」ではなく「総監修」だった。たかしげ宙原作のかなり伝奇色が強いアクション物です。作画が『ARMS』の皆川亮二なので『ARMS』っぽいノリを期待して読み出したらいろいろとテイストが異なっていて戸惑った記憶がある。能力バトル的な文脈をうまく利用しているのが『ARMS』だとしたら、『スプリガン』は「平井和正的なオカルト要素」をうまく取り込んだ活劇コミックといった感じですね。NetflixだからTVアニメではなく「配信アニメ」という括りになるのだろうか? ともあれ配信が始まったら新装版か何かが発売されると思うので買い直して読み返そうかな、と考えています。配信だと影響は限定的かもしれませんが、この流れに乗って平井和正作品や梅原克文作品が再評価されたらいいな。

スタリラ、雪属性の★4盾役「柳生十兵衛 秋風塁」新登場

 遂に塁ちゃんの★4が実装、これでえる以外のキャラはすべて最高レアリティが出揃いました。★2や★3のサムライっぽいモーションから宮本武蔵あたりかな〜と予想していましたが、柳生十兵衛で来たか。ぶっちゃけ雪属性は戦力的に充足しているのでユニットとしてはそこまで欲しい性能じゃないけど、プレー開始当初から我がチームを支えてくれた功労者だけに狙うしかあるまい! と、貯め込んだ1万個以上の石を吐き出して(スタリラは通常3000個で10連が回せる)挑んだものの、★3舞台少女が1人だけという渋い結果に終わった。ガックリ来たものの、「出し尽くした」感はあるのでどこかスッキリした気持ちもあります。よかった、もうガチャのためにせっせと石を掻き集めたりせずダラダラとプレーしていいんだ……って肩の荷が下りたような軽やかさを覚える。低レア(★2)の育成がずっと滞っていたから、しばらくそっちの方に注力するかな。

 ホワイトデーイベントは凛明館の面々の他愛もない日常を切り取ったシナリオでしたが、「古都 染む紫の 雲の上まで」の頃に比べて個々のキャラに対する愛着が深まってきたおかげか結構楽しめた。例によって文は「ポン酢シチュー」を作り始めたりと、執拗なポン酢推し姿勢を貫いているが、もうだんだん抵抗というか違和感を覚えなくなってきている自分に気づいて怖くなったり。妹の栞ちゃんは姉のポン酢狂ぶりをどう捉えているんだろうな……今回のシナリオで「夢大路家自体がポン酢ファミリーなのでは?」という疑惑も生じてきているが。あと「元アイドル」なのか「アイドル志望だった」のかイマイチ瞭然としなかったいちえは「元アイドル」ってことでほぼ確定した模様。そのへんの掘り下げもいつか来るのだろうか?

期間限定イベント「旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ」開催中

 古畑任三郎のような語りを導入にしたシナリオ――猛烈な円居挽みを味わいながら開始しましたが、海外ドラマや洋画みたいな演出(ガイ・リッチー版ホームズのオマージュ?)が凝っていて普通に見入ってしまった。メカエリチャンのときのアレといい、こういう雰囲気を盛り上げる演出は好きなので今後もどんどんやってほしいもんですね。さておき、今回も虚月館のときと同じく「ガワだけサーヴァント」形式でストーリーが進行していきますが、単なる殺人事件の謎解きをしていた虚月館と違って魔術師や「時計塔」、「聖遺物」や「亜種聖杯戦争」といった単語が出てくるFate色の強い話になっており、『ロード・エルメロイU世の事件簿』を圧縮したかの如き手触りでワクワクします。小出し小出しに提供されるのが焦れったい、という難点はあるものの、イベント全体のボリュームはちょうどいいくらいに収まりそうなのでこういう箸休めチックなストーリーは今後もどんどんやっていってほしい。

 ガチャの方は10連一発でモリアーティ引けました。1.5部の新宿配信から2年、遂にアラフィフが我がカルデアに降臨! リップとプロテアを断念してこっちに石を回した甲斐があった。礼装も「探偵ヱドモン〜真の黒幕編〜」と「桜花爛漫」が出たし、交換は無難に「ダンス・ウィズ・ラウンズ」を選択。☆3イベ礼装もフレポ召喚を無心でポチポチしまくって全種揃えました。排出が「エンジェル・ブレス」と「マスカレイド・オブ・ザ・ヴァンパイア」に偏ったおかげで両方とも凸れたけど、一番たくさん出たのは「ザ・ケージ」だったというオチ……再復刻はないだろうし凸らずマナプリに変えました。

 「新茶」ことモリアーティは何度も借りてるから元々うちのメンバーだったような感覚で使えています。霊衣を変えるとはっちゃけたセリフ回しになって楽しい。「蜘蛛糸の果て」強化で単体アタッカーとしての面よりも「中ボス程度なら軽く始末できるバッファー」という性格の方が強くなったかしら。強化の文面からは分かり辛かったが「蜘蛛糸の果て」発動時にスター10個がなくなるデメリットも消えています。ただし発動の条件が「スター10個以上あるとき」なのは一緒なので、何らかのスター供給手段は必要ですね。魔術髄液は在庫がたんまりあるし、「蜘蛛糸の果て」と「邪智のカリスマ」はスキルマしておきたい。なおQPは底を尽いている。

 イベント期間が短く、あと一週間もしないうちに終わるから素材は早めに回収しておかないといけないが、最後のフリクエが開放されるの金曜だから林檎齧っての周回はもうちょっと待った方がいいかな。配信日が近づいているであろう4章を一気に攻略するための林檎は残しておきたいし、なるべく効率は落としたくない。というか、もうボリューム的にメインクエとフリクエは3日くらいで全開放してもよかったのでは……という気がしています。


2019-03-10.

TVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第3期制作決定!梶裕貴&中村悠一出演(コミックナタリー)

 なんかOVAみたいな劇場版やってるらしいことは聞いていたけど、3期の制作も決定したのか。これもなんだかんだで息の長いシリーズになっていますね。ノベライズやコミカライズがわんさか出たせいで追うのに疲れてしまいちょっと離れていたけど、3期に備えて購入済みのぶんだけでも崩していこうかしら。

【予告】期間限定イベント「旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ」開催予定!

 CBC2019に合わせて新イベントの開催だ。CCCコラボ延長の煽りを喰らってか(そもそもこのイベントの準備が遅れたからCCCイベを延長したような節もあるが)、開催期間がちょっと短い(11日〜19日)ので注意。「今月下旬あたりに第二部第四章を配信するつもりではないか」と噂されており、20日あたりから配信直前キャンペーンをスタートさせるものと思われる。四章の舞台はインドなので、配信に先駆けてカルナやアルジュナ、パールヴァティーやラーマ、場合によっては三蔵もピックアップされるかも。

 それはそれとして新イベント「旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ」は「新宿のアーチャー」ことジェームズ・モリアーティをメインに据えたストーリーとなる模様です。これまでことあるごとに「事件の黒幕」的なポジションで暗躍してきたモリアーティ教授だが、これだけ真正面に主要キャラとして登場するのは2017年の夏イベント以来か? 舞台が「19世紀後半のヨーロッパ」ということで架空ながらも同時代の人間である教授がパートナー役を務めるのだろう。ホームズじゃないってことは謎解きじゃないのかも。具体的な情報が明かされず「とある場所」「一つの財宝」「三人の魔術師」など曖昧なキーワードしか出てこないのでイメージを掴み辛いが、規模的には監獄塔や虚月館くらいかしら。円居挽シナリオの可能性もあってワクワクしますね。時代設定としてはジャック・ザ・リッパーも同時期だが、まさかのFakeリッパー登場ということも……? そういえば成田良悟がシナリオ書いたエルキドゥの幕間にもモリアーティ出てきたっけな。シナリオは毎日18時に開放され、15日の第5節で終了となります。開催期間は短いけど心臓、ランタン、爪、証などの素材が補給できるのはありがたい。複数のゲーム掛け持ちしているせいで「現在欠乏している素材」がどれなんだかあまり把握できていないが、とりあえず全部取っておけばよかろう。モリアーティの霊衣開放権はモリアーティ未所持の人間が取っても虚しいだけながら、復刻の際にレアプリが貰える可能性もあるので余裕があれば交換しておきましょう。復刻が来るのかどうかは若干怪しいものだけど。

 今回のイベント特攻は「すべての男性サーヴァント」に付くので特定のサーヴァントを育てる必要はありません。ただ、「イベントの遊び方」に表示されている画像から登場する面子の予測は可能なので、イベントを楽しむためにあえて特定のサーヴァントを育てておくのも一興かもしれない。モリアーティ、ヴラド、アレキサンダー、ディルムッド、このへんはわからんでもない顔ぶれだが、以蔵と燕青と蘭陵王の選出基準はいったい……? というか限定鯖のくせして平然と他のイベントに出演を果たしそうな以蔵さん、出世するにもほどがあるのではないか。「な、なんじゃあ!?」「どういうことぜよ!?」とリアクションを担当する様子がありありと想像できる。「調子に乗る」「リアクション芸をする」「不意にシリアスになる」、以蔵さんはこの三つだけで今後ずっと食っていける器だ。

 で、皆さんお待ちかねのCBC(カルデアボーイズコレクション)2019も開催されます。ピックアップの目玉が髭を生やした老紳士なので「ボーイズ……?」と胡乱な表情をしてしまうが、礼装はイケメンパラダイスでゴー・トゥ・ヘヴン。1枚は好きなのを貰えますが、どれを選べば良いのやら、悩ましい。「探偵ヱドモン〜真の黒幕編〜」はQ鯖御用達といった趣の性能で、それこそエドモンを愛用している人にはうってつけかも。イラストに関しては「やっぱりお前か天草ァ!」で納得感しかない。「ダンス・ウィズ・ラウンズ」は「ほぼうたプリ」と評されるほどイケメン圧が強い。スター集中&NP獲得量UPでアタッカーに付けたくなる性能だ。性能面では「迷ったらコレ」って感じかな。「深謀遠慮」は「スーツを着た朕」という一見するとネタ絵な奴だが、三章を踏まえると感慨深い。秘書?の蘭陵王が美人すぎる。「桜花爛漫」は洋装に身を包んでドヤ顔する以蔵さんと和装の龍馬というパッと見ほのぼのなイラストだけど、どこか一抹の悲しみも漂う。「センセとオレ」はあまりにもエロティックな雰囲気でトレンドにも上がってくるほど。なおそれよりも「緊急メンテ」の方が多く呟かれていた(CBC2019の情報発表直後に突然FGOのメンテが始まった)という苦笑するしかない事態。「BARトロイア」は「ボーイズ……?」とふたたび聞き返したくなるオッサン尽くし礼装。ヘクトール似合い過ぎ問題。「アンダー・ザ・ナイフ」は医療パロ。新シンこと燕青の名札、写真の部分がリヨ絵になっている小ネタにクスリと来る。「エンジェル・ブレス」はアストルフォに目を奪われて気づかなかったが、隣にいるのサンソンかよ! イノサンにもほどがあるのでは? 「マスカレイド・オブ・ザ・ヴァンパイア」はアマサリ礼装、持ってる仮面がいつもと違うので何か新鮮だ。

 絵柄的には「エンジェル・ブレス」が欲しいけど、☆3だしフレポ召喚をブン回せば出るかな……さすがに4枚もあると確率的に厳しいか。出なかったら交換――ということで一時保留にしたいが、今回はイベントあるから早めに交換した方が周回面でオトクなんですよね。とにかく初日にフレポ使い切る勢いで回すしかない。サーヴァントはモリアーティ、蘭陵王、燕青、アレキサンダーが常時ピックアップで新規追加はナシ。たぶん宗矩とかのスト限鯖も排出対象になっているはず。以蔵さんは期間限定だからいないだろう。☆5は日替わりですが、モリアーティとのダブルピックアップなので排出率は0.4%、狙うのは正直厳しい数字です。「限定だし、モリアーティも欲しい」って人じゃないとあまりオススメできない。

