2018年11月〜12月


2018-12-06.

【開催中】【期間限定】「シンピックアップ2召喚」!

 末尾はいつもなら「開催!」なんですが、何かの手違いで「開催」の二文字が抜けて単なる「!」になっています。そのうち修正されるかも。さておき来ましたよ、恒例の公式ネタバレ。ピックアップ2の開催によってなし崩しでネタバレ解禁となっていくのがFGOの習いである。今回は☆3ライダー「赤兎馬」と☆4アサシン「虞美人」、そして☆5ルーラーの「始皇帝」が新規実装されています。「始皇帝」は期間限定ピックアップなのでこの機会を逃すと当分チャレンジすることもできなくなりますが、赤兎馬と虞美人はスト限なのでクラス別ピックアップやバレンタイン、ホワイトデーなどで後日引ける可能性もある。

 何と言っても一番インパクトがあるのは赤兎馬ですね。てっきり赤兎馬に乗った呂布とか関羽が来るものと予想していたのに、「私は呂布です」と言い張る人馬形態の赤兎馬が登場するなんて頭クチュクチュバーンですわ。シナリオで出てきたときの次元を切断するようなメダパニ感はヤバかった。こんな見てくれなのにCVは緑川光で超イケボだから反則もいいところである。「グリリ馬」なる愛称(?)まで誕生していて笑うより他なし。いろいろ不山戯ている割に性能はしっかりまとまっていて宝具演出もカッコイイ。このカッコよさ、バーサーカーの方の呂布にも分けてあげてほしいものだ……「軍神五兵(ゴッド・フォース)」の演出、いつかはちゃんと直してくれるんですよね?

 お次、ネット上では「ぐっさん」だの「グビ姉」だのと紛らわしいあだ名で呼ばれている虞美人さん、なんと驚きの真祖です。死徒ぐらいはありえるかも……程度の心構えだったのに、まさかの真祖登場で動揺しましたわ。真祖という存在がキャラとして登場するのなんてアルクェイド以来、つまり19年ぶりだ。真祖というのは地球さんが「ある存在」をモデルにして組み上げた「星の触覚」であり、分類上は精霊に近い。「吸血衝動」という欠陥を抱え持っている(モデルがモデルだからな……)ためフルスペックを発揮して活動することができず、常に力の7割を吸血衝動の抑制に割いている。吸血衝動に負けて暴走すると10割の力を振るう災厄、すなわち「魔王」と化してしまうので大変危険。『月姫』のヒロイン「アルクェイド」は魔王と成り果てた「堕ちた真祖」を狩るために作られた処刑マシーン――見た目は姫君でも中身はミサイルかギロチンってキャラなんですが、詳しいことは漫画版あたりを読んでください。「リメイク版が出てるから、そちらをプレーしよう!」って言えないのが悲しい……月リメ、まだなんですかきのこ?

 設定上最強の真祖が既に登場しているうえ、『月姫』の世界ではとある理由からアルクェイド以外の真祖がほぼ絶滅しているから「新しい真祖キャラ」を出す余地がこれまでなかった。「死徒二十七祖」という枠組みがある死徒に対し、真祖の方は個々の設定が用意されておらず、分布についてもまったく不明だった。真祖は星(ガイア)のバックアップを受けているから虞美人さん、強いか弱いかで言えば明らかに「強い」んですが、いくら何でも別格級であるアルクェイドに及ぶほどではないだろう。なのでレアリティが☆4というのはそれほどおかしくない……かも。いや、私もSINやってたときは「真祖だし絶対☆5の期間限定でしょ」って思いましたが。中国における真祖は仙人や仙女の類と解釈されているみたいで、つまり型月における『封神演義』は『封真演義』だった可能性も帯びてきた……? 果たして虞美人周りの設定はSIN限りのものとして収められるのか、それとも他の型月作品にも影響が及ぶのか。月リメでぐっさんがアルクェイドの回想シーンにチラッと顔を覗かせたりする……? 気になります。

 で、目玉は始皇帝なわけですが。あれか、今後も異聞帯の王は期間限定ピックアップで追加していく方針なのか? 雷霆を投げつけるアーチャー・ゼウスとか出てくるの? ともあれ始皇帝、SINではボス役を務めていますが、軽妙なセリフ回しもあって憎めない奴になっていました。それなりに人気も沸き上がっていたため、実装直後は「お朕朕ランド開園!」と大騒ぎに。一人称が「朕」で性別も「朕」だから「お朕朕」呼びでも問題はない。いや、あるわ。エルキドゥみたいに男性特性も女性特性も持たないユニットのため、アガルタの絆ボーナス対象にもなっているそうです。性能的にはタンクを兼ねたアタッカーで、「耐久パの新しい選択肢」として注目されている。特に術玉藻との相性は良く、ダブル玉藻で挟めば恐ろしい勢いで宝具が回るらしいが、「朕玉システム」だの「朕狐システム」だの「玉藻でシコッテ」だの、字面と語感が悪すぎだ。レベルやスキルや宝具がMAXになった始皇帝を「フル朕」と称するのはちょっとカッコイイ気もしたけど、気のせいかもしれない。

 馬がちょっと欲しかったことと、虞美人さんがかなり欲しかったことから、「もうすぐ新しいクリスマスイベントが始まる」と知りつつも我慢できずにガチャってしまいました。去年も「冥界のメリークリスマス」まで待てずに「セイレムピックアップ2」回してたっけな……まったく進歩がない。

 

 

 

 

 何の収穫もなかった去年に対し、今年はちゃんと虞美人さんが引けたので後悔せずに済みました。これで心置きなく新クリイベを迎えられる。が、気になることが一つ。そう、SINにおいてバトルモーションまで用意されていたにも関わらずピックアップ2でスルーされた「衛士長」についてです。私、虞美人は後日別のイベントか何かで実装して、ピックアップ2の方には衛士長が来るんじゃないかと思っていたんですよ。確かに「衛士長」としか呼ばれておらず本名が明かされないまま終わったから、「彼の出番はまた別のどこかである」と言われたら納得してしまうけど……ジョーク抜きでクリスマスイベントの☆5枠としてピックアップされるのでは? それも限定ではなく恒常として。配信から3年以上経つのに恒常☆5アサシンはジャックちゃんと刑部姫の二人しかいませんし、そろそろ追加されてもおかしくないはず。お誂え向きにトナカイ役(馬だけど)もいますし、奈須きのこがSINのシナリオ読んだら「サンタク志演義」とか言って絶対ネタにするだろう。配布は陳宮? ならそこで呂布のモーション改修もしてくださいよ、お願いします。

【FGO】ロシア、北欧、シンで争ってた場合の異聞帯ウォーズとか興味ある(でもにっしょん)

 時間が隔たっていた特異点と違って異聞帯は「同じ現在に並存している」わけですから、「異聞帯同士の争い」も当然ありえるし、今後「異聞帯と異聞帯の衝突」が描かれる可能性はありますが、結果としてぶつかり合うことのなかったロシア・北欧・シンが「もし三つ巴になっていたら……」というのは空想が捗るお題ですね。ロシアはカドックの企みがうまく運んでいればイヴァン雷帝から非常大権を奪ったアナスタシアが「異聞帯の王」として君臨していたはずですが、正直「強そう」とか「勝てそう」というイメージはないな。イヴァン雷帝をスカディなり始皇帝なりにぶつけて消耗させれば少しは勝ち筋が見えるか? でも切り札である大令呪をアナスタシアは使わせないだろうし、「カドックは生き延びるが早い段階で敗退する」イメージしか湧きません。北欧はどう考えてもオフェリアに「炎」が制御できるとは思えないので、結局本編通りの結末を迎えるだろう。スカディも権能こそ強いものの支配域は狭いと申しますか、「北欧の一部」を存続させることに精一杯でそれ以上領域を拡大させることは資質的に難しいかな。防戦なら鉄壁だろうが「こちららから侵攻する」形での勝ち目は薄そう。シンは支配領域で言ったら最大クラスですが、「戦乱の絶えた泰平と安寧の世界」ゆえ武力的にはそこまで圧倒的な印象はない。切り札である凍結英雄も、解凍しすぎると統制が取れなくなって足元が揺らぐ恐れもある。中央集権で治安維持することに特化した支配体制へ突入しているから、北欧とは逆に防戦が苦手なイメージですね。「長城」が充分に機能しなければ、咸陽以外の地域はすぐ殲滅されてしまう。詰まるところ、星を覆う「長城」がどの程度機能するかで勝ち目が左右されると見た。

 まとめると、ロシアは「決定打に欠ける。漁夫の利以外で勝ち残る可能性は薄い」、北欧は「守りが硬いから攻め込まれても負けることはなさそう。『炎』次第で他を圧倒できる道はあるが、その道は限りなく狭い」、シンは「『長城』がどこまで機能するかに掛かっている。仙道に通じている始皇帝ならスカディに対してもあるいは……担当クリプター(ヒナコ)にやる気が感じられないのが最大のネック」といった印象で、強いて言えばシンが有利かしら。単純に王としてのUTSUWAもアナスタシアやスカディを凌駕しているし。ただ、仮にシンが勝ったとしてもインドや大西洋の異聞帯が伸長して来たら鎧袖一触で蹴散らされる未来しか見えないんですよね……。

 そういえば、シンでは大令呪についてまったく触れられなかったけど、ヒナコさんって大令呪使えないのかな? 大令呪、まだ詳しい解説がないから不明点も多いが、「レフ爆破からの蘇生時に与えられ、クリプターたちの命を繋いでいる(なので消費すると命と引き換えになる)」って設定だと仮定すると、そもそも死んでなかったヒナコには大令呪が付与されなかった可能性もあるわけで。だったらキリシュタリアはヒナコが大令呪を持っていないと把握していた=彼女が常人ではないと知っていたことになるのか? 「みんな、大令呪は持ったな!!」「(えっ、大令呪? 何それ? でもここで聞き返したらヤバイと長年培った私の勘が告げているわ)……ええ」「行くぞォ!!」みたいな感じで誤魔化されていた、ってオチだったら笑うしかない。

新イベント「千夜一夜の夢を繋いで」を開催! 「アラジンと魔法のランプガチャ」に★4「アラジン 西條クロディーヌ」登場!

 スタリラの新イベントはアラビアンナイトです。イベント報酬舞台少女は「ランプの魔神 天堂真矢」、イベント特効が付いたガチャ産の限定舞台少女は「アラジン 西條クロディーヌ」。惜しかった、イベント報酬とガチャ産限定が逆だったら聖翔99期メンバーが全員揃っていたのに……ともあれ、今回は宙属性優位のイベントなので、宙属性不利だった前回のイベントよりもサクサク進められてありがたい。イベントのメインもアニメでお馴染みの聖翔勢だし、ストーリーに入っていきやすいです。「BOSSの鍵」云々という「それしかないの?」なイベント形式には目を瞑る。魔神天堂(略すと凄い響きになるな……)はとりあえず☆5まで上げたが、ここから頑張って☆6にまで持っていくのしんどい……VSレヴュー(対人)やらないから、通常クエストを難なく突破できる程度に手持ちが育ってくると「もうこれでいいかな」って気持ちになる。ダウンロードしたきりだったプリコネのプレーも開始したし、今後はシナリオを読むだけでゲーム部分は片手間ってふうになるかも。


2018-12-02.

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』観るため積んでいたUCを消化してから劇場に臨んだ焼津です、こんばんは。

 いわゆる宇宙世紀モノに連なる一作で、UC以前のガンダムについても触れられていますが、とりあえずUCだけ観ておけば筋は追える内容です。「ゾルタン・アッカネン」という悪役の存在を受け入れられるか拒否反応が出るかで面白さは変動する。個人的には「こいつ喋り出すと笑いが込み上げてきちゃって緊迫感なくなるなぁ」という感想。面白いヤツなんだけど面白すぎるのが問題というか。劇場版だけあってモビールスーツ戦は特に力が注ぎ込まれており、そこだけを目当てに観に行っても元は取れる。でもその反動なのか一部作画が怪しいところもあったな……テレビだったら気にならない程度だったけど、映画館の大スクリーンじゃ嫌でも目立ってしまう。結論としては「予告編で『概ねこれくらいだろう』と思ったのと同程度の面白さ」です。期待を上回ることも下回ることもなく順当に収まった印象。福井作品としては『Op.ローズダスト』を思い出すところもあり、久々に読み返したくなった。次のガンダム映画は『閃光のハサウェイ』、劇場3部作らしい。原作は30年も前に富野由悠季が書いた小説で、学校の図書室にも置かれていたっけ。実は読んだことがないです。「実は」も何も、そもそもガンダム作品はあまり押さえていなかったり。観始めたら引き込まれることはわかっているんだけど、量が量だけにどうしても腰が重くなりがちな分野である。

第2部 第3章「Lostbelt No.3 人智統合真国 シン 紅の月下美人」開幕!