 そのモリアーティは復刻に伴い強化クエストが実施され、スキル「蜘蛛糸の果て」が強化。スター10個減少のデメリットが消えるのかな、と思ったら「自身を除く味方全体に〔悪〕特性を付与(3ターン)」という予想もしなかった方向で来ました。早速「悪堕ち」ネタで弄る人が続出して笑った。これを使えば7章のケツァル戦も攻略の幅が広がる? いや善属性が消えるわけじゃないから結局ダメなのかな。よくわからん。てか、「〔悪〕特性を付与」されても善属性が消えないなら、ひょっとして水着ジャンヌとモリアーティで挟めば善鯖に対して四重のカリスマバフを掛けることが可能になる……? 1waveのザコ3体を水着ジャンヌの全体宝具で消し飛ばし、2waveのスプリガンみたいな単体剣エネミーをモリアーティの宝具で吹き飛ばす(水着ジャンヌの宝具には毎ターンスター獲得状態を自身に付与する効果があるので蜘蛛糸の発動が容易)。で、3waveのボスに四重バフを掛けた善鯖でトドメ。こういう動きもできるワケダ。うちの手持ちだとイシュタルが当てはまるかな。自身のスキルで六重バフ、オダチェンでエリザやステンノを呼び出せば理論上は八重バフもイケる。〔悪〕特性を付与されるイシュタル……驚くほど違和感が、ない! 元々「ふじのんのお供に欲しい」と考えていたが、強化で運用幅がますます広がり余計に欲しくなった。リップとプロテアは諦めてこっちに石を回そうかな……ああ悩ましい。

『マギアレコード』、3月11日16:00より魔法少女「環いろは(CV.麻倉もも)」の★5覚醒およびドッペルを解放予定

 本編で「私自身が矢になる事だ」なシーンがあったらその流れで来るんだろう。ドッペル自体はだいぶ前からストーリーに登場していたし、全プレーヤーが「いつかは来る」と予想していた強化です。ただ、このタイミングで来るのはちょっと予想外だったと申しますか、予告されていた「二葉さな」の方はどうなっているのかと……まさか10章が終わってからってことはないですよね? 来週こそさなの強化が来る、そう信じています。解放と同時に『みたまの特訓 いろは編』も始まるので、こないだ★5覚醒させたばかりの鶴乃をレベリングしようかな。問題は次のさな編で誰を選ぶかってことなんですが……虹オーブが枯渇しているため、いろはとさなを覚醒させるだけで精一杯だから候補がいません。もう覚醒結界をひたすら周回するしか手が残されていないのか。オート周回できるとはいえ、スキップに慣れた身としてはそれでもなお面倒臭い。

 メインストーリー第10章3話「ここにあなたと…」も配信中。「小さいキュゥべえ」の正体が明らかになるなど、本格的に第一部の幕引き準備を開始しています。話が大きく動いたので面白かったが、詳しく書こうとするとネタバレだらけになるのでもどかしい。とりあえずアリナ先輩のイメージがコブラ(サイコガンのある方)で固まった。通り掛かったアリナがマミさんを救うネタは誰かが書きそう。現在魔法少女ストーリーもチマチマと消化している最中で、織莉子の「急に予知が狂った」のもアレのせいだったりするのか? などと繋がりを探すのも楽しい。しかし織莉子、予知能力があるから本編に絡ませるのが難しく第一部本編での出番はゼロだったが、第二部の方には出てくるのかな。3話の回想シーンでキュゥべえがわざわざ「未来を見通すような力は持ち合わせていない」と織莉子を意識させるようなセリフを発していたのも引っ掛かる。差し当たっては4話がどうなるかってことだが……いよいよアレとの決戦に縺れ込むのか?

『グランブルーファンタジー』、5th Anniversaryキャンペーン開催

 さすが5周年、節目とあってキャンペーンもかなり気合が入っており、把握するだけでもひと苦労。生放送で大量に情報が出ましたが、全部は無理なのでいくつか選んで拾っていこう。

 まずゲームそのものの情報ではないが、アニメの2期が10月から放送されます。今回もジータちゃん編が入っていることを期待している。なんなら全編ジータちゃん無双でも私は一向に構わないですよ。1期目のときに最終回(ジータちゃん編)記念でガチャチケットが30枚くらい配られたこともあって「アニメのジータちゃん=可愛いうえにガチャチケたくさんくれる」という刷り込みが出来上がっているのだ。ノールックで雑魚をしばき倒す描写は何度見ても面白いし、今回もオート流しな大活躍をしてくれるんじゃないかとワクワクしています。

 そして騎空士待望の「ガチャピン」ことガチャ無料ルーレットも既に始まっています。毎日最低でも10連、期間中に1回は必ず100連が約束されている大盤振る舞いなガチャですが、今回は提供期間がかなり長い。去年(4周年)は約2週間でしたが、今年はなんと約3週間。つまり回し忘れがなければ「合計300連」が下限ラインとなります。回数的には天井級ですわ。実際は期間内に何度かガチャ更新が入るはずなのでルーレット分だけで天井到達は無理ですが、石やチケットを貯めている人ならルーレット分を利用すれば「ご理解」することが容易になります。私は100連分くらいしか貯まっていない(バレンタインクラリスで発作的に使い込んでしまった)から厳しいな……天井は狙わない方針で行きます。あと、今回は「ガチャピンモード」に加えて「ムックモード」なる新モードも実装されている。ガチャピンモードは「SSRが当たるまで10連ガチャを回せる(SSRが出なくても300連=天井到達で終了)」というもので、ムックモードも形式はほぼ一緒ですが「SSRの排出率が9%」と『メギド72』のサバトばりに高い確率となるため「ガチャピンモードよりもSSRが出やすい」というプラスなのかマイナスなのか判断しにくい特徴があります。マイナスは「蒼光を稼ぎにくいため天井補助の役割が期待できない」こと。プラスは「2枚抜きや3枚抜き、場合によっては5枚抜きくらいもありえる」ことですね。ムックモードは一旦ガチャピンモードが確定した後に変化するみたいで、人によっては期間中に一度も突入しない可能性もある……? そのへんはまだよくわからないです。今日の19時頃にガチャ更新でフェスか何か来るかもしれませんので、朝や昼のうちはルーレットだけ回してガチャは後で、とする方が賢明である。なおルーレットの最終日に当たる30日(日付を跨いでも31日のAM4:59まではOK)はそれまでのルーレット内容と関係なく必ず「100連ガチャ無料」に当選する仕組みとなっておりますから、忘れずログインすべし。

 5周年を記念した特別サプライズチケットも販売されます。通常サプチケは「恒常のみ対象」ですが、特別サプチケは「限定の一部」とも交換できる。今回は「リミテッド武器」と呼ばれるフェス限も買える大盤振る舞い。「ガチャ産の石と武器ほとんどどれでも」が選べますが、「ほとんど」というからには当然対象外となるアイテムもいくつかあります。シヴァなど「恒常だけどサプチケでの交換が不可」なアイテムは特別サプチケも同様に不可のまま。リミテッドに関しては「2018年以降に実装されたカイン、フォリア、闇フェリ、ブローディア、エウロペ、シヴァ、および水着ゾーイは不可」となっています。イベント「000」で正体が判明したルシオは可能。イベントからの流れでエデン(ルシオの解放武器)を選ぶ人も多そうだ。サンダルフォンのスキンやキャラソンCDも販売開始するし、天司好きは出費が嵩みそう。期間限定は具体的に言うと水着やハロウィン、クリスマスなどの「季節系」と呼ばれる衣裳(バージョン)違いで、干支武器は対象外。バレンタインキャラのメドゥーサ、闇クラリス、光メリッサベルも選べません。その代わり水着キャラは全部が交換対象なので非常にアツい。

 交換の最有力候補は水着ジャンヌだ。でもオリヴィエ、水着ダヌア、ハロウィンダヌア、水着グレア、水着ヴィーラ、水着ゼタ、ハロウィンカリオストロ、クリスマスメーテラあたりも欲しい。迷う。恐らく去年みたいにガチャ無料ルーレット期間中に水着復刻が来ると予測されますから、その出具合を見て判断するとします。去年「『どうせ出ないだろうから』って特別サプチケで交換したアイテムが無料ガチャで出た」という人が結構いましたもんね。新規実装の水着キャラは「ユエル」、早ければ今日の19時には登場します。ユエルは好きなキャラだし欲しいけど、天井できるほど石貯まってないから無料ガチャで出なければ6周年サプチケ待ちかな。また既存水着キャラの新規CG「EX POSE」も追加されますが、絵が絵だけに「EX POSE」が卑猥な用語に思えて仕方ない。

 コラボイベントの予定についても告知されています。一つは『コードギアス 反逆のルルーシュ』、6月開催予定。コラボシナリオは「何らかのトラブルで元の世界から空の世界に転移してしまう」パターン(刀剣乱舞、CCさくらetc)と「空の世界の中にコラボ作品と同じ状況の島がある」パターン(進撃の巨人、プリンセスコネクトetc)、概ねこの二つに分かれるがコードギアスはどっちもありえそうだ。ちなみに最近ギアスの総集編映画3部作を崩したんですけど、なんべん観てもダールトンの最期はひどすぎる。ルルーシュのイラストが公開されていることを考えると配布キャラは彼だろう。最近の流れから言ってほぼ確定的にSSRです。属性は闇か? コラボで実装されるプレイアブルユニットは2〜3人程度なので、C.C.やスザクがトレジャー交換にいそうな気もする。もしスザクが来たらルシオやシャオと並べたい。もう一つのコラボは『ラブライブ!』、無印(μ'sの方)です。こっちはサンシャインのときと同じく「グラブルの世界に転移する」パターンだろう。9人全員の登場が決まっているものの、プレイアブルユニットを9人分用意することはさすがに難しいだろうから学年ごとにまとめて3つのユニットに収めるはず。あるいは「BiBi(絵里、真姫、にこ)」「lily white(海未、希、凜)」「Printemps(花陽、穂乃果、ことり)」で分けるのか?

 ほか、バハムートやルシフェルの最終上限解放とか、十賢者のプレイアブル化とかも発表されましたが、そのへんはヌル騎空士たる私には関係ないかな……と。こんな感じか。『コードギアス』や『ラブライブ!』のコラボが気になる方は今のうちから始めておく手もありますが、コラボイベントは初心者に配慮していつも難易度をかなり低めに設定しているからイベント開始後に始めても全然大丈夫です。マルチボスをソロで狩るのは無理でも、救援を出せば高レベルプレーヤーたちが駆けつけて一瞬で倒してくれます。「なるべく人がいそうな時間帯」を狙ってピコンピコンしましょう。

・拍手レス。

 000良かったですね。ルシオは本気出す宣言したし次の調整に期待。
 「サンダルフォンの奴、さてはこのゲームの主人公だったか」と錯覚する良イベントでした。「るっ」の扱いは相変わらず過ぎて顎が外れそうになりましたけど。


2019-03-08.