 みんなが危惧していた通りに「ニコ生終わったら即スタート」でした。しかもシナリオ執筆は「虚淵玄」というサプライズが明かされ、「翌日以降にのんびりと」ってわけにはいかなくなってしまった。平日の夜中になんて発表してくれるのよ……今年の大晦日もFate特番やるって報じられたし、かなり密度の高い生放送でした。機械的に手早く次々と情報を捌いていく忙しさから「これ放送終了と同時に開始、ありえるのでは?」と不安になっていただけあって告知は「案の定」って感じでしたよ。念のため貯めていたAPも漏れかけていたし、お知らせを読む暇もなく慌てて本編開始した次第である。

 予定をやりくりしてストーリー自体は水曜日に終わらせたものの、その皺寄せでいろいろと忙しくなって感想を書く暇がなかなか取れず、「あれやこれについて語りたいのに!」と思いながらも吐き出せなくて苦しみました。ネタバレ抜きで語るのも難しいし、火曜か水曜あたりに来るであろうピックアップ2で公式がバラしに掛かるまで詳述は控えることにしよう。でも最低限3つだけは触れておきたいので、ネタバレしないギリギリのラインで書いていきます。一つはスパさんの見せ場。CMで空飛ぶスパさんを見たときはつい笑ってしまったし、スマイルを浮かべるスパさんの一枚絵もやっぱり笑えるんだけど、彼が訴える「叛逆」の理想には襟を正したくなった。空想切除して「なかったこと」にする異聞帯の人々と交流し、現地の王から虐げられる彼らを助ける意義は何なのか。込み上げる虚しさを前に否定したくなる数々の行為、それを高らかに肯定する言葉の力強さたるや。「スパさん、あんたは汎人類史のサーヴァントじゃねぇ、叛人類史のサーヴァントだ……」と胸が熱くなりました。勢いで聖杯を捧げたくなるほど。聖杯スパさん、実際アリだと思うんですよね。二つ目は「紅の月下美人」について。もしかしたら○○ではないか、と考えていたけど、それどころか××だったなんて……衝撃で腰が抜けそうだった。これSINだけに留まらず他のTYPE-MOON作品へ影響を与えかねんぞ、どうなってしまうんだ。ちなみにバトルは「あんじょうよろしゅう」の人でどうにかしました。今回は難易度が結構高めというか、絆ポイント目当てで緩い編成を組むと撤退を余儀なくされることがしばしばあった。最後は衛士長。赤い服着てるし白髪だし、絶対彼が今年のサンタアイランド仮面枠でしょ、間違いない。ちょうど蘭陵王の新鮮な仮面もあるしイケるイケる。

 アップデート部分についても語ろう。「新素材の追加」……はいつものことだし当面使わないから別にいいか。パス。「絆レベルの上限解放」、これはなかなかのビッグニュースです。現状だとマシュ以外のサーヴァントは絆レベル10でカンストしてそれ以上ポイントが加算されない仕組みになっていましたが、「カルデアの夢火」という専用アイテムを投じることで絆レベルの上限が1つ上がる。「既に絆レベルが10へ達したサーヴァント」のみ使用可能。初回サービスということもあって交換に必要なマナプリはたった1個ですが、今後はイベント等での入手となるのだろうか? 少し迷ったけど、孔明にあげました。「ロードを過労死させるつもりか!」と非難されそうですが、うちだと孔明は2番目に来た☆5なので高レアの中ではだいぶ古株に当たる。絆10になってから「ここぞ」という場面以外での起用が難しくなって、むしろフレ孔明の方を酷使するという捻じれた状態に陥っていました。上限解放で気兼ねなく自前孔明を編成できるようになり、「ふー、やはりうちの孔明はひと味違うな」と意味不明な感慨を抱いています。「荊軻とスパルタクスのモーションリニューアル」、これも素直に嬉しい。荊軻は割と初期に引いたアサシンで、確かオルレアンのワイバーンどもは粗方彼女が屠り去ってくれた。フレスカディのおかげで宝具の撃ちやすさと火力もマシマシになったし、今後もどんどん匕首を振るってくれるだろう。スパさん、☆1だからモーション改修は当分先だろうと予想していたけど、このタイミングで来るとは驚き。というか、☆5であるにも関わらず未だにモーション改修されていないジャックちゃんの立場が……。

 ガチャには3騎のサーヴァントと3つの概念礼装が新たに追加されています。すべて恒常。☆4セイバーの「蘭陵王」は全体デバフ(チャージ減とクリティカル発生率ダウン)を撒きつつ全体バフ(攻撃力アップとダメージカット)を掛けるアーツ宝具のセイバーで、路線としてはデオンみたいな支援系ユニットかな。エネミーとして何度か戦ったけどフレからはまだ借りていないので使用感がよくわからない。チャージアップスキルやマスタースキルで何度も宝具撃ってくるから、あの美しいお顔を繰り返し見せつけられることになりました。「顔が宝具」ってキン肉マンみたいだけど、実際に喰らうと何か納得してしまう。顔の切れ味がいい。☆4ランサーの「秦良玉」は不勉強ながら今回のシナリオで初めて名前を知った。検索してみると井上祐美子の『女将軍伝』で描かれているみたいですね。あらすじを読んだ記憶はあるけど、名前の方は完璧忘れていた。声は下屋則子、パールヴァティーというか桜の声優。こっちも支援系?の宝具みたいですが、字がちっちゃすぎて拡大しないと読めない。そして目玉の☆5はバーサーカー「項羽」、全体Q宝具です。『龍帥の翼』を読んでいるだけに発表時はテンション上がりました。見た目は呂布以上に人間離れしているというか、「FFのボスキャラ」って風情。対策しないで戦うとあっという間にパーティが半壊してしまう。恐るべしチャイナボーグ。スキル構成は「回避」「自バフ」「毎ターンスター獲得」で、ストレートな強さと申しますか初心者でも使いやすそう。なにげに恒常☆5狂初の全体攻撃宝具持ちである。

 礼装は「火炎伯爵(☆5)」「彼方の先には(☆4)」「深窓の麗人(☆3)」の3種が追加。追加されただけでピックアップはされていませんので注意です。絵柄は時臣、ウェイバー、葵。ニコ生でも言われていたがZeroみが強い面子だ。「火炎伯爵」は初期NPチャージが付かない代わりに宝具威力アップが付いた「魔性菩薩」の変種。ニトクリスとの相性は「魔性菩薩」よりいいかも。「彼方の先には」は毎ターンNP獲得とバスターUP。「深窓の麗人」は被強化成功率UPだが数値的には微妙。もし新規Zeroコラボがあったらイベント礼装になるかもしれないので、引いたら念のため保存しておこうかな。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』 、リリース1ヵ月記念として2STEP目で★4舞台少女が1体以上確定の「スタートダッシュガチャ」を追加

 なんやかんやでやり続けているスタリラ、遂に最高レアリティ確定ガチャが実装されました。要するに20連回せば最低1人は☆4舞台少女が確定排出されるわけですが、最初の10連は通常3000個の石(スタァジェム)が必要なところを半額の1500個にプライスダウンされています。次の10連は普通に3000個要求されるものの、「15連分の石で最高レアリティのユニットが1枚確定する」わけだ。無償石でもOKなので課金する必要はナシ。通常ガチャにおける☆4舞台少女の排出率は1.2%と非常に渋く、まったく回す気がしなくて石を貯めていたことが幸いしました。「被りだけはやめてくれ!」と祈りながら挑んだ次第。

 排出対象となっているのは「初期リリース時の★4舞台少女12人」、期間限定ピックアップであるハロウィン香子とファントムばななと義経ゆっこ、最近追加された恒常のヘラクレスミチルと長靴双葉は対象外です。性能で考えると「大地の神 鶴姫やちよ」が欲しい(FGOで喩えると「全体攻撃宝具を持ったバーサーカー」、防御面は脆いもののポジションが後衛だから被弾しにくい、現状最強クラスのアタッカーだ)けど、アニメから入ってきたクチなのでやっぱり99期生の誰かが来てほしいな……という願いが通じたのか、確定枠で登場したのは「銃士アトス 神楽ひかり」でした。おおっ、ひかりちゃんは☆2すらいなかったので嬉しい! やったー! 青が基調の三銃士コスチュームを纏ったビジュアルも超好みです。これでクロちゃんが来れば99期生はみんな揃うな。

 で、スタリラやってる人ならご存知だと思いますが、アトスひかりって今やってるイベント「古都 染む紫の 雲の上まで」のボスに対して有効なユニットなんです。イベ特効は付かないけど単体攻撃だからクライマックスACTで大きく削れる。ゲストで借りに借りて、それはもうお世話になりまくりました。問題は、このイベントもうすぐ終わるから今からアトスひかりの育成を始めても到底間に合わない、ってことだ……気合と根性で弁慶珠緒は☆6にしたし、これ以上イベントを頑張って走る必要もないから別にいいんだけど、惜しかった。もうちょっと早くこのキャンペーンが始まっていればなぁ。他に☆4舞台少女の排出率が2倍になった「リリース1ヵ月記念ガチャ」も開催されていますが、2倍ったって1.2%が2.4%になるだけだから体感的な渋さはほとんど変わらず、さすがに食指が動きません。また確定ガチャが来たら回そう。選べるタイプの奴なら課金しても構わない。

『メギド72』、リリース1周年記念として12/7より「『指名召喚チケット』付き魔宝石販売」開始、サバトも開催中

 今回のサバトは11月30日から12月7日までの前期、12月7日から13日までの後期とふたつに分けて開催されるわけですが……後期のピックアップ名が「激★正義召喚 悪魂爆殺ジャスティスガール」というインパクト大爆発な代物で堪え切れず噴いた。これまでサバトはずっと「激★魔宴召喚」表記だったんですが、リジェネ体マルコシアス(バースト)が実装されるためか特別に「激★正義召喚」と書き換えられています。正義を尊び悪を憎む、完全二元論の世界をひたむきに生きている人ですからね、マルコシアスさん。普段からお世話になってる人だし、ぶっちゃけ超欲しい。サバトが始まったら即座に30連回すつもりだったけど、彼女の曇りない笑顔を見ていると指先が迷う。それにしてもバナーのマルコシアスさんに妙な既視感を覚えると思ったらアレだ、『魔法少女プリティ☆ベル』の狙撃手「リカルド」だ。

 FGOと違ってピックアップの内容を早めに告知してくれるのは良心的でいいですね(なおピックアップ率は良心的と言いがたい模様)。確定枠でマルコシアスさんを狙いたいからとりあえず石は温存。ただ少しくらいはガチャりたかったので貯まっていた召喚チケットを消費しました。確定枠を掴むための「30連」にチケット分は含まれないし、このくらいはいいだろう、と自分に言い訳しながら。出る奴出る奴見事にRオーブ尽くしで意気消沈しましたが、なんとか1体だけメギドが引けてホッとしました。ラッシュ型トルーパー「サキュバス」、支援と妨害に長けたタイプの真メギド。奥義で後列のエネミーを前列に引き寄せられるのは便利ですね。スナイパー戦だとゼパルちゃんの火力が伸びにくいので引き寄せ要員は欲しかったところだ。スキルで引き寄せられるアミーの方が手軽なんだろうけども、いない子の話をしてもしょうがない。差し当たって手持ちの素材で育てているが、時折出てくる「サーヤ」はヴィータとしての名前なんだろうか? 彼女は過去のイベント「ソロモン誘拐事件」でメイン級の出番があったと聞くから是非読んでみたいんだけど、そのイベント既に復刻済なんですよね……メギドはイベントの復刻間隔が短くて、「やり逃してもすぐに復刻される」のが利点っちゃ利点なんですが、一度復刻したイベントが再復刻された事例はないから下手するともう「ソロモン誘拐事件」はプレーできないかもしれないっていう。いずれキャラストみたいに恒常化されることを祈ることにしよう。「ふたりでみるユメ」というキャラソンも聴けるようになったが、これも劇中で耳にしたいものだ。

・拍手レス。

 キリシュタリア様はまた株が上がりましたけど、同時に「まともな人間」っぽさも増したので、だから5番目の異聞帯だろうなという納得も増しました。人間性を押し殺して役割に殉じるという点ではちょっとアルトリアっぽい人なのかなという気も
 キリシュタリア様、最初は言峰に背中を刺されて消えていく噛ませ役だと思ってましたけど、だんだん「一旦死んだと見せかけて復活するパターンでは?」とも思い始めました。「バ、バカな! てめえ死んだはずじゃ……!?」と驚愕しながら絶命するベリルと「その程度のことは織り込み済みだ」って平然としているデイビッドの姿が目に浮かぶ。


2018-11-26.

・もうすぐ月末です。月末と言えば『メギド72』の「激★魔宴(サバト)召喚」が開催される期間。「“待”ってたぜェ!! この“瞬間(とき)”をよォ!!」と逸る焼津です、こんばんは。

 激★魔宴(サバト)召喚、長いので以下「サバト」と略しますが、いわゆる他のソシャゲで言うところの「フェス」です。高レアの排出率が倍になるとかそういう感じのアレ。FGOにはそういうのないですけどね……それはそれとして。現在、手元にある魔宝石は5000個ほど。10連で1500個使うから30連行けます。サバトは引きが悪い人のための救済策として「30連でメギド1体確定」という最低保証枠が用意されている。そう、これこそが私の「勝算」だ! 残る500個ちょっとの石は育成用に回します。STドリンク? そんなものはとっくに飲み干しました。マルコシアスさんはもうちょっとで☆6だけど相変わらず「混沌を生み出す腕」狙いのアバドンVH周回が辛い……。

 1周年記念キャンペーンの開催も迫っているので、そちらも楽しみです。ファンアート展のバナーで号泣しているモンモンとシバにゃんのSD絵に笑う。初の前後編イベント「BEHEMOTH」もスタートします。「BEHEMOTH」がイベント全体の名称で、前編は「呪いの指輪と猛き人狼」、後編は……といった具合にタイトルが変わるみたい。前編で「ハーゲンティ」のリジェネ体が配布される模様。バナーで見るとロリっぽいけど、この子胸がめっちゃデカいんですよね……思わず三度見するくらい。他、情報は順次公開とのことだが、指名チケットや衣装(スキン)付き魔宝石セットが販売されることは生放送で告知済みです。指名チケットは購入確定ですが、衣装(スキン)はどうしようか迷うな……一旦保留で。指名チケット自体は購入確定にせよ、指名するメギドに関してはまだ決まっておらず、非常に悩ましい。「マルバス」「フルカス」「アムドゥスキアス」、この3人にまでは絞り込んだ。あとは本能に従うだけだ。

スタリラは新イベント「古都 染む紫の 雲の上まで」開催中だが、さすがにもう「通常クエスト周回して鍵を集めてボス戦に挑み、ドロップするアイテムでボックスガチャを回す」形式があまりにもワンパターンすぎて飽きてきたな……配布の弁慶珠緒はタンクだし、ガチャ産特効の義経ゆっこは全体攻撃だからゲストで借りてもあんま火力出ないし、ボス戦がひたすらめんどい。スタリラは「奥義を撃つときに借りた舞台少女が1回だけ使える」システムなので味方全体にバフを撒く船長あるるならまだしも、自バフ系の弁慶珠緒を借りると「奥義演出が見られるだけで何の効果もない」という困った事態に陥ります。なんなんだこの謎仕様……今回のイベントは「凛明館女学校」というゲームオリジナル校がメインとなっており、アニメでお馴染みの「聖翔音楽学園」99期生メンバーは全然出てこず、「修学旅行っぽい校外学習」といったノリでちょっと盛り上がりに欠ける雰囲気でした。

・アニメは録画が溜まっていた『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』を視聴。

 原作は鴨志田一のライトノベルですね。『さくら荘のペットな彼女』の原作者でもあるが、あのアニメももう5年前だし今は『鉄血のオルフェンズ』の脚本に参加した人、と書いた方が通りはいいかもしれない。アニメ版のキャラデザが好みで録画していたけど、「青春ブタ野郎」だの「バニーガール先輩」だのといったタイトルにどうしても食指が動かず溜めっぱなしになっていました。HDDの容量が厳しくなってきたため、スペースを作るために観始めましたが、面白くてあっさり引き込まれた。やはり食わず嫌いはいかんですな。

 女の子がいっぱい出てくるありふれた青春ラブコメだろう、と先入観を抱いていましたが、変わったタイトルをしているだけあって内容も変化球である。周囲から存在を認識されなくなってしまう「透明化」の症状が出たため、「見えていたら誰であれ絶対に反応するはず」なバニーガールのコスプレをしている先輩――という「掴み」を意識しすぎた奇抜な1話目はやや乗れなかったものの、テンションが落ち着いた2話目あたりからズルズルと惹かれていきました。常軌を逸した怪現象に悩むクール系少女と、彼女を放っておけないお節介な主人公って構図が『化物語』を連想させる。だから比較対象として『化物語』を持ち出すのがもっとも楽な紹介方法なんですが、内容的にはむしろ『ONE』とか『Sense Off』とか『秋桜の空に』とか『それは舞い散る桜のように』とか、「記憶と存在」「認識と感覚」を巡る美少女ゲーム群の延長線上に位置している気がします。進行する怪異の解決方法は恐ろしく単純で力技だけど、「これをやれるから咲太は主人公なんだろうな」と納得したり。ヒロインの桜島麻衣先輩は理想に理想を塗り固めたペガサスのような美少女で、「全部咲太くんの妄想だった」という結論になっても納得してしまいそうな勢いがある。「アニメだから細かいところはかなり端折られているんだろうな」と感じるし、近々原作も読んでみようと思う。というか、さっき咲太の漢字がこれで合っているか確認するためぐぐろうとしたらすげー気になるサジェストが出てきたんスけど……。

 最後に覚書。青春ブタ野郎シリーズの原作は巻ごとにタイトルが変わるが、『青春ブタ野郎は○○××の夢を見ない』でフォーマットが統一されています。現在は『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(9巻目)が最新刊。劇場版として来年公開される予定の『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は原作だと6巻目のタイトルですが、7巻目である『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』の内容も含んでいるとのこと。ってことは、TVシリーズは5巻目の内容まで消化するのかな? ブルーレイが全5巻で3話・3話・2話・2話・3話という変則的な収録構成になっているからたぶんそうだろう。なお円盤の1巻と5巻には書き下ろし小説『青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない(前編・後編)』が特典として付いてきます。新ヒロインも登場するという、「それ書き下ろし特典でやっていいレベルなの?」って仕様。後日1冊にまとめて書籍化される可能性もありますが、されない可能性もあるからファンは買い逃せない。五分割だったらさすがにパスしていたけど、二分冊ならギリギリ手が出せないこともないので悩むなぁ。とりあえず原作読んでから考えよう。

「Lostbelt No.3 − intro −」開幕!

 急に来たのでビックリしてしまった。第2部 第3章「Lostbelt No.3 人智統合真国 SIN 紅の月下美人」、その序章部分がいきなり先行公開されたのです。「これこれこういう経緯でSINに向かいますよ」と説明する内容になっており、虚数潜航が始まりそうなあたりで終わっている。プロローグとはいえ結構な分量があるので、「先に目を通しておいてください」ってな配慮なんだろう。もう読み終わっている人も多いと思うので軽くネタバレ気味に感想を書いていきます。

 謎の一般人「デイヴィット・ブルーブック」が再登場、漂白された地球をバイクで移動中。 彼は一般人代表として出ているのか、それとも何か重要な役割が存在するのか……いずれぐだとも遭遇する? 当のぐだ一行を乗せたシャドウ・ボーダーは遂に彷徨海「バルトアンデルス」へ到着。ペーパームーンの開発者である「シオン・エルナトム・ソカリス」と顔を合わせます。口調もキャラも全然違うせいで「まったくの別人では?」という疑惑もあったが、諸々の情報を鑑みてやっぱりメルブラの「シオン・エルトナム・アトラシア」と同一人物であることは間違いない模様。ツインテールで眼鏡を掛けているから「シオンとさっちんとシエル先輩の複合体」と言われても信じてしまいそうなところがある。「サプリメントと人工血液で栄養補充」なんてセリフをサラリと吐いていることから察するにこっちのシオンも死徒化している? ズェピアを「父」と呼んでいることからして因果的にはそういうことなんだろうが、このへんメルブラだけやってて『アトラスの契約』(『ロード・エルメロイU世の事件簿』)読んでない層は混乱するだろうな……とか思っていたら「竹帚日記」の方に補足が来ていた。

英霊とサーヴァントが成立するFate世界ではズェピアは吸血種にこそなっているが二十七祖ではなく、
シオンもその影響で吸血種(吸血鬼・死徒ではない)になっているが、それによるマイナスはありません。
(精神も安定しているし、自分を毛嫌いしていない)
ズェピアが発狂していないので院長(アトラシア)はずっと彼のままであり、
子孫たちの中でもっとも才能のあるシオンを娘として引き取り、育てたという経緯です。

 奈須ワールドの定義ではまず「吸血種」という大きな括りがあり、その中に「吸血鬼」のカテゴリがあって、更に「真祖」と「死徒」に分かれる……って形になっています。血を吸って力を得るものすべてが吸血鬼というわけではなく、たとえば五次ライダー=メドゥーサは人の血を吸うから吸血種には該当しますが吸血鬼ではありません。抗いがたい「吸血衝動」を有し、吸血を通じて「子」を増やすタイプのものを特に吸血鬼と呼ぶ。「人を知るために生み出された地球の触覚」であり精霊に近い存在である「真祖」はとても数が少ないので、単に「吸血鬼」と言った場合ほとんど死徒(元は人間だった者)を指します。つまり「吸血種(吸血鬼・死徒ではない)」という記述は「血を吸う(飲む?)ことで長命ないし不死状態を実現しているけど、死徒ほどの凄まじいパワーは発揮できず、吸血を通じて『子』を増やす能力も持ち合わせていない」ってことかと。「それによるマイナスはありません」だから恐らく吸血衝動も抱えていない。そういえば切嗣の父親が「吸血衝動を抑えられる死徒化」の研究をしていたっけ……さすがに関係ないか?

 カルデア残党を歓迎したのはシオンおよび「キャプテン」と呼ばれる英霊のみ、他の彷徨海魔術師たちはまったくの無関心で顔すら出しません。彼らはそもそも神代以降の人類史には興味がなく、クリプターについても多少は共感するところがあるみたいだけど目指す場所が違うのか、どうでもいい存在と見做している模様。「それぞれ異なった神代回帰の工房」が設置されているらしく、彷徨海の面々はそこに引き籠っていて外に出る気はナッシングだとか。ゴルドルフの言を信じるならば時計塔学園長レベルの人材がゴロゴロしているみたいだけど、その「学園長」も実のところ設定があまりハッキリしていないんですよね……少なくとも君主(ロード)クラスでは歯が立たないレベルの方々みたい。「異星の神」すら彷徨海は捕捉できない、って相当やべぇな。

 で、キャプテン(仮称)の施工によって新生カルデア、名付けて「ノウム・カルデア」が完成。響きがちょっと「ネェル・アーガマ」っぽいと思った。今後期間限定のイベントはここを起点に開始する形となるのかしら。キリシュタリアの異聞帯が一番ヤバいから速攻で潰しにいかなきゃ、という方針が固まりかけていたところでコヤンスカヤの陰謀によりゴルドルフとぐだが服毒、一行は解毒薬求めて中国の異聞帯へ進路変更することになった……って感じでイントロは幕となります。解毒薬を探して中国へ向かうの、「不老不死の霊薬を探して中国から世界各地に向けていろんな人間を旅立たせた」始皇帝の逆になってるんですね。合間のクリプター会議も見所が多く、「これでまたキリシュタリアのファンが増えるだろうな」と確信した。つか、彼の異聞帯って位置的にどう考えてもあの大陸なのでは……? あとはインドが気に入って離れないリンボ、スパッパッとスパイスをキメてる姿が容易に思い浮かぶ。

 気になるのはマシュにまたしても強化フラグが立ったことですね。第二部でも段階的にスキルや宝具が強化されていくことになりそう。というか「『天寿』の概念武装」って、それブラックバレルじゃん! 五章のタイトルが「神を撃ち落とす日」だからタイミングとしてはそのへんか? もうこれ実質『鋼の大地』コラボでは、って雰囲気になってきましたな。七章の舞台は南米みたいだし、いよいよ「水晶渓谷」がお披露目されるまである?