・グラブルの天司3部作完結編「000(トリプルゼロ)」、バブさんの処遇など若干物足りないところはあったがサンダルフォンのカッコ良いセリフ乱れ撃ちで不満がパラダイスロストした焼津です、こんばんは。

 バブさんが結局本気出さないまま退場しちゃったトコとかおはぎのアレとか「えっ? ほんまにええんか、それで?」と聞き返したくなる不完全燃焼な箇所がいくつかあり、天司云々の因縁はここで終わりとしても、ストーリーはまだ続きそうな雰囲気でしたね。そのへん今月末の新イベントに期待か? と、軽く文句を垂れてみたものの「サンダルフォンメインのイベント」としてはこれ以上にない仕上がりでベリッシモ。簡素なシナリオで感情を揺さぶってくる。特に専用CGまで用意した「いってきます!」「いってらっしゃい」の遣り取りは鋭く胸の奥深くへ突き刺さった。あの悪役として登場したひねだるふぉんがまさかこんな表情をするようになるとは……って、様々な要素を積み重ねてきた3部作ならではの感慨が込み上げてきます。オマケ程度とはいえ「ルシオと顔を合わせたサンダルフォン」の描写もあって嬉しかった。最終上限解放に必要な素材もクリア報酬として配られるからすぐに強化できる。この調子でルシオの方にも強化が入ってほしいものだ。

スタリラ、ホワイトデーイベント「まごころのホワイトデーレシピ」を開催

 「限定文と見せかけて限定塁!」と深読みしていたら普通に限定文だったでござるの巻。この感じだと塁は下旬あたりに恒常☆4追加ですかね。新衣裳「天使の祝福 夢大路文」は花属性の舞台少女、CA(奥義)で「全体回避、毎ターンHP回復、素早さUP」を付与するサポート系のユニットです。ぶっちゃけイベントのボス戦で借りてもあんまり役に立たない……シンデレライベントのときと同じく「配布の方がサポート需要ある」パターンだ。それでもとりあえず無料3連と半額10連だけ回してみたけど、イベントメモワールすら出ない惨憺たる有様で苦笑。せめて塁ちゃん映ったメモワール「伝えたい、この想い」が欲しかった……次の10連は「新登場の舞台少女またはメモワールが1点確定」だからほぼ確実に入手できるけれど、塁ちゃん本人の新衣裳がそろそろ実装されそうなので大人しく引き下がりました。

 凛明館女学校のいちえと文、いわゆる「いちふみ」コンビがメインのイベントです。冒頭、「キンキンに冷えたポン酢が好き」という設定がやけに推されている文は宅配便を装ってやってきたいちえの悪戯に引っ掛かって「まさか……! この前応募したポン酢一年分が当たったの!?」と糠喜びする。運営はどういう方向に文のキャラを立てていきたいんだよ……そんな懸賞に応募するって、もしかしてもこみちのオリーブオイルよりも常用してるんじゃないだろうなこの子。ストーリーは「バレンタインに珠緒(凛明館演劇科のリーダー的存在)からチョコ貰ったのでそのお返しがしたいけど、単にスイーツを贈るだけじゃありきたりでつまらない」ってことで独自色を加えていこうとする流れになります。スイーツではなく料理をメインに据えた「ホワイトディナー」を振る舞いつつ、余興のレクリエーションとして歌とダンスをお披露目しよう――ってことなのだろう、二人とも天使風の衣裳を纏っている。いちえはアイドル志望だったか元アイドルだったかって設定があるので、そのへんの補完も兼ねているんだろう。「天使の歌声」と言い切っているくらいだから新曲引っ提げてきてほしいけど、特に何の告知もないから「Rose Poems」みたいな新曲が付く可能性は限りなく薄いか。残念。

『マギアレコード』、メインストーリー第10章『浅き夢の暁』1話〜2話を配信開始

 てなわけで始まりました第一部の最終章。今回は最初からフルボイスです。マギレコは本編を一旦ボイスレスで配信してから後日改めてフルボイス版を出す、というのがこれまでのパターンでしたけど、さすがに最終章でそんなまどろっこしい真似はしないみたいだ。神浜市壊滅の危機、魔法少女全滅の危機が迫る中で、いろはたちに残された手段とは? これまでよりも格段にスケールが上がっており、「もはや別の作品では?」といった印象すら漂います。怪獣サイズのエネミーと戦う話になっていて「身じろぎされただけでも充分な脅威」という雰囲気が伝わってくる。ところどころに入るアニメーション演出もムードを盛り上げてくれます。地の文を排してセリフのみで進行させているため状況が大掴みにしか分からず、臨場感が欠け気味なのは惜しいところだが……「幸福な王子」と「永訣の朝」をモチーフにしているとおぼしき物語の行く末や如何に。バトルは結構難易度が高かったから、恥も外聞もなくフォローしている人の完凸アルまどに頼って吹き飛ばしてもらいました。マギレコはサポートしてくれるプレーヤーを一方的にフォローできるのが便利。

 10章スタートに合わせて開催された「里見灯花ピックアップガチャ」、予定通り私もチャレンジしてきました。結論から述べると灯花ちゃんは無事に引くことができましたが、「最大100連」という自ら定めた撤退ラインを厳守することができず都合141連も回してしまった。なんと申しますかこう、「50連目」という微妙なタイミングですり抜けマミさん(2回目)来ちゃって、ついついムキに……確定枠(100連)到達間際のタイミングでどうにか引き当てたものの、「恒常だからムキになる必要はない」と判断する理性が完全に吹き飛んでしまったことに関しては内心忸怩たるものがある。やはりガチャは魔物だ。現在チケットは払底し、手持ちの石もあと4000個ちょっとって状態です。反省の意味も込めて2周年記念ピックアップが始まるあたり(8月頃)まではガチャ禁することにします。アルまど復刻チャレンジと2周年の目玉チャレンジをする予定。

 ユニットとしての「里見灯花」はマギアタイプの火属性魔法少女で、ディスク構成は「AABBC」。コネクトは攻撃力UPとMP上昇、敵に対して確率でマギア封印。マギアは全体攻撃で敵の防御力を下げつつ自身の防御力を上がる。ステータスはATK寄りで攻撃力が高い反面、素の防御力が低く、ハッキリ言って脆い。「殺られる前に殺れ」が基本になりそう。副産物で手に入れたメモリア「友達できた!」を装備させたら未凸とは思えないような火力が出てビックリしました。これ、元は「そしてアザレアの花咲く」というイベントのメモリアだったらしいが、イベントの方は復刻しないのかな。