・拍手レス。

 ヒナコのサーヴァント予想ですけど、中国系列でのライダーと考えると、赤兎馬に乗った呂布
 や関羽の他にも、五色神牛に乗った黄飛虎、黒麒麟に乗った聞仲、四不象に乗った太公望、そして、筋斗雲に乗った孫悟空に、馬を買うお金が無いから牛に乗って出陣したという逸話がある光武帝・劉秀と、思いつく人物はいっぱいいますね。果たして彼女のサーヴァントは誰になるのか、そして、三章で登場するサーヴァントは誰なのか、生放送の時までわくわくが止まりません。

 同行するカルデアのサーヴァントが「彼女」だけあって孫悟空説は俄かに真実味を帯びてきましたね。コヤンの予想される正体からすると『封神演義』系も充分ありえそう。生放送が楽しみで待ち切れませんわ。


2018-11-22.

『メギド72』、青息吐息ながらもメインクエスト第5章「メギド72」を突破して第6章「ヴァイガルド防衛戦」に到達した焼津です、こんばんは。

 つ、疲れた……やたら防御力が高かったり強力なダメージカット特性があったりでまともにダメージ入らないボスが多く、ステージごとにうんうん唸りながら攻略しましたよ。1〜4章でも「難しいな」って感じる場面はいくつかあったが、5章各ボスの難攻不落ぶりは桁違いという感触がある。FGOのギフト持ち円卓勢といい勝負だ。苦戦を強いられたのは「手持ちのメギドが充実していない」のもあるが、「育成も充分ではない」からです。今月の頭に始めたばかりということもあり、「このメギドのレベルがもうちょっと高かったら楽なのに……」と嘆く局面が何度も訪れた。レベルキャップを外すためには育成素材が必要なんですけど、進めば進むほどレアな素材を要求されるからどうしても☆3〜☆4あたりで止まってしまう。5章の各ボスは推奨レベルがだいたい60くらい。つまり☆5の上限。うちで☆5以上まで行ってるのは現状ゼパルとマルコシアスだけ。「ユニットそのものにレアリティ格差がない、だから頑張れば任意のユニットを最高レアリティまで進化させることができる」というのがこのゲームの長所ですが、レア素材は当然ドロップ率が低く、入手するのは極めて困難。ゼパルちゃんを☆6にするために必要な「混沌を生み出す腕」、ゲットするまでどれほど苦労に苦労を重ねたことか……。

 ラッシュ型ファイターのゼパルちゃんをメインアタッカーに据えているため、防御力がそれほど高くないステージボスは大して苦労しなかったんだけど、ステージ42の「大喰らいペイスト」あたりから戦法の変更を余儀なくされました。「防御力の高いスナイパー」は本当に鬼門。もっともしんどかったのはステージ47の「ガブリエル」だ……どんだけリトライしたか、数えていないし思い出したくもない。

 FGOで喩えると「通常攻撃が全体攻撃になった天草」です。盾役が機能せず、スキルのデバフは強烈で、奥義も発動前に強化解除が掛かるから撃たれたらオシマイ。おまけに「一定以下のダメージをすべて0にする」という厄介なダメージカット特性を持っています。HPそのものはあまり多くないから点穴攻撃で突破できるはず、とベリアル主軸パーティで挑んだものの、何度やっても点穴が溜まり切る前にベリアルが落ちてしまう。ロノウェの奥義(HP回復&ダメージ無効化)とかで一生懸命援護してもダメ。いっそ石を割ってコンティニューしてしまおうか、と切実に悩みました。しかしHPを大幅に回復する覚醒スキルがあるから、石を割ってなおクリアできるかどうか不透明なところがある。藁にも縋る思いであちこちの攻略情報を漁って、「アタッカーにバフ掛けて強引に殴ればいい」といった趣旨のものを見つけました。そこでゼパルをリーダーに据え、シャックスを感電要員、アンドロマリウスをスキル強化要員に編成して殴ったところ……あっさり3ターンで金冠クリア。強化したシャックスのスキルで「感電」が入ればガブリエルは3ターンに渡ってスキルを撃てなくなるし、マルコシアスに装備させたオーブ「禁断の書」で感電特攻をブチ込むことも可能になる。「今までの苦労はなんだったんだ……?」って茫然とするほど呆気ない勝利でした。育ててよかった、シャックス!

 5章のラスト、ステージ48「アスモデウス」戦は恐らく最大の難所になるだろうと予測し、「これが俺の『勝算』だ!」と石を叩きつける覚悟で臨みましたが……ゼパルのスキルで普通にダメージが入るから、そんなに難敵ではなくて拍子抜けしました。何度かリトライしたけど勝ち目は見えているからイライラせず、割とすんなりクリア。無事にアスモデウスさんを召喚できました。「本物のソロモン王」とは何なのか、って核心に迫っていくストーリーも面白く、ついつい攻略に熱が入ってしまった次第です。6章に入るとまた雰囲気がガラッと変わるから飽きません。ただ、それまで本編に出てこなかった祖メギドたちが「我々だいぶ前からいましたよ?」といった体でストーリーにガンガン登場してくるから戸惑いはありますね。正直まだ名前を覚えきれていないから会話で「○○と××が〜」と言われても顔が思い浮かばない。立ち絵で「あ、メギドクエストで見かけた人だ」となっても名前がわからなかったり。手持ちでも普段編成に入れないメギドだと名前を思い出せなかったりする。「記憶の欠片」はだいぶ集まってるから、本編攻略が落ち着いたらキャラストもどんどん読んでいこう。本編が面白くて放置していたイベントクエストの方もちゃんとやらないと。

 そして開始当初はマルコシアスが推しメギドでしたが、やってるうちにだんだん愛着が湧いてきて「ひょっとしたら最推しになるかも」と感じているのはアンドロマリウスですね……支援系のラッシュ型スナイパーという変わったユニットで、最初は扱いにくいと思って編成から外していましたが、だんだんゲームシステムがわかってくるにつれ彼女のスキル強化が破格であると理解できるようになり、以降はほぼ出ずっぱり。他のメギドたちが大なり小なり好戦的な性格をしているのに対し、アンドロマリウスは戦いに消極的というか、すぐ「やめましょうよ〜」などと言い出して逃げたがる。仮にもバトルを売りにしているゲームのキャラで何なのだこの性格は? と面食らっていましたが、奥義発動時の「私だってメギドなんですぅ〜!」と意地を張るセリフ、「臆病者が見せる勇気」のスメルが漂っていてキュンとしました。スキル発動の「勇気百倍ですよ!」ってセリフを聞くと「ああ、この戦い……勝算がある!!」って気持ちになって奮い立ちます。やっぱりゲームだと「ユニットとして頼りになるかどうか」もキャラへの愛着に深く関わってきますね。使い始めたときは「ちょっと可愛いな」ぐらいだったのに、今やすっかり「がばいやーらしか!」に……あ、そういえば『ゾンビランド・サガ』面白いっスよね。「様々な時代の少女たちがゾンビになってアイドルを目指す」というキ ワモノ臭い設定の割にギャグとシリアスの配分が程良くて引き込まれます。7話の破壊されたドアを素直に修理する純子ちゃんドリル可愛い。

『双星の陰陽師 天縁若虎〜二色滑稽画〜』、12月4日発売予定

 何だこれ? と思って調べたら『双星の陰陽師』の小説版である『天縁若虎』を原作者の助野嘉昭がコミカライズしたものらしい。WEB連載されていたみたいだが、全然知らなかった。「ノベライズの設定を原作に取り込む」みたいなケースはちょくちょくある(デモベの『機神胎動』を踏まえての『機神飛翔』とか)けど、「原作者がノベライズのコミカライズをする」みたいなケースは珍しいな。『双星の陰陽師』はアニメで追加されたマスコット「きなこ」を原作にも出したくらいで、度量が広いというかネタに貪欲というか……話は変わりますが来月のコミック新刊、春野友矢の『魔王様ちょっとそれとって!!』が8巻で完結です。「魔王様と勇者一行」のスチャラカな日々を描いたコメディ漫画、なんだかんだで6年もやってたんだな。ついこないだ始まったばかりのような気もするが、本棚から引き出した既刊は1巻〜3巻あたりのページがしっかり茶色く変色していた。改めて読み返すと幼魔王様可愛いな。

「フルーツバスケット」全編アニメ化!石見舞菜香、島崎信長、内田雄馬、中村悠一出演(コミックナタリー)

 フルバこと『フルーツバスケット』がまさかの再アニメ化だと? 高屋奈月の代表作であり、原作は“花とゆめ”で1998年から2006年にかけて連載されました。全23巻(愛蔵版は全12巻)。2001年に一度アニメ化されていますが、その時点で6巻までしか出ていなかったこともあり、後半はオリジナル展開で畳んでいます。少女マンガ原作ながらヒロイン・本田透が魅力的だということで男性視聴者も多く引き寄せました。「十二支の呪い」などやや伝奇チックな設定も盛り込まれているにせよ、あくまで話の軸は人間関係であり、「人と人との距離感」をじっくり丹念に描いています。って、こう書くと何だか地味そうな印象を受けるかもしれませんが、フルバのすごいところは1話目で早くも視聴者の心を作品世界に引きずり込んでしまうっていう吸引力の強さですね。私もレンタルビデオ屋で「物は試し」と1巻だけ借りてみて、そのままやめられなくなって最終話まで観ちゃった。原作の一部しか映像化されていないため、ファンは続編やリメイクを長らく希望していましたが、主題歌を担当していた岡崎律子が2004年に亡くなったこともあって企画が再始動する気配は微塵も漂わなかったです。やはりアニメ版のフルバはあの曲のイメージが強固だからな……「生まれ変わることはできないよ だけど変わってはいけるから」 声優陣は刷新されるみたいだけど、せめて主題歌は据え置きにしてほしい。

 原作は現在『フルーツバスケットanother』という続篇を連載中とのこと。3巻で完結予定とのことだからアニメが放送されるまでには終わっているかもしれない。ただ、原作全部をアニメ化するとなるといったい何話掛かるんだ……? 2001年版はオリジナル展開ありとはいえ原作5巻分に26話費やしていました。同じペースでやったら100話超えてしまう。多少は削るにしても最低4クールないと厳しい。フジリューの『封神演義』すら再アニメ化で2クールしか尺を確保できなかったこと考えると、フルバのリメイクが4クールも貰えるとは到底思えないが……フジリュー版の『封神演義』ってコミックス全23巻で文庫版が全12巻だから、ボリューム的にはだいたいフルバと一緒なんですよね。仙界伝も覇穹も観ていないクチだからコメントは差し控えますが、うん、期待と不安でいったら圧倒的に不安が募りますわ。それでも「再アニメ化された甲斐があった」と納得できるような仕上がりになると信じたい。

【カルデア広報局より】ニコニコ生放送配信特別番組について

 来たか……第二部第三章「紅の月下美人」配信直前SPが。火曜に放送ということは早ければ翌日の水曜、遅くとも30日の金曜日には開始ということでしょうね。23日には今やってる2017クリスマスの復刻イベントが終わりますが、そこからしばらくは何もないのかしら。幕間キャンペーンとか、強化クエストとか、ハンティングクエストとか、何かあるといいんだけど。復刻クリイベはちょっと林檎も齧ったけど、ほとんど自然回復だけで素材集めが終わり、ボックスガチャも回し切れて良い塩梅でした。やっぱり復刻イベントは新味がない反面、攻略楽ですねー。今回ライト版ということでエネミーのHPもかなりディスカウントされていますし、周回も安定してサクッとこなせます。メギドにハマっているせいであまり時間が割けなくなっているからちょうどいいっちゃちょうどよかった。たぶんSINが始まる頃にはメギドの本編攻略も終わって落ち着いているだろうし、配信来たら復刻イベントで溜まった林檎を齧って一気に走り抜けます。

 で、「紅の月下美人」。今回の担当クリプターは「芥ヒナコ」、植物科(ユミナ)出身で元はカルデアの技術者として働いていたところを「マスター適性あり」と見出されAチームに抜擢された女性です。会議においてもやる気が感じられず、本当に敵として出てくるのかどうかさえ怪しい。担当している異聞帯「人智統合真国SIN」に対しても愛着や執着はあまりないみたいで、それこそ主人公たちがSINへ到着した頃には異聞帯の王と袂を分かっていて、なし崩しで共闘することに……なんて展開があっても不思議ではない。そのパターン、絶対に終盤で裏切るわ。ちなみに植物科は時計塔において「魔女学」と認識されており、『魔法使いの夜』に登場する「最後の魔女」こと久遠寺有珠の魔術系統も「ユミナ」だった。来年のハロウィンイベントで魔女コスするヒナコが見れると信じて……!

 SINは不死化した秦の始皇帝が君臨する文字通りの千年王国なんだろうけど、具体的にどんなストーリーとなるかは未知数です。安直な発想だと荊軻が汎人類史側のサーヴァントとしてゲスト出演し、「いっしょに暗殺、でっきるかなっ、でっきるかなっ!」と始皇帝の居城へ侵入していく……みたいな話になるが、ロシアでアヴィケブロンが出てきたり、北欧にナポレオンが出てきたりした今までのことを振り返ると全然予想もつかない誰かが登場する可能性の方が高い。が、逆に「裏をかいて今回は中華鯖祭りだ!」って中国系サーヴァントで統一してくるパターンも考えられます。今のところはCMに出てきた仮面セイバー(蘭陵王?)が最有力候補。あとヒナコが召喚する予定だったサーヴァントはライダー、イスカンダルや槍王のように馬に乗った英雄か? 中国で馬というと真っ先に連想するのは「赤兎馬」、呂布や関羽が乗ったとされる馬です。あとは曹操の「絶影」とか……私の世代だとアルターの方を連想してしまいますが。異聞帯の王は始皇帝でほぼ確定ですが、例によって巨大エネミーとして登場するパターンかな。これまでのところ「異聞帯の王」はサーヴァントとして実装されてきていますが、SINの王もそうなるのか、あるいはパターンを崩しに来るのか、現段階では読み切れません。仮に実装されるとしてもピックアップ2で期間限定だろうし、召喚するのは至難と見られる。

 ファンの間でもっとも警戒されているサーヴァントはアレですね、コヤンスカヤ。あの人の正体は十中八九○○でしょうから、SINが中華鯖祭りなら目玉の☆5として実装される公算が大きい。クラスはCMでアサシンと予告されていますけど、もしSINで来るんだったら第二部初の殺鯖ってことになりそう。今年実装されたアサシンはセミラミス、岡田以蔵、水着牛若丸の3騎で全員が期間限定だ。コヤンも限定なんだろな。

 特番に出演するキャスト、川澄綾子、島ア信長、悠木碧、マフィア梶田あたりは「いつもの面子」といった雰囲気だが、その中に佐藤聡美が混じっているのは気になるところ。FGOだと「ミドラーシュのキャスター」で出演済だが、SINにミドキャスが出てくるとも考えにくいし、ヒナコのCVを担当するのかな? ともあれ来週が待ち遠しい。

・拍手レス。

 リングは貞子というキャラがいつの間にか作者の手を離れて、独自の進化を遂げていきましたよね。数年後彼女はどんな活躍をしていることやら……。
 そのうち『リングランド・サダ』とかいうアニメが始まったりして。


2018-11-15.

「日本ホラー小説大賞」を「横溝正史ミステリ大賞」と統合し、KADOKAWAの新人文学賞として「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」を創設いたしました。

 アンテナが低いので今更知ったけど、日本ホラー小説大賞なくなるのか……『パラサイト・イヴ』『黒い家』『ぼっけえ、きょうてえ』、もうすぐ公開される映画『来る』の原作『ぼぎわんが、来る』などを送り出してきたホラー小説の新人賞、それが25年の歴史に幕を下ろすわけだ。個人的には『夜市』の恒川光太郎を輩出した功績が大きいと思っています。マイナーな受賞作としては沙藤一樹の『D-ブリッジ・テープ』が好きだった。

 横溝賞と統合されるわけだから厳密に表現すると「なくなる」んじゃないけれど、現在募集されているのが「第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」であることを考えると「吸収合併により消滅」と捉えてもそんなに違わないだろう。映画化されて大ヒットを飛ばした鈴木光司のホラー小説『リング』が元を辿れば横溝賞への応募作だった(最終候補まで残ったが、超自然現象による事件を描いているため選考委員だった佐野洋が「面白い作品だけど推理小説の範疇から外れている」と難色を示し、受賞は逃した)ことを考えると、収まるべきところに収まったと言えるかもしれない。横溝正史賞ではなく横溝正史ミステリ&ホラー大賞だったら、間違いなく『リング』は大賞受賞作だっただろうな。映画では調査パートが大幅に端折られているからわかりにくいけど、原作を読むと結構推理小説っぽい筆致で書かれているんですよね。映画が有名すぎて意外と原作を読んでない人が多い『リング』、読んでみると映画版とはまた異なる魅力があるので機会があれば手を伸ばしていただきたい。

「ANEMONE/エウレカセブン」本編冒頭約10分をノーカットで見せる映像公開(コミックナタリー)

 おっ、これは嬉しい。寝不足で少しボンヤリしていたせいか、冒頭の数分間はあまり頭に入ってこなくて記憶も曖昧になってたんですよ。「ほんの数分でいいから冒頭部分を公開してくれないかなぁ」なんて虫のいいことを考えていたんですけど、まさかの願望実現でビックリ。早速再生しました。うん、まだ記憶が鮮明なうちに確認できてよかった……いっぺん劇場で観た、って人も冒頭部分を観返すとまた違った感慨が得られるかもです。

期間限定イベント「復刻:冥界のメリークリスマス ライト版」開催!

 時期的にそろそろ去年のクリスマスイベント復刻されるだろうね、と各地で予想が立っていたから開催告知自体は特に驚かなかった。驚いたのはアレですよ、「同じイベント限定サーヴァントを「累計で6騎以上」入手すると、6騎目以降、新たに1騎入手するごとにレアプリズム1個がプレゼントボックスに送られるようになります」(入手ごとにレアプリ貰えるのであって売却する必要はない)ってお知らせの方ですよ。つまり去年アルテラ・サンタを宝具レベル5にしていれば正式加入後にレアプリを最大5個獲得できる……! これまでずっと高嶺の花だと指を咥えて眺めていたレアプリ交換の魔術礼装「アニバーサリーブロンド」がゲット可能になる。他の魔術礼装も欲しいが、見た目・性能ともにハイレベルなアニブロは是非とも欲しい一着だっただけに最優先。今後、配布サーヴァントありの復刻イベントが来るたびレアプリ5個貰えるわけですから胸が躍りますよ。いつになるとも知れなかったモナリザの交換権だって入手できる。つっても交換用のマナプリが絶賛枯渇中なわけですが……交換期限のあるカルデア・ティータイムが優先なので、モナリザはだいぶ先になりそう。いっそ英霊肖像の方を取ろうかな。あれあると低AP周回で便利だし。「旅の始まり」も欲しいっちゃ欲しいけど、レアプリ3個というレートの高さに躊躇ってしまう。後回しでいいか。この調子でいろいろと緩和していって、現在は入手困難になっているサンタオルタやハロエリもゲットできるような仕組みにしてほしいですね。

 ともあれ、復刻版「冥界のメリークリスマス」は14日(水)から23日(金)までの10日間に渡って開催されます。「ライト版だから短いのか?」というとそうでもなくて、オリジナル版も開催期間は11日間だったから実はそんなに変わらない。FGOはクリスマスイベント自体が短い傾向にあり、だいたい10日間、「復刻:ほぼ週間 サンタオルタさん ライト版」に至ってはたった7日間の開催でした。なので今年の新規クリスマスイベントも規模はそんなに大きくないだろうと予想されます。「冥界のメリークリスマス」の参加条件が7章クリアであることを考えると、今年の新クリイベも恐らく7章クリアが前提になっているでしょうから、なるべく本編は進めておいた方がいい……って、今更書くことでもないか。「冥界のメリークリスマス」、ストーリーはあまり長くないけど、エレシュキガルの専用立ち絵やイベント専用の一枚絵が拝める佳編となっています。改めて読んでみた結果、「やっぱきのこのテキストは目に心地いいわ」と再確認。一文一文の長さと間がちょうどいい。ゲームテキストとして表示された際のテンポを感覚的に把握しているんだろうな。意外なキャラが出てくる(しかも結構強くて厄介だ)からサプライズ的な面白さもありますよ。

 ボックスガチャ形式のイベントですが、復刻なので開封制限ありです。10箱開けたらオシマイ。配布礼装の「メリー・シープ」はもう凸ってるし、のんびりやっても砂集めは余裕で終わりそう。あと「スノー・パイレーツ」も凸があった。ピックアップ召喚は去年同様、期間限定の☆5ランサー「エレシュキガル」が目玉なわけですが、今年は☆5セイバー「アルテラ」に加えて☆5ランサー「エルキドゥ」もピックアップされています。エルキドゥが単独でピックアップされるのは2016年12月の「バビロニアピックアップ召喚」以来なので、なんと2年ぶりです。エルキドゥの幕間「神が造り、人が紡ぎ、土に還る」は成田良悟が執筆した長尺のストーリーで、かなり読み応えがある。しかも「T」とナンバリングが打たれていたので、続編の予定もあると考えられます。ピックアップに合わせてそろそろ「U」が来るのではないだろうか……? なおエルキドゥと引き換えに賢王ことキャスギルはピックアップ対象から外されています。代わりにジャガーマンとパラケルススがIN。パラケルスス、去年も特攻サーヴァントには選ばれていたんですけど、肝心の出番は……いや、言うまい。特攻サーヴァントの面子は去年と一緒で異同ありませんが、アルテラ・サンタには「自身の攻撃の威力が100%アップ」という効果が追加されています。あのHPが41万あったセイバーオルタを倒すのも楽になるだろうか。

 約1年ぶりの復刻となるエレシュキガル、NP50チャージも兼ねた魔力放出があるから全体槍としてはとても便利な反面、宝具火力がちょっと低めになっているので可能なら重ねたいな……という気持ちはあります。イシュタル礼装の「スターリー・ナイツ」も欲しい。が、やはりここは新クリイベに備えて我慢。今年は誰が来るか予想がつかない感じで怖いんですよね。

・他のソシャゲ状況についてもザッと書いておこう。

 スタリラ、イベント「エピローグは仮面の向こうに」はアニメ本編に比べると地味っていうか割と淡々とした内容なんですけど、アニメでキャラの立った面々が「オペラ座の怪人」について語り合っている様子を見るのはやはり楽しい。延々と湧いてくるコロスをしばき倒すバトルパートは正直もうだいぶ飽きが入ってきているにせよ、「シナリオの続きを開放するために……」ってどうにか堪えられています。舞台少女たちの日常を覗き見ることができるアプリ、という点ではなかなか悪くない。なるべく長く続いて欲しいから指名チケットのようなものが来たら課金を検討するつもりです。

 メギド、4章を突破して5章に入りました。ベレト戦、めっちゃ苦戦しましたわ……バトルの中毒性が高く、一度やり始めるとやめるタイミングを見つけるのが難しい。フォトンが夢にまで出てくるほどです。明日から始まる復刻イベント「二つの魂を宿した少年」も楽しみ。予定されている新ピックアップは「女はIQ(アイキョー)!可愛さ検定修士号の女」と例によってトンチキだが、アスタロト(リジェネレイト)と同時PU対象のメギドが「サレオス」なのはなんで? と首を傾げていたら「サレオスは祖19だしIQ(イッキュー)だろ」とか「男は読経」とかピンポン玉を弾き返すようなレスが飛び交っていて笑ってしまった。

 マギレコ、虐待され親から愛されなかった小学生が魔法少女となり線を踏み越える暗黒イベント「百江なぎさは願いを叶えた」の直後、円環の理によって遣わされた「ネオなぎさ」が無限増殖する「元なぎさ」こと「お菓子の魔女」を駆逐する与太イベント「神浜チーズパニック!」を開催。あまりの落差の激しさに頭がおかしくなりそうだった。でも「神浜チーズパニック!」のドタバタ極まりないノリ、大好きです。「元なぎさのくせに生意気な!」とお菓子の魔女に立腹しつつも不利と見るやすかさずトンズラこくなぎさ、コメディ系イベントの主役として既に完成されている趣がある。「なぎさのやる気が特盛なのです! ママママスカルポーネ!」「倒しに倒して大活躍なのです! ここになぎさの像を建てるのです!」などテンションの高い世迷言を矢継ぎ早に飛ばし、「お前、そういうキャラだったのか……」と奇妙な感動を与えてくれる。マギレコのシナリオはどちらかと言えば暗いイメージがあるので、こういうイベントはどんどんやってほしいですね。今やってるイベント「Whereabouts of the feather〜羽根の行方〜」もムードはやや薄暗い。でも雫があやかを想うシーンにグッと来ましたね……あやかってのがどういう子なのか、このイベントで初めて見たからあんまりよくわかってないんですけども、雫がその存在を雲間から洩れる一筋の光みたいに必要としていることは伝わってきた。


2018-11-11.