2019-03-04.

minori、『 ソフトウェア制作終了のお知らせ 』を掲載

 遂にminoriも解散か……「minori(ミノリ)」は2000年冬に創設された18禁アダルトゲーム(つまりエロゲー)を制作するブランドで、名称は「minority」の前半部分を切り取ったもの。デビュー作『BITTERSWEET FOOLS』は「相田裕」(後に『GUNSLINGER GIRL』でヒットする)が原画を手掛け、「新海誠」(後に『君の名は。』で極大ヒットを飛ばす)がOP映像を担当するという豪華布陣だったが、ぶっちゃけエロくはないので発売当時はそんなに話題にならなかった。「OPがとにかくカッコイイ」と一部で盛り上がり、私も毎日のようにムービーを再生していた時期がありました。ブランド名が認知されるようになったのは2作目『Wind -a breath of heart-』が発売された2002年以降です。こちらのムービーも新海誠が作成しており、あまりのクオリティに度肝を抜かれる人多数であった。あれを観たのがキッカケでエロゲーやり始めた、と語るプレーヤーもちょこちょこ見かけましたね。『Wind』はパッと見「学園を舞台にした単なる青春恋愛モノ」なんですが、登場人物たちがJOJOのスタンドみたいな特殊能力を保持している設定になっており、若干だけど異能バトル要素もある。ムービー効果も相俟って売上は凄かったけど、後半の展開などに否定的な評価が多くて中古市場では投げ売り状態でした。鈍感すぎる主人公にヒロイン「鳴風みなも」が「わたし、まこちゃんにとって、なんなのよっ!!」と詰め寄る一連のシーンは「問い詰め」と通称され、コピペ化するくらい広まったため「『Wind』は知らないけど『問い詰め』なら知ってる」という層も築かれるほど。『這い寄れ!ニャル子さん』の2期でもネタにされたが、あれももう6年前だと気づいて白目剥いてます。

 「風景の中にキャラを直接配置する」演出が印象的だった『はるのあしおと』、他社でポシャった企画をサルベージした『ANGEL TYPE』など、「minority」を自負するだけあって他のブランドとは違う独特な芸風を貫いていました。1作1作をじっくり作り込むタイプのため、17年を超えるブランド歴を持ちながらソフトの本数自体はあまり多くない。ファンディスク、移植、分割、差分などを除くと設立から10年の間にリリースしたソフトは『BITTERSWEET FOOLS』『Wind』『はるのあしおと』『ANGEL TYPE』『ef』『eden*』の6本だけ。2006年にスタートした『ef』のシリーズはTVアニメ化した影響もあって知名度は最大かも。ただ、2012年に18禁要素ナシの一般向けで勝負しようと売り出した『すぴぱら』が大コケして会社が傾くことに……この件は「2012年の倒産危機」とお知らせにもハッキリ書かれています。解散を真剣に検討したそうだが、同年に再起を賭けた『夏空のペルセウス』が当たったことでブランドの存続に成功。「『エロ抜きでも買う』ユーザーなんてほんのひと握りだった」ことを痛感したminoriは以後巨乳ヒロインを軸にしたエロ重視ソフトの開発に専念する「デカ乳路線」へシフト。クロシェットともども「おっぱい軍拡」の一角を担うブランドになりました。このため「minoriが好き」という人は概ね「『すぴぱら』までの前期minoriが好き」か「『夏空のペルセウス』以降の後期minoriが好き」のどちらかに分かれる傾向があります。私はぶっちゃけ『はるのあしおと』までかな……とか言いつつ『ソレヨリノ前奏詩』や『罪ノ光ランデヴー』は買っていたりする。「自分たちが作りたい(または作ることができる)もの」と「みなさんが欲しいもの」の乖離、を理由のひとつとして挙げており、恐らく経営状態はそこまで悪くなかったのだろう。エロ特化の巨乳モノを作り続けていればまだしばらくは存えたはずだ。でも「ポリシーを曲げてまで存在し続けることは、過去から積み上げてきた何か大切なものを崩す気がします」「それによって出来上がる新たなチームはminoriという名を冠する必要はありません」と告げているように、少なくともスタッフにとって「minori」のブランド名はただの記号ではなかったのでしょう。思えばずっと綱渡りみたいなことをやっていたところなので、「よくぞ今まで続けてこられたものだ」と感心の念すら湧きます。無論、寂しくないと言えば嘘になりますが……。

 やはり、一般進出できないブランドはどんどん暖簾を下ろしていく流れにあるみたいですね。ただでさえ少子化の影響がキツいってのに、スマホへの対応が遅れたせいもあって年々「若者が入ってこない」状況が深刻になってきた。動画でも「○分以上あると『長すぎる』と思われて観てもらえない」なんてくらいですから、PCの前に腰を据えてじっくりオナ、いえプレーするような昔ながらのエロゲーは時代にそぐわなくなってきているのかもしれない。私自身も年齢的な衰えから集中力が続かなくなってきており、最後にやったエロゲーは「ぬきたし」こと『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』である。今年もロミオの新作とか衣笠の新作は購入するつもりでいるが、最後までプレーできるかどうか怪しいところだ。昔は貧乏性をフルに発揮して全ルート制覇どころか「すべて選択肢を調べてバッドエンドも確認し、丹念に全シナリオ読み通す」勢いでプレーしていたけど、今や「気が乗らないルートをやって半端に投げ出すくらいなら『気になるルートだけやって満足する』方がまだいいのでは?」と考えるくらい堕落しています。「原則一本道の漫画や小説や映画やアニメとは違って多彩なシナリオが楽しめるマルチエンディング形式」に強い魅力を感じた時期もあったけど、最近はむしろ一本道の方が安心する。感受性が鈍ってきているのだろう。

『グランブルーファンタジー』、新イベント「000 どうして空は蒼いのか Part.III」開催

 「000」と書いて「トリプルゼロ」と読ませます。グラブルは2014年3月10日にサービス開始、つまりもうすぐ5周年を迎えますのでこのイベントは5周年記念をお祝いする意味も兼ねている。そのため出演キャラの多さで過去に類を見ないほど豪華なストーリーが紡がれています。グラブルのイベントは基本的にフルボイスなので、登場キャラが増えると当たり前のことながら声優に支払うギャラも増大する。売れっ子が多いからスケジュールの調整も大変であり、大概のイベントはメインキャラを数名程度に抑えてあまりサブキャラが出てこない形式になっています。ボイスなしのゲームだったら思い付きで出演キャラを急遽増やすような真似も可能だが、フルボイスだとそうもいかない。だから今回のイベントは相当時間を費やして準備したものだと考えられます。開催期間も非常に長く、「2月28日から3月23日まで」とかなりロンゲスト。強いて言えば2ヶ月以上やったTAITOコラボがあるけど、グラブルのイベントは大抵一週間ちょい、長くてもせいぜい二週間程度で終わるから「000」の長さは異例です。

 タイトルに「Part.III」と入っている通りストーリーはPart.IとPart.IIの続きです。そのためここからいきなりやり始めても何が何だかわからない。最低限「どうして空は蒼いのか(Part.I)」と「失楽園(Part.II)」をやっておく必要がありますが、サイドストーリーに入っていて恒常化している「どうして空は蒼いのか」はともかくこないだ復刻が終わったばかりの「失楽園」は現状プレーする手段がない状態。前述したように登場するキャラが豊富なストーリーになっているため、完全新規のプレーヤーを引き込むためというよりも長年グラブルに親しんでくれたファンたちへの出血大サービスといった趣が強い。ルシファーの立てた“終末”計画が進行する中、堕天司たちとの戦闘も激化していきます。天司絡みの話だからルシオやサンダルフォン以外のメンバーはあまり出番がないんじゃないかな、と思っていたのにいきなりカリオストロが出てきたときは嬉しくて叫びそうになった。ちなみにカリオストロが主役を務めるイベント「アストレイ・アルケミスト」も13日から復刻される予定。当時手も足も出なかったマルチボスを今のメンバーで存分にシバき倒せるのだと思うと腕が鳴る。他にランスロットとノイシュの掛け合いがあったりなど、ニヤニヤしてしまうような組み合わせで本当に楽しい。シェロカルテとシャルロッテは名前がごっちゃになりそうで少し混乱する。

 ベリアルは悪役ながら相変わらずキャラが立っていて気を抜くと篭絡されそうになります。バブさんやサリィ、そしてファーさんも舞台に上がって物語は「劇場版 グランブルーファンタジー」とばかりに加熱&加速していく。というか割とマジで映画化してほしい盛り上がりですね。現在配信されているのは前半部分であり、後編は7日からとなっています。いよいよルシオの正体が明らかに……? また、31日には別種のストーリーイベントが開催される予定。もしや「アストレイ・アルケミスト」の続編だったりする? SRクラリス配布とかなら私は喜ぶんですが、どうなんですかサイゲさん。

『マギアレコード』、5日からメインストーリー第10章『浅き夢の暁』1話〜2話を配信開始

 というわけでいよいよ第一部の完結編がスタートします。第10章のシナリオをいっぺんに配信するわけではなく、複数回に分けてやっていく模様。具体的なスケジュールは「3月5日(火) 1〜2話配信」「3月8日(金) 3話配信」「3月15日(金) 4話配信」「3月22日(金) 最終決戦イベント」となっております。「最終決戦イベント」については詳細が明かされていないのでよくわからないが、恐らく一週間ぐらい開催して月末には終わるんじゃないかなって気がする。参加条件は「第10章の4話クリア」だからまだ9章も終わってない人だとキツいかも。戦う相手はたぶん○○○○○○○○だろうし、擬似レイド戦みたいな感じかな。FGOみたくドロップが美味しくて「採集決戦」と呼ばれることになったりするかしら。

 リンク先でも触れられていますが、第10章は通常のストーリーパートに加えてアニメーション演出も入るみたいです。すごい、まるでプリコネだ。予告映像だと神浜市が「ソドムかゴモラかよ」ってくらい壊滅的な被害を蒙ってるんですが、これ因果リセットでも掛からない限り最終決戦の後で平穏を取り戻すの相当な時間が掛かるのでは。第二部は復興編か? それとも舞台を移して別の街がメインになるとか。ムービーは主人公のいろはがキリッとしていてかっこいい。炎に照らされながら武装の矛先を向ける彼女の顔つきが歴戦の魔法少女といった趣で、積み重ねてきた想いの年輪を感じさせる。このまま『魔法少女特殊戦いろは』になっても違和感なさそう。果たして番えたその矢を放つのか、それとも……。