・金曜と土曜に『GODZILLA 星を喰う者』『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』を観てきた焼津です、こんばんは。

 『GODZILLA 星を喰う者』は虚淵ゴジラことアニゴジ3部作の完結編です。ゴジラ・アースとギドラの激突が描かれるとあって「怪獣大決戦」な展開を予想していたが、実際は『白貌の伝道師』VS『微睡みのセフィロト』なテイストに仕上がっていて「よく通ったな、この企画!」と呻きました。ずっと前、ニトロプラスがメルマガを配信していた頃にちょくちょく虚淵玄のコラムが載っていましたけど、ああいうところに「俺の考えたゴジラ」ってネタにして載せるような内容ですよ……ギドラ登場シーンの「何もかもわかんねぇけどとにかくヤベェもんが出てきた」と観客に悟らせる演出は凄かったが、ゴジラとの対決は○○○○○るだけ。「小説ならまだしも映画でコレって正気か?」と目を疑いました。「こんな映画が実現していること」を確認するためだけに劇場へ足を運ぶ価値はあると思います。

 アネモネはエウレカセブンの劇場リメイク企画「ハイエボリューション」3部作の2作目。先に書いておきますが、TVシリーズのエウレカセブンは全然観たことがないです。公開直前にBS11で前作『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が放送されていたから、その流れで何となく観に行っただけ。主題歌の「There's No Ending」が気に入ったというのもある。どうもエウレカセブンは「複数の宇宙」が存在する設定らしく、TVシリーズとハイエボリューションはパラレルな関係にあるみたいだが、同じハイエボリューションでも1作目と2作目は舞台となる世界がまた別みたいで混乱することしきり。「TVシリーズではコーラリアンだったアネモネが『石井・風花・アネモネ』という人間になってる」らしいけど、元の「コーラリアンだったアネモネ」自体知らないしな……ともあれ、「レントンが生きている世界」を引き当てるために他人の金でガチャを回し続けるエウレカが「主人公死亡バッドエンド後のヒロイン」として正しすぎるほど正しく振る舞っており、ゾクゾクします。「バッドエンドの向こう側」にある光景を見たい人にはうってつけです。正直ハイエボリューション1を観ていてもよくわかんないくらいなので、いきなりアネモネから鑑賞しに行ってもむしろ大丈夫と言えます。

・FGOで現在開催されている「1500万DL突破キャンペーン」の☆4サーヴァントプレゼント、選ばれたのは――

 

 

 

 

 ――メディア・リリィでした。

 絡繰くノ一の段蔵と褐色ケモノ耳たるミドキャス、どちらも捨てがたいおっぱいであったが、stay nightやhollow ataraxiaをやっていた頃に夢想した「幼き日のメディア」が年季の差で我が迷いをペインブレイカーしてくれた。オケアノスの大魔女と組ませたい、という気持ちも決断を後押し。あと「末路のひどさにおいてゼパルくんと双璧を成す」と噂に名高いハーゲンティの幕間もずっと読みたかったんです。ユニットとしてのメディア・リリィは稀少なポジションである「ヒーラー」ですね。スキル「高速神言」のおかげで宝具をブッパしやすい。スキルレベルを上げるのに苦労するニトクリスやオケキャスと違って、レベル4まで上げればNP100以上のチャージができるから育成も楽々です。イアソンがサーヴァントとして実装された暁にはこの子と☆3のメディアさんでボコボコにしてやりたい。でもイアソンってクラス適性はライダーしかなさそうだからキャスターでボコるのは厳しいか……?

 500万刻みで来ているから、次の☆4配布は2000万DLのときですかね。今のペースで行くと再来年の初め頃? 段蔵とミドキャスのどちらかはそのときに貰うつもりですが、それまでの間にまた魅惑の新規サーヴァントが追加されて大いに悩むことになりそうな予感。いや、2000万という大きな節目、まさかの☆5配布なんてことも……ないか。『メギド72』みたいな有償の指名召喚チケットはそろそろ来るんじゃないか、って気がしますけども。仮に実現したとしても期間限定抜きの恒常枠オンリーでしょうが、それでも指名召喚したい☆5サーヴァントはたくさんいる。中んずく「アーツパのエンジン」と呼ばれる玉藻、高難易度で鉄壁の護りを見せるジャンヌ・ダルク、このふたりはキャラも相俟ってすんごく欲しい。正月の福袋に期待したい。

・『メギド72』は3章後半まで進めた。ぶっちゃけメギドの育成がまったく追いついておりません。開幕直後にガープの「かばう」が間に合わずボスエネミーのワンパンでアタッカーが沈み、涙目でリタイアすることもしばしば。石を割ってコンティニューすることも視野に入れながら攻略していますが、しばらくは手持ちの強化優先で本編攻略の手は緩めることにします。

 『メギド72』の章構成について、備忘録として書いておこう。『メギド72』は戦闘の前後にシナリオが挿入される形式となっていて、戦闘に掛かる時間を考慮しなければ1話あたり10〜20分程度のボリュームとなっています。第1章「辺境の剣」は第1話から第8話まで、第2章「王都の盾」は第9話から第16話まで、第3章「赤い月」は第17話から第24話まで……といった具合に、現在第6章までストーリーが配信されています。リアルイベントでは第9章までの大まかな内容、そして第10章以降の構想についても語られたらしいが、サービス開始時点で実装されていたのは第3章まで、つまり約1年間で4〜6章を配信したことを考えると……10章に到達するのって2020年あたりになるのでは? ちょっと気が遠くなるけど、「まだまだ楽しめそうだ」と前向きに受け取っていきたいです。

・スタリラは初のイベントである「はろいん→ハロウィン」が終わったけど、Androidよりも配信が一週間遅いiOS勢だったこともあって正直キツかった……というかボックスガチャが全然回せなかったです。

 ボックスガチャを回すためのアイテムはイベントボスを倒さないと手に入らないが、イベントボスへ挑むためにはAPではなく専用アイテムが必要で、その専用アイテムを集めるための周回を別途しなくちゃならない、っつーFGOで喩えたら「鬼哭酔夢魔京 羅生門」「星の三蔵ちゃん、天竺に行く」を合わせたような苛酷極まりない形式でした。配布の舞台少女「奔放なクモの魔女 恵比寿つかさ」はどうにかゲットできたが、専用の育成素材は集まり切らず☆4止まり。運営側も完走率が高くなかったことを把握しているのか、救済策として「ハロウィンつかさ専用の育成素材」を集めるためのクエストを期間限定で設置したほどです。結構期間が長いので何とか☆6にはできる、と思う。

 そして現在は「オペラ座の怪人」をモチーフにした新イベント「エピローグは仮面の向こうに」が開催中。星見純那がクリスティーヌを、大場なながファントムを演じます。純那は配布ですが、ななはガチャ産。しかも限定みたいだからばななファンは修羅と化しているであろう。イベントメモワール(概念礼装のようなもの)は目を輝かせて熱弁している西條クロディーヌの姿を描いた「オペラ座のことなら任せて!」がイイですね……クロちゃん可愛い。奥の方で腕組みして静かに聞き入っている真矢様の貫禄もツボです。Silence 天堂真矢。イベントの方はまだ途中までしかやっていませんが、「オペラ座の怪人」という馴染みのある題材を巡ってストーリーが展開していくのは単純にワクワクしますね。「ファントム」と言われるとついアインとかツヴァイの顔がよぎってしまうけど……CA(クライマックスACT、宝具や奥義のような必殺技)選択時の「墓標には、何色の薔薇を供えようか」と囁くばななに濡れるが、選択後のボイスが通常ユニットの使い回しなのか「ばななにおまかせっ♪」って一転して明るくなるのが何とも。

「ダーウィンズゲーム」TVアニメ化!FLIPFLOPsが描く異能力バトル(コミックナタリー)

 いわゆる「デスゲーム物」が流行っていた時期に連載開始した漫画ですね。訳も分からぬまま「死のゲーム」に巻き込まれ、否応なく殺し合いを繰り広げるハメになる……というベッタベタな導入。参加者たちは「異能(シギル)」と呼ばれる特殊能力を使って命懸けで戦います。と言っても「参加者みんな敵のバトルロイヤル」ではなく、協力できる奴とは協力していく。「クラン」というチームを組んで攻略していくのが基本なので、最初はソロだった主人公もだんだん仲間が増えていくわけですが……ヒロインの朱歌(シュカ)が好戦的でなかなかいいキャラしていた、という記憶はあるけど、実のところ既刊は積みっ放しになっている。このニュース見て慌てて発掘してきたから、放送開始までに崩しておこうと思います。

・拍手レス。

 メギド72の72柱ほぼ総出演の、キャラ紹介的側面を持つイベントの動画です。  https://www.nicovideo.jp/watch/sm33454160
 こちらはモーションや性能を確認するための動画。祖メギド https://www.nicovideo.jp/watch/sm33590319 真メギド https://www.nicovideo.jp/watch/sm33744175

 「メギドの日」に合わせて公開された「ソロモン王と秘密のアジト」ですね。調べてみたら開催期間がたったの3日間!? 当時やってたプレーヤーでも見逃した人がいるのでは……また来年のメギ日に復刻されるといいなぁ。やっぱり自分の端末で読んでみたい。

 星4配布嬉しいですよね!私は最初から柳生さん一択です。京まふの爆死が癒される・・・。
 ほんにありがてぇ……宗矩さんは武蔵ちゃんの体験クエストで立ち絵だけ出たときから考えると信じられないくらいキャラが立ちましたね。


2018-11-07.

・ソシャゲの掛け持ちで忙しくなりすぎた結果、ヤケクソになって更に『メギド72』『プリンセスコネクト!Re:Dive』までインストールしてしまった焼津です、こんばんは。あまりの忙しさに脳内物質がドバドバ出てきたわ(錯覚)。

 プリコネの方はインストールしただけでまだ起動してないんですが、メギドの方はちょろっとプレーしました。ツイッターなどの一部界隈において異様な人気を誇り、ちょっと前にも「キューティーヴァイオレンスナンバー5」というトチ狂ったワードがバズったこのゲーム、「気になっているけど何となく手が伸びない」という方もおられることでしょう。現に私もそうだった。もうひと押し背中を軽くタッチするだけで沼へ転げ落ちる、そんな淵ギリギリに佇んでいらっしゃる方々のため、軽く解説しておこう。

 えー、ストーリーは割と単純です。見ての通りのファンタジー物。ただ、未プレーの方に向けて「ヴァイガルドのヴィータである主人公が……」と作中用語をふんだんに交えて語ると混乱を与えかねないので、適宜一般的な用語に置き換えていく。『メギド72』の世界は「天界」「人間界」「魔界」の3つに分かれており、それぞれの住人として天使・人間・悪魔がいる。天界と魔界は直通していないが、両界ともに人間界へ通じるゲートがあり、天使の軍勢と悪魔の軍勢が人間界でぶつかり合って大戦争を巻き起こした過去もある。この大戦争は「ハルマゲドン」と呼ばれ、人間界では既に神話の領域となっていた。現在は両界ともに休戦中で軍団の進出も控えているが、魔界で枯渇しかかっている特殊なエネルギーが人間界にはたんまり存在していることもあり、悪魔たちの中で「休戦協定なんて破棄して人間界を侵略しようぜ! 天使どもと戦争になったって構わねえ! むしろ望むところだ!」と血気に逸る主戦派が台頭してきている。主人公は人間ながらも「召喚した悪魔を従える」という強力な指輪を保有しており、反戦派の悪魔たちとも協力しながら第二次ハルマゲドンの勃発を阻止しようと奔走するが……。

 もっと簡単にまとめると「天使と悪魔が人間界でハルマゲドンかまそうとしているから未然に防ぐぜ!」って話です。念のため書いておきますと、本来の作中用語は「天界→輝界(ハルマニア)」「人間界→臨界(ヴァイガルド」」「魔界→宵界(メギドラル)」であり、天使は「ハルマ」、悪魔は「メギド」と称されている。「ハルマとメギドの激突」でハルマゲドンというわけだ。ベースになっているのはいわゆる「ソロモン72柱」であり、ソロモン王が従えたとする72の悪魔をキャラクター化しています。鉄血のオルフェンズに出てきたガンダム・フレームやFGOの魔神柱と元ネタが一緒なので聞き覚え・見覚えのある名前が続々と出てくる。72柱をモチーフにした作品は他にもいろいろとありますが、「さすがに72は多すぎる」という理由からフルメンバーを出場させた作品はほとんどない。フルフルとムルムル、アイムとカイムなど似たような名前が結構あってややこしいのも理由の一つかもしれません。『メギド72』は「72柱すべてをキャラクター化する」という点で非常に意欲に満ちたスマホゲーです。72柱以外の悪魔も出てくるが、そのへんの説明は割愛。

 「故郷の村を幻獣(悪魔の手先)に滅ぼされた! → 仇を取ってやる! → 仇は討ったけどもう帰る場所もないし、他の幻獣を討伐して回るぜ!」とストーリーの流れもごくシンプルというか直線的で、ダラダラしたところがなく入り込みやすい。タイトル画面にも出てくるヒロイン「シバの女王」が登場するまでちょっと長いけど、逆に言うとそこまで進めたらズップリやめられなくなっちゃってる感じですね……一個一個の節を長すぎず短すぎず、ちょうどいいサイズにまとめているから読みやすい。ただし途中からパートボイスというか表示されている文章と似通ったニュアンスの言葉を登録されたパターンの中から抽出して発声するだけになったりするので、「予算がそこまで潤沢ではないのだな」と察するハメになります。『メギド72』はDeNAとメディア・ビジョン(『ワイルドアームズ』の開発元として有名)が共同開発したタイトルであり、「開発期間が3年半に及ぶ」というなかなかの労作なんですが、あまりにも時間が掛かったせいで配信前にプロジェクトが終了しかけたこともあったとか。

 ゲームとしてはコマンド選択式のターン制バトルですが、ドラフト――つまり「中央に表示された3種類のコマンド(アタック・スキル・チャージ)を敵と味方で交互に取り合う」という少し変わった仕組みになっており、慣れるまでは戸惑います。慣れてくると「自分の取りたいフォトン(コマンド)」を優先してゲットするか、それとも「相手に取られたくないフォトン(コマンド)」をあらかじめ奪っておくか……といった具合に状況を見ながら戦法を組み立てることができるようになって面白くなる。ターン制バトルのRPGはどれもこれも似たり寄ったりになりがちですが、これは独自要素を盛り込みつつシンプルでいてスカッとした爽快感も得られる、ユニークなバトルシステムになっています。なるほど、ハマる人が多いワケダ。バトルシステムのついでに説明しておきますと、本ゲームでは悪魔(メギド)をユニットとしてパーティ編成することで戦うんですが、ソシャゲによくある「ユニットごとのレアリティ」は設定されていません。メギドは初期段階だと☆1だが、育成素材を与えて「進化」(FGOで言うところの霊基再臨)させることによって最大☆6まで強化することが可能となっている。といっても☆1の次は☆1.5、☆2の次が☆2.5と、0.5刻みで進化していくため☆1から☆6に到達するまで10回も進化させないといけない。私はまだ始めたばかりなので、☆3に持って行くのがやっと。「メンバー全員生存」という条件を満たしてクリアすれば「攻略チケット」というアイテムで次回以降リザルトだけ受け取れるようになるので、周回に関しては楽な方なんですが……いろんな素材を掻き集めないといけないから育成に関しては割としんどい。けど、「気に入ったキャラを最前線で使い続けることができる」という点においては画期的なシステムだ。

 で、肝心のメギドはどうやって手に入れるのかと申しますと、一つは本編やイベントのシナリオを読み進めることで仲間になる「ストーリー加入」パターン、いわゆる「配布」です。もう一つが、想像はつくと思いますけど石を消費してのガチャ。初回のチュートリアルガチャは「気に入った結果が出るまで引き直せる」というリセマラ不要の仕様になっており、先述した通り「ユニットごとのレアリティ差がない」のでガチャに関しては有情だとうっかり錯誤しそうになりますが……実は『メギド72』のガチャ、「メギドそのものの排出確率があまり高くない」のです。通常時だと5%、「魔宴(サバト)」というフェス開催時は2倍で10%まで上がりますが、「10連回してメギド0」なんて結果も別段珍しくない。サバトのみ「29連目までメギドが0だった場合、30連目はメギド確定」という最低保証が用意されているものの、ピックアップ率があまり高くないらしいから「特定のユニット」を欲して回すと沼る可能性大です。実のところストーリー加入メギドがかなり強いので、戦力増強のためならそこまで夢中になってガチャガチャする必要はない。私が一番ツボに入ったキャラである「マルコシアス」もストーリー加入メギドです。奥義セリフの「私の本性は獣ッ!」に溢れる勢いが好き。「幻獣の跡形もありませんよぉ!」と喜悦を浮かべて言い放つ勝利セリフも大好きです。ガープは盾役として重宝するし、モラクスも奥義威力が高いし、普通に配布が主力となっている。

 ガチャ由来のメギドで気に入ったのはゼパル、ムルムル、アイムの3名。ゼパルは見た目が好みだったこともあり、チュートリアルガチャで排出されるまで粘ったんですけど、スキルが強力&チャージが短くて奥義を撃ちやすいからアタッカーとして存分に猛威を振るってくれている。ちなみに彼女はリジェネレイト体――要するに「バージョン違い」が実装されていますが、こちらはチュートリアルガチャからは排出されない。なお、「既に契約しているメギドを再召喚(リジェネレイト)することで外見と性能が変化する」って設定になっており、「見た目や能力が違うだけの同一人物」という扱いだから通常ゼパルとリジェネレイト体ゼパルを並べて運用することはできません。ムルムルとアイムはメギド確定召喚で来ました。スナイパーは不足していたので単純にありがたかったです。あ、書き忘れていましたが、『メギド72』にも「クラス」の概念があって「ファイター(剣)はトルーパー(槍)に強く、トルーパー(槍)はスナイパー(銃)に強く、スナイパー(銃)はファイター(剣)に強い」という関係になっています。一見するとFGOの三騎士(セイバー・ランサー・アーチャー)みたいな三竦み構図だが、実はちょっと違う。『メギド72』には「前列・後列」の概念があり、バトル開始時点でファイターとトルーパーは前列に、スナイパーは後列に配置される。そしてファイターとスナイパーは前列に対して攻撃力が上がり、トルーパーは後列に対してのみ攻撃力が上がる。なのでファイター相手に短期決戦を挑むならスナイパーではなく同じファイターをぶつけてもいいし、スナイパー相手に持久戦を試みるならトルーパーではなく同じスナイパーをぶつけた方がよかったりする。「FGOからスライドするとわかりやすい」ように見えて、意外と勝手が違うので注意。話を戻すとムルムルとアイム、どっちも可愛くて胸が大きいのでアップで映るとテンション上がります。ムルムルの勝利モーション、胸揺れと妖しい腰つきが最高ですね。アイムも細かい仕草が絶妙でクラッとする。3Dモデルの良さもさることながら、モーション演出が凝っているのも『メギド72』の密かな魅力だったり。

 確定召喚回し切ったし、しばらくはガチャ禁の誓いを立てながらのんびり本編を進めていくつもり。「指名召喚チケット」というサプチケやスカチケに相当するアイテムも近々販売される予定(『メギド72』の配信日は2017年12月7日、来月で一周年を迎えるからそれを記念してのもの)らしく、「購入してもいいかな……」と気持ちが傾く程度にはハマっています。ゼパルのリジェネレイト体が欲しい。けど、運営チーム曰く「リジェネレイトは含まれない予定」だそうで。予定だから変わるかもしれないが、変わらなかったらマルバスかアムドゥスキアスと交換しよう。来年もメギドの日と二周年記念で最低2枚は指名チケットを販売するだろうし、いずれリジェネも交換対象になると信じて課金すっかな。課金と言えばマギレコのスタートダッシュガチャ(課金石でのみ回せる☆4魔法少女確定ガチャ)もやろうどうか迷ったけど、決めかねているうちに期間が過ぎてしまった。チュートリアルみたいに任意の魔法少女を選べる仕様だったら購入していたかも。

・他のゲーム、マギレコはちょっと足踏み状態ですが、スタリラは周回が楽(スキップチケットすら要らず、APを消費するだけでOK。ただし経験値は入らない)だからこまめにプレーしています。「才能開花」(要するに進化)でユニットのレアリティが上がる――という部分は『メギド72』と似ているが、開始時点で☆2だったり☆4だったりとレアリティ差があるから仕組みとしてはプリコネの方が近いのかな。開花は「才能の結晶」というアイテムを集めるだけでいいので、比較的難易度が低いです。

 メインストーリーは正直言ってそこまで面白くないのですが、サブストーリーが充実していて「むしろこっちが本体なのでは?」って気がします。一緒に映画を観て感想を語り合う天堂真矢と神楽ひかりなど、アニメ視聴時には想像もしていなかった組み合わせで起こるミニイベントの数々がたまらない。というか、香子関連のイベントが全体的にこう、二桁歳児方面に行ってるのが何とも言えないですね……純那の水羊羹を勝手に食べたり、幼稚園の子供相手に人見知りしている香子、「気品 背負って行きましょか〜」と嘯く舞台版の香子と本当に同一キャラクターなの? おかげで石動双葉がアニメ以上に保護者ポジションを確固としたものにしています。ゲームオリジナルのキャラは容姿的にララフィンがツボですが、人間関係で言うと「巴珠緒」にガチ惚れしている「秋風塁」や、姉妹ながら別々の学校に通っている「夢大路文」「夢大路栞」から香しい百合のパフュームが漂ってくる。続けていくうちにどんどん面白くなっていきそうな雰囲気は感じますから、何とか続いてほしいですね……。

映画「このすば」タイトルに「紅伝説」、ビジュアルにはめぐみん&ゆんゆんの姿(コミックナタリー)

 『紅伝説』……? ともあれ、めぐみんがメインっぽいですね。カズマやアクアたちがめぐみんやゆんゆんの故郷である「紅魔の里」に向かう、みたいなストーリーなんでしょうけど、原作5巻をそのままアニメ化する感じなのか、それともまったくオリジナルのエピソードにするのか。もし5巻の内容を劇場版で消化するとなると、TVシリーズの第3期(あるとして、だが)は6巻からスタートすることになる……? 何にしろ、近場で上映してくれることを祈るばかりです。

【予告】「1500万DL突破キャンペーン」開催予定!

 来月くらいかと思っていたけど、予想より早く来たな。ピックアップの目玉は☆5フォーリナーの「アビゲイル・ウィリアムズ」、約1年ぶりの復刻です。ブレイクゲージ持ちの狂ボス相手に多大な強みを発揮する少女だ。意外とスキル構成が支援寄りだったりするのでサポート役もこなせる。同時ピックアップは「オケアノスのキャスター」とロビン、要するにこれセイレムピックアップでは……?