 10章開始に合わせて里見灯花ピックアップも来ます。「マギウス」という第一部におけるボス級幹部キャラの一人で、CVは「釘宮理恵」。主人公のいろは(中学3年生)よりも年下ながら、「人間はキュゥべえに勝てねェ」「感情も魂もねェキュゥべえにだ」「だったらどーするよ」「なっちまえばいいじゃん キュゥべえに」と全宇宙規模の叡智を手中に収めることでインキュベーターに成り代わろうとするヤバい子です。つまり見た目と声が可愛いだけのメルクリウスだ。3人いるマギウスのうち「アリナ・グレイ」は既に実装済で、灯花ともう一人の「柊ねむ」もそのうち来るだろう……と予想されていたが、アリナの実装日(2018年3月2日)から丸々1年も掛かるとは予想できなかったファンも多いだろう。ここのところ限定ラッシュということもあり、「まさか灯花も限定魔法少女では?」と危惧されていたものの、説明を読むかぎりでは恒常のようだ。恒常だったらすり抜けでそのうち出てくる可能性もあるし、サプチケ的なアイテムを購入すれば確定入手できる。「完凸したい」(マギレコでは同一☆4魔法少女を4回引き、FGOで言うところの「宝具レベル4」にすれば概念礼装みたいなアイテムを装備するスロットのすべてが解放される。この状態を「完凸」と呼ぶ)というのでもないかぎり無茶する必要のないガチャだ。私はチケットと石が300連分近く貯まっているので明日灯花チャレンジするつもりですが、撤退ラインをどこに据えればいいか悩ましい。2周年も控えているし、なるべくなら全ツッパはしたくない。「最大100連、すり抜けだろうと何だろうと☆4魔法少女が出たら撤退」くらいがちょうどいいかしら。問題は本当にそこで撤退できるのかどうか、って部分だけども……「あとちょっと、あとちょっとで出る気がするから!」と叫んで石を使い果たす未来の自分が容易に想像できて仕方ない。可愛さもさることながら、火属性は鶴乃くらいしか戦力がないのでもう少し増強したいんですよね。そんなわけで、すり抜ける場合はせめて杏子あたりでお願いしたい。

『少女 歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-(スタリラ)』、5日から新イベント「まごころのホワイトデーレシピ」開催

 そろそろ本編の続きかと思ったらまたイベントのようで……もう本編がどのへんで終わったか記憶が曖昧になってきているぞ。「もしイベントだったら順番的に凛明館かな」と考えていたけど、そこは的中した模様。バナーイラストから察するに配布はエンジェル衣裳の音無いちえだろう。烏天狗から天使に、とはえらい変わりようだな。あらすじを読むかぎりだとガチャの目玉になる☆4舞台少女は夢大路文か? 学校は違うけどこないだ☆4が実装された夢大路栞の姉です。この姉妹は今のところシナリオ上の絡みがなく、共演する日をまだかまだかと待ち侘びているわけですが……うん、今回も絡みは特になさそうな気配です。いや、いいんだ、季節系イベントのラストにちょこっと共演とかではなく、いずれ姉妹の確執と絆を巡るガッツリした専用イベントが来るはずだから……それにしても、秋風塁の☆4実装はまたお預けかな。ホワイトデーは季節系イベントだからそこで実装されると限定になっちゃうし、たぶんタイミングをズラして恒常での実装になるんでしょう。と油断させてからの限定☆4塁ちゃんで私の貯めた石が蒸発する流れですね、わかります。「珠緒へバレンタインチョコのお返し」で塁ちゃんが湧いてこないわけないじゃん。

 去年のクリスマスイベントだってあらすじ読むかぎりでは☆4サンタひかりなのに、実装されたのはなぜか☆4サンタまひるでしたもの。「運営の都合」を露骨に押し出してくるスタリラのことだ、それくらい平気でやる。「恒常☆4がいないキャラの限定☆4をいきなり突っ込むなんて……」と思うかもしれませんが、スタリラの場合だと恵比寿つかさ(☆4は限定の晴れ着バージョンだけで、恒常は未だに実装されていない)って前例があります。警戒せねば。ともあれガチャで来るにしろ来ないにしろ、シナリオには出てきてほしいです、塁ちゃん。

・それ以外のスマホゲーは「FGOは11日までCCC復刻延長、CBCイベントは恐らく来週以降」「メギドが13日頃からホワイトデーイベント開催」といったスケジュールでなかなか忙しい。

 FGO、CCCコラボ復刻は水着マルタでBB/GOをボコボコにすることができて満足した。相変わらず羽根のドロップも旨い。CBCは新茶に霊衣追加=PU復刻で、シナリオのメインも新茶ことモリアーティ教授ということはホームズの出番もある? 虚月館とは違ってサーヴァント本人たちで謎解きでもやるのかしら。メギド、今やってるジズイベ復刻のEX3「キミに届くように」、通称クソウサギステージは「ビフロンスが最適」という話だったので試しにやったらあっさり金冠クリアしました。フォラスに持たせたオーブで前列をノックバックさせ、後列ごとスキルで切り刻むだけ。インサニティ持たせておけば4ターンを目処に終わる。いったい今までの苦労は何だったのか……あのウサギどもが精霊だなんて思いもしませんでしたよ。運が悪いと集中砲火喰らって1ターン目にビフロンスが落ちてしまいますが、そんときは素直にリタイアしてやり直しです。配布のジズはSTドリンク50を30本くらい使って無事に☆6達成しましたが、途轍もない量のお花を要求されて疲れた。当分はお花見たくない。余ったドリンクでリリム(ラッシュ)も育て、もうちょいで☆6まで行けそう。リリム終わったらそろそろハーゲンティ(バースト)の育成も再開しないと。あとプリコネ、イベントのハードボスをギリギリワンパンできたことで調子に乗ってベリーハード挑んだら2%しか削れなくて白目。50パンしろってことです?

・拍手レス。

 BBちゃんすら持て余して封印したキングプロテアとBBちゃんを誘導していた黒幕の居るカルデア・・・最早スルトが何故実装されなかったのか不思議なレベルですなあ。個人的には(CCC初期設定では)隠れ里キャラのカズラドロップと紅閻魔ちゃんが絡んでるシーンなんてものも見てみたかったなー、と思ってたり
 「スルトくんは硫黄臭キツいからNG」と人理さんに門前払いされたのかも。それはそれとしてFGOはこの調子でどんどん没ネタ没キャラの採掘場と化していってほしい。

 minoriも終わってしまいましたね・・・Windの問い詰めはヤンデレの先駆けみたいで好きだったんですけど、どんどんエロゲメーカーなくなっていきますね・・・
 『すぴぱら』の大コケから7年、割と続いた方だとは思いますが寂しいことに変わりはない……エロゲの間、まこと広うなり申した。


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