 ほか、☆5種火が実装されたり、フレポから☆4種火や☆5種火が低確率で排出されるようになったり、特別ミッションが追加されたり、いろいろと大幅なテコ入れを図っています。ADVパートに途中復帰機能が付いて、テキスト表示速度の変更もできるようになるという地味に嬉しい改修も入る。ダ・ヴィンチ工房に追加される新礼装「カルデア・ティータイム」、「風雅たれ」と同じ倍率なら凸でサポート時に絆ポイント15%アップか? 平常時のサポ礼装としては最上位クラスの性能になりますね。交換期限が結構長くて来年の1月末まで、間にクラスマスイベント(たぶんボックスガチャ)を挟むから何とか凸れるでしょう、恐らく。呼符とかフォウくんとかの在庫も一週間限定で復活するから、差し当たってはそっちを優先ですね。

 で、一番のビッグニュースはアレですよ、「☆4サーヴァント1騎プレゼント」! 去年9月の「1000万DL突破キャンペーン」以来の大盤振る舞いです。イベント報酬サーヴァント(いわゆる配布)や期間限定の☆4(パッションリップと浅上藤乃、それに水着鯖の面々)を除く54騎の中から好きなサーヴァントを1騎だけ選ぶことができる。発表された途端、ツイッターのトレンドが☆4サーヴァント関連のワードで埋め尽くされました。みんな待ちに待っていた奴ですもの、狂喜せぬわけがない。「既に交換するサーヴァントは決めている」って人も少なくないでしょう。その一方で「どれにしようか……迷う!」って人も多いはず。私は後者です。できれば未所持のサーヴァントが欲しい。それも普段入手し辛いスト限のユニット。悩んだ末、メディア・リリィ、加藤段蔵、「ミドラーシュのキャスター」の三択まで絞り込んだ。キャンペーンは明日(日付的には今日)から開催ですけど、☆4鯖が交換可能になるのは9日からなので、それまで目一杯考えるとします。

・拍手レス。

 エグゼイドはいいですよー。ビジュアルで色々言われてますが、視聴して後悔はさせませんよ!
 見た目の第一印象は正直……でしたが、話の展開早くて爽快感もあってなかなか楽しいです。


2018-11-01.

・スタリラこと『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』の配信が始まって、「試しにちょっと触ってみよう」とDLし、ついでだから……と前々より気になっていた『マギアレコード』も勢いでDLしたせいでFGO、グラブル、スタリラ、マギレコの4本を掛け持ちすることになり「やることが……やることが多い……!!」と有森ってる焼津です、こんばんは。

 FGOのONILANDは高難易度も含めてひと通り終わったものの、グラブルで新イベント「ビストロフェードラッへ」が始まったこともあり、どれにどんだけ時間を割けばいいのか悩ましいかぎり。積読を崩したりアニメ観たりもしたいしなぁ。日曜になんとなくテレビ点けたらやってたジオウの影響でエグゼイドの視聴も開始しちゃったから本当に時間が足りない。ツイッター眺めていると4本どころか10本くらいスマホゲーを掛け持ちしている人が結構いますけど、あれはどうやって時間を捻出しているんだろう。アニメ観ながらやってたりするのかな。

 スタリラはアニメ版レヴュースタァライトの後の話を描いている。後日談というよりは「劇場版」みたいなノリですね。聖翔祭とは別に、全国の演劇系学校から選出された生徒たちが参加する「劇フェス」――要はインハイみたいなイベントが開催される、という唐突感溢れる幕開け。更に「謎のオーディション」も始まり、コロス(ギリシャ語で群衆の意味)なるエネミーが続々と湧いてくる。おまけに謎の少女が「このままでは『スタァライト』が消えてしまう」とか言い出す。アニメ版ではチラリとも触れられていなかった設定が次々と出てくるので戸惑います。スクールごとのエピソードではオーディション云々と関係ない日常風景が描かれており、内容的にはこっちの方が私の求めていたものに近かった。ハロウィン合わせで開催された季節イベント「はろいん→ハロウィン」も、「人見知りの激しい内弁慶な花柳香子が幼稚園でのボランティア活動を経て少しだけ成長する」という他愛ない出来事を程良い分量で綴っており、「ええやん、今後もこの調子で頼むで」と満足しました。双葉の保護者っぷりがたまらなく微笑ましい。このイベントのメインで配布枠でもある「恵比寿つかさ」はスタリラで追加された新キャラですが、「もともと存在していたのでは……?」と錯覚するくらい馴染んでいる。キャラとキャラとの距離感がちょうどいいんですよねー。「野々宮ララフィン」も可愛かった。

 マギレコは配信当時からずーっと気になっていたアプリですが、「掛け持ちでやるのはキツそうだな」と長らく敬遠していました。実際、あまり時間が取れずやり込めていない。とりあえず、「今更だけどマギレコもやってみよう」と私をその気にさせたイベント「百江なぎさは願いを叶えた」だけ終わらせました。劇場版である『叛逆の物語』に登場した、TVシリーズには存在しない(魔女としては出てくるが)魔法少女「百江なぎさ」がキュゥべえと契約を交わすまでに至った経緯を綴る劇団イヌカレー書き下ろしのエピソードです。マギレコのシナリオに虚淵玄は関わっていないが、設定面でいろいろとまどマギやマギレコに関与しているイヌカレーはちょくちょくイベントのシナリオを手掛けているらしい。最初が確か2月のバレンタインイベントで、次が7月の「波打ち際のリボン」だっけ。「百江なぎさは願いを叶えた」は新聞に一面広告が載ったりして大きく注目を集めましたが、あくまで「マギレコ時空のなぎさが魔法少女になるまで」を描く話であってアニメ版もこうだったとは限らない、というスタンスの模様。キュゥべえにスカウトされたものの、「叶えたい願い」が何なのかわからない……というなぎさが最終的に「答え」を見出す。彼女のなれの果てを思うと、ある意味ハロウィンに相応しいイベントかもしれない。童話などの「不幸なお話」を読むと心が軽くなる、という時点で既に救いのない結末を予感させた。「なぎさ=チーズ好き」のイメージが強かったけど、「チーズそのものは別に好きではない」という事実が明らかになって衝撃を受ける。彼女にとってチーズは食品(フード)ではなく象徴(シンボル)なんだな……「訣別」を巡る物語かもしれないが、むしろ「訣別の失敗」が顕れたエピソードではないかと思う。何かの小説にあったけど、「許さない」ことも執着心の発露であり、絆の一種なのだ。それはそれとして、イベントクエストは始めたばっかりの新参にとってはやや難易度が高めだった。でもサポートの強い魔法少女で単騎運用すればサクサク倒せる。ターゲット変更のできないFGOよりも楽だった。☆4魔法少女は無難にまどかを選んだので、育成もなるべく頑張っていきたい。今欲しい魔法少女はやちよさん。☆2だからいずれ手に入るでしょう、たぶん。

・澤村伊智の『ぼぎわんが、来る』読んだ。

 “あれ”を招き入れてはならない。呼びかけにすら答えてはいけない。“あれ”は人間に似た姿をして、人間のような言葉を漏らしながら近寄ってくるが、決して人間ではない――祖父が亡くなる少し前、家を訪ねてきた“あれ”のことを、田原秀樹は十数年経ってもなお忘れることができずにいた。「言うこと聞かない子は○○に連れていかれるよ」というのは躾によく使われる脅し文句だが、“あれ”の名前はそういった用途にさえ使われていない。「子供を怖がらせる」程度では済まない存在なのか。酔った時に一度だけ、祖父がその名を口にしていたという。すなわち「ぼぎわん」と……。

 第22回日本ホラー小説大賞「大賞」受賞作。賞モノが好きだから刊行直後に勢いで購入したものの、「ぼぎわん」という気の抜けるタイトルにいまいち食指が動かず3年間も放置してしまった。崩すキッカケとなったのは映画の予告編(正確には30秒くらいの「特報」)である。12月に実写映画が公開される予定なんですが、題名は変更されてただ『来る』になっています。超シンプル。おかげで最初、タイトルと思えなくて「デカいテロップだなー。で、タイトルは何?」って間抜けな反応をしてしまった。岡田准一が主演なので「岡田准一 ホラー映画」と検索してやっと「あれがタイトルかよ!」と気づきましたよ。興味を惹かれたので原作読むべく積読の山をチェックして回ったんですけど、本が見つからなくて焦った。買った時期からするとこのへんの層にあるはずなのに……そういえば2年ほど前、「『ずうのめ人形』と一緒にまとめて“あそこ”へ置いておこう」って移動させた記憶がうっすら残っている……しかし“あそこ”がどこなのか思い出せない! こうすればわかりやすいだろう、と置き場所を変更した結果、却ってどこにやったかわからなくなるという「失くし物あるある」。「見つからないと余計に読みたくなる」心理に苛まれ、仕方なく文庫版を買い直しました。これで中身が期待ハズレな内容だったら物凄く後悔していたところだけど、「買い直してでも読む価値はあった!」と納得できる面白さだったのでマンマン満足です。

 妻子を持つ会社員・田原秀樹が「ぼぎわん」なる正体不明の化け物に付け狙われる、というのが大まかな内容です。ぼぎわんとはいったい何なのか? なぜ秀樹とその家族を執拗に追い回すのか? 「わけのわからないものが襲い掛かってくる」恐怖が肝ということもあり、「第一章 訪問者」の時点ではほとんど謎が解明されません。「ぼぎわんは恐らく○○○○○かそれに類する言葉が訛ったものではないだろうか」程度の推察は入るにせよ、具体的なルーツや対処法がわからないまま未知の「何か」と直面するハメになります。ぼぎわんは言葉を喋るタイプの化け物なんですけど、たまに意味のわからない単語が混ざったりするの「人間のフリをして言葉を並べているだけ」なムードが濃厚でゾッとするんですよね。序盤の回想でも、「普通の遣り取りとして成立していたはずの会話が急に破綻する」のがすごく怖い。ホラー小説として見た場合、恐怖のピークに達するのがこの「訪問者」パートなので、第一章はなるべく休憩を挟まず一気に読み通しましょう。

 「第二章 所有者」からは少しペースを落としてもいいです。一旦状況が落ち着いて、異なる角度から事態を眺め直していくことになる。まだ「ぼぎわん」の脅威が去ったわけではなく、ときどき揺さぶりをかけるような真似もしてきますが、「単なるモンスターが襲ってくるだけのホラー」ではないことがある種の衝撃とともに理解されます。そうか、第一章のところどころでポツポツと湧き上がってきた微かな違和感は錯覚じゃなかったのか、と。世界が切り換わるような仕掛けで寒々しさすら込み上げてくるが、「それでもなお否定できないもの」を見出すラストによって不思議な熱さも同時に迸ってくる。そして「第三章 部外者」に至ってようやく「ぼぎわんとはこういうものなのではないか」という謎解きが入って、腑に落ちるような感触を得ます。正体(というか実態)が判明することで恐怖が薄れてしまうデメリットも抱え込んでいますが、すべての謎を投げっぱなしにしてひたすらショッキングなシーンのみを連ねる「張りぼてホラー」よりはずっといい。「怖い!」→「なるほど!」→「面白い!」とひと粒で3度美味しい小説です。

 「『幽霊より人間の方が怖い』みたいな話や、お化けだと思ったら人間の仕業でした的なオチが好きじゃない」と語る作者が書いた一冊だけに、ぼぎわんは直球ストレートな「化け物」に仕上がっています。プロの霊能者が出てきてバトルめいたお祓いを繰り広げる白石晃士監督作品的なノリもあるから好みはわかれるところでしょうが、「怖いけど、怖いだけじゃないホラー」が読みたいって人にはオススメです。映画公開時期に合わせてコミカライズの第1巻も発売されるので、「漫画だったら読んでみたいかも」って方はこちらをチェックしてください。ネットで検索すれば何話か試し読みできるはず。さて、面白かったから当然2作目の『ずうのめ人形』も読みたくなってきましたが……まだ見つかっておりませぬ。こっちも文庫版買い直さないといけないのか……。

・拍手レス。

 キュアハジュン(激烈大爆笑)
 劇場で「がんばえーはじゅんー」って声援を送る幼女たち想像してホッコリ。


